2011年も終わり
波乱含みだった2011年も終わりを迎えようとしています。
2011年の感想に関しては前回書いた通りで、
2012年の展望も決して明るいものとは言えず、
いや、明るくなるかもしれないし、そうでもないかもしれない、、
世界の変化の中で日本が、国民が、今年以上に決断を迫られる可能性が高い年だと思うので、、
良い年が来るのを祈るのではなく、良い年を作って行きたいものですね。
特にネタもないので、相変わらずの『WHITE ALBUM2』の感想で今年も終了。
もう頭の中の半分は雪菜で埋められているし(苦笑)
◆ゲームの話 『WHITE ALBUM2』
現在の進捗状況は、千晶2回目クリア、麻理クリア、雪菜プレイ中という状況です。
千晶は単独でプレイしていると、終盤の展開に唐突感があって、付いていけなかったんですが、
雪菜のシナリオをプレイしていたら意味が分かりました。
まぁ、でも千晶の行動も正直分からないところが多いです。
当初は史実通りに描いていたのは間違いなく、
路線変更を図ったのは、自己を投影するためなのか、雪菜へのメッセージなのか、
それ以外のルートでは後者の可能性もありますが、千晶シナリオは前者ですかね。
いずれにせよ、千晶が『小木曽雪菜』という人間を解釈し切れなかった面は否めず、
正面から取り組んだであろう千晶1回目がどういった結末だったのか気になるところです。
麻理はシナリオライターが悪趣味だなという印象しかないです(^^;
麻理と佐和子の軽妙なトークの「陽」と、
春樹の側のシリアスな展開を描く「陰」とを、並行的に描いたのはもう悪趣味としか。
シリアス・笑い・シリアス・笑いと展開しちゃうので、シリアスで笑っちゃいました(爆)
まぁ、でもプレイ前の予想に反する意外な展開でした。
唯一の年上キャラなので、当然そういう期待をするわけですが… もう笑うしか(^^;
このシナリオでは雪菜がかなり面倒くさい女として描かれてますが、
他はわりとあっさり目なだけにこれはこれでアリだったかと思います。
雪菜はようやく『WHITE ALBUM』という展開になりました。
色々と語るまでもなく、雪菜シナリオの主人公モノローグで雪菜の魅力が全て語られてましたね。
『小木曽雪菜』という人間は「物語の主人公」で、
良くも悪くもシンデレラコンプレックスの気が多少ある少女マンガの主人公的存在です。
ただ、その相手が万能で全くブレず、望むことを何でもしてくれるような王子様ではなく、
ごく普通の傷つきやすい青年であった、ということでしょう。
そんなただ夢見がちな女の子に過ぎないのなら、『小木曽雪菜』は「キャラクター」に過ぎないのですが、
世界が自分を中心に回っているなんて微塵も考えていなくて、
傷ついて、相手を傷つけて、逆に後悔でもっと傷ついてを繰り返す痛いほどの優しさを持ち、
物語のヒロインのような決断や勇気が持てずに、でもここ一番では可愛く格好良くて、
常に迷いながら、葛藤しながら生きていく、そんなリアルさが「人間」たる理由であり、彼女の魅力でしょう。
雪菜いいなぁ… 私が好きな二次元ヒロインで三本の指に入るレベル。
ちなみに、1人目は『真野妖子』、これはガチ。ファミ通増刊の宮尾岳絵を見てなかったら、オタクになってない。
2人目は『フィーナ』かな。まぁ、未だに原作もプレイしてないし、アニメも見てないのですが(爆)
3人目はBLESSの『比奈山皐月』だったんだけれども、雪菜が振り切りそうな勢いです。フィーナ超えもある。
まぁ、でも気がかりなのは、まだかずさが出てきてないこと…
選択肢自体は出てるけど選べないために後回しになっているわけですが、おそらく雪菜クリア後になるのでしょうが…
そうなると、また雪菜を振る展開になるのか… 勘弁して欲しい。
かずさが出てきた上で雪菜を選ぶ展開もあるといいんだがなぁ…