プロ野球がキャンプイン
2月1日のキャンプインから1週間ほどが経とうとしていますが、
前半は寒さの強風が、ここ数日は雨に見舞われるなど、
ここまでは天気に恵まれているとは言い難い状況のようです。
これから実践段階の練習に入っていくと思われますから、
この雨を機に天気が良くなってくれればいいですね。
ここまで一番目立っているのはインフルエンザの猛威でしょうか。
横浜DeNAベイスターズの中畑監督が注目を集めていると思ったら、
インフルエンザの感染が発覚し、キャンプ3日目にダウン。
初日は報道の中心にいただけに、中畑監督のインフルエンザ感染は目立ちましたね。
これ以上、感染が拡大しないことを祈りたいです。
そういう自分も多少頭痛がしたり…
早めに寝ることにしましょうか。
◆ニュースネタ 沖縄防衛局長の講話問題
もう本当に防衛大臣は貧乏くじだよね。
まぁ、大臣に全く問題がないとは言わないけれど、誰がやっても苦しい。
地方の片田舎の一郵便局員が選挙ポスターを貼っただけで辞めさせられ、
裁判でもそれが合法と認められてしまう厳格な公務員の中立性を要求する日本では、
沖縄防衛局長の行動は軽率だったと言わざるを得ず、最終的には辞職するしかないと思われます。
過去にも防衛省内で行われていたという話は事実でしょうが、
それが露呈してしまった以上は責任を取らねばならないでしょう。
一方で、民主党が公務員の団体交渉権の緩和を目指しているように、
公務員の労働三権の見直しが行われつつあることも事実です。
そうやって労働三権と公務員の中立性との兼ね合いという原則に立ち返って考えてみるに、
公務員の中立性が要求されるのは、基本的には最終的な行動で判断されるべきで、
例えば、特定個人・団体に便宜を図っただとか、
公務員という立場を利用して作成した名簿を用い、不正投票を行っただとか、
そういった具体的な行動の着手が行われ、国民の損失になるような場合に限定されるべきで、
一個人である以上、公務員の政治性も基本的には認められるべきとも考えられます。
今回のケースに当てはめてみると、名簿の作成という段階が微妙なラインで、
そこが引っかかる可能性はありますが、
講話自体の問題性は日本の厳格過ぎる公務員の中立性の要求故のことだと思われます。
ぶっちゃけ、現時点では公務員に政治的人権はないに等しいので、
今回の行動はアウトということになります。
しかし、沖縄の基地問題は難しいですよね。
プロ野球のキャンプでも分かるように12球団中9球団が沖縄、
そうやって沖縄に球場が多く、プロ球団を誘致できる理由の一端に基地問題もあったりします。
今年、キャンプ前に東京ヤクルトの雨天練習場か何かが増設されたと報道されましたが、
それも基地受け入れの見返りとしての補助金があるからこそとも言えます。
プロ野球の沖縄キャンプレポートとか見ていると、
米軍基地受け入れの功と罪の両面を感じずにはいられないです。
◆プロ野球ネタ 埼玉西武ライオンズのキャンプ
牧田投手がインフルエンザでダウンして第1クールを休んだこと以外は順調なようで。
牧田投手にしても、昨年実績を残しただけに、
最悪でもオープン戦中盤までに実戦の目処が立てばローテ入りは可能なわけですから、
出遅れたことを焦らずにじっくりと調整していって欲しいですね。
注目はやっぱり投手陣で、ここまで木村投手や大石投手、菊池雄星投手ら、
若手の期待株が順調な調整を見せてくれているのが嬉しいです。
菊池雄星投手のオーバースローへのフォーム変更が吉と出るか凶と出るか分かりませんが、
高校時代は少し楽をして投げていた印象もあるだけに、
スライダーの曲がりは少し小さくなるかもしれませんが、キレは却って増す可能性もあり、
個人的には良い方向に作用するのではないかと見ています。
ルーキーの十亀投手と小石投手は今日の室内でのフリー打撃に登板したようですが、
十亀投手はストライク先行で好投を見せ、
小石投手は傾斜がないマウンドに苦労し、半分がボール球と制球に苦しんだ模様です。
そう考えると、十亀投手は先発でもリリーフでも行けそうで、
小石投手は慣れるまでは先発の方がいいのかなとも思えます。まぁ、今日の結果だけですが。
幸いにも、新外国人左腕のウィリアムス投手が使えそうな雰囲気があり、
リリーフ左腕が全滅になるようなことはないですから、
小石投手は先発として競わせた方がいいように思えます。
これで先発右腕は、涌井・岸・牧田・西口投手に、1軍入りを目指す大石投手、
先発左腕は石井一久・菊池雄星投手に、ルーキーの小石投手、8人の争いになるかと。
もう一人の外国人投手であるゴンザレス投手が先発希望という話ですが、
個人的には先発の数はあるだけに、リリーフに回って欲しい感じです。
十亀投手は7・8回のセットアッパーとして勝利の方程式に入ってくれればという印象です。