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2人のイチロー

WBCのアジア予選で日本代表チームは、初戦の中国代表戦は4-0と苦戦するものの、
2戦目の韓国代表戦は14-2のコールド勝ちで勝利。
アジアラウンド突破を決め、残すは順位決定戦のみとなりました。

昨日の試合に関してはやっぱり「イチロー」でしたね。
初回に金投手の変化球を打つライト前ヒットを放ってチームを鼓舞すると、
2打席目はノーアウト1・2塁でセーフティバントを決めて得点のチャンスを広げ、
3打席目はセンター前ヒットと盗塁を決め、その後の得点へと繋げてくれました。
大きかったのは2打席目のセーフティバント。
ここはランナーを進めて欲しい場面だけれど、バントのサインは出せないよなぁ、
3塁の動きがあまり良くないしセーフティでもやってくれたらと思ってみてたら、
本当にやってくれてビックリ。
プライドのあるメジャーリーガーだからどうかなと思ってましたが、
チームにとってもっとも必要な行動を取ってくれているイチロー選手は凄いです。
イチロー選手が繋いだことで、後ろを打つ選手も意気に感じたでしょうし、
やや淡白だったチームを見事にまとめあげてくれたように思います。

初戦の中国代表戦に苦戦したことで不安視されていた日本代表チームですが、
韓国代表チームの先発が日本キラーの金投手だったことが逆に幸いしていたように思います。
今まではただ打っているだけの「打線ではなく打点」的な印象でしたが、
昨日の試合に関しては膝元のスライダーの見極め、追い込まれても粘っていく姿勢、
そういった所からチームとしてのまとまり・結束力を感じました。
昨日のような攻撃を今後の初対戦投手に対してもできるかどうかが、
日本代表チームの打線の出来を決めることでしょう。

とはいえ、コールド勝ちに浮かれていることなどできません。
これで1位通過が決定したわけではなく、もう一回勝たなければ1位通過とはなりません。
別に1位通過である必要性は2次ラウンドに比べればないわけですが、
やはり1位通過で気持ちよくといきたいところです。
昨日の韓国代表チームは途中から敗戦を覚悟した野球になっていましたし、
スコアが現すほど内容に差はなかったはず、
次の試合でも勝てるよう気を引き締めなおしてもらいたいですね。

最後に西武勢・元西武勢では中島選手が全打席出塁と大活躍!
打席での内容も非常にいいですし、頼もしいですね。今後の活躍にも期待。
松坂投手はスライダーのコントロールが定まらず、立ち上がりは苦労したものの、
カットボール・シュートのコンビネーションに切り替えてからは好投。
今後のことを考えると、緩急をつけるためにもスライダーは必要になってくるだけに、
不安材料が全くないというわけではありませんが、今回もやってくれそうで何よりです。


◆ニュースネタ 民主党・小沢一郎代表の献金事件
こちらの「イチロー」は苦戦続き、日に日に旗色が悪くなっているようで…
正直、政治資金規正法ってのはよう分からんです。
どこまでがセーフで、どこまでがアウトなのか。
それだけに判断が困るっつーか…
倫理規定っぽい印象もあるだけに、常識とは多少乖離している部分もありますしなぁ…
実際、どこまで政治家がギリセーフと考えているのかが分からないのが困りどころ。
ぶっちゃけ、自民党も同じだろうと見ているわけですが。
あまりにも小沢代表の金額が大きすぎて、霞んじゃってる感じですね…
こう言っては名誉毀損や侮辱罪になる可能性もありますが、
建設業界でこういった政治献金をしていたのが本当に西松建設だけだったのかは大いに怪しいですし、
それより大手の建設会社と自民党議員との関係はどうなんだと思わなくもなし。
まぁ、証拠がないので何とも言えませんが。
それにしても今回は秘書の口も軽いし、証言もポンポン出てくるし、どうなってんだ?
長期間、用意周到に準備していたということなのでしょうか。
整いすぎているのが逆に不可思議感を漂わせちゃいます。

で、話を元に戻して、政治献金を会社が行う場合は政党にするのが基本で、
議員個人に対してはしちゃダメというのが政治資金規正法の中身。
でも政党のお金なので議員個人は簡単に使えないし、
小沢一郎氏のように政党が変わる可能性のある議員の応援をする場合には、
政党に献金したけれど、すぐに離党しちゃったよなんてことにもなりかねず、
そういうわけで政治資金団体ということで個人名義で献金しているようなのですが…
そこのボーダーラインがよくわからにゃかったり。

例えば、個人名義で政治献金があったとします。1万2000円か2万円(苦笑)
せっかく献金してくれたのに、
「ちょっとすいません、これはまともなお金ですか?」と普通は聞けませんよね(^^;
本当にあなたのお金ですか、勤務先の会社のお金ではないですよねと聞けというのか。
…まぁ、そうしろというのが政治資金規正法なのでしょうが…
ゲームソフトを売りにいきました。
売却時に店員さんが「これは盗品じゃないですよね?」とか言ってきたらムカつきますよね。
売りたくないです。誰がこんな店で売るものか、コンチキショウ!
そんな言い方をしたら、献金しようと思う人などいません。
腹積もりのあるよほどの狸ぐらい。応援や好意でしようとする人は敬遠しちゃうでしょう。
でもそれが政治資金規正法… よく分からなかったり。

こうやって献金を政治家が受ける背景には選挙や地位を得るためには
金がかかるというのが大きいのでしょうが…
もうこうなったら選挙活動は一切禁止、ポスターも演説もダメ、国会議事堂と地元の往復もなし、
これからはインターネットで国会を開きます、としたらどうでしょうか。
もうバーチャル国会でいいよ(苦笑)
冗談はさておき、金のかからない政治というのは本当に難しいです。
誰だってお金欲しいですよ。
どうせ消費税上げるんだろうと思いつつも、
目先に掲げられた1万2千円に対しては誰もが手を伸ばしちゃうんです、仕方ないんです。
そりゃ政治にお金がかかるってもんですわな。

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