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2020年08月29日

安倍総理が辞任を表明

率直に言って、この時期の辞任表明は正直意外に思えました。
何だかんだで、のらりくらり続けるんじゃないかなぁ~と思っていた程。
今後の後任人事次第だとは思いますが、
①来年の東京オリンピックが絶望的な予想となり、続投する気力を無くした。
②年内に解散総選挙を行うつもりも、遊説する体力がない。
どちらかだとは思っていますが…
今の自民党に選挙の顔となるような人気取りに走れる人材はいない
(小泉進次郎氏が盛大にこけたので)ので、
①の線が濃く、ある程度の長期戦を見据えた人事になるかもしれませんね。

しかし、何だろうね、「病気で惜しまれつつ辞任しました」みたいな空気。
つい先日までコロナ対策でブーブー言ってたじゃん? お前ら(苦笑)
コロナの失政でストレスが溜まって病気が再発したのでしょうし、
北方領土交渉の失敗以降は全て失政続きなのに、
それを敢えてスルーし続けるところが逆に感心します。
大人ですね、皆さん(苦笑)

今回の辞任表明ですが、国会閉幕から2ヶ月、Gotoから1ヶ月を考えれば、
潔いというタイミングでもないですし、
9月の国連総会を待つという遅過ぎるタイミングでもない
(もっとも、今年の国連総会はコロナの影響でビデオ演説なので、
 元々の外遊の予定もキャンセルだったと思います。
 おそらく、それもこのタイミングに辞任を表明できた理由なのでしょう)。
あとは首相の在任期間が単独1位になったことで、
一定のレガシーが築けたと判断したのかもしれません。
…いや、もう本当に期間の長さぐらいしか遺産はないですけどねぇ…

会見でも表明していたように、本当にやりたかったこと、つまり、
①北朝鮮との拉致問題、②ロシアとの北方領土問題、③憲法改正の問題は、
いずれも手は付けたものの、進まずということで、
結果を残すことができませんでした。
①北朝鮮の拉致問題に関しては情報がほとんど報道されていないので、
政府の交渉姿勢を評価することはできませんが、
少なくとも安倍総理がトップであるということが、
北朝鮮側の反発を招いていた感は否めず、圧力ばかりで懐柔策に出られず、
北朝鮮が交渉に応じる環境を構築できなかった感は否めません。
②は完全な外交失敗。日ソ共同宣言に立ち返るという愚行をしました。
それまで先人が積み重ねてきたものを捨て去ったことで、
ロシアに北方領土問題の存在そのものを否定されてしまい、
もはや絶望的な状況に陥ってしましました。
その責任は明確に安倍総理にあります。
功を焦ったのかもしれませんが、歴史に残る愚行でしたね…
③は党内も無視した完全な独りよがり。
憲法改正をするなら、国民からの要求に答えて行うべきで、
上からこれが新憲法だよと言われても従う謂われもない。完全な道理違い。
本気で憲法改正を望むのであれば、いっそ議員も辞めて、
一個人として国民的議論を作り上げた方が上手くいくと思いますよ…

そんな状況をコロナが直撃。
元々、安倍総理がこの問題に神経を払っていなかったのは明らかで、
コロナ自粛真っ最中に検察庁法改正を目論んだりしてた点からも分かるでしょう。
最初は甘く見ていたし、簡単に人気取りができるとマスクの配布を決めちゃうし、
国民生活を無視して自粛を強要したら経済しっちゃかめかになって焦るし…
あまりに問題を簡単に考え過ぎて、場当たり的な対応が全て裏目に出ちゃいました。
国民もどうすれば良いのかが分からない状況で、
総理自身が迷走しているとしか思えない言葉しか届けられず、
指導者の姿勢が最後まで伝わらなかったのは残念でなりません。


この8年近い安倍政権の総括ですが、民主主義を崩壊させた元凶でしょうね…
およそ安倍総理というのは政治家らしくないんですよ…
いわゆる『叩き上げ』の政治家というのは、議論大好き人間なんです。
相手を言い負かすことに快感を覚え、
議論を通じて自分を示すことが大好きな変態野郎ばかりです(笑)
良い言い方をすれば、反対意見が出てくることは自説を示すチャンスであり、
また、反対意見を抱合した一段階上の意見を生み出すチャンスでもあります。
そういう議論好きな人が、いわゆる『政治家』になっていくわけですが…
ただ、安倍晋三という男は世襲の三世議員であり、
そういう議論とは無縁の生き方をしてきたのか、議論を避けてばかり…
国会でも野党からの質問に正面から答えず、
与党からのヨイショ質問に自説をたらたら語るという有様。
それは政治姿勢にも現れ、反対派は決して許さず、
マスコミも容赦なく選別して、公然と朝日新聞を批判するほど。
森友・加計・桜の会も単なる『好き嫌い』の問題でしかなく、
国民にとっての『必要性・公平性』を全く考えられなかった点で、
コロナ対策が上手くいかないのは必然だったと言えましょう。

結局、安倍政治が何を生んだのかと言えば、
議論を無視した分かり合えない世界、
勝ち負け・好き嫌いでしか判断できない分断された社会でした。
常に「国難」と言っては、「この道しかない」と別の選択肢を示さず、
反対意見に耳を貸さず、彼らを説得しようともしない、
従わない者は容赦なく切り捨て、従う者には便宜を図る社会、
そんなクソったれた社会を作ってくれた安倍総理に敬意を表したいです。

日本を中国共産党政府にしてくれて、ありがとうございました。
おかげで政治に失望することができました。
民主主義は見事に死にました。
次は治安維持法がふっかつできるようにがんばってください。
お・う・え・んしています。


後任に関しては何とも言えない所ですが、
少なくとも密室で決めるようなことはして欲しくないです。
コロナ対策と経済対策=五輪の問題と、国民的にも意見の分かれる問題が多いので、
国民の前でしっかりと意見をぶつかり合わせて、
失われた民主主義を少しでも取り戻して欲しいように思います。
…そして、さっさと国会開いて、コロナ対策しろよ、本当に…


◆ニュースネタ 安倍首相がもう一人の祖父「安倍寛」のことを口にしない理由
前から岸信介氏ばかりを口にしていたので疑問に思ってましたが…なるほどねぇ…
父親との不仲はそれとなく聞こえていましたが…
まさか、政治家としての好き・嫌いが身内にまで及んでいようとは…
この人は「好き嫌い」以外の評価を持たないんでしょうか?
個人的評価と政治的評価は違うでしょうに。

父親も尊敬できる政治家のはずなのに、ほとんど口にしない。
いわんや祖父をや。
そういう所が政治家として尊敬できない理由なんですよねぇ…
元々、総理の器ではなかったわけで、
そんな人が在任期間1位というのは他に人がいないのかと思わざるを得ません。


◆ニュースネタ GoToキャンペーンで東京を解禁?
観光業界を中心にそういう声があるそうですが…
その影響を図る方法なんて簡単でしょ?
東京の通勤圏内になく、観光地の多い周辺県を見ればいんですよ。
つまり、静岡県の感染状況を見れば、自ずと結果は分かるんです。

現在、静岡県では7月後半以降、数人ではありますが、
毎日のように感染者が出ています。
8月28日現在、浜松市が191人、静岡市が83人。
政令指定都市で人口の多い二都市を除いて、
次に多いのが熱海市の40人、富士宮市23人、
富士市と伊東市の12人、その他東部保健所管内25人となっています。
熱海市と伊東市は今年も海開きをしていましたし、
関東圏からの富士山関連施設や企業の多い富士市、
宗教団体関連施設が多い富士宮市を含めて、
県東部地域は関東からの人が多く流入します。

県東部の市町村は静岡市や浜松市のような大きな単位で存在せず、
市町村合併も思ったように進まなかったため、統計的には少数に感じます。
でも県東部で合計すれば、155人にもなるわけで、
静岡市よりも多く、クラスターが発生した浜松市に迫る勢いです。
勿論、単純に観光客のせいだとは言えませんが、
地方都市よりも田舎な地域であっても、それだけの感染者数を示したことは、
一定の影響がなかったとは言えないように思えます。
特に熱海市。

ぶっちゃけ、熱海市辺りはGoToキャンペーンに関係なく、
関東の若者が流入していますから、その影響は明らか。
感染が落ち着いた地域でも、再度感染が広がることは目に見えています。
本当に経済優先でいきたいのならば、
コロナに対する不安を払しょくすることに努めるべきでしょう。


◆ニュースネタ ラサール石井がPCR検査の“待遇格差”に疑問
安倍総理が会見でも述べていたように、PCR検査を拡充するつもりはあるようですが…
一方で指定感染症の2類扱いだったものを改めようという動きもあり、
実際にはどういう形で落ち着くのかサッパリ読めません。
PCR検査や入院治療費が有料になるなんてことはないですよね? 念のため…
検査がみんな有料になったら、誰が検査するねんという感じですし…

ラサール氏の指摘はもっともで、何でプロスポーツ選手や芸能人は、
素早く検査を受けられているんだろうなぁと疑問に思っていました。
一方で陰性証明書の話もあって、どうなんだろうなぁと…
それこそイソジンでウイルスを検出しにくくして、
誤魔化して陰性証明書を作ったら、どうするんでしょうか?
『計測した時点』の結果が『陰性』だっただけで、
そこからウイルスが活性化して『陽性』になるかもしれないのに、
それを水戸黄門の印籠のように免罪符として使って良いものなのか…
勿論、正式には2回~3回と再計測してから判断しているのでしょうが、
迅速化を理由にそこら辺を切り捨てられることになったとするならば、
ちょっと怖いかなぁと思ったりもしますね…

無症状でも感染させることが明らかになっているわけですし、
PCR検査に関してはできるだけ拡充させていくことが大事だと思います。
効果の期間が分からない開発途中のワクチンを揃えることよりも、
PCR検査の確実な実施を求めたいです。


◆巨大「IRカジノ」は日本経済の足かせに オンライン化とコロナ直撃、ハードの時代終焉
IRオワタ(終)

2020年08月22日

決められない「民主党」の源泉

●合流新党、最低140人規模の見通し 水面下で綱引きも
結局、19日の両院議員総会では、玉木氏の分党案は議論されず、
圧倒的賛成多数で合流を可決、
玉木氏自身も賛成してるのが本当によく分かりません。何なん?
「これから政権奪取のために、共に戦いましょう!
 …まぁ、俺は一緒に戦いませんけどね」って、ことでしょう?
意味ワカラン。

この間に、玉木氏は執行部としては反対だったみたいな言い方をしてましたが、
結果だけを見ると、とてもそうは思えません。
それが本当ならば、執行部と他の議員との意見の乖離さえ感じます。
そもそも、党をまとめる・まとめられない云々の前に、
自分の党の議員の意向さえも理解できていない節があったと言わざるを得ません。
まぁ、そもそも関心がなかったんでしょうが…

最終的にどうなるかは分かりませんが、
全体としては立憲民主党との合流に舵を切ったという感じなのでしょうか。
しかし、玉木氏は本当に何がしたかったのか?
元々、本人は乗り気ではなかったのでしょうが、
無理難題を付けてはクリアされ、端まで追い込まれた挙句に「分党」、
実際に協議に当たった平野氏らの苦労も知らずに、
文句だけを付けた挙句、最後は破談させかねない「分党」を口にする、
そんなの最初からやらなきゃいいじゃん。
だから党内が見えてないんですよ。見ようとしてないんですよ…
トップとして最初から党内をまとめる気もないってのには呆れ返ります。

●国民・玉木氏「内ゲバなら全額国庫返納」 約50億円の党資金配分
止めはコレ。
「合流しないけど、俺にも金くれないと許さないよ」と脅迫してるわけで…
そんな気はサラサラない癖によく言うわ…

考えるに、今回の玉木氏の迷走っぷりが、
「決められない民主党」の理由だと思えます。
結局、党よりも個人の方が優越してるんですよ。そりゃ決まるわけがない。
党議拘束や党内処罰の意味がありません。
「ま、最悪、党を出て行けば済む話だよね」という認識だからです。
党に愛着がないから、党の決定に従わない。
そして離党しては新しい党を作るの繰り返し。
党よりも個人を優先してしまうのだから、そりゃ決められないわけですよ…
決まっても、堂々と守らないしな。党首自身が。すげぇよ、マジで…

そう考えると、立憲民主党は背水の陣で勝利したという成功体験もあって、
今回の協議で自身の政党名に一定のプライドがあることも分かりましたし、
以前の民主党に比べれば、愛着を持ててるのかなとも思います。
問題はこれから合流する国民民主党の議員が同じ気持ちを持てるか、でしょう。
「この党で戦うしかない」という気持ちが持てるような合流新党にして欲しいです。
それと地方組織はどうするんですかね?
基本的には合流の流れなのかな? 金の行く末よりもそちらの方が気になります。


それと山尾氏ら国民民主党の残留組はれいわ新選組と協議する方向のようですが…
個人的に『れいわ』は全然分からない。
確かに前回の参議院選挙の候補者ラインナップは見るべきものがあったものの、
政策内容は与党入りする前の旧・社会党とほぼ同じで、
政策的には立憲民主党よりも共産党に近いのにも関わらず、そうでない顔をしてる。
目玉の消費税減税も赤字国債の発行で賄う方針らしく、
物価が上がれば将来的な増税も否定していませんから、
ある意味、アベノミクス以上に夢想チックです。
N国もそうですけど、れいわにも先があるとは正直…


◆ニュースネタ 安倍総理の健康問題
まぁ、休みたいなら休めばいいんじゃないの?
その代わり、副総理に権限を委譲するか、総辞職すればいいだけのこと。
幾らでも休んでください、いいから、はよ休め。

新型コロナウイルスは難しい局面だとは思いますが、
安倍総理が休めば休むだけ、死者が一人また一人と増えるわけで、
今後、感染拡大が続いて医療崩壊が起こってしまえば、
トリアージといった「命の選別」が行われてしまうのですから、
精神的プレッシャーは今の比ではないと思うのですが…
今の状態でギブアップなら、自身のためにも、
国民のためにも早期に辞めてもらった方がいいでしょうに。

まぁ、安倍総理の健康状態を説明しろという野党の要求も要求ですが、
ただ、現実的には国会を召集しない理由として、
総理の健康問題が挙げられているだけに、
仮に政府が総理の健康問題を国会召集ができない理由に使うのならば、
総理の健康状態を説明する必要はあるでしょう。
逆に、総理の健康に問題がないなら、
国会を召集しない理由はないように思えるのですが、何でやらないんでしょうか…


◆ニュースネタ GoTo「やらなかったら大変なことに」 菅官房長官が意義強調
まぁ、そういうだろうと思ってた(苦笑)
絶対に失敗を認めない安倍内閣ですから、
最悪の評価の時はコレ言うだろうと思ってました…
いつもなら、旅行代理店の収益がこれだけ上がったとか一方的な数字を出しますが、
そういう余裕もないということは、数字を出せない位に悲惨なんでしょうね…
どうやら壊滅的評価だったことを自覚しているようです。

結局、中小の旅館はGotoキャンペーンの手続きの複雑さから漏れたわけで、
誰を救うためのキャンペーンだったのか、サッパリ分かりません。
まぁ、旅行代理店向けのキャンペーンだったんでしょうが、
東京を外したことで微妙になっちゃったのでしょうね。

それよりも問題なのは9月で切れる雇用調整助成金ですよ。
これが切れたら観光業界はバタバタ死にます。
GoToキャンペーンが何をもたらしかたと言えば、
ズルい会社の大量解雇⇒大量求人⇒大量解雇(予定)ですよ。
自粛の時に社員を解雇しまくって、キャンペーンで慌てて求人、
だけどキャンペーンは盛り上がらず、
結果、9月のタイミングで大量に切るでしょう。

そういう大量解雇・大量倒産が目に見えているのに、
国会を早期に開かないというのは何なのか。
どっちが「やらなかったら大変なことに」なるのか考えて欲しいです。
観光業界を本当に救おうと思うなら、
海外の観光客が来れる状況にしたらどうなの?


◆野球ネタ 高校野球交流試合が終了
最初に批判しましたが… 最後も批判ですねぇ… 意味あったのこれ?
そもそも、この大会の意義は何なのか?
3年生の思い出作りなのか、甲子園大会の雰囲気を味わってもらうことなのか。
普通にセンバツ大会が開かれていたら、
試合に出ることはなかった1年生が試合に出ているのはどうなのか?

そりゃチームが変わっているので、
1年生も試合に出ることは仕方のないことだとは思いますが、
対戦する両チームが違う目的で戦っているのに、勝敗を語ることができるのか否か。
一方のチームは勝利のために、レギュラーのみで戦い、
もう一方のチームは3年生を試合に積極的に出したりと、ベンチ全員で戦ったり、
その両校を勝敗で比べる意味があるのか否か。
地方の代替大会とは違い、1試合のみで勝ち残りはありませんでしたから、
余計に両校の試合に臨む目的の違いが露骨に表れていたように思えます。
練習試合を放送しても意味ないと思いませんか?

結局、大人の都合だけで子どもたちを振り回した大会だったように思えます。
もう高校野球から大人は手を引いた方が良いんじゃないですかね?
興業を重視し過ぎていますよ…

2020年08月11日

最低党首・玉木雄一郎

●国民民主分党へ、立民と一部合流
結末は予想通りでしたが、本人が不参加というのは理解できません。
これでは国民民主党と立憲民主党の『対等合併』という建前が崩れちゃうじゃん?
しかも、「消費税減税など政策の不一致を理由に合流新党に参加しない」と言ってしまったら、
立憲に合流する議員は政策理念がないという印象を与えかねず、
合流交渉の当事者がいなければ、立憲に合流しても立つ瀬がなく、
『合併』という構図さえも崩れてしまいます。

要は合併交渉は失敗したんですよ。
それも察するに玉木のワガママで。
分党と言えば聞こえはいいけれど、それに我慢できなかった議員が離脱したということ。
当初の予想からしても、前原氏ら右派寄りの議員は納得しないだろうと思ってましたし、
その意味で結果は同じなんですけれども、
ただただ党内をまとめきれなかった玉木氏の無能さが目立つだけの結果になりました。
前原氏らも結果は満足していても、党内のバラバラ感を印象付けた玉木氏に不満でしょうし、
最悪の合流交渉になって最後は匙を投げた立憲合流議員は結果も過程も不満でしょう。
結局、国民民主党のバラバラ感と玉木氏の無責任さが目立つ結果となってしまいました。

おそらく、前原氏や玉木氏は国民民主党にこのまま残る気はさらさらなく、
維新の会との合流を進めるのでしょう。
希望の党で小池氏を旗印にしたように、
今度は維新の会で吉村氏を担ぎ出そうという魂胆だと思いますが、
それが透けて見えてしまっているだけに、維新側は受け入れるのかどうか…
実際に国政選挙がいつになるか分かりませんが、
年内なら大阪都構想へ正念場の吉村氏が出馬するわけもなく、
希望の党の小池氏のように中途半端な立場で終わるか、
それを嫌って拒否するかの二択でしょう。
そして、それを自民党が計算していないわけはなく、
国政選挙は、どんなにコロナ感染が広がっていたとしても、秋に行うでしょう…

つまり、玉木氏がしたことは、細野氏と同じであり、
野党をバラバラにすることに一役買い、選挙を誘発するということです。
彼らの思惑通りに行ったとしても、希望の党の頭のすげ替えに過ぎず、
立憲に合流する議員とどちらの方が節操がないかといえば…
まぁ、そもそも、維新がそれに乗っかかるとも思いませんけどね…

実際に残る議員と合流する議員の規模がどの程度になるのか分かりませんが…
玉木氏が党に残るということは、『逆・排除の論理』に見えちゃうんですよね…
リーダーとしてそれでいいのか。
『強い野党』を作るという最初の発想はどこに行ってしまったのか。
本人が合流の乗り気じゃないんだから交渉が上手くいくわけがない。
その交渉の失敗を認められずに離反者を出してしまう無責任さ、無能さに呆れます。
自分が党をまとめきれなかったと誠実に謝れば良かったのに…
お前の無能さを他の議員に転化するなよ。匙を投げるなよ。情けない…


逆に立憲民主党はどうするんですかね…
結果的に吸収合併のようになりそうなのは、思惑通りなのでしょうが、
「強い野党」を作るという目的からは遠く離れており、
あまり意味のある合併になりそうもないのも確か。
現時点での立憲民主党は党内民主主義が整っておらず、
枝野ー福山ラインの個人商店化が改まらないというのは、不安材料です。
国民民主党との建前的な対等合併があれば、建前的にも代表選挙が行われ、
建前的にも党内民主主義手続きが整う可能性があったのですが…

うーん… こうなってくると、
今度は維新の会との選挙協力をどちらが先に取り付けるか、ですよね。
ただ立憲の議員には関西を選挙区とする議員も多く、
それが排除された理由でもあるわけですから、なかなかに難しいでしょう…
とはいえ、ある程度の譲歩をしないと『打倒・自民党政権』は不可能で、
さらに悩ましい問題が浮上してきたと言えます…
逆に言えば、維新の会はどちらと手を結ぶのか。
親和性を取って残留派を拾い上げるのか、逆に立憲と結んで討幕を目指すのか、
それとも両者を無視して自民党と影で結んで第三極を維持し続けるのか。

そう考えると、幕末の薩摩藩みたいな位置が維新。
長州藩が立憲、バラバラな国民民主が土佐藩か。
無能な玉木氏に坂本龍馬は務まらず、薩長同盟は不可能でしょう。
良かったな、シンゾー。首繋がりそうじゃん?(皮肉)


◆ニュースネタ 注目の大阪府知事・吉村氏のしくじり『イソジン吉村』
●『イソジン吉村』嘘のような本当の話で吉村洋文府知事から感じる「進次郎臭」
●吉村知事 ポビドンヨード発言の影響「予測していた」…これからも追求
●大阪府の吉村知事うがい薬『インサイダー取引疑惑』否定

報道を見て最初に思ったこと。「うがい薬が効くなら、緑茶飲むで十分じゃん」=アホらし。
「李下冠を正さず」、桜を見る会を批判していたのは誰だったのか。
何でそこで具体的な商品名を言ってしまうのか。
そりゃ怪しまれるわ、インサイダー取引や利益供与を。
よく分かってないのなら、商品名じゃなくて「うがい薬」で良かったじゃん?
お前は消毒液飲めと言ったトランプよりアホやねんで?

コロナ禍の時にマスコミをこき下ろすような発言もしてましたし、
吉村氏も少々軽率な感は否めません。
離党後にN国へ入って一人で政党助成金で右団扇になっている、
丸山穂高氏が「北方領土を戦争で取り返せ」的な発言をして問題になりましたが、
ぶっちゃけ、維新の会で彼が特別に変だったとは思えません。
全体が変というか、幼稚なんですよ、あの党は…
丸山氏とほぼ同じ発想を他の議員も持っていると思った方がいいです。
唯一マシだと思えるのは松井市長ですけど…まぁ、口は最悪だけどな(笑)

維新の分からない所は、大阪都構想が大阪の自己満足で終わってしまっている点です。
大阪都になってどうするの? 二重行政が解消する? 東京が麻痺しても大丈夫?
それが大阪と東京以外の日本にどういうメリットをもたらすの?
それが見えてこないから地域政党を抜け出せないんですよ…
大阪都になると「こんな良いことがあります!」と全国に喧伝できるのなら、
もっと大阪都構想は盛り上がっていることでしょう。
結局、大阪都になって「なんとなく偉い気分になった」じゃダメなんですよ…
橋下さんをいつまでも超えられない辺りが、党の限界になっちゃってるんですよ…

そんな維新の会がキーパーソンになりつつありますが、
彼らに野党をまとめ上げる力は当然なく、小池氏のような包容力も皆無なので、
結局は第三極を維持して、あわよくば自民党と連立して都構想を実現するのが関の山。
その後は何をするんでしょうね? バラバラになって終わりじゃねぇかな。
元々、その理念でしか集まってない人達ですし…
悔しかったら、その位置から脱してみてください。
見返すだけのビジョンを見せて見ろ。


◆ニュースネタ 欧州、広がる反マスク=「自由の侵害」と反発
まぁ、フランス政府のマスク着用義務の決定も唐突な感がありましたから、
戸惑うのも無理ない話ではあるのですが…
新型コロナウイルスの肝は、無症状でも感染を拡大させる恐れがあること、です。
自分では健康だと思っている人が、不用意に感染を広げてしまうリスクがあるわけです。

そう考えていくと、1人の努力で大多数が救われるという構図は、
あなた方が熱心な地球環境問題と似ていませんか?
クジラの保護活動に例えてもいいでしょう。
経済活動の自由は確かにあります。マスクを付けない自由もあるでしょう。
だけど、それでも全体を考えれば、改める必要がある問題ってありますよね?

確かに、マスクだけで感染を防ぐことはできません。
市販のマスクではどうしても隙間が生じますから、
ウイルスを完全にシャットアウトすることはできませんし、
マスクを外し方や処分方法が適切でなければ、
逆に家にウイルスを持ち込むことにもなりかねません。
それでもマスクを付けるのは、自分が感染可能なウイルスの保有者の可能性があり、
不用意に咳やくしゃみをすれば、感染を拡大させる恐れがあるからです。
その意味でもWHOらもマスク着用に関する見解を改めたわけですし、
その意義を今一度確認し、政府も理解してもらえるよう努めるべきでしょう。


◆ニュースネタ 帰省したら「さっさと帰って」
まぁ… どっちもどっちでしょうなぁ…
この程度のことを誹謗中傷として警察に届ける方も届ける方だし、
匿名で自粛警察のような行為もしちゃう方もしちゃう方だし。
果たして、これが誹謗中傷に当たるかと問われると、
誹謗中傷には当たらないでしょうねぇ…
別に事実に反することは言ってないし、推測の範囲も妥当だし、
この人がPCR検査を受けて陰性だった事実を、
批判した人が知る由もないことでしょうし…
そこまで用意周到なら、
玄関にデカデカと私は「PCR検査陰性です」と書いておけば良かったのに(苦笑)

勿論、批判した方もそういう懸念を持つことは理解できますが、
それを実際に行動として移すのはいかがなものかと。
明らかに感情のままに書き殴った感じがありますし、
もう少し冷静に言葉を選んで、そっと投書するべきだったと思います。
感情のままに殴り書きした分だけ、内容よりも過激に見えた感が強く、
誹謗中傷として受け取られたのでしょう。
ステイクールです。

あれが誹謗中傷に思えたということは、
帰省した側もそういう批判をされる可能性を考えていたわけで、
逆に「それ見たことか」と意気揚々と通報したようにも見えてしまいます。
批判覚悟で帰省したなら、「そう思われても仕方ないか」と流せば良かったのに…

騒ぎ立てることでもない話をこれだけ騒ぎ立てるというのは、
批判される側も批判される側も、これをワイドショーで取り上げるバカも、
ヒステリー気味になっていると言わざるを得ません。
取り上げる必要ある? こんなバカな話?
もっとすべき話があるんじゃねーの? くだらない。


◆ニュースネタ サッカー部員ら91人、島根の高校でクラスター(立正大湘南高校)
まぁ、今まで起こってなかった方が不思議なくらいだったんですが…
部活の寮生活なんて感染拡大の宝庫みたいなものですからね…
食事や洗濯、部活時の飲み回し等々、危険な要素は沢山あります。
それでも今日まで報告されてこなかったのは、
①都市部の各学校がきちんと対応してきた、
②若年層は重症化しにくいので、ただの風邪として流してきた、
③ウイルスが変異して、若年層への感染力が増した一方で弱毒化した、
いずれかだとは思うのですが… まぁ、②ですかね…

③の感染力が増した可能性がある一方で弱毒化した可能性も、
なくはないと思うのですが、現段階では証拠もなく何とも言えません。
新型コロナは軽症であっても後遺症が残るケースが報告されているので、
そこら辺の調査結果も待たなければ、
遺伝的に弱毒化が示されたとしてもウイルスの厄介さは変わりません。
よく楽観論者に麻疹(はしか)が例に出されますが、
麻疹にかかってできる抗体は長いので、
1~3ヶ月程度と言われるコロナの抗体とは比較できませんし、
成人麻疹は普通の風邪と比較にならない熱が出るので、
生殖機能に問題が残る恐れを指摘されてます。
まぁ、自分は少し性欲が薄くなった程度の感じでしたけど…
そこら辺は今後の研究を待たねばならず、安心材料にはなりませんね…

少なくとも言えることは、若者であってもウイルスには感染するということです。
症状が出るかは別として、他人に感染させる状態になることは確かになったので、
無症状の若者がウイルスの運び屋になる可能性が、
これで実証されてしまったことになります。
安易に「自分は若いから重症化しないので大丈夫」と考えずに、
感染拡大防止策をしっかりと取ってもらいたいです。
コロナの収束が遅れれば遅れるほどに、
生命・経済いずれにも打撃を与えてしまうわけですからね…


◆スポーツネタ 『高校野球交流試合』
あくまで、これは自分の個人的な見解なのですが…
結局、何か開会式のようなものが開かれて、
日本高野連が主催し、朝日新聞と毎日新聞がスポンサー、
NHKが全国放送している辺り、一体、誰のための大会なのか?と…

高校生のための大会なら、入場行進があるわけでもないのだから、
別に開会式なんてやる必要もないでしょうに…
どうもそういう所に大人達の「やってあげてる感」が透けて見えます。
おそらく美談として語られるんでしょうが、
片や感染者拡大でコロナ不安が広がり、病床は圧迫、
医療関係者が戦争を強いられている時に、
それを忘れて高校野球をやってていいものかとも思うわけでして…
正直、違和感はあります。

敢えて強い言葉を使えば、「女々しい」感じですかね…
大人の都合で中止になったセンバツ大会を、
再び大人の都合で開催された交流試合を代償とするという構図は…
はっきり言って、大人達に任せといちゃいけなかったんですよ。
自分達だけでやれば良かった。
高野連が主催するのではなく、高校生自身が主催し、
NHKで全国放送せずに、高校生がネット放送、
新聞も大人の記者が取材するのではなく、高校の新聞部が取材し、
その記事を朝日新聞や毎日新聞に転載すればいい。
敢えて大人の都合でダメになったからこそ、
子ども達による大会を見せて欲しかったように思います。

現実的には色々と難しいでしょうが、
結果的に大人達がまた前面に出てしまったことは、
甲子園大会を子どもたちが取り戻すことに失敗した感が否めません。
結局、老人たちの道具にされる現状は変わらんのかねぇ…

まぁ、あくまで自分の理想論との比較で述べただけですから、
用意されたレールに乗っかって交流試合で頑張ることも大事だと思いますよ。
こういう時だからこそ、大人の上を行く子どもたちのパワーというものを、
見せてもらいたいようにも思うのですが…
んー、これは大人が蓋をしちゃってるのかなぁ…
もっと子どもたちの自由な伸び伸びとした発想を引き出していきたいものです。

2020年08月09日

『食事中に●●をしてはいけません』

子どもの頃にそう言われた経験が誰にでもあるはずです。
『食事中に物を食べながら喋ってはいけません』
『食事中にTVを見てはいけません』
『食事中にスマホを弄ってはいけません』等々。
各家庭によって色々なルールがあったと思います。

日本の伝統的な作法によれば、食事中のお喋りは正式な場では御法度。
食事をする際は食事に集中するのがマナーであり、
会話は食事の合間、配膳される前で終えるのが基本です。
つまり、日本においては会話と食事は別個のものであり、
食事というものは一種の神聖な行為であって、
生命への感謝・生産者への感謝・料理人への感謝を捧げるもので、
食事をする時は食事に集中するのがマナーであり、
集中を欠く行為はしてはならないものだったわけです。

それが今はどうですか?
ノミ二ケーションやお喋りしながらの会食等々。
あなたは昨日の昼の食事の味を本当に覚えているのですか?
会食した相手のくだらない会話に上書きされていませんか?
何度も言いますが、ダメなものはダメなんです。
日本の伝統的な作法に則り、食事は食事に集中し、
会話は会話で別個に行うべきなんです。
喋りながら食事するとのが行儀が悪いんですよ。お分かり?
何度も言います。ダメなものはダメなんですよ…


後で『ファクターX』の存否について書くつもりですが、
個人的には遺伝形質の違いが起因するというよりは、
生活習慣の違いに起因する方が大きいと思っています。
考えるに、アジア圏と欧米圏で感染率が異なっているのは、
パーソナルスペースの違いや食習慣の違いでしょう。
ハグやキスといった接触文化の多い欧米圏とは違って、
アジア圏は過度な接触を嫌う傾向にあることから、
元々、『三密』を嫌う文化が強かったように思います。
また、食習慣でも箸を使うことが多く、
欧米のパン食やアジア圏でも手を使うことが多いインドも、
比較的感染が広がっているように思えます。
個人的には、遺伝形質説よりも生活習慣の違いと考えています。


今、私達はコミュニケーションの一つの曲がり角を迎えていて、
より密着することが積極的なコミュニケ―ションであるという思い込みを
改める時が来ているように思います。
一度災害関連の話でしたことがあるかもしれませんが、
寄り添うことが救いになるとは限りません。
共に引っ張られて悲観論に走ってしまう可能性があるからです。
逆に、親身でない方が、同情されない方が救いになることもあるのです。
正面から抱き合っていたら、相手の顔を見ることはできません。
ある程度、距離があるからこそ、相手の顔や全身を見れるんです。
抱き合うばかりがコミュニケーションではないということを、
今の人々は学ぶべきだと思うわけです。

◆ニュースネタ 経済の首絞める「コロナ対策も経済も」の両面作戦
『経済を優先しなければ、生活が持たない』という主張は当然理解できます。
ただ、コロナ前のやり方で経済を回しても生活がもたないのも事実。
それじゃ経済優先論者がコロナ後の新方法を提案しているかと言えば、全くの問題外。
古い旧来のやり方で経済を回しても回らないのが現状なんですよ…
それはもう昔の夢物語を語ってるようなものです… 現状分析ができてない。

今、一番物理的にも精神的にも破綻する恐れがあるのが病院でしょう。
●都医師会 PCR検査1400カ所に 「抑える最後のチャンス」
医療現場は政治家が言っているよりも切迫しています。
現状ではコロナ患者を受け入れれば受け入れるほどに、
病院の経営状況は悪化し、人的資源も枯渇していくという惨状…
コロナ患者には感染症対策が必須ですから、使える病床が限定され、
治療にあたる医療関係者も細心の対応をしなければならず、人員も必要で神経も使います。
コロナ患者を受け入れれば、逆に風評被害で一般外来が避ける可能性もありますし、
他の手術への影響も指摘されており、コロナ患者を受け入れるメリットが感じられない程です。
真面目に社会貢献をすればするほどに、先細っていくという現状を変える必要があるものの、
国会は閉じたままで、改善される余地がありません。
この調子だと秋・冬にコロナ患者の受け入れをストップせざるを得なくなるか、
物理的にも精神的にも病院が破綻するかのどちらかになるでしょう…

観光業やスポーツを始めとする興行も絶望的な状況ですね…
Gotoキャンペーンが成功しようとも、外国人観光客は全く期待できません。
旅行代理店はともかくとして、実際に受け入れるホテル・旅館は感染症対策が必須で、
真面目にやればやるほどに回転率が悪くなり、赤字経営になること必至です。
例えば、プロ野球は5000人規模で観客を入れていますが、
一番少ない楽天生命パーク宮城で3万人なので1/5、
一番多い東京ドームは5万人規模なので1/10しか入れられないわけですから、
経営的に見れば苦しいのは当然です。

つまり、真面目に感染症対策をすればするほどに、赤字経営が続いてしまうわけで、
今の感染状況で経済を回し続けても、黒字にすることは不可能でしょう。
そうなると感染症対策に手を抜いて儲けようとする輩が出てくるわけで、
再びそこから感染が広がっていってしまうわけですから、
この悪循環は延々と終わりません。

さらにその先に待っているのは9月の雇用調整助成金切れによる大量失業、
来年の東京オリンピックの中止という絶望的な状況です。
どうして、4-5月の緊急事態宣言による自粛が無駄になってしまったのか?
その分析をすることなしに、いい加減に経済を回したところで、
誰も救われないという結果が待つのみでしょう。


◆新型コロナウイルス問題 『ファクターX』は存在するのか否か?
ラジオを聞いてたら、耳を疑うような発言を聴きましたねぇ…
要約すると、「日本人は『ファクターX』を持ってるから重症化しにくい。
よって過敏に対応せずとも良い。マスク着用等も必要ない」的な感じの話…

日本人の遺伝形質には新型コロナに対応できる『ファクターX』があるから、
感染者数・死亡者数が少ないという主張はチラホラ見かけるのですが…
確かに、その可能性は否定できませんが、
仮に『ファクターX』が存在するならば、早期に特定して血液抗体を作れば良い話で、
その段階に至っていないということは、貴重なビジネスチャンスを逃しているか、
そもそも『ファクターX』の存在や効果が証明されていないか、のどちらかです。
少なくとも効果が証明できるのならば、日本人全員が献血しまくって、
世界中の人々に無料で配れば、新型コロナの脅威がなくなるわけで、
来年のオリンピックも安心して開けるはずなのに、
そういう動きにならないということは、つまり… 現時点では夢物語…

「『ファクターX』があるから、コロナ対策をしなくていい」という主張は、
「『信仰心』があれば、コロナに感染しない」という主張と同じで、
その結果、対策をしなかった教会やモスクがどうなったのかは、
火を見るよりも明らかなことでしょう…
そういうのを『似非科学』と言う…
現時点では『ファクターX』は存在しているとも存在していないとも言える。
まぁ、単にPCR検査数の少なさに起因するサンプル数の少なさや、
感染したウイルスのタイプによる差異、
元々の生活習慣の違いによる影響の方が大きいと思いますけどね…
そんな『ファクターX』があるならば、早く抗体を作れという話です…

もっとも、もし、仮に日本人にしかない『ファクターX』が見つかったとしても、
それによって即座に日本人以外も大丈夫とはならないので、
海外との出入国の自由が緩和されるわけでもなく、
日本に来る外国人は全く無事だとは言えないので、社会学的には無意味でしょう。
いくら日本人が『ファクターX』があるから感染者が多くても大丈夫だと言っても、
世界的には感染者数が大事な要素であって、日本に対する警戒心は薄れることなく、
日本に来る外国人は感染してしまうという話になってしまうので、
来年の東京オリンピック開催は不可能になります。
鎖国状態は変わらないので、経済が良くなるという話でもないわけで、
ただ単に日本人の心だけが安心するだけという、無意味な結果に終わるでしょう…

結局、『ファクターX』を提唱する人は何が言いたいのか…理解しがたい。
日本人でも多くて感染者の10%、少なくとも1%は重症化してるわけですから、
日本人全体で見れば、1000万人≒東京23区の人口、
100万人≒仙台市の人口が生命の危機に晒されるわけですから、
東京23区や仙台市が壊滅する規模の災害を放置できるのでしょうか?
安易な楽観論には乗らず、しっかりと対策をすることが必要だと考えます。


◆ニュースネタ いったいどっち? 帰省巡る混乱おさまらず
こういう時に簡単に見分ける方法は、「誰が責任者であるか」です。
失敗した時に責任を取らされる人は、当然多くの情報を集めています。
逆に、安全圏にいる人間は好き勝手に自分の都合に曲解して言いたい放題できます。

GoToキャンペーンの責任は国土交通省にあり、
コロナ対策の責任は西村内閣府特命担当大臣にあります。
菅官房長官が実際的にGoToキャンペーンを主導・宣伝しているものの、
実際上の責任者ではありません。
つまり、調子のいいことを言っている人間は明らかです。

そういえば、感染症対策の分科会が帰省に関する発表をするような話を、
テレビでしていたような気がしましたが… 来週の中頃?
ただ、完全に骨抜きにされていないか心配…
●政治判断の余地大きく 感染指標、官邸の意向反映 新型コロナ分科会
日本の初期対応を誤ったのは、数字を無視して、
政府が安全性バイアスにかかってたせいだと思うんですけど…
『総合的に判断』というのは聞こえが良いように思えますが、
実際は『政治家の偏見で判断』という意味で、
判断材料もろくに説明してくれないので、後に検証もされない責任逃れの産物です。
総合的な判断をするための判断材料がないと判断も糞もないのに…
結局は数字による客観性を無視して、政府の主観を貫くという意味…理解不能です。


◆ニュースネタ 五輪成否、首相の命運握る
現実でオリンピックをやれないなら、バーチャルでやればいいのに…
マリオ総理大臣は何のためにリオ五輪の閉会式でああいうことをやったの?
忘れてんじゃない?
現実の開催が無理なら、eスポーツの大会でもいいじゃないですか。
それによって世界の人達がスポーツ選手のことを知れるなら。
一番難しい権利関係をIOCを説き伏せれば行けるわけですから、
現実での開催とは別個で、
eスポーツとしての五輪大会ゲームも視野に入れてもいいと思います。

五輪が中止なら、出場予定選手枠パックは無料提供にして、
追加で大会に間に合わなかった出場候補選手枠パックと、
エディット選手枠パックを有料販売して儲けましょうや(笑)

そういう話に至らない所が頭ガチガチな老人共って気がしますが…
もっとも、今から1年後にゲーム化されてないような
マイナースポーツの作成が間に合うのかというと、難しい面もありますが…
仮に幻の東京オリンピックとなってしまうのならば、
ゲームくらいでは存在させてあげて欲しいですけどねぇ…


◆アニメネタ 『ガンダムNT(ナラティブ)』
Abemaの無料放送があったので、ガンダムUCと一緒に見ました。
(NTは8月9日21時から48時間限定放送。お早めに)
いやー、率直に面白かったですね。
これで『ニュータイプ論』にも終止符が打たれたかなと思います。

自分の中で『ニュータイプ論』が決まったのは、
『ガンダムX』の「ニュータイプは幻想だった」という解釈ですが、
当時はXの不人気も相まって、かなり叩かれた記憶があります。
個人的には戦争後の雰囲気も相まって、Xは好きな作品だったので、
そういう叩かれ方をしたのを残念に思ったものですが、
まぁ、『ニュータイプ』という概念を信じていたガンダムファンからすれば、
裏切りにも思えたのかもしれませんねぇ…
もっとも、原作者である冨野氏が実際にそう考えていた節はなく、
わりと超能力的な描かれ方をしていただけに、
『ニュータイプ=幻想論』を受け入れられない立場も理解はできました。

ただ、その後の『ガンダムTheOrigin』で、
ニュータイプ論の始まりが語られたことで、
地球から捨てられた宇宙移民の宗教的な要素が強められ、
『ガンダムUC』で『逆襲のシャア』のサイコフレームが再定義されたことで、
サイコミュを使えることがニュータイプの条件でなくなり、
ニュータイプの概念化が深まり、
この『ガンダムNT』によってそれが決定的になったと言えます。
それでもニュータイプが概念だったと考えるのは嫌だという人には、
受け入れがたい作品かもしれませんが、
ガンダムファンには1つの答えとして受け取ってもらいたいように思います。

裏を返せば、ニュータイプは存在しないというわけではなく、
分かり合おうとする心さえあれば、
それだけで誰でもニュータイプとも言えるわけです。
考えるに、ガンダムの世界の住人って、
現実よりもドライで現実主義的で損得勘定で動く人間が多いんですよね…
そういうのを超えた人情とか絆で動くのがガンダムチームなわけで、
荒廃した世界でも人間らしい心を失わないことがニュータイプの条件と言えます。

あと本編とは関係ありませんが、
昔、PS2で発売された『サンライズ英雄譚』というゲームがあるんですが、
あれの1章は『逆襲のシャア』と『ドラグナー』を合体させた世界で、
サイコフレームの共振によって時空を超えるという話でしたが、
『ガンダムNT』のサイコフレームの解釈からすれば、
それもあながちあり得ない話ではないのかなと思ったりもします。
アムロとシャアが異世界に飛んだという解釈するのも面白いですね。