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センバツ甲子園ベスト4出揃う

履正社、報徳学園、秀岳館、大阪桐蔭… 近畿3校、2校が大阪ですか。
組合せ的に決勝が大阪対決ということも起こり得るだけに、
実現すれば、センバツでしか起こりえないスペシャルマッチですよね(^^;
実力的にも4校が残ったのは順当かなという感じがします。

これまでのベストゲームは、2試合連続延長15回引き分け再試合もそうですが、
大阪桐蔭と静岡高校のマッチゲームでしょう。
初回に大阪桐蔭が6点を奪った時には、ワンサイドゲームになるかと思いきや、
すぐさまに静岡高校が反撃をして6得点と同点に追いつき、
2回表には静岡高校が1点を勝ち越し、
その後は静岡高校・池谷投手と大阪桐蔭・徳山投手との投げ合いとなり、
どちらかと言えば、静岡高校が優勢に試合を進めるも、
スクイズ失敗やエンドラン失敗などもあって攻めきれず、
そうこうしているうちにストレート一本で押し勝っていた池谷投手が終盤疲れを見せ、
大阪桐蔭打線が反撃に出て逆転、実に見どころの多い試合でした。

延長15回引き分け再試合が続いたこともあって、
タイブレーク制の議論が再燃しているようですが、個人的にはやはり反対です。
社会人やプロなら何とかなりますが、高校生でノーアウト1・2塁から始めると、
四球やエラーで自滅するケースが多くなり、
結果的に接戦だった試合が大崩れして大量得点差で終わる恐れが高いと思われます。
しかも、高校野球では投手の数に限りがありますからね。
そう簡単に交代できるわけでもないので、疲れている投手を引っ張った結果、
集中力を欠いて我慢しきれなくなる、なんてことは良くあるケースです。
基本的には気の済むまで野球をやらせてあげて欲しいなと思いますね。

◆ニュースネタ 籠池氏の証人喚問で墓穴を掘る安倍政権
嘘吐きはくだらない嘘を吐くもの。
その場を凌げれば満足しちゃうので、自分のミスに気付かない。
籠池氏の証人喚問から幾何の日にちが流れましたが、
その間の政府の答弁はお粗末過ぎて、嘘を吐いてるのはどっちなのか明白です。

最大の失敗は、籠池氏が提出したFAXを官僚の谷氏個人の責任としてしまったことでしょう。
安倍総理が「自分や夫人が関わっていたら、総理も議員も辞める」と啖呵を切ってしまったことで、
夫人の関与を認めることができなくなってしまい、
官僚の谷氏が安倍総理夫人の名前を騙って、が個人的に問い合わせを行った、
という明らかに誰も信じないような嘘を言ってしまったわけです。
そんなことを勝手にやったとすれば、谷氏の責任問題になりますし、
今回問題になっている「忖度」そのものとも言えるだけに、谷氏の証人喚問は避けて通れなくなります。
籠池氏が「トカゲの尻尾切り」と言った現象が、谷氏にも行われつつあるように思えます。
どっちも安倍総理応援団じゃなかったんですか?
都合が悪くなれば、身内さえ容赦なく切り捨てる。切り捨てるなら稲田防衛大臣にしときなさいよ(笑)

他にも100万円のやり取りに関しても、「証明すべきは籠池氏」と言ってみたり、
民進党・辻元氏に幼稚園侵入疑惑が生じると「(100万円の件と)一緒だ」みたいなことを…
籠池氏の100万円の件はどこで発言されたものですか?
みんな知ってますよ、「証人喚問」でしょう?
証人喚問で発言する意味は何ですか? それは「証言」でしょう?
つまり、証人喚問でした発言は「証言」なのだから、それ自体が証拠品のはず。
それに対して否定する反証を挙げなければならないのは反対側、安倍総理夫人の側じゃないですか?
フェイスブック上の発言と証人喚問での発言を同列に取ることなどできませんよ。
反証するなら、安倍総理夫人が証人喚問を受けて、明確に否定する証言をすれば良いだけの話。
それもせずに、100万円の件は籠池氏が証明すべきなどというお門違いの話をしたり、
それを別の話とすり替えて見せたりと、やりたい放題の問題隠し…無茶苦茶ですわ。

まぁ、安倍総理を擁護するとすれば、今回の籠池騒動自体は大きな問題ではないわけです。
何か政治家の具体的関与があったとか、賄賂を受け取ったとかいう話はなく、
官僚の忖度が働きやすい状況と不当に払い下げられた国有地という問題があるにせよ、
具体的な法令違反が生じているというわけではありません。
ただ、問題発覚当初に安倍総理が「自分や夫人が関わっていたら~」と啖呵を切ってしまったことで、
自らの首を絞める結果となり、収拾がつかなくなってしまった、ということなのでしょう。
明らかに安倍総理夫人は籠池氏の問題に関わっているわけで、安倍総理の議員辞職の局面ですよ。
それを嘘を吐いてまで捻じ曲げて通そうとするから、おかしくなっていく、嘘が嘘で固められていく。
その嘘は当然100万円の寄付の話にも却って来るわけで、
嘘を吐いているのは安倍総理、そう見做されてもおかしくない状況にあります。
あれだけ自信満々だったメールの公開も完全な不発でしたしね。意味不明(苦笑)


結局、今回の問題の背景には、官僚トップの事務次官の人事を首相官邸が握っているため、
総理に媚びを売ろうとする官僚にとって、
総理夫人の案件は「忖度」が働きやすい状況にあるのは間違いないわけで、
それに対してケチを付けられるのが政府としては一番困るということなのでしょう。
だから「忖度」さえも否定せざるを得ない。
一度握った人事権を手放したくないのはどこも一緒、ということなんでしょう…

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