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オールスターは1勝1敗1分けに

プロ野球オールスターゲームが3戦行われ、ホームランなしの投手戦という、
まるで「飛ばない統一球」に戻ったかのような試合展開を見せました(苦笑)
まぁ、正直に言って、盛り上がりが欠けた面は否めなく、
唯一、沸かせたのが日ハム・大谷選手の投打に渡る大活躍でしたが、
2戦目に肝心の阪神・藤浪投手とのライバル対決がなかったのは肩透かしを喰らいました。
セリーグ側としても、投げる順番があるだけに、変更できなかったのでしょうが… 残念。


ライオンズ勢は菊池雄星投手と牧田投手、浅村選手の3人だけの出場でしたが、
菊池雄星投手は相変わらずの立ち上がりの悪さで、ボールの走りもあまり良くなく、
先頭打者への四球からどうなることかと思いましたが、なんとか無失点で凌ぎました。
…まぁ、でも、完全に後輩の大谷選手の引き立て役でしたね。
今シーズンの成績からすれば、3戦目の先発でもするのかと思ってましたが…

牧田投手は2戦目に先発し、2失点するなどピリッとしませんでしたが、
オールスターではボール球を振らせる投球をするわけにもいかないですし、致し方なし。
その中でも低めのストライクゾーンギリギリの制球力が戻ったのが印象的で、
そこを使った緩急でフライに打ち取るなど、一つきっかけになった可能性があります。
宮本選手が振った外角高めの糞ボールのスライダーも意外と面白いかもしれません。
コントロールが良い印象を敢えて逆手に取るのもありでしょう。

浅村選手は1戦目・3戦目でスタメン起用され、
ファン投票で選ばれた井口選手と松井稼頭央選手が怪我をしていることもあって、
セカンドで起用されるなど、思った以上にチャンスをもらった印象でした。
まぁ、現時点のパリーグ打点王で首位打者争いにも絡む勢いですから、当然っちゃ当然ですが。
その中でもシャープな打撃でコンスタントにヒットを放ったのが印象的で、
3戦目はもう1本打っていたら、賞に届いていたかなといった感じで惜しかったです。
今や若手のホープどころか、ライオンズの顔になりつつあるだけに、
後半戦も変わらぬ勢いで大暴れして欲しいですね。


◆ゲームの話 『アイドルマスター シンデレラストーリーズ』
先日のKindleFireHDの話でも触れましたが、モバゲーでプレイしています。
まぁ、詳細は後日書くとして、今現在はプロダクション経営を行っており、
アイドルそっちのけで会社を育てる日々ですわ(苦笑)
夕方から開始して、既に150人近くも勧誘かけている計算になります(^^;
今も勧誘中なので、今回はここらにて失礼。

ちなみに、HNは色々とあったために変更していて、
「Turtle3」となり、プロダクション「Funny Tiny Company」のままです。
現時点で6人集まりました。ありがたいことです。
でも、集まれば集まるほど社長としての重責が… もっと集めないと。
もはやアイドル育成じゃなくて、プロデューサー育成になっとる(笑)
まぁ、非認証端末の自分としてはこっちの楽しみ方が向いてるかも。

PS:その後、応援・勧誘が500(正確には人ではない)に達してストップ。
結局、13人中12人が埋まりました。
この後は増資を進めて、もっとメンバーを増やせるようにしないと。


◆政治ネタ 参議院議員通常選挙は自公政権の圧勝、民主の惨敗に終わる
昼のニュースの時点でも投票率が上がっておらず、
「ひょっとして50%行かないのでは?」とも思いましたが、
なんとか越えて歴代3位の低さである52.61%という低投票率となりました。
「ネット選挙」と言われていても、「ネットの選挙活動」であって投票はできないので、
投票行動に直接結びついた印象はなかったです。
もっとも、街で煩く感じる選挙活動を、ネットでやったとしても、
やはり煩いと感じるしかないわけで、当然の結果だと思われます。

選挙結果に関しては、今更特に何も言うことはありませんが、
日本の先行きを考えると、激しく不安になる選挙結果なのは間違いありません。
日本も今後はトルコやブラジルのデモを他人事として見つめられなくなりますし、
エジプトやシリアまでは行かないでしょうが、
中国の天安門事件クラスのことは近い将来の日本で起こってもおかしくないです。
日本国民が格差拡大、抑圧的な政策を選択したわけですから、それも覚悟の上なのでしょう。
さすがはドMな死にたがり、もう手に負えません(苦笑)

安倍政権の政策を一言で表すなら、「個人よりも団体が優先する」という感じで、
国家と個人、会社組織と労働者といったように、常に集合体の方が優先される政策です。
国家と個人の関係で言えば、憲法96条改正から続く、9条の改憲も問題ですが、
それ以上に波紋を呼んでいるのが表現の自由の制限で、
現行憲法では「自由」な権利は天賦(最初から存在する)のものなので、
例え「公共の福祉」によって制限しなくてはいけなくとも、
財産権に比べれば自由権の制限はかなり厳しく判断されています。
それが憲法の明文を持って表現の自由が制限される可能性が高く、
「児童ポルノ禁止法」の波紋に止まらない影響が出てくる可能性があります。
おそらく、集会結社の自由も制限されるでしょうし、
戦前の治安維持法時代の日本のような抑圧的な社会となってしまうかもしれません。

会社組織と労働者との関係で言えば、雇用のあり方が再検討されている最中で、
それによれば「正社員」という枠組みは事実上消えてしまい、
我々は常に失業への不安を抱え続ける社会になる可能性があります。
「金銭解雇」も一見すると、合法化しても良いように思えますが、
問題はその金銭が適正かどうかになり、仮に経営者側の裁量に委ねられれば、
これまで通りに懲戒解雇や退職願、再雇用を探す部署への左遷などをチラつかせ、
それよりは幾ばくかのお金を選択するという形で、はした金で解雇されかねません。
それでは事実上、お金を払えばいつでも解雇できることになってしまい、
もはや安定した雇用というものは存在しなくなるでしょう。
それに加えて、職務発明を個人ではなく、会社に帰属させることも検討されており、
偉大な特許の発明がスポンサーの会社にあっさり奪われてしまい、
何の栄誉もお金も得られないようでは、研究者は日本で研究しようという意欲を失ってしまいます。
優秀な人材はさらに海外へ逃れていくことになり、「労働」に対するモチベーションは地に落ち、
第一次産業への回帰は今後のトレンドになっていく可能性があります。

当然、こういった未来になるのにはタイムラグが存在するわけで、
その間に有権者が別の形で判断を下せるかどうかですが… まぁ、無駄でしょう。
さてさて、今後はこのまま黙って見ておいていいのか。
何かしらの活動をすべきなのか、本格的に日本に対する「危うさ」を感じ始めました。
何が「日本を取り戻す」だよ、俺の戦後日本を返せ、この野郎!
彼が取り戻したい「日本」って、いつの日本なんでしょうね?
高度経済成長期なのか、戦前の日本なのか、はたまた江戸時代の封建国家なのか。
最近は本気で分からなくなってきます。

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