« じゅってんご。 | メイン | 梅雨明け。 »

ネット選挙

7月4日公示予定で7月21日に投開票が行われる参議院議員通常選挙では、
インターネットを通じた選挙運動が可能になるということで話題を呼んでいますが、
個人的な見解からすれば、ネット選挙には反対で、何ら活動をするつもりはありませんし、
選挙期間中には余程の重大事件が起こらない限りは、
選挙を含めた政治に関する話題には敢えて触れないつもりでいます。

それというのも、私が2000年前後の比較的自由だった頃にネットを始めた世代であり、
自分にとってのインターネットは「自由な世界」であり、現実とは一線を画した虚構で、
同時に趣味を通じた「善意」によって繋がりあう、言わば村的な素朴な世界だったからです。
そこに貨幣経済の道理が持ち込まれ、今度は選挙という現実までもたらされようとしている、
自由だった世界が現実と同じ束縛された世界となるのにはやはり抵抗感があります。
「便利だから」という理由だけで、精神を置き去りにして選挙運動を行おうとするから、
失言による不祥事や炎上騒動を苦にしての自殺とかなるわけで、
今のインターネットのあり方には個人的に寂しいものを感じずにはいられません。

そんなわけで、選挙期間中は政治の話をしないことを宣言しておきます。
期間中に政党バナーとかを見かけたら、片っ端から広告ブロックにかける予定です(爆)
まだ最初なので、そこまでやかましいことにはならないとは思いますが、
現実同様に選挙カーのように煩わされないことを祈りたいです。

まぁ、別に選挙の話に関しては、先日の静岡県知事選・東京都議会選で触れてますので、
私の見解については改めて語るまでもないでしょう。
選挙の争点はアベノミクスに対する是非みたいなことになっていますが、
賛成派は自公政権に投票するとして、問題は反対派の投票行動ですね。
結局、どこも決め手を欠いている状況に変わりがなく、
票の分散のリスクばかりが高まっています。
現時点ではやっぱり地元選出議員が幹事長やっている政党に入れようとは思ってますが…
そういう何か決め手がないと入れ渋っちゃう現実があるだけに、
野党は難しい選挙となっちゃいそうですね…


◆ニュースネタ 世界遺産登録された富士山が「山開き」も…
先日の土日はなんか道路が混んでました…
富士市や富士宮市なら分かるけれど、何でここまで? 通り道になっちゃったのかなぁ…
そんな富士山の世界遺産登録に沸く静岡県ですが、
登録以降は曇りがちな天気ということもあり、富士山が綺麗に見えた日は一日もありません。
急に視線が殺到しすぎたのか、恥ずかしくて隠れちゃったようです。

そんなこんなで連日のように富士山のニュースが流れていますが、
現在主な話題になっているのが「入山料」ですね。
試験的に1000円の入山料を取ることにしたようですが、
これは強制ではなく、任意のようで、実際は支払わなくてもOKのようです。
導入している屋久島でも入山料を払っているのは5割ほどのようで、
実際にどれだけの人が入山料を払うのか、混雑抑制に繋がるのかは分かりません。
個人的には1万円ぐらい取っちゃえよと思いますけどね。
今のままでは登山ではなく、人の流れに任せた行軍ですから…まぁ、コミケとか好きなら(^^;

同時に問題となっているのが「トイレ」の問題で、
富士山が山開きしたものの、水を汲み上げる関係で山頂付近のトイレは使用不可能で、
7月11日頃になるとのことです。
他にも有料トイレなどもあるようですが、こちらも任意の支払いのため、
支払わない人が数多くいて、トイレの維持さえも不可能になっているとのことです。
マナーの悪い登山者が増えることも予想されますし、頭の痛い問題です。

まぁ、結局のところ、富士山が世界遺産登録をされたといのは「プライド」の問題であって、
観光として宣伝しようという気はあまりなかった印象もあります。
勿論、経営難の富士山静岡空港は別でしょうが。
現実的に観光として増えても富士登山は成り立たないわけで、
今後2~3年は難しい舵取りになっちゃいそうです。
そんなわけで、皆様にはしばらくは心に思い描くだけ、
眺めるだけにしていただけると有難い所存です(笑)


◆PCネタ アマゾンのタブレット『Kindle Fire HD』が3000円引き
アマゾンのネット通販では7月7日まで、
店頭販売分はエディオンやノジマで7月12日まで3000円引きで販売するようです。
(追記:訂正)
当初はアマゾン通販分は7月2日まででしたが、7月7日まで延長されたようです。

正直、この期間限定価格には驚かされたわけで、
『Kindle Fire』が1万円切りの9800円というのは驚きの価格です。
もっとも、性能等を考えれば、『Kindle Fire HD』の16Gが妥当で、
それでも1万2800円というお値段は非常に魅力的です。
今月にライバルであるグーグルの『Nexus7』の新作や、
この先に予定されている『iPad mini』の新作に対抗するために、
早めに手を打ってきたということでしょうか。

今までは「タブレット~?」と個人的には懐疑的な立場だったものの、
ここまで価格を抑えて宣伝されると、さすがに興味も出てきます。
色々と性能等を調べたところ、価格を抑えただけあって機能面も制限されており、
GPSも非搭載で、そういった面ではNexus7等のタブレット端末に劣るようです。
ただ、それも考え方次第で、価格が安いことから、
オーディオプレイヤーや動画再生可能なメディアプレイヤー、
電子書籍リーダーの延長線にあると考えれば、妥当を超えて魅惑的にも思えてきます。

現時点で私はスマートフォンのような高機能携帯電話や、
iPodといった高性能オーディオプレイヤーも持っていませんし、
そういう意味では買ってみようかな~という気持ちが大きくなってきています。
ただ、GPS非搭載で地図機能が弱い点と、
公衆無線LANスポットの一部減少による外出時のネット環境の悪さがネックとなり、
同時に、自宅用のメディアプレイヤーとして使えるメリットとの間で揺れており、
外では使いづらそうだけれども、内では使えそうだ、の迷い状態になっています。
早くどうするか決めないとなぁ…


◆プロ野球ネタ プロ野球オールスターゲーム 監督推薦選手を発表
うーん… 今回は札幌ドーム・神宮・いわきでの3試合が予定されていて、
パリーグを指揮するのが日ハムの栗山監督だからなのか…
随分と日ハムの選手が多くないですか? 合計9人ですか。
ロッテ5人、楽天5人、ソフトバンク4人、西武3人、オリックス5人…
ロッテと楽天は分かりますが、ソフトバンクと西武が少なすぎのような…?
5位・6位のチームから、これだけ大量に選出されるのも混パの象徴でしょうか…

一番驚かされたのが、日ハムの矢貫投手で、正直言って誰かと…?(苦笑)
未だに慣れない、「矢…なんだっけ?」と毎回確認してタイピングしちゃってます。
成績を見てビックリしたんですが、あんなに防御率良かったんですね。
登板するタイミングがビハインドのロングリリーフが多かったので
残念ながら活躍している印象があまりありませんでした。
申し訳ないとは思いますが… 何で選ばれたのか、少し不思議に思っちゃいます。

あとはソフトバンクの内川選手が選ばれていないのが変というか、妙です。
パリーグ打率部門でも長谷川選手に次ぐ2位ですし、選ばれて当然の選手のはず。
普通に考えれば、ショートは松井稼頭央選手を始め、鈴木大地選手もいますし、
上手い下手は別にして、浅村選手も内野ならどこでも守れるわけですから、
大引選手を選ぶ必要があったのかと思わなくもないです。
まぁ、おそらく、松井稼頭央選手が腰痛持ちで計算ができず、
セカンド選出の井口選手も今はファーストを守っており、
二遊間を無事に守れそうな選手が鈴木大地選手だけだったからでしょうが…
しつこいようですが、浅村選手はセカンドもショートもサードもいけますよ?
上手い下手は置いておくとして(苦笑)

ライオンズファンとしては、炭谷選手が選ばれたなかったのは遺憾です。
伊藤・嶋選手と2人決まってしまったので、当落線上だとは思っていましたが、
半レギュラーの鶴岡選手(大野選手との併用)に負けるとは思ってませんでした。
昔、西武黄金時代に森監督が伊東捕手にマスクを被らせて、
他球団のエースの力を探っていた、なんて話もありましたが…
ちょっと、そういう邪推もしちゃいますよねぇ…

つまり、何が言いたいかと言えば、自軍の選手を選びすぎだゾ、栗山英樹…
まぁ、そんな感じで、スターダスト祭りは見ないと思います。
おいらも雄星だけでええわ。


◆ライオンズネタ 2勝4敗で6月も失速したライオンズ
極度の貧打に苦しみ、先週は2勝4敗の負け越し…
まぁ、それでも、昨日の試合を勝ったことは一つの安心材料です。
色々と不満が募っていた渡辺監督の選手の見極めも一時よりも進みつつありますし、
ようやく戦力整備に本格着手されるかなという感じがしています。

その中で切り捨てなければいけない選手が、元エースの涌井投手です。
正直に言いまして… もうエースとして見る影もないです。
一部では高校時代の貯金が尽きたという言い方がなされていますが、
それの一部に同調する面はありますが、それは正確な解答ではなく、
少なくともプロ2年目の飛躍には下半身のトレーニングの成果だったのは間違いなく、
2010年頃まではチームの中で最も走る投手の1人でした。
問題はその年で、2010年に入る前のオフにノースローで肩を休めることを優先し、
ここから走りこみの量が落ち始め、その年のオフには年俸調停騒動、
翌年は遊離軟骨による痛み、昨年は女性問題騒動、今年はWBCと、
2010年頃を境にして走りこみの量がグッと落ちたことが根本的な原因です。
それが下半身の粘りに基づく投球フォームを崩す結果となり、
ボールがシュート回転しまくったり、制球が甘くなった原因だと思われます。
それを再生するためには、どれだけのトレーニングを積めばいいのか分からず、
今季中に再生するかどうかは正直分かりかねます。
短いイニングならば、スタミナを度外視できるので、それなりにやれるでしょうが…
先発に拘る限り、ある程度割り切って考えなければいけない状態になっています。

ただ、それ以外の先発陣は、岸・菊池雄星・牧田・野上・十亀投手と安定しており、
6人目の先発もベテランの西口投手と石井一久投手、
若手の藤原投手と岩尾投手、武隈投手といったメンバーが揃っており、
彼らを交代に先発させた方が遥かに効率的だと言えます。
そういう意味でも、涌井投手に対しては厳しく接する必要があると考えます。

打線に関しては、クリス・カーター選手が調整不足で抹消となり、
スピリー選手もいまひとつ信頼が置けない状態で、オーティズ選手が懐かしくなります。
トレード放出した高山選手が阪神で結果を残しており、フロントの無策に呆れ返ります。
まぁ、使わない首脳陣にも問題がありますけどね。
貧打の主要因は、片岡選手の故障で機動力がグッと落ちたことと、
外国人選手の不振で下位打線に厚みがないこと、です。
そういう経緯から、日曜日は打線を入れ替えて、ヘルマン選手を1番起用したわけですが、
結果的にこのオーダー変更は大正解だと思います。
打てない時は下位打線が薄くなってもいいから、上位に選手を集中させるべきです。

打線のキーマンとなるのは、ルーキーの金子侑司選手でしょう。
日曜の試合では一時勝ち越しとなる3ベースを放つなど、思い切りの良い打撃は健在です。
日常生活であまり「レッテル付け」というのは失礼に当たるのでしていませんが、
(だって他人から「戦力外」とか「不穏分子」とかのレッテル付けられたら嫌でしょ?)
プロ野球選手に関してのみ、ある程度割り切って見ているのですが、
その中でも自分の眼力では測り切れない「天才肌」な選手というのは、やはりいるもので、
プロ野球を真剣に見るようになった頃には、松井稼頭央選手は一流でしたので省くとして、
中島選手や浅村選手はデビュー当時からそういった雰囲気を感じる選手でした。
個人的にそれと同じ流れに乗っているのが金子選手で、
やはり他の選手とは違う「何か」(打者としての可能性・風格)を感じます。
まぁ、大体、打てる選手というのは立ち姿を見てもカッコいいですよね。
打てる気がしますもん。永江選手はそうは見えませんもん(苦笑)<もっと工夫を!
ただ、中島選手も浅村選手も性格的にはお調子者タイプでありながらも、
野球に対しては非常にストイックで、人一倍練習を積み重ねてきただけに、
金子選手も2人に負けじと、才能にあぐらをかかず、どれだけ練習ができるかです。
その意味でも、金子選手が大成するかどうかは非常に気になりますね。

投手のキーマンとなるのも、同じくルーキーの増田達至投手でしょう。
リリーフはウィリアムス投手が戻ってきたことで、安定の兆しを見せていますが、
実績のある投手が少ない状況は変わらず、層の薄さは否めません。
昨日の試合も岡本篤志投手がリリーフ失敗してしまうなど、不安定さを露呈しましたが、
逆転のピンチを抑えたのがルーキーの増田投手で、
1軍デビューからその堂々とした投球は抑えとしての資質を感じさせるものです。
まだドラフト1位として恥じないような絶対的な能力は見せられておらず、
8イニングを投げて被安打11というのはやはり多め、
ただ、与えた四球が1個だけというのは増田投手の投球を象徴しています。
とにかく打者に向かって行く、真っ向勝負していく姿勢は、
点差を意識して逃げの投球に終始しがちなリリーフ陣の中で光っています。
1軍デビュー当時はストレートが140キロ前後で、迫力不足な面もありましたが、
昨日の試合では145キロをマークするなど、スピードも徐々に出てきましたし、
スライダー・カットボール・カーブ・スライド回転するストレートは魅力です。

そんな2人のルーキーの成長がライオンズ復活の鍵だと思います。
…あ、最後に打順編成に関しては、金子選手は2番よりも好きに打たせたい感じ。
よって、
1(三)ヘルマン、2(右)大崎・熊代、3(左)栗山、4(一)浅村、5(中)秋山、
6(指)スピリー・カーター、7(二)金子、8(捕)炭谷、9(遊)鬼崎・永江・山崎
を推奨。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)