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なかなか

春らしい陽気にならず、肌寒い日が続いていますね。
風邪なのか、花粉症なのか、喉・鼻の調子もあまり良くなく、
もどかしい日々が続いております。
花粉症じゃない、花粉症じゃないんだと自己催眠をかけております(爆)

そうこうしているうちに、センバツ高校野球が21日に開幕だとか。
注目は被災地の石巻工の選手宣誓と、初日の花巻東と大阪桐蔭の対決でしょう。
正直言って、石巻工の選手宣誓は出来すぎな感じがしてしまいますが…
まぁ、結果としては最良になったんじゃないでしょうか。
注目を集めているのは2人の長身ピッチャー、
花巻東の大谷投手と大阪桐蔭の藤浪投手の2人の「ダルビッシュ2世」。
それが初戦で、しかも初日に対戦ということで、大きな話題を呼びそうです。
他には光星学院や愛工大名電、智弁学園といった強豪校が注目ですね。


◆プロ野球 埼玉西武ライオンズのオープン戦
開幕投手候補の涌井投手は6回2失点という結果だったものの、
ストレートの四球でランナーを溜めてからタイムリーを浴びるなど、
内容がいまひとつで開幕投手決定までは至らず… もどかしい状況が続いています。
一方、開幕戦の対戦相手である日ハムは斎藤投手が開幕投手に決定したようで…
若い斎藤投手で勝てばチームに勢いが付くという新監督らしい思い切った決断で、
長くテレビコメンテーターを務めた栗山氏らしいドラマ性を期待した起用ですが…
…完全に涌井投手は舐められちゃってますよね…
ここまでの斎藤投手のオープン戦の結果からすれば、6回3失点で合格点、
それで勝てると思っているということは、涌井投手は8回4失点ぐらいに見られているのか…
サバサバした外見やコメントとは裏腹にプライドの強い涌井投手ですから、
きっとこの怒りをバネにして、一段上のピッチングを見せてくれることでしょう。
次こそは開幕投手太鼓判というピッチングを期待したいですね。

ルーキーの十亀投手は4回に連打で大量6失点を失い、プロの洗礼を浴びる形となりました。
3回に少し制球を乱し始め、逆球が多くなったものの、なんとか無失点で済むも、
4回にはピッチングが単調になってしまって、5連打を含む7安打を浴びて6失点…
正直言って、少し心配ですね。
昨年の都市対抗でも1失点した4回に投手交代となっていましたし、
エースというよりは2番手の投手という感じでしたから、修正能力があまり高くないのかも。
2番手は悪ければ代えられますが、エースは悪くとも代えるわけにはいきませんからね。
そういう点から打たれた時の修正能力に不安を感じました。
ただ、それが明らかになったのがオープン戦だったのが救いですね。
そこら辺は考え方一つで変わってくるでしょうし、
渡辺監督を始め、エース哲学を学んで、先発ローテを勝ち取ってもらいたいです。
次回先発では失点してからのピッチングに注目ですね。

リリーフ陣はレベルの高い争いを維持しているようで、
抑えのゴンザレス投手と8回の岡本篤志投手が確定。
ゴンザレス投手は緩急があまりなく、ストライク率が高すぎるのが少々心配なものの、
それらの不安を吹き飛ばすだけの奪三振率の高さがあり、勝ち試合での登板が待たれます。
岡本篤志投手は7回という考えもありますが、前半は先発投手を引っ張るので、8回で固定。
あとは7回かロング要員になるか分からないものの野上投手がほぼ決定、
ルーキー左腕の小石投手も先発5枚の間はロング要員での開幕1軍が有力、
あとはマイケル中村投手と左投手で残り3席を争うことになりそうです。
左投手では松永投手と武隈投手が内容・結果ともにいいのですが、
実績が不足しているのがネックで、2人とも開幕1軍となるかは非常に微妙。
経験のある星野投手かウィリアムス投手のどちらかが入りそうですが、
ウィリアムス投手は四球で崩れてしまったのがマイナス材料。
練習試合・オープン戦と少し四球が多い傾向にあり、挽回しないと開幕1軍は微妙かも。
残りの試合でも激しいサバイバルが繰り広げられそうです。

打線は相変わらず元気ない感じ。そろそろ状態を上げていきませんと。
そんな中でスイッチ転向の熊代選手が3安打放つなど活躍し、
外野のレギュラー争いを一歩リードした形となりました。
これまでは代走での出場が主で、なかなか打席の機会はなかったのですが、
少ないチャンスを確実に物にして、大きくアピールしてくれました。
スイッチ転向1年目ですので、正直言ってもう少し時間がかかると思ってましたが、
左打席のレベルが想像以上に高く、結果も残っているのが大きいですね。
現オリックスの赤田選手のスイッチ転向時の左打席は当てるだけという感じでしたが、
熊代選手は粘り強さがありますし、小技もできていますから、試合でも十分使えます。
秋山選手がいなくなってからは、外野のレギュラー争いが混沌としていましたが、
熊代選手が大きくリードする形になった気がします。
それにしても、熊代選手がスライディングのコツで表現した「ライダーキック」は、
素晴らしい表現だと思いましたね。
イメージ的には仮面ライダーの歌の方の「ライダー キック」という感じ。
「ライダー キィィィック」ではない「ライダー キック」、面白い表現です。

これで課題だった下位打線も、7番高山or秋山、8番銀仁朗、9番熊代と、
多少の入れ替えはあるものの、ほぼ固まったと言ってもいいでしょう。
あとは5番打者の問題、嶋選手が定着してくれると非常に大きいのですが、
早い段階でアピールできるかどうか。
嶋選手にとっては日ハムの開幕投手が斎藤投手に決まったことは追い風で、
結果を残せば、2戦目の武田勝投手でも引き続きスタメンとなる可能性が高いです。
これがもし武田勝投手だったら、開幕スタメンは難しく、
浅村選手の打順を上げるか、粘りを期待して2番原・5番栗山選手となっていたでしょう。
そういう意味でもチャンスですから、なんとかモノにしてもらいたいですね。

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