地震
北陸地方で震度6強の地震があったようで…
太平洋側のこちらでも揺れを感じましたから、かなり強い地震だったんでしょうね。
富山の方に親戚がいますが、特に問題はなかったようです。
それでも地震に慣れていない地域の人達ですから、困惑したでしょうなぁ…
昨年12月に富山でしか生活していない親戚に、
自分を始め富山以外に住んでいる親戚が地震の驚きを語っていた光景が思い出されます。
阪神大震災でもそうでしたが、一番怖いのは「油断」、
自分達は安全だという思い込みを強く持ちすぎないようにしたいです。
東海地震が来る来ると言われて久しく経ちますが…心構えだけは忘れないでおきたいものです。
まだ余震の影響があると思いますが、早く沈静化することを望みたいです。
それにしても最近は甲子園大会の度に緊急ニュース速報が流れてるイメージがあるんですが…
雷による停電だとか、津波だとか…
もっとも、テレビ・ラジオといったメディアを定期的にチェックすることで、
そういったニュースを目にする機会が多いだけなのかもしれませんけどね。
いずれにせよ、近年は災害情報を多く聞くようになったのは確か。
こういう言い方は不謹慎かもしれませんが、地球さんも色々と大変なんでしょうね(^^;
◆プロ野球 開幕2戦目
今日は楽天・ソフトバンクがそれぞれ勝利。
そしてロッテと日ハムはまたしても引き分け、今日は延長12回0-0。
これでパリーグは1勝1敗が4チーム、2引き分けが2チームという均衡状態に。
まだ始まったばかりとはいえ、なかなかに熱いペナントレースを期待させる開幕となりました。
それにしても開幕カードが2引き分けで終わるとは珍しいですね。
2試合連続の引き分けというのも記憶にないです。
それが引き分けのないベースボールの国から来た外国人監督のチームというのも面白い(^^;
そうそう、野球日記の方にも書きましたが、
日刊スポーツのスコア速報が面白いです。
ファミコン世代にはお馴染みのファミスタ式画面(笑)
タイムラグはあるものの、実際にボールを投げて打ちますから、
実際に試合を見ているような感覚に襲われます。
ネックなのはゲーム同様の驚異的な守備の動きで、
打球がどこに飛んだのか分かり辛いことですかね(^^;
ファミスタ世代の人は一度プロ野球の試合がやっている時間に覗いてみてください。
◆センバツ甲子園 3日目
今日は第2試合を中心に観戦。それにしても良い試合でしたなぁ。
室戸は派手なチームではなかったものの、基礎的なプレーがしっかりしていました。
一部の身体能力が優れた選手のみが持てる強い肩ではなく、
打球に対する一歩目の判断、常に打球の正面に回りこむ姿勢、
柔らかいグラブ捌きと失敗を恐れない心、
どのプレーにも基本練習の積み重ねが感じられました。
高校野球が目指すチーム作りとは、室戸のようなチームなんでしょうね。
両投手の強気なピッチングといい、第2試合はとても爽やかで熱い試合でした。
そんなこんなで今日の簡単な試合感想です。第2試合中心。
第1試合は千葉経大付が5-4で岐阜中京に勝利。
両チームとも投打のバランスが取れたチームの対決でしたが、
最後は主軸の3番丸投手・4番大島選手の活躍で千葉経大付が勝ったという感じです。
しかし4番大島選手は大当たりでしたね、4打数4安打1ホームラン3打点。
ホームランは左打者がレフト方向へ打つという打撃、
普通のレフトフライだと思ったんですが、思いの外伸びましたなぁ。
2回戦以降の打撃にも注目です。
第2試合は室戸が2-1で報徳に勝利。
いやー、素晴らしい試合でしたな。野球を志す人々、全てに捧げたい試合です。
室戸の森沢投手も、報徳の近田投手も、直球中心で内角を攻める攻める。
変化球全盛の時代に内角のストレートで押しまくるピッチングは気持ちよかったです。
1回裏に4番小杉選手に投じた森沢選手の内角ストレート(ピッチャーゴロ併殺に)、
7回表に4番森沢投手に投じた近田選手の141キロ内角ストレート(空振り三振)、
どちらも凄く印象に残る気持ち良いボールでした。
特に近田投手は2失点した直後の対戦で、内角ストレートで空振りを奪った後、
キャッチャーのサインに首を振って、2球続けての内角ストレートで空振り三振、
あのシーンは痺れましたね。しかもその日最速の141キロ、天晴れです。
両投手以外にも光っていたのが室戸の守備です。
7回裏・代打・井上選手の痛烈なライナー性の打球をショート・柳弘選手のダイビング好捕、
9回裏・7番前田選手のライトフェンス際の打球を中山選手が背走キャッチしたプレーは、
誰もが賞賛を送るビッグプレーでした。
どちらも打った瞬間、抜けていたと思うヒット性の打球、
これがヒットになっていたら、室戸の勝利はなかったでしょう。
他にも6回裏の三塁線の打球をサード小松選手が無難に処理するなど、
派手さはないものの、基礎的なプレーがしっかりできていました。
それは攻撃でも同じで、確実な送りバントといい、
狙い球を絞って上からボールを叩くバッティングといい、見事でした。
優勝候補の一角・報徳学園に勝ったのは偶然ではありませんね。
室戸は基礎が徹底された素晴らしいチームです。
目に付いた選手は室戸・森沢投手と報徳・近田投手の2人。
森沢投手は130中盤をマークする本格派右腕。
内角をストレート・スライダーで大胆に攻める投球が持ち味。
なんとなく西武・石井貴投手を彷彿させる投球スタイル(^^;
力みすぎて高めに抜ける場面が多かったですが、その球にも力があり、
報徳学園の打者から空振りを奪うことができていました。
気持ちが前面に出たピッチングをする良い投手ですね。
注目の2年生左腕・近田投手は素晴らしい投球フォームから、
常時130後半のストレートを両サイドに投げ分けられる好投手。
コントロールが安定してますし、噂に違わない良いピッチャーですね。
キレよりも球威で押すタイプといった印象です。
あとは変化球次第でしょうか。何か一つ萌える変化球が欲しい(^^;
スライダーなり、カーブなりを磨くことが今後の課題になりそうです。
それでも強気にストレートで内角を攻める姿勢は頼もしい。
変化球でかわさずに強気で攻めるその心意気を評価したいものです。
第3試合は宇部商が4-3で日大藤沢に勝利。
最後は7番林選手のレフトポールの金網に当たるサヨナラホームラン、
劇的な形の勝利に「ミラクル宇部商」という言葉が呼び起こされました。
打った瞬間はファールかなぁという打球、
それが切れずにレフトポール右側の金網に直撃、まさかまさかです。
公式戦ここまでホームランなしで、守備と小技を買われた選手だそうで、
監督も本人も驚きの一打だったそうな。
それが広い甲子園で出るわけですから… 野球は分からないものです。
こういう真剣勝負の中で生まれるドラマチックな展開が高校野球の魅力ですよね。
第4試合は帝京が9-1で小城に勝利。
太田阿斗里投手が史上2位タイとなる1試合20奪三振をマークしたそうで。
アトリ投手のピッチングは序盤と最後だけ見ましたが、
柳ヶ浦・山口投手(現:横浜ベイ)のような豪快な投球フォームから、
140キロ以上の伸びのあるストレートを投げていたのが印象的でした。
三振の数自体はそれほど参考になるとは思いませんが、
あの荒々しいストレートは魅力的ですよね。
コントロールなど技術的な課題は数多くあるでしょうが、
何よりもあの投げっぷりの良さを評価したいです。