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2010年04月30日

な~んとなく

更新が滞っていました、すいません。
まぁ、ブログではよくあ(以下略)

今日は今月あったニュースネタに簡単にコメントしておこうかと。

◆ニュースネタ 鳩山政権の支持率が急落
事業仕分け第2段も特効薬にならず。
まぁ、個人的には事業仕分けの意味合いがよく理解されてないように思えるので、
無理からぬことでしょうか。

結局、鳩山政権をどこで評価するかというところだと思います。
具体的な政策の成果を考えると、子ども手当てや高校実質無償化が思い浮かぶぐらいで、
政権交代時に思い描いていたような劇的な変化は現れていないと言えます。
それでは政権交代の効果はなかったのかと言えば、そういうわけではなく、
事業仕分けのように行政改革が国民の目に見える形で伝わるようになり、
外交面では核密約の実態が明らかにされたり、
沖縄の基地問題にしてもこれまでは議論の余地さえない形のトップダウン式の決定が議論されるなど、
政策の決定プロセスが見えやすくなったことは確かです。
(まぁ、そういう意味では、小沢幹事長を中心とする陳情一元化は大問題だと思いますが。)
これまでの鳩山政権を一言で称すれば、「議論の内閣」だと言えます。
鳩山首相の決断力がないと言われはしますが、トップダウン式で密室議論を批判していたのなら、
今の現状は実に開かれた議論だと言えるのではないでしょうか。

これまでは行政改革、行政の無駄遣いを洗い出すと口では言っていても、
国民の目に見えてくるものは少なく、実際にメスが入っているか否かは分かりませんでした。
もっとも大きかった橋本政権の行政改革も、独立行政法人までには及ばず、
天下り等の現象に歯止めがかけられなかったわけですが、
今回の鳩山政権は法的強制力はないものの、直接的に国民の目を独立行政法人に目を向けさせ、
その厳しい監視の目によって自主的な変革を促すものとなっており、
より具体的な議論を可能にしたように思えます。

沖縄の基地問題にしても、一般国民レベルでは「仕方ないよね」的な流された議論のみで、
住民がいくら反対したとしても、最終的には県知事・市町村長と国との協議のみで進められ、
実質的には国からの決定内容を通告するという協議のしようがないレベルにありました。
それがどうですか。沖縄とは直接関係のない人も議論に加わり、国民の関心が高まっています。
まだ他人事というレベルを脱していないのは間違いありませんが、
実際に県外移設案が浮上し、基地を持っている県では何らかの議論がされるようになり、
沖縄の基地問題が身近な問題として語られるようになってきています。
これまでは「無視」「黙認」に近かった問題が、これだけ大いに議論されるようになった現状は、
とても民主的であると言えます。
最終的には誰かが割りを食わなければいけない話になるでしょうが、
そうした場合でも当該住民に対する援助等を公に行いやすくなったことは事実です。
コソコソ沖縄開発とかいって金を注ぎ込む必要性もなくなったということです。
堂々と物が言え、それが真摯に受け入れられる現状は、一つの前進ではあると思います。
自民党が言うように進めていた現行案がベストなら、どうして沖縄で反対運動が起こるのか。
むしろ、白紙撤回に怒るのが通常でしょう。それだけ住民を無視していたということです。
どうしてアメリカはやきもきしながらも、静観の姿勢を貫いているのか。
利便性を考えれば、沖縄県内なのは当然ですが、
それ以上に住民の理解を得られずに二転三転してきた現状を憂い、
地域住民の了解を欲しているからです。
沖縄の基地問題が国民レベルで議論されるようになったということは、
この問題に対する真剣な取り組みをしていると評価してもいいのではないでしょうか。

まぁ、勿論、5月中の決着を約束したのですから、
仮に5月一杯になっても何ら方向性が見えてこない場合は、責任を取るのが筋でしょうが、
現状の議論が決断力不足だと言って評価を下げるものだとは思えないです。
それじゃ、アンタはどうすんの、誰も答えてくれません。誰かが割りを食う話だからです。


◆ニュースネタ 自民党が与謝野氏と舛添氏に除名処分
与謝野氏は衆議院小選挙区で敗北し、比例で復活当選していますので、
党の力を使いながら離党とは何事だと言うのは分かるのですが、
参議院の比例代表選挙の非拘束名簿方式でトップ当選した舛添氏を処分というのは…
舛添氏の人気を借りて議席を稼いでいるのだから、持ちつ持たれつでは?
そんなに除名処分にしたいなら、舛添氏の名前で稼いだ得票数分を引いた結果、
議席が割れるようならば、その分の議席を返上するのが筋ではなかろうか。
現実的にはそれは難しいだけに、処分するほど偉いの?とか思っちゃいます。

一応、簡単に解説しておきますと、
同じ比例代表選挙、政党名で投票するシステムを採用していますが、
衆議院総選挙と参議院選挙とでは実施方法が異なっています。
衆議院は拘束名簿方式。
投票者は政党名を記入し、予め政党が用意した名簿に拘束されて上から当選が決まっていきます。
参議院は非拘束名簿方式。
投票者は政党名もしくは政党の用意した個人を書くことができ、
その得票率に応じて名簿順に縛られることなく、当選が決まっていくということです。
だから仮に舛添氏の優先順位を自民党が低く考えていたとしても、
名前で稼いだ得票数が多いため、一番に当選が決まるということです。
したがって、前回の参議院選挙では舛添氏の人気を借りて自民党を票を伸ばしたということです。

まぁ、でも、新党なんちゃら系もよく分かりませんなぁ…
反民主党なのに自民党を袂を分かって離党、色が見えてこないです。
国民は別に保守を期待しているわけではなく、改革を求めているわけで、
国民が求めているのは今の民主党よりもさらにリベラルな路線、
もしくは改革色を強く打ち出せる政党でしょう。
そういう意味では、民主党よりも改革色を強く打ち出しているみんなの党が支持率を上げるのは、
当たり前っちゃ当たり前で、
逆に改革色を打ち出せずに保守に走る自民党は見放されて当然ということになっちゃいます。
しかし、野党の批判も本当にキレがないですよねぇ…


なんか思いの他、長くなったので、時効制度廃止と検察審査会の話は明日以降に。
それと、湊さん、遅れましたが、トップのゆかりんの絵、グッジョブです!

2010年04月28日

黄金週間。

そwんwなwもwのwはwなwいw

小売で働いている以上無理だろうなー。幻想は2次元だけじゃない。
毎日3時間のサービス残業をしてる私に愛の手を。お前は何を(ry
まぁゴールデンウィークに忙しいのは実家の仕事も一緒ですが。

FFFTPの設定が真っ白になってて慌てたりもしましたが、一応元気です。

さておき。
ここ数日、仕事から帰ってから絵を描いたりしてました。
アリスを描いていたはずが、なぜか紫が仕上がっていた。何を言っているかわからないと思うが私も(ry

まぁポンチョ部分がうまくいかない上に人形とかどうしようかなーとか思って煮詰まった状態で、
適当にサッとゆかりん描いたらなんかそっちのほうが順調だったというだけのことですが。
よくある話。ラインは気に入ってないけど。

そんなわけで、TOP更新しました。
アリスさんはまたどこかで。

2010年04月12日

鉛色の桜。

結局、あれから一試合も見ないまま、いつの間にかセンバツは終わってました。
何この遅すぎる話題orz

各所のエイプリルフールネタも完全に見逃したしなー。なんとも厄い。

さておき、2日に久しぶりに岡山行きました。日帰りでしたが。
ド田舎山陰より遥かににぎやかな駅が新鮮…そういえば2年くらい山陰から出てないなー。それでか。
人混みは苦手ですが、たまには活気に触れないとマジ枯渇する。
ちょうど桜がいい具合に咲いていて、少し遅れて咲いた地元と2度楽しませていただきました。
もっとも、昨日の悪天候で一瞬にして散りましたが。
しかし、雨と散り際がバッティングすると、なんとも残念な景色でなりません。
そんなタイトル。

他にいろいろあったようななかったような気がしますが、いつもどおりあんまり覚えてないので(^^;
3週間くらい、ずっと平均睡眠時間が4時間切ってる気がする。
おかげでまた少し内臓がヤバイ予兆が。

あ、ダブルスポイラー買いました。
予約で2日に届いたけど、先週ようやくインストール。
たぶん文花帖よりは簡単なんでしょうけど、どの道コンプしてないできないできるきがしない。
今回は、体当たりとか回転が多くてヒドい(褒め言葉

一応、レベル8まで出してますが、あいかわらずおりんりんの遠慮のなさがなんとも。死ねる。
他に気になったことといえば、一輪さん(というか雲山)は明らかに手抜きじゃね?
星Hardのほうがよっぽど殺意があった気がする。
実は写真撮られるのがまんざらでもないとか…そんな妄想。
あと、ナズ虎コンビのスペルもまったく取れる気がしない。苦手な軌道のオンパレード…
シーン8は奇跡で取れました。
ついでにムラサのも一つしか取れないけど、愛ゆえに気にしない(ぉ


以下、いつ出たとかはもはやどうでもいい感想。
ムラサ分が死にそうなくらい不足してたので、供給したつもりでしたが…うん、まぁ夏に期待しよう。

■幾千幾万幾億の(双月亭)
例大祭の一押しです。
構想2年は伊達じゃない…これ程パワーある作品はなかなか出会えないと思います。
レミリアvs神奈子というパワーファイターの激突なので一層力が入ります。
それに加えて台詞の一つ一つにこもってる意味がストレートながら力強い。
最初はなんで神奈子?って思ったけど、読んで納得。最後は泣きそうになりました。
一途な主従関係とか好きな人はたまらないかもしれない。
それにしても神奈子さま男前すぎる。

■そして仏滅 宇留吐羅そぉい!(カルカリアス)
相変わらず絵と内容のギャップがたまりません。
聖母は時として悪意のない鬼と化す。
そんな内容かどうかはおいといて、少なくとも私はこんな重苦しい豆まきはご遠慮願いたいw
ところで雲山は年いくつなんだろう?

■南無三録御柱 ~ナムサロクオンライン~(カルカリアス)
相変わらず絵t(ry
早苗さんは誰にも制御できないんですねわかります。
しかし守谷神社は腐女子ネタ多いなーw
そういえば般若○経は某トリ○アでやってたね。懐かしい。

■つまらない本(水炊き)
いろいろな意味で一線を画す本。
久々にかわいいお嬢様見た気がする。
所々の描写で「みんなが振り回されてる」という雰囲気がよく伝わってきて好き。
ちなみに主役はパチェ…なんだけど、
配役云々以上に「日常の中の一つの出来事」という形がしっかり出来上がってるところが良作。
一つの本から、日常風景までが想像出来るのは実はあんまりなかったり。

■平安京デロリアン(徒歩二分)
昨日過去作読んで気付いたけど、実は「幽香vs白蓮」とつながってる…?
タイムトラベルですが、実際は白蓮を中心とした星メンツの過去話。
星クン超イケメンだねぇ…
そんなことより過去でも微妙に狂っててテンションンの高いムラサが好き(待て
現在も過去も、純粋に強さへの興味があると取って良いのかしら?
他のサークルさんだと、大抵過去は暗くしてるので、新鮮です。

■CHANNEL † NODE Zero(t=NODE)
シリーズ最後とか…非常に残念。
「Fantasic bird song」の魅せ方とか相変わらず好みでして。
原曲が「天空の花の都」なので、好き補正もあるかもしれない。
次のシリーズに期待大。

今日はこの辺でー。

2010年04月04日

興南高校が初優勝

センバツ甲子園大会決勝は、興南高校が延長12回に10-5で日大三高を下し、
春夏通じて初優勝を遂げました。
序盤こそ興南側に何気ないミスが続き、失点するという厳しい幕開けとなりましたが、
中盤以降は1点を争う好ゲームとなり、
後半は興南・島袋投手と日大三・山崎投手が一歩も譲らない投手戦となって延長戦へ。
延長12回に先に継投策に出た日大三の2番手・吉沢投手が四球から崩れてしまい、
5失点、島袋投手は200球に迫る球数を投げながらも完投勝利、という結果でした。

日大三の山崎投手はポーカーフェイスでしたが、中盤にやや打ち込まれたこともあって、
終盤はややコントロールが荒くなるなど、所々で限界も見えていました。
代え時をどこにするのかが一つのポイントだったわけですが、
延長戦になってくると、もう気迫勝負、
先に折れた方が負けという雰囲気になっていただけに、
結果的に継投は失敗であったかもしれません。
でも、まだ夏があるわけですし、継投に出るのは間違ってなかったと思います。
できることならば、イニングの頭から代えてあげればと思いましたが…
まぁ、高校野球の継投はなかなかに難しいですよね…

優勝した興南高校はそれほど強いとは感じませんでしたが、
エースの島袋投手を中心とした安定した守備力が光りました。
コントロール良く130キロ中盤のストレートを低めに投げる投球は見事でした。
今日の試合では140キロを超える気迫のあるピッチングも見せてくれましたし、
大会を通じて良いピッチングを続けていましたよね。
打撃もフルスイングで、走塁技術も長けるなど、積極的な攻撃が光りました。
夏に向けては島袋投手に次ぐ2番手投手を成長させ、
負担を減らしながらライバル・嘉手納と競い合いながら甲子園を目指してもらいたいです。

準優勝の日大三高はエースの山崎投手の投打に渡る活躍や、
豪快なホームランが光りましたが、
準決勝・決勝と選手総動員で戦う姿勢が素晴らしかったと思います。
決勝で1番スタメンに起用された小林選手は足という長所を生かすために、
スイッチに転向し、磨いてきたセーフティバントで相手チームを苦しめましたし、
各選手が自分の持ち味が何かを十分に理解し、試合に貢献する姿勢は素晴らしかったです。
レギュラーだけでなく、ベンチ入りの選手全員がいつ試合に出ても活躍できる、
そんな選手層の厚さを感じさせてくれるチームでしたね。
今年の日大三高にはチーム作りの理想を見たような気がします。
準優勝に終わったのは残念ですが、記憶に残るチームだったと思います。
また夏にチーム一丸となって、甲子園に戻ってきてもらいたいですね。


◆プロ野球 パリーグはロッテの独走状態?
好調のオリックスとロッテの3連戦ということで、どうなるかと思いきや、結果はロッテの3連勝。
今やパリーグでは独り勝ち状態になっています。
まさかここまで走るとは… 少々驚きです。

一番大きいのは打線の好調さ、スピードのある1・2番コンビの出塁でしょう。
西岡選手と荻野選手が出塁し、足でかき回す攻撃、これに各球団やられています。
井口・金・大松選手のクリーンアップも一発を秘めて強力、1・2番を出すと厄介です。
もう一つは若い先発陣の奮起、成瀬投手と唐川投手の好調さが効いています。
他のチームに比べると、先発陣は少々落ちるかと思ってましたが…
成瀬投手が各球団のエースにひけを取らない投球を見せ、唐川投手も軸として機能を果たす。
こうなってくると、投手陣も他球団に負けていない。なかなかの脅威です。
リリーフ陣はやや弱さがあるものの、薮田・小林宏之投手という形ができているのは大きい。
守りの面でもセンター荻野選手の守備範囲が広いですし、昨年までとは全くの別チーム。
各球団はルーキー荻野選手を何とか封じないことには、ロッテの勢いを止められないでしょうね。

オリックスはロッテ同様にバランスの取れた打線になったものの、
先発投手に安定感が少々欠けるか。
西武は4番中村選手の調子が上がってこない限り、打線の繋がりを欠いてしまう。
ソフトバンクは打線の形が定まらずに得点力不足。
楽天は打線が重量化で身動き取れず、抑えの不安も早々に露呈。
日ハムは鉄壁を誇った守備陣が崩れているのが気がかり。打線や投手陣の不調よりもそちらが心配。
なんだか、少なくとも1ヶ月ぐらいはロッテの天下状態が続いちゃいそうですね。


◆ゲームの話 『WHITE ALBUM2 -introductory chapter-』
やっぱり「WHITE ALBUM」だけはちょっとなぁ…
もっと柔らかく歌えばいいのに。力が入りすぎている感じがしちゃうんですよね。
「過ぎてゆく~♪」の「く」を裏声で別に歌わなくてもいいと思うけれど、
もう少し柔らかく歌って欲しかった気がします。その点は残念。
…そういえば、昔は原曲の「WHITE ALBUM」みたいな裏声の歌い方が多かったけれど、
最近の曲では減ってますよね、カラオケ全盛時代のせいなんかなぁ。
今となっては岡崎律子さんの曲とか懐かしく感じます。

本編での扱いがアレだったので、3Dカスタム少女を使って小木曽雪菜を作ってみたり。
制服はオーソドックスなのでわりと簡単に作れるものの、他が無理。
MODからやらんとダメなのか。職人の方、よろしくお願いします(^^;
こういう時に3Dカスタム少女は便利。
人工少女よりもアニメチックな表現になるので、2Dが似せやすいです。
顔の中身が変えられないのが欠点ではあるものの、そこまでやってると逆に面倒だし。

2010年04月02日

決勝は日大三高VS興南高

雨天順延されていたセンバツ甲子園の準決勝のもう1試合は、
興南高校が10-0で大垣日大を下し、決勝進出となりました。
あまりにも早く試合が決まってしまったので、試合は見ていません。
まぁ、しかし島袋投手は安定していますね。
高校生であの低めにバシバシ決まる球を打つのは大変そうです。

ただ、不思議とあまり魅力を感じないんですよね…
宮崎商からヤクルト入りした赤川投手を彷彿させるせいかも。
低めのストレートのほとんどがプロでは完全なボール球だからなぁ…
高校野球のストライクゾーンの広さを痛感させてくれるピッチャーです。
あのトルネード投法で微妙なコントロールが付けられているのなら、
とんでもないピッチャーだと思うものの、ちょっと考えにくいだけに、
今はコントロールよりも力感が欲しいかなぁと思っちゃったりもします。
高校生でノーコンは困るけど、高校生でコントロールが良いというのも、
信頼できない面もあったりして、なかなかに評価が難しい感じがします。

それにしても、日大三高の山崎投手もそうですが、細身の選手が多いですよね。
体が太く感じたのは湊さんの仰るとおりで中国地方の3投手だけ。
西武入りした菊池雄星投手を含めて、体幹が弱い選手が多い気がします。
中には西口投手や岸投手のように細身ながらも成功している投手もいますが、
彼らは下半身の使い方が上手く、腕の振りのしなやかさがあるおかげであって、
いずれにせよ、下半身の鍛え方や筋肉が足りないなぁという感じがしちゃいます。
食が細いんですかねぇ… ちょっと心配ではあります。
まぁ、かといって、白根投手や有原投手がいいというわけでもないんですが。
白根投手はサイドならもう少し絞った方がいいし、
有原投手はもっと下半身を使った方がいいと思うし。
帝京の伊藤投手や東海大相模の一二三投手も、
他の投手に比べればマシな方だけれど、もう少し体の強さが欲しいと思っちゃいます。


◆ゲームの話 『WHITE ALBUM2 -introductory chapter-』
今日は音楽の話。
そういえば、昨日曲数を既存3曲+新曲と書いたけれど、
新曲はOP・挿入歌・EDと3曲なので、合計6曲となってます。

そのうち、4曲を作中で小木曽雪菜が歌っているわけですが、
中野声優さんは誰だかよく分からにゃい。
最近は一般系との境目がかなり曖昧になってるし、分からないんですよねぇ。
アイマスや恋姫無双でより一層顕著になってるし。

雪菜の歌ですが、まあまあだったと思います。
ただ、『WHITE ALBUM』はキーが合ってないので非常に辛かったと思う(^^;
それほど声が高くない人なので、サビの部分がやっぱり厳しい。
でも作中で頻繁に使われるのが『WHITE ALBUM』。ちょっと可哀想だったかも。
『SOUND OF DESTINY』と『深愛』は上手かったと思います。
特に『深愛』は本家に負けてないんじゃないかと思ったり。
カラオケだけじゃ勿体無かった気がする… しかも本編で使われるのはサビ以降だけだし。
『タイトルネタバレ注意に付き省略』の新曲は、上原れなバージョンよりも好き、
キーが合ってるので無理もないですしね。
雪菜の可愛さが出ていて心地良いです。
でも詩がアレなんで、雪菜のことを想って切なくなっちゃうわけですが。
そういう意味では、歌による演出は見事に決まったと言えますね。
これで3視点分シナリオあったら最高だったのになぁ、ホント。

ちなみに、自分の環境では普通に聴くと、ボーカルが若干通りが悪かったりするので、
RealtekHDオーディオ(GIGABYTE系マザー付属)で、
サウンドエフェクトを「コンサート」「ジャズ」にすると臨場感があって良い感じです。

しかし、来年冬まで続きを待たないといけないというのはある意味苦行だな…
それまでの繋ぎとして音泉でインターネットラジオとかやってくれないかなぁ。
三姉妹ラジオが終わって、アクアプラス系ラジオが減ったわけだし。
コンシューマー中心だから、やるとしても1か。
もう自分の中で小木曽雪菜がアイドル化しているこの想いはどうすりゃいんだろうか(苦笑)

2010年04月01日

日大三高が決勝進出へ

センバツ甲子園大会は準決勝が行われ、
日大三高が14-9で広陵高校を下し、決勝進出を果たしました。
もう1試合の大垣日大と興南の試合は雨天順延とのことです。

日大三高と広陵の試合は、久々に監督の手腕が光る試合でしたね。
結局、今日は選手を何人使ったんでしょうか?
広陵はベンチ入り18人のうち17人使ったのは間違いないですが、
日大三高も記憶しているだけでスタメン9人+投手2人+捕手2人に代打…16人使ったはず。
まさに総力戦とも言うべき試合における選手起用の差が出ましたね。
加えて、終盤は雨が強くなり、マウンド付近はグチャグチャ、
やや水を差された感はありましたが、それを両チームがどう生かしたかで勝敗が分かれました。

ポイントは8回裏の日大三高の攻撃。
その前の8回表の広陵の攻撃の辺りから雨が強くなり始め、
先頭打者のサードゴロを滑って悪送球してしまい、ノーアウト2塁からスタートするも無失点で凌いだ後、
先頭の山崎選手がボテボテのサード内安打で出塁し、
8回表に広陵が決められなかった送りバントをあっさり決めて1アウト2塁。
当たっている7番畔上選手との勝負を避けたのは懸命で四球、1アウト1・2塁。
やや今日は日大三高の下位打線が当たっておらず、
しかも打者は途中から守りで入っていて、初打席となった控えの根岸選手。
どうするのかなと思っていたら、意表を付く3塁手前への送りバント、
これが有原投手の悪送球を誘い、日大三高が同点に追いつきます。
さらに残り捕手がベンチの1人だけになるのも構わず、日大三高は代打の清水選手を起用。
そして強い球足でファーストのグラブを弾く2点タイムリーヒットを放ち、逆転。
トップに戻るも途中守備から入っていた小林選手が相手を揺さぶるセーフティバント成功。
ようやくレギュラークラスに打順が戻り、2番荻原選手がタイムリーヒットを放ち、追加点。

この時点で得点は8-5、なおも1アウト1・2塁といった状況。
マウンド上の広陵・有原投手は雨でグチャグチャになったマウンドを気にしたり、
自らの送球ミスや怒涛のように仕掛けられる日大三高の攻撃に翻弄され、集中力は切れ気味。
けれどタイムをかけることもなく、投手も交代させることなく広陵ベンチは続投判断。
結果、3番平岩選手には四球、4番横尾選手にタイムリーヒットと捕球エラーで2失点。
ここでようやく投手交代に出ますが、日大三高に傾いた流れは変わらずに14-5。
9回表に反撃したものの、4点取って終了。14-9という結果でした。

ポイントとなったベンチワークの差という点では、今日の日大三高は積極的に動きました。
4回2失点と好投していたエース山崎投手を降板させ、早々と継投に出ました。
しかし2番手の熊坂投手は、先頭打者に死球、続く打者にストレートの四球、
送りバントで1アウト2・3塁とピンチを招いてしまい、
3番手の吉永投手にスイッチ、このピンチを凌ぎました。
7回に吉永投手が広陵の4番丸子選手に一発を浴びて勝ち越しを許すと、
今度はショートを守っていた吉沢投手がマウンドへ。
積極的な継投で最小失点に防いでいきました。
さらに前述のように、8回裏の攻撃では控え選手らがバントといった小技を駆使し、
逆転劇に大きく貢献、それに刺激されるように打線が爆発し、1イニング10得点となりました。
控え選手のレベルの高さ、試合にスッと入っていける集中力、
監督の積極的な選手起用が光る試合となりましたね。

逆に広陵は後手後手に回ってしまいました。
エースの有原投手を交代させるタイミングを誤った感があります。
エースですから、軽々しく交代させることができないのは分かるんですが、
マウンド上で明らかに集中力を欠いた投手を投げさせておいても良かったんでしょうか?
私ならばエースの資格なしとまでは言わないまでも、限界だと思って即代えますが。
悪送球同点後のタイムリーで黄色信号、セーフティバント成功で限界。
もう2番荻原選手への投球では足元を気にしたり、明らかに集中力を欠いた仕草を見せてました。
その結果がタイムリーヒット、もうこの時点で限界ははっきり見えていたんいも関わらず続投。
エース頼みで、2番手以下を信頼できていないというのなら分かるのですが、
上野投手は予め甲子園で登板するなど準備ができていただけに、疑問の残る采配でした。

連戦続きの甲子園に、雨でぬかるんだグラウンド、
普段では経験しないような悪条件の中、
両ベテラン監督の采配が出ちゃったかなぁと思います。
もし、雨が降っていなかったら…
広陵が勝っていたと思えるだけに、余計に顕著な差に見えちゃいましたね。
久々に面白い頭脳戦でした。こういう試合を勝つと監督冥利に尽きますよね。


◆ゲームの話 『WHITE ALBUM2 -introductory chapter-』
多少ネタバレ気味なので、プレイするつもりの人は見ない方がいいですとお断りを。
すんごくどうでもいい話ですが、中京大中京のトップバッターの名字が「小木曽」だった。
密かに応援していたけれど、負けちゃってしょぼーん。夏連覇目指してガンバレ。


えー、タイトル通りに序章だけでした。
まぁ、それは別にいいとして、ヒロイン2人いながらHシーンが1つだけというのは、
さすがにエロゲーとして、どうなの?と思わざるを得ないんですが…
ゲームの雰囲気もいいし、プレイしていた時も面白かったので、
一般ゲームとしてなら拍手を送るかもしれないけれど、
悲しいけどこれエロゲーなのよね、と思わずにはいられない。
鍵よりも薄くなっていくHシーンは一体どうなのよ?

内容はベタな三角関係モノで、王道で特に真新しいものではありませんが、
シナリオの見せ方が上手く、作品に入りやすくしており、
全体的にしっとりとした良い雰囲気が出ていると思います。
音楽を中心とした強制オートテキストも演出として評価できます。
音楽もWA1の「WHITE ALBUM」「SOUND OF DESINY」、
アニメ版OPの「深愛」の3曲が入っており、さらに新曲1曲と豪華仕様。
ただ、『WHITE ALBUM2』という冠が付いてしまうと、
序章の内容だけではとても判断できないというか、現段階では不満が残る面が強いです。

加えて、序章ということもあってか、シナリオ分岐が一切なく、
ゲームとしての特性が失われちゃっているのがやや残念です。
一応、2回目プレイ時にには追加CGと追加イベントが入るわけですが、
それならば、最初から1回目は主人公視点で固定し、
2回目はかずさ視点で固定、3回目は雪菜視点で固定した方が良かった気がします。
おそらく、予算的問題やシナリオ分量の問題からそうなったんでしょうが…
でも、プレイヤー側からすれば、そんな事情は知らんし、納得いく理由でもないわけで、
勿体無かったと言わざるを得ないです。
どうしてマンガでもなくアニメでもなく「ゲーム」という媒体を利用する意味があるのか。
そこら辺をもう少し考えてもらいたかったですねぇ…

私から見るに最大の失敗は、1回目に雪菜を完全な良い子として描き切れなかったことだと思います。
1回目から打算的な面が見え隠れしているのが勿体無い。
中盤のSOUND OF DESINYを口ずさむあのシーンは1回目はない方が良かったかと。
そういった影の部分を隠して描いた方がプレイヤーに与える罪悪感が強くなったように思います。
自分が歳を取ったせいなのか、『WHITE ALBUM』の頃に感じてたような
主人公の不誠実さが感じにくかった点はプラス材料ではあるけれども、
主人公の恋愛観がプレイヤーに伝わりにくかったのはマイナス材料でした。
終盤にもう少し主人公の自己弁護やモノローグを入れて、分かりやすくした方が良かったかと。
次回作への布石ってのなら納得できる面もありますが、単体の作品として出す以上は、
そこらの完成度にも気を配って欲しかったです。

あと作品を台無しにするようだけれども、
最後の最後で分かるオリジナル曲のタイトルが「届かない恋」ってのはどうなんだろうか…
もうそれだけで主人公の恋心がバレバレだと…(^^;
肝心なところが間抜けな主人公に微妙に萌え。


ちなみに私は雪菜派。久々に真剣に好きになれるキャラクターが出てきました。
雪菜の良さはリアルともいえる多面性でしょうか。
高嶺の華なのに気さく、明るいのに傷つきやすく暗い、
純粋であるようで打算チックな天然子悪魔系、
自立しているようで弱く依存してしまう、そんな一義的ではないリアルさが彼女の魅力でしょう。
プレイヤーから見れば、彼女の恋愛は「イタイ恋愛」なんだけれども、
それを必死に駆け抜けている辺りが可愛いというか、可哀想というか、
雪のように綺麗で、そして白く消えていく様が美しく思えます。

で、序章クリア後の2人はどうなるんでしょうね。
雪菜にはさらにイタイ恋愛を続けて欲しいと思いますが… それだと君が望む永遠と被るか。
しかし、終章が出るまで雪菜ちゃんは大変ですね。
Hシーンがなかった分だけ、ずっとプレイヤーの頭の中で犯され続けるのか(苦笑)
そういう意味でも不憫な子です…

どうでもいいけれど、雪菜のお下げメガネ姿は全く変装になっていない気が…
普通に可愛い。あれで下から見上げられたら、メガネ属性なくともKOすること間違いなし。
むしろ、あっちの雪菜の方が好きというプレイヤーも多いのではなかろうか。
メガネ属性に目覚めそうな勢いです。いや、全くメガネ好きじゃないんだけれども。