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もしも

死に方を選べるとしたならば、自分は脳死がいいです。
もし、そうなったならば、誰か私の心臓を突き刺しに来てください。
大丈夫です、殺人じゃありません。せいぜい死体損壊罪です。
遺産(があればいいけれど)の一部を報酬ということで、よろしく。

ということで、臓器移植法改正案は参議院でもA案が通っちゃいました。
修正A案でいいじゃんと思うんですが…
臓器売買法が良かったんでしょうかね。優性主義ばんじゃーい。
もうガス室に入れてくれって感じですわ…
A案でも臓器提供に限って脳死を人の死とするという説明もあるにはあるものの、
そんなもん解釈でいくらでも変更されるだろうから、無限定と考えていいでしょう。
脳死者の次は若年認知症患者にしよう、その次はニートにしよう、
次いで障害者にしよう、貧乏人も必要ないから臓器取っちゃおう。
そんな世の中になるなら、殺してください、もう。

もう決まってしまったものは仕方ないけれども、
臓器売買が万が一にも行われないよう最大限の防止策を練ってもらいたいです。
加えて、脳死判定を正確に行うこと、
各種法律問題に対する備えを十分にしてもらいたいです。
実際に改正となった所で、「脳死を人の死とする」という文言の削除のみで、
刑法を始めとする他の法律に即座に影響を与えることはありえないでしょうが、
(たぶん脳死者の心臓に突き刺したら、殺人罪で逮捕されると思う)
それが裁判で争われるようになった場合、
判例による解釈で認められるようになる可能性はあるでしょうね。
こういう問題こそ裁判員裁判に相応しいわけですが… どうなりますかねぇ。

最後に反対派の会見記事。危惧はごもっともです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090713-00000098-jij-soci


◆政治ネタ 自民党が都議選に敗退で衆議院解散、8月30日決戦へ
都議選は予想通りの自民党大敗、政権交代の風が吹きまくってます。
もうどう転んでも自民党の負けは確実でしょう。
いつやっても同じなら、自民党内や野党から降ろされる前にということでしょうか。
こうなるなら、もっと早く解散しとけば良かったのにね。
就任当初からの「話が違う」って所が麻生政権終焉の始まりだったのでしょう。
約束は守らなきゃダメですね。信頼関係が損なわれちゃう。

そんな自民党・公明党の政権与党と民主党ら野党連合の対立の中で、
幸福実現党なる政党が名乗りを上げたとか。
宗教法人・幸福の科学がバックアップする政党だそうな…
…なんつーか、バカなことをしたな、と。
創価学会の公明党と同じことをしたいんでしょうか?
政教分離の原則は守られるべきです。
政治と宗教は完全に分離することはできませんが、
宗教が政治を堕落させるのは世の常です。
それは当たり前のことです。
宗教は善悪二元論で済むけれども、
政治でそんな二元論をやってしまえば、一方の人間の切捨てを意味するわけで、
あちらを立てればこちらが立たず、常にそこに利害関係にある人間がいるんです。
全ての人(少なくともその宗教を信ずる人間)の幸せを願う宗教に、
どちらかの不幸を背負わせる決断なんてできません。
両者にとって得でもあり、損でもある決断をするのが政治であると私は思ってます。

そうやって宗教の力で政治に介入しようとすれば、
その宗教を信ずる人の政治的意思さえも粉々に粉砕しかねません。
信ずる宗教団体のバックアップがあるか否かは投票の材料になるかもしれませんが、
それはあくまで一要素に過ぎないはずです。
政治的選択が宗教によって阻まれるのは、あまりにも酷い話です。
そもそも私に言わせれば、宗教ってのは信ずることが全てではない、
自ら考えて感じ取ることが宗教の本質なんじゃないかと思います。
そいういう意味では、胡散臭さはあるものの神秘体験ってのは宗教の本質でもわるわけです。
そこからそれを体験した「本人」が何を感じ取るか否かって意味で、です。
神秘体験が宗教の正統性を保証するものではありません。
…で、話を戻しまして、一言で言えば、
宗教団体がバックアップする政党ってのは、どうしても投票行動が単純になってしまう、
そうなることは政治的関心や興味の対象を狭めることになり、政治の衰退を呼ぶ、と。
同時に、政治的野心を抱いた宗教は当初の目的を忘れて堕落すると。
…まぁ、それが何であるかは敢えて言いませんが… ゲフンゲフン。


◆高校野球 夏の地方予選が各地でスタート
そんな中での悲劇といえば、大分・柳ヶ浦高校のバス事故ですよね…
事故を起こした副部長の責任もありますが、それ以上に学校の管理責任が問われますよねぇ…
高校野球の名門校が古いバスを使っていたことや、運転手を付けていなかったこととか…
悲劇ではあるものの、学校側の責任に拠るところが大きいように思います。
そう考えると、相変わらず学校の責任意識は一般社会に比べると弱いですよねぇ…

事故は悲しかったものの、出場辞退とならずに安心しました。
亡くなられた野球部員の親御さんは立派だと思います。
頭では分かっていても、大会に自分の息子が参加できないという事実は悲痛なことでしょう。
そう簡単にはできない決断だったろうと思います。
精神的なショックはかなり大きいでしょうが、
元気に野球ができることに感謝して頑張ってもらいたいですね。
悲しいことがあった分だけ、絆を感じあえる最高の夏にしてもらいたいです。

その他にも広島の広陵高校や大阪の大体大浪商といった強豪校が
新型インフルエンザの影響を受けたりと、今年は受難続きですね。
両校とも出場するみたいですが…
こういった高校生とは別の所での社会問題による影響は頭が痛い所です。
んー、でも高校野球はまだマシなんかなぁ…
年末・年始の高校サッカーへの影響の方が心配になってきますよね…
もう新型インフルエンザは日本中どこででも感染しちゃうようなものですし…

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