« 日本シリーズ(2) | メイン | 日本一の次はアジア一へ »

日本一は埼玉西武ライオンズ

プロ野球日本シリーズは4勝3敗で埼玉西武ライオンズが勝利し、
2004年以来(但し、この年はシーズン2位通過)、
優勝しての日本一は1992年以来となる日本一に輝きました。

正直言って、第5戦終了時にはもう勝負あったかと思いましたが…
中島選手の強行出場と岸投手の好リリーフがシリーズの流れを完全に変えましたね。
通常なら出れる状況ではないのに、試合に出た中島選手の勇気、
これにはもう脱帽モノです。
シリーズMVPは好リリーフの岸投手が輝き、
他にもシリーズ後半に大活躍だった平尾選手、中盤に活躍した中村剛也選手、
エースとして好投を見せた涌井投手、足でかき回した片岡選手、
好リードで中盤までの投手陣の好投を支えた細川選手など、
多くのMVP候補がいますが、チームを引っ張ったという意味では、
中島選手に勝る選手はいませんよね。
日本一になれた立役者という意味では、中島選手をやはり推したいです。
中島選手が必死に繋いでくれたからこそ、守備でよく間合いを取っていたからこそ、
この日本シリーズでの日本一があるように思います。
チームリーダーとしての活躍が短期決戦を制することができた最大の要因でしょう。

それ以外の日本シリーズのポイントは、野球日記の方に書きましたが、
自分の中での日本シリーズの印象は、
「戦力に勝る巨人を、埼玉西武が勇気で逆転した」これに尽きると思います。
シリーズ前のポイントに挙げた埼玉西武の機動力、片岡選手の足が突破口を開き、
リリーフに劣る所を先発投手のリリーフ起用で埋めた、
長いシーズンを戦うのとはまた違い短期決戦の戦い方、
勝負をかける勇気があった分だけ、埼玉西武が上回れたのだと思います。
まぁ、ある意味で、これこそが弱者の戦い方、
強者に勝つ典型的な戦い方だったように思います。
選手の育成や練習方法にしても、上位下位の成績を問わず、
多くの球団にとって参考になる今年の埼玉西武ライオンズの戦いぶりでしたよね。
なにせ、昨年リーグ5位ですよ。おまけに和田・カブレラ選手が抜けたんですよ。
石井一久投手をFAで獲得したとはいえ、戦力的には劣ると見られていても優勝・日本一、
勿論、そうなったのには明確な理由があるわけですが、
それでもこういう結果を残したことは多くの球団の勇気になるんじゃないかと思います。
球界の姿勢を変える良い契機になるかもしれませんね。
兎にも角にも今年の埼玉西武の日本一は「勇気の勝利」、これに尽きると思います。

敗れたジャイアンツですが、色々と敗因はあるでしょうが、
ライオンズファンの私から見ていて思ったのはキャッチャーのリードの差ですかね。
西武打線の弱点である内角を攻めて抑えたことで、
鶴岡捕手のリードが高く評価されてましたが、
クライマックスシリーズで日ハムが同じような攻め方をして負けていただけに、
「本当にそれでいいのかな?」と疑問に思って見ていました。
キャッチャーのリードは大きく分けて2種類あって、
相手の弱点を突くリードと、投手の良さを引き出すリードに大別されますよね。
相手の弱点を突くリードは非常に有効なのですが、
でもそれに偏りすぎてしまうと、逆に投手のリズムが崩れちゃうんじゃないかと…
それがどうも後半になればなるほど、ジャイアンツ投手陣を蝕んだような気がしてなりません。
もっと後半は投手の持ち味を引き出すリードに転換しても良かったんじゃないかと。
私から見ると、そこが逆転日本一を喫した理由のように思えてなりません。
中にはダルビッシュ投手や涌井投手のように、色々な攻め方ができる投手もいますが、
普通の投手はある程度の投球パターンがあって、それでリズムを掴む投手が大半のはず、
それを上手くさせなかったリードというのはどうなんだろうかと。
リリーフ投手の登板過多といい、そういう意味では埼玉西武の思う壺になったかなと。
細川捕手が故障しても、銀仁朗・野田捕手と投手の良さを引き出していたのとは、
やや対極にあるように映りました。
どちらのリードが正しいとは明確に言えないのですが、
あまりにも偏りすぎた、私の目にはそう映りましたね。
もしも阿部捕手がマスクを被っていたら… どういうリードをしていたのか。
リードを逆に読まれる展開になっていたかもしれませんが、
それでも打撃面での埋め合わせや、投手の良さが引き出て、勝利に近かったかもしれません。
そういう意味では2番手捕手以降の差が両チームにはあったように思います。

あとの話はもう明日以降に。
今日はもうこれでオヤスミナサイ。
最後に一言だけ… ライオンズが日本一になって最高に嬉しいっす!!

コメント

遂にやりましたね
先ほどTVでやってたのですが
中島さんは脇腹だけでなく左手首も負傷していたらしいです(守備時タッチプレーで)、というかむしろ手首が痛くて振れなかったようです。
凄いです、高校時代から怪我に強くて怪我をして休んだりするのはほとんど見たことが無かったのですがこれほどとは。
今年最後までこんな戦いが出来たのは第2捕手に銀がいるのがすごく大きいと思います。以前なら細川or野田で思い切った采配(代打)をなかなかおくれなかったかと。リードに関しては同感です。
捕手が考えすぎて今ひとつ投手との意思疎通の面ですこし食い違いがあったかもしれません。
それと盗塁阻止率.000はちょっと酷い、いくら何でもこれでは警戒が裏目に出て狙い球を絞られるでしょうね。
このシリーズ、シーズンでは打撃陣に助けられてた投手が凄く頑張った西口にしても球自体は悪くなかったし、最低限試合は壊さなかった。この一年間楽しい野球を見させてくれてありがとうと言いたいですわ

中島選手は左手首まで痛めてたんですか。
それであの打撃とは恐れ入ります。
ホント凄いですよね。体が強いというのは偉大です。
今シーズンのシーズンMVPはやっぱり中島選手になりそうですね。

細川選手も故障に強いんですが、脱臼癖が…
今シーズンも何回かあったために、銀仁朗選手が守りの面で育ったとも言えるわけですが。
2人で切磋琢磨してさらにレベルの高い争いをしていって貰いたいですね。
他のパリーグ球団を見ていると、本当に捕手が育って良かったと思いますよ。
伊東前監督が厳しく育ててくれたおかげっすね。

盗塁阻止率は阿部捕手がマスクを被らなかったのが響きましたよね。
鶴岡捕手はどちらかというと打撃のイメージが強いだけに、こうなることは計算していましたが、
それにしても5回とも全て成功というのはどうだったんでしょう。
捕手というポジションの難しさを改めて感じるシリーズでしたね。

西口投手がまたしても勝てなかったのは残念ですが、
ボールを見ているとまだまだやれますし、
来年再び優勝し、今度こそ日本シリーズで勝って欲しいですね。

…と、その前にアジアシリーズか。こっちの方が今は不安(苦笑)

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)