不正を許さない社会
不二家の事件、松岡農林水産大臣の光熱費・水道代問題、西武の裏金問題…
不正を許さない社会になったというのは、まぁ、良いことだとは思うんですが、
擁護の意見がほとんど聞こえてこないことに不気味さを感じてしまいます。
犯罪者は人間ではないというかのように死刑を求めたり、
いつまでも塀の中に入れておけというような、今の流れには肌寒いものを感じます。
もちろん、悪いことを許さないとする基本姿勢は良いとは思うんですが、
ではそれが何故悪いことなのかを考えるとき、
相手の立場に立つなど、反対意見を自らの中に持たなければ、悪いことの本質は見えてきません。
ネットなどで誰でも意見を言えるようになったのは便利ではあるのですが、
自分も含めてですけど、どこか偽善チックになっている所があると思います。
流れに乗って叩いてればそれでいいというものでもないでしょうに…
どうも私は一方的な意見に怖さを感じてしまいます。
世の中は「イジメは良くない」と言ってますけど…
やっていることは大人も子どもも変わらないというか、
大人は自分たちが悪いことをしていると気づいてないだけに余計に性質が悪い。
一面的な尺度で、相手に少しでも非があると分かったら、
その一面的な尺度のみで、とことん相手を一方的に突きまくるというのは…
大人が問題にしている子どもたちのイジメと何が違うんでしょうか。
何なんでしょう、この偽善くさい構造は。全ての人が言わば、傍観者ということなんですかね。
まるで当事者が一切存在していないかのような社会に感じます。
存在する当事者は加害者であれ、被害者であれ、
全て傍観者の手で葬り去られれているといっても過言ではないのではないでしょうか?
◆プロ野球 西武裏金問題 ドラフト指名制限の処置を示唆
まぁ、今年のドラフト指名は実質的には無理でしょう。
既に西武のスカウト活動は自粛になってますし、
仮に指名したとしても選手の入団の判断は難しくなってしまいます。
それまでに問題がきちんと整理されたなら、とするのが無難でしょうか。
けどプロよりアマの方が怖いなぁ… 特に高野連…
建て前ではアマチュアなので金銭問題を一番嫌ってますし…
また、東北楽天の楠城スカウト部長が活動自粛だとか。
04年12月まで西武のスカウト部長でしたから、
今回の両選手の囲い込みに関しては知っていたと考えられます。
その後、どういう経緯で解雇となったかまでは分かりませんので、
何とも言えないところではありますが…
まぁ、でも問題となっている05年10月の振込みには明らかに関わってないでしょうから、
そこまでせずともと思いますが…まぁ世論が落ち着くまでは仕方ないことでしょうか。
ん? でも楽天って木村投手の獲得に名乗りを挙げていたはずだけど…
あれ? あれれれ? やはり昨日のは憶測か(^^;
でも木村投手は自らを危ない橋へと…(苦笑)
あと一部意見で西武球団の裏金問題の発表が遅れたことを指摘する声がありますが…
いや、まぁ、不正はいかんと思いますが、
西武球団側からこのことを発表することはできませんよ。
西武側が発表したこ結果、A・B選手には多大な迷惑をかけているわけですし。
本来、墓場まで持っていかなければならない所を発表せざるを得なかったのは西武側の落ち度です。
もっとも自主的に発表しようが、とぼけようが、朝日が記事を載せていたでしょうから、
結果的にはA・B選手の名前が出てしまうことにはなったのでしょうがね…
どちらにしても、西武グループ内で処理される問題だけではなかったわけですから、
発表が慎重になるのは無理からぬことだと思います。
既に西武球団以外の所で、これだけの犠牲が払われているわけですから、
せめて希望枠撤廃、スカウト活動のガイドラインぐらいは定めてもらいたいです。
最後に、あれこれ言うよりも横浜・石井琢郎選手のブログを。
「囲い込み」だとか「パイプ」だとか、今回のような裏金云々は別にしても、
選手の意思以外の所で動いてるのが実情です。
それが今回の事件を起こしている一つの背景だとも言えますよね。
◆プロ野球 西武のオープン戦
今日は最終回に追いつかれ、1-1の引き分け。
石井義人選手のセカンド守備が炸裂… それでも抑えてくれ守護神・小野寺投手(^^;
先発の涌井投手は、5回3安打1四球無失点と好投。
周囲は褒めまくりなのに、相変わらず本人は不満顔。求めるレベルが高い。
ストレートのスピード・球威・制球といったのがまだまだだそうですが、
今日のないようなら十分だと思いますけどね。相手の横浜もベストオーダーでしたし。
求めるレベルが高いことは良いことだと思いますので、上を目指しながら調整していって欲しいです。
ファンとしては今年も安心、さらなる成長を期待、という感じですかね。
2番手の三井投手は2回パーフェクトでこちらも安心。
3番手の岩崎投手は2回を投げ、不運なショート強襲2ベースなどがあるも、
見事にピンチを切り抜けて無失点。
ランナーを出してからの投球が一つのポイントでしたから、
今日の投球は良いアピールになったと思います。
4番手の小野寺投手はそろそろ仕上げの段階で頼みます、といった感じでしょうか(^^;
打線では石井義人・中村剛也選手が2安打でアピール。
しかし石井選手はセカンドの守備で足を引っ張り、中村選手は残りの2打席が三振。
短所がもう少し改善されれば、2人ともバリバリのレギュラーなんですけどね。
石井選手は守備の確実性を、中村選手は打撃の確実性をもう少し上げて欲しいです。
他には福地・片岡・栗山・赤田選手と1安打ずつ。
赤田選手はようやくヒットが出てくれました。ここから調子を上げて行ってくれることを期待。
外野手争いは厳しいですからね。キャプテンとして他の選手に負けないよう頑張って欲しいです。
心配なのはカブレラ選手~ まだ試合数は少ないものの、今日もヒットなし。
伊東監督は開幕2軍も示唆したようで… まぁ、発奮を促してのものでしょうが。
それでも体型が太りすぎという声も聞かれますし、開幕に向けての不安はやはりあります。
今やリーファー選手が絶好調ですから、カブレラ選手といえどもレギュラー安泰とはいきません。
競争に負けないよう最後の仕上げをしていってもらいたいですね。
◆ゲームの話 ALMAコンプリートエディション
円クリア~
これでALMAはコンプリート完了。
タイトルCGが大変エロくなりました(^^; なんとなくハーレム気分(爆)
続いてオマケシナリオが開封…
いや、これは見なかったことにしよう、うん、見なかったことに(苦笑)
円シナリオは面白かったんですが、思いの外、短かったのが残念。
もう少し円と会話・らぶらぶしたかったのに… 他と比べると、すぐ終わっちゃうもんなぁ。
イベント少なすぎ。もっとイベント増やして欲しかったっす。
つーか、乳を、もっと乳を(爆) 過去だけでは勿体無い(^^;
エンディングも予想の範疇だったとはいえ、円と一緒にいられなかったのは残念。
一緒にいる展開が見たかったから円シナリオをプレイしたわけですし。
まぁ、アフターシナリオで登場しますけど…
あれを見ると、今後、主人公が刀で○○する危ないヤツになってしまう気が(苦笑)
いや、自分なら間違いなく…(爆) そんでもって、円に斬られてエンディングへ(笑)
ところで円エンドを始めとするその後の展開では、香苗や鈴はどうなってるんでしょう?
おいおい、円さん、まだ仕事が残っているので出てきてくださいよ、とか思ったり(^^;
勝手に円シナリオ→鈴シナリオ→カナエシナリオと順に繋いで妄想するか(笑)
クリア後の謎として残ってるのは…
梗シナリオで主人公が残れた理由、
由衣シナリオで由衣以外に主人公を望んだのは誰か、
円が10年前に蘇生失敗した理由、
この3つが主なところでしょうか。
一つ目を予想すると、登場しない由衣が主人公のことを忘れていなかったから、なんでしょうか。
それともカナエ、なのか。はっきりとは分かりません。
二つ目は、香苗かと思ったんですが、特にそれらしい記述はなし。
なら、円自身がとも思いますが、そういった口ぶりもなし。うーん、分からない…
三つ目はサッパリ。円の嫉妬が原因とかなると可愛いけど(爆)
う~ん、でも円が主人公の魂に気付くのは円シナリオだけですし、それはないかなと。
単純になんらかの理由で力が足りなかったということなんでしょうか。
あー、それと鈴シナリオの鬼との関連が不明確ですよね。
円シナリオを見ると、鬼との確執がよく分かりますが、
剣から鬼が飛び出してきた理由が分かりません。
3年前という符合から、主人公の魂と関係しているのでしょうか?
アフターシナリオとはいえ、円の時には抜刀しても何もなかったですし…
まぁ、そう考えると合点がいかないわけではないか。
そんなこんなでクリア後も色々と謎が残ったものの、
全体的には綺麗なストーリー展開で、なかなかに楽しませてもらいました。