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自称“穏健派”

震災以降の1週間の日記のタイトルを改めて見てみると、
あまりに過激すぎて吹いてしまいました(^^;
自分としては物言う「穏健派」だと思っていたんですが…
これだけ見ると完全に「過激派」ですね…(汗)
震災以降は他の方々が聖人君子にしか見えないため、
なんとなく、こうチクリといきたくなるというか…逆に疑り深くなるというか…
そう考えると、単に天邪鬼なだけなのかもしれない。
ということで、今日から自称「天邪鬼派」ということで。
ツンデレではありません。漢のツンデレなんて気持ち悪いだけ(苦笑)


◆ニュースネタ 福島原発の影響で土壌・水質汚染が拡大か?
福島周辺の葉っぱ系の野菜から基準値を超える放射性物質が検出され、
出荷停止や摂取制限が行われ、
東京や茨城の浄水場で乳児の基準値を超える放射性ヨウ素が検出され、
乳児へ水道水を与えることを控えるように報道がなされ、
福島県の土壌では通常の1600倍もの放射性セシウムが検出され、
さらには福島原発付近から排出される海水でも放射性物質が検出と、
被害が少しずつ拡大してきているようです。
いずれも現状では健康被害をもたらすものではないようですが、
依然として終息しない福島原発の状況を考えますと、
この先が不安になってきますよね…

一応、放射性ヨウ素は半減期が8日と短く、警戒すべきは乳幼児の甲状腺がんで、
40歳以上の方は関係ないということで、現段階では乳幼児に悪影響を与えるほどでもなく、
放射性セシウムは半減期が30年と長いものの、
人体への影響ははっきりと出ない面もあり、深刻度合いはあまり高いと見られてないとのこと。
大丈夫だとは思うものの、農作物や魚介類で高い数値が検出されてしまうと、
外国への輸出の面で大きなハンデを抱えることは間違いなく、
規制が緩和されない限り、国内の出荷も危うく、危険度とは関係なく廃業に追い込まれかねず、
周辺住民の方々の不安は強まる一方なのは間違いなさそうです。

特に大きいのは土壌汚染の影響と海水への影響。
実際に作物を育ててみないと、どれだけ放射性物質が含まれるかは分からないようですが、
もし出荷制限に引っかかるようだと、
その土地で農業をするのは事実上、不可能となってしまいます。
そうなってしまえば農家は廃業せざるを得ず、生計をどう立てるか問題となります。

そして福島原発から排水される海水ですが…
海水を注入する時点で、海水に放射性物質が含まれることは想定内だったのに、
どうしてそのまま海へ排出してしまっているのかが不思議でなりません。
大量に使っているため、排水せざるを得ないんでしょうが… 垂れ流しじゃん…
もし海への汚染が広がれば三陸一帯も含め、多くの漁業資源を失うことに。
太平洋諸国への影響も気になるところですし、問題が拡大しなければいいのですが…

あと、雨の問題で言えば、被災地の井戸水が怖いです… 大丈夫なんでしょうか?


◆ニュースネタ センバツ高校野球が開幕
センバツ甲子園が開幕しました。
開会式は簡素化と言いつつ、結局、40分…行進が簡素だっただけって…
選手宣誓は素晴らしかったですね。
なるほど、阪神大震災から16年、
偶然にも創部1年目の創志学園から選ばれたことで、
新2年生=16歳の野山主将が宣誓を行うことになり、
喜ばしいものとはいえませんが、妙な因果を感じました。
押し付けがましくなく、あるがままを語り、
仲間の大切さを訴える内容は非常に良かったと思います。
まぁ、高野連が掲げる「がんばろう、日本」は正直微妙な感じもするけれど…
なんかもう規模が大きくて具体性が見えてこない…

心配された応援の方は、ブラスバンド禁止のため、
千葉ロッテやサッカーのような声援型応援が多く、不思議な感じでした。
正直言って、ブラスバンドより煩い(苦笑)
ロッテは敵だから良いイメージないんだわ、やっぱり(^^;
気が休まらないからブラスバンド解禁にして欲しいです…

試合の方は映像でチェックしていないので分からず。
日本文理、九州国際大付属、北海が勝利したようです。
日本文理は地区大会の打率が低かったのでアレと思いましたが、
終わってみれば快勝、甲子園で勝てる強豪校になりましたね。
九州国際大付属は大会記録の1イニング3発の4本塁打で勝利。すげー(^^;
北海は創志学園に競り勝っての勝利、創志学園は創部1年目での甲子園勝利ならず、
ここまで来れたことが脅威だっただけに、夏へとまた力を付けていって欲しいです。

2日目の試合は残念ながらチェックしてないです。
天理、波佐見、加古川北が勝利。
波佐見の松田投手が荒れていたものの、横浜打線を相手に好投したそうですね。
2回戦が楽しみです。
金沢の釜田投手は2回の1イニングだけ見ましたが、
横浜の山口投手みたいな感じで、まだフォームも荒削りかなと。
夏へ向けてさらなる成長を遂げてもらいたいです。


◆プロ野球 結局、セリーグも4月12日開幕へ
それなら最初から、と誰もが思っていることでしょう(^^;
思っていた以上に巨人がスンナリと頷きましたね。しかも東京ドームを出るとは。
一体、何があったんだと穿ってしまいますが…
世論の反発が想像以上だったために、政治的な動きでもあったんですかねぇ…
まぁ、結果的には良かったんじゃないでしょうか。

一応、輪番停電は夜の1回だけが定着しつつありますし、
夏場前まではナイター以外の電力問題はクリアされそうな雰囲気になってきましたが、
被災地の復旧が予想以上に遅れているため、
そちらとの関係で開幕できるかが微妙な感じがなくはないです。
仮設住宅に住める段階まで行けば問題ないと思いますが、
避難所生活が続くようだと心理的に後ろめたいものは残ります。
ただ、これ以上、開幕を遅らせてしまうと、日本全体が意気消沈しかねず、
それまでに復旧の目処が立つことを祈りたいです。
あとは福島原発の問題か。
放射能で騒いでるようだと、関東地域のスポーツは難しいなぁ…


◆プロ野球 西武の外国人投手が勝手に帰国
最近は地震・原発・停電しか頭になかったので、
野球関係の話の大半をスルーしていたんですが、
埼玉西武ライオンズのグラマン投手とシコースキー投手は球団が帰国を許可したのではなく、
その前に勝手に帰っちゃったらしいですね…
相次ぐ余震や被災地の映像、福島原発の影響で不安に駆られるのは分かりますが…

でも今回のケース、球団側から解雇する可能性は勿論として、
選手側から契約解除を申し出て、認められる可能性もゼロではないと思われます。
契約前との事情が天災によって大幅に変更したと認められれば、
選手側から契約解除できる可能性はあります。
まぁ、ただ、直接的被害に遭っていない埼玉で安全性が損なわれていると認められるとは思えませんが。
東北楽天の外国人選手なら、可能性はあるかもしれません。
ただ、そうやって事情変更を盾に実際に契約解除を求めてきたとしたら、
球団側が徹底抗戦で争う姿勢を見せるかというと、それもまた疑問で、
仮に揉めたとしたら、合意契約解除になる可能性が高いと思われます。

そういうことを考えると、開幕までにグラマン投手とシコースキー投手が帰ってくるかは、
正直五分五分どころか、可能性は薄いのではないかという気さえしてきます。
リリーフを任せようと思っていた2人が抜けるのはチームとして大打撃で、
残る抑え候補は小野寺投手のみ、リリーフが手薄になるのは必死です。
現に日ハムとの練習試合で2試合連続終盤に逆転負けを食らったという話も…
こうなってくると、大石投手や菊池雄星投手をリリーフで使わざるを得ないでしょう。
一気にチームの台所事情が苦しくなってきましたね…

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