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CSパの出場チームが決定

1日の試合により、3位が日ハムと決まり、
クライマックスシリーズ・パリーグは、
西武・オリックス・日ハムの3チームによる争いとなりました。
シーズン後半の戦い方からすれば、この3チームは妥当なんでしょうが、
シーズン前のことを考えれば、この3チームを予想した人はいないんじゃないかと…
西武・オリックスの1・2位を予想した人は凄いですよ(^^;
私は日ハムが厳しいかなぁと戦前予想していたものの、
なんだかんだで3位に入ってきていますからね。優勝チームの底力を感じます。
逆にソフトバンク・ロッテはまさかのBクラス転落といった印象、
混戦が予想されていたとはいえ… いやはや、野球は恐ろしい。

クライマックスシリーズは西武の本命は変わらないものの、
優勝経験のある日ハムの戦いぶりに注目といったところでしょうか。
オリックスは初戦のダルビッシュ投手を打ち崩せるか否かにかかってます。
第一ステージはやはり初戦を落とすと痛いですからね。そういう意味では日ハムが若干有利か。
そうなると日ハムの優勝経験が生きてくるわけで、
優勝目前で思うように戦えなかった西武が力を出し切れるかどうか。
力を出せれば、アドバンテージもありますので、西武でしょうが…
日ハムの優勝経験がここに来て不気味に映りますね。


◆プロ野球 オリックス・清原和博選手の引退試合
1日は西武の試合もあったので、PCを2台起動して両方で動画観戦してました(爆)
清原選手の引退試合は良かったんじゃないですかね。
注目の打席の方は4打数1安打1打点2三振。
3打席目のタイムリー2ベースは嬉しかったですが、あれがスタンドまで届かないようだと…
…引退も仕方ないのかなと思えました。
それでも最後にヒットを打って、打点を挙げたことは喜ばしかったです。
清原選手といえば、チームの勝利のための打点ですからね。

セレモニーの方はライオンズの試合を見ていたこともあり、やや引っ張りすぎたのではないかとも。
派手なセレモニーとは対照的に、
引退の挨拶は記憶に残るようなフレーズを多用するような雄弁なものではありませんでしたが、
先日の西武ドームでの胴上げ等のお礼を述べるなど、
清原選手らしい「律儀さ」が表れた爽やかな挨拶だったと思います。

清原選手が引退かぁ… 一つの時代が終わった感じがしますね。
桑田投手も野茂投手も引退。
80年代後半から90年代、プロ野球を沸かせた選手の立て続けの引退に際し、
一抹の寂しさを感じます。
大舞台に強い新たなヒーローの登場を心待ちにしたいです。


◆プロ野球 西武の連敗がようやくストップ
1日の試合でロッテに9-5で勝利し、連敗が7で止まりました。
試合展開としては楽勝だったはずなんですが… どうも涌井投手がピリッとしない。
最低限の所では踏ん張ってくれたので、何とか10勝目を挙げることができましたが、
5回持たずにKOしてしまうんじゃないかという内容…
クライマックスシリーズに向けて不安を残しちゃいました。
抑えのグラマン投手も膝に痛みが走ったようですし…
故障者の回復がクライマックスシリーズのライオンズの課題になりそうですね。

でも今シーズンの優勝はライオンズファンからしても「まさか」ですよね。
去年の今頃のことを考えれば、今年の好成績は全く予想できませんでした。
伊東監督辞任、渡辺2軍監督就任、デーブ大久保打撃コーチ就任、
和田選手がFA、カブレラ選手を引きとめずに自由契約… 全てが暗雲でした(苦笑)
それが蓋を開けてみればデーブ大久保打撃コーチが名コーチで、
シーズン200発に迫る強力打線を作り上げるなんて思いも寄りませんでした(^^;
まぁ、巷で言われているよりも打線は悪くないだろうとは思っていましたが、
ここまでの得点力を生んだのは予想外でした。
躍進の要因はアーリーワークでしょうね。
シーズン中でも早出特打ちを欠かさない豊富な練習量が、
チーム全体の打撃力を大きく向上させたのだと思います。
とりわけ大きかったのがキャンプで徹底して行われた高速ティー。
結果として下半身を使った打ち方が身に付き、低めの球の対応力が著しく向上したように思います。
まさにデーブ大久保打撃コーチ様様ですよね。
昨年はコーチとしての手腕を疑問視して、すいませんでした。マジすいませんでした(^^;

シーズン全体の流れで見ると、今年は各選手が上手く噛み合ったように思います。
シーズン序盤は新戦力の活躍が目立ちました。
FAで加入した石井一久投手の好投、FA人的補償で入団した岡本真也投手のリリーフでの活躍、
ブラゼル・ボカチカ選手の長打連発といったように、
新加入の選手の活躍でチームは波に乗ることができました。
シーズン中盤は中堅・ベテラン選手の復活が目立ちました。
先発投手では帆足投手が1点台の防御率を維持するなど抜群の安定感を見せて完全復活、
また許銘傑投手が谷間先発・中継ぎと交流戦等で活躍を見せ、
リリーフでは正津投手が好投を見せ、抑えに繋ぐ勝ちパターンの一角にまで定着しました。
打線では交流戦明けから合流した後藤武敏選手が活躍し、
五輪期間中には5番に定着するなど、中島・GG佐藤選手の穴を感じさせない活躍を見せました。
そしてシーズン終盤は我慢強く使ってきた若手選手の成長が目立ちました。
序盤は打ち込まれることが多く、2年目のジンクスをささやかれていた岸投手が、
8月以降は負けなしの安定感抜群の投球を見せるなど、エース級の活躍を見せ、
リリーフでは序盤は不安定だった大沼・小野寺投手も安定した投球を見せるようになり、
打線では2番栗山選手が3割を越す高打率に70打点以上をマークすなど、
勝負強い打撃に高い出塁率でチームに貢献し、
完全に一発屋だった中村剛也選手は交流戦明けからホームランを量産し、
現時点で46ホーマーでホームラン王確実、勝負どころでの一打も出るようになり、
主軸としての活躍を見せるようになりました。
新戦力の活躍、中堅・ベテランの奮起、若手の成長、
それぞれが上手く噛み合ったのが今シーズンのライオンズだったように思います。

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