石破「勘違い」内閣
非主流派が主流派になった途端、主流派に染まって非主流派じゃなくなった…
立場によって意見が変わることはありますが、
野党時代を含めた過去の発言ならまだしも、
直近1カ月も満たない自民党総裁選の発言まで反故にしてしまうとは…
これで衆議院選挙の公約を立てた所で、何を信用しろというのか…
選挙が終わったら、どうせ反故にしてしまうんでしょ?
「政治は信なくば立たず」、真っ先に信用を無くした政権に明日はありません。
それ以上にムカつくのが、自民党が今なら選挙で勝てると思ってる所ですね。
今ならご祝儀相場だと言わんばかりに、ボロが出る前に選挙やっちゃおうというのが…
本当に国民のことを何も考えていない。自分達の都合丸出しじゃないですか…
失望を通り越して怒りと殺意さえ湧いてきます。
これで選挙を乗り切れると思ってるんだから、さすがにアホ過ぎませんかね…
非主流派で反骨心と良心を期待した石破氏でさえ、コレなんですから、
もはや自民党には何の夢も希望もありません。
小泉進次郎氏もアレだったし、もう自民党は潰すしかないでしょ。
国民無視で恥ずかしげもなく既得権力にしがみつくだけのクソ集団に過ぎないんですから。
●石破茂首相、あれもこれも「後退」? 5つの「守る」掲げたが就任前の主張はどこに… 衆院で所信表明【全文】
中身スカスカ。
石破氏らしさは自衛官の部分と地方創生のエピソードぐらい。でも具体性は皆無。
裏金問題に関しては「ルールを守る倫理観の確立に全力を挙げます」が笑うしかない。
ルールを守るという意識さえないケダモノ集団なのか、自民党という政党は。
小学生でもルールを守ることを学んでいるのに、政治家はそれを知らないという。
知らんのはお前らだけだろ。人間ですらない金と権力の亡者どもが。
大事なのは公平性の確保であり、ルール違反者を当選させない仕組みづくりでしょ?
それを堂々と自民党公認にするんだから、お話にならんでしょ。
まぁ、ケダモノに何を言っても分からんのでしょうが。
現時点でもルール守る気ゼロらしいんで…
あと気になるのは「経済安全保障」「AI」「ブロックチェーン」の言葉の使い方です。
「経済安全保障」は外交で出てくるのではなく、経済で出てくる時点で違うかと…
その視点に留まってるから成功してないんでしょ。
外交の一種と考えれば、もっと力を入れられるはずでしょ。
「AI」も原発動かさなきゃいけないぐらいに電力消費が高まるのか疑問。
そりゃサーバー機器にもGPU入れることになるんだろうから、
今までより上がることは確かですが、爆発的に上がる話でもないし、大袈裟すぎる。
単に電力需要増大の言い訳に使ってませんか、これ?
「ブロックチェーン」を知ってるなら、なんでマイナンバーカードなんて進めるの?
従来の中央集権型のマイナンバー制度を使い続けて、
分散台帳技術によって情報の連携を進めないのはどうしてですか?
別に国民が申請する必要なんてないんですよ。
公的機関がマイナンバーで紐づけすればいいだけなんですから。
国民の手を煩わせている時点で何も理解していないことが丸分かり。頭大丈夫ですか?
●八代弁護士 石破首相の裏金議員公認は「当たり前」 公認外しは「許されない二重処罰」 野党批判で揺れる首相が「理解できない」
党員資格停止という処分の結果、公認を得られなくなるのは間違いありませんが、
党員資格があるからといって、必ず公認されるわけでもありません。
実際に比例当選議員が小選挙区での立候補を目指して2人以上の自民系候補者が出て、
保守分裂選挙になった際は公認を与えないこともありますからね。
よって、公認するかどうかは処罰とは別次元の話であり、二重処罰には当たりません。
アレだ、学生が不祥事起こして停学処分を受けたのに、
高校推薦を受けようとしたら、停学処分を理由に学校は断るでしょ? それと一緒。
とはいえ、公認するのも自民党の自由なので、有権者はそれを含めて判断を下せばいいこと。
岸田氏は最終的には国民の審判に委ねると言ったのだから、
小選挙区で落選した場合はそれで民意が示されたことになるので、
比例復活はおかしいよね、という話。
裏金問題の直接的被害者は地元有権者なのですから、
その人達がNoと言った以上は、比例で復活する理由はありませんよね?という話。
◆ニュースネタ 「これほど付け入る隙のある制度ない」と紙の保険証の不備に言及 平将明デジタル相
どうしてマイナ保険証が国民に理解されないのか、簡単なことです。
これは昔あった議論の「税金滞納者から保険証を奪うべきだ」という話なのよ…
それも一旦国民全員から取り上げるという非常に荒っぽいやり方で達成しようとする。
そりゃ誰からも理解されないでしょ。日本は国民皆保険制度の国として認識してるんだから。
国民からすれば、別に通常保険の範囲であれば、偽造利用されても問題ないわけです。
国民皆保険制度を認めていて、税金滞納者であっても病院ぐらいは行っても良いという、
社会的コンセンサスがあるから。
問題にしているのは公平性の問題で、被爆者手帳や障がい者手帳など、
通常以上の手厚い保険を受けられるように不正利用することが問題なのであって、
別に普通に病院に行く分は問題にしていないんですよ。
それは役所の個人確認と認定の問題であり、
国民から皆保険制度を取り上げて良い理由にはならない、ということです。
政治家のそういった勘違いが消えない限り、対立の溝は埋まりそうにありません。
誰が納得できるというのか。
それこそブロックチェーンで良いだけのことを、わざわざ不正アクセスしやすいようにデータ集積するのか。
マイナンバーで行政が紐づけすれば良いだけのことを、
どうしてわざわざデータ集積することで侵食リスクを高め、
さらにカードという形で現物化して紛失リスクを高めさせるのか、非合理的で理解不能です。
某国(アメリカなのか中国なのか知らんけど)のスパイが混ざってるとしか思えませんけど…
◆ニュースネタ 「値上げの秋」あれもこれも変わる暮らし はがきは35%値上げ 「児童手当」や「置き配」お得になる面も
今までは歴史的な円安で輸入品の価格上昇が説明されていましたが…
ここ2か月は下げ止まった感があり、一時は1ドル160円を超えていたものが140円中盤まで戻っています。
為替だけ見ると、値上げ所か、値下げに転じてもおかしくないわけですが…
つまり、為替だけでは説明できない要素があるということです。
考えられるのは世界的な物価高、特に人件費の高騰でしょう。
日本がわざわざ海外へ工場を移転し、海外で生産した日本企業の商品を輸入していたのは、
海外の方が物価が安く、人件費を節約できたからです。
しかし、世界的にSDGsが注目を浴び、ユニクロ等の搾取労働が問題視され、
海外での労働者の賃金は上昇し、かつてほどのメリットが生じなくなりました。
要は、海外の賃金上昇率を日本の賃金上昇率が超えていないことが物価高の原因と言えます。
人件費の分だけ値上がった海外製品を、日本人が買えなくなっているわけですから、
単純に日本の方が貧しくなった、とさえ言えます。
それだけに日本の最低賃金上昇は、ただの社会主義的政策に留まらず、
日本が世界の中で商品購買力を確保するためには、必要不可欠な政策になったと言えます。
全国一律1500円を夢物語にしてはいけないんです。
それだけ日本が世界の賃金上昇に付いていけていないということです。
物価高が止まらないのは、世界的に日本の物価が安い故だと言えます。
これだけ物価高を見せつけられると、もはや最低賃金の上昇は夢物語ではなく、
立派な政策として機能してくるように思えます。
解散総選挙の際に政策判断をする一つの材料になることは間違いないでしょうね。
◆アニメの話 今夏のアニメ評価(ネタバレあり)
まだ『推しの子』『シリーズオフモンスターシーズン』『ATRI』『夜桜さんちの大作戦』の
最終回は見ていないので評価できない所はありますが、
個人的にはいずれも評価はあまり高くないので、
以下の並びが今夏の評価だと思って差し支えないです。
(↓以下、追記部分へ)
◎『負けヒロインが多すぎる!』
間違いなく今期のNo1アニメでしょう。
友情をテーマにした『僕は友達が少ない』、
青春をテーマにした『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』と並ぶ、
恋をテーマにした固定観念ぶっ壊しアニメだと思います。
恋にまつわる固定観念というと、
「命短し恋せよ乙女」「恋愛至上主義」「失恋はカッコ悪い」
「負けヒロイン=魅力がない」といった所でしょうが、本作は完全に真逆。
最初の失恋(1~3話)辺りはギャグテイストで駆け足気味に描かれてますが、
4話の八奈見編、5~7話の焼塩編、8~11話の小鞠編では、
失恋とその立ち直りを丁寧に描き、失恋をカッコよく再表現しています。
また、いずれの負けヒロインも個性の塊みたいなキャラで、
恋愛対象としては劣る部分があっても、おもしれぇ女的な魅力が存分にあり、
恋愛が全てではないということを私達に教えてくれます。
結果的に、八奈見さんがバディと成立し、
男女の友情関係に帰結するという面白い作りをしていました。
思うに、人間関係における恋愛関係は基本的に1人しか存在しません。
だから圧倒的に恋愛関係以外の関係の方が多いのにも関わらず、
私達は男女が一緒にいると恋人関係を疑ってしまう固定観念があります。
でも、そうじゃない関係も普通にあるよね、というのが上手く表現できてます。
それでいてサブキャラを含めて、それぞれが存在感が立っている。
負けヒロインというレッテルで括れない個性の塊ばかりで、
恋愛をしてないからモブキャラになるのではなく、
恋愛がなくても青春を楽しめるということを証明している感じがします。
エンディングのカバー曲も良い感じでしたし、
全てにおいて隙がない青春アニメだったと思います。
◎『杖と剣のウィストリア』
ストーリーが進むにつれてドンドン評価を上げていった秀作。
11話の出来は間違いなく今夏No1評価。あまりのカッコよさに涙が出るほどでした。
作画も力が入っていて、12話の冒頭でも再放送するぐらいの自信作で、
自画自賛するだけのことある素晴らしいアニメーションだったと思います。
放送開始時は「またハリーポッターみたいな魔法学園ものかぁ。マッシュル?」の評価、
3話でアイリスが登場した辺りから塔との関係が見え始めて面白くなり、
5話の魔道大祭編でマッシュルは超えてきたなと感じられ、
8話からの実習編で急激に面白さが上がり、11話の神回ですよ、
最高の盛り上がりを見せて終わったのは非常に好印象ですね。
まだ世界の謎、塔の謎、杖と剣の謎と、世界観は謎だらけだけに、
現時点で2期の放送を最も期待している作品ですね。
▲『逃げ上手の若君』(個人的評価は低めも、長文だったので最初の方に掲載)
空想ファンタジーであれば、面白かったし傑作評価できます。
歴史物でもファンタジー要素が強ければ、評価することができます
(例えば『織田信奈の野望』とか史実を元にしつつ明らかにファンタジーであるもの)。
ただ、歴史物で他の英雄を貶めるようなものはアウトです。
ありがちなのが織田信長を魔王として描くとか。
もう魔法使ったりと完全ファンタジーならOKですが、
史実と誤解を与えかねないような表現はアウトです。
本作では足利高氏(後の尊氏)の表現が化け物を彷彿とさせるものがあり、
6話はまだしも、10話の表現は明らかにやり過ぎています。
足利尊氏はその実像がなかなか伝わっておらず、
歴史的にも江戸時代末期から昭和終戦まで天皇中心の国造りのために、
南朝を正当化するように歴史が歪められていたこともあって、
他の時代と比べても研究が明らかに遅れてしまっています。
そこにズームを当てるのは構いませんが、
また変な偏見を呼び起こしてしまわないか、その危惧を強く抱いてしまいました。
「歴史は勝者が作る」と言われますが、歴史に必要なのは継続性なわけで、
継続する勝者に視点を向けるのは当たり前のことなわけです。
敗者はそこで終わるのですから、後への影響を考える必要がありません。
日本独特な封建制の理解を含め、歪んだ歴史観が偏見を生んでいないか、
改めて考え直す必要があります。
どうせなら、諏訪頼重を未来からの転生者にしちゃって、
ファンタジー要素強めにしちゃった方が良かったんじゃないですかね…
英雄は何人居ても構いませんが、英雄を汚すことはご法度です。
その意味で、歴史物の最低限のルールを守れなかった本作はアウトです。
●『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』
女の子の可愛さで言えば、今年ナンバー1でしょう。
アーリャ・有希・マーシャ・綾乃とみんな可愛い。谷山さんと宮前も可愛い。
メインヒロインのアーリャを中心に作画も素晴らしかったですし、
ビジュアル面では文句のつけようがありません。圧倒的でした。
ただ、ストーリーの部分に目を向けると、主人公の設定が強すぎました。
元良家の天才児という設定は必要だったのか…感情移入できる人いるの?(笑)
単にロシア語が分かる程度の学生で十分だったのに、
設定盛り過ぎて視聴者を置き去りにしている感じがありました。
あとディベート部分もね… それなりの進学校なんでしょ?
最終話のアーリャの演説作戦はともかく、8話の谷山さんのディベートや、
11話の有希の作戦はお粗末すぎた感じがしました。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』までは行かなくとも、
もう少し凝った知能合戦を見たかった気もします。
まぁ、メインは恋愛だから大目に…というほど恋愛もしてねぇしな…
結局、主人公は恋愛感情を自覚してないし…そういうのは2期に期待なんですかね。
●『天穂のサクナヒメ』
同人作品出身とは思えない力の入った作画・ストーリーで、
今期のアニメで想像以上に健闘した作品と言ってもいいでしょう。
序盤の米作り1年目の悪戦苦闘から、中盤は一期に話が飛び、
鬼退治を中心に据えた作りは、個人的には良い判断だったと思います。
結果的に話のテンポが損なわれず、視聴者の関心を切り替えることができ、
終盤も失速せずに走り抜けられたように思います。
現代の昔話みたいな感じで、非常に良い作品に仕上がっていたと思います。
万人に勧めるなら、今季はこのアニメでしょう。
●『しかのこのこのここしたんたん』
放送前の「しかのこののここしたんたん」エンドレスPVと、
1話の内容が衝撃的過ぎたことで、エキセントリックな印象が強いですが、
内容的にはコンプラのギリギリ攻めているギャグアニメでした。
ボーボボほど意味不明じゃないし、ドクロちゃんほどコンプラ突破してないし、
ニャル子さん程度の意味不明とコンプラ遵守評価(笑)
そういう意味では放送前のプロモーションを含めて、
令和のギャグアニメの模範例とも言える作品だったと思います。
まぁ、最終話の鹿系ゆるキャラ回はやり過ぎだと思いましたけどね(苦笑)
●『菜なれ花なれ』
今期のアニメで一番ロスになりそうな女子高生たちの友情アニメ。
チアリーディングをテーマにしているということで、熱血部活アニメと思いきや、
実際は動画投稿のためにポンポンズという緩い応援チアを結成し、
応援を楽しむことで、軽度のトラウマ≒イップスを克服するアニメでした。
熱血ではないけれど、内容的にはわりと真面目な方。
惜しむらくはオリジナルアニメで12話は短すぎたことか…
主要キャラでも杏那・穏花・かなたのストーリーは描けたものの、
涼葉・詩音の女子校コンビと療養中の恵深のストーリーは進められず…
恵深はかなたとの関係で出番は多かったものの、学校に行くエピソードが最後までなし…
いや、図書館自分一人で行けるなら学校行けよ(苦笑)
当初はそこがゴール地点だと思ってただけに、ちょっと短すぎた感はありますね。
●『真夜中ぱんチ』
菜なれも1話切りのVtuber~も動画投稿を主題にしたアニメでしたが、
昨今の必須要素とも言える「炎上」を描いた作品の中では一番良かったと思います。
ぶっちゃけ、悪意を持って荒らしてる人なんて、ほんのごく一部なんですよね。
だってわざわざ動画を見に行ってるわけですから。
嫌いな人間の動画を生配信で逐一チェックする奴なんていませんよ。
そんなことするぐらいなら他の配信者の動画を見てるっしょ。
コメントの流れやノリ、一文という形式が悪意あるように見えているだけで、
実際はそこまで悪意を持って発言していないことの方がほとんどだと思います。
まぁ、だからこそコメント・投稿時には表現に気を付けようという話ではあるのですが、
過剰に気にし過ぎる必要がないという結論には自分も同意しました。
と、真面目に語りましたが、作品としてはドタバタギャグテイストで、
ヴァンパイアが炎上動画投稿者の下でバズりを目指すという一貫した内容で、
話のテンポもよく、キャラエピソードの取りこぼしも少ない、
コンパクトながらまとまった優良アニメだったと思います。
動画投稿のノリなので、タイトルと違って、
アニメとしては少々パンチの足りない感じもしますが、まとまった良作評価。
●『グレンダイザーU』
ロボットアニメ…だったかなぁ(苦笑)
終盤を除いて、ロボットの格好良さが目立ちませんでした。
どちらかといえば、人間ドラマを主眼においたロボットものという感じで、
イデオンに近い雰囲気がありましたね…あそこまで悪辣じゃないですが。
評価するのは新型マジンガーXの登場と、
マジンガーもスペイサー3機と合体できるようになったこと。
スパロボ的には非常に嬉しいギミック(笑)
終盤にドクターヘルの名前が登場し、最後に地獄大元帥っぽいのが登場したので、
2期でもグレンダイザーの活躍が拝めそうです。
2期ではグレンダイザーの謎と共に、ロボットの格好良さが目立つといいですね。
●『転生したらスライムだった件 第3期』
前半の聖教会との激突は戦力差がありすぎて…
思ったより盛り上がらなかったというか、目立たなかった印象です。
後半の開国祭編は今までの苦労が報われた感じで良かったですね。
まぁ、全体的に閑話休題といった感じで、
シリアス過ぎずに1期中盤のような国が大きくなっていく感じが出てて良かったです。
可もなく不可もなく、安定した出来だったという印象ですね。
●『疑似ハーレム』
ヒロインは実質一人で、ライバルキャラもサブキャラ恋愛もない、
今時珍しいタイプの恋愛劇でしたね。
その分、ヒロインに色々な演技をさせて幅を出していましたが、
当初はもっと私自分を見て路線なのかと思いましたが、
11話で逆に他ヒロイン役も見てと言い出したのには驚きました(笑)
まぁ、でも演技者ってそういう所ありますよね。
12話で完全完結したのも好評価。
メインヒロインを好きになれるかどうかが最大の評価の分かれ目でしょうか。
●『異世界失格』
太宰治が異世界転生したお話。敵が魔王を倒した転生者グループというのが特徴的。
主人公はあくまで作家でしかなく、能力的には強くないのが面白い。
でもストーリー的には謎が多く、心中相手のさっちゃんの心情も分からず、
最終話で妖精王が登場したりと、かき回されたまま終わるのは消化不良感が強い。
早く2期が見たいなぁ…
●『新米オッサン~』
果たして特訓中に死んで蘇生されて、また特訓するのは「死ぬほど鍛えられて」と言うのだろうか…
いやいや、本当に死んどるやん(苦笑)
銀髪ダークエルフメイドのリーネットで引き付け、
中盤はかませ犬と思われたアンジェリカが物語を盛り上げと良い感じで回ってました。
師匠格のブロストンはともかく、ミゼットは劇中ほぼ食ってただけだったので、
もう少しエピソードがあればなと思う部分もありました。
それでも「夢を見るのに遅すぎることはない」というテーマを一貫して通し、
まさかの串田アキラ氏の熱い主題歌で盛り上げられたのは好印象でした。
キン肉マンもこれぐらいやれば…いや、なんでも(苦笑)
●『SHY 第2期』
忍者の曖を加え、さらにパワーアップした2期。
今時珍しい王道ヒーロー物路線は変わらず、安定した内容でした。
2期の終盤でようやく前任のシャイの話が登場し、
どうして主人公がシャイになったのか、その心の強さの理由は何なのか、
そしてヒーローとは何なのかという根本的謎が明かされていないだけに、
今後のさらなる展開を期待したいです。
●『狼と香辛料』
以前の2008年バージョンは、自分がアニメを見てない時期だったので、
完全スルーだったんですよね。
絵ぐらいは知ってましたが、どちらかと言えば狐っぽいなぁ、と…
そんなわけで今回のリニューアル版から見始めましたが、
全体的にまとまりがあって良い話だったと思います。
個人的にはリニューアル版の方が狼っぽくて好き。
ストーリーも超常的な力に頼らず、
知識と機転で乗り越えようとする辺りが好感持てました。
後半は少々怪しい場面もありましたが、自分としてはギリセーフの判断。
安定の福山潤さんと小清水亜美さんのコンビが楽しめる良い掛け合いでした。
▲『キン肉マン 完璧超人始祖編』
あくまでマンガ版のアニメ化であって、アニメの続きではなかった印象です。
スト6風の実況を入れるなど、昔よりもプロレスライクになったものの、
さて、これをアニメでやる必要があったのか?という思いがなくはない…
以前のアニメ化されたキン肉マンもそうなんですが、尺的にはバトルの時間が短いんですよ。
それをギャグテイストで尺を稼いでいたのが昔のアニメ版でしたが、
今作ではギャグテイストが皆無だったこともあって、
どうしても駆け足気味に見えました。
人気の正義超人も最後しか登場しませんでしたしね。
これからという所で終わってしまったのは残念。
2期以降に期待ですが、初見の人はまとめて見た方が幸せかもしんない。
悪魔超人軍が戦っていても、過去の正義超人との激闘があったからこその、
感動なのにも関わらず、そこをスルーして初見というのはやはり厳しかったと思います。
▲『ラーメン赤猫』
なんというか…普通? 可もなく不可もなく。
猫がラーメンを作ってるのもそうだけど、二足歩行で食器を運んだり、
そもそも、猫が喋ることに人間もリアクションしてなかったりと、
もはや、何からツッコんでいいのか分からなかった…
11話で不幸な猫が喋るみたいな言い方されてましたが、説得力があまりにも…
しかのこ~みたいにギャグに振り切れているなら何も考える必要ないけど、
真面目にラーメン屋生活を描いてるだけに、やはり設定を考えちゃいます。
猫が可愛ければ全てよし、とはできませんでした。残念ながら。
▲『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』
ストーリーも面白かったし、キャラクターも良かったんだけど…
作画がなぁ…
同じ作者の『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦2期』は作り直しになりましたが、
本作品も5話・6話はかなり怪しく…そこから持ち直せたものの、
終盤も引きの構図は怪しい部分が多く… 美麗なキャラが台無しでした。
2期もあるなら、ぜひ作画クオリティを上げて続けて欲しいです。
ストーリーが面白いだけに勿体なさ過ぎます…
▲『俺は全てを【パリイ】する』
「【パリィ】って何だ…?(哲学)」
フロムゲー等で有名な『パリィーン』って音がして攻撃を弾くカウンター技でしょ?
6話で敵が毒を吐く前に攻撃したり(必殺技モーション判定と言えなくもないですが)、
9話で兵士の武器を弾くならともかく、固定砲台を弾いたるするのは何なの…
実質、【パリィ】と叫びつつ先制攻撃しているようにしか見えず、
「【パリィ】って何だ…?(哲学)」と頭を抱えることが多かったです。
まぁ、でもリーンちゃんが可愛かったから全てよし、としちゃう!
▲『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺』
ストーリーは『ありふれた職業で世界最強』とほぼ同じ…
ひとえに巨乳金髪エルフのセラスの魅力だけで引っ張ってた感じ。
セラスかわいいよ、セラス。
▲『モブから始まる探索英雄譚』
キャラは可愛いだけの現代版現実なろう系アニメ。
現代のリアルにダンジョンが出現したという設定があるだけで、
内容的にはなろう系アニメでした。
リアルであることの恐怖心も終盤少しだけで、内容は薄っぺらい。
ただ、幼馴染の春香=本妻、召喚されたシルフィーとルシェ=従者、
冒険者仲間の愛理・ミク・光梨=現地妻みたいな感じで、
自然とハーレム感ができていたのは良かったです。
春香が主人公が思ってるよりも寛容だったのは明らかだったし、
今時珍しく「待つヒロイン」に終始したのは、
賛否両論あるでしょうが、結果的にはハーレム感出て良かったのでは。
作画崩壊までは至らなかったものの、少々怪しい感じもあったので、
もう少し作画が良かったら、とは思います。
▲『小市民シリーズ』
一言で言うと、「『氷菓」みたいな作品を作りたかったんだけど、
あれ違った…どうしてなんだ?」と自己批判してるアニメ。
つまり、つまらないという印象は正しく、意図的につまらないアニメ(笑)
以前も語ったように、『氷菓』のようなバディ感は最初からなく、
主人公が一人で推理して解決した気になるという感じのストーリーでした。
その問題点を最終話で自己批判し、2人が正式に袂を分かつといった内容だったので、
どう評価して良いのか分からないというのが率直な意見です。
面白くはなかった、でも、それは意図的だった、
つまり、2期で本領を発揮してもらおうか、といった感じでしょうか。
2期では登場人物も増えるようですし、そこに期待ですかね。
▲『義妹生活』
正直、ストーリーが難解…
説明や余計なセリフが一切ないので、微妙な表情と間合いで察するしかないのが難しい。
退屈と言えば退屈。無限に想像力が働くと言えばそう。
特に最終話の結論は人によって全く違ってきそう。兄妹なのか、恋人なのか。
どちらでも解釈できるだけに、味のある終わり方をしたなという感じがして評価アップ。
個人的には読売先輩が好きだったんだけど、
5話のデート後の表情や行動がよく分からないのが未だにモヤっとします。
そこからヒロイン候補から一気に転落したし、思い出作りみたいな感覚だったのか…
冗談じゃなくて本気で病死路線になるのかと思った…でもそんなことはなかった。
▲『女神のカフェテラス 第2期』
2期のストーリーは実質皆無。
サービスショットのオンパレードの女だらけのハーレム環境、
やっぱり恋愛していないのはお約束。
終盤は原作者の過去作を弄るようなセリフやパロディが多かったけど、
良かったんですかね?
今までがわりと真面目だったので、おふざけに徹した印象が強いです。
祖父の話とか必要だったの? ほとんどのヒロイン関係なかったじゃん(苦笑)
もういっそ夢オチ・妄想オチでいいから、僧侶枠みたいな限界突破版出してくれ(笑)
▲『エルフさんは痩せられない』
タイトル通りのセクシーアニメ(笑)
太った女性キャラの服がバリバリ破れる姿は賛否両論あるでしょうが、
個人的には大いにアリでした(笑)
そういう所がギャグテイストに描かれており、
普通に見ていて楽しかったのは高評価ですね。
▼『かつて魔法少女と悪は敵対していた』
最初の15分アニメしか見てませんでしたが…特に内容のない萌えアニメという感じ。
メインヒロインの白夜よりも、妄想キャラのベラトリックスの方が好きだった…
単独ヒロインの萌えアニメだと好みに刺さらないと楽しみも減っちゃうよね…
▼『NieR_Automata』
1期と比べると、悪くはなかったんですがね…
一番盛り上がりを見せたのが2期序盤の15~17話辺りで、
そこからドンドン面白くなくなっていったのは…
最終話もゲームとほぼ同じですし…
ゲームでも分かり難い描写だっただけに、もう少し丁寧に描いてもらわないと…
アニメ化する意味あったのか?ということになってしまいます。
結局、9Sは子どものように駄々こねてたたけで…全然面白くなかった…
▼『ダンジョンの中のひと』
ホワイトなダンジョン経営を目指します、的なアニメ。
発想自体は面白いんだけど、メインキャラ2人の感情の起伏が薄いため、
どうしても淡々としているように見えて、見てて眠くなる安眠アニメだった…
一番面白かったのは10話のゴブリン畑かなぁ…
女性の敵ゴブリンをマンドラゴラのように畑で育成しているとは(苦笑)
▼『この世界は不完全すぎる』
このアニメは不完全すぎる!(苦笑)
あまりにもな13話の切り方。話の切り方が意味分からねぇ…
その前の段階で切っておいた方が良かったんじゃないですかね?
バグだらけのゲームから抜け出せないデバッカーというSAO路線ですが、
NPCキャラを上手く使うことで独自色を出せていただけに、
この尻すぼみ感は残念でした。
▼『異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~』
双子が可愛いだけで、現代知識で成り上がるいつものなろうアニメ。
ヒロイン不在はやっぱり痛い。年端もいかない双子だけで人気を支えるのは無理。
▼『恋は双子で割り切れない』
いや~、タイトルでネタバレしてるしね…
どんなに双子で揺れる恋愛を描いても、タイトルで結論言ってるから(苦笑)
やっぱり双子のどちらかを選ぶことはできず、どっちつかずに終わるのはタイトル通り。
我々はなんのために見ていたんだ?と自問自答する哲学的アニメでしたwww
まぁ、ぶっちゃけ、双子のどちらも選ばんよな。面倒くさい印象しかなかったし。
石原夏織さんのキャラでええやん。双子の魅力が描き切れてない時点で敗北アニメ。
▼『僕の妻は感情がない』
マモル君が出てきた辺りからハートフル物語になりましたが…
1話で性欲を催してたのは何だったのか。1話でもう色々と台無しだったよ…
そういうのを含めて、全体的な整合性に欠け、
何を言いたかったのか分からない感じがしました。
タイトルの意味であるロボットに感情はあるか否かですが…
10話でミーナが主人公のことを「家族と思い込んでいる男性です」と言ってるので、
やっぱり感情がないのが正解なのではないかと思います。
作品全般的には感情がなさそうであるような雰囲気だったんですが、
やっぱりないというのが正解っぽいですかね。
そういう所がイマイチはっきりしなかったというか、
内容と結論が噛み合っていない感じがしました。
▼『ばいばい、アース』
ストーリーが難しいうえに、打ち切りアニメのような終わり方で2期発表…
未だにタイトルを含め、何を描こうとしているのかが見えず、中途半端すぎます。
2期も見るでしょうが、1期が終わってないから見るのであって、期待感は皆無。
未完作品という印象は拭えず、評価に値しないです。
たぶん今見ても2期放送前には全部忘れてそうなので、視聴は2期開始後で十分。