2017年10月17日

政治的中立性≠無関心

●書いてる人:日記(かめさん)

公示前は『緑のたぬき』一色だった政治報道が公示後はシーン…
当たり障りのない党首討論と各党代表者を招いた深まらない議論だけで、
本当に選挙をやっているのか分からなくなるぐらいです(苦笑)
各報道機関があまりにも政治的中立性を意識し過ぎて、
腫れ物に触るかのような選挙報道ばかりで、全く内容が伴っていません。

公示直後にTBSやテレ朝で森友・加計学園問題を聞こうとして失敗した影響が、
出ているのでしょうか…
実際、安倍総理は選挙戦を通して説明すると言っているのだから、
聞いたって全然構わない話でしょうに…

各党首、各候補が一方的に言うだけに終わっていて、全く議論が深まらない、
なんという一方通行感か、これが「選挙」なんですか?
過度な政治的中立性の意識が政治的無関心に繋がってしまっています。


◆政治ネタ 公示から1週間後の選挙情勢
公示から1週間が経っての情勢予測は、ほぼ予想通りといった感じでしょうか。
自公が堅調、希望の党が失速、立憲民主が躍進、共産が減。
公示前の報道は『希望の党』一色でしたが、
「排除」発言以降、小池新党の正体が早々にバレてしまい、
『⇒失望の党』と有権者が見なした結果、与党回帰に流れた感じでしょうか。
ただ、一方で態度を明らかにしていない有権者も半分近くいるだけに、
「希望の党バッシング」が薄まるのに対して、「政権批判」が強まるでしょうから、
このまま自公が堅調で行くとは言い切れない面もあります。

希望の党や維新の会が思っていたよりも票を集められない理由は、
国民から見て政党の「立ち位置」がよく分からない点でしょう。
政策だけを見れば、維新の会は大阪での実績がありますし、
希望の党の公約は民主党時代そのままのリベラル的人気取り政策が大半…
政策だけなら国民に受け入れられる可能性があるのですが、
そうならないのは国民が「政策」よりも「立場」を重視しているからに他なりません。
自公政権に協力するのか、野党として政権交代を目指すのか、
その「立場」が曖昧でどっちつかずのため、評価されないのです。
総理候補を敢えて明言しないという『緑のたぬき』の戦略が完全に裏目に出てます。
残りの選挙期間で「対安倍政権」だけでなく「対自民党」を打ち出せるかが鍵でしょう。

一方で、選挙において有権者が覚悟しなければならないことは、
過去も選挙での勝利を理由に安倍政権が『自己正当化』を行ってきた点です。
口では森友・加計学園問題を説明すると言っていますが、
そう言うだけで中身には触れず、終いには『詐欺師に騙された』と言うだけ…
(北方領土が返ってこなかったら、プーチンを『詐欺師』と呼ぶんですかね?)
このまま選挙で勝利したことを理由に、「国民の信任を受けた」として、
森友・加計学園問題は終了と言うに決まっています(苦笑)
同じことは、安保法改正、特定秘密保護法、共謀罪にも言えるわけで、
そういう都合の良い『自己正当化』を行ってきた政権なのですから、
「選挙の勝利=安倍政権批判のリセット」と考えているのは間違いないと思われます。

残り1週間、選挙戦がどうなっていくのか、注目したいです。


◆ニュースネタ 北朝鮮問題
「仮にも国家なのだから北朝鮮が核兵器を使うことはない」というのは楽観的過ぎる気がします。
通常兵器に関しては明らかにアメリカ・韓国・日本よりも落ちるのは間違いないわけで、
全面戦争に突入するぐらいなら、核兵器を使用して『恐怖の大王』を印象付ける方が得です。

その場合、韓国に核兵器を使うことは考えられません。
自国への放射能の影響が懸念されますし、何よりも「領土的野心」が韓国に対してはあるはず。
そうなると、「領土的野心」のない日本、特に地理的に離れた太平洋側、
つまりは東京に撃つ可能性は否定できません。

北朝鮮が核を撃てば、アメリカも核を撃って滅ぼしてくれるというのも楽観的過ぎます。
おそらく北朝鮮の軍事基地は国境線付近に構えるでしょうから、
核を撃てば韓国や中国にも影響が出る可能性が高く、実際上は撃てないと思われます。
発射リスクが低いのは北朝鮮であることは明らかで、
戦争になった場合は、東京全体が人質になることは覚悟しなければなりません。

それと、国連演説でトランプ大統領が横田めぐみさんの例を出したのは良かったのかどうか…
少なくとも、金正日の頃は拉致問題を「外交カード」として使っていたのは間違いありませんが、
金正恩になると「外交カード」としての拉致問題は極端に減っています。
むしろ、戦争になりかけた時に「人質」として「外交カード」に使われてしまわないか、
忘れ去られた「外交カード」が最悪の形で使われてしまわないか、一抹の不安があります。
安倍政権は「(経済的)圧力」「(軍事的)圧力」を繰り返していますが、
その中で拉致問題をどうやって解決していくのか、その道筋が全く見えてきません。


◆経済ネタ アベノミクスの成果?
「雇用の回復はアベノミクスの成果だ」みたいな言説を見かけますが、
実際は、団塊の世代の退職と就職氷河期時代の人材絞り込みによる若手・中堅のスカスカ現象により、
企業の新卒採用意欲が高まっているだけだと思うのですが…
もうアベノミクス開始から5年も経つわけで、本当に成果を出しているのなら、
アメリカやヨーロッパ諸国と同じようにデフレ経済を脱却していなければなりません。

「アベノミクス」は実際の所、日本の民主党政権時代にアメリカやヨーロッパた行っていた
「通貨安戦争」を今もやってるだけですから…
アメリカやヨーロッパは内需が拡大してインフレ気味を懸念して通貨高に切り替えたわけですが、
日本はいつまで経ってもデフレからインフレにならない…その時点で失敗は明らかです。

アベノミクスの当初に言われていたのは、企業が海外から国内に回帰して雇用が増えるという循環でした。
しかし、実際には企業が国内設備投資を拡大せずに、内部留保の貯め込みに繋がっています。
輸出量が必ずしも増えているわけでもなく、あくまで企業が儲かっているのは為替相場と株価によるもの、
日本の商品が売れているから儲けが出ている、というわけではないということです。
通貨安と株価で投機的経済は上向きである一方、
企業の国際競争力はむしろ低下していることから、実体経済は下向きに推移していて、
最終的にトントンになっている、といったところでしょうか。

今の日本の大企業は「守り」に入ってしまっています。
攻めて企業合併に乗り出せば、不良債権掴ませられる始末…
それも厳密には「攻め」と言えない消極的な買い物だったりするわけで…
特許ビジネスと言えば聞こえは良いものの、
中小企業から技術を買うだけで、それを活かすことができない。
「特許」は「保護される権利」ではなく、「使う権利」という初歩的な所が分かっていない。
子会社化したりして機動性を増そうとしても、親会社の意向が強すぎてグループ化も全く意味がない。
籠城戦にちょこちょこと遊撃隊を出しても消耗戦になるだけ。
10年100年と戦える籠城戦に意味はあるのですか?という話。

さすがに「財閥解体」のように大企業をバラバラにしろとまでは言いませんが、
逆に肥大化しただけの「組織のための組織」みたいな大企業はもう立ち行かなくなっているのも事実。
政治状況でさえ1日に1日と刻々と変わり、週刊誌の記事がゴミになるぐらいなのに、
経済状況なんて1時間1時間で刻々と変わってしまうもの、
機動性に富んだ企業規模にすることが、日本経済の根本的な立て直しに繋がると思うのですが…


◆ライオンズネタ 2位なのにクライマックスシリーズ1stで敗退…
初戦の勝利で乗って行けるかなと思ったのですが…
まぁ、なんとも呆気ない。
特に3戦目は毎回のようにチャンスを作っても、あと一本が出ず。
最終的には楽天投手陣のコントロール・継投にかわされてしまった形です。

総合的に見ると、ライオンズは普段通りの野球に徹し過ぎてしまった、
逆に楽天は短期決戦のデータ野球で得点を稼ぎ、失点を防いだ印象です。
短期決戦なので、「気持ち」の部分も非常に大切なのですが、
それ以上に緊張からくる「ミス」も出てくるわけで、
それを最小限に留める工夫=データの活用が足りなかったのかな、と思えます。

まぁ、どうせ勝ち抜けても、福岡でソフトバンクに勝てる気がしないので、
その前に負けて良かった、というのは負け惜しみでしかありませんが、気持ち半分。
辻監督に代わってから、攻撃・守備共にチーム力は確実に上がってきていると思うので、
あとは対ソフトバンクの苦手意識払拭して、「勝てるチーム」を目指して欲しいです。

野手は源田・山川・鬼崎・岡田選手らが順調に成長してますし、
リリーフも平井・野田・大石投手らが結果を残してきています。
あとは先発投手の整備、そこを最大の課題として取り組んでもらいたいですね。

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