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パリーグ オープン戦終了

パリーグはセリーグよりも先に今週の土曜に公式戦が開幕するため、
今日がオープン戦の最終戦だったようです。
目下お騒がせ中の西武ライオンズは10勝2敗5引分、
3月は負けなしという好成績でオープン戦を終了しました。
世間の見る目は厳しいですが、それにも負けず、
野球で信頼を取り戻そうと選手達は一生懸命やっています。
戦力的にはホークスに敵わないでしょうが、
ライオンズの特徴でもあるチーム力で対抗していってもらいたいです。

他のパリーグチームの印象では、やはりホークスが1つ抜けているかなと。
毎年誰かが不調になるとはいえ、斉藤和巳・和田・新垣・杉内投手の4本柱は脅威。
そこに成長した神内投手、移籍のガトームソン投手が加わるのですから圧倒的です。
リリーフも馬原・柳瀬・藤岡投手らと駒が揃っている印象。
投手力は明らかに抜け出てます。
打線も多村・小久保選手の加入で厚みが増し、江川・松田・城所選手ら若手も成長中。
戦力的には見事なものがあります。
死角は、リリーフ左腕がまだ定まってない点、新外国人野手の出来の2点ぐらい。
あ、あと打線の繋がりの悪さでしょうか。脱スモールは個人的にどうかと思ったり。
九州の土地柄を考えれば、豪快な一発を売りにする方がいいんでしょうけど…
まぁ、それでも故障者でも出ない限り、ホークスの上位進出は間違いないでしょうね。

あとはどうなるかサッパリ分からず。
下馬評の高いロッテはズレータ選手の加入がどれだけ生きるか。
ズレータ選手の長打力は素晴らしいですが、確実性という点では若干劣るので、
一昨年のようなロッテ打線の繋がりが戻るかはまだ分からず、そこが注目点でしょう。
昨年優勝の日ハムは小笠原・新庄選手が抜けた打線がどうなるか。
若手野手の成長が著しいので、大幅な戦力ダウンとはならないでしょうが、
やはり小笠原選手がいないのは大きいです。
3番に座るであろう稲葉選手の出来次第ですかね。多少隔年癖があるので、そこがどうなるか。
稲葉選手が昨年並みの成績を残せば、日ハムも優勝争いに絡んできそうです。
東北楽天は先発投手が揃ってきた印象です。岩隈・一場・林・田中・青山・牧野投手ら。
岩隈投手以外、安定感はまだですが、可能性は多々あり。
新しく獲得したウィット選手がそれなりの成績を残せば、上位進出も見えてきそう。
まだ計算はできないものの、勢いが付くと怖い存在です。
オリックスはコリンズ監督の下で、坂口・岡田選手ら若手の成長が著しいように思えます。
2年目の平野投手もエース級の活躍を期待できそうですし、
ここ数年では一番将来に対して可能性を感じるチームになってきたかなという感じ。
ただ主軸はまだ外国人選手に頼らざるを得ず、彼らが活躍できるかどうかでしょう。
現時点では今年よりも来年以降が楽しみなチームのように思えます。

順位予想するなら、ホークス・ライオンズ・ロッテ・日ハム・楽天・オリックスですかね。
でも意外と混戦になるような気も。オリックス以外の球団全てにチャンスがあるように思えます。
巷で予想されるホークス圧倒的有利の下馬評を崩すのはどこの球団か、
そこがパリーグの見所のように思います。


◆プロ野球 西武のオープン戦
今日も引き分け~ 9回裏、中村剛也選手のソロホームランで追いつきました。
打った投手は抑えの馬原投手ではなく、甲藤投手だったわけですが。
それでもオープン戦の敗戦が対ホークス2敗でしたから、
なんとか引き分けに持ち込めたのは良かったです。
しかしここまで引き分けが多いというのも珍しいですなぁ…
こりゃ開幕戦も9回同点に追いついて延長戦という展開になりそう(^^;
開幕戦からいきなりの野球好き、です。
もっとも、ここ数年でライオンズが勝利する場合は、延長サヨナラしかないわけですが(苦笑)
そんなわけで開幕戦から延長サヨナラの展開をシュミレーションしておきましょう(笑)

先発の涌井投手はサッパリだったようで、6回5安打2四球3失点の結果。
悪いなりに粘って、なんとか3点に抑えたそうです。
まぁ、一年間ローテを守る投手がずっと好調ということはありえないですからね。
調子が悪い時でも試合を作ることができるようになったのは1つの収穫かと。
開幕投手こそ西口投手ですが、軸となるべきなのは涌井投手。
ライオンズの若きエースと呼ばれるよう頑張って欲しいです。

リリーフの大沼・三井・小野寺投手はそれぞれ1イニングパーフェクトピッチング。
特に小野寺投手は好調の城所選手から三振を奪うなど2奪三振。
ここまで3人で抑えるということがなかったので、多少心配していましたが、
今日のピッチングでもう大丈夫そうですね、今年も抑えは小野寺投手です。
今年は松坂投手が抜けたため、リリーフの負担がこれまで以上に増すでしょうが、
今のリリーフ陣はその穴を埋めるに十分な状態になっています。
リリーフ陣の活躍でライオンズを勝利に導いて欲しいです。

打線はホークスの投手陣が小刻みにきたこともあって、6安打のみ。
それでも6回には先頭の福地選手が内安打で出塁し、
石井義人選手は倒れたものの、中島選手が四球で繋ぎ、
カブレラ選手がタイムリーと良い打線の繋がりを見せました。
開幕後は片岡選手が2番に入り、さらに流れが良くなるでしょうから、
今年もライオンズ打線の繋がりは健在と考えていいでしょう。
さらに下位にはリーファー・GG佐藤・中村剛也選手ら一発のある打者が並ぶ強力打線。
上位は繋がりで、下位は一発で得点する野球で、昨年以上の得点力を見せて欲しいです。

これで開幕1軍は…
 先発:西口・ジョンソン・涌井・グラマン・松永・岸
 リリーフ:小野寺・三井・星野・長田・岩崎・(大沼or宮越)?
 捕手:細川・(炭谷or野田)
 内野:カブレラ・リーファー・片岡・中村剛也・中島
江藤・平尾・石井義人・(高木浩之or後藤武敏)
 外野:和田・福地・GG佐藤・佐藤友亮・(大島or栗山)
大体、こんな所でしょうか。
キャプテン赤田選手は開幕に間に合わないようで… その点は残念です。
リリーフ1枠は大沼投手が優位、捕手1枠は野田選手が優位、
内野1枠は微妙、外野1枠は大島選手が優位って感じでしょうか。

開幕スタメンは…
 1(中)福地、2(二)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
 6(指)リーファー、7(三)中村剛也、8(右)大島、9(捕)細川
 開幕投手:西口
ライトのスタメンはGG佐藤選手かもしれませんが、
相手の楽天先発が岩隈投手ということで、相性を買っての大島選手起用。
開幕で大島選手を使うつもりがないなら、1軍メンバーから外れる可能性も。
その場合はGG佐藤選手と予想します。

来週末のパリーグ開幕が今から待ち遠しいですね~


◆西武不正スカウト問題 東京ガス・木村投手は謹慎1年
木村投手への処分は、厳しいなといった印象です。
その分だけ東京ガスへの処分が甘い感じもします。
…東京ガスは、早稲田と違い、裏金を受け取っていた事実を知っていたわけですし…
確かに、現金を渡すのを止めるように西武に通告するなどの対応を取ってはいましたが、
それまで貰っていた分を西武球団に返すよう木村投手に指導しなかった点や、
その年のドラフトで何事もなく片岡選手が指名され、送り出したのかには疑問が残ります

まぁ、答えは単純に当時の西武球団と東京ガスがそういった関係だったからなんでしょうが。
今考えると、片岡選手の最高条件の契約(1億+出来高5000万、年俸1500万)も、
こういった事情もあったからなのでは?と邪推してしまいます。
西武での最高条件契約は00年以降では自由枠・希望枠候補のみ、
異例とも言える3位(実質2位)での最高条件提示には大変驚かされたものです。
当時は親会社も大変でしたしね。
片岡選手の契約金のうち、幾らが自主的な謝礼として東京ガスに回ったのだろうと、
思わないことはないです… 勿論、コレは単なる邪推でしかありませんが…
(仮にコレが行われていたとしても、不正スカウト・裏金とは「されません」…)

ただ、形はどうあれ、西武球団側が裏切ったわけですし、
東京ガスさんには申し訳ない気持ちで一杯です。
迷惑をかけて申し訳ありませんでした(ぺこり)
今回の不遇にもめげず、都市対抗を目指し、頑張っていただきたいものです。

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