2024年07月22日

トランプ暗殺未遂事件

●書いてる人:日記(かめさん)

事件がよく分からないうちから、
憶測だけで自作自演の可能性を口にして炎上してた人がいましたが…
人の生死に関わる問題は、適当なことを言ってはいけないということですよね…
分からないは分からないで良いんですよ。
分からないのに何かコメントしなきゃいけない気持ちにさせるから、適当なこと言っちゃうんでしょ…

●トランプ氏暗殺未遂、警備に問題は?銃撃犯とみられる男を目撃した人「男がよじ登っていくのに気づいた
日本だったから必ず警備の問題は追及されるでしょうねぇ…
今回の件とは別に暗殺情報が流れて警備を厚くしていたのに、
単独犯で発砲されてトランプ氏が負傷、聴衆に1人死者が出る結果は大失敗です…
警備の問題や会場の変更の可能性など、しっかりと対応ができていたのか、疑問が残ります。

暗殺なんていう最悪な結果にならなかったことは安堵していますが、
だからといってトランプ氏が地獄から生還したヒーローだとも思えません。
大統領在任時から一貫して銃規制には反対している立場でしたが、
今回自分が被害者になったことでも、その気持ちは変わらないだろうと推測できます。
銃乱射を防ぐための銃規制をしないから、こうなってしまった、とも言えます。
…とはいえ、規制されているはずの日本でも同じような事件が起きたわけですから、
関係ないといえば関係ないのかもしれませんけどね。

もう次の大統領だという声も聞こえますが、
少なくともこれで民主党側はバイデン大統領を続投させるわけにはいかず、
本格的に幕引きを狙う形になるでしょう。
(⇒結果として後日、バイデン氏が立候補せずに、
 ハリス副大統領を支持する形で候補者の差し替えとなりました)
現状ではトランプ氏の方が有利ですが、有利だからこそ冒険できなくなり、
得意のトランプ節を披露すれば、支持が広がらなくなり、
逆に穏健に行ってしまうと、過激なトランプ派の失望を招きかねず、
最終的には拮抗状態まで盛り返せるんじゃないですかね。
他国の政治だから知らんけど。


◆ニュースネタ 百条委、元局長作成の陳述書を公開 兵庫県知事パワハラ疑惑
言っちゃ悪いけれど、自殺した時点でもう詰んでます。これ、逃げられますね…
●斎藤元彦・兵庫県知事「私が飲ませていただき、PR」…県議会百条委で特産ワイン求める音声データ公開
現時点では決定的な証拠とは言い難いものばかりです…
証言を補強するのが「証拠」なわけで、その証言する人間が死んでしまえば、
証拠品だけあっても「不十分ですね」で終わっちゃうんですよ。
例えば、前後関係や過去に同様のケースがあったか否かを証言するだけでも、
証拠品の信憑性は大きく増します。
しかし、その証言する人が亡くなっているわけですから…まさに死人に口なし。
自殺に関しても、報道前ならパワハラを苦にして自殺したと認定されるかもしれませんが、
報道後に話が大きくなった後では、決定的な証拠を用意できなかったという理由も出てくるわけで、
結果、自分の責任と希釈されてしまい、パワハラを苦にした自殺と認定されないかもしれません。
騒ぎを起こしたのなら、最後まで戦わなければならなかった。
途中で放り出しては良い結果を望めないでしょうに…

もっとも、このことを兵庫県民がどう感じ、次の選挙にどう生きてくるかは別の問題です。
仮にこのまま逃げ切れたとしても、印象が悪いのは間違いないでしょうから、
当選が難しくなることもまた確かです。


◆ニュースネタ 東京都知事選挙の結果
●東京都知事選挙、小池百合子氏が無党派層と自公の支持層固め3選…石丸伸二氏は若者に支持広げ健闘
結果はほぼ予想通りでしたが、投票率が上がったのは意外でしたね。
あまりの下劣な選挙戦でしっかりと投票しなければならないと使命感に駆られたのか、
それとも過去のプロ野球オールスターファン投票の逆MVP投票みたいな悪ノリ祭りだったのか、
いずれにせよ、投票率が良いにこしたことはないので、
良くも悪くも注目を浴びたことは良かったのかもしれません(いや、全然良くないけど)。

選挙後に小池氏の当選以上に話題になっているのが、石丸伸二氏へのバッシングです。
●「当選していたら東京でもとんでもないことしていたよ」石丸伸二氏の躍進を安芸高田の市議たちはどう見たか?
投票した人からすれば、選挙前に言っておいてくれよという感じでしょうが…
相変わらず「劇場型政治」に弱いというか、深く考えずに投票しちゃうのが日本人の悪い癖です。
戦前も戦後もそういう傾向は全く変わっていないという所でしょう。意識して改めないと。

石丸氏への批判は前回も前々回も行っていますが、
控え目に言って彼が「嘘つき」だと感じたのは、論理性を欠いていたことです。
市長辞任時には都知事選に出ることが地方創生に繋がるという謎理論を展開したにも関わらず、
都知事選の選挙公約では23区との格差是正ぐらいで地方への影響は完全スルー、
一貫性がなく、その場凌ぎの発言でしかないことが丸分かりでした。
選挙戦でも「政治屋」批判を繰り広げてましたが、「家」のように全体を考えられるのが政治家なら、
彼は都知事選で名前を売ることしか考えておらず、ただの「政治屋」にしか見えませんでした。
健闘しても落ちたら何もならないのが都知事選なわけで、
市長を辞めてまでも挑戦した結果を「惜しい」で満足してはダメでしょう。
喋れば喋る程に嘘が広がっていく、その典型な人のように思えます。
岸田総理の選挙区である広島1区への挑戦もまずないでしょう。
既に広島では嘘がバレてるでしょうし、それなら騙しに成功した東京の方がまだ可能性あるぐらい。
まぁ、でもこれだけバッシングが広がり、石丸構文と揶揄されるまでに至ったとなると、
まともな神経の持ち主は二度と投票しようと思わないでしょうし… どうなりますかね…

それと、これは彼自身の問題というよりは、支援者の問題と言えるのですが、
いわゆる「アナーキニズム」に陥っていないか、という危惧があります。
私も常日頃から政治批判をしていますが、政府不要とは考えておらず、
考えられる範囲での対案も示すように心がけています。
政治不信になりそうな時もありますが、だからといって絶望して政府不要となれば、
来るのは弱肉強食で力あるものだけが残る社会でしかなく、
「蜘蛛の糸」の地獄のように互いに足を引っ張り合う社会が来るだけでしょう。
政治というのは利益調整の作業過程を指すわけで、
100か0かで語られるべきものではありません。
多くの人が関わっているのですから、「分かりやすい政治」なんて存在しないんですよ。
人の数だけ政治はあるわけですから。
それが「分かりやすく見える」ということは、それなりの理由があるということ、
分かりやすい所だけ取り出して見せてるに過ぎないわけです。
そのことを忘れてはいけません。

あと「一夫多妻制」発言に関しては…
どうしてこう言う人達は「逆の可能性」を考えないのでしょうか…
妊娠の効率を上げたいなら、「一妻多夫制」でも全然構わないし、
そもそも妊娠するのには女性という母体があれば済む話ですから、
男性はいつでも代替可能であり、男性に精子の提供を義務付ければ、
別に女性だけの同性婚社会でも良くなるわけです。
歴史的に一夫多妻制だったのは、戦争で男性が死ぬことが多く、
人口バランスの問題でしかなかったわけですから、
一夫多妻制にするということは、男性が死んで構わない社会にするつもりなんでしょうか?
自然界で考えれば、メスの生存条件の方が有利であり、
オスの生存条件の方が圧倒的に厳しいのだから、
そんなこと言えばオスの立場が悪くなることにどうして気付かないのか…アホなのか?

●小池氏はおろか、石丸氏にも大惨敗…蓮舫氏が「まさかの3位」に撃沈した「納得の理由」
最大の支援組織である連合が早々に小池氏支援を表明してましたからね…そこで詰んでる。
連合頼みを脱却したい所なんですが… 結果的に連合依存が高まりそうなのが…

簡単に説明すると、「連合」とは「日本労働組合総連合会」の略称で、日本最大の労働者組織です。
この「連合」は官公庁中心の「日本労働組合総評議会」と
民間企業主体の「全日本労働総同盟」が合併した組織すが、今もその対立を色濃く残しています。
日本の労働問題の多くは、旧国鉄・旧郵便局・教職員といった総評側のものばかりで、
昔はストライキで鉄道が止まるなんてのは日常茶飯事の、戦う労働組合でした。
逆に民営化されたJRがストライキをすることがほぼなくなったように、
同盟側は交渉のための組織でしかなく、
中には出世コースの片手間で労働者のガス抜き程度の仕事しかしない例もありました。
つまり、官公庁系の総評からすれば、同盟は腰抜け集団の経営者迎合型と映り、
民間企業系の同盟からすれば、総評は反対ばかりの左翼集団と映っていたということです。
それでも合併後は労働者組織としてのプライドがあったので、
自民党政権に迎合しないスタンスを持っていましたが、今の芳野会長に代わってからは、
完全に同盟寄りの政権迎合型スタイルになって、政党支持も歪んでいます。
その象徴が立憲民主党と国民民主党の分裂であり、今回の蓮舫支持スルーです。
旧同盟のメンバーからすると、左翼に見られたくないので、特に共産党アレルギーが強い。
それが今回の選挙でも蓮舫氏の支持を止めた理由だと言われています
(実際は小池氏に迎合したかっただけだと思いますが)。
よく今も昔も民主党はバラバラだと言われますが、
その理由は支持母体である連合自身がバラバラであるためです。
双方が腕を引っ張り合っているから、意見がバラバラになるし、一貫して動けないわけです。
だからこそ、連合頼みを脱却する必要があったのですが… この結果だと苦しいですね。

あと蓮舫氏批判で聞かれた「批判ばかり」という声に危うさが感じられます。
最近はネットの発言を中心に「誹謗中傷」は止めようと言われていますが、
その影響を受けて「批判」も良くないことのように言われる節があります。
2つの違いは「根拠があるか否か」、つまり論理的説明であるか否かです。
「批判」は公益目的と認められれば名誉棄損を免責されますが、
「誹謗中傷」は根拠がないので侮辱罪の適用対象になります。
実際にその境目を認定することは難しいことでしょうが、
事実とする根拠があるかどうか、事実と考えられる論理展開をしているかどうか、
で判断するのがよろしかろうと思われます。
例えば、「蓮舫氏は批判ばかりで対案がない」というのは「批判」であり、
「蓮舫氏はみんなから嫌われているから嫌い」といのは「誹謗中傷」になります。
あくまで個人的主観で客観性がありませんからね…そんな失礼なこと言う奴いねぇよなぁ?


最後に当選した小池百合子氏ですが…
個人的には「AI百合子」の発表タイミングが非常に気になっています。
まさに都知事選出馬表明の当日でしたからね… 明らかな選挙利用でしょう。
そもそも、小池百合子に似せる必要はあったんですかね?
もし負けてたら、どうしたの? 蓮舫都知事でもAI百合子続投してたの?www
別に現実の人間を利用する必要はなく、二次元アバターやゆるキャラでも良かったわけで、
リスクで考えれば、言ってもないことを言ったように見せられる無断利用が怖く、
そういう点からも危機意識ゼロなんだな、この人としか思えませんでした。

まぁ、つまり、誰を選んでも地獄な選挙で可哀そうだったね、というお話。


◆ニュースネタ 「追い詰める必要がどこにある!」“たかがタバコ発言”で波紋を広げた猪瀬直樹氏が宮田笙子の五輪辞退決着にふたたび怒り!「なぜ名前まで晒して…」
残念ですが、当たり前といったところでしょうか。
喫煙は20歳以上と定められているので、法令違反をしている以上、たかがタバコとは言えません。
有望な五輪選手だから大目に見ろとでも言うのですか?
そうやって人で判断を変えるような組織が良い組織なわけがありません。
彼女を庇う声が聞かれること自体が、日本という組織の弱体化を示しています。
それでは組織が行動規範となり得ません。なんでも好き勝手にやっていいとなってしまう。
団体競技でそれは致命的ではありませんか?
かつての日大アメフト部のように、薬物使用がバレても隠蔽してくれると思ってしまう、
そういう甘えた判断をさせる組織の方が腐り切ってるし、必要性も皆無でしょうよ…

謝罪会見までする必要があったのかどうかは判断が分かれると思いますが、
次のオリンピックを考えるのであれば、必要だったと思います。
競技を続けていくなら、今回名前を隠したとしても、必ず付きまとう話ですからね…
その時にまた不祥事の記事が出て問題となるよりも、
ここでケジメを付けた方が「飲酒・喫煙? 終わった話でしょ?」となるでしょう。
ダルビッシュ有投手もプロ入団後に未成年喫煙をしましたが、
そこでしっかりと処分を受けたからこそ、
今日のストイックなアスリートのイメージが定着したわけで、
今後の競技人生を考えるなら、しっかりと謝罪をしたことは評価に値すると思います。
私達がするべきなのは協会を責めるのではなく、このことを記憶し続けることでしょう。
彼女がしっかりと謝罪してケジメを付けたことを理解することだと思います。

●池谷幸雄氏「体操選手って喫煙者多い」宮田笙子喫煙疑惑で明かす エースの重圧「あったと思う」
個人的にはこちらの方がショックで、もう体操競技を応援することはないと思っちゃいました…
年配の方々には理解できないのかもしれませんが、
40代以下にとってタバコは「百害あって一利なし」という感覚でしかなく、
それこそ麻薬と変わらない感覚で、敬遠したいものの一つです。
それをアスリートが、プレッシャーの軽減のためにやっているのは…
ちょっと理解することが難しく、尊敬の念が崩れていくのを感じますね。
要は薬で誤魔化して緊張感を紛らわしているということでしょう?
一般の人と変わらないというか、一般の人よりもメンタル弱くない?
一言で言えばガッカリ。もう体操競技に関心を払うことはないでしょうね…

とはいえ、アスリートで一番喫煙率高そうなのは野球界ですけど…
今はどうか知りませんが、10年前は普通にプカプカしてましたからね…
もう少し喫煙に対するイメージの低下も考えて欲しい所…


◆アニメネタ 今夏のアニメの話
まだ見てないアニメもありますが、大体1~2話を見ての感想です。
今夏のアニメの特徴としては、①「ラブコメが豊作」な所ですね。

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』は、
日本語ではツンなのに、ロシア語ではデレデレしてるのが可愛い。
演じてる上坂すみれさんのボイスと合っていて、破壊力高いヒロインです。
EDは名曲のカバーを歌っている関係で、毎回ED絵も違うのでそちらも注目です。
『疑似ハーレム』では早見沙織さんが色々な性格の女子を演じ、
これ先々に多重人格で苦しむ展開になったりしないよな?と心配になるほど(苦笑)
そういう展開も嫌いじゃありませんが、付かず離れずの正統派ラブコメで行って欲しい感じ。
『2.5次元の誘惑』も前田佳織里さん演じるガチヲタクヒロインと、
鬼頭明里さん演じるちょい重めな幼なじみヒロインとの絡みに注目。
コスプレだと『その着せ替え人形は恋をする』と被る部分を感じましたが、
3話はすごかったなぁ… エロい方で独自性出してくると思いませんでした(笑)
他に『義妹生活』『恋は双子で割り切れない』『負けヒロインが多すぎる!』の
展開が全く読めていないので、こちらも今後が楽しみ。
2期の『女神のカフェテラス』も引き続き見る予定。
ラブコメに関して言えば、今年の夏は大豊作すぎる感じがしますね。


もう一つ特徴的なのが、②「賛否両論を呼びかねない問題作」も多いことでしょう。
『推しの子』の第2期は、世間を騒がせた『セクシー田中さん』事件の記憶が残る中で、
この内容は大丈夫なんでしょうか… いやはや、さすがの挑戦的試み。
賛否両論あるでしょうが、あえて踏み込むその姿勢は嫌いではありません。
どういう内容になるのか非常に楽しみです。

良い意味で問題作なのは『逃げ上手の若君』でしょう。
タイトルから受ける印象とは異なり、史実を元にした歴史群像モノのようです。
鎌倉幕府の最後の将軍である北条高時の息子・北条時行が主人公になってます。
鎌倉時代末期から建武の新政・南北朝時代の資料と言えば『太平記』がありますが、
太平記は誇張が多く、信憑性に欠ける部分があります。
とはいえ、他に有力な資料があるわけでもなく、謎が多い時代です。
そこに踏み込んで、どう描くのか… 良くも悪くも注目されるでしょう。
そういう意味で不安なのが、「武士道」を既に勘違いしている点です。
まぁ、これは日本の歴史教育そのものの問題でもあるんですが、
封建社会の手本を江戸時代中期のもので想像し過ぎている感じがします。
そもそも切腹が表舞台に登場するのは、戦国時代の備中高松城攻めからですし、
潔く死ぬという死生観が作られたのは、もっと後のことのように思えてなりません。
それよりは『項羽と劉邦』『三国志』といった中国史の影響の方が大きいでしょうし、
源義経のような破天荒な戦い方が果たして当時そこまで叩かれていたのか疑問です。
今我々が思っているほど、卑怯な戦いだとは思われてなかったのでは?
封建制度も西欧世界史では分権的性質なのに、
日本では江戸時代のように中央集権的に考え過ぎていますし…
…とまぁ、歴史に関して色々と語りたくなるほどの良作で、楽しみです。

悪い意味で問題作なのは『異世界失格』でしょう。
異世界が失格なのではなく、人間失格が異世界転生するという…
まぁ、明らかに太宰治がモデルになってるんですが…
その関係で心中しようとしたり、命の価値が軽かったりと…
内容的には異世界転生を揶揄する意図があるんでしょうが…微妙。
ただ、2話目にして「だって太宰だし」で済ませられるようになった自分(苦笑)

『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』もヤバすぎる。
売れてないと嘆いているわりに、普段の同時接続数は表示されてないものの、
配信の切り忘れで5000~1万レベルになってるので、
コメントの流れの速さからして、1000~3000人レベルはありそう。
それだけ居たら全然売れてるレベルでしょうに…
いや、ホロライブの配信を全然見てないから知らんけど。
それで炎上しないで受け入れるリスナーも信じられないし、
吹っ切れて「セッ●ス」連呼して即BANされない動画サイトも信じられない。
2話目でBANされてなかったら、俺がBANします。もう見ません
(結果、BANされなかったので、事実上の1話切りとなりました。ゴミアニメ)。
唯一褒めるとすれば、中の人などいないとばかりに、
画面の外でも同じ衣装を着ていることでしょうか。
でも、その服装のまま買い物するのはやり過ぎでしょ…
そういう意味では、ユーチューバーであるものの『真夜中ぱんチ』の方がリアル。
同じ配信者をテーマにしているものの、こちらの方が面白そうな感じですね。

『僕の妻は感情がない』も個人的には微妙なライン…
ロボットに性的感情を抱いてる主人公が気持ち悪いし、
彼女にママの要素しか求めていないのも気持ち悪い…つまり主人公が気持ち悪い。
ただ、タイトルとは裏腹にロボットであるはずのヒロインに、
感情があるとしか思えない発言が見られるので、
後々にその理由が明らかにされるようなら評価できるかも。
3話で妹が出てきたから、ロボとの恋愛が異常性癖か否か見えるかと思いきや、
異種間恋愛マニアという特殊性癖過ぎて、全く参考にならなかった…
…これで全部主人公だけに感情があるように見えていただけという、
火の鳥・沙耶エンドだったら笑う(苦笑)


また、ファンタジー作品も比較的良作が揃ってる感じがします。
インディーズゲームで有名になった『天穂のサクナヒメ』の出来が良かったです。
低予算で誤魔化すのかと思いましたが、ヌルヌル動くアニメでビックリしました。
ゲームの内容としてはボリュームある方ではないので、
話をどう膨らませて展開していくのか注目しています。
『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』の1話もなかなか面白かったです。
異世界転生と思いきや、平衡世界と思わせて、実際はリライト系?
詳細が1期中に分かるようになるのか、設定を引っ張るのか、
それさえも分かりませんが、展開次第では面白いアニメになりそうです。
他にも『ATRI』『ばいばい、アース』『杖と剣のウィストリア』
『新米オッサン冒険者~』『この世界は不完全すぎる』も良いスタートを切ったと思います。
逆に『俺は全てを「パリイ」する』も地雷臭しかない…
いや、2話目なんだよ、アレ…
あまりに「パリィ」に拘り過ぎて、無理矢理にお礼を断り続ける展開は無理がある。
今後も人間関係まで「パリィ」し続けるなら見る気がしない…
パリィするのは戦闘だけでいいのよ…


旧作品のリバイバル・続編も光るものがあります。
最注目なのは『グレンダイザーU』でしょう。
原作では兜甲児が海外留学中に出会うという設定だったので、
弓さやか達は登場しませんでしたが、
本作ではマジンガーシリーズの延長線上で光子力研究所が舞台になってます。
その関係で牧場ひかるも随分と様変わりした褐色不思議ちゃんヒロインになってるし…
ヒロイン枠は新たな登場キャラであるフリード星の婚約者2人になりそうですし、
原作とはかなり毛色が違った感じがします。
メカとしても、ガメラっぽくて不格好な印象もありましたが、
リニューアルを機にカッコいいデザインに仕上がっており、ロボアニメとしても期待が高まります。
それと、甲児が乗っていたダブルスペイサーにOPではさやかが登場するようですし、
ひょっとするとマジンガーZの再登場もあったりするんですかね?
この後に来るマジンカイザーでは量産型マジンガーが普通に空を飛んでいますし、
完全飛行形態になったマジンガーZが登場する可能性もあるのかも?と思ったり。
およそスパロボ程度のマジンガーシリーズの設定だけを知っていれば、
新規でも簡単に入れそうなのが今作の良い点でもありますね。
というか、本作のさやか随分と可愛い。

『キン肉マン』も原作重視で、アニメのギャグ路線を完全脱却した感があります。
特に実況部分は…スト6だよなぁ(笑)
いや、まぁ、それができるスト6が凄いわけなんですけど(笑)
バトルを描くという原点回帰が進んでおり、
それだけでも過去アニメシリーズから大きく進化していると思います。
ただ、ハラボテ委員長の声だけは慣れないな… 他はいいんだけど…
とはいえ、今までキン肉マンに触れたことのない若い世代はどう思うんだろうか…
Ⅱ世も含めるとシリーズ長いですからね。そこが少々気になる所。

『〈物語〉シリーズ オフ&モンスター』は外伝としては高く評価できる出来ですが、
前提として物語シリーズ全作品を見ていることが条件になっているので、
ちょっと不親切なようにも感じてしまいました。
そもそも、斧野木ちゃんが登場するのもシリーズ中盤ですし、
撫子の漫画家志望と真宵ちゃんの神化はシリーズ終盤ですし…ネタバレすぎる。
あまりにも新規に優しくないのはマイナス。
ですが、それを含めても面白いのはさすがとしか言うほかありません。


あとは放送前から動画サイトの話題を攫った『しかのこのこのここしたんたん』。
中身は完全にカオスアニメで、ハイテンションギャグで突っ切るのが特徴か。
つーか、なんで日野市が舞台なの。もう奈良でええやん(笑)
一発ギャグで通した勢いを今後も貫けるのかにも注目。

他にも『小市民シリーズ 』『ラーメン赤猫』『菜なれ花なれ』
『エルフさんは痩せられない』辺りも悪くない感じでした。
エルフさん~は何かに目覚めそうな気がする…そんなセクシーアニメwww

アーカイブ