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二進法

のような考え方なんですかね、ゼロか一か、賛成か反対か、味方か敵か、みたいな。
ピーターパンシンドロームほど純粋に思えませんし、
深く考えずにちょっとしたイメージだけを信じて、
安易な判断をしているのかもしれません。
まぁ、食品・菓子類といった安価な商品の場合は、
そこまで熱心に考え込むこともないかもしれませんが、
普通は頭の片隅で人間のミスを考慮はしているはずなんですけど…
それがないということか。
それは信頼ではない、バカなだけと言うべきなんでしょうか(苦笑)

携帯を操作しながら地面を見て歩くのではなく、
たまには空を見上げて、色々な形をした雲やそれらの流れる動きといったものを見て、
多種多様な自然の状態というものを感じ取るべきなのでしょう。
機械は自然を学び、多様性を増しているというのに、
本来自然であるべき人間は機械のように二者択一になっている、恐ろしいことです。


◆プロ野球 希望枠ドラフトは白紙、再考へ
今回の西武裏金問題を受けて、希望枠廃止が大きな流れになっているようです。
大学・社会人の目玉選手獲得に自信を持つソフトバンクは相変わらず反対、
広島はよく分かりませんが、各球団が希望枠を使うことによって、
それから漏れた選手を確実に獲得しようという考えで反対(?)、
巨人は代替案を用意するなど柔軟な姿勢を見せてはいるようです。

巨人の代替案のうち、クロスウェーバーやFAの人的補償の廃止は、
同意権ですので是非とも推進してもらいたいのですが、
FA権の早期取得に関しては抵抗感があります。
例え短縮するにしても程があるでしょう。5年・6年って…
これじゃ育成しようとする球団がバカを見るだけ。
メジャーのように莫大なお金で動くFA市場ならば、補償金などで補えるでしょうが…
日本とメジャーでは下部組織の充実も全く異なり、1軍の試合の中で育てていくのが主流、
ようやく一人前になったら他球団移籍となったら目も当てられないですよ。
育成に力を入れる球団には何の得もありません。
それならば、FA選手獲得の球団から翌年のドラフト上位指名権を譲るなりの処置を取らないと。
別にFAで選手をかき集めた球団があってもいいんですが、
それで選手が育たてる球団がなくなってしまっては球界が衰退するだけ。
金で選手を集める球団を作りたいなら、逆に選手を育てる球団への考慮もしてもらいたいです。

一部言われている「希望枠廃止による職業選択の自由の確保」に関しては、
(プロ野球のウェーバーが職業選択の自由に引っかかるとも個人的には思えませんが)
FA制度もありますし、これに選手の意思によるトレードの活性化を付け加えれば、
移籍の自由は担保されると考えます。
もし入団時にどうしても球団を選ぶ必要があるというなら、
ドラフト候補選手に3・4球団以上の希望球団を挙げてもらい、
それ以外の球団からの指名はできないとすればいいのではないでしょうか?
希望球団が1・2球団の場合は不正が出てくる可能性もありますが、
3・4球団なら余程の目玉候補でない限り不正は起こらないと思われます。
そうすれば、地域性・自分が活躍できるかどうか・優勝を狙える球団かを選手は考慮できますし、
12球団OKならばそれだけ指名される確率が高くなってきます。
現実には各球団が選手の希望球団を伺い、無理な指名を極力避けているわけですから、
こういったやり方も可能ではないかと考えます。
さらに進めて自由競争にするという考え方もありますが、
それでは野球ファンの目が届かなくなってしまいますし、
不正の温床になりうる「囲い込み」を助長しかねません。
ある程度はファンの目の届く状態で行うのが適切だと考えます。
…いや、まぁ、個人的にドラフトが楽しみだというのが一番の理由なんですけどね(爆)


◆プロ野球 西武のオープン戦
随分と、まぁ、賑やかな試合に(苦笑)
先発の松永投手は6回を投げる予定が、3回8安打3四死球7失点の乱調で降板。
ここまでの2試合が無失点で内容も良かっただけに、信じられない思いです。
2回は不運なヒットでピンチを招いたようなんですけど…
それでも最小失点で切り抜けませんとね。
カウントが有利な時は打たせて取れるんですけど、
カウントが不利な時にどうしても投球が偏りがち。
ストレート以外の球でなかなか決めにいけてない印象を受けます。
オープン戦序盤はスローカーブで空振りを取れても、
打者が仕上がってくるとファールになっちゃいますからね。
スライダー・チェンジアップも要所で使えないとなかなか厳しいです。
今後の課題はピンチで信頼できる球を増やすことでしょうか。
それができれば先発ローテで十分回れるんですけどね。
まぁ、オープン戦の間に課題が浮き彫りにされたことは良かったと思います。

2番手の山崎投手は3回無失点。オープン戦序盤はダメだったものの、後半にそれなりの結果。
ロング可能な中継ぎとしてアピールしてきています。1軍入りはどうなるか。
3番手の岡本投手は2四球を与えるなど1回1失点。
四球がマイナス要素。これが直らないことには1軍定着は難しいでしょう…
4番手の山本歩投手は2回1安打2四死球1失点。
今日は失点したものの、オープン戦全体では好投してますし、なかなかに面白い存在。
山岸投手の穴を埋めてくれるような活躍を期待したいです。

打者は17安打14得点の猛攻。
左の八木投手に対して右打者を揃えた打線が火を吹いて初回に7得点。
1番佐藤友亮選手が5打数3安打2打点とアピール。もう対左投手のスタメンは決定です。
対右投手でもスタメンに起用されるかどうかに注目。
ただ対右投手のスタメン候補である福地選手も途中出場でタイムリー2ベースを放つなど活躍。
外野手争いはかなり熾烈になっています。
加えて、3番GG佐藤選手が先制2ランホームランを含む3打数2安打2打点と活躍。
さらに途中出場の大島選手がタイムリー2ベースを放つなど活躍。
キャプテンの赤田選手も途中出場で内安打1本と内野ゴロ1点と結果を残しています。
誰を落とせばいいのか…オープン戦の結果からすれば、和田選手が落ちることになるという状況。
外野のスタメン争いはさらに混迷してきました。
もうこうなったら外野は6人で守るということで(爆)

その他には片岡選手が5打数2安打2打点、江藤選手がホームランと2四球と活躍、
平尾選手は1打数1安打1打点1四球、中村剛也選手は2打数1安打1打点2四球、
カブレラ選手は3打数2安打、野田選手は2打数2安打1打点2犠打。
スタメン起用された選手では和田選手のみがノーヒットで、他はみんな活躍でした(^^;
カブレラ選手はオープン戦初ヒット。
まだ本調子ではないようですが、存在感ある選手には変わりありませんから、
ここから調子が上がってくることを期待したいです。
野田選手は打撃面でアピール。特に対左投手には強いですね。
リード面が安定しているなら、対左時に使いたくなるんですけど…
調子良い投手では問題ないものの、少し投手の状態が悪くとリードがサッパリになるのが難点。
ピンチでのリードが単調といいますか…
なんだか、投手と一緒に捕手までピンチになっている感じ。
慎重に行くかと思いきや、無謀なリードしてガツンとやられる印象が強いです。
もう一皮向けてもらいたいところ。

外野以外で熾烈なのは、ファースト・サード・DHの争いですかね。
これまでは中村剛也選手やリーファー選手らが起用されていましたが、
B班の選手が合流すると、ベテランの江藤・平尾選手がアピール。
主砲のカブレラ選手もいますから、密かにこちらのスタメン争いにも注目です。
シーズンを通して考えると、江藤・平尾選手がレギュラーを取るのは考え辛いのですが、
ここ一番では頼りになる存在ですからね。
こういった所に選手層の厚さがよく現れているような気がします。
まぁ、中村剛也選手が一人前になるのが一番早いんですけどね(^^;

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