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避けた方が無難な話題

昔は飲み屋で「政治」と「宗教」の話はするなと言われてましたねぇ…
理由は、ケンカになるから。
もっとも、「政治」に関して言えば、今はイデオロギー対立が少なくなり、
それほど恐れる話題でもなくなりましたが、
トランプ・元・大統領や安倍・元・総理の影響で過激に右傾化した人もいるので、
多少は気を付ける必要があるかもしれません。

現在において、避けた方が無難な話題は「女性」と「環境」の問題です。
「女性」問題は、やっぱり男性にとっては鬼門です。
男性では「女性」の差別意識を十分に分かってあげられませんし、
それ以上に男性であるために、女性からの同調意識を得られないため、
どんなに良いことを言ったとしても、火傷する公算が高いです。

「環境」問題は、年齢層によって乖離が大きいため、です。
環境問題が大きくなり始めたのが1990年代なので、
それ以前と後ではやはり意識の差がありますし、
とりわけ若い世代にとっては50年後は自分にとって「現実」であり、
50年後なんて死んでるわと思っている老齢世代とでは真剣度が違います。
色々と思う部分や未熟と感じる部分もないわけではないですが、
若い世代の「環境」問題にかける情熱を理解せずにはいられないでしょう。

おおよそ不毛になることが分かっているのですから、
わざわざ踏み込んだ発言をする必要もなかろうに…
分からないなら任せとけばいいじゃん? 餅は餅屋だよ。
別にコンビニにならなくても良いんですよ…


◆ニュースネタ 小木博明「女性はピラニア」炎上発言で私見
↑火傷する例。
勘違いしている人が多いのでツッコミますが、
「逆差別」というのは差別した人が単純に差別されることではありません。
それだと死刑囚は逆差別ということになるじゃないですか…

「逆差別」とは、差別を解消しようとして保護政策を行った結果、
過剰に保護され過ぎてしまい、却って社会的差別が広がることです。
かつて、医学部の試験で現役男子学生が内申点で優遇されたことが問題になりましたが、
例えば、この対応策として女子学生を優遇し、男子3:7で女子を合格させるとすれば、
この優遇期間が10年続いたとすれば、女子の方が過剰に保護されかねず、
男子が「逆差別」される状態になります。

要は「逆差別」とは政策的な過剰保護状態を言うわけで、
現代の女性は過剰に保護されたわけでもなく、
自分達で社会進出を果たした結果でしかないので、
「逆差別」という表現は不適切になります。
とりわけ、男性にこの間違いが多いので、敢えて指摘しておきます。

●小池知事「世界の注目の的」後任人事に理想像挙げる
>>女性記者から「知事は女性初の防衛大臣、都知事として女性のトップランナー。
>>組織委の会長に、民間を含めた女性起用はどうお考えか?」と質問されると
>>「まず、それは日本独特の質問だと思います」と一喝した。
わりとこの問題の本質が現れた場面です。
「女性差別はいけない」という考え方が浸透はしてきていますが、
勘違いされがちなのは「女性」だから優遇するという話ではないということです。

そもそも、男性だとか女性だとか、政治的トップに意識する必要があんの?
下世話な話ですが、この女性に性的魅力を感じるから上司にしようとか、
あの男性に抱かれたいから上司にしようとか、考えますか?
…いや、そういうことを考える人がいることは否定しませんが、
「お前、年中発情してんじゃねーの?」って人でしょ、それ?(苦笑)
性を意識する必要なんて全くないのに、性を取り出して考える。
それが日本の「女性差別」の根幹なんですよ。
差別する側も差別される側も。

「性差」が必要とされない場面では、男性も女性も同じ「人間」で十分です。
それ以上の分類は必要ありません。
必要のないことを考えるから差別意識が消えないんです。
まぁ、逆に言えば、「性差」が必要である「婚姻」が、
仮に子孫繁栄が婚姻制度の目的であるとするならば、
「同性婚」を認める必要はないと自分は考えます。
それは「性差」が必要不可欠だからです。
でもトップが男性か女性かは全く関係のないことでしょ?

これに関しては男性だけでなく、女性にも勘違いしている人が多い印象です。
「女性」だからチヤホヤされるというのは違うのよ。
極端なことを言えば、それはセックス目的にされる若いうちだけ。
「性差」が武器になっている時期だからチヤホヤされるだけで、
それとは関係のない分野では、女性だからチヤホヤされることはないんです。
まぁ、レディファーストを勘違いした男性がチヤホヤしてる面はありますが…
だから日本の女性差別はなくならないんですよ…

●男性ばかりの会議から見えてくる日本の未来 食い止める術は
根本的な問題に踏み込んだ話ですね。
もっとも、それは「女性」だけに限らない話ではありますが、
「女性」の方が依然として厄介者扱いされている面は否定できません。
それはもう男女問わず、日本社会から抜け出していく結果を招くことは明らか。
始まる前から会議の結果を既に決めてしまっていますから、
森氏のように会議で発言する人がウザがる仕方のない人ばかり…
そりゃ優秀な人間は裸足で逃げ出すというものです。
日本社会が「物言わぬロボット」こそ優秀と考えているのが最大の問題です。

…しかし…こういう問題はバブル崩壊直後から言われてたことなんですけど…
30年経っても日本の社会が変わらないことに最も闇を感じます…

あ、そういえば後任候補の話をしてませんでした。
もう誰でもいいですよ、別に。時間がないのだから、さっさと決めてくれとさえ思います。
問題なのは誰がやるのかではなく、何をやるのかです。
まともな感染症対策を説明できる人なら、誰でもいいですよ。
逆にそれができないなら誰でもアウトだし、それは五輪の中止を意味するだけです。


◆ニュースネタ 新型コロナワクチンは打つべきか、避けるべきか
●ワクチン接種懐疑論の裏側にあるまっとうな理由
●「コロナワクチンは高齢者を優先」は正しいのか?池田清彦氏の見方
一つだけ、はっきり言えることは、まず「治験」が根本的に足りない。
症例が非常に少ないので、実験段階であることは確かです。

国民が知りたいのはメリットよりもデメリットのはずですが、
そちらは相変わらず積極的に発言されていません。
まぁ、自分は何にせよ、デメリットを説明しない奴は信用しません。
まず、この時点で政府の説明はアウトと言わざるを得ません。

細かく懸念点を見ていくと、一つ目がワクチンの有効期間がバラバラであること。
半年ぐらいは効くと見られていますが、データ的には1ヶ月~3ヶ月までバラバラ。
現時点では半年持つ方が稀といった予想です。
ワクチンの接種回数も2回必要というものが、1回で十分と言ってみたりと
(自分はワクチンの供給不足を補う政策的手段と見ています)、
説明が二転三転しているだけに、はっきりしたことが分かりません。
それでは今のタイミングでワクチンを打ったところで、
夏のオリンピック前に効果は切れている人が大半となり、
ましてや次の冬まで効果が持続することは絶望的なので、期待した効果が出るかは疑問です。

二つ目が無症状者の感染を防げているかは分かっていないこと。
後者の記事に無症状者の若者に関して触れてある部分がありますが、
現時点ではよく分かっていません。
そりゃ接種が後回しにされてる人だから当然ですけど。
あくまで重症化させないためのワクチンという要素が強く、
感染を完全に防いでいるわけではないと考えられるので、
仮に全国民がワクチン接種したとしても、三密対策等の感染症対策は続くでしょう。

三つ目が変異株に対する予防効果が十分ではないこと。
一説では効果が半減するとも言われていて、それは効果が変わらないと言っていいのかどうか…
ここら辺の感覚は立場によって違うのでしょうが、
一般国民からすると新しいの作った方がいいんじゃない?と思っちゃいます。
どこまで適切に理解しているか分かりませんが、
ワクチンはウイルスの帽子の型を記憶しているようなもので、
変異株は顔が一緒だけど被ってる帽子が違うという状態、
服装が違う人とバッタリ会って、どれだけ正確に認識できるでしょうか?
いや、帽子しか見てこなかったんだけどさぁ…
おそらく、第4波は変異株が主体になるでしょうから、
今からワクチンを打って効果があるのかどうかは疑問が残ります。

これらを総合的に考えますと、現時点でコロナの脅威に晒されている人は接種すべきで、
それ以外の人は現時点では様子見が無難で、
次の冬に効果が出るタイミング、秋頃に摂取するのが良かろうと個人的には思います。
あとはもう日本政府の政策次第なので、
それに協力するか反発するかは人それぞれだと思います。
ほとんど移動のない高齢者施設の高齢者まで摂取する必要はないと思いますがねぇ…
リスクを理解した上で、メリットを享受できると判断することが大事でしょう。


◆ニュースネタ 政府の地震調査委「高い津波の可能性あった」
2月13日の地震は静岡県東部でも結構揺れましたね。
地震の長さから東日本大震災を思い出した人も多かったことでしょう。
そうなると思い出されるのが「津波」の恐怖であり、震源地を知った瞬間、
真っ先にそれを恐れましたが、思いのほか早く「津波の可能性はない」と否定されて安堵。

まぁ、しかし、その差は一体どこにあるんでしょうね?
おそらく震源地とその深さ、満潮の時間等を計算してのことだとは思いますが、
正確に予想できているなら、それで構わないとは思うのですが、
少しでも危ないと判断するのならば、正直に言って欲しくはあります。
パニックが一番危険なのは分かりますが、
危険ということさえ知らずに遭遇してしまうのも酷いですからねぇ…

現時点で人的被害が大きくなかったのは幸いですが、
建物や崖崩れ、今夜の大雨の影響など、不安要素はあるだけに、
二次的被害が出ないことを祈りたいです。

しかし、翌朝の某テレビ局の右傾番組で、
もう「被害は少なかったですけど前回の教訓が~」と総括してるのは唖然としました。
いやいや、被害状況の確認はこれからだろ、と。
阪神淡路大震災でさえ、午前中は何が起こってるのか分からなかったぐらい。
事態の深刻さを理解したのは翌朝ぐらいですよ。
当日はまさかあんな被害を出しているなんて、他の地域の人は思ってなかったぐらいです。
安全な地域にいる人は、そういう災害タイムラグがあることを認識しておくべきでしょう。

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