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でかすぎ

ZALMANのPCケース『GS1000』シリーズがいいなぁと思ったものの、
でかすぎて自分のPC机じゃ入りそうにない(苦笑)
高さ50センチ以上は無理なんだよなぁ。外国製ケースはでかいのが多いのがネック。
CorsairやZALMANはもうちょい手頃なケースを出して欲しいっす。
つーか、そろそろ各社ともホットスワップ対応HDD搭載のケースが欲しい。
あとはSilverStoneか。あちらはでかいか小さいかだしなぁ…
そんな感じで、大きいケースを買うか、大容量の内臓HDDを買うか、
外付けのファンレスHDDを買うかで悩んでる今日この頃です。

一昨日・昨日とフィギュアスケート女子を見ましたが、
4年前と比べると、印象と得点が結びつかなくて困惑しております。
浅田真央・キムヨナ両選手が得点を荒稼ぎするようになってから、
分からないんですよねぇ、素人目にはサッパリ。
笑ったのは一昨日の鈴木選手の演技後の得点表示時の「え~」ですよね。
日本でやっていたからというのもあるでしょうが、
観客と得点の乖離が大きすぎるような印象を受けちゃいます。
どうなんでしょ、本当のところは…


◆ライオンズネタ 契約更改交渉
今シーズン4位に終わったこともあり、厳冬更改が予想されましたが、
個人成績はきっちりと評価すると報道されながらも、
蓋を開けてみれば評価トップの中島選手でさえも5千万円増(保留)、
なんだ、やっぱり厳冬更改じゃねーのかという厳しい状況になっています。

12月3日分までの契約更改で異論があるのは…
もう少し  野上(1500万↑)木村(800万↑)藤田(1500万↑)
      大崎(1400万↑)原(1400万↑)松永(1200万→)
気持ち程度 宮田(500万→)武隈(600万→)山岸(1300万↓)
      高山(800万↓)星(560万↓)
      山本淳(800万↓)黒瀬(650万↓)
保留組   中島・銀仁朗・小野寺・星野

全体的に若手の評価が辛いなぁと。
勿論、2軍の成績は基本的に考慮される必要はないと思いますし、
1軍で結果を残せなかった場合もまた評価されないわけですが、
気持ち程度には評価してあげて欲しいなと。
これでは年俸が全く上がらないです。
宮田投手は一応1軍登板があっただけに、元が低いので50万増、
星選手は現状維持が妥当なところかと。
まぁ、西武は育成選手制度が存在せず、支配下からの降格はないので、
最低年俸480万は維持されるわけですが、それでもなぁと。
個人的には600万円未満は来季解雇候補者と見ているだけに、
1軍出場があったにも関わらず、そこから抜け出せないのは辛いです。

あとは1軍半の選手の年俸ラインはどこにするかということ。
昔は1500万かなと思っていましたが、
今はちょっと下がって1300万ないし1000万ラインになってる感じです。
ドラフト1位の最高条件が1500万であることを考えると、
1軍半の選手のラインがそれを下回るのはいかがなものかと…
1500万円のラインを基準に考えてもらいたい気持ちがあります。
そういう観点からすると、木村投手は1000万は無理でも900万、
大崎選手と原選手は1500万、野上投手と藤田投手はもう少し上でしょうか。

保留した中島選手の金額自体は、チームの順位を考えれば致し方ないのかなと。
最多安打・最高出塁率は他のタイトルに比べると評価が低いだけに、
(個人的には最高出塁率はもっと評価されるべきだと思うが)
タイトルを加味してもこのラインなのかなとは思います。
ただ、選手会長に就任することとなり、球団側への要望を伝えなければなりませんし、
他の選手への影響も考えねばならない立場になりましたから、
仮に金額が妥協の範囲内であったとしても、軽々しく判は押せないでしょう。
少なくとも、中村剛也選手のサインが終わってからでなければ、
中島選手のサインは難しいかと。
同じく野手の中ではトップ評価でしょうからね。

銀仁朗選手は打撃がやはり足を引っ張っているかなと。
フォームが固まったシーズン後半はわりと安定して良かったんですがね。
前半の打撃が少々足を引っ張った印象です。
捕手は守備面の比重が高いだけに評価が難しいですよねぇ…
チーム成績次第というところもあるから、妥協の範囲内なんですかねぇ…
中継ぎと守備の人の評価はもっと上げてもらいたいです。
チームに必要不可欠な存在ですからね。

小野寺投手と星野投手は減俸已む無しでしょうか。
登板数の多さなど、必要不可欠な存在だったとはいえ、
内容があまりにも不安定でしたからね…
他に任せる投手がいなかったというのが正直なところ。
活躍したとは言い切れないだけに、よくて現状維持にしかならないでしょう…


◆淫辱心療クラブ ネタバレ感想

上手くやってれば、高嶺君のハーレムだったのに。残念。
でもそんな器用に立ち回れないところが高嶺君の魅力。高嶺君ハァハァ(爆)

そんな感じで、結局、成羽菫の銀化は防げず、日生の陰謀は防げずに終わってしまうため、
クライミライ(クライミライZero)的な印象を抱かせる作品でしたが、
実際の所はどうだったんでしょうね?
冒頭の文章を改めて吟味してみることにします。

「もしも運命というものがあるならば、こういう事を言うのだろうか?
 本来あるべき場所から隔離され、事象を彷徨い続けた。
 『模倣』の中で『競争』を強いられ、その結果はいつも決まっていた。」
→これはミライシリーズのループ世界のことを指している。
 ループ世界という模倣世界の中で、競争=?の結果、クライミライに至っていた。

「道筋を正そうとしても『目眩』という見えざる力によって結末がねじ曲げられる。
 すべては神によって遊ばれていたのだ。」
→クライミライ3における頭痛が象徴的。
 まぁ、ぶっちゃけ、売り上げのために製作側がねじ曲げていたわけですがぁ(爆)

「この世界はもう終わるはずだった。
 いや、既に終わっていた。
 しかし、ならばなぜ今この場所にいるのだ?」
→ここら辺はどちらかというとシナリオライターの独白に近い印象を受ける。
 まぁ、この文章の意味は二重の意味を持っていて、
 一つはミライシリーズの主人公・英田征であり、もう1つはライターの独り言みたいな面あり。
 なにせ生贄の教室ではライター自身をゲームに出し、
 ヒロインとHさせた暴挙があったらしいし(苦笑)

「目の前に拡がる道は、まさに終極へと繋がる道。
 世界を構築していたひとつひとつの因子が今一度結集していく。
 やがてそれは失われていた我々の未来を再生させる。
 これもまた神による戯れだと言うのならばそれでもいい。
 与えたもう『運』によって、再び世界が動き出すのならば。」
→ミライシリーズの再スタートを想起させる文章。
 つまり、淫辱心療クラブからは『運』によって再構成された作品ということになる。

以上から、淫辱心療クラブはクライミライZeroではなく、
アカルイミライ2の序章に当たると考えられます。

さらに、その続きの文章が淫辱心療クラブのテーマだと思われます。

「いわゆる文明への道とは、
 イリンクス(Ilinx)とミミクリ(Mimicry)との組み合わせの優位をすこしずつ除去し、
 代わってアゴン(Agon)=アレア(Alea)の対。
 すなわち競争と運の対を社会関係において上位に置くことである」
→Aleaは「Alea jacta est!(賽は投げられた)」を意味するので、
 アゴンとアレアは『運』を意味すると考えられます。
 となると、イリンクスとミミクリとの組み合わせは『競争』を意味することになります。
 『競争』が何を指すかは不明な点もありますが、前述の引用を元に考えると、
 これはクライミライ等で行われた心療クラブ・写真部の活動等を指すと思われます。

つまり、淫辱心療クラブのテーマというのは、
実栗を心療クラブの活動から少しずつ除去し、
Alea=『運』である新見高嶺とくっ付けさせることが本題なわけです。
えぇ、自分でも信じられませんとも。そんなバカなって感じです。
でも冒頭の文章を読むと、そうとしか読めないのが不思議でしかありません。
ピンクドリルと揶揄されて邪魔者扱いされた実栗がキーパーソンだなんて誰が思うか。
どう考えても百合同様のエロ要員じゃねーか。ビックリです。
ちなみにイリンクスって何? まだ結論は出ていません。
最初、実栗のメガネかと思ったよ(笑) 意味もなくメガネ着脱選択肢があったし(^^;

以上の観点から『クライミライ3』で語られた成羽菫の過去話と、
今回の淫辱心療クラブでの出来事の対比を行っておきます。
 (過去話の菫)               (淫辱心療クラブの菫)
気が強く野暮ったい子       →気が弱く可憐な子(神目楓よりも閑谷紫苑に近いタイプ)
恋した相手は幼馴染の彼氏     →彼氏じゃないけれども、つばきに近い存在
相手への接し方はツンデレ     →むしろ素直デレ
友達よりも恋を選ぶ        →高嶺に告白はしなかったものの恋優先
幸せな恋人生活          →一応、同様
崩壊理由は彼氏の二股       →悪意的に見れば高嶺の二股とも言える
親友との罵りあい         →つばきが陵辱の結果、言葉を失ったため、喋れず
彼氏と関係は継続         →継続していない
学校での言葉によるイジメ     →心療クラブによる性的イジメ
彼氏に他の男に抱かれろと命令される→関係が切れているので命令は存在しない
彼氏の本命は親友         →一応、同様(つーか、責任感からなので不明)
屋上に二人を呼び出す       →呼び出してはいない。教室で遭遇し屋上へ至る
相手は泣いて許しを乞う      →その剣幕に押さえれいたものの毅然と立ち向かう
結局、二人を殺せず        →同様
屋上から飛び降りる        →同様
身も心も捧げられる人との出会い  →汚い手で触んじゃねーよ、日生(俺の生の感情)

全体的な構図は似ていますが、細部はかなり異なります。
まず菫像が大きくことなります。
過去話の菫は神目楓タイプなのに対して、淫辱心療クラブの菫は紫苑タイプです。
これは過去話の相手だった神目楓に合わせたものとも考えることができるので、
あまり重要ではないでしょう。
もう1つ大きく異なるのが、菫が好きになった相手です。
伊吹に唆されて、つばきや高嶺を悪意的に捉えるようになったとしても、
彼氏との関係の継続や他の男に抱かされるという事実は淫辱心療クラブではありません。
そういうことをしていたのは、むしろ実栗の彼氏の方であり、
ここにクライミライ3の菫の過去話と淫辱心療クラブの話の大きな違いがあります。

つまり、ミライシリーズの世界において、「新見高嶺」という存在は異質な存在なわけです。
高嶺が英田征や小笠原茅花のように存在しない人間なのかは分かりませんが、
ミライシリーズにおいて新しい展開をもたらすキーパーソンの1人、
Alea=『運』の要素であることは間違いないと思われます。
淫辱心療クラブは新見高嶺という『運』の参加により変化するミライを描いたものだと言えます。
変化前の世界におけるつばきの彼氏が誰なのかは分からないし、
そもそも菫の親友がつばきであるか否かも分かりません。
自分の予想では、心療クラブの人間が実栗に対してしたように菫へ取り込み、
二人の不和を誘い、破局へと導いたのではないでしょうか。まぁ、どうでもいいことだけど。

淫辱心療クラブをプレイした人なら、
「それならば高嶺が菫を救ってやれよ」と思っちゃうでしょうが、
これは2つの理由からできなかったと思われます。
1つは単純に製作側の理由、ここで菫に銀化(仮にねーちん化と命名しよう)しないと、
ミライシリーズへと繋がらないからです。次回作への布石という理由。
2つ目は大きな変化は全く違う大きな変化を呼び込むということです。
『アカルイミライ』において美甘櫻は15年前に死ななかったものの、
『クライミライ1』では英田征が早々に死に、悲劇を防ぐことはできませんでした。
「何かを得るには何かを犠牲にしなければならない」という言葉に象徴されるように、
大きな変化はまた違う大きな変化を生んでしまうということです。
それじゃ悲劇を防げないではないかということですが、
…えーっと、アレなんて言うんでしたっけ…
…積み重なったブロックの真ん中から一本ずつ崩れないように抜いていくゲーム…
まぁ、言いたいことは分かって貰えると思いますが、
そうやって積み重なったブロックから取るに足らない要素を
一本ずつ崩れないように抜いていくことで、新しい展開にするのがアカルイミライ2なわけです。
「イリンクス(Ilinx)とミミクリ(Mimicry)との組み合わせの優位をすこしずつ除去」の
作業をすることが淫辱心療クラブからスタートするアカルイミライ2の方向性みたいです。

それじゃ今回抜いたブロックは何なのかと言えば、
1つは成羽菫の過去の痛みが軽減されたことでしょう。
高嶺に振られ、心療クラブの毒牙にかかり、それを高嶺とつばきの差し金と思い込まされたものの、
高嶺のことを好きだった気持ちは持っており、
『クライミライ1・3』のような非常さが発揮される可能性は少なくなったと思われます。
日生は盲目的な人形が欲しかったわけで、現にそれを手に入れたとも言えますが、
クライミライのような菫を手に入れたのかというと、首をかしげる面もあります。
まぁ、ここら辺はよく分からんです。そうであって欲しいという希望込みですかね。
2つ目は実栗を心療クラブから引き離したことでしょう。
ミライシリーズに実栗はいないので、意味があるとも思えませんが、
冒頭のミミクリと実栗の言葉遊びに意図がないわけはありませんから、
新見高嶺という存在が実栗を心療クラブから引き離し、
その規模を本来の世界のそれよりも縮小させたことは地味に意味を持ってくると思われます。
勿論、それは今後の展開次第のところはありますがね。
現時点では全く無関係に思えても、後々に伏線として拾われる、と俺は信じている(爆)

こうやって何度考えてみても、ピンクドリルの実栗が重要人物だとは思えないわけですが、
でもシナリオ全体を通して見てみると、三角関係が存在しない等の状況こそ違っているものの、
実栗とその彼氏との関係は『クライミライ3』の菫の過去話そのものだし、
トゥルーエンドでは必ず要所で実栗が登場していることを考えれば、
(ちなみに、エンドは3種類。他はつばき救出エンド、百合の話が中心のバッドエンド)
プレイヤー側が思っている以上に重要なキャラなのかなという感じを受けます。
新見高嶺の存在によって、受け持っていた負の要素が開放され、
ヤンデレ気味ではあるものの正の要素に変換された実栗という存在は、
今後のシリーズの方向性を象徴するものとなるかもしれません。

結論、淫辱心療クラブはアカルイミライ2の序章である。
ポイントは成羽菫のねーちん化と、新見高嶺の参加による世界の変化に注目です。
次回作はいよいよ英田征が登場するアカルイミライ2でいくのか、
それとも英田征が存在しない本来の世界、クライミライZeroでいくのか、
Liquid-Shineの次回作に期待という感じですね。
え? 面白いか否か? 菫ちんはジャスティスが全て。菫可愛いよ、菫。
大体、Aleaと同じ評価だけど、分量が少ない分だけマイナスという感じ。
プレイ前は期待してませんでしたが、次回作に対する期待感が膨らみました。

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