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スターダストメモリー

プロ野球に戦術核が撃ち込まれても、
戦争を終わらせるためにはしょうがないことだったんです…

……
………そんなこんなで、プロ野球オールスターファン投票の結果が発表されました。
パリーグは中間発表と同じ結果となり、東北楽天から8選手が選ばれました。
繰り返しになりますが、山崎武司選手は当然として、
田中・福盛・高須・礒部選手ら5人の選出は地元開催を考えれば理解できます。
けれど、松本投手と嶋・鉄平選手の3人は今年の成績と過去の実績を考えると承服できません。
全くバカなことをしてくれたなという感じです。
これはファン投票を終わらせようという戦術核に間違いありません(爆)
しょうがないんです、ファン投票を終わらせるためにはしょうがないんです。
どんなに核の爪痕が残ろうとも、後遺症が残ろうとも、
戦争を終わらせるためならしょうがないんです。
敗北同然の状況も理解せずに、精神論だけで本土決戦をやろうとする輩には、
核の2つじゃ足りないんです。東京にも落としてください、お願いします(爆)
…まぁ、そんな感じで、敢えてゴッチャにしてお茶を濁しておきます。
呆れます。今年のオールスターは戦争のために中止です。さいなら。

問題となっている核のしょうがない発言は、アメリカでよく言われる見解で、
その後の被害に一切目を向けなければ一定の理のある見解ではありますが、
それを国家の動向を決める日本の政治家から出てくるのは信じられないです。
過去の人間の責任ではありますが、
同じ日本の政治家が核を落とされる前に戦争を終わらす決断ができなかったのか、
そして落とされた後に然るべき最善の対応を取ることができたのか、
さらに今現在でも広島・長崎の核の被害に苦しんでいる人々に償えているのか、
核を世界から消す努力ができているのか、
それらを総合的に考えた時、「しょうがない」の一言で片付けるのは、
あまりに軽率で言葉を知らなさ過ぎるとしか言いようがないでしょう。
サヨナラ自民党。


◆一般ネタ 「狂気」
某所で紹介されていた、とある事件を検索したことをきっかけに、
土曜・日曜とオカルトチックな事件の話をネットで読みまくってました(^^;
食人だとか想像の産物よりも恐ろしい現実の話は狂気としか言いようがなく、
それはそれはとても沈鬱な気分にさせていただきました。

それらを読んでいて思ったことは、それらの蛮行をどうして私達が「狂っている」と感じるのか、
それはある意味で正常な感覚の持ち主である証拠なのかもしれませんが、
同時に自分自身が必死に否定したがっている人間の危うさなのかもしれないということです。
私達はそれら恐ろしい事件を「狂っている」「理解できない」と表現することは多々あっても、
「分からない」とはあまり称しません。
凶悪事件の犯罪者がどうしてそのような残忍なことをしたかを考えるとき、
良く言えば純粋な心の吐露、悪く言えば単純な心の捌け口を感じているのではないでしょうか。
純粋すぎて、単純すぎて、他が全く見えていないが故に恐ろしい。

そして、そんな単純な蛮行を「狂っている」と感じさせる最大の要因は、
過程がすっ飛ばされて結果のみが重要視されていることにあるように思います。
論理のあまりの飛躍に我々の頭はついていきません。
けれど、これはしばしば行われていることであり、私達が行っていることでもあります。
共通性を持たない個々人の究極の成果主義が、私達の心を蝕んでいるように思えます。

何が言いたいかといえば、それだけ私達の心は危ういということです。
ニュースを見ている限りでは、自分とは関係ない出来事で、
自分の生活には無関係のように考えていますが、
被害者になるどころか、いつ加害者へと変貌してしまうかも分からないわけです。
単純さと成果主義が揃う時、人はどんな蛮行をも犯しかねないことを知っておかなければなりません。
善だとか悪だとかは価値観の問題なので置いておくとして、
常に自分の心が単純化してしまわないよう、チェックすることが大切なように思います。
同じ行動をしていれば、嫌でも単純・単調となってしまいます。
そんな単純さに打ち負けてしまわないよう心を律することが、
人間として存在することのように思います。
だからこそ、迷いというのは貴重で、大切なものでもあると言えるわけで…
…と、まぁ、そんなことを思いました。

最近のニュースを見ててもそうですが、結局の所、人間はそう変わってないというか…
迎合するものが違うだけで、単純さは相変わらずのようにも思えてしまいます。
迷いを捨てるのではなく、敢えて迷えと(^^;
単純になってしまわぬよう、自分の心を見つめて生きたいものです。


◆プロ野球ネタ 西武の抑え
小野寺投手が抑え降格だそうで…
まぁ、確かに不安定な投球続きで、防御率が4.55では致し方ない感じもしますし、
30日の試合では抑え失敗で腹も立ちましたが、
抑え降格させるほど悪いのかなとも思ったり。
失敗したとはいっても、同点止まりのことが多く、敗戦は2つだけ。
そのうち1つは同点での投入で、アンラッキーなサヨナラタイムリーによるもの。
明確に抑え失敗だと言えるのは、連敗中の中日戦での失敗ぐらいでしょう。
そこまで慌てて対処するほどのことなのかなと思います。
投手コーチの責任逃れじゃねーのとか勘繰って見てしまう(苦笑)

勿論、それでも不安定な投球の続く小野寺投手に拘る必要性もないと思いますが、
抑えの適正を考えれば、現時点で小野寺投手が一歩リードしていることは間違いないでしょう。
三井投手の状態が良ければ、岩崎投手にそれだけで武器となる決め球があれば、
また話は違ってくるのですが、現時点では誰を使ってもそう変わらないようにも思えます。
私は基本線は小野寺投手でいいと思いますがね。
自滅は納得いきませんが、開き直って真っ直ぐをど真ん中に投げて打たれたら諦めも付きます。
そういう意味では、いざという時に力勝負のできる小野寺投手が抑えでOKかと。

ただオールスター前で連戦が続くことですから、
セーブのつく場面は全て小野寺投手という起用をするのではなく、
今の状態からして連投は2連投まで、3戦目は三井・岩崎投手らを使うといった、
質は段違いですが、レッドソックスのバベルボン・岡島投手のような起用でいいと思います。

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