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大久保コーチ解任

なんというか、またお騒がせな…とファンの多くは思ったことでしょう。
2軍の野手があまりにも故障者が多すぎましたから、
練習のさせ過ぎなんじゃないのかと思ってましたが… こういう結果になるとは。
最初の報道だと「暴力行為」「金銭トラブル」と嫌な文字が躍りましたが、
金銭トラブルは罰金制度だったみたいで、
それはどこの球団もやっていることですから、問題はないでしょう。
問題はそこに「手」が出ちゃったことなんでしょうね。
昔型のうるさ型熱血コーチだから、手が出やすいイメージはありますが、
そこが選手とのコミュニケーション不足を生んだのかもしれません。
渡辺監督のように若い選手との接し方をもう少し勉強していたら、と思っちゃいます。
今は体育会系の飲みにケーションじゃダメですからね。
デーブコーチの若い頃とは違いますワ。

でも同時に、行き過ぎはあったとは思うけれど、
それをシーズン中に洩らしてしまうのもいかがなものかとも思ったり…
風通しが良いっちゃいいんだろうけど、オフまで我慢したらと思わなくもない。
それで逆にコーチが選手に気を使いすぎる結果となったら、組織として微妙ですし。
最近はイチロー選手や石川遼選手などスマートなイメージを持たせる選手が人気ありますが、
野球選手は反骨心を持ったような多少ギラギラしたものを感じる方がいいかなぁとも思ったり。
スマートな選手ばかりが持て囃される世の中もどうなんでしょうか。
もっと若い選手にはギラギラしたものを見せて欲しいです。
栗山選手みたいなスマートな外見ながらも、
ギラギラさせるものを見せてくれる選手がもっと出てきてもらいたい。
中島選手は普段の笑顔のイメージが強いので感じさせませんが、打席では眼光鋭いですしね。
そういう意味では、今の若手、2軍選手は、まだまだ物足りないです…
それが何によって培われるのかってのは難しい問題ではありますが。
そこの違いなんでしょうねぇ…
やり方に行き過ぎがあった面は否めないものの、その想いはそれぞれ考えてもらいたいです。


◆プロ野球 オールスターゲーム第1戦
結果は4-1でオールセントラルの勝利。まぁ、当然ですかね。
パリーグは真剣にやっていないとは言わないものの、ややお祭り気分感覚があったかなと。
逆にセリーグは交流戦大幅に負け越したことや、
パリーグの力のある投手と対戦したいということで、打者に気持ちを感じました。
どうもパリーグ側に燃える燃料が足りてないように見えるんですよねぇ…気のせいかな。

試合で印象に残っているのは、2つのシーンのみ。
ダルビッシュ投手と阿部選手の対決、藤川投手と里崎・片岡・中島選手の対決です。
内角をカットボール気味の新魔球で厳しく攻めるダルビッシュ投手と、
そこを上手くライト線に運んでいった阿部選手の技術、プロらしい素晴らしい対決でした。
オールスターというと直球勝負が持て囃されますが、
その時の一番良い球で勝負していくのも一つの醍醐味だと感じさせられました。
直球勝負といえば、藤川投手のピッチング、MVP級でしたね。
里崎・片岡・中島選手の3人もいずれもストレート一本待ちで、
ストライクゾーンに来た球は全てフルスイング!
ストライクゾーンの見逃しも一球もなく、全て振っていった対決は見ごたえありました。
唯一残念だったのは、片岡選手の最後の球ですかね。あれをカットするのは厳しい。
あの一球がストライクゾーンに来ていたら、もう最高でした。

しかし、中島選手は随分と使いまわされましたなぁ(苦笑)
パリーグは二遊間の選手ばかりだというのもあるんですが。
井口・片岡・田中賢介・川崎・中島・西岡選手…二遊間だけで6人ってどう使うのよ(^^;
そういう事情もあって、中島選手がサード、
そしてプロ初だと思われるファーストをやることになったのでしょう。
つーか、そのままサードで、小谷野選手をファーストでいいじゃんとか思いましたが。
どうせ慣れないポジションなら、どこに回しても同じと考えたんですかね。
明日はショートを守って欲しいけれども、西岡選手もいるしなぁ…

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