2025年12月22日

自作PCの話

●書いてる人:日記(かめさん)

●~購入までの流れ~
10月のWindows10のサポート期限になってから、
それまで5年間安定していたメインマシンが頻繁にブルーバックを起こすようになり、
そろそろ買い替えなきゃダメかな~と考えて、
ぼんやりと11月中旬から価格チェックをしていたら、
既にご存じの通り、メモリ価格が見る見るうちに上昇していってしまい…
慌てて12月2日に地元のPCショップでメインパーツ一式を購入しました。

●~購入内容~
 CPU:Intel Core Ultra5-225
 マザボ:MSI B850 GAMING PLUS WIFI
 メモリ:CORSAIR CMK32GX5M2B6400Z36(16GB2枚)
 グラボ:ASUS RTX5060-O8G-LP-BRK
 CPUクーラー:DEEPCOOL AK400

当初はグラボはGTX950Tiをしばらく流用するつもりでしたが、
PCパーツ価格の高騰の可能性を考えて思い切って買いました。この時点で14万円ほど。
この時のメモリ価格は3万2000円ほど、大手通販は既に4万超えてました。
自分の感覚としては2万円ぐらいと思っていただけに、1.5倍ではあったものの、
この前見た時は5万超えてましたから、留まるところを知らない感じです。

購入してから今の主流はM.2GenのSSDで、SATAポートが7から4に激減することを知り、
こちらも本格値上がり前にM.2Gen4のSSDを購入。
 SSD:SANDISC WD Blue SN5100 1TB
購入時点で1.5万円。1万円ぐらいの価格帯と思ってましたが、既に値上がりの余波が出てます。

ご存じの通り、12月4日に自作PCユーザーの大半がお世話になっているであろう、
個人向けメモリ・SSDブランドの『Crucial』の解散が発表されたことで、
そこから一般にも価格高騰が伝わるようになり、
敏感なBTOパソコンを中心に値上げラッシュの波が訪れています。
きっと来年1年高騰が続くでしょうから、もしパソコンを買い替える必要がある人は、
さっさと買ってしまった方が楽になれるかもしれませんね。


●~自作の前に 起動ディスクのMBR問題⇒GPTへの変換方法~
最初に組み上げて問題になったのは、それまで使っていたWindowsの起動ディスクが読み込めず、
BIOSの画面を延々と繰り返すことになったことです。
結論から先に言えば、今のマザーボードは旧来のMBR形式のHDDを起動ディスクとして認識できず、
GPT形式でないと認識されないということです。
起動ディスク以外だと2TBの壁の問題があったので、GPT形式にしている人は多いでしょうが、
私のように昔からシステムディスクとして起動している人はMBR形式のままの人もいると思われます。
問題はどうやってMBR形式のHDDをGPTに変換するかですが…

私の環境では色々と試行錯誤した結果、AcronisTrueImageWD(各HDD販売会社のソフトで可)の、
クローンディスクの作成で上手く行きました。
①新しいHDDにOS(Windows10)を新規インストールする(GPT形式)
②現在使用中のHDDを新しいHDDにクローンコピーする(GPT形式のまま)
あとは相互にクローン化を繰り返しながら、データ移行をしていきました。

ちなみに、TrueImageの説明では、プータブルメディアを作成して使用し、
UEFI BIOSからデータの復元を行えば、MBRからGPTに変換できるとありましたが、
自分の環境では上手く行きませんでした。
新しいHDDが用意できるなら、クローンコピーの方が確実だと思います。


●~いざ自作~ MSIのマザーボードの課題
安くて評判の良いMSIのマザーボードでしたが、個人的には幾つかの難点がありました。
もちろん、これはMSIだけの問題ではなく、最近のマザボの流れでもあるんですけど…
①SATAポートが少ない⇒M2.Genスロットが3つあるのに対し、SATAポートは4つのみ。
 5年前のASROCK製のマザボではSATAが7ポートあったので、この減少は個人的に痛手でした。
 仕方ないので、自分もM2.GenのSSDを購入し、使っていないブルーレイドライブを取り外し、
 他のHDDは外付けできるように環境を整えています。
②フロントUSB端子とSATAポートの接続に難がある
 どちらも横向きに設置されているので、ケーブルの取り回し次第では折り曲がりかねません。
 実際、私は片方のUSB端子接続を曲げてしまいました。
 もう一方も曲がったんですが、なんとかピンを立てて修復し、無事に使えています。
 以前のマザボでは上から差し込むタイプだっただけに、
 ケーブルの長さに余裕のないケースUSBコードを繋げるのは非常に苦労しました。
③光端子ケーブルがない
 ASUSなど他の上級マザボには光端子接続がありますが、通常モデルには省かれがちです。
 私は10年ほど前の5.1chサラウンドシステムを使っていたので、光端子がないのは残念でした。
 色々検討した結果、USB接続のサラウンドスピーカーを買いました。
もちろん、これらは事前に調べておけば回避できた物事なんですが…
下調べって大事だよね、と改めて思います。

 スピーカー Creative Soundblaster GS3
●USB3.0 Type-CとThunderbolt4に関して
自分でも正確には理解していないのですが、
両方ともType-Cのコネクタであり、Thunderbolt4はUSB3.0 Type-Cの上位互換のようです。
Soudblaster GS3は電源コンセントが存在せず、
USB3.0 Type-CコネクタからUSB PD(Power Delibery)機能で起動しますが、
Thunderbolt4は同等の電源供給能力があるので、USB3.0 Type-Cケーブルを差しても起動できます。
私が買ったMSIのマザーボードは、Thunderblot4コネクタはあるけれども、
USB3.0 Type-Cコネクタはなく、フロントベイ用の内部USB3.0 Type-C10Gbpsがあるだけです。
Type-CのUSB PDはそれぞれ18W,60W,最大100Wとなっていますが、
10Gbpsの製品の多くが18W止まりのことが多く、20Gbpsの製品が60Wまでのことが多い傾向です。
Soudblaster GS3は10Wから起動できるようですが、最大24Wに達するため、
USB PDが18WまでしかないType-Cコネクタの場合は途中で落ちる可能性があるようです。
…うん、改めて説明書いてみても、意味分かんないな(苦笑)

そんな感じで今のUSB3.0 Type-Cコネクタは規格が乱立しています。
そもそもUSB PDに対応していないコネクタや、18Wまでのコネクタ、60Wまで対応できるコネクタと様々。
変換コネクタを挟むとUSB PDが損なわれるので、装着が違法なのに平気で商品化してる製品があったりと、
非常に分かりづらい状況になっているようです。
その点、Thunderbolt4は最大100WのPDを備えており、完全上位互換となっています。
USB PD対応のモニタやスピーカーを使うなら、Thunderbolt4を視野に入れた方が分かりやすそうです。

実はこのことに気付くまで1日以上かかったわけでして…
いや、さぁ、ThunderboltってIEEEから派生したMAC側の技術って印象あったじゃん?
高速ネットワークHDDにThunderbolt対応製品は出ていたものの、
状況的にはUSB一辺倒といった感じで、あまり積極的に用いられていませんでした。
私自身にThunderboltとUSBは別物という認識があったわけで、
コネクタが一緒でも差していいのか不安な気持ちはありました。
まさかThunderboltが性能的に勝る状況になっているとは…分からないものですね。


●~Windowsのライセンス認証問題~
私はWindows7ProのDSP版を購入しており、
それを10に無償期間内にアップデートして使っていました。
それをさらに11にアップデートして使えるのかどうか、気にはなっていましたが…
Microsoftアカウントに紐づけられてるし、きっと大丈夫だろう~と思ってましたが、
全然大丈夫ではなく、ライセンス認証に問題が生じてしまいました。

先に結論から言えば、メーカーパソコンのOEM版ではない限り、
パッケージ版もDSP版も、マザーボード交換等のハードウェアの変更を行っても、
正規のライセンスならば、最終的にはライセンス認証はできます。
新しくWindows11を購入する必要はありません。
ただ、認証されるスピードには個人差が大きいようです。
ちなみに、私は最も手間と時間がかかる方法になっちゃいましたorz

①Microsoftアカウントの認証(デジタル認証)であっさり通る人
②Microsoftアカウントの認証はできないが、トラブルシューティングで通る人
③Microsoftアカウントの認証・トラブルシューティングはできないが、
 ハードウェアの変更ウィザードでデバイス認証される人
④プロダクトキーを入力して認証される人
⑤コマンドプロンプトを管理者として実行し、「slui 4」と入力して電話認証できる人
⑥それでも解決せずに、ひたすらマイクロソフトQ&Aを探しながら、サポートに電話した人

自分は⑥。
必要なものはMicrsoftアカウントのIDと、
購入したDSP版Windows7proのパッケージ画像とプロダクトキーでした。
1時間以上なんやかんややって、特別対応として新しいプロダクトキーが発行され、
無事にライセンス認証されることになりました。

インターネット上には同様の症状の人が複数見られ、
その多くが7か8を無償アプデで10にした後、マザーボードを交換した人達のようです。
はっきりとした原因は分からないので、一概には言えませんが、
そういうった人に起こりやすい症状ではあるように思えます。


久々の自作で、多少苦労することもありましたが、
最終的には満足いく結果に終わって良かったです。
もしパソコン購入を迷われている方は、早い段階で決断した方が良いのは間違いないと思います。

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