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あけおめ

新年あけましておめでとうございます_(._.)_
今年も細々と更新していきますので、よろしくお願い致します。

もっとも、新年といっても、どこか旅行したわけでも、初売りに出かけたわけでも、
何か真新しいことを始めたわけでもないので、いつも通りという感じでした。
平和なのが一番ですね~
とはいえ、もう少し物欲を刺激するような商品・価格が欲しい。
どっちも半端過ぎて購入意欲が死に絶える(苦笑)


◆スポーツネタ 箱根駅伝は青山学院大が完全優勝
下馬評では駒大絶対有利で、東洋大・明治大と共に対抗馬に挙げられていましたが…
結果的には青山学院大の圧勝でしたね。
1万mのタイムを考えれば、青山学院大の層の厚さは飛びぬけていただけに、
出雲駅伝の中止で各校の戦力分析が鈍ったのかなとも思うものの、
他大学の反応からすると、青山学院大が想像以上の走りをしたという感じです。

その青山学院大の勝利の立役者は、やはり5区で快走を見せた神野大地選手でしょう。
山の神である柏原選手が打ち立てた脅威の記録を破る前人未到の好タイム、
序盤から積極的に飛ばしていたので、後半持つのかな~と思いきや、
全く衰えを知らず、下りでも加速してタイムを上げたのは見事でした。
神野選手を含め、青山学院大の選手は序盤から積極的な走りを見せることが多く、
ほとんどの選手が区間賞か区間2位、
どの選手の走りを見ても快調といった感じで、
体調管理や精神的充実が勝利の要因だったように思えました。

逆に優勝候補の駒沢大はやや抑え気味に入った印象が強く、
2区のエース村山選手や5区の馬場選手ら、序盤を抑え気味に行き過ぎて、
中盤から後半にペースを上げられずに失速してしまった感がありました。
優勝候補のプレッシャーからか、力を発揮し切れなかった感じもしましたね。
まぁ、それでも青山学院大の方が勝っていたでしょうし、
圧倒的な強さを見せてくれたことは間違いありません。

残念だったのは名門・中央大学の10区での転落劇…
6・7区で盛り返し、8位キープで5・6位も狙えるような状況でしたが、
10区のランナーに怪我の再発があったらしく、大ブレーキ最後のゴールで19位転落…
まさかのシード権獲得ならず、名門復活ならずという結果になってしまいました。
近年はランナーの体調不良による棄権や大失速が続いてしまっているだけに、
レースに臨む以前の問題のような気もしますね…
加えて、近年に限らず、中央大の4年生は伸び悩むことが多いだけに、
卒業後の進路の面でもサポートが不十分なのではないかと感じています。
選手層の充実を図り、根本的に立て直さないと、名門復活は遠い気がしちゃいますね。
偏差値的に近い、むしろ上な青山学院大が力を付けてきたのはさらなる危機、
そういった面も含めて、選手強化を進めて欲しいです。


それと、年々重要度が増している5区に関してですが、個人的には現状維持で良いかと。
元祖山の神である今井選手はマラソンで結果を残しつつありますし、
昨年は設楽啓太選手、今年は神野大地選手と、
平地でも結果を残せるようなスピードランナーでも5区を走れることを証明しており、
必ずしも5区が「山専門のランナー」という感じではなくなってきました。
正月のニューイヤー駅伝でも箱根で結果を残した大卒ルーキーが快走を見せており、
年々、選手のレベルが上がっていることは確かで、
5区の性質も「ブレーキにならないこと」といった消極的な区間ではなく、
スピード勝負をするエース区間に様変わりしつつあります。

そもそも、大学の「駅伝部」自体が矛盾を孕んでいて、
800m~3000mの中距離中心の選手や、5000・10000mの長距離トラック、
そして42.195キロのマラソンランナーと、違う分野の選手が混在しています。
近年に1・2区に回る選手の多くが長距離トラック選手を主体とする選手で、
日本の得意とするマラソンランナーはあまり生まれていないように思えます。
そんな中で、距離が長く、精神的にタフさが要求される5区は、
やはりマラソンランナーの育成には向いていると思われ、
公務員ランナーの川内選手や、今井選手・柏原選手、そして今回の神野選手は勿論、
マラソンを視野に入れている東洋大・服部悠馬選手も来年は5区勝負が予想されるだけに、
5区の重要性は今のままで構わないでしょう。
むしろ、コースをコロコロ変えてしまうことの方が罪、
一旦変えたなら、しばらくは今のコースで行ってもらいたいです。


◆スポーツネタ 高校サッカー静岡学園は準々決勝敗退
優勝候補の東福岡に勝利したことで、一気に乗っていけるかと思いましたが…
終始、押し気味に試合を進めたんですが、日大藤沢に2-1で負けてしまいました。
個人技で突破口を開く南米タイプのサッカーは非常に魅力的ではあるものの、
時にはそれが直情過ぎてマイナスにもなる、そういった試合でしたね。

試合前半は日大藤沢の2人がかりのマークに潰されることが多く、
個人技での突破が難しいにも関わらず、何度も挑戦しては突破失敗したり、
後半序盤はサイドチェンジを使いながら少しずつ崩しはしたものの、
1点取られて、逆に同点に追いついた辺りから再び強引さが目立ち始め、
やや直線的な攻撃が多くなってしまったように思います。

守備の面でもその積極さが裏目に出てしまった感があり、
前半からキーパーが前に出て、危うく抜かれかねない場面がありましたが、
後半にもそういうシーンがあって危なさを感じていたところ、
キーパーが前に出た逆サイドにボールが通って決勝点を奪われるなど、
前に出ることが結果的に仇となってしまったようにも思えます。

まぁ、そういう積極さや直情さは嫌いではないものの、
頭はクールに冷静に戦わなければ、安定して勝つことはできないということでしょう。
近年、藤枝東以外のチームが序盤敗退に終わっているのは、そこらが理由な気も…
見ていて非常に楽しい試合をするチームだっただけに、
ここで終わってしまったのは残念でしたね…

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