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HDDが

クラッシュしました… orz
WMVや一部のAVIを再生中に落ちて再起動してしまう症状は相変わらずで、
その際に一部のドライブがクラッシュしてしまいました…
データの方はRAW状態の読み取り不能データを、
AcronisTrueImageで強引にバックアップを取ったことで、
一部のデータの欠損はあったものの、ほぼ完全な状態で復帰できましたが、
HDDの方が不良セクタ出現で危うい方向に…
SMARTでも異常状態、HDTuneでエラー検索すると1箇所のみダメージ、
その場所を避けて使う方法もありますが… どうしようかなぁと考え中。
購入から半年ほどのWD20EARS、保証を利用できるかなぁ…
今はバックアップ用途に使っていたWD15EARSに移動中。
データ整理が微妙に大変です。


◆ニュースネタ 臨時国会閉幕 混迷する政治
まぁ、ぶっちゃけ今の政治状況を生んだ最大の原因は国民なんですがね…
ゴタゴタするのが分かりきっているのに自民党に入れたんだから。
「熟議の国会」なんて最初から無理だと分かってました。
それでも自民党は与党経験もあるし、もしかしたらと思っていましたが、
自民党は変わりましたね、もはや文句を言うだけの完全な野党です(苦笑)
悪い方向に変わった自民党のおかげで、予想通りの混迷国会となり、
参議院選挙はバカな判断をしちゃったもんだと改めて思う次第であります。

勿論、参議院選挙の敗因ともなった民主党の議会運営の不手際は、
私も認めるところではありますが、
だからこそ熟議の国会にできる可能性なんて微塵もなかったわけで、
国民は自ら混迷する政治を選択したということなのでしょう。
菅首相が何がやりたいのか分からないと批判されますが、
私は国民がどうして欲しいのかがよく分からなくなっています。
そんなんだから、政治の方向性も混迷してんじゃないの?
民意がどこにあるのか全く見えなくなってます。
民意の導き手であるマスコミもそうなんだから、呆れ果てるばかりです。

今やるべきは行財政改革、行政サービスの効率化、
増税論議を含めた財政健全化の方向性への歩み、
外交面ではアメリカとの同盟主義から多国間協定へ、
大枠で見れば鳩山政権と菅政権が打ち出した当初の政策は合っていたものの、
民意の反対を受ける中で、どんどん捻じ曲がっていってしまった感が強いです。
自民党は民意無視の唯我独尊状態でしたが、
逆に民主党は民意に耳を傾けすぎて、方向性を見失いがちに見えます。
馬鹿が吠え面かこうとも、一本芯の通った行動をしてもらいたい気はします。


◆ニュースネタ 東京都の青少年健全育成条例が改正
児童ポルノの単純所持での犯罪成立等には断固反対ではありますが、
今回の東京都の条例改正はどちらとも言えないですね。
どちらの言い分も分からないこともないけれども、
どっちも極論過ぎやしないか、ということです。

賛成派の立場からすれば、あくまで販売方法の変更にすぎず、
(18歳以上を対象とした成年漫画として販売することは妨げられない)
性表現そのものを抑制するわけではないし、
過激化する低年齢層向けの漫画に何らかの規制をする必要がある、
とする考えには理解できるところがあります。
要件としても、法律違反となる性行為と一定の限定を付していますし、
性表現の抑制にならないよう配慮されていることも間違いないです。
2次元とはいえ、暴力的なポルノが子どもの目に触れることが、
歓迎すべきことではないことは誰もが分かっていることです。
何らかの規制をしようという動きは理解できます。

一方の反対派の立場からすれば、これが性表現を直接規制するものでなくとも、
出版業界や作者に与える影響は大きく、
結果的に性表現が抑制されてしまうという言い分も理解が及ぶところです。
出版業界からすれば、成年指定を受ける受けないでは売り上げも違うでしょうし、
行政の匙加減で規制されかねない改正は受け入れられないでしょう。
また、規制の対象が漫画だけというのも納得できない理由の一つでしょう。
ドラマや小説など、過激な性表現が伴うものは他にも色々あるのに、
なぜ漫画だけなのか、漫画に対する蔑視を感じる部分はあるかと思います。

だからといって、反対派の立場はやや大義名分が立たないところがあり、
どちらかといえば商業的な理由が強く伺われ、
性表現規制の論理にはやや飛躍があるように感じられます。
加えて、なんとなくではありますが、成年漫画に対する蔑視のようなものを感じます。
成年漫画いいじゃないですか。表現したいなら、成年漫画で描けよと。
一般漫画に行ったら成年漫画を描かないみたいな風潮がありますが、
そうではなく、もっと両者の表現の垣根を取っ払っていいと思うんですがね。
どうにも漫画家サイドの上下関係がちらついて嫌な感じがします。
「それならば成年漫画で描いてやる!」みたいな気概が欲しい。
ただ、ギャラは大変なことになりそうですが…

美少女ゲームも90年代前半の規制を受けて、自主規制色を強めた結果、
エロ路線よりも純愛路線、シナリオ重視路線にシフトした結果、一定の成功を収め、
一般的な目はともかく、オタク内なら偏見をもたれない分野へと成長しました。
そういう意味では、成年漫画が成長するチャンスと受け止めてもいい気がします。
年齢による漫画雑誌の住み分けを強めていってもいいと思いますがね。

逆に規制対象が漫画だけというのは、やはり悪意を感じてしまいます。
2次元キャラへの児童ポルノ禁止に繋がる部分があることは間違いないでしょう。
漫画で陵辱されるのは、あくまで2次元キャラなのにね。
2次元キャラへの陵辱を現実の人間に置き換えることには高い壁があります。
本当にヤバイのは、小説やエロCD等の五感の制約が強いものですよ。
見えないから想像する、その過程に2次元キャラというクッションが存在しない。
だから文章や音をそのまま現実の人間へと転化してしまう。
読みやすさという意味で、漫画の影響力は非常に大きいものではありますが、
裏を返せば、それは「読み飛ばしやすい」とも言えるわけで、コントロールが容易です。
けれども、小説の場合は読み飛ばすと、その後の展開が分からなくなるだけに、
とっつき難いけれども、読み始めると読むことを半ば強制されてしまいます。
暴力的ポルノは嫌いだから飛ばすということができないのは、漫画よりも小説の方です。
TVのドラマでも目を覆いたくなるような展開になることがしばしばありますし、
規制対象が漫画だけというのは、やはり偏見に満ちていると言わざるを得ないでしょう。
先に昼ドラ規制しろよとか思う。特に夏休みは放送すべきじゃないっしょ、常識的に。

そんなわけで、規制が業界的に弱い方弱い方へと向いている傾向は強く感じます。
同時に、規制される側の漫画業界の中でも一般漫画と成年漫画との間にある壁を感じます。
もう少し両者とも公平に見られないのでしょうか。
結局、一番の対象となる青少年の視点が欠落しているのが致命的ですよね。
青少年の育成がどうあるべきなのかが極論過ぎて一致を見ていない感じがします。
そんなエロとか全く考えないような聖人君子な青少年を目指すわけでもないし、
逆にエロばかりを求めるような変態青少年を目指すわけでもない。
規制する人は中国のようにしたいのでしょうか。
まぁ、一人っ子政策をやりたいなら、理解できなくもないのですが。

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