トラトラトラ
なんか寅年は荒れるらしい。いきなり荒れた天気からスタートですね、幸先いいかも。
なんとなくJALが鳩山政権を潰す雰囲気が出てきました。
日本政策投資銀行が融資拡大に応じたとのこと。
私も詳しいことは知りませんが、政府系金融機関から民営化となるも、
見直し論が強まり、政府の株式売却は一時ストップとなっていますから、
JALの再建が失敗すれば、結果的に国に帰ってくる可能性が。
普天間や贈与税云々は大きな政治問題ではなく、本当の問題はJAL。
もう少しこちらの報道を増やして欲しいところです。
つーか、もっと世論の圧力かけないとダメじゃなかろうか、JALは。
◆TVネタ 紅白歌合戦
祝、水樹奈々ちゃん、紅白出場おめでとう~
でも、なんか出番は一瞬で終わっちゃった感じがした… まぁ、しゃーないか。
出番が来るまでは何だかこちらの方がドキドキしてしまうぐらい。
親心みたいな感じで、失敗しないようにと凄く不安な気持ちでした(^^;
まぁ、終わってみれば、堂々としたステージでしたから、
初めての夢舞台にしては良かったんじゃないでしょうか。
淡い水色のドレスも綺麗だったし。夢が叶って本当に良かったですね。
全部を見ていたわけではないので、分かりませんが、
他に出番があったのは坂本冬美さんの時ぐらいでしょうか。
しかし、この場面はなぁ… カメラマンが奈々ちゃんを映したのは失敗だったかと。
そういう指示だったのか、自発的だったのか分かりませんが、
リズムに乗るように首を左右に傾けていたのは…
いや、他の曲なら何ら問題はなかったんですが。
歌ってたのが『また君に恋してる』、ビリー・バンバンのカバー曲だったのが…
昔の曲を知らない人でも、つい最近、CMソングで使われていたので、
聴いたことのある人は多いかと思います。
検索すると、YouTubeでもすぐに出てくるし。
曲調は単調なんだけれども、それだけに味が必要になるというか、
技術ではない何か、味付けがすごく大事な曲という感じを受けます。
あの歌の上手い坂本冬美さんでも、その味面では7~8割ぐらいしか出てない感じもします。
リズムに乗る曲ではなく、味わう歌だけに、あれだけ派手に首を左右に傾けてたのは、
歌のイメージと合っていたのかなぁと思わなくもなりません。
まぁ、他の人がどう思っていたか知りませんが。
嬉しいイけど、カメラマン、そんなに映すなと思ってた(苦笑)
そういう意味では、今回の紅白出場は夢が叶ったと同時に、
新たな課題を見つけることになったのではないでしょうか。
足りないと感じていたものが、ズバリこれなんですよね。
歌う技術とかではない“何か”、心の奥底に染み渡る情感のようなものが足りない。
『深愛』は演歌調が入り、今までよりは情感が入っている方ですが、まだ足りない。
その“何か”を今回の紅白出場から身につけ、
さらにアーティストとして一回り大きくなって欲しいです。
しかし、今回の紅白は非常に全体的にアレだったな。
美川憲一・小林幸子のアレはなんだ。ふざけんなよ、おい、ってのが本音。
美川憲一のアレはマーラか。小林幸子のアレは大仏か。
せんとくんがユルキャラで結果的に許されたのもアレだけれども、
それ以上に2人の衣装とパフォーマンスはアレだろうに。侮辱してんのか、オラ。
手塚治虫の『ブッダ』に感銘を受けた自分にとっては目の毒以外の何物でもありませんでした。
あれはタブーだろうに。心の中にある何かをズタズタに引き裂こうとするアレはもう…
そういったタブーも分からなくなりつつある日本はもうダメぽと思った大晦日の夜でした。
やっぱり寅年は前途多難だな…
そんなこんなで、いきなり不安を煽る今年最後の日記でしたが、
皆さん、良いお年を~ たくましくイキロ。