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「死んで生まれ変わろうと」www

自分が警察の立場だったら、こんなこと言い出したら、無理心中もしくは殺人を疑いますね。
「そんな言い訳が通るわけないだろ」と思いますから。
そんな非合理的な言い訳が通りかねない所が今の世の中の最大の危うさです。
これを一笑に付して笑い飛ばせない辺りが今の世の中の最大の危うさです。
●市川猿之助「生まれ変わろうと家族で話した」 父母と同様、何らかの薬物服用した疑い

『推しの子』の1話でも似たようなモブセリフがありましたが…(批判済み)
もはや冗談にもならないので、即刻削除した方がいいでしょうね。


自殺による転生が非合理的である理由は主に2つあります。
1つは、自分の生命を大切にできない人間は、生命の価値観が低すぎることです。
「三つ子の魂百まで」「バカは死んでも治らない」と言いますが、魂の傾向は死んでも治りません。
治そうという気持ちがなければ、何度死んでやり直したとしても治りません。
Reゼロのような死に戻りの世界観で死ぬことに慣れてしまえば、
簡単にリセット症候群になってしまうだけで、生命の価値観が低いことに慣れてしまいます。
そうなると、人生が上手くいかなかったら死ねばいいとなってしまう、
でも何度リセットしても反省なしに上手くいくわけないので、同じ過ちを繰り返します。
そして自分の生命の価値観が低いままならいいですが、
当然、他人の生命の価値も低くなっていくので、大量殺人者になりやすくなります。
一度リセットに成功したとしても、成功体験があるからこそ、またリセットを繰り返すことになり、
ミスする度に同じことを繰り返すわけですから、無駄と言わざるを得ません。
RPGゲームで常に「逃げる」を選んで、逃げられなかったらリセットするのと一緒。
そりゃレベル上がらないし、ラスボスを倒せるわけもありません。

2つ目に、自分が神様や閻魔様、転生システムの設計者の立場で考えてみてください。
あなたが採用担当者だとして、上記のようなリセット症候群な人を転生させようと思いますか?
転生させたとしても、失敗すればまーたリセットして採用面接に来る…
逆にリセットやめたと思ったら、同僚殺しまくりで職場環境は悪化の一途…
いくら神様仏様でも誰も採用しませんよ、そんな奴…
一回地獄に落として反省させてみるかと思うでしょ。どんなに仏心を持っていたとしても。
仮に転生システムが存在したとしても、これほどイレギュラーで迷惑な存在はいません。
当然、そんなことをする奴はレギュレーション違反で排除しようと思うのが合理的な考えです。

だから自殺は総合的に見て「非合理的」なんですよ。
成功体験になってもいけないし、人間社会を破綻させかねない深刻なエラー要素です。
自殺願望のある人間の思い通りになるシステムなんて作りますか? 作りませんよ。
そんな深刻なエラーに晒される脆弱なシステムなんて作るわけがありません。
だから自殺しても「意味がない」んです。
魂は変わらない所か、自殺成功体験で悪化する恐れがあるから、
自殺前の状況が継続するだけで、その苦しみから逃れられることはありません。

見えている上半分の「この世」だけ見れば、合理的な逃避で考えられたとしても、
見えていない下半分の「あの世」を含めれば、非合理的と結論せざるを得ない。
「この世・あの世」の概念がどうしてあるかと言えば、
この世は自分の人生の片面でしか判断できないことを意味し、
あの世は自分を超えたトータル価値で判断できることを意味するわけです。
だから、この世だけ見れば不合理な格差で不公平感を抱いたとしても、
あの世を含めて考えると「因果応報」という理で公平感が成立することになる、
これが「あの世」の概念の真理です。

だから実は霊的世界ほど合理的であらねばなりません。
この世の不合理をあの世の「因果応報」という理で解決する、それが宗教です。
統一教会問題で騒がれたように、宗教の正邪の簡単な見分け方は「合理的」であるか否かです。
見えない世界を説くことは一見すると非合理に思えますが、
だからこそ言葉によって信じてもらうためには、合理的である必要があります。
一見非合理と思われるものこそ、実は合理性を備えていなければならない、
それが霊的世界観の真理だと言えましょう。


つまり…「自殺で転生できるわけないだろバカ」が結論となります。
我々はそんな自殺動機を一笑に付さなければならないわけです。
笑わせていただきます! バカじゃねーの?www


◆ニュースの話 マイナカードでトラブルが次々に…でも政府は責任逃れ このまま普及まっしぐらでいいのか
何が問題かと言えば、入力作業の時点でプライバシーが守られていないということですよ。
氏名・生年月日・住所だけでも立派な個人情報じゃないですか。
それを同時にチェックできる体制って、どうなってんのさ?
入力者と点検者に個人情報がダダ洩れ状態ってことじゃないですか。

本来、こういう個人情報を扱う際には、
最後にまとめる業者が暗号化した番号を交付し、
暗号化した番号に基づいてデータ入力を行い、
その暗号化した番号でデータを紐づけし、最後に番号を復元化してデータを完成させます。
つまり、本来は、誰も個人情報を一斉チェックなんてしないわけです。
するのは交付された番号とデータが一致しているか否か。
そこまで面倒なことをせずとも、マイナンバーカードの交付の有無に関係なく、
マイナンバー自体は発行済みなわけですから、それで紐づければ良いだけの話。
それを一枚データで再確認しろという指示を出すこと自体が時代遅れであり、
個人情報保護に関して政府が無知であることが明らかです。

結局、一番アナログなのは推進している政治家の頭の中なんですよ…
そこをデジタル化できなければ、マイナカードなんて上手くいくわけありません。
情報漏洩に対してあまりに無知すぎるわけですから、
このまま取り返しのつかないことを繰り返すだけですよ…

●「マイナ保険証」トラブル続発が示すポンコツ実態
現実的問題として、医療機関がマイナ保険証の読み込み機械の導入があります。
それがエラー頻発だったとすれば…とても今の保険証が廃止できる状況ではないでしょう。
まだ実証テスト段階だと思いますが、1年の試用期間で治せるとも思いませんし、
10年ぐたいテストしてミスがなくなるように常にアップデートする必要があります。
それぐらい長いスパンで考えなければならず、ミスがあってはならない問題です。
それを1年ちょっとでどうにかできる頭がアナログだって言ってんですよ。
デジタルの世界はアップデートを繰り返すことで成り立つんです。
いきなり完成品を提供できるわけないだろ。だからバカだと言ってるんです。
政治家は我々に「病院に行くな」と言っているとしか思えません。


◆ニュースの話 「差別する余地を残したい」自民のLGBT法案修正に識者・当事者らから「『やってる感』では許されない」と抗議の声
一番引っかかるのは「不当な差別があってはならない」という文言です。
これって、文字通りで「あってはならない」≒「存在するわけがない」という意味。
つまり、あったとしても隠蔽されます。だって、存在していない「はず」なんですから。
だから仮に差別されたと訴えたとしても、「あってはならない」んだから信じてもらえません。
「ない」ものを「ある」と言っても取り合ってくれるわけないでしょ…
とんでもねぇ改悪です。

まぁ、他の部分も控え目に言って…話になりませんね…
これぞ差別主義者の法案と言えましょう。この法案自体が人権侵害を起こしてます。
違憲立法審査権にかけられたら、憲法違反確実の法案を成立させるんでしょうか…


◆ニュースの話 6月から電気料金値上げ 家計負担や負担軽減策はどうなる?
9月までは政府の緩和措置があるから、多少なりとも抑えられるものの、
10月以降は未定だそうな…
普通に考えて、電気料金の3割増しは経営破たんしてるレベル。
もういっそのこと一度経営破たんさせてしまい、電力会社のスリム化、
発送電の分離を行った方がスッキリするんじゃないですかね…

政府としては原発再稼働に繋げたいと思っているのでしょうが…
災害時のコストが経営破たんレベルであることが分かっている以上、
なかなか難しい所ではあります。
ここ最近も各地で地震が相次ぎましたしね…
安全な原発というものが幻であったことを国民が知ってしまった以上は、
国民を納得させるだけの安全性を再提示できるかどうかは疑問の残る所です。

少なくとも電力の地産地消は納得の必須要件で、
地方に原発を立てて都市部に送り込むというスタイルはもう無理でしょう。
住民の納得を得るにはリスク以上のメリットを感じられることが必須になってきています。


◆ニュースの話 CygamesがKONAMIから訴えられる 『ウマ娘 プリティーダービー』
現時点でコナミ側が何が特許権侵害に当たると主張しているのか明らかにしていないので、
詳細は分かりませんが、仮にプログラムやゲームシステムに関するものであれば、
コナミ側の主張が認められる可能性は低いと見ます。
●任天堂とコロプラが和解、「白猫プロジェクト」の特許権侵害訴訟で 和解金33億円
過去にもコンシューマメーカーがソシャゲメーカーを訴える裁判がありましたが、
この話も当初はゲームシステムが類似しているという話でしたが、
最終的には「タッチパネル上でジョイスティック操作を行う際に使用される特許技術」という
プログラム外の特許技術の名目で和解しているので、
ゲームシステムの類似だけで勝訴することは難しいと思われます。

なぜなら、有名なゲームであっても独創性があるとまでは言えないからです。
もし仮に先駆者だからという理由だけで独創性が認められてしまえば、
RPGゲームやSRPG、スポーツゲームなど、最初に発売したメーカーだけが勝利するだけで、
ゲームのジャンルというものが成立しなくなります。
一部メーカーの独占的販売が続くのみで、新しいゲームは生まれなくなります。
単に家庭用ゲーム機で野球ができるというだけで、特許を認めるわけにはいかないわけです。
パワプロのサクセス以外にも育成要素のあるゲームはあるわけで、
同じ野球ゲームならまだしも、オリジナルの競走馬ゲームにも適用できるかどうかは疑問です。

あとは具体的な特許権の範囲の問題になってくるでしょうが、
そもそも、どうしてコンシューマメーカーがソシャゲメーカーを訴えているかと言えば、
コンシューマメーカーの中でプログラムやゲームシステムの類似性を
業界発展のために大目に見ていた事実が影響しています。
ゲーム業界団体に出資することで特許の問題を棚上げしていた感はあります。
そこに新興のソシャゲーメーカーが乗り込んできて、ただ乗りしている、
そういう不公平感が業界内には少なからずあるのでしょう。
特にサイゲの場合はグラブルでコンシューマ進出も目指しているだけに、
それならばこちらの土俵に乗ってもらおうという思いもあるように思えます。

ユーザー側からすれば、スクエニ・バンダイナムコ・セガと、
コンシューマメーカー発のソシャゲが爆死し、
1年以内にサービス終了している惨状を見ているだけに、
両者の共存が最も期待するところです。
コンシューマメーカーが失敗している理由は、「更新頻度」だと思うんですよ。
今では家庭用ゲームもネットを通じてアップデートできるようになったとはいえ、
製品発売時にはゲームが一応完成しているという一定のクオリティが期待されます。
逆にソシャゲの場合は未完成のままでもよく、ユーザーの要望を受けながら、
細かいアップデートで改善していくことができます。
コンシューマメーカーは爆死すると諦めてしまうので、
それがユーザーに伝われば課金しなくなるので収益が出ない、
逆にソシャゲは初動がこけたとしても、細かいアップデートでユーザーの評判を上げ、
梃入れに成功することができれば課金収益が上がってきます。
ソシャゲで大事なのは「適切な更新頻度」です。
それがコンシューマメーカーには足りてないように思えます。

今回の訴訟でウマ娘が終了することは考えられず、ユーザーへの影響はないでしょうが、
苦境に立つ日本のコンシューマゲーム業界の表れと考えてしまうと、
コナミに対する逆影響の方が心配になってしまいます。
まぁ、ソシャゲの方も中国や韓国に押され気味になってますけどね。
もう少し業界一丸となって、外国産ゲームに負けない体制づくりをして欲しいです。
日本のゲームであれば売れるという時代は終わったわけなんですから。

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