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WBC強化試合・台湾戦

強化試合も今日で最後、埼玉西武ライオンズは台湾代表チームと対戦、
13-2の圧勝で見事に勝利を収めました。
台湾代表チームは守りでは四球・エラー絡みで失点、
攻撃ではライオンズより多い14安打を放つも走塁ミスなどもあって、
ホームランによる2点止まり。
今回は一部チームからの代表辞退があって、ベストメンバーが組めず、
経験の浅い選手が多いそうですが、それがそのまま出ちゃった形でしょうね。
こうなってくると、やはり日本と韓国の一騎打ちという様相になってきそうです。

以下、簡単な試合結果。

石井一久 2回 被安打3 無四球 1奪三振 無失点
帆足 3回 被安打4 無四球 1奪三振 2失点
土肥 1回 被安打1 無四球 2奪三振 無失点
許銘傑 3回 被安打6 無四球 3奪三振 無失点

1(右)大崎、2(中)栗山、3(一)石井義、4(三)中村、5(左)後藤、
6(指)上本、7(遊)黒瀬、8(捕)銀仁朗、9(二)原

大崎 5打数1安打1犠打1盗塁
栗山 3打数2安打1ホームラン2打点1四球
石井義 2打数2安打2四球
中村 3打数1安打1打点1四球
後藤 3打数ノーヒット
上本 3打数ノーヒット
黒瀬 4打数2安打1打点1四球
銀仁朗 3打数ノーヒット3三振
原 2打数1安打3四球1打点
高山 2打数1安打1ホームラン2打点
水田 1打数1安打1四球
清水 3打数ノーヒット
赤田 3打数ノーヒット
野田 2打数1安打


投手陣では石井一久投手や帆足投手と先発ローテ左腕がそれぞれ登板、
結果はそれほど良くないようですが、
ベテラン・中堅投手なだけに、この時期はまだまだ調整段階。
それぞれ課題を持ってマウンドに立ち、その課題をこなせたということなので、
全く問題はないでしょう。
一年間先発ローテを守る活躍を期待したいです。

3番手ではライオンズ復帰の土肥投手が登板、1イニングを無難に抑えたようです。
貴重なリリーフ左腕として期待したいです。
許銘傑投手に関しては… 同胞相手にこれだとちょっと…元気付けようとしたということで。

打者陣では当たりに当たっていた大崎選手が1安打止まりも、
当たり自体はそんなに悪くなかったようですし、盗塁も決めているので良いアピールになったかと。
送りバントも決めるなど小技がしっかりこなせるとなれば、レギュラーに近づくでしょう。
今日一番の活躍は栗山選手。格の違いを見せ付けたといったところでしょうか。
若手では黒瀬選手がタイムリーを含む2安打、原選手が3四球を選び、1本のタイムリー。
二遊間は片岡・中島選手で決まっているだけに、二遊間の1軍控えは狭き門、
水田選手も含め3人とも結果を残しているだけに、まだまだ競争が続きそうです。
また、高山選手がホームランを放ってアピール、あとは確実性ですね。


WBC強化試合はあくまで各国代表チームの調整のための試合でしたが、
オープン戦とはまた違う雰囲気の中で、実戦を想定して戦えたのは大きいと思います。
一流選手を打ったり、打ち取ったりすることで、
若い選手が練習の成果を感じ取れたでしょうから、それを自信へと変えていってもらいたいです。
ライオンズにとっても意味の大きい強化試合だったように思います。

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