興南高校が初優勝
センバツ甲子園大会決勝は、興南高校が延長12回に10-5で日大三高を下し、
春夏通じて初優勝を遂げました。
序盤こそ興南側に何気ないミスが続き、失点するという厳しい幕開けとなりましたが、
中盤以降は1点を争う好ゲームとなり、
後半は興南・島袋投手と日大三・山崎投手が一歩も譲らない投手戦となって延長戦へ。
延長12回に先に継投策に出た日大三の2番手・吉沢投手が四球から崩れてしまい、
5失点、島袋投手は200球に迫る球数を投げながらも完投勝利、という結果でした。
日大三の山崎投手はポーカーフェイスでしたが、中盤にやや打ち込まれたこともあって、
終盤はややコントロールが荒くなるなど、所々で限界も見えていました。
代え時をどこにするのかが一つのポイントだったわけですが、
延長戦になってくると、もう気迫勝負、
先に折れた方が負けという雰囲気になっていただけに、
結果的に継投は失敗であったかもしれません。
でも、まだ夏があるわけですし、継投に出るのは間違ってなかったと思います。
できることならば、イニングの頭から代えてあげればと思いましたが…
まぁ、高校野球の継投はなかなかに難しいですよね…
優勝した興南高校はそれほど強いとは感じませんでしたが、
エースの島袋投手を中心とした安定した守備力が光りました。
コントロール良く130キロ中盤のストレートを低めに投げる投球は見事でした。
今日の試合では140キロを超える気迫のあるピッチングも見せてくれましたし、
大会を通じて良いピッチングを続けていましたよね。
打撃もフルスイングで、走塁技術も長けるなど、積極的な攻撃が光りました。
夏に向けては島袋投手に次ぐ2番手投手を成長させ、
負担を減らしながらライバル・嘉手納と競い合いながら甲子園を目指してもらいたいです。
準優勝の日大三高はエースの山崎投手の投打に渡る活躍や、
豪快なホームランが光りましたが、
準決勝・決勝と選手総動員で戦う姿勢が素晴らしかったと思います。
決勝で1番スタメンに起用された小林選手は足という長所を生かすために、
スイッチに転向し、磨いてきたセーフティバントで相手チームを苦しめましたし、
各選手が自分の持ち味が何かを十分に理解し、試合に貢献する姿勢は素晴らしかったです。
レギュラーだけでなく、ベンチ入りの選手全員がいつ試合に出ても活躍できる、
そんな選手層の厚さを感じさせてくれるチームでしたね。
今年の日大三高にはチーム作りの理想を見たような気がします。
準優勝に終わったのは残念ですが、記憶に残るチームだったと思います。
また夏にチーム一丸となって、甲子園に戻ってきてもらいたいですね。
◆プロ野球 パリーグはロッテの独走状態?
好調のオリックスとロッテの3連戦ということで、どうなるかと思いきや、結果はロッテの3連勝。
今やパリーグでは独り勝ち状態になっています。
まさかここまで走るとは… 少々驚きです。
一番大きいのは打線の好調さ、スピードのある1・2番コンビの出塁でしょう。
西岡選手と荻野選手が出塁し、足でかき回す攻撃、これに各球団やられています。
井口・金・大松選手のクリーンアップも一発を秘めて強力、1・2番を出すと厄介です。
もう一つは若い先発陣の奮起、成瀬投手と唐川投手の好調さが効いています。
他のチームに比べると、先発陣は少々落ちるかと思ってましたが…
成瀬投手が各球団のエースにひけを取らない投球を見せ、唐川投手も軸として機能を果たす。
こうなってくると、投手陣も他球団に負けていない。なかなかの脅威です。
リリーフ陣はやや弱さがあるものの、薮田・小林宏之投手という形ができているのは大きい。
守りの面でもセンター荻野選手の守備範囲が広いですし、昨年までとは全くの別チーム。
各球団はルーキー荻野選手を何とか封じないことには、ロッテの勢いを止められないでしょうね。
オリックスはロッテ同様にバランスの取れた打線になったものの、
先発投手に安定感が少々欠けるか。
西武は4番中村選手の調子が上がってこない限り、打線の繋がりを欠いてしまう。
ソフトバンクは打線の形が定まらずに得点力不足。
楽天は打線が重量化で身動き取れず、抑えの不安も早々に露呈。
日ハムは鉄壁を誇った守備陣が崩れているのが気がかり。打線や投手陣の不調よりもそちらが心配。
なんだか、少なくとも1ヶ月ぐらいはロッテの天下状態が続いちゃいそうですね。
◆ゲームの話 『WHITE ALBUM2 -introductory chapter-』
やっぱり「WHITE ALBUM」だけはちょっとなぁ…
もっと柔らかく歌えばいいのに。力が入りすぎている感じがしちゃうんですよね。
「過ぎてゆく~♪」の「く」を裏声で別に歌わなくてもいいと思うけれど、
もう少し柔らかく歌って欲しかった気がします。その点は残念。
…そういえば、昔は原曲の「WHITE ALBUM」みたいな裏声の歌い方が多かったけれど、
最近の曲では減ってますよね、カラオケ全盛時代のせいなんかなぁ。
今となっては岡崎律子さんの曲とか懐かしく感じます。
本編での扱いがアレだったので、3Dカスタム少女を使って小木曽雪菜を作ってみたり。
制服はオーソドックスなのでわりと簡単に作れるものの、他が無理。
MODからやらんとダメなのか。職人の方、よろしくお願いします(^^;
こういう時に3Dカスタム少女は便利。
人工少女よりもアニメチックな表現になるので、2Dが似せやすいです。
顔の中身が変えられないのが欠点ではあるものの、そこまでやってると逆に面倒だし。