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飲酒運転

最近は前日に酒を飲み、翌朝に自動車を運転して逮捕され、
公務員であったために停職・免職となるケースが増えているようで。
一般的な感覚として、飲酒当日は気をつけますが、
就寝後の翌朝となると酒も抜けたと考えがち。
ついつい注意が疎かになってしまうわけですが…
もうこうなってくると、自動車を運転する人は酒を飲まないようにするしかないですね
社会が「脱・自動車」となるか、「脱・飲酒」となるかしなければ、
飲酒運転事故の問題は根本的に解決しないように思います。
…まぁ、現実問題としてはどちらも無理でしょうが。
脱・飲酒は人類の歴史からして不可能、脱・自動車はインフラ面からして無理。
今後は酒と車を巡る社会そのもののあり方をも変えていかなければならないのかもしれません。
多少は同情しますが、ご時世がご時世ですし、
もう酒を飲んだら12時間以上は運転しないと徹底していくしかないでしょうね。


◆ゲームの話 Alea-紅き月を遥かに望み-
なんとかハーレムEDを見ることができ、一通りのエンディングはチェックできた模様。
あとは全シナリオチェック後に出てくるオマケのようなんですが…うー、面倒くさそう(苦笑)

ゲームは面白かったです。なかなかに楽しませていただきました。
お嬢様学校に男子1人というハーレム的環境ながらも、
男が羨むウハウハな生活などではなく、珍獣のごとき扱いの日々(笑)
個性的なヒロイン達との学園生活はなかなかに面白かったです。
シナリオの2/3以上は純愛パート、純愛ゲーム好きには嬉しいシナリオでした。
雰囲気としては明るいという感じでもありませんが、
落ち着きのあるストーリーという印象で心地よいシナリオだったと思います。

ヒロインでは蓮が最高。
『ツンデレ』というほどデレませんが、守ってあげたいツンという雰囲気がよく出ていて、
終始私を萌えさせてくれました(^^;
蓮が気に入ったから、何回も繰り返しプレイする気になったわけで、
まさに「蓮タンを幸せにするため!」だけに最後までプレイしたようなものです(苦笑)
蓮が気に入ってなかったら、速攻で匙投げていたはず(爆)
ヒロイン格ではないものの、阿弥先輩も良い味を出してました。普通にM女だったけど。
意外に良かったのは、同じくサブヒロイン格の天邪。
13日目夜のイベントは破壊力抜群。キュンと来ちゃいます(笑)
そんなこんなで純愛パートは良い出来でした。

問題はシナリオの核心部分を語るダークパート。
はっきり言って描写不足です。
描写があっさりしているので、混乱するということはありませんが、
どうしても情報不足の感は否めず、スッキリとした終わりになりません。
謎が解明されないまま終わってしまったのは正直不味かったかと。
達成感がまるでありませんもん。本当に蓮を救えた達成感しかないです(^^;
なんというか中途半端。
推理小説的な展開ながらも謎解きはされませんし、
ダークシナリオ・陵辱Hと考えると、
家の威光だけで何も考えない主人公がアホすぎて哀れに思えてきますし。
ジャンルを「学園ダークADV」と銘打った割にはダーク要素が弱いです。
普通に「学園ADV」として、ダークシナリオをBadエンド扱いにした方がスッキリしたかと。
こちらをメインにする意味合いが分かりません。メインにするなら、しっかりと情報を提供しろと。
そこが不満点です。結果的に言えば、ダークパートは蛇足にしかならなかったな、と。
面白くないわけじゃないんですけど…やっぱり情報不足。想像だけでは補完しきれないっす。

現時点の評価としてはこんなところ。攻略は一応作る予定。
全文章が回収できてないので、完成するかは分かりませんが(苦笑)
そんなこんなでボチボチ作業していきます。


以下、Alea(とりわけダークパート)のネタバレ感想です。

具体的にAleaで分からなかった点は、宇喜多の家の力とシスターメイの存在です。
おそらく私だけではなく、プレイした人全員が躓いている点じゃないかと(苦笑)

一つ目の宇喜多の家の力に関して言うと、
ダークシナリオの全てが宇喜多の家の力に頼る結果になっており、
その家の力がどれほどのものなのかがプレイヤーに伝わって来ず、
学園を支配したといってもサッパリ伝わってきません。
王になれる、神になれるってのは何なんでしょうか?
人の上に立つ者の才能はあるんでしょうが… ダークシナリオはそうは思えんからなぁ(苦笑)
それこそ蓮シナリオの休日イベントにあるような、引き篭もり世界の王になれと?
泥舟に乗ったバカ王の気分はまさに最低そのものでした。
反面教師にはなりましたけど。まさに王は孤独です(^^;

呪いに関してもイマイチ伝わってきません。
アレア学園が大奥と描写されていることや、空ハッピーEDで妊娠しないことから、
何らかの理由で子どもが出来辛い呪い(燐月と一緒やな)ということは推測されますが…
なんでそうなったのかは全く語られませんし、どうすればそこから開放されるのかも全く語られず、
鍵となりそうな琴浦ミスズ・智慧先生の浄化の能力もほとんどスルー。
分からないことだらけです。
自分の中では「燐月+痕」みたいに考えてますが…
宇喜多の血は被虐性を強くして、畜生道(獣の性行為)に堕ちるということなのか…
蓮トゥルーEDの最後のシーンにおける「輪廻」は畜生道の輪廻、宇喜多の被虐性を指し、
「祓い」はミスズや智慧先生による浄化のことを指し…
うーん…呪いって何?
これを察してくださいというのは荒っぽいように感じます。
あまり語りすぎるのもよくありませんけど、もう少し情報を出して欲しかったです。

その呪いに関連して、二つ目のシスターメイの存在もよく分かりません。
まぁ、こちらは一つ目の点と比べると、随所で語られているので推測できないわけでもありませんが。
それでもその存在の不可解さは拭えません。
メイ(礼拝堂を含む)を感知できているのは、主人公・ジジイ・浅尾親娘・智慧先生のみ。
ハッピーEDで礼拝堂の場所を訪れているはずの空は感知できていませんし、
プロローグの部分で彩椰は森にしか見えてないし、ハーレムEDでは天邪も見えていないご様子。
メイを見ることができる人間が彼女の言う「素質を持つ人間」なのでしょうが、
その素質=神になれる人間の意味も伝わってこないので、どうもしっくり来ません。
メイは宇喜多の家にかかっている呪いの象徴そのものなようですけど…
その呪いも分からない以上、どうやって考えればいいのか… もう勘弁してくれ(苦笑)

蓮トゥルーEDの最後のシーンから推測するに、メイは水子の祟り?
宇喜多の家に女の子が生まれてくる可能性ということなのか…
石を積み上げるCGと最後に呟く「お父さん、お母さん」を考えると、そういう結論にしか行き着きません。
でもそうなると「血の連鎖」の意味が分からなくなってくる。
浅尾沙羅の過去から考えると、主人公の父親は近親婚に苦しんだように思えてきますが、
女の子が生まれてこない状況では近親婚が説明しづらい…
長男のみを本流とし、次男以降は宇喜多の家から下ろされ、呪いもかからないと考えれば、
説明できなくはないんですけど…
それも判断する材料がないので、根拠のない妄想にしかならんです。
やっぱりもう少し説明して欲しかったなぁと思いますね。

それと個人的に疑問なのが、主人公の母親である琴浦ミスズは本当に死んでいるのかという点。
シナリオからすれば、当然死んでいるものとされているんでしょうが…
なんか死んでいると逆に不可解な点が。
察するに、父・忠雄の失踪(もしくは自決)で悲嘆にくれている母・ミスズを見て、
主人公がメイに「一緒の所へ連れて行って」と願い、
主人公の下から母がいなくなったということが分かるのですが、
そもそもメイにミスズを消す力があったのかが激しく疑問で納得いきません。
ジジイや沙羅の話を聞く限りだと、母・ミスズはそれなりの人物のようですから、
その不思議な能力(浄化能力)は智慧先生以上のものと推測され、
智慧の存在を恐れているメイが敵うのだろうかという疑問が当然出てくるわけで、
シナリオ中では物理化以外は何ら能力を見せていないメイがミスズを消すことなどできるのかと…
そう考えた時、母・ミスズが主人公に近寄ってきた時にメイが姿を消したのは、
自分から消したのではなく、ミスズの力によって消されたと捉えることができ、
やはりミスズ>メイの力関係は明らかだと思うのですが。
智慧が邪魔ならメイが先に手を下していれば良かったわけですし、
主人公の力を借りないとできなかったメイは力関係が下としか思えないです。
それでは幼い主人公がメイに力を貸したと考えればいいんですけど…
別に宇喜多の人間が特殊能力を持っているような節はないですし(裸の王様なだけで)、
母・ミスズに対抗できたとは… 思えませんわな。
主人公は母の死を覚えてませんし、ジジイは明言してない、沙羅も伝え聞いただけ、
となると…と考えてしまいます。
まぁ、だからといってシナリオの何が変わるということもないんですがね。
ただそんなことを思いました。

しかし分からないことが多すぎだわなぁ…
情報不足で妄想の域を抜けきらないので、好き勝手に思っておくことにするべ(苦笑)

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