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センバツ決勝は、敦賀気比 vs 東海大四高

センバツ準決勝は昨夏の準決勝の雪辱を果たした敦賀気比が大阪桐蔭に11-0で勝利、
神宮大会で大敗を喫した東海大四高が3-1で浦和学院に勝利しました。
敦賀気比は優勝候補の一角だったので驚きはありませんが、
東海大四高がここまで勝ち上がってきたのは正直予想外でした(^^;
エースの大沢投手を中心に固い守備力が光ってますね。
一方の敦賀気比は昨年からのレギュラーも多く残り、
昨夏に苦い思いをした平沼投手が大阪桐蔭打線を完封、抜群の安定感が光ります。
2回戦で神宮大会優勝の仙台育英、準々決勝で静岡高校に苦戦しながらも勝利、
流れ的には敦賀気比の大会になってきていますが、
今日の試合のように勝負事は分からないだけに、決勝戦も激戦を期待したいです。

ここまでの大会でやはり一番熱かったのは準々決勝の4試合でしたね。
特に敦賀気比と静岡高校の試合は雨の中にも関わらず、好ゲームでした。
流れ的には静岡高校に傾きつつあったのですが、
グラウンド整備の時間が平沼投手を立ち直らせ、
最終的には自力に勝る敦賀気比が上回った、という印象でした。
どちらかと言えば、雨が静岡高校に味方していただけに、天候回復も一つのポイントだったかも。

大会屈指の右腕である県岐阜商の高橋投手ですが、やや手抜きの印象が強かったかな、と。
いわゆる「凄み」が感じられませんでした。
ランナーを出してピンチになってもアクセルを踏み切れず、
圧倒的な力で捻じ伏せるピッチングを最後まで見せることがなかっただけに、
その点は非常に残念というか、精神面のハングリーさが欠けてるのかと心配になります。
春だから無理をしないというのも分かるのですが… なんかねぇ…
手抜きの投球は広島の今村投手を彷彿させますし、
綺麗なフォームを見ていると、ダルビッシュ投手と涌井投手と同列に数えられながらも、
プロ入り後は泣かず飛ばずだった佐藤剛投手を思い出してしまいます。
2回戦以降はストレートがシュート回転することも多かったですし、ちょっと心配ですね…
まぁ、今大会は調子自体がさほど良くはなかったのでしょうが…
夏にはさらなる「凄み」を身に着けて、甲子園の舞台へ帰ってきてもらいたいです。


◆ニュースネタ 沖縄米軍基地の辺野古移設問題
構図的には沖縄県知事が政府に対してイチャモンを付けている、という形なのですが、
翁長沖縄県知事就任以降の政府の対応、そして今回の問題に対する政府の対応を見ていると、
沖縄県側の「窮余の策」といった感じに見えます。
今回の一連の発言を見ていても、「既に決まっていること」「粛々と進める」を繰り返し、
沖縄県側の意見に対して全く聞く耳を持たない、頭ごなしで交渉する姿勢も見せていません。
今回のことを受けて菅官房長官が翁長知事との面談に言及しましたが、
今までも何度も翁長知事が上京しても、何かと理由をつけて面談を断り続ける完全無視状態、
政府総出で「沖縄イジメ」をやっていたのに、何を今更って感じですわ。

仮想敵国な北朝鮮に対してさえ、「対話と圧力」なのに、
同じ日本国である沖縄に対しては対話なしの「圧力」のみ…
日本は民主主義国家ではないのか。
勿論、沖縄の基地移設反対運動にも問題がないとは言いませんが、
対話の姿勢が全く見えない政府の対応にもほとほと呆れ返ります。
イジメ体質な安倍政権が子どものイジメ問題を考えられるわけがねーべさよ(苦笑)

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