私の中に
入ってくるな、と叫びたくなる今日この頃です(嘘)
今日の昼頃に秋葉原で無差別殺人事件があったそうで。
犯人は静岡県裾野市の青年ですか。隣の市じゃないかという二重のショック。
地方の人間なので、秋葉原には数回行った程度でしかありませんが、
それでも知っている場所2つが重なると、
何とも言えないモヤモヤした気分になるもので。
報道で伝わってくる事件の内容を知るだけでも戦慄が走るというのに、
嫌な事件というよりも、気持ち悪い事件というのが率直な気持ちです。
実際に自分がその事件現場に居合わせたとしたらと考えると、
どういう対応を取るのがベストと言わないまでもベターなのかさっぱり分かりません。
凶器に素手で対応するのは武術の有段者でない限り無謀というものですから、
距離が離れていれば、逃げる方がいいんでしょうが、距離が近かった場合はどうなのかなと。
…まぁ、事件があったばかりでこういう話をするのは不謹慎なんですが、
隣で人がちょうど刺されている所だったりした場合は、
逃げる方が死亡確率上がりそうですよね。
「背中に傷のある奴は完璧超人じゃないから」というのは冗談で、
背中を見せた瞬間無防備になりますし、相手との距離も図れなくなるでしょうから、
まず間違いなく次に刺されてしまうでしょう。
そうなると熊の対処法じゃないですが、相手の懐に飛びこんだ方がいいのでしょうか。
それはそれで怖いけれど、後ろからやられるよりはマシなんかなぁ?
とりあえず、タックルの練習ぐらいはしておいた方が良さそうです。
こういう無差別事件が起こって思うことは、
人間として超えてはならない「線」を越えた瞬間、
それはもう他人の言葉だとか、力だとかがどうしようもなくなるということですよね。
サスペンスの事件のように殺害の対象者や目的がはっきりしてるなら防ぎようもありますが、
一度線を通り越して事件を起こしてしまってからでは防ぎようがない。
人込みにトラックで突っ込むことも、次々と人を刺すことも、容易には止められません。
現に逃走中に刺していったという話も聞いていますし、
警察官がすぐに来たとしても、そうそう簡単に収まるというわけにはいかなくなってます。
こういった惨劇を防ぐことができないというのが最大の頭痛の種です。
裏を返せば、それだけ私たちの日常生活には一つ「線」を越えた瞬間に、
凶器と化すものが溢れているとも言えます。
暴走した自動車がその典型ですし、
車に乗らなくとも電車のホームで後ろから背中を押すだけで殺人は成立しちゃいます。
包丁はもちろんのこと、各種大工道具や機械類等々。
一つ人間として使い方を誤るだけで、幾らでも死に近づく要素は溢れています。
「日本は安全な国」と長く言われ続け、データからもそれは確かなのですが、
それは私たち一人一人がそれぞれを安全な用途で使うという約束を守ってるからであって、
それが崩れた瞬間、幾らでも死は溢れているということでしょう。
そういう意味では、人生を諦められて、線を越えられちゃうとどうしようもないわけで、
私たちができるのは、いかにその線を越えちゃわないようにするかだけだと思います。
昔なら世間の目とかいうものだったのでしょうが、
そういった他律的な要素はほぼ崩れているといっても過言ではないので、
なかなかに難しいと思われます。
そうなると自律的に制御できる人間を育てるようにするのが第一じゃないかと。
これがゆとり教育が目指していた本来の目的だったんでしょうが…まぁ、今はどうでもいいか。
ほとんどの国ではその役割を担っているのが「宗教」ですよね。
自分とは違う「神の視点」を自らに抱き、自分を律していくという形。
果たして、今の日本でそういった自らとは違う「別の視点」を自らに養い、
自らを律し、修正していく力を個々人が持っているのかと考えると… どうなんでしょうね?
まぁ、あんまり宗教とかを取り出してきて、
結果依存的に生きることになるのは嫌なので、過度には取り上げませんが、
そういった宗教的要素を私たちの生活の中に再度取り込む必要があるように思います。
自律的に生きることの意味を再度問わねばならない時に来ているように感じました。
真剣な話はここまでにして、最初のタイトル部分に戻っての話。
もう一つショックだったのは、夕方のニュース等、報道時の野次馬かなぁ…
まぁ、裾野市民が全員通り魔犯だとか、静岡県民は殺人鬼だとかあり得ないので、
全部が野次馬だったわけがありませんが、
こういうった事件があった現場でカメラを意識した態度を取る心理が分かりません。
ヲタクなら、「気持ちが悪い…」とか、「私の中に入ってくるなぁ!」とか言えと(爆)
(実際に現場でそういう態度を取る方が波長同通で霊的にヤバそうですが)
ニュータイプ(になり損ねている我ら)なら、それぐらいできないとダメだろうと思ったり。
…普通の言い方すれば、少しは空気読もうね、という話です。もう少し踏み込んでますが。
こういうのを見ていると、極端に言えば、誰が犯人なのか分からなくなってきます。
極端に言えばですけどね。そういう括り方がダメなのは重々分かってますが。
人の振り見て我が振り直せ、
自律的に生きれるようになれと、有り体にまとめてこの話は終了です。
◆PCの話
通常のデータ移行は終わり、ゲームデータの移行に作業は移ってます。
XPに対応しているノベル系美少女ゲームはほぼ問題なくVistaでも起動できそうです。
問題はそれ以外、アクション要素があったりするゲーム。
Vistaの問題とともに直撃するのが、ワイド画面の問題です。
これが強制フルスクリーン化させるゲームにとっての最大の鬼門。
画面が横長になって、「ちょっと太りました?」となるのは勿論のこと、
フルスクリーン解除後にウィンドウのデータを破壊しまくってくれます。
他に何かフォルダを開いていなければ問題ないんですが、
何か開いていると640サイズとかにされちゃうので、手動で戻す必要があるのがなんとも。
あとは、DirectXを使ってくれているならまだしも、
VisualBasicを使っていたりすると鬼。
一応、5.0以降はインストールしてみたんですが、それでも起動できなさそうなのが色々と。
解決法として、VirtualPCで通常画面ウィンドウのXPでプレイする手もありますが、
VirtualPCはUSBが使えないので、USBゲームパッドは使用不可、
おまけにビデオカードが貧弱、サウンドカードが貧弱なので、
動作が重くなると画面がカクカク、音が細かく切れたりしちゃうことも。
ノベル系以外は腹をくくるしかないのかなぁと思ったり。
バルねこフォースとかはXPに残しておくことにするか。しょぼーん。