ビックカメラがコジマを買収へ
個人的には嬉しいニュースなのですが、一方でコジマ50店舗を閉鎖とのニュースも。
近くのコジマが整理対象になってしまわないか戦々恐々です。
駅前のビックカメラ、郊外のコジマということで、上手く行けばバランスが取れそうですが、
こうなってくると、コジマが整理されるだけの寂しい展開になってしまうかもしれません。
保有ポイントに長期保証…
完全な吸収合併なら問題ないものの、ややこしい形態になってしまうと、
保証されなくなる可能性もあるだけに、今後の動向を見守りたいです。
◆PCの話 PLEXTOR「PX-128M3P」
そんなこんなで、ようやくSSDへの換装が完了しました。
換装前は、「Crucial RealSSD C300-64G」でしたので、
そう戸惑うことはないだろうと思っていたら… 意外と手こずりました(苦笑)
パッケージを開けてみて、嬉しかったのはサポートソフトとして、
「Acronis True Image 2010HD」が入っていたこと。
人によってはバックアップソフトはOS標準のバックアップで十分かもしれませんが、
長らく使っていたTrue Image 10HOMEがWIN7で使えなくなり、
仕方なくWesternDigital版を入れたのですが、
英語版しかなく、最近はあまり使っていませんでした。
でも今回の付属ソフトは多言語対応で日本語版もちゃんとあり、
機能も拡充しているだけに、かなり使い勝手が良くなりそうな感じです。
今まではSSDへの対応を心配していましたが、
SSD付属なら、そんな心配も要りませんし、この付属ソフトは個人的に嬉しかったです。
で、Ture Imageの手動クローン化によって、
SSD64GからSSD128Gへと拡充移動させたのですが、
フリーソフトの「Crystal Disk Mark」で速さを計測すると、
SeqのReadが250MB/sと理論値の半分も出ていないことに…
一応、問題のありそうな点を片っ端から挙げていって、
(1)True Imageのクローン化作業時に何らかのミスを犯した可能性
(2)実はSATA3と思っていたのがSATA2だった(配線等のミス)可能性
(3)BIOSの設定に問題がある可能性
(4)製品の故障
考えてみたところ、(1)と(2)は確認したところ特に問題がなく、
WINDOWSではSATA3かSATA2かは判別できないだけに、
(2)の問題は客観的には判別できていないのですが
(Speccyというフリーソフトを使ったところ、SATA typeではSATA2、
転送モードはSATA3と表示されていて、はっきり分からない)、
先に(3)の問題を解決すべく、怪しいところを片っ端から調べ上げた結果…
結論としては、BIOS設定の「AMD AHCI BIOS ROM」を「ENABLE」に、
これでOKでした。
今までは「DISABLE」にしていても、速度的な問題が生じなかったので、
そのままにしておいたのですが、どうやら「ENABLE」にしておいた方が良さそうです。
その後、同じように速度を測ったところ、450MB/s、
理論値には及びませんが、AMDのCPUで色々とインストールした後の環境ではこれくらいかなと。
ようやく満足の行く数字となりました。
起動に関しては、体感的にそれほど変わりません。
さすがにHDDからSSDの換装ほどのインパクトはないです。
それでも書き込み速度が実測73MB/sから341MB/sへと大幅増となったので、
OSの更新等のデータ書き込み作業は大幅に速くなった印象を受けます。
HD Tuneの波形も全般的に安定した数値を出していますし、
評判の良さが頷ける内容となっています。
ちなみに、ファームウェアの更新にも若干戸惑いました。
なぜかSSDが認識されず、更新作業ができなかったのですが、
一時的にBIOSの設定で「AHCI」接続を「IDE」接続に変えたら、更新できました。
勿論、更新が終わったら設定は戻しておきましょう。
そんなこんなで、SSDのCドライブ容量が増えたこともあり、
VirtualPCのシステムに利用しているバーチャルHDDをCドライブに移動してみました。
効果は覿面で、それまではもっさりと引っかかるような感じだったXPモードが、
普通のXPマシンのようにサクサク動くようになりました。
VirtualPCはバーチャルHDDの置き場所を簡単に変えられるので、
システムで利用しているバーチャルHDDだけを置いておき、復元設定を入れておけば、
一時ファイルはHDDに保存され、復元設定の反映を行うときだけ書き込まれますから、
余計な書き込みが行われず、SSDへの負担にもなりません。
一方、VMwarePlayerでも試してみたものの、大きな効果はありませんでした。
確かに起動は20~30秒ほど速くなったものの、
元々、VirtualPCよりも動きが良いこともあって、起動後の動作はあまり変わってません。
VMwareの場合は、VirtualPCに比べるとバーチャルHDDの移動が容易ではなく、
特にplayer3.X以下でXPモードを移行したバーチャルHDDですと、
最近のPlayer4.0以上では別途プラグインをインストールしなければ、
バーチャルHDDを再設定できなくなってしまうので、やや面倒な感があります。
また、無料のPlayerの場合はスナップショット(復元設定)が使えませんので、
常にバーチャルHDDに書き込まれることになり、SSDへの負担が心配になります。
速度と安全面の天秤をかけた結果、やめた方が無難という結論に辿り着きました。
VirtualPCのXPモードはVMware並みの軽さになるだけに、
SSDへバーチャルHDDを移動する価値は十分あります。
もっさり感が気になる人は是非試してみてください。
まぁ、それでもグラフィック機能はVMwareに分があるので、
古いゲーム等をやるなら、VMwareは外せないといった感じですね。
◆プロ野球 序盤戦の話題 日ハム・稲葉選手とヤクルト・宮本選手が2000本安打達成
前回書くのを忘れていたので、今日触れておこうかと。
北海道日本ハムファイターズの稲葉選手と、東京ヤクルトスワローズの宮本選手が、
プロ通算2000本安打を達成しました。
2人はヤクルトの同期入団選手で、稲葉選手が大学から、宮本選手が社会人からと、
年齢こそ違うものの同日達成はならなかったものの、
同じ出場試合数で2000本安打を達成するなど、奇妙な縁を感じずにはいられませんでしたね。
プロ入りした時のヤクルトの監督が野村克也氏で、
その頃の2選手の印象は、稲葉選手が.270で15本塁打、肩と足が売りの選手、
宮本選手が.250の繋ぎ役、ショートの守備職人といった感じでしたから、
とても2000本安打を達成するような選手には思えませんでした。
おそらく、当時にタイムスリップして、「将来、2人は2000本は打つよ」と言ったとしても、
誰も信じず、「2人で2000本の間違いじゃないの?」と聞き返してしまうでしょう。
そんなクリーンアップを打つような中心選手というわけでもなかった2人が、
プロの世界で努力を重ね、超一流選手の証ともいえる2000本安打を達成した意義は大きいです。
稲葉選手にとっては、日ハムへの移籍が大きな転機となりましたね。
FA権を取得し、メジャーリーグ移籍を目指すも不調に終わり、
ギリギリまで待っていた日ハムへの入団が決まったものの、1年目は期待に応えられたとは言えず、
そこから大きく変わり、3割20本を確実に期待できる主軸打者へと変貌していきました。
ライトの守備位置からの攻守交替時の全力疾走が印象的な選手で、
常に全力を出すプレースタイルは、若手選手への良い手本になったことでしょう。
日ハムが常勝軍団になったのも、稲葉選手が居てこそだったでしょうね。
一方の宮本選手は送りバントや、記録上は凡打となる進塁打といったチームバッティングに徹しながらも、
年々、バッティングの技術が向上していき、3割を越す勝負強い打者へと変貌しました。
宮本選手のように、決して打てる選手でなかったとしても、
プロでの努力や経験、配球の読みによって、これだけの数字を残せると証明した意義は大きいです。
今は2軍にいる選手でも、レギュラーでない選手であっても、
フォアザチームで繋ぎ役に徹している選手であっても、
プロ野球選手として大きな成功を収めるチャンスがあるということです。
宮本選手の2000本安打達成は多くのプロ野球選手の励みになったのは間違いないですね。
2000本安打を達成するまでの2人の努力に敬意を表するとともに、
そんな非凡な努力を重ねてきた2人だからこそ、指導者としての後身への指導が楽しみですね。
稲葉選手、宮本選手、2000本安打達成、おめでとうございます。