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松坂投手は60億円で移籍

報道の通りで、松坂投手は60億円でレッドソックスへポスティング移籍する模様です。
しかし60億円… 途方もない数字ですなぁ(^^;
予想されていた数字が35億円でしたから、およそ2倍の金額… そら戸惑いますわな。
西武ライオンズの選手総年俸のおよそ3年分、これだけで球団経営できちゃいますよ(苦笑)
これから松坂投手自身の契約交渉になるので、
完全な移籍決定というわけではありませんが、まずは一息って所ですかね。

あとはこの60億円をどう使うのか…
夕刊フジの記事で20億円税金で飛ぶ、
けれど球団が赤字なので丸取りできるというのを見ましたが、実際はどうなるんでしょう?
つーか、累進課税とはいえ、仮に全てに税金がかかるとすごい額ですよね。
60億円すら想像不能だというのに、国家財政を考えると頭がパンクしそうです(苦笑)
普通に金銭感覚がなくなりそう。ここまでいくと怖い数字ですよ、もう(^^;
そら談合も横領もするし、賄賂の5000円なんて屁のカッパですよね(爆)
…まぁ、バカはそれぐらいにしといて、
このお金をどう使うかは分かりませんが、西武球団・グループには有効に使ってもらいたいです。
オリックスの具台晟投手獲得のような付け焼刃な選手補強はしなくていいですから、
松坂投手の言うように球場の改築をするなど、球団の未来に対する投資として欲しいですね。

ライオンズファンとしては、松坂投手がメジャーに行くのは寂しくもありますが、
最後にこういった形で球団に恩返ししてくれたわけですし、快く送り出してあげたいです。
今回の資金によって、常に不安視されていた球団の身売り騒動は一先ず沈静化するわけですし。
さすがに松坂投手のような値段が付く選手はもう出てこないでしょうが、
お金しか考えていないような人間にも球団を持つ価値は分かってもらえたことでしょう。
良くも悪くも、やり方によってはビジネスとしても有効であると示せたのは良かったかと。
まぁ、選手を金で売るポスティングという制度そのものには問題があるとは思いますが、
赤字体質の球団にとっては救いの一手となっていることは確かです。
残る問題は松坂投手に代わる新しいスターをどう作っていくか、
オリックスはそれができずに落ち込んでいってしまったわけですしね。
中島選手や中村剛也選手、炭谷選手、涌井投手らの成長に期待したいです。


◆野球ネタ 巨人・清武代表がポスティング移籍を批判
ポスティングという制度そのものには反対なんですが、巨人にだけは言われたくないというか…
選手のメジャー流出問題は危惧すべきことでしょうが、
WBCのような国際大会ができた今、
世界の一流選手が集まる最もレベルの高いリーグで野球をすることが悪いことだとは思いません。
今年のWBCの優勝もイチロー選手や大塚投手の存在が大きかったわけですしね。
国内リーグの存続には松坂投手のスター選手が必要でしょうが、
日本の野球のレベルアップのためにはメジャーでプレーするのも必要だと考えます。

では国内リーグはどうするかといえば、新しいスターを育成していくことだと思います。
今回の日米野球は選手層の差というものを嫌というほどに見せ付けられました。
日本の野球レベルが上がってきたとはいえ、選手層ではまだまだメジャーに適いません。
新しいスターを育成していくことが、日本の野球レベルをさらに上げることに繋がります。

松坂投手が日本球界から去るとはいえ、松坂投手という選手が死ぬわけではありません。
松坂投手はメジャーで活躍し、WBCのような国際大会があれば日本代表として出場できますし、
遠い将来には日本球界に選手・首脳陣として帰ってくることもあり得ます。
そして松坂投手の去った西武ライオンズから、新しいエースが誕生すれば、
それは日本球界にとっては損失ではなく、明確な利益となります。
けれど巨人のように他球団の主力選手をかき集める手法を取っているとどうなるか。
巨人はドラフトで若手選手を獲得するだけ獲得しておきながら、2軍で食いつぶすのみ、
それは明らかに新しいスター誕生の芽を摘んでいる行為であり、損失でしかないでしょう。
…まぁ、今の巨人は力の衰え始めた中堅・ベテラン選手を買い取ってくれているので、
他球団からすれば却ってありがたいのかもしれませんけど(苦笑)
そんなわけで日本球界にとっては損失ばかりではない、ということです。
スター不在、スター不在と言うばかりでなく、自前で選手を育てろと。


◆ニュースネタ 教育基本法改正
一言で言えば、「ピンと来ない」という感じでしょうか。
「家庭教育」や「生涯学習」に関して言及したことは評価できるのですが、
その他の部分の改正理由・条文の意味する内容がよく分かりません。
基本法なので仕方ない部分もあるのでしょうが、
曖昧すぎて政府に恣意的に解釈される危険性が高いように思えます。
もう少し明確に改正理由等を説明してもらわないとダメですよねぇ…
とにかく変えればいいというものでもありませんしねぇ…
「家庭教育」にしても「生涯学習」にしても、戦前の教育勅語ではありませんから、
新しい教育基本法が各家庭に浸透するというのはあり得ない話ですから、
どれだけ有効なのかと考えると甚だ疑問な面もあります。
もっと細かい議論をして欲しいです。んー、ピンと来ないなぁ…

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