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んー

寒くて風が強い日が続いたせいか、微妙に風邪気味でテンションLow…
そんなわけで今日はストック分を軸にして、簡潔に終わらせていただきます。

◆ニュースネタ いじめ・体罰問題
大阪の橋下市長がどんな情報を持っているのか知りませんが、
体育学科の試験取り止めになるように圧力をかけるなど、
少し行き過ぎな面は否めない感じがします。
今度は橋下市長が社会的正義を振りかざして桜宮高校を苛めているようにも…
そこの在校生やOB、志願者の気持ちを考えると、いたたまれない感じですね。
大人の政治判断を子どもに押し付けているようにしか見えず、凄く嫌な感じがします。
問題があるのはそういった体罰をしていた教師を野放しにしていたことにあるわけで、
そういう教師は研修を義務付ける等の教員の再教育をする方が先でしょう。
やり過ぎが体罰を生んだんじゃないの? 過激な改革は体罰と同じですよ。

いじめ問題に関しては本当に深刻な場合を除いては、
あまり大人がしゃしゃり出て行くことは、子どもの当事者意識を弱めるだけで、
却ってイジメが深刻化してしまうように思います。
ある程度は子ども達自身で解決させないことには、真の解決に繋がらないかと。
大人だけで考えていてもしょうがないでしょう。


◆ニュースネタ 各地でオスプレイ反対集会
「米軍は日本から出て行け」という主張は分からなくもないのですが、
オスプレイの配備だけに反対する意味が分かりません。
沖縄においては嘉手納基地の危険性と過去の事故の苦い記憶から、
反対となるのは理解できるのですが、他の都市に関してはよく分かりません。

事故の危険性が高いというなら、
日本の空港におけるボーイングの運行にも反対するべきでしょう。
毎日のように自動車事故も起こっていますし、
昨年末には笹子トンネルで大規模事故も発生したわけですから、
自動車の全面的使用禁止を打ち出したほうがいいんじゃないでしょうか(苦笑)

近くでは同じ県東部の御殿場市での運用が決まっていますが、
特にどうこう思うところはありません。


◆プロ野球ネタ 日ハムが糸井を放出!? オリックスとの大型トレードが成立
日ハムとオリックスとの間で2対3の交換トレードが成立し、
日ハムの糸井外野手と八木投手がオリックスへ移籍し、
オリックスの大引遊撃手と赤田外野手、木佐貫投手が日ハムへ移籍となりました。

糸井選手は侍ジャパン候補選手にも選ばれている「チームの顔」というべき存在で、
同一リーグ間でこれだけの大型トレードが行われるのは相当珍しいことです。
1993年の西武・秋山幸二氏らとダイエー・佐々木誠氏ら3対3トレード以来の衝撃で、
当時は常勝西武と弱小ダイエーといった形で戦力差がはっきりしていましたが、
今のパリーグは実力が拮抗しているだけに、
同一リーグ内でこれだけのトレードが行われること自体、常軌を逸しています。

背景にあるのはトレード成立前に報道された糸井選手のメジャー移籍報道でしょう。
糸井選手は大卒で投手から野手に転向した苦労人で、現在31歳、
野手転向後は安定した成績を残しているものの、実働年数は少なくFAはまだまだ先、
そこでポスティングシステムによるメジャー移籍を球団に対して訴えるなど、
年が明けた今でも契約更改が終わっていませんでした。
そういう意味では、煙たい存在になりつつあった糸井選手を放出した形なのですが、
それでも、少なくとも1年は計算できる戦力なのは間違いなく、
ポスティングの資金も10億円以上とスポーツ紙で予想されるなど、
放出を前提にしたとしても、自球団で囲っておく方が断然得です。
残念ながら交換相手も、糸井選手を放出してまでも欲しいような選手ではなく、
加えて、ライバル球団である同一リーグへ放出したりと、不可思議なことばかりです。

今オフの日ハムは悪い意味でお騒がせな感じで、
ドラフトでの大谷選手の強行指名に始まり、投手と野手の二刀流プラン、
リーグ優勝を飾ったのにも関わらず、監督以外の1軍首脳陣が総入れ替えをしたり、
キューバと良好な関係と崩しかねない亡命キューバ人選手の入団テストを発表したり…
正直言って、ここ数年で常勝チームを作り上げた球団と同一だとは思えません。
ここまで壊し尽くすのかというほどの崩壊序曲です。
イチロー選手をポスティングで放出した後、
球団合併するまでに転げ落ちていったオリックスと同じ道を歩もうとしているように見えます

もし、仮に、日ハムの放出劇を好意的に解釈するならば、
日ハムはチームを一度解体し、大谷選手を中心とした新たなチームを作るつもり、なのでしょう。
田中賢介選手と糸井選手という看板主力選手2人が抜けたものの、
若手には大谷選手と中田選手だけではなく、西川・杉谷・中島・谷口選手ら期待の選手が多く、
投手は今後の補強次第な面はありますが、チームを作り直すチャンスではあります。
ベテランの金子誠選手の後継として大引選手を獲得したことで、
大谷選手をショートではなく負担の少ない外野で起用することもできるようになりますから、
2~3年かけてチームを作り直すつもりであれば、この放出劇も分からなくありません。
ただ、あまりにその切り替えが性急過ぎてしまうと、ファン離れを呼ぶだけで、
良くも悪くもメジャー流と言いますか、ドライ過ぎる面は否めません。
90年代後半の西武ライオンズの解体と似た印象も…
個人的には成功例だと思っていないので、この流れは正直良くないと思います。

逆に、糸井選手を獲得したオリックスは優勝候補に躍り出てきました。
来季にもFA権を取得する故障上がりの馬原投手を人的補償で獲得したのに続き、
メジャー希望の糸井選手をトレードで獲得するなど、今季にかける意気込みが伝わってきます。
大引選手の放出でショートがネックとなりますが、2年目の安達選手やトレード獲得の原選手、
場合によってはFAで獲得した平野選手をショートで使う方法もあるかもしれません。
そうなると超攻撃的なオーダーを組むことができ…
 1(中)坂口、2(遊)平野、3(右)糸井、4(指)李大浩、5(一)T-岡田、
 6(三)バルディリス、7(二)後藤、8(左)川端、9(捕)伊藤
現実的には、平野選手をセカンド、T-岡田選手をレフトに回し、
故障の多い後藤選手をセカンドからサードへコンバートしてバルディリス選手と併用し、
DHで選手を調整する形になるでしょうが、
それでも他にスピードのある安達・宮崎・小島・駿太選手がいますし、
新外国人選手のロッティーノ選手もいますから、選手層がかなり厚くなります。
投手陣では寺原投手と木佐貫投手を失ったものの、
馬原投手の加入で岸田投手を先発に回すことができ、トレード加入の東野投手もいますから、
マイナスよりはプラスの面が強いように思えます。
今年のオリックスはマークしておかないとマズイですね。

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