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2007年03月31日

常葉菊川がベスト4入り

キターーーーーーーーーーーーー! キタキタキターーーーーーーー!!
大願成就!! 今年のドラフトの目玉・中田選手を喰いました!!
センバツ甲子園準々決勝第1試合で、
常葉菊川が中田選手を擁する大阪桐蔭に2-1で勝利しました。
いやー、興奮しましたね~ 最高の勝利ですよ。
静岡県勢としても約30年ぶりのベスト4入り、久々の上位進出です。
一時期はサッカーに押され気味で1回戦敗退が多かったのですが、
近年は1回戦・2回戦突破も珍しくなくなってきていました。
それがついにベスト4入り。
しかも仙台育英・今治西・大阪桐蔭という強豪校を破ってのベスト4、価値があります。
もう常葉菊川旋風といっても良い活躍ぶりでしょう(^^;
この調子で頂点を目指し、頑張ってもらいたいです。
よーし、明日の朝はスポーツ紙を買い込むぞ(笑)


◆センバツ甲子園 準々決勝 第1試合 常葉菊川 2-1 大阪桐蔭
大阪桐蔭の先発は中田投手で、ほぼ予想通りの展開となりました。
唯一、誤算だったのは、序盤の常葉菊川・田中投手の出来。
ストライクゾーンが狭かったこともありますが、
変化球を中心にコントロールがもう少しでした。
ストレートの勢いも1・2回戦に比べると物足りない内容でした。
それでも攻めの投球姿勢は変わることなく、
懐を大胆に攻めたことで、1・2回戦と変わらない好投ができていました。

一方の大阪桐蔭・中田投手は立ち上がりこそ、スライダーが抜けてばかりでしたが、
2回以降は徐々にスライダーが決まり始め、
1回戦よりも良いピッチングをしていたように思います。
ただ球速は140前後出たものの、コーナーを突く制球力はなかったため、
1回戦の佐藤投手・2回戦の熊代投手に比べると楽な部類、
少しでも甘くなると、強い打球を飛ばしまくり。
けれど完全には振り切れていなかったのか、外野の頭を超えることなく、
なかなかヒットが出ませんでした。
また、得意の機動力も、中田投手の素早い牽制・クイックと、
岡田捕手の強肩に阻まれ、2度試みた盗塁はいずれも失敗。
常葉菊川打線も中田投手をなかなか捉えることができていませんでした。

両チームともにチャンスを作りながらも、最後は中田・田中両投手が踏ん張る展開。
非常に重苦しい試合展開でした。
…と、ここまで大まかに説明しましたが、
試合展開を見ていった方が分かりやすいので、試合展開説明を挟みます。

●1回表 常葉菊川の攻撃
中田投手はコントロールが定まらず、2番町田選手に四球を与えるなど不安定な立ち上がり。
強い打球が飛ぶも野手の正面で無失点。
●1回裏 大阪桐蔭の攻撃 ~走塁ミス無失点~
田中投手もこれまでとは違い、全体的にコントロールがもう少し。
生命線である外角の際どいコースをボールと言われ、2番丸山選手に四球を与える不安定な立ち上がり。
注目の4番中田選手との対決は全て内角、しかし外れて四球。
これまでは見られなかったワンバウンドで叩きつける投球が見られるも、
2塁ランナー自重も、1塁ランナーの中田選手が飛び出してしまい、一二塁間で挟殺タッチアウト。
大阪桐蔭の拙攻に田中投手は助けられます。
●2回表 常葉菊川の攻撃
先頭の5番中川選手が四球で出塁し、6番酒井選手が三遊間抜くヒットでノーアウト1・2塁。
ここで強行するもセカンドゴロ併殺。
これで落ち着いたのか8番石岡選手に対してはスライダーの制球が戻り、
外角低めスライダーで空振り三振。中田投手が立ち直りのきっかけを掴みます。
●2回裏 大阪桐蔭の攻撃
6番生島選手に体勢崩しながら一二塁間抜かれるヒットを許すも、
ストレートのコントロールが戻ってきた田中投手が後続を打ちとって無失点。
完全に立ち直ります。
●3回表 常葉菊川の攻撃
2番町田選手が一二塁間抜くヒットで出塁するも、センターへの打球が伸びず無得点。
●3回裏 大阪桐蔭の攻撃 ~スクイズ失敗~
先頭の9番奥村選手に内角ストレートを上手く叩かれて、
3塁線抜かれる2ベースヒットを許し、送りバントでランナー3塁へ。
ここで大阪桐蔭はスクイズを試みるも、
ストレートを打ち上げてしまってキャッチャーフライ、ランナー戻りきれずに併殺。
常葉菊川は大阪桐蔭のスクイズ失敗に助けられます。
●4回表 常葉菊川の攻撃 ~盗塁失敗~
先頭の4番相馬選手がショートゴロエラーで出塁し、
6番酒井選手の一二塁間抜くヒットで1アウト1・3塁として、
1塁ランナースタートの盗塁を仕掛けるも、岡田捕手が3塁ランナーを目で牽制した後に、
素早く2塁へ素晴らしいボールが送球されて悠々タッチアウト。
岡田捕手の守備が中田投手を助けます。
●4回裏 大阪桐蔭の攻撃
先頭の3番山口選手に四球を与えるも、
4番中田選手を内角ストレートで打ちとってファーストフライ。
さらに6番生島選手の一二塁間を抜くかという打球を
セカンド町田選手が飛びついて1塁送球アウトというナイスプレーが飛び出してチェンジ。
中田選手に対する強気な内角攻めが功を奏し、田中投手はこの回を無失点で凌ぎます。
●5回表 常葉菊川の攻撃
1番高野選手があわやホームランかというレフトへの打球が飛ぶもファール、
続いて打った打球もレフトへ良い当たりがが飛ぶも伸びなくレフトフライ。
結局、三者凡退。
中田投手は強い打球を放たれるも、球威が勝っているのか野手の頭を超えず。
●5回裏 大阪桐蔭の攻撃
8番西岡選手に粘られるもショートフライ。
9番奥村選手をショートゴロエラーで出すも、岡田選手のファーストファールフライを、
酒井選手がフェンス際でキャッチしてアウト! ナイスプレー。
田中投手は外角ストレートのボール球で誘うも、
キレがもう少しなのか、大阪桐蔭打線がよく見極めているのか、空振りを奪えず。
球数が多くなってきてはいるものの、随所で内角のストレートが生き、凡フライに打ち取る。
●6回表 常葉菊川の攻撃
2番からの好打順も三者凡退。
●6回裏 大阪桐蔭の攻撃 ~5番堀選手のタイムリーで先制~
先頭の2番丸山選手がヒットで出塁し、送りバントで2塁へ。
ここで4番中田選手に回るも、内角低めボール気味のストレートを強引に振ってセカンドフライ。
しかし5番堀選手が内角から真ん中に入るストレートを
完璧に捉えるライトへのタイムリーヒットが飛び出し、大阪桐蔭が待望の1点を先制します。
●7回表 常葉菊川の攻撃
センター・ライトにフライが飛ぶも伸びなく三者凡退。
●7回裏 大阪桐蔭の攻撃
1点を失って吹っ切れたのか、ここまで苦労していた変化球の制球が良くなり、
カーブ・スライダーで簡単に打者を追い込むナイスピッチング。
2者連続三振を奪うなど、完全に立ち直ります。
●8回表 常葉菊川の攻撃 ~2番町田選手のタイムリーで同点に~
1アウトから9番田中投手の打った打球は右中間を深々と破るスリーベースヒット!
1番高野選手にはスクイズの気配は全くなく強攻策、制球が定まらない中田投手は四球。
ここで2番町田選手が一二塁間を抜くタイムリーヒットを放ち、常葉菊川が同点に追いつきます。
さらに3番長谷川選手の所で、ダブルスチールの積極策に出るも、
これは強肩の岡田選手が3塁に送球して悠々タッチアウト。
長谷川選手の三遊間を抜くかという打球も、サード山口選手に抑えられて勝ち越しはならず。
●8回裏 大阪桐蔭の攻撃 ~4番中田選手の最終打席~
先頭の1番岡田選手を打ち取りながらも、ライト前に落ちるアンラッキーなヒットを許し、
2番丸山選手の送りバントで2塁へ。
3番山口選手はライトフライに倒れ、2アウト2塁のチャンスで4番中田選手に回ります。
1塁が空いた状態も、常葉菊川バッテリーは真っ向勝負を選択。
最初は内角を攻めたもののボールとなり、中田選手の立ち位置が下がったために外も利用。
最後は外角高めボール球のコースに甘い球が行ってしまい、
良い角度でレフトに打球が飛ぶも、伸びなくレフトフライ。
それまでの執拗な内角攻めが功を奏し、得意の外角のゾーンでもミスショットを誘いました。
●9回表 常葉菊川の攻撃 ~8番石岡選手の勝ち越しタイムリー2ベース~
5番中川選手がセカンドゴロエラーで出塁するも、当たっていた6番酒井選手は空振り三振。
2アウト1塁となるも、7番前田選手が甘く入ったストレートを捉えてレフト前ヒット、
さらに8番石岡選手が3塁線を痛烈に抜く打球がギリギリでフェアとなる
タイムリー2ベースとなり、常葉菊川がついに1点を勝ち越します!
●9回裏 大阪桐蔭の攻撃
5番堀選手からの打順も、ショートライナー・ショートゴロで2アウト。
最後は勝ち越し打を放った石岡選手へのキャッチャーファールフライでゲームセット。

勝敗を分けたのは、何といっても、田中投手と4番中田選手との対決でしょう。
大阪桐蔭が田中投手を打ち崩す可能性があったのは、初回だけでした。
持ち前のコントロールが定まっていない状態だった田中投手を結果的に助けたのが、
中田選手の走塁ミスです。
もしあそこで飛び出していなかったら、四球や連打で得点できていたかもしれません。
そのチャンスを走塁ミスで潰してしまったのは、大阪桐蔭にとって痛かったです。
その後の田中投手は変化球の制球力は7回以降まで戻りませんでしたが、
ストレートの制球力は2回以降に戻り、
内外角を攻める投球で強打の大阪桐蔭打線に自分たちの打撃をさせていませんでした。
2回以降は付け入る隙がなかったといっても過言ではありません。

そして中田選手の最終打席、8回裏2アウト2塁の場面ですよね。
最後に田中投手が投げた外角高めのストレートは、
中田選手にとって明らかなホームランボールでした。
ボールが投じられた瞬間は、「あ、しまった」と思うほどでしたから。
けれど音を聞いて安心、完全な打ち損じで、大きなレフトフライ止まり。
この打ち損じを誘ったのは、1~3打席目までの常葉菊川バッテリーの執拗な内角攻めでしょう。
2回戦では出井投手の内角ストレートをホームランにした中田選手でしたが、
田中投手の対角線上に投げ込まれる威力あるストレートは仕留められませんでした。
中田選手も内角を意識するあまりに、打ち返してやろうという気持ちが強すぎて、
ボール気味の球に手を出して内野フライ、それが3打席目までの形でした。
4打席目はレフトに大きなファールを打ちはしましたが、完全にファールになるコース、
内角攻めに対応するために体を開き気味にボールを迎えてしまい、
得意の高めの甘い球が来ても仕留め切れずにファール、最後はレフトフライという結果。
内角を意識するあまりに、体が開いてしまい、
得意の外角の球までも打てなかった、そういう打席内容でした。
巨人にFA移籍した清原選手がセの内角攻めに苦しみ、外まで打てなくなったのと同じ形です。
それだけ内角を意識付けることができた常葉菊川バッテリーの強気な攻めと、
そこにコントロールすることができた田中投手の制球力の勝利でしたね。

一方の中田「投手」は、正直苦しかったです。
むしろ、よく終盤まで常葉菊川の打線を抑えていたと思うぐらい。
ストレートは140前後、速くて145?(誤計測で150ありましたが明らかにミス)
ストレートの力はあるのですが、ストライクゾーン内でまとまっていただけで、
コースを攻めるようなコントロールはありませんでした。
スライダーも佐藤・熊代投手のものと比べると、一段落ちる感じで、
コーナーに決まらないと厳しいです。
結局、全般的にコントロールがアバウトなため、
常葉菊川の打者は低目を捨ててベルトより上の高さだけで狙いを絞ることができ、
アウトにはなっていたものの、初回から痛烈な打球を何度も飛ばしていました。
アウトになっていたのは、中田投手の球威が勝っていたことと、
高めだったことで打球が上がってしまっていたからなのでしょう。
中盤まではなんとか踏ん張れた中田投手も、疲れの見えてきた8回・9回は、
ストレートが甘く入ることが増え、長打や連打で逆転を許すことになったように思います。
よく粘りはしましたが、内容的にはこうなることを予感させるものでした。
佐藤・熊代投手といった速球派投手から、強打で点数を奪った常葉菊川打線にとって、
現時点の中田投手のストレートは通用しなかったということでしょう。
故障前の高校1年時のストレートが戻ってこなければ、中田投手は厳しいように思います。

ただ勝った常葉菊川は、決して強打のチームだとは思いません。
1・2回戦終わってのチーム打率を見て驚いたんですが、わずか.188(^^;
佐藤・熊代・中田投手と本格右腕を打ち崩してはきましたが、
大阪桐蔭打線のような破壊力があるわけでは決してありません。
何が良いかと言えば、攻撃においても、守りにおいても、狙いが徹底していることです。
常葉菊川打線の1巡目はホント脆いです。3試合ともいずれもチャンス作れず(苦笑)
けれど2巡目から各打者の狙い球が徹底されていて、
狙いに応じたバッティングを各打者ができています。
ランナーが出ても送りバントは用いず、とにかく強打、もしくは機動力。
いずれにしても思い切りのいいプレーで積極的に攻めて行きます。
今日の盗塁失敗の後でも監督が笑顔でいるなど、
積極的なプレーでの失敗は責めないという姿勢がチームを伸び伸びさせているように思います。
バッテリーにもその姿勢は見られ、コーナーを積極的に攻めていってます。
1回戦でリリーフした戸狩投手のピッチングにもそういったことが感じられ、
とにかくチーム全体が積極的で、狙いが徹底しているように思われます。
そこが常葉菊川の強さでしょうね。
もちろんそれを可能にするスイングの速さ、足の速さ、グラブさばき、
コーナーを突く制球力と、基礎的なプレーの高さもあります。
でもそれだけでは甲子園で勝てないわけで、
それを基礎にした上での積極プレーが常葉菊川の強さのように思えます。
このまま守りに入らず、積極的な姿勢を貫いていけば、頂点も見えてくるはず。
この調子で頑張ってもらいたいですね。

負けた大阪桐蔭は、現在の中田投手に頼ってしまうことになった投手力の弱さが課題です。
どの投手もそれなりの力は持ってますが、本当のコントロールがなく、安定感が乏しいです。
投手としての中田選手に頼らない投手陣作りが夏に向けての課題だと思います。
打線は全体的に振り回しすぎの感があります。
田中投手のようなコントロールのいい投手に対して、
綺麗なヒットを望んでいてはなかなか連打など出ません。
汚いヒットでもいいから出塁するんだという嫌らしさが欲しいですね。
私の印象としてはこんな感じでしょうか。
打者としての中田選手は今日の結果の通り。
パワーは素晴らしいですが、技術的にはまだまだといった所でしょう。
別に内角をホームランしなくてもいいと思うんですがねぇ… ポテンでええやんと。
その割り切りができるかどうかだと思います。


◆センバツ甲子園 準々決勝 第2試合 熊本工 5-3 室戸
室戸は最終回追い上げたものの…
それまでの失点が大きすぎたのか、あと一歩届きませんでした。
最後の打者はここまでチームを引っ張ってきた4番森澤投手、
空振り三振に倒れてしまいましたが、
優勝候補・報徳学園を倒すなど、爽やかな旋風を起こしてくれましたね。

残念だったのは3回裏の死球・四球の連続押し出し。
これがなければもっと良い試合になっていたんですが…
森澤投手はあの場面だけ守りに入ってしまったそうです。
これまでは強気な内角攻めをしてきた投手だっただけに、攻めきれなかったのが残念です。
それでもその後はややコントロールが甘かったものの、
立ち直って1失点に抑えましたから、よく頑張ったと思います。

それにしても熊本工は手強いですね。
6回の継投策は思い切った交代だなと思いましたが、結果的にこれが大正解。
室戸の反撃をかわし、チームを勝利に導きました。
左の隈部・今村投手といった安定感ある左腕2人がいて、
打線は1番藤村選手を始め、長打力はそれほどないものの、
積極的な走塁を生かした卒のない攻撃が身上、
常葉菊川と似たチームカラーのように思います。

似たようなチームとの対戦になると、甲子園での経験がある熊本工が有利か。
常葉菊川にとっては難しい相手となりそうですが、
大阪桐蔭を撃破した勢いのまま、積極的な野球を展開してもらいたいです。
熊本工は守備に不安があるようなので、チャンスは必ずあるはず。
準決勝も楽しみです。

最後に室戸の選手に関して、イイ話があったので紹介しておきます。
こちら
こういった形の「野球留学」もあるわけです。
野球を続けられる環境をもっと作っていってもらいたいですよね。

ベスト8出揃う

とか言いつつ、気分は西武・岸投手のストレートに燃え萌え。
ボールの威力は知ってましたが、あそこまで萌えるコントロールを持っているとは。
内角高めと外角低めストレートのコントロール、最高っす。
しかし相変わらずニュースでは… いや、まぁ、しゃーない(涙)
いつか多くの人が萌えることを祈りつつ、センバツに話を戻します。

◆センバツ甲子園 ベスト8が出揃う。
ベスト8は、帝京(東京)、常葉菊川(静岡)、大垣日大(岐阜)、大阪桐蔭(大阪)、
関西(岡山)、広陵(広島)、室戸(高知)、熊本工(熊本)、となりました。
珍しく東京を除く関東代表が全滅、
近年躍進していた東北・北海道地域も全滅という意外な結果となりました。
逆に近年は成績が悪かった中国・四国勢が3校と躍進、今年は頑張ってます。
愛知勢が0だった東海ブロックも2校が残り、岐阜・静岡地域の頑張りが感じられます。

昨日・今日の試合では、室戸が常葉菊川と同じく清峰高校のような存在になってきた印象です。
明日の第1試合で常葉菊川は大阪桐蔭とぶつかり、第2試合で室戸は熊本工にぶつかります。
いずれも新鋭VS強豪校という対戦カード、
新しい風がどれだけ吹くのかが楽しみです。

余談ですが、面白かったのが今日の第3試合の応援曲。
大垣日大はエヴァの『残酷な天使のテーゼ』、
思わず噴いたのが都城泉ヶ丘の『ファミスタの試合開始テーマ』。
正直言って、泉ヶ丘はアホだと思いました(爆)
いや~、試合中のチャンチャチャチャチャンチャ~のは分かるんですけど、
試合開始のアレですよ? タタタタタタン、タタタタタタン、タタタタタタタタタ~のメロディ。
そんなに何度もプレイボールかけるなよと思わされるわけでして(苦笑)
しかし、どちらも生徒は原曲を知らないんでしょうね。先生は知ってるかもしれませんが。
エヴァももう12年以上前ですか。早いもんですなぁ。
ファミスタのは熱スタに入っていたけど、パワプロ主流の今の時代では知らないでしょう。
なんとなく時代を感じてしまいます(^^;

それを言うなら『タッチ』の主題歌等もそうなんですがね。
上杉達也選手がいると話題になった北陽は負けちゃいました。
夏は大阪桐蔭を始め、強豪がひしめきますが、甲子園に帰ってこれるよう頑張って欲しいです。

2007年03月28日

センバツ甲子園

今日の大垣日大と北大津の試合で、センバツ出場チーム全てが試合を行ったことになります。
第2試合からは2回戦、大阪桐蔭と常葉菊川がベスト8進出となりました。

1回戦を見た限りでは、抜きん出たチームはいないように思えました。
優勝候補と言われるチームが軒並み敗れていったのがその混戦に拍車をかけています。
仙台育英、報徳学園、成田、高知… 好投手を擁するチームが次々に破れていきました。
残るのは、大阪桐蔭と帝京の2強。
その後に各地区予選1位だった千葉経大付、常葉菊川、広陵、熊本工と続く感じでしょうか。
とはいえ、2強以外と他のチームの差はあってないのと同じようなものですからなぁ…
どこが優勝するのかはサッパリ分からない状態です。

贔屓目で見ているせいかもしれませんが、面白いのが静岡県の常葉菊川。
仙台育英・佐藤投手に続き、今治西・熊代投手を撃破。
打の方では詰まりながらもセンター前に運ばれましたが、その後抑えてますし、
今日の試合でもドラフト候補を飲み込んだと言ってもいいのではないでしょうか(^^;
どことなくチームの雰囲気が昨年準優勝の清峰に似通ってきています。
むしろ一昨年夏の清峰ですかね。コントロールの安定した左腕投手がいる強みがあります。
強豪校を破ってきている(全国的には)無名校の常葉菊川、
次の大阪桐蔭を破れば、新しい旋風を巻き起こしたと言えるのではないでしょうか。
今の状況で大阪桐蔭を破る可能性を秘めているのは、常葉菊川であるように思えます。

あとは市川に帝京を下してもらえれば…
ドラフト有力候補は軒並み撃破、野望達成です(爆)
波乱の多い今年のセンバツ甲子園、この先の展開が楽しみですね。


◆センバツ甲子園 6日目
昨日の試合は体調不良で観戦することができず。
21世紀枠の都城泉ヶ丘が見事勝利を収めたようで。
やはりセンバツは投手が安定しているチームが強いですね。
2回戦でもハツラツとしたプレーを見せてもらいたいです。

今日の第1試合は大垣日大が7-4で北大津に勝利。
北大津は中盤に追い上げましたが、序盤の失点が大きすぎましたね。
初回は四球・エラーでノーヒットで1点を献上、
2回も四死球連発で3失点、序盤でリズムが乱れてしまいました。
こういう自滅的な試合展開は寂しいですよね。負けた方も悔しいでしょうし。
常に1万人以上の観客がいる甲子園という大観衆の中で、
高校生に平常心でプレーしろというのは酷なことでしょうが、
この大事な機会に感謝してプレーしてもらいたいです。

第2試合で一番目に付いたのは審判のミスジャッジ…
2回裏のスリーバントスクイズは明らかなスイングにも関わらず、ノースイング。
3回表の死球も明らかにグリップエンドに当たっているのにも関わらず、死球。
高校生が真剣に戦っているのですから、しっかりとしたジャッジをしてもらいたいです。
2回裏は直後に石田投手が三振に取りましたが、
3回表の方は判定一つで試合展開そのものが変わってしまいました。
ミスジャッジ死球・四球でランナーを溜めてしまい、中田選手にレフトスタンドへの3ラン。
ここからリズムが完全に乱れて、四球・エラーなど拙いプレーが連続して計6失点。
審判が試合をぶち壊したといっても過言ではないでしょう。
今大会は全体的に死球の判定が甘すぎるように思います。
避けてないケースやグリップエンドに当たったと分かるケースが他にもありました。
ストライクゾーンも時折狭くなりますし… もう少ししっかりと見てもらいたいですよ。
高校生は全体的に広くていいと思うんですがねぇ… 今年はイジワルな感じ。

中田選手の2打席連続ホームランは見事でした。
一本目は内角低めシュート回転ストレートを掬い上げて、ギリギリレフトスタンドに入るホームラン。
二本目は外から真ん中に入るシュート回転ストレートを完全に捉えてレフトスタンドへのホームラン。
一本目のホームランで、単純に内角を攻めれば打ち取れるわけではないということが分かったでしょう。
とはいえ、内角を攻略したとまでは思えませんが…
金属でなければ入りませんでしたし、球速が130後半では入ってなかったと思います。
そもそも内角が来ると思っての打撃でしたから、体の開きも早かったですしね。
ただ今日の一発は勉強になったでしょうから、それを参考に内角球攻略に取り組んで欲しいです。
まぁ、しかし、パワーは凄いですねぇ…
技術的にはまだまだ粗っぽいですが、あのパワーはやっぱり魅力的です。

第3試合は常葉菊川が10-0で今治西に勝利。
この試合はバッテリーの投球の組み立ての差が出たかなという感じですね。
4回までの今治西・熊代投手の投球を見ても分かるように、
状態自体はそんなに悪くなかったように思います。
ただ常葉菊川打線が仙台育英・佐藤投手のスライダーに苦しんでいたことで、
外角のスライダーを上手く利用して、狙い通り三振を取っていたんですが、
それが結果的に外角オンリーの単調な投球に繋がり痛打されることに。
4回の石岡選手の先制タイムリー2ベースなんて完全な狙い撃ちでしたよね。
その後も常葉菊川の打者は外角に踏み込んで打っているのにも関わらず、
内角を狙っての死球があってか、変わらずの外角中心の投球、
力んで高めに甘く入った所を捉えられ、6失点となってしまいました。

一方の常葉菊川バッテリーは、1回戦の右打者内角ストレートで打ち取っていたのを逆手に取り、
外角のストレートの出し入れで勝負、
序盤からストレート中心に三振を積み上げ、2回り目からカーブ、
ピンチと4回り目まではスライダーを使う必要がありませんでした。
相手の狙い球を外す絶妙な組み立てをしていましたし、
今治西の打者を完全に手玉に取っていたように思います。
バッテリーの配球の妙が勝敗を大きく分けましたね。

次の試合は大阪桐蔭と常葉菊川が激突です。
さぁ、来ました、来ました! 3人目のドラフト有力候補を食っちゃいましょう(爆)
まぁ、それは試合が終わってみないことには分からないことですが、
この対戦カードはなかなかの注目カードです。
1つは常葉菊川バッテリーと中田選手を擁する大阪桐蔭打線の対決です。
大阪桐蔭は4番中田選手の前後の3・5番打者が左打者、
やはり4番中田選手との対決に注目が集まります。
コントロール抜群の田中投手が両サイドの揺さぶりで中田選手を打ち取れるか、
それとも中田選手が内角のストレートを見事にホームランにするのか、
中田選手の打撃における技術が問われる試合となりそうです。
2つ目は常葉菊川打線と投手・中田との対決。
今日の試合を見る限りでは、中田投手の投球術以外に常葉菊川打線は封じられないでしょう。
1回戦のような楽をしたピッチングだけで抑えられるとは思いませんから、
中田“投手”の評価も問われる試合となりそうです。
次の常葉菊川と大阪桐蔭の試合は大注目です。

2007年03月26日

うー

体調悪いです。
昨日からどうも気分が優れなく… そんなわけで不調モードなり…


◆センバツ甲子園 4日目
今日は調子が悪く、ほとんど試合を見ず。簡単な感想のみで。

第1試合は市川が4-2で聖光学院に勝利。
市川のエース河津投手のピッチングが光りましたね。
130中盤のストレートに左投手特有の大きなカーブ、
日ハムから阪神へ移籍した正田投手の高校時代を彷彿させる投手です。
コントロールが安定してくると面白いかも。
市川は打線の振りも鋭く、次の帝京との戦いに注目が集まります。

第2試合は広陵が延長12回2-1で成田に勝利。
まぁ、しかし… 両チームとも拙攻の連続でしたよね。
どちらが負けてもおかしくないという試合展開でした。
互いに譲り合った結果、ボテボテの内安打で決着という凄まじくイジワルな終焉…
きっちりとした野球をやりなさいと神がお怒りになった…そんな試合でした。
それにしても成田の唐川投手は悪かったですねぇ。
8回以降はマシになりましたが、
前半はストレートがシュート回転して高めに抜ける球ばかり。
あれ? こんな投手だったっけと思ってしまうほど別人のように思えました。
でも例え本調子であったとしても、あのクイックでは…
昨年のセンバツで活躍した西田選手がキャッチャーに入ったとはいえ、
あのクイックでは走られまくりですよ、現に3塁へのダブルスチールをやられましたし。
仙台育英の佐藤投手同様に、クイックが一つの課題のように思えます。
これがクリアできないと、上のレベルでは難しい。夏までの課題として欲しいです。
打者で目に付いたのは広陵の3番サード土生選手。雰囲気が阪神・金本選手に似ている感じ。
走攻守三拍子揃った選手で、将来性豊かな選手だと感じました。

第3試合は北陽が1-0で鹿児島商に勝利。
この試合は見れなかったんですが、守備の好プレーが多かったようですね。
送りバントの打球が転がっての併殺って久々に見た気がします。
普通は1塁セーフになるものなんですけど…
それだけ捕球から送球までがスムーズだったということなんでしょうね。
うー、見たかったなぁ…

そうそう、第2試合に関して面白い記事がありました。
こちら
「ペテン師」って、凄いあだ名ですね(^^;
あのボテボテの内安打にさえ、伏線(?)のようなものがあるとは。
面白いものですね。


◆プロ野球 西武不正スカウト問題 夕刊フジの記事
普段はまたバカ言ってる程度なんですけど…
この記事の内容はちょっと酷いのではないかと。
「サクラ」だとか、「事の重大さを理解してない」だとか…
そう受け止められることがあるかもしれませんが、それは甚だ心外なことです。

この「太田コール」の背景となっている西武ファンの声は主に2つ。
1つは不正スカウト問題がどうして発覚したのかという発端にまつわるものです。
それは太田球団社長の元、不正のない球団を目指す過程で生じたことをファンは理解しているからです。
不正スカウトのような話は本来的にバレません。そこに誰も損する人間が発生しない以上は。
なぜバレたのか、損する人間が現れたからです。
太田球団社長の就任で不正の除去が行われ、その結果として2選手の獲得が見送られ、
さらにそれに最も携わった古参のスカウトも解雇、
球団をクリーンにする過程で出てきた事件という見解です。
つまり太田球団社長でなければ、この問題は明らかにされなかったでしょうし、
また、この問題追求がなされるには太田球団社長の力がいるという考えなわけです。
世間では隠蔽工作をしたとか言われていますが、それをそのまま取るファンは少ないでしょう。
マスコミの偏向報道には気付いているはずです。
それが2つ目の理由、マスコミの西武に対する集中砲火です。
事実だけによるものならば、真摯に受け止めるしかありませんが、
その中にいわれのないものや事実誤認を与えるものが含まれていれば、憤りを覚えることでしょう。
球団スカウト部門に対してだけではなく、選手やファンそのものにも向けられている敵視が、
逆に一体感を生んでいるように感じられるわけです。
「太田コール」が起こった理由は、そういった事情があってのものです。

事の重大さを知っているのは第一に西武ファンであり、
それを乗り越えようとしているからこその今回の行動です。
上の掲示板荒らしのような夕刊記事を信じるような人はいないと思いますが、
勘違いされるとアレなので、一応フォローを入れさせていただきます。

2007年03月25日

地震

北陸地方で震度6強の地震があったようで…
太平洋側のこちらでも揺れを感じましたから、かなり強い地震だったんでしょうね。
富山の方に親戚がいますが、特に問題はなかったようです。
それでも地震に慣れていない地域の人達ですから、困惑したでしょうなぁ…
昨年12月に富山でしか生活していない親戚に、
自分を始め富山以外に住んでいる親戚が地震の驚きを語っていた光景が思い出されます。
阪神大震災でもそうでしたが、一番怖いのは「油断」、
自分達は安全だという思い込みを強く持ちすぎないようにしたいです。
東海地震が来る来ると言われて久しく経ちますが…心構えだけは忘れないでおきたいものです。
まだ余震の影響があると思いますが、早く沈静化することを望みたいです。

それにしても最近は甲子園大会の度に緊急ニュース速報が流れてるイメージがあるんですが…
雷による停電だとか、津波だとか…
もっとも、テレビ・ラジオといったメディアを定期的にチェックすることで、
そういったニュースを目にする機会が多いだけなのかもしれませんけどね。
いずれにせよ、近年は災害情報を多く聞くようになったのは確か。
こういう言い方は不謹慎かもしれませんが、地球さんも色々と大変なんでしょうね(^^;


◆プロ野球 開幕2戦目
今日は楽天・ソフトバンクがそれぞれ勝利。
そしてロッテと日ハムはまたしても引き分け、今日は延長12回0-0。
これでパリーグは1勝1敗が4チーム、2引き分けが2チームという均衡状態に。
まだ始まったばかりとはいえ、なかなかに熱いペナントレースを期待させる開幕となりました。
それにしても開幕カードが2引き分けで終わるとは珍しいですね。
2試合連続の引き分けというのも記憶にないです。
それが引き分けのないベースボールの国から来た外国人監督のチームというのも面白い(^^;

そうそう、野球日記の方にも書きましたが、
日刊スポーツのスコア速報が面白いです。
ファミコン世代にはお馴染みのファミスタ式画面(笑)
タイムラグはあるものの、実際にボールを投げて打ちますから、
実際に試合を見ているような感覚に襲われます。
ネックなのはゲーム同様の驚異的な守備の動きで、
打球がどこに飛んだのか分かり辛いことですかね(^^;
ファミスタ世代の人は一度プロ野球の試合がやっている時間に覗いてみてください。


◆センバツ甲子園 3日目
今日は第2試合を中心に観戦。それにしても良い試合でしたなぁ。
室戸は派手なチームではなかったものの、基礎的なプレーがしっかりしていました。
一部の身体能力が優れた選手のみが持てる強い肩ではなく、
打球に対する一歩目の判断、常に打球の正面に回りこむ姿勢、
柔らかいグラブ捌きと失敗を恐れない心、
どのプレーにも基本練習の積み重ねが感じられました。
高校野球が目指すチーム作りとは、室戸のようなチームなんでしょうね。
両投手の強気なピッチングといい、第2試合はとても爽やかで熱い試合でした。

そんなこんなで今日の簡単な試合感想です。第2試合中心。

第1試合は千葉経大付が5-4で岐阜中京に勝利。
両チームとも投打のバランスが取れたチームの対決でしたが、
最後は主軸の3番丸投手・4番大島選手の活躍で千葉経大付が勝ったという感じです。
しかし4番大島選手は大当たりでしたね、4打数4安打1ホームラン3打点。
ホームランは左打者がレフト方向へ打つという打撃、
普通のレフトフライだと思ったんですが、思いの外伸びましたなぁ。
2回戦以降の打撃にも注目です。

第2試合は室戸が2-1で報徳に勝利。
いやー、素晴らしい試合でしたな。野球を志す人々、全てに捧げたい試合です。
室戸の森沢投手も、報徳の近田投手も、直球中心で内角を攻める攻める。
変化球全盛の時代に内角のストレートで押しまくるピッチングは気持ちよかったです。
1回裏に4番小杉選手に投じた森沢選手の内角ストレート(ピッチャーゴロ併殺に)、
7回表に4番森沢投手に投じた近田選手の141キロ内角ストレート(空振り三振)、
どちらも凄く印象に残る気持ち良いボールでした。
特に近田投手は2失点した直後の対戦で、内角ストレートで空振りを奪った後、
キャッチャーのサインに首を振って、2球続けての内角ストレートで空振り三振、
あのシーンは痺れましたね。しかもその日最速の141キロ、天晴れです。

両投手以外にも光っていたのが室戸の守備です。
7回裏・代打・井上選手の痛烈なライナー性の打球をショート・柳弘選手のダイビング好捕、
9回裏・7番前田選手のライトフェンス際の打球を中山選手が背走キャッチしたプレーは、
誰もが賞賛を送るビッグプレーでした。
どちらも打った瞬間、抜けていたと思うヒット性の打球、
これがヒットになっていたら、室戸の勝利はなかったでしょう。
他にも6回裏の三塁線の打球をサード小松選手が無難に処理するなど、
派手さはないものの、基礎的なプレーがしっかりできていました。
それは攻撃でも同じで、確実な送りバントといい、
狙い球を絞って上からボールを叩くバッティングといい、見事でした。
優勝候補の一角・報徳学園に勝ったのは偶然ではありませんね。
室戸は基礎が徹底された素晴らしいチームです。

目に付いた選手は室戸・森沢投手と報徳・近田投手の2人。
森沢投手は130中盤をマークする本格派右腕。
内角をストレート・スライダーで大胆に攻める投球が持ち味。
なんとなく西武・石井貴投手を彷彿させる投球スタイル(^^;
力みすぎて高めに抜ける場面が多かったですが、その球にも力があり、
報徳学園の打者から空振りを奪うことができていました。
気持ちが前面に出たピッチングをする良い投手ですね。

注目の2年生左腕・近田投手は素晴らしい投球フォームから、
常時130後半のストレートを両サイドに投げ分けられる好投手。
コントロールが安定してますし、噂に違わない良いピッチャーですね。
キレよりも球威で押すタイプといった印象です。
あとは変化球次第でしょうか。何か一つ萌える変化球が欲しい(^^;
スライダーなり、カーブなりを磨くことが今後の課題になりそうです。
それでも強気にストレートで内角を攻める姿勢は頼もしい。
変化球でかわさずに強気で攻めるその心意気を評価したいものです。

第3試合は宇部商が4-3で日大藤沢に勝利。
最後は7番林選手のレフトポールの金網に当たるサヨナラホームラン、
劇的な形の勝利に「ミラクル宇部商」という言葉が呼び起こされました。
打った瞬間はファールかなぁという打球、
それが切れずにレフトポール右側の金網に直撃、まさかまさかです。
公式戦ここまでホームランなしで、守備と小技を買われた選手だそうで、
監督も本人も驚きの一打だったそうな。
それが広い甲子園で出るわけですから… 野球は分からないものです。
こういう真剣勝負の中で生まれるドラマチックな展開が高校野球の魅力ですよね。

第4試合は帝京が9-1で小城に勝利。
太田阿斗里投手が史上2位タイとなる1試合20奪三振をマークしたそうで。
アトリ投手のピッチングは序盤と最後だけ見ましたが、
柳ヶ浦・山口投手(現:横浜ベイ)のような豪快な投球フォームから、
140キロ以上の伸びのあるストレートを投げていたのが印象的でした。
三振の数自体はそれほど参考になるとは思いませんが、
あの荒々しいストレートは魅力的ですよね。
コントロールなど技術的な課題は数多くあるでしょうが、
何よりもあの投げっぷりの良さを評価したいです。

実に。

1週間ぶりでございます。
この次も何も無ければ1週間空きます。意味の無い予告。

風邪を治しつつ」シフトをこなしたわけですが、日~火あたりは地獄でした。
なんか、5年分くらい咳をした気がする…
あと、直った今になって気がついたのですが、平熱が結構高いかも。
そうじゃなかったら、体温計がポンコツってことで。

■■■どうでもいいことに。
6行も使ってしまいましたが。
彼岸あたりから暖かくなり、俚諺の正しさを実感しております。

で、アリスが名残惜しいけどTOP更新。

もこー。

大丈夫。また多少寒くなっても、妹紅がすぐに暖めてくれるさ。
ってけーねが言ってた。
まぁそんなノリ。
雰囲気つかむためだけに描いたので、割といい加減(ぇ
TOPは顔が大きいほうが喜ばれるのかな?
個人的には雰囲気重視でやってますが。

あと、サイクル落として、質上げようかなーとか考えてみたり。
ペン入れするとかその程度の質。

描いてないキャラも、たくさん描きたいキャラもまだまだ居るのですが…
前述のとおり、次の休みは1週間後です。やること溜まり過ぎ。死ねる。

近況はこの辺で中略。

■■■センバツ。
かめさんも書いておられますが、開幕いたしました。
ぶっちゃけ、こっちで放送してくれないプロ野球の開幕戦よりはテンション高め。
当分は(というか、閉幕まで)、仕事前の癒しと化すでしょう。

あと、同じスポーツですが、大相撲も今日の結びで気合入りまくり。
これが日本人同士の対決で見る日がいつか来るのだろうか…とか心の片隅で思いつつ…

■■■ほかニュースネタメモ。
不二家販売再開。
タミフルの未成年への投与を制限。この2つはようやくという気がしますねー。

で。今度は原発かー。そのうちこっちの原発も隠蔽が出てくるんじゃなかろうか。
や、まぁすでに昨年色々と問題起こしてるから、いまさら出てこないことを祈りたい。

統一地方選。地元の知事選は盛り上がりに欠けててしょんぼり。


あとは良く覚えてないので略。

2007年03月24日

プロ野球公式戦開幕

ついにプロ野球・パリーグの公式戦が開幕しました。
開幕戦は、5-2で西武が勝利、オリックスが8-5で勝利、
ロッテと日ハムの試合は4-4の雨天コールドで引き分け、という結果でした。
西武はオープン戦の勢いのまま、
リーファー・GG佐藤選手といった下位打線の打者が活躍して得点を奪い、
守りの面ではルーキー岩崎投手が好リリーフを見せ、07年型西武をファンにアピールしました。
負けた楽天も岩隈投手に力強いボールが戻りましたし、
エース復帰をアピールできたのは収穫でしょう。

オリックスはコリンズ新監督が初勝利。
坂口・大引選手といった若手をスタメン抜擢して活躍、
日本復帰のローズ選手もホームランを放つなどブランクを感じさせない活躍ぶり、
オープン戦で不安視された得点力不足を吹き飛ばす試合でした。
負けた優勝候補のソフトバンクも、移籍の多村選手が2本塁打を放ち、
昨年のような長打力不足・得点力不足を快勝するなど、収穫のある敗戦でした。

日ハムは小笠原・新庄選手といった主軸が抜けたものの、
7回で9安打を放つなど得点力不足を感じさせませんでしたし、
ロッテもズレータ選手の満塁ホームランで追いつくなど長打力不足を解消してきています。

今年のパリーグは予想以上に接戦になりそうだなと感じさせる開幕戦でした。
楽天もフェルナンデス選手が戻ってくれば、打線の繋がりが出てくるでしょうし、
各チームの実力差は例年以上に縮まってきているように思えます。
若い選手も出てきていますし、今年のパリーグは楽しみが多そうです。


◆センバツ甲子園 2日目
今日は雨の影響で2試合のみ。
常葉菊川の次の対戦相手である第1試合を中心に、両試合を大体でチェックした程度です。

第1試合は今治西が3-2で都留に逆転勝利。
都留がこのまま行くかな~と思ったんですが、最後に変化球が甘くなって痛打される結果に。
両チームともに似たような印象を受けるチームでしたから、
どちらが勝っていてもおかしくない試合ではありましたよね。
ツメの甘さ、最後の粘り強さは経験なのでしょうか。最後にその差が出た印象です。
今治西・熊代投手も都留・小林投手いずれも右のスライダー投手。
ストレートは130後半で仙台育英・佐藤投手を一回り小さくしたような感じ。
佐藤投手を打ったとはいえ、スライダーで多くの三振を喫してますから、
常葉菊川打線は簡単に攻略とはいかないでしょう。
そうなると初戦同様に投手戦、今治西の打線は1・3・5番と中軸が左打者。
問題は4番の熊代投手をどう打ち取るかでしょうね。かなり打撃センス良さそうですから…
甘い球は禁物、インコースを攻めきれるかが勝負の鍵となりそうです。

第2試合は熊本工が6-4で県和歌山商に勝利。
前半から中盤にかけては同点・逆転の連続のシーソーゲーム。
プロ野球の試合が1時から始まったので後半は見ていないんですが、そのまま熊本工が勝利したようで。
目立ったのは負けた県和歌山商の4番福田選手。あのパワーは凄かったですね。
あわやホームランかという飛距離十分のレフトポール際へのファール、
そしてセンターフェンス直撃のタイムリー2ベース、実に力強い打球でした。
ショートの辻本選手のナイスプレーも目立ちましたし、
負けたとはいえ、県和歌山商は面白いチームだなと思いました。


◆ゲームの話 『借金姉妹』体験版
Selenの『借金姉妹』体験版をプレイしました。
率直に面白かったです。プロローグ部分がいい感じ。
純愛スキーな自分にしても納得のプロローグ、調教への繋がりに違和感がありませんでした。
むしろ香純をガンガン調教しちゃえと(爆)
愛に飢えている主人公が与えることによって克服しようとしている所を一方的に拒絶、
妹からの金銭的助けをも否定し、
一人で悲劇のヒロインぶる香純には苛立ちさえ覚えます。
まぁ、そんな姿が虐めてちゃん・マゾというイメージを彷彿とさせるのでしょうね。
そういった作りが非常に上手かったと思います。

購入するかどうかは香帆の扱い次第でしょうか。
体験版のHぃシーンは全て香純のシーンのみ。香帆のシーンは全くなし。
香純と同じように本番なしで調教を進めていく流れになるのでしょうが…
プロローグで一度イイ雰囲気になりかけていただけに、ちょっぴりラブラブなのも期待したり。
まぁ、「裏切り者」「許さない」と言われるのもいいんですけどね(爆)
最後は結ばれることを期待。つーか、香帆、可愛すぎ。

2007年03月23日

センバツ甲子園開幕

…とはいえ、例年よりも力が入らないのは、
今年のドラフトに西武が参加できないからか、
それとも裏金騒動でのアマチュア側の本音と建前を見ているからなのか。
今日の試合でじっくり見たのは第3試合ぐらい。
ついでに第2試合をちょちょいといった感じです。
静岡県代表の常葉菊川がドラフト有力候補を擁するチームを次々と打ち破り、
頂点に立ってくれるのが唯一の夢です。たぶん叶いませんが(笑)
それまでは応援を兼ねて見るつもり。

でもこれだけ肩入れしたのも久々かもしれません。
これまでは中立で試合を見ようという気持ちが強かったですからなぁ…
そういう意味では応援を楽しめてますね。


◆センバツ甲子園 1日目
開会式・第一試合は詳しく知らず。
つーか、不正スカウト問題はもうほっといてくれと(苦笑)
お前らだって野球留学の放置など付け入られる隙があったじゃないかとかは、
ライオンズファンとして間違っても思ってはいけないことです(^^;
しかし全員「平成生まれ」ですか。こう言うと妙にオッサンくさい感じがしてしまう(爆)

第一試合はラジオで少し聴いただけ。
佐野日大が7-0で大牟田に勝利した模様です。
私がラジオを聴いていた時は2-0ぐらいのロースコアでしたが…
予想以上に大差が付いたんですね、結果を見て驚きました。

第二試合は大阪桐蔭が7-0で日本文理に勝利。
なんつーか…テンポの悪い試合でしたなぁ…
大阪桐蔭先発の中田投手も四死球7個と荒れてましたし、
日本文理の栗山投手もコントロールが定まらず、ワイルドピッチで失点、
ちょっと締まりのない試合でした。
中田投手は故障上がりのおっかなびっくり投球で参考になりませんでした。
投手・中田は夏までお預けですかね。それでも悪いなりにまとめられるのは見事ですが。
栗山投手はストライク・ボールがはっきりしてるのが何とも。フォーム乱れ過ぎぃ。
印象的だったのは大阪桐蔭の内野守備。堅いですね。
捕ってからも速いし、少し体勢が崩れても何のその。
昨夏からのレギュラー陣が多いですし、ここらは他のチームと一枚も二枚も違うように感じました。
注目の打線は次の試合以降に。

第三試合は常葉菊川が2-1で仙台育英に勝利。
試合終了の瞬間、「勝ったぞぉぉぉーーーー!」と叫びました(笑)
まずドラフト候補150キロ(今日計測)右腕の佐藤投手に勝利。
いやー、最高最高。これで3回戦での佐藤VS中田の対戦カードを不可能になりましたから。
この調子でドラフト候補を打ち破っていくことを願います(^^;
まぁ、冗談はこれぐらいにしておいて、よく勝てましたよ、ホント。
4回までの佐藤投手はコントロールが荒れ気味で付け入る隙はあったんですが、
5回からはコントロールが安定して得点するのが難しくなってましたからね。
140キロ台のストレートがコーナーに来るし、
外角低め一杯にキレのいいスライダーは決まるし、と後半はお手上げモード。
セットからのモーションが大きいので、ランナーが出れば走れるんですけど、出ないし(苦笑)
4回表、死球・四球・5番中川選手の二遊間抜くヒットなどで1アウト満塁となった場面で、
7番前田選手が粘った末のフルカウントからの外角低めスライダーをよく拾いました。
あの一打がホント大きかったです。技ありの一打でしたね。

そんなこんなで後半は追加点を取れる気配がなかっただけに、
終盤の7回以降はヒヤヒヤの連続でした。
先発の田中投手は角度ある130前半から中盤のストレートをコーナーに決め、
落差のある縦カーブ、斜めに落ちるスライダーと、前半は仙台育英打線を手玉に取ってましたが、
2回り目からファールで粘られることが多くなり、7回辺りには疲れが見えましたから。
仙台育英打線が打ち気に焦って、高めのストレートを簡単に打ち上げてくれて助かりました。
それにしても9回裏はよく抑えましたね。
先頭の4番高橋選手に2ベースヒットを許した時には同点を覚悟しました。
そこから2番手の2年生左腕・戸狩投手に思い切って代え、
5番加藤大輔選手にヒットを許してノーアウト1・3塁となるも、
サードファールフライ・空振り三振・ショートゴロで無失点で凌ぎ、試合終了。
2番手の戸狩投手も頑張ったのは勿論ですが、ここでも仙台育英に助けられましたよ。
もしノーアウト1・3塁でなく、1アウト3塁とかだったら、
スクイズをするなりして同点に追いつかれていたでしょうね。
ランナーが2人出て、一気にサヨナラという雰囲気になったからこそ、
スクイズを警戒する必要性が減りましたし、
同点になっても構わないという形で思い切って投げることができ、無失点で凌げました。
つくづく野球はメンタルなスポーツだと感じました。
仙台育英の敗因は一気に逆転できると思ったことにあったのでしょう。
まず同点という気持ちがあれば、7回以降のチャンスで得点できたはず。
そこが強いチームが必ずしも勝つわけではないという高校野球の面白さです。

それにつけても、常葉菊川のバッテリーの攻めは面白いです。
田中投手は縦のカーブが持ち味ではあるものの、投球の基本線は角度のあるストレート。
カーブを意識させながら、内外角に投げ分けて打者を打ち取る姿は爽快でした。
疲れが見えた中盤からはスライダーも混ぜて誤魔化してましたしね。
抜群のコントロールを持つ田中投手と、
変化球を意識させながら配球する石岡捕手とのバッテリーはあっぱれの一言です。
2番手の2年生左腕・戸狩投手はスライダーを軸とした変化球投手で、
こちらもコントロールが安定していますから、2回戦以降も楽しみです。
しかし左投手の縦カーブというのは…やっぱり萌えますね(笑)

注目の仙台育英・佐藤投手はセットからの投球が課題でしょう。
あれではランナーに走られ放題に。
ランナーを気にしすぎて制球を乱すこともありましたし、
クイックとセットの投球を課題として夏を目指してもらいたいです。


◆ゲームの話 『遊撃警艦パドベセル』体験版
そんなわけで体験版をプレイしました。
…相変わらず、どんな路線を歩もうとしているのか分からない内容で(笑)
もっとコメディ調なのかと思いきや、思ったよりも真面目でした。
主人公が真面目だから、そう感じてるだけなのかもしれませんけど。
本庁に主砲をぶっ放すのをギャグと言わずして何と言うかという感じですな(^^;
個人的にはもう少しコメディ調が強くても良いかなと。
ヒカリとロール以外はわりと常識人っぽいですし。暴走分が足りてない印象。
いや、多少真面目な要素も入れるなら、これはこれでいいんですが。
どんなストーリー展開になるのか読めない辺りが一番の悩みどころです。

体験版をプレイしていて良かった点は、CGアニメの動きでしょうか。
昔に比べると、かなり良くなっている感じがします。動きも速い、スムーズ!
残念なのは、おやっさんに声がないこと。何故だ、何故なんだ!
普通の男キャラ(主人公の友人)とかは声イラネとか思いますが、
こういった濃いオヤジキャラには声が必須だろうと(爆)
今からでも声を入れて欲しいィ…
もし声が入らないようなら、脳内若本規夫ボイスを吹き込まなくては(笑)

2007年03月22日

延期

戯画の『XrossScramble』が4月27日に発売延期だそうで。
ちょっぴりやられたという気分(^^;
美少女ゲームは発売延期がつきものですから、
やっぱり長期的に購入計画を立てておかないとダメですね~(苦笑)
しかし1ヶ月も延期するとは思いませんでした。
せめてもう少し早く発表してくださいよ~

そんなわけで気分がちょっぴりブルーな今日この頃です。


◆プロ野球 ドラフト改革 希望枠は来年から廃止?
FA短縮を巡り、話が紛糾したらしく、
希望枠は来年から廃止という所までしかまとまらなかったようです。
巨人はFA短縮7年まで譲歩するも、他球団が譲らなかったとのことです。

巨人の選手の選択の自由を認めなければ、メジャー流出が加速するという言い分は、
全くもって理解できませんが(将来のポスティング移籍を約束するケース等)、
選手に球団選択権を全く与えないというのも、考えものと言えば考えものです。
FA制度によって移籍の自由が担保されているとはいえ、現制度は利用し難いですからねぇ…
取得年数だけでなく、球団に対する補償面も含めて、抜本的に考える必要はあると思います。
ただ希望枠が有力新人獲得の条件闘争となり、
それを避けようと高校・中学と早い段階での囲い込みに繋がり、
今回の不正スカウトが発覚したことを考えれば、
やはり希望枠は今年中に廃止せざるを得ないと考えます。
選手会も納得しているわけですし、希望枠廃止を優先してもいいのではないでしょうか。

とはいえ、選手会も以前から主張しているFA短縮を諦めたとは考えられず、
むしろ今回の希望枠廃止に協力したことを盾に、FA短縮を求めてくるはず。
いずれにせよ、巨人の言うようにFA短縮は考えなければならなくなるでしょう。
FA9年の現状維持でなければダメなのか、FA8年ならば賛成できるのか、
それとも巨人のようにできるだけFA取得年数を短縮したいのか、
議論が紛糾したということは、各球団の意見がバラバラなんでしょうね。
例え希望枠が廃止となったとしても、まだまだ揉めそうな事案です。

広島はFA9年現状維持で、ドラフトで球団選択の自由を認めようという考えなのでしょう。
そう考えると、反対している球団が一概と悪いとは言えないように思います。
むしろ、希望枠廃止のくじ引きドラフトで事が全て収まると考えている方が、
能天気であるようにも思えます。
いずれにしても、一概には言えませんわな…
巨人以外の球団もそれぞれのエゴがあるでしょうから。

希望枠廃止となってもFA短縮の議論がなくなるわけではないだけに、
FA短縮に対する意見を早い段階で集約し、希望枠廃止の目処を立ててもらいたいです。


◆野球 ドラフト改革 希望枠存続に高野連が反発
気持ちは分かるし、ただの脅しにすぎないことも分かってはいるんですが、
「今秋のドラフト拒否」というのは正直いかがなものかと…
選手にとってプロ入りは1つの目標なわけですから、
それを取り上げるようなことを上に立つ者が言うべきではないと思います。
…まぁ、高野連はしょっちゅうやってますが(苦笑)
だから高野連は自分達の面子しか考えてないとか言われるわけで…

専大北上に対する除名処分にしてもそう。
学校ぐるみであったかもしれませんが、当然それとは関係のない生徒達もいるわけで、
現役部員がいる今現在にそういうことをするのはどうかと思います。
結局は連帯責任ですか、今回はそれも生徒が関与し得ない学校の人事においてですよ?
実際には行わないでしょうが、見せしめにしてはやり過ぎのように思えます。
野球は教育だと言いながら、生徒を歯車のように見る手法は…どうなのかと。

近年は高野連も野球留学の実態調査を始めていますが、
野球留学者の存在=地元チームではないのでダメといった形の商業主義の観点ばかりで、
野球留学者の学校での扱い・それに伴う負担といった実情はまだまだ伝わってきていません。
話によれば両親の負担が3年間で1500万もいくケースがあるとか。
それじゃ栄養費も必要というものです(苦笑)
高野連は21世紀枠等で地元チームの発展を願っていると同時に、
一方では野球留学者等で強くなった強豪校のスターを求めています。
事情が色々とあるのでしょうが、
昨年甲子園を沸かせた駒大苫小牧・田中投手も、早稲田実・斉藤投手も、
今年の大阪桐蔭・中田選手といずれも県外出身者(兵庫・群馬・広島)です。
高野連は建前として野球留学に反対していても、
実際は野球留学で成り立つ強豪校に依存しているわけです。
黙認せざるを得ない状況なのに、何故にそこまで強攻策に出ようとするのでしょう?
…それだけ本音と建前が違う、脆い世界ということなんでしょうがね。
そういった高野連の相反する態度が嫌いです。

あ、ちなみに私は野球留学そのものには反対ではありません。
現状の全肯定というわけではありませんが、選択肢の一つとしてはアリだと思ってます。


◆プロ野球 パリーグ開幕1軍登録選手発表
ルーキーは、日ハム2人(山本一徳、金子洋平)、西武1人(岩崎哲也)、
ロッテ1人(荻野忠寛)、オリックス1人(大引啓次)、楽天(嶋基宏)の計6人。
東北楽天の田中投手と西武の岸投手は開幕ローテに入っているものの、
先発が開幕2カード目以降なので、登録は初先発時になるようです。

西武の1軍登録選手はほぼ予想通り。
意外だったのは黒瀬選手が滑り込んだということですかね。
先発ローテの松永・岸投手の登録がまだなので、その分だけ野手が2人増。
そこに初の1軍登録となる黒瀬選手が滑り込んだようです。
余程のことがない限り、開幕2カード目には抹消されてしまうでしょうが、
プロの開幕戦を肌で感じて、大きく成長してもらいたいです。
しかし野手はもう一人、誰が落ちるんでしょうなぁ…
実績から言って、後藤武敏・大島・栗山選手のいずれかでしょうが…
既に開幕1軍を外れている投手組の山本歩・宮越・岡本・山崎投手もそうですが、
オープン戦である程度の結果を残しながらも1軍に残れないというのは厳しいですね…
それでもチャンスはあるはずですから、1軍首脳陣を見返す気持ちで頑張って欲しいです。
当落線上の野手3人+1人はまだチャンスがあるだけに、
1軍枠を死守するためにもこれまで以上に頑張ってもらいたいです。

2007年03月19日

パリーグ オープン戦終了

パリーグはセリーグよりも先に今週の土曜に公式戦が開幕するため、
今日がオープン戦の最終戦だったようです。
目下お騒がせ中の西武ライオンズは10勝2敗5引分、
3月は負けなしという好成績でオープン戦を終了しました。
世間の見る目は厳しいですが、それにも負けず、
野球で信頼を取り戻そうと選手達は一生懸命やっています。
戦力的にはホークスに敵わないでしょうが、
ライオンズの特徴でもあるチーム力で対抗していってもらいたいです。

他のパリーグチームの印象では、やはりホークスが1つ抜けているかなと。
毎年誰かが不調になるとはいえ、斉藤和巳・和田・新垣・杉内投手の4本柱は脅威。
そこに成長した神内投手、移籍のガトームソン投手が加わるのですから圧倒的です。
リリーフも馬原・柳瀬・藤岡投手らと駒が揃っている印象。
投手力は明らかに抜け出てます。
打線も多村・小久保選手の加入で厚みが増し、江川・松田・城所選手ら若手も成長中。
戦力的には見事なものがあります。
死角は、リリーフ左腕がまだ定まってない点、新外国人野手の出来の2点ぐらい。
あ、あと打線の繋がりの悪さでしょうか。脱スモールは個人的にどうかと思ったり。
九州の土地柄を考えれば、豪快な一発を売りにする方がいいんでしょうけど…
まぁ、それでも故障者でも出ない限り、ホークスの上位進出は間違いないでしょうね。

あとはどうなるかサッパリ分からず。
下馬評の高いロッテはズレータ選手の加入がどれだけ生きるか。
ズレータ選手の長打力は素晴らしいですが、確実性という点では若干劣るので、
一昨年のようなロッテ打線の繋がりが戻るかはまだ分からず、そこが注目点でしょう。
昨年優勝の日ハムは小笠原・新庄選手が抜けた打線がどうなるか。
若手野手の成長が著しいので、大幅な戦力ダウンとはならないでしょうが、
やはり小笠原選手がいないのは大きいです。
3番に座るであろう稲葉選手の出来次第ですかね。多少隔年癖があるので、そこがどうなるか。
稲葉選手が昨年並みの成績を残せば、日ハムも優勝争いに絡んできそうです。
東北楽天は先発投手が揃ってきた印象です。岩隈・一場・林・田中・青山・牧野投手ら。
岩隈投手以外、安定感はまだですが、可能性は多々あり。
新しく獲得したウィット選手がそれなりの成績を残せば、上位進出も見えてきそう。
まだ計算はできないものの、勢いが付くと怖い存在です。
オリックスはコリンズ監督の下で、坂口・岡田選手ら若手の成長が著しいように思えます。
2年目の平野投手もエース級の活躍を期待できそうですし、
ここ数年では一番将来に対して可能性を感じるチームになってきたかなという感じ。
ただ主軸はまだ外国人選手に頼らざるを得ず、彼らが活躍できるかどうかでしょう。
現時点では今年よりも来年以降が楽しみなチームのように思えます。

順位予想するなら、ホークス・ライオンズ・ロッテ・日ハム・楽天・オリックスですかね。
でも意外と混戦になるような気も。オリックス以外の球団全てにチャンスがあるように思えます。
巷で予想されるホークス圧倒的有利の下馬評を崩すのはどこの球団か、
そこがパリーグの見所のように思います。


◆プロ野球 西武のオープン戦
今日も引き分け~ 9回裏、中村剛也選手のソロホームランで追いつきました。
打った投手は抑えの馬原投手ではなく、甲藤投手だったわけですが。
それでもオープン戦の敗戦が対ホークス2敗でしたから、
なんとか引き分けに持ち込めたのは良かったです。
しかしここまで引き分けが多いというのも珍しいですなぁ…
こりゃ開幕戦も9回同点に追いついて延長戦という展開になりそう(^^;
開幕戦からいきなりの野球好き、です。
もっとも、ここ数年でライオンズが勝利する場合は、延長サヨナラしかないわけですが(苦笑)
そんなわけで開幕戦から延長サヨナラの展開をシュミレーションしておきましょう(笑)

先発の涌井投手はサッパリだったようで、6回5安打2四球3失点の結果。
悪いなりに粘って、なんとか3点に抑えたそうです。
まぁ、一年間ローテを守る投手がずっと好調ということはありえないですからね。
調子が悪い時でも試合を作ることができるようになったのは1つの収穫かと。
開幕投手こそ西口投手ですが、軸となるべきなのは涌井投手。
ライオンズの若きエースと呼ばれるよう頑張って欲しいです。

リリーフの大沼・三井・小野寺投手はそれぞれ1イニングパーフェクトピッチング。
特に小野寺投手は好調の城所選手から三振を奪うなど2奪三振。
ここまで3人で抑えるということがなかったので、多少心配していましたが、
今日のピッチングでもう大丈夫そうですね、今年も抑えは小野寺投手です。
今年は松坂投手が抜けたため、リリーフの負担がこれまで以上に増すでしょうが、
今のリリーフ陣はその穴を埋めるに十分な状態になっています。
リリーフ陣の活躍でライオンズを勝利に導いて欲しいです。

打線はホークスの投手陣が小刻みにきたこともあって、6安打のみ。
それでも6回には先頭の福地選手が内安打で出塁し、
石井義人選手は倒れたものの、中島選手が四球で繋ぎ、
カブレラ選手がタイムリーと良い打線の繋がりを見せました。
開幕後は片岡選手が2番に入り、さらに流れが良くなるでしょうから、
今年もライオンズ打線の繋がりは健在と考えていいでしょう。
さらに下位にはリーファー・GG佐藤・中村剛也選手ら一発のある打者が並ぶ強力打線。
上位は繋がりで、下位は一発で得点する野球で、昨年以上の得点力を見せて欲しいです。

これで開幕1軍は…
 先発:西口・ジョンソン・涌井・グラマン・松永・岸
 リリーフ:小野寺・三井・星野・長田・岩崎・(大沼or宮越)?
 捕手:細川・(炭谷or野田)
 内野:カブレラ・リーファー・片岡・中村剛也・中島
江藤・平尾・石井義人・(高木浩之or後藤武敏)
 外野:和田・福地・GG佐藤・佐藤友亮・(大島or栗山)
大体、こんな所でしょうか。
キャプテン赤田選手は開幕に間に合わないようで… その点は残念です。
リリーフ1枠は大沼投手が優位、捕手1枠は野田選手が優位、
内野1枠は微妙、外野1枠は大島選手が優位って感じでしょうか。

開幕スタメンは…
 1(中)福地、2(二)片岡、3(遊)中島、4(一)カブレラ、5(左)和田、
 6(指)リーファー、7(三)中村剛也、8(右)大島、9(捕)細川
 開幕投手:西口
ライトのスタメンはGG佐藤選手かもしれませんが、
相手の楽天先発が岩隈投手ということで、相性を買っての大島選手起用。
開幕で大島選手を使うつもりがないなら、1軍メンバーから外れる可能性も。
その場合はGG佐藤選手と予想します。

来週末のパリーグ開幕が今から待ち遠しいですね~


◆西武不正スカウト問題 東京ガス・木村投手は謹慎1年
木村投手への処分は、厳しいなといった印象です。
その分だけ東京ガスへの処分が甘い感じもします。
…東京ガスは、早稲田と違い、裏金を受け取っていた事実を知っていたわけですし…
確かに、現金を渡すのを止めるように西武に通告するなどの対応を取ってはいましたが、
それまで貰っていた分を西武球団に返すよう木村投手に指導しなかった点や、
その年のドラフトで何事もなく片岡選手が指名され、送り出したのかには疑問が残ります

まぁ、答えは単純に当時の西武球団と東京ガスがそういった関係だったからなんでしょうが。
今考えると、片岡選手の最高条件の契約(1億+出来高5000万、年俸1500万)も、
こういった事情もあったからなのでは?と邪推してしまいます。
西武での最高条件契約は00年以降では自由枠・希望枠候補のみ、
異例とも言える3位(実質2位)での最高条件提示には大変驚かされたものです。
当時は親会社も大変でしたしね。
片岡選手の契約金のうち、幾らが自主的な謝礼として東京ガスに回ったのだろうと、
思わないことはないです… 勿論、コレは単なる邪推でしかありませんが…
(仮にコレが行われていたとしても、不正スカウト・裏金とは「されません」…)

ただ、形はどうあれ、西武球団側が裏切ったわけですし、
東京ガスさんには申し訳ない気持ちで一杯です。
迷惑をかけて申し訳ありませんでした(ぺこり)
今回の不遇にもめげず、都市対抗を目指し、頑張っていただきたいものです。

あ~。

すたじおみりす解散だそうで…今年初めてHP見たときに最初に目に入った文章がそれかー。
個人的にちょっとショックな話です。
ゲームからWebラジオ、Webコミック、会報まで、何かと楽しませていただいたところだけに…ね。
色々な試みは良かったのですが、ゲームにおいて初期バグを出しすぎたのがやはり致命的でしたでしょうか。
Webコミックの「法外」も、結局中途半端なまま最終回…
ホントどこかで続きをやってくれないかなーと、思います。
しょうがないから遺作となる「青空がっこ~」でも買おうかしら…やっぱりバグがあるみたいだけど。


2007年03月18日

絶対

自殺否定主義としては、TVの『華麗なる一族』の最終回はちょっと…
最後の場面、分かってるなら死ぬなよ、と。自殺されると一気に冷めます。
話の展開としては無理じゃないんですけど… 肯定する気にはなれません。
ONEやALMAじゃありませんから、存在否定で過去が覆るわけないんですし、
夢破れても、恥を忍んでも、人であるならば生き通すべきだと自分は思いますが。
さすがに自殺礼賛とまでは言いませんが… 個人的には嫌いな結末でした。
自分はTVドラマをほとんど見ないので分からないんですが…ああいうのが良いのかなぁ、と。
全体としては面白くなかったわけではないんですが、
結局、何だったんだと言われると困るドラマでした。
社会的失敗が前提となっていても、その夢を追う過程が美しい、
だけど最後の自殺ってのは全否定にしかなってない、そんな風に私には思えました。

…うむ、それじゃ私は大人しくエロゲーでもやってることにします(爆)


◆ゲームの話 3月の購入予定
結局、SkyFishの『白銀のソレイユ』と、
戯画の『XrossScramble』にしました。
『きみはぐ』はスルー決定。
決め手は初回特典、私にとっては抱き枕カバーなんて要りませんので。
その分だけ割高になるきみはぐをスルーすることにしました。
キャラ的にもまどか以外はAleaのキャラの方が良さげでしたし。
そんなわけで様子見決定です。

白銀のソレイユは体験版の方が公開中。ちょっぴりだけプレイしました。
この体験版はテックジャイアンで連載されたものの後の話、
つまり未プレイの人にとっては物語の途中からという仕様(^^;
ですから、そのうちの一部しかやってない自分は核心部分をスルーしてプレイするはめに(苦笑)
各キャラの音声の確認とテキストのチェックをしたという感じです。
ソルはネトラジのおかげか、違和感なく声を聞けました。
ハガルは普通に色ボケ女に。いや、ピッタリだけども(爆)
澪璃が一番心配だったものの、意外と良かった感じ。
ツンデレ要素は心配してませんでしたが、お嬢様風がどうかなと…許容範囲っすかね。
体験版は澪璃好きにとって歯がゆい気持ちにさせられますが(苦笑)
くそー、今すぐ挙式しようとかいう選択肢が登場していれば(爆)
製品版では澪璃と幸せになれることを祈ってるっす。

XrossScrambleは迷ったものの購入決定に。
決め手はクレア。チビっこ皇女萌え(爆)
人差し指を突きつけている姿がツボに入りました。
そんなクレアとお風呂…ハァハァ…そんなダメ人間思考で購入決定です(笑)
勿論、普通にゲーム部分も楽しみにしてますが。
XrossSaviorの変身カスタマイズシステムが楽しみっす。


◆プロ野球 西武のオープン戦
今日も3-3の引き分け~
土壇場に追いついたのは神懸かってるというしか(^^;
まぁ、通常なら9回はストッパーが出てくる展開ですし、
シーズン中はなかなかこういった展開にはならないわけですけどね。
それでも最後まで諦めない粘りがあるのはいいことっす。ファンも見習わねば。

先発のジョンソン投手は6回6安打1死球2奪三振2失点と及第点の内容。
バットをへし折るなど抜群の球威を見せたようですが、
6回は疲れからか連打を食らって2失点。
確か悪くなると体が1塁側に傾くようなことを言っていたので、
スタミナ切れで悪癖が出てしまったのかなぁと。
ジョンソン投手の場合は後半のピッチングと代え時がポイントになりそうですね。
ここまでのオープン戦全ての試合でゲームを作ってくれていますから、
5回2失点ぐらいは安定して計算できるはず。
あとは打線の援護と適切な継投で勝利を掴んでいって欲しいです。
まぁ、しかしオープン戦の間に安定感ある先発投手が生まれたのは良かったです(^^;

2番手の松永投手は2回1安打1四球1失点という結果。
しかし内容が先頭打者に2ベース→送りバント→犠牲フライで失点、
2イニング目は先頭打者に四球を与えるという内容なので、追試としては…
とはいえ、他に先発投手もいませんしねぇ…岸投手との2択になりますが…どうしますか。
西口・ジョンソン・涌井投手までは決まり。
そこにグラマン投手が最有力で、松永・岸投手、外国人枠が許せばギッセル投手…
ライオンズの日程はGWまで6連戦が続きますので、なかなかに悩ましい問題です。
オープン戦の間に決まらなかった先発5番手・6番手が固まるかどうかが、
シーズンに入ってからのライオンズの課題のようです。

3番手の宮越投手は1死球与えたものの無失点。
それにしてもここ数試合は死球が多いなぁ…
相手チームに悪いっす。もっとしっかり投げろや、と。反省、反省。
それでも宮越投手は1軍残留に1歩近づいたようですね。

打線の方は右サイド気味の青山投手に苦戦し、5回まで無失点。
どうも右サイドの先発投手にライオンズ打線は弱い印象。
主力が右打者ですからなぁ。曲がりの大きいスライダーは厳しい。
シーズンに向けて何らかの対策を取る必要があるかと。
個人的には開幕2戦目に田中投手ではなく、青山投手が来るほうが怖いっすね。
田中投手は失投を期待できますが、青山投手はそう簡単にはいきませんから。
ただ青山投手降板後は、6回に一場投手から片岡・中島選手の連続ヒットでチャンスを作り、
和田選手のタイムリーヒットで1点を返し、
9回に小山投手から先頭のリーファー選手がヒットで出塁し、連続四球で無死満塁、
代打の石井義人選手と福地選手が倒れるも、片岡選手が2点タイムリーを放ち同点、
3塁で1塁ランナーの栗山選手がタッチアウトとなってチェンジとなりましたが、
ギリギリで引き分けに持ち込みました。
相手のミス(エラーや四球)が絡むと一気に点数を取ることができるのですが、
まだ均衡をこじ開ける程にはなっていない印象。
昨年のシーズン中盤から後半にかけてできた相手投手を崩す野球を磨いていって欲しいです。

個人では片岡選手が5打数2安打2打点1盗塁と活躍。
癖がない打者ですから、チャンスでも期待できます。良い打者に育ちましたな。
今やライオンズに欠かせない選手となりました。
中島選手は3打数2安打1四球、和田選手が4打数1安打1打点と活躍。
地味ながらも中村選手が3打数1安打1四球とここ数試合は安定した成績、
サードの開幕スタメンはほぼ決まりでしょうね。
栗山選手も3打数1安打1四球と結果を残したものの、最後の走塁をどう見られるか。
今年は積極的に走っているんですけど… やっぱり得意の打撃次第ですよね。
あとはリーファー選手が最終打席で1本打って、チーム合計8安打です。
明日は先発投手の防御率が素晴らしいソフトバンク戦ですが、
相手エースをも崩す繋ぎの野球で得点をもぎ取ってもらいたいです。
オープン戦最終戦、最後の仕上げを期待しています。

風邪引いた…。

木曜日~金曜日の話ですが。
なぜか家に体温計が無かったので、普通に仕事行ってました。
金曜日の仕事中、休憩時間に体温計かって熱計ったら、39.7度という猛暑でございまして(違)
やむを得ず早退しました。
39度以上の熱は、多分人生2度目。

自転車も乗れるし、仕事も出来る…一応。
それはそれとして、甘い自覚の所為で同僚に風邪が蔓延しないかが心配…いろんな意味で不覚を取りました。

で。久々の24時間完全休養。土曜日はもともと休みでしたし。
とりあえず2.5度ほど落としました。後は気合で(ぇ

■■■春遅いよ。
0317.jpg

暑さ寒さも彼岸までと申します。
とはいえ、今月は寒い日が多すぎる…平均気温は、2月より下になるのでは?と見てる人も居るんじゃないかと。
そして、いい加減この娘も春を伝えたいだろうに…と思いつつ、リリー。
物陰からこっそり様子を伺うと、まだレティが暗躍してたり…するのかな(^^;
そういや、東京で初雪を観測したらしいっすね。どうでもいいけど。

縦に長いのは、TOP絵にしようとしてたから。
左側が真っ白なのでやめましたが、更新は来週かなー。
土曜日が休みになるかどうかはまだ分かりませんが。


ニュースネタに突っ込みいれると熱が上がりそうなのでスルー(爆)

2007年03月17日

今日は

寒い一日でしたね…
ここ数日は寒さが逆戻り。明日以降も続くようなので注意したいところ。
この寒さのせいか、桜の開花予想(コンピュータの入力ミスらしいのですが)も外れ、
全国一を目指していた静岡県はしょぼーん状態です(苦笑)
来週末には咲くようですけど… さてさて、どうなりますか。
春の勘違いで出てきた虫達の動向が気になる今日この頃です。
季節に敏感なのは悪くないことですが、早とちりはいけませんわなぁ…


◆プロ野球 西武不正スカウト問題
東京ガス・木村投手は西武の隠蔽工作を否定したそうです。
こちら
これで西武側の説明の方が合っていることが想像付きますね。
早稲田側としては既に潔白をイメージ付けたので現時点では痛くも痒くもなさそうですが。

プロ野球ファン・ドラフトファンからすれば、
B投手(木村投手)の話はよく噂されていた内容であることを知っています。
それだけに早稲田のA選手の話には違和感を覚えます。
その理由は「入団誓約書」の存在ですよね。
わざわざ物証を残さなくても、と誰もが思ったはずです。
B投手のように金銭供与の約束を受けた時点で、
誓約書などなくとも将来の入団が前提であるのは、誰にでも分かることです。
それこそ書面にする必要性はないように思えます。今回のような発覚を生むだけ。
「契約金から差し引く」という発想は、ここ数年の西武球団の金欠を見てると分かりますが、
予めそんなことを言う必要なんてないでしょうし。
それこそ印象的にマイナスにしかなりません。
無事に入団が決まったときに、
「あ、あの金の分は減らしてるからね」「えー」「文句言うな」で終わるはず。
入団テストの話といい、A選手側の話を聞けば聞くほど、分からないことが増えてきます。

入団誓約書が存在している理由を考えると、
「A選手・A選手の父親が信頼できなかったから(週刊誌等の見方)」
「西武球団と関係が希薄な早稲田野球部だったから」
この2点が考えられると思います。
後者の方を説明しますと、早稲田選手の指名実績がない西武球団にとって、
A選手が早稲田に進学することは将来の指名を反故にされる可能性があります。
囲い込みをして、お金を支払うも他球団に逃げられる…なんか聞いたことある話(^^;
そうされないように誓約書を作ったと考えられます。
ただ、そういった誓約書があったとしても、法律的な効果が存在するにしても、
西武球団が実際にそれで訴えを起こすことは、
裏金を公にすることになり、大っぴらにすることなどできません。
この誓約書が実行に移されるためには、何度も言っているように、
早稲田側の許可なしには成功しないように思われます。

でも、そう考えていくと、むしろこの話は逆だったのかもしれないと思えてきます。
それは入団誓約書を作るように迫ったのはA選手の側かもしれないということです。
それを盾にして西武球団に将来の入団を迫る、これなら早稲田関係者が絡まずとも成立します。
もしドラフトの目玉に成長し、他球団からもっといい話を受ければ、
そちらに乗り換えることもできます。
西武球団は泣き寝入りするしかないわけですから…
…自分で言っててなんですが… すげー嫌な気分(苦笑)
そうなると西武球団のメリットが少なくなるのですが、
だからこその「金銭貸与」契約だったのかもしれません。
勿論、踏み倒されての泣き寝入りの可能性もありますが、他球団に指名される選手に育てば、
それだけ契約金も入るわけですし、普通の神経の持ち主なら返してもらえる…はず(^^;
西武にとっては早稲田選手の指名実績ができるメリットはありますし、
積極的に持ちかけるのは躊躇しますが、ギリギリの線での判断は可能な範囲と考えます。
主導して行うほどのメリットはなく、渋々承服する程度のメリットはある、ってな所。
逆指名制導入以降、アマ側が平然と金品を要求するという噂は聞かれますし、
こういった可能性は捨てきれないのではないでしょうか?
渡す方と貰う方では渡す方が悪い。それは分かります。では要求する方と渡す方では…?
…もちろん、これは私の憶測でしかありません。
ただ今回の事が西武球団の独断で行われたと信じるのには、やはり無理があると思います。


それと西武球団の外部調査委員会の方向が示されたようで。
こちら
05年6月以降の入団選手となると、05年オフ・06年オフ入団の選手ですか。
つまり今年のルーキーと2年目の選手たち。
…ん~、何も出てこないでしょうなぁ…
一部では岸投手が怪しいという話を聞きますが、高校時代は全くの無名選手。
関西からの野球留学者でもなく、ずっと仙台。
大学の斡旋ぐらいはしたのかもしれませんが、それなら東北福祉大じゃないかとも。
もし仮に一場事件がなかったのなら、希望枠は東京ガス・木村投手だったでしょうから、
裏金を貰っているとは考えづらいです。
特に昨年は太田球団社長就任後のドラフトですし、
ここで裏金を絡んだ選手を獲得しているとなれば、完全に言い訳の聞かない大失態となります。
今年のルーキーで出てきたとすれば、バカと言うしかないでしょうね(^^;
2年目の選手はいなさそうです。
前年の希望枠の松永投手にしても都市対抗出場なしで素材型評価。
競争となったのは西武と楽天の2球団だけ。囲い込みの噂は一切聞きませんでした。
隠し玉の山本歩投手は本人も周りも指名されたことに驚いてましたからなぁ…
野球中心ではなく、研究中心だった選手を裏金で囲ってるのはあり得ないことかと。

怪しいのは03年のドラフト以前の候補なんですけど…
ここらになると他球団に行った選手の名前が出てくるので、発表は難しいでしょうねぇ。
西武球団で一人挙げるなら、未遂ではありますが、03年の松川投手でしょうか。
ドラフト前に西武以外なら東北福祉大進学を表明していて、担当スカウトもあのお方。
ただ公立高校ですから、A選手のような高校の斡旋はないでしょう。
他球団に指名されて東北福祉進学となっていたら、お金が動いたかもしれませんが、
普通に指名されましたので、今回のようなことはないはずです。
それ以外となると、ちょっと分かりません。
大体において、ここ10年は囲い込みとは無縁の細々ドラフトでしたからな…
一部ではドラフト強者と言われますけど、そんな評価高い選手なんて獲得できてない…
その空白の前を抜けると、球団創立期~バブル崩壊前まで遡ることに。
こちらは当時のスカウトなどがいないでしょうし、資料も出てきにくいでしょうから、
調査対象から外されてしまうと思われます。
そう考えると、調査も難しいものになりそうですね。

一体、どこまで内容が明らかにされるのか。外部調査委員会の手腕に注目です。


◆プロ野球 西武のオープン戦
今日は土壇場で追いついて、6-6の引き分け。未だに3月の敗戦なし。
試合は石井義人選手劇場だったようです(^^;
1回裏にカブレラ・リーファー・GG佐藤選手の3連打などで黒田投手から3点を奪うも、
直後の打席で敢え無く三振。
すると3回表の守備で先頭打者の緒方選手の打球をトンネルエラー、
さらにノーアウト1・2塁から3塁線への送りバントを見送るもベースに当たる内安打…
この回、2つの拙い守備を見せてしまうと、西口投手はリズムを崩してこの回5失点(自責0)。
4回裏には1塁線を抜くタイムリー2ベースで汚名返上をするも、
1アウト3塁での高木浩之選手の高いバウンドのショートゴロで本塁を突けない走塁ミス。
6回裏には黒田投手の足に当たるピッチャー強襲内安打で出塁。
これで黒田投手が降板。ヒットはヒットだったもの、ちょっぴり複雑な気分。
そして5-6で迎えた9回裏、先頭打者としてヒットを放ち、突破口を開くと、
1アウト1・3塁からの福地選手のセンターライナー性のフライで思い切ってスタート、
見事本塁に生還して、最後の最後でミスを帳消しにしました。
結果的に打撃の方では、4打数3安打1打点という活躍なんですけど…
これだけ打ってようやくイーブンと感じるのが何とも歯がゆいっす(苦笑)

先発の西口投手は1・2回は完璧も、3回のエラーからリズムが乱れ、
5回5安打3四球3奪三振6失点(自責5)、開幕に不安を残しました。
3回の1点目は仕方ないんですけど、その後の新井・嶋選手の連続タイムリーは余計でした。
4・5回もランナー出しながらの投球、ちょっと苦しいですね。
本拠地に帰るまでは投手陣が好調だったものの、
ここに来て先発投手の失点が増えてきています。
ちょっと頭が痛くなってきます… 開幕、頼みますよ~

リリーフ投手は上々の内容。
三井投手は2アウトからヒットを許したものの無失点。
岩崎投手は1イニングをキッチリ。
長田投手は微妙な判定で2四球を与えたものの、無失点で凌ぐなど内容は良かったようです。
山崎投手はまだ危なっかしい所を感じますが、一応無失点。結果は残しています。
リリーフ陣の方は大丈夫そうですね。

打線では、カブレラ選手が待望の初ホームランを含む4打数2安打2打点の活躍。
開幕前に調子が上がってきてホッとしています。今年も不動の4番で頑張って欲しいですね。
他には福地選手が4打数2安打1犠飛と好調、片岡選手は3打数1安打1犠打1四球と繋ぎ、
リーファー選手が4打数1安打、GG佐藤選手が4打数2安打と結果を残しています。
ここらの選手は1軍当確でしょう。
他には代打で登場した大島選手がヒットを放つなどアピール。
逆にスタメン出場の栗山選手は5打数1安打、ヒットを打ったものの、アピールはできず。
タイプ的に似ている2人なだけに、現時点では大島選手の方が上かなと。
栗山選手がやや1軍争いで後手に回っている感じです。

先日アピールした野田選手は1犠打したものの、ノーヒット。
リードでは3回の5失点の流れを止めることができませんでしたし、
守備でも広島に好きなように走られてしまい、4盗塁を喫してしまいました。
もはやフリーパス状態…そんな弱肩ではなかったはずなのに…
打撃でアピールしても、これでは厳しいです。守備の印象が悪いのがどうにもかんにも…
細川選手が今日の試合で無事に出場できていますし、
ここからは細川選手がマスクを被る機会が増えてきそうです。

2007年03月16日

しかし、まぁ

俺も若いなぁとか思ったり(苦笑)
これぐらいで感情的になっててはいけませんよね(^^;
見えるものも見えなくなってきてしまいますから。

裏金事件に隠れる形になってしまいましたが、
センバツ甲子園大会の組み合わせが決まったようで。
こちら
うーん、現時点では自分の中でそれほど盛り上がってません。
…どうせドラフト参加できねーだろうし(苦笑)
それを抜きにしても、アマ側の対応を見てると複雑な気持ちになることもあります。
とりあえずは初日ですかね。
久々に静岡県代表が春の甲子園に顔を出してますから、初日は見るつもりでいます。
相手は仙台育英ですか。もうこうなったらドラフト候補を全員食い尽くせ(笑)


◆プロ野球 西武裏金問題
一つ明確になっていないのは、
受け取り始めた時期ではなく、いつまで貰い続けていたのかという点です。
スポーツ紙の記事等を見ると、05年10月まで貰っているように思えますが…
B投手は04年9月の時点で終了してたのに、A投手は以降も続いていたということでしょうか?
05年7・8・9月の時点の支払いがあったとするなら、
それがドラフトでの選手獲得目的で支払われたのかどうか、そこがポイントです。
そうであるのならば、明らかにプロ野球界の内規に背いたことになりますから、
西武球団の責任は重いものであると考えます。
この一番大事な点が明確になってないのは…
やはり西武球団側の発表を待つしかないということでしょうかね。

一日経って頭を冷やしてみても、昨日の早稲田の会見は腑に落ちない所があります。
昨日の北陸電力の事件があったとはいえ、
昨日の話を一斉に「隠蔽工作」と報じているのはおかしいですよ。
報道はほぼ同じぐらいでしたが、野球の方は早い段階で「隠蔽工作」と表現されていましたし。
…おそらくは早稲田の用意した「シナリオ」だったんでしょうね。
暗に「隠蔽工作」と報じるようにと準備がしてあったのでしょう。
通常の国語能力を持つ人間なら、昨日の話を聞いて即座に隠蔽工作とは表しないはず。
昨日の記者質問も貰っていた大学時代のことでなく、それ以前の質問が多かったですし、
早稲田側がマスコミに圧力をかけていたようにも思えます。
どうやら、わざと不正そのものの隠蔽をしたと「勘違いするように」報じさせたようですね。
まぁ、状況が整っているだけですから、ただの憶測なんですけど…
さすが早稲田と思いましたわ(苦笑)

隠蔽(?)の話に関しては、昨日書いた理由から、早稲田の話を全面的には信じられません。
西武球団側の話と統合して考える説が有力のように思えます。
9日の太田球団社長の公表後に担当スカウト(A選手の場合は前田スカウト)が
「隠し切れなかった、申し訳ない」という謝罪の連絡をA・B両選手にし、
そのうちA選手の父親が「息子だけは」とお願い、
担当スカウトは公表してしまった「負い目」があるため、できるだけ庇うことを約束、
そしてA選手の父親が9日夜に朝日新聞の取材を受けて翌朝の記事になり、
10日にA選手に連絡して「本人は知らなかった」と口裏合わせ、という流れでしょうか。
さらに続けるとすれば、
(A選手が本当に罪悪感から真実を公表したというのにケチを付けるのも嫌なんですが)、
12日昼に西武が提出した書類にA選手本人のサインがあったという内容があったため、
前田スカウトが慌てて夜にA選手に「申し訳ない」と電話、全て西武が泥を被る形で決着、
太田球団社長は本当に知らなかったものの(平謝りの前の調査委員会重視の態度から)、
この状況では認めるしかなくなり、平謝りの記者会見となった…
…矛盾点を極力避けるとこんな感じでしょうか。
前田スカウトは西武球団が発表に踏み切った「負い目」があったとはいえ、
えらい余計なことをしましたよね…
まぁ、結果的に世論はA選手に味方し、西武叩きに走ったわけですから、
前田スカウトにとっても、西武球団にとっても、「負い目」を解消できたわけですがね。
こう考えると、西武球団の取った行動に無理はなくなります。

そう考えると、早稲田の会見はやはり「意図的」だったように思えます。
おそらく、わざとA選手側の事情は伏せられています。
もっとも嘘を付いているとまでは思いませんが。勘違いするような表現はあるはず。
例えば、昨日の疑問点の一つ、早稲田進学を決めたのは誰かという点。
さも西武関係者が早稲田進学を決めたようなニュアンスで報道されてますが、
わざとA選手側(学校含む)の意思をぼかして言っているように思えます。
3つのうち確実に1つは勘違いがあるはずです。
1つ目は「早稲田進学を勧めたのは西武球団であること」
2つ目は「西武からドラフト指名の内定をもらっていたこと」
3つ目は「早稲田側は全く関わっていないこと」
このうちのどれか1つは勘違いです。
理由は昨日書いた通りですが、簡単に列挙すると、
1は西武球団が早稲田選手の指名実績がない、
2はショートが補強点にも関わらずドラフト指名を覆した理由が見当たらない、
3は1が正しいなら、目玉選手に育った場合、早稲田監督の許可なしでの指名はありえない、
西武球団が早稲田進学を積極的に勧める合理性が見当たりません。
どれかが勘違いであるはず。

とりわけ疑問なのが2の点、西武第二球場の入団テストの話。
これが事実ならば、他のスカウト陣も顔を出しているはず。
けれど元スカウトは「そんな事実は知らない」と言ってます。
この入団テストが一体、誰に見せるためだったのかがサッパリ分かりません。
そもそも入団テストをする必要なんてないはず。
A選手と家族ぐるみの付き合いのあったスカウトが中学時代から追いかけてたわけですから、
その実力はそのスカウトが一番知っているはずでしょう?
考えられるとすれば、他の西武スカウト・球団首脳に見せるためでしょうが、
彼らに見せてドラフト指名の内定をもらっていたとするならば、
スカウト会議で意見が覆ることはないわけですから、その年のドラフトで指名されていたはず。
(ましてや、その年は伊原監督から伊東監督に代わったオフ。フロントが自由にできたはず)
ですから、この話が本当だとするならば、
ドラフト指名の内定をもらったこと、西武側の都合で指名を見送ったこと、
このどちらかが勘違い・嘘だと考えられます。

自分の考えを述べると、やはり1が違うのだと思います。
A選手は夏の大会終了後に、早稲田と始めとする球団のセレクションを受けたのでしょう。
A選手の話を信じるならば、そのセレクションの帰りにでも西武第二で入団テスト、
ドラフト指名の内諾を受けたと。
まずA選手の下に他大学(特待生)の内定が届き、それならプロにと思っていたところに、
早稲田の内定が届き、それならプロより早稲田へとA選手サイドが考え、
A選手側から西武に断りの連絡を入れたところ、
「では4年後に(社交辞令→早稲田じゃ獲れるか分からんしなぁ)」
「ええ、西武さんにはお世話になってますので。で、学費の方が…」
ってな感じの流れでしょうか。
でもこれだと西武が早稲田というリスクを背負ってまで裏金を払う理由にはならんですよね。
まぁ、コネ入団テストが本当なら、その話だけでも十分マズイんですけど…
やはりリスクがなかったということなんでしょうか。いや、リスクがあったための覚書?
でもその覚書は早稲田関係者を説得する材料にはなりませんし…
んー、まだ何か違うのか… 早稲田側が知っていたとするなら、話は早いんですけど…
それとも西武が早稲田を勧めたは本当なのか…
東北福祉や慶応、東都なら分かるんですけど…ねぇ?

私は別に西武球団が悪いことをしていないとは言いませんし、
A選手が悪いと言っているわけでもありません。
ただ本当に事実が明らかにされているのかが疑問なんです。
今の段階では腑に落ちない点が多すぎます。
少なくとも、早稲田側の発表をそのままの形で信じるわけにはいきません。
西武球団が早稲田の要請に対して協力しなかったのは、むしろ正解のように思えます。
真に事実を隠蔽しようとしているのは… どっちなんでしょうか?
西武球団の外部調査委員会の報告に期待したいです。
ファンとしては囲い込みの実態が明らかになり、
それがドラフト改革・スカウティング活動に生きてくることを切に願うのみです。


◆プロ野球 西武のオープン戦
今日も4-3で勝利。負けないライオンズ、2引き分け挟んで9連勝中です。
オープン戦とはいえ、ライオンズが勝っているのが唯一の救いです。
逆境に強いライオンズの選手達の姿勢を見習わねば。

先発のルーキー岸投手は6回8安打2四球7奪三振3失点と微妙な内容。
初回は谷・小笠原選手の連続ヒットの後の李選手のセカンドゴロ併殺崩れなので、これは可。
2回は1アウトから小坂選手にヒットを許し、2塁盗塁を決められ、
2アウトからピッチャーの内海投手にタイムリーヒットを許したので、これは不可。
3回は1アウトから小笠原選手にヒットを許し、李選手に四球、この時点で不可。
3回投げ終わった時点で、6安打2四球3失点という結果。これはキツイっすよ。
その後は修正しながら投げて、2安打無失点。
前半はダメダメでしたが、後半に持ち直しという評価の難しい内容となりました。
伊東監督に言わせると、まだ岸投手の持ち味が出せていないそうなんですが…
どうしますかね、判断が難しいところです。
外国人投手を先発投手で3人使うなら、開幕2軍でもいいのでしょうが…
日本人投手の中では、西口・涌井・松永投手の後に来るのは現時点でも岸投手のみ。
帆足・河原投手はまだ間に合いませんし、宮越・大沼・山崎投手は先発テストなし、
現状では岸投手しかいないわけです。
西武の日程は6連戦が続きますから、外国人投手の登録・抹消の繰り返しも難しいですし…
とりあえずここは岸投手を6人目でカウントするしかないんですかね。
このオープン戦の反省を公式戦に生かしてくれることを祈るのみっす。

打線は内海投手の前に6回まで3安打無得点に抑えられていたものの、
7回は中島選手のヒットから始まり、江藤選手が2ランホームラン、
さらに和田・後藤・中村選手とヒットが続いて満塁とし、
野田選手が逆転のタイムリーヒットを放ち、この回に一挙4点、試合を引っくり返しました。
相変わらず打ち出すと止まらない打線で…
まぁ、その前に攻略して欲しかったですけど(^^;
それでも内海投手は巨人の開幕投手候補、その投手を最後の最後に打てたのは良かったです。

野手個人ではボーダーライン上の選手が頑張っています。
江藤選手がホームランを放つなど3打数1安打1四球と連日の好結果、
後藤武敏・大島選手もヒットを1本ずつ、
野田選手は途中出場で逆転のタイムリーを放つなど活躍。
ベテランの高木浩之選手と若い黒瀬選手がやや結果が残らなくなっているだけで、他は上々。
野手の争いは留まることを知りません。

キャッチャーは野田選手が開幕1軍に優位になってきましたかね。
スタメンとしてはリードが怖いですけど、控えなら打撃も良いだけに期待できます。
細川選手が風邪を引いていたので、その回復具合にもよりますが、
細川選手が正捕手ならば、野田選手が1軍に残る可能性が高いのではないでしょうか。
銀仁朗選手には期待しているんですけど…守備面は良くなってますが、打撃が粗いです。
2軍で打撃を鍛えるのも1つの育成法かと。

心配していた和田選手は打撃フォームを戻してから上昇ムードに。
これなら最初から…と思わなくもないですが、
元のフォームが一番だと信じられたことは良いことだと思います。
やっぱり和田選手はあの風貌と全く違うバレリーナ風なフォームがいいですよね(^^;
もう一人心配していた赤田選手は昨日の試合でふくらはぎを痛めたらしく…
今日は試合を欠場。明日になっても治らないとなると、開幕は難しいかもしれません。
なんとか早期回復で全快となり、調子の方も全開となればいいんですけどね。
野手ではカブレラ選手の仕上がりと赤田選手の状態だけが気がかりです。

2007年03月15日

もう

意味が分かりません。西武裏金問題。
報道を見ていると、頭がおかしくなってくるのは自分だけ?(苦笑)
論点が定まらない、勘違いを呼びそうな報道を目にしていると、頭が変になってきます。
誰か分かりやすく説明してください(^^;

さっきまで長々と書いていたのがあるんですが、それは追記の方に。
頭を整理し直すためにも、もう一度まとめます。


◆西武裏金問題 早稲田大が会見 西武側が隠蔽工作?
まず思ったのが、どうして西武球団が隠蔽工作をしたのか、です。
西武球団は親だろうが、本人だろうが金銭を渡した時点でアウトのはず。
西武側が太田球団社長の公表後に隠蔽工作をするメリットはありません。
(これに関しては後述の初期版を参照のこと)
西武球団が提出した報告書には本人のサインがあったとされていますし、
「本人が知らなかった」とするつもりはなかったはずです。
けれど会見で太田球団社長は隠蔽の事実を認めています。
ということは、この隠蔽工作は電話した前田スカウト単独で行ったもので、
太田球団社長ら今回の事件を調査している人間は知らなかった、となります。
だとすれば、前田スカウトはA選手にできるだけ害が及ばないように配慮したということでしょう。
…で、これって「隠蔽工作」というのでしょうか…?
…むぅ、ダメだ今の頭では混乱するだけで答えが出てこないです。
頭を冷やさないことには何ともならんなぁ… 違和感だけは残りっぱなし…トホホ。

他に違和感のある点を挙げますと…
「A選手を本当に早稲田に進学させたのは誰か」
「A選手を西武がドラフト指名しなかった理由」
「早稲田大学は本当にこのことを知らなかったのか」
この3点がよく分かりません。

「A選手を早稲田に進学させた人」は、最初は「父親・A選手側の希望」でしたが、
今では「西武球団と専大北上のコーチ」になっています。
仮に父親の話(A選手側の希望)が西武側がお願いした嘘だとしても、
西武球団が早稲田に進学させる意味合いが分かりません。
…これは最初から感じていた違和感なのですが…早稲田から選手全然獲ってねーし。
監督が知らない状態なら、最悪、裏金出すだけで獲得できないという可能性はあったはず。
早稲田から選手を取れない球団が、早稲田に入れるのかというのが一番の違和感です。

それに関連して「A選手をドラフト指名しなかった理由」も疑問。
今回の会見では、一度西武球団が入団テストを行い、入団が内定したとされています。
だったら指名していたはずというのが私の考え。
「(高校生)ショート」の獲得という球団の方針が変わったはずはありません。
なぜなら、その年のドラフトで県岐阜商のショート・黒瀬選手を獲得しているからです。
西武球団の心変わりがドラフト後である可能性はありますが、
11月中旬のドラフト後に早大スポーツ科学部の推薦を受けられるとは思えませんし。
そもそも、そうであるなら、「ドラフトで指名されなかった」という話が既に出ているはず。
ドラフト前の心変わりであることが推測可能です。
(以下、中略。詳しくは初期版の方を参照のこと)
A選手の獲得優先順位はそれほど高くなかったというのが私の考え、
そんな選手に対して裏金を使い、獲得の見込みのない大学に入れるのは理解できません。
裏金を使うなら、獲得の見込みのある大学に入れたでしょうし、
獲得する気がそもそもなかったのなら、裏金なんて使わなかったでしょう。
西武球団の取った行動は矛盾だらけです。

最後の「早稲田大は本当に知らなかったのか」は一つの疑問。
いや、私もこれまでは早稲田は知らなかったと思ってたんですけど… 変だなと。
だって逆指名を取り付ける上で、必要なのは監督の許可だと思うのですが。
それこそ専大北上は大学進学が決まった時点で関係なし。
関係してくるのは専大北上ではなく早稲田です。
そんな入団の内諾に早稲田の許可、監督の許可がないのは不自然な気もするんですよね…
早稲田はA選手を庇うつもりはさらさらなかったように感じますし、
今回の会見で一番助かったのは早稲田でしょう。
多少イメージは下がりましたが、知っていたのは本人だけ、監督はお咎めなしですから。
今回の違和感バリバリの会見を見ていると、そんな風にさえ思えてきます。

まぁ、例え疑問が多々あったとしても、
初期版にも書いたように、西武球団側は抵抗できるわけがないので、
早稲田の言ったことを「真実」として飲み込むしかないんですけどね…
もはや外部の調査委員会が納得いく説明をしてくれることを期待するしかなさそうです…
幾つか真実はあるとしても、何か一つは嘘があるように感じる…
それが分からないのがもどかしいです。


以下、初期バージョン。
大体、西武が前田スカウトの関与を認める前ぐらいの段階です。

◆西武裏金問題 早稲田大が会見(初期版)
なんで西武球団側が偽装・隠蔽工作をするのでしょうか、というのが正直な疑問です。
自分から発表しておきながら、隠蔽工作を指示する意味って何なんでしょう?
…当該A選手をまだドラフトで獲得したいと思っていた…わけないでしょうし。
「うちが全部泥を被るから」ということで言い出したのなら、まだ理解できますけど…
それならば逆によくやったと言うべきなんでしょうが…
あとは早稲田との関係悪化を恐れて口止めをお願いしたということなんですが…

この話を信じるなら、太田球団社長が公表を決める前に、
球団がシラを貫き通すことを前提に、球団職員が連絡したようにも思えますが、
上の記事にもあるように、「事態発覚後」に「父親とのやり取りで」となっているので、
公表が前提となって電話されたことは明らかです。
よって裏金事件自体の隠蔽工作を図ったわけでも、
早稲田との関係悪化を恐れての口止めでもないことが分かります。

ならば、西武球団が全ての泥を被るつもりで口止めの指示をしたと思えますが…
それならば、何故、西武の提出した報告書に本人のサインがあったことを報告しているのでしょうか?
こちら
A選手の泥を被ろうとするならば、そんな本人のサインもあったと報告しないはずです。
西武球団の取っている行動は矛盾だらけです。
電話がA選手と個人的に親交のあった西武関係者、
それも”元”西武関係者によるものだったのなら話は分かるんですけど…
それじゃ今の報道は一体ナニ? という気持ちに。
何度考えても、西武球団側が偽装・隠蔽を指示する意味が理解不能です。

それに西武ファンとしては、A選手に早稲田進学を勧める理由が分かりません。
西武が早稲田の選手を獲得したのは、ここ20年以上ないはず。
浦和学院の鈴木健選手が早大進学予定だったのを強行指名してから仲は険悪だったと聞きます。
堤元オーナーが早稲田出身で大学との結び付きは言われてきましたが、
早稲田野球部との仲はむしろ悪かったはずです。
当時の早稲田は鳥谷選手らがいる黄金時代でしたから、
新たな関係構築を目指してのことなのかもしれませんが、
ドラフトで指名することを前提にした選手を積極的に入れるとまでは思えません。
早稲田で一流選手に育っていたけれども、
早稲田監督の反対にあって話がオジャンになったら、出した裏金は丸損じゃないですか。
これは早稲田監督も丸め込んでおかなければ成功しない作戦ですよ。
西武もドラフト指名する気で、本人もその気だったら指名すれば良かったじゃないですか。
4年後獲得できるか分からない大学に対して、
わざわざお金を出してまで進学させる理由などありません。
03年のドラフト2位を見てください。県岐阜商のショート黒瀬選手を指名しています。
この年のオフに松井稼頭央選手がFAでメジャー移籍、
ショートには03年夏以降に活躍し始め、期待されていた中島選手がいましたが、
当時はまだまだ未知数の存在でした。
03年ドラフトにおいて西武の補強ポイントの一つはショートでした。
黒瀬選手は当時のダイエーが上位で獲得するという報道が多く、
当日の強行指名には随分と驚かされたものです。
そんな裏金を出すほどA選手に期待していたのなら、この年のドラフトで指名してるはず。
優先順位が黒瀬選手の方が高く(獲得できてラッキー)、A選手が指名見送りになったのなら、
わざわざ裏金を出すまで面倒を見るようには思えません。
そもそも早大進学を決めたのはドラフト会議以前でしょうから、
高校生ショートを探す西武が指名を避けるとは考え難いです。
黒瀬選手よりも優先順位は下で、
黒瀬選手が指名された時に代わりに指名される選手よりも下で…なんだそれは(苦笑)
この話が事実とするなら、A選手は西武球団にとって「保険的存在」「コネ入団」程度、
最初から戦力として考えていなかったと考えられます。
そんな選手にドラフト指名前提の裏金供与って…変でしょう?
大体、発表翌日の朝日の記事では、
父親が早稲田進学を勧めて、入学金の相談をしたとなっていたはずです。
ならば、父親と高校関係者が西武に早大進学を認めさせ、
その上で選手に早大進学を勧めたということなんでしょうか?
でもこの記事によると、両親は最後に知らされた模様。あれれ?
こちら
んー、なんか違和感バリバリなのですが…
その「西武球団関係者」って、本当にスカウトだったんでしょうか?
ここまで言うのなら、その関係者の名前を出してもいいはずでは?
未だにその「関係者」の名前が出てこないのは不思議でなりません。

まぁ、いいですよ。西武球団が全部泥を被ればそれでいいんでしょう。
本当であったとしても、嘘であったとしても、
早稲田に迷惑をかけた以上、西武球団がこれを否定することはできませんし。
早稲田側がこう言った時点で、「真実になる」わけです。事実なんてシラネーよ(苦笑)
はいはい、隠蔽工作しました。すいませんです。

しかし、この報道があるまでは、
A選手の名前が出てこないのは早稲田だからという話を聞いてませんでしたが…
こうなってくると、早稲田も臭いものに蓋をしようとしているのが伝わってきます。
わざと論点をぼかしたマスコミ報道はそれが理由なんですかね…
そりゃ、渡した西武球団が悪いのは変わらないんですけど…
…これはもう西武球団側の調査委員会に期待するしかないですね。
西武にとって事実を明らかにするのは辛いですが、今の状況はむしろもっと辛いですから。

2007年03月14日

二進法

のような考え方なんですかね、ゼロか一か、賛成か反対か、味方か敵か、みたいな。
ピーターパンシンドロームほど純粋に思えませんし、
深く考えずにちょっとしたイメージだけを信じて、
安易な判断をしているのかもしれません。
まぁ、食品・菓子類といった安価な商品の場合は、
そこまで熱心に考え込むこともないかもしれませんが、
普通は頭の片隅で人間のミスを考慮はしているはずなんですけど…
それがないということか。
それは信頼ではない、バカなだけと言うべきなんでしょうか(苦笑)

携帯を操作しながら地面を見て歩くのではなく、
たまには空を見上げて、色々な形をした雲やそれらの流れる動きといったものを見て、
多種多様な自然の状態というものを感じ取るべきなのでしょう。
機械は自然を学び、多様性を増しているというのに、
本来自然であるべき人間は機械のように二者択一になっている、恐ろしいことです。


◆プロ野球 希望枠ドラフトは白紙、再考へ
今回の西武裏金問題を受けて、希望枠廃止が大きな流れになっているようです。
大学・社会人の目玉選手獲得に自信を持つソフトバンクは相変わらず反対、
広島はよく分かりませんが、各球団が希望枠を使うことによって、
それから漏れた選手を確実に獲得しようという考えで反対(?)、
巨人は代替案を用意するなど柔軟な姿勢を見せてはいるようです。

巨人の代替案のうち、クロスウェーバーやFAの人的補償の廃止は、
同意権ですので是非とも推進してもらいたいのですが、
FA権の早期取得に関しては抵抗感があります。
例え短縮するにしても程があるでしょう。5年・6年って…
これじゃ育成しようとする球団がバカを見るだけ。
メジャーのように莫大なお金で動くFA市場ならば、補償金などで補えるでしょうが…
日本とメジャーでは下部組織の充実も全く異なり、1軍の試合の中で育てていくのが主流、
ようやく一人前になったら他球団移籍となったら目も当てられないですよ。
育成に力を入れる球団には何の得もありません。
それならば、FA選手獲得の球団から翌年のドラフト上位指名権を譲るなりの処置を取らないと。
別にFAで選手をかき集めた球団があってもいいんですが、
それで選手が育たてる球団がなくなってしまっては球界が衰退するだけ。
金で選手を集める球団を作りたいなら、逆に選手を育てる球団への考慮もしてもらいたいです。

一部言われている「希望枠廃止による職業選択の自由の確保」に関しては、
(プロ野球のウェーバーが職業選択の自由に引っかかるとも個人的には思えませんが)
FA制度もありますし、これに選手の意思によるトレードの活性化を付け加えれば、
移籍の自由は担保されると考えます。
もし入団時にどうしても球団を選ぶ必要があるというなら、
ドラフト候補選手に3・4球団以上の希望球団を挙げてもらい、
それ以外の球団からの指名はできないとすればいいのではないでしょうか?
希望球団が1・2球団の場合は不正が出てくる可能性もありますが、
3・4球団なら余程の目玉候補でない限り不正は起こらないと思われます。
そうすれば、地域性・自分が活躍できるかどうか・優勝を狙える球団かを選手は考慮できますし、
12球団OKならばそれだけ指名される確率が高くなってきます。
現実には各球団が選手の希望球団を伺い、無理な指名を極力避けているわけですから、
こういったやり方も可能ではないかと考えます。
さらに進めて自由競争にするという考え方もありますが、
それでは野球ファンの目が届かなくなってしまいますし、
不正の温床になりうる「囲い込み」を助長しかねません。
ある程度はファンの目の届く状態で行うのが適切だと考えます。
…いや、まぁ、個人的にドラフトが楽しみだというのが一番の理由なんですけどね(爆)


◆プロ野球 西武のオープン戦
随分と、まぁ、賑やかな試合に(苦笑)
先発の松永投手は6回を投げる予定が、3回8安打3四死球7失点の乱調で降板。
ここまでの2試合が無失点で内容も良かっただけに、信じられない思いです。
2回は不運なヒットでピンチを招いたようなんですけど…
それでも最小失点で切り抜けませんとね。
カウントが有利な時は打たせて取れるんですけど、
カウントが不利な時にどうしても投球が偏りがち。
ストレート以外の球でなかなか決めにいけてない印象を受けます。
オープン戦序盤はスローカーブで空振りを取れても、
打者が仕上がってくるとファールになっちゃいますからね。
スライダー・チェンジアップも要所で使えないとなかなか厳しいです。
今後の課題はピンチで信頼できる球を増やすことでしょうか。
それができれば先発ローテで十分回れるんですけどね。
まぁ、オープン戦の間に課題が浮き彫りにされたことは良かったと思います。

2番手の山崎投手は3回無失点。オープン戦序盤はダメだったものの、後半にそれなりの結果。
ロング可能な中継ぎとしてアピールしてきています。1軍入りはどうなるか。
3番手の岡本投手は2四球を与えるなど1回1失点。
四球がマイナス要素。これが直らないことには1軍定着は難しいでしょう…
4番手の山本歩投手は2回1安打2四死球1失点。
今日は失点したものの、オープン戦全体では好投してますし、なかなかに面白い存在。
山岸投手の穴を埋めてくれるような活躍を期待したいです。

打者は17安打14得点の猛攻。
左の八木投手に対して右打者を揃えた打線が火を吹いて初回に7得点。
1番佐藤友亮選手が5打数3安打2打点とアピール。もう対左投手のスタメンは決定です。
対右投手でもスタメンに起用されるかどうかに注目。
ただ対右投手のスタメン候補である福地選手も途中出場でタイムリー2ベースを放つなど活躍。
外野手争いはかなり熾烈になっています。
加えて、3番GG佐藤選手が先制2ランホームランを含む3打数2安打2打点と活躍。
さらに途中出場の大島選手がタイムリー2ベースを放つなど活躍。
キャプテンの赤田選手も途中出場で内安打1本と内野ゴロ1点と結果を残しています。
誰を落とせばいいのか…オープン戦の結果からすれば、和田選手が落ちることになるという状況。
外野のスタメン争いはさらに混迷してきました。
もうこうなったら外野は6人で守るということで(爆)

その他には片岡選手が5打数2安打2打点、江藤選手がホームランと2四球と活躍、
平尾選手は1打数1安打1打点1四球、中村剛也選手は2打数1安打1打点2四球、
カブレラ選手は3打数2安打、野田選手は2打数2安打1打点2犠打。
スタメン起用された選手では和田選手のみがノーヒットで、他はみんな活躍でした(^^;
カブレラ選手はオープン戦初ヒット。
まだ本調子ではないようですが、存在感ある選手には変わりありませんから、
ここから調子が上がってくることを期待したいです。
野田選手は打撃面でアピール。特に対左投手には強いですね。
リード面が安定しているなら、対左時に使いたくなるんですけど…
調子良い投手では問題ないものの、少し投手の状態が悪くとリードがサッパリになるのが難点。
ピンチでのリードが単調といいますか…
なんだか、投手と一緒に捕手までピンチになっている感じ。
慎重に行くかと思いきや、無謀なリードしてガツンとやられる印象が強いです。
もう一皮向けてもらいたいところ。

外野以外で熾烈なのは、ファースト・サード・DHの争いですかね。
これまでは中村剛也選手やリーファー選手らが起用されていましたが、
B班の選手が合流すると、ベテランの江藤・平尾選手がアピール。
主砲のカブレラ選手もいますから、密かにこちらのスタメン争いにも注目です。
シーズンを通して考えると、江藤・平尾選手がレギュラーを取るのは考え辛いのですが、
ここ一番では頼りになる存在ですからね。
こういった所に選手層の厚さがよく現れているような気がします。
まぁ、中村剛也選手が一人前になるのが一番早いんですけどね(^^;

難しい話ですが。

「不正を許さない社会」というよりは、
「隠されてた不正が表に出ることによって、(中途半端な)信頼を裏切られることを極度に嫌う社会」
というほうが、個人的にはしっくり来たりそうでもなかったり。

Y印やM自動車以来の、特に大企業の隠蔽体質の露呈・それに類する失態なども含めて
報道と顧客(いわゆるファンも含めて)のここ数年の反応を見ていると、なんとなくそんな気がします。

またかまたかといいつつ、一向に改善されない。
一見正義感に基づくと見える言動も、全ては過去のものへと切り替えられ、
それどころか、世の中を叩くほどににホコリが目立つわけでして。
この傍観者側の過度なアレルギー反応を多少収めないことには、
以後の全ての分野においての大失敗以後の進展は見えないと思いたい。
企業側にしたところで、V字回復つっても、元の鞘に納まっただけだしね…
その後の停滞は、各社ともよく認識してると思いますが、やはり進歩には至らない。
国の発展を心から願うわけではないですが、現在の流れは好ましくありませんよね。

何が言いたいかというと、裏切りに対する憤怒は、
結局は自分の目の暗さに帰結するということを忘れないようにしたい…ってことです。
一人でサイトやってたときにも書いたことあるかも…常に自分に戒めを。

■■■上の話は。
顧客に対して否定的な人間の愚痴みたいなものなので、早急に忘れてくれるとありがたいです(^^;

気を取り直していつものラクガキ。

0313.jpg

ルナサ・プリズムリバー。
ようやく3姉妹(4姉妹?)の一人が描けました。
最初は鬱っぽい表情でしたが、ちょっとだけ弄って、照れてるよーな表情に。
メルランとかでこの顔やると面白いかも。

さておき。
最近、アップ時の画像解像度で悩んでます。
ぶっちゃけ、こないだの魔理沙は小さくしすぎたのが反省点。
かといって、大きくしすぎても、日記としてはどこか不自然な気がしますし…これまた難しい(笑)
そんなわけで、しばらく大きくなったり小さくなったりしますが、ご容赦くださいませ。

2007年03月12日

不正を許さない社会

不二家の事件、松岡農林水産大臣の光熱費・水道代問題、西武の裏金問題…
不正を許さない社会になったというのは、まぁ、良いことだとは思うんですが、
擁護の意見がほとんど聞こえてこないことに不気味さを感じてしまいます。
犯罪者は人間ではないというかのように死刑を求めたり、
いつまでも塀の中に入れておけというような、今の流れには肌寒いものを感じます。
もちろん、悪いことを許さないとする基本姿勢は良いとは思うんですが、
ではそれが何故悪いことなのかを考えるとき、
相手の立場に立つなど、反対意見を自らの中に持たなければ、悪いことの本質は見えてきません。
ネットなどで誰でも意見を言えるようになったのは便利ではあるのですが、
自分も含めてですけど、どこか偽善チックになっている所があると思います。
流れに乗って叩いてればそれでいいというものでもないでしょうに…
どうも私は一方的な意見に怖さを感じてしまいます。

世の中は「イジメは良くない」と言ってますけど…
やっていることは大人も子どもも変わらないというか、
大人は自分たちが悪いことをしていると気づいてないだけに余計に性質が悪い。
一面的な尺度で、相手に少しでも非があると分かったら、
その一面的な尺度のみで、とことん相手を一方的に突きまくるというのは…
大人が問題にしている子どもたちのイジメと何が違うんでしょうか。
何なんでしょう、この偽善くさい構造は。全ての人が言わば、傍観者ということなんですかね。
まるで当事者が一切存在していないかのような社会に感じます。
存在する当事者は加害者であれ、被害者であれ、
全て傍観者の手で葬り去られれているといっても過言ではないのではないでしょうか?


◆プロ野球 西武裏金問題 ドラフト指名制限の処置を示唆
まぁ、今年のドラフト指名は実質的には無理でしょう。
既に西武のスカウト活動は自粛になってますし、
仮に指名したとしても選手の入団の判断は難しくなってしまいます。
それまでに問題がきちんと整理されたなら、とするのが無難でしょうか。
けどプロよりアマの方が怖いなぁ… 特に高野連…
建て前ではアマチュアなので金銭問題を一番嫌ってますし…

また、東北楽天の楠城スカウト部長が活動自粛だとか。
04年12月まで西武のスカウト部長でしたから、
今回の両選手の囲い込みに関しては知っていたと考えられます。
その後、どういう経緯で解雇となったかまでは分かりませんので、
何とも言えないところではありますが…
まぁ、でも問題となっている05年10月の振込みには明らかに関わってないでしょうから、
そこまでせずともと思いますが…まぁ世論が落ち着くまでは仕方ないことでしょうか。
ん? でも楽天って木村投手の獲得に名乗りを挙げていたはずだけど…
あれ? あれれれ? やはり昨日のは憶測か(^^;
でも木村投手は自らを危ない橋へと…(苦笑)

あと一部意見で西武球団の裏金問題の発表が遅れたことを指摘する声がありますが…
いや、まぁ、不正はいかんと思いますが、
西武球団側からこのことを発表することはできませんよ。
西武側が発表したこ結果、A・B選手には多大な迷惑をかけているわけですし。
本来、墓場まで持っていかなければならない所を発表せざるを得なかったのは西武側の落ち度です。
もっとも自主的に発表しようが、とぼけようが、朝日が記事を載せていたでしょうから、
結果的にはA・B選手の名前が出てしまうことにはなったのでしょうがね…
どちらにしても、西武グループ内で処理される問題だけではなかったわけですから、
発表が慎重になるのは無理からぬことだと思います。

既に西武球団以外の所で、これだけの犠牲が払われているわけですから、
せめて希望枠撤廃、スカウト活動のガイドラインぐらいは定めてもらいたいです。

最後に、あれこれ言うよりも横浜・石井琢郎選手のブログを。
「囲い込み」だとか「パイプ」だとか、今回のような裏金云々は別にしても、
選手の意思以外の所で動いてるのが実情です。
それが今回の事件を起こしている一つの背景だとも言えますよね。


◆プロ野球 西武のオープン戦
今日は最終回に追いつかれ、1-1の引き分け。
石井義人選手のセカンド守備が炸裂… それでも抑えてくれ守護神・小野寺投手(^^;

先発の涌井投手は、5回3安打1四球無失点と好投。
周囲は褒めまくりなのに、相変わらず本人は不満顔。求めるレベルが高い。
ストレートのスピード・球威・制球といったのがまだまだだそうですが、
今日のないようなら十分だと思いますけどね。相手の横浜もベストオーダーでしたし。
求めるレベルが高いことは良いことだと思いますので、上を目指しながら調整していって欲しいです。
ファンとしては今年も安心、さらなる成長を期待、という感じですかね。

2番手の三井投手は2回パーフェクトでこちらも安心。
3番手の岩崎投手は2回を投げ、不運なショート強襲2ベースなどがあるも、
見事にピンチを切り抜けて無失点。
ランナーを出してからの投球が一つのポイントでしたから、
今日の投球は良いアピールになったと思います。
4番手の小野寺投手はそろそろ仕上げの段階で頼みます、といった感じでしょうか(^^;

打線では石井義人・中村剛也選手が2安打でアピール。
しかし石井選手はセカンドの守備で足を引っ張り、中村選手は残りの2打席が三振。
短所がもう少し改善されれば、2人ともバリバリのレギュラーなんですけどね。
石井選手は守備の確実性を、中村選手は打撃の確実性をもう少し上げて欲しいです。
他には福地・片岡・栗山・赤田選手と1安打ずつ。
赤田選手はようやくヒットが出てくれました。ここから調子を上げて行ってくれることを期待。
外野手争いは厳しいですからね。キャプテンとして他の選手に負けないよう頑張って欲しいです。

心配なのはカブレラ選手~ まだ試合数は少ないものの、今日もヒットなし。
伊東監督は開幕2軍も示唆したようで… まぁ、発奮を促してのものでしょうが。
それでも体型が太りすぎという声も聞かれますし、開幕に向けての不安はやはりあります。
今やリーファー選手が絶好調ですから、カブレラ選手といえどもレギュラー安泰とはいきません。
競争に負けないよう最後の仕上げをしていってもらいたいですね。


◆ゲームの話 ALMAコンプリートエディション
円クリア~
これでALMAはコンプリート完了。
タイトルCGが大変エロくなりました(^^; なんとなくハーレム気分(爆)
続いてオマケシナリオが開封…
いや、これは見なかったことにしよう、うん、見なかったことに(苦笑)

円シナリオは面白かったんですが、思いの外、短かったのが残念。
もう少し円と会話・らぶらぶしたかったのに… 他と比べると、すぐ終わっちゃうもんなぁ。
イベント少なすぎ。もっとイベント増やして欲しかったっす。
つーか、乳を、もっと乳を(爆) 過去だけでは勿体無い(^^;
エンディングも予想の範疇だったとはいえ、円と一緒にいられなかったのは残念。
一緒にいる展開が見たかったから円シナリオをプレイしたわけですし。
まぁ、アフターシナリオで登場しますけど…
あれを見ると、今後、主人公が刀で○○する危ないヤツになってしまう気が(苦笑)
いや、自分なら間違いなく…(爆) そんでもって、円に斬られてエンディングへ(笑)
ところで円エンドを始めとするその後の展開では、香苗や鈴はどうなってるんでしょう?
おいおい、円さん、まだ仕事が残っているので出てきてくださいよ、とか思ったり(^^;
勝手に円シナリオ→鈴シナリオ→カナエシナリオと順に繋いで妄想するか(笑)

クリア後の謎として残ってるのは…
 梗シナリオで主人公が残れた理由、
 由衣シナリオで由衣以外に主人公を望んだのは誰か、
 円が10年前に蘇生失敗した理由、
この3つが主なところでしょうか。
一つ目を予想すると、登場しない由衣が主人公のことを忘れていなかったから、なんでしょうか。
それともカナエ、なのか。はっきりとは分かりません。
二つ目は、香苗かと思ったんですが、特にそれらしい記述はなし。
なら、円自身がとも思いますが、そういった口ぶりもなし。うーん、分からない…
三つ目はサッパリ。円の嫉妬が原因とかなると可愛いけど(爆)
う~ん、でも円が主人公の魂に気付くのは円シナリオだけですし、それはないかなと。
単純になんらかの理由で力が足りなかったということなんでしょうか。

あー、それと鈴シナリオの鬼との関連が不明確ですよね。
円シナリオを見ると、鬼との確執がよく分かりますが、
剣から鬼が飛び出してきた理由が分かりません。
3年前という符合から、主人公の魂と関係しているのでしょうか?
アフターシナリオとはいえ、円の時には抜刀しても何もなかったですし…
まぁ、そう考えると合点がいかないわけではないか。

そんなこんなでクリア後も色々と謎が残ったものの、
全体的には綺麗なストーリー展開で、なかなかに楽しませてもらいました。

2007年03月11日

西武「裏金」問題

なんか予想以上の反応になってますなぁ…
正直、ここまで大きく報道されるとは思いませんでした。
ある意味、「時代」なんですかね。良い意味でも悪い意味でも。

かなり誤解されている節もあるようなので、論点を整理しておきます。
04年8月に巨人が一場投手に対して栄養費を払ったのが問題となり、
同年10月に横浜・阪神の栄養費が明るみに、
それを受けて05年6月に12球団で「倫理行動宣言」を採択、
スカウト活動における選手側への利益供与を禁止しました。
さらに今年の3月中旬に今季のドラフト制度を正式決定する予定になっていて、
倫理行動宣言に違反した場合の罰則規定も決められる方向となっていました。

栄養費事件や倫理行動宣言採択前のプロ野球は、裏金の噂が絶えませんでした。
特に故・根本陸夫氏が西武・ダイエーの監督・フロントに就任していた80年代から90年代は、
「囲い込み」や逆指名制度における「裏金」が横行していたと言われています。
(根本氏に関しては、こちら参照のこと)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E9%99%B8%E5%A4%AB
ただ、その時はまだ噂程度で、週刊誌でちょこちょこ記事が出る程度だったんですが、
一場投手の事件で巨人・横浜・阪神がタクシー代・栄養費の存在を認め、
裏金があったこと初めて証明されたわけです。
もちろん、これ以外にも多くの噂があったわけですが、
それらが露見すると球界そのものが保てなくなる危険性がありますから、
以前のことは水に流し、今後は裏金を使わないようにしようというものが「倫理行動宣言」です。
裏金は一場投手の件以外に「なかった」のではなく、
「なかったことにした」わけです。

今回、再び金銭の授受が明らかになったわけですが、
B投手(木村投手)への270万は04年1月から04年9月までの間であり、
倫理行動宣言採択前のことです。
04年8月の巨人の騒動の後にも渡されていたことは多少問題もあるでしょうが、
木村投手の母親は当時入院中で04年10月に死去していることから、
木村投手を03年ドラフト時に「囲い込み」、東京ガスへの就職を斡旋した経緯から、
母親の存命中はお金を振り込み続けたということでしょう。
その後は一定の義理を果たした、もしくは振込先の口座が閉鎖になったために、
支払われなくなったと考えられます。
いずれにせよ、こちらは倫理行動宣言採択前のことですから、
(贈与税がどう処理されたのかの問題や、
 アマチュア球界との協定に違反するという問題は残りますが)
プロ野球界としての問題は少ないように思います。

問題はやはりA選手(早稲田)のケースで、
こちらの場合も囲い込みで契約がなされたのは03年秋~04年冬の時点、
父親の話では一度目の入学時に支払いがなされたとされていて、
ここまではB投手と同じ流れです。
ところが、こちらは05年10月に残金500万円が振り込まれたとされており、
これは明らかに05年6月の倫理行動宣言採択後の利益供与で、同採択に違反します。
これが今回の問題の最大の焦点です。
西武側を擁護するならば、、A選手との契約は宣言採択前であり、
05年10月の振込みは新人選手獲得が目的ではなく、
約束どおりにA選手を獲得できない状況になったことに対する手切れ金であり、
(お互いに黙っていましょうねということ)
むしろ倫理行動宣言の理念に則ったものだとも言えます。
…まぁ、自分で言っててもアレですが。裏金の処理ですし。
それでも新人選手獲得の目的ではないとするなら、一定の理はあります。
だが同時に、倫理行動宣言は球界の浄化を約束したものなのだから、
疑わしい行為も当然してはならないと考えられるわけで、
今回のように騒動を起こした西武の対応は宣言に反するとも言えます。
結局、曖昧で罰則が定められず、
共同宣言的なものに留まっていたことのツケが出ている形となっています。
西武の取った行動に対する問題の焦点は、西武のA選手に対する05年10月の振込みの意思、
そして倫理行動宣言の解釈にあると考えられます。

それ以外にも、勿論、アマ球界との取り決めを破ったことや、
ここまで何の発表がなされなかった西武球団の対応の遅さ、
また倫理行動宣言そのものに現れている球界の隠蔽体質、
裏金の存在を認めてしまうドラフト制度など付随する問題は様々にあります。
今回のニュースを見聞きする時は、
まずどの問題に焦点が当てられているのかを中心に見てもらいたいです。
いきなりドラフト制度が悪い、完全ウェーバー制だとか言われても、
理論に飛躍がありすぎて、関連性が全く見えてきません。
完全ウェーバーなら裏金問題が全て片付くのかといえば違うわけですし。
色々なものが複雑に絡み合い、それぞれの主張を展開しようとする雰囲気があるだけに、
野球ファンや一般の視聴者は流されないように注意して見ていって欲しいです。
…ただ何度も言いますが、西武球団が起こした騒動そのものは許されません。
すんませんです…m(_ _)m


◆プロ野球 西武「裏金」問題
一つ分からなかったことがあるのですが、
東京ガス・木村投手はどうしてロッテ志望で、横浜の指名を拒否したのでしょうか?
高校時代に広島の打診を受けず、西武の囲い込みを受けた理由は、
社会人入団の契約金の高さ・入団保障、
そして入団時までの生活費の工面(月30万)で分かるのですが…
西武が太田体制に代わり、裏金の選手を獲得しないと通達されたであろう時は、
12球団OKの姿勢に一時的になったものの、すぐに在京パ→ロッテ志望に。
在京パが西武を指していて、引っ込みが付かなかったからロッテになっただとか、
裏切られた西武を見返すためにパリーグに行きたかったとか言われていますが…
それらが横浜の指名を拒否するほどの理由とは思えないです。
それこそロッテと何か蜜月な関係なのではないかと疑われ、
自ら裏金情報を明らかにしかねない状況に追い込んだでしょうし…
裏金の発覚を恐れていたとすれば、
多少渋る姿勢を見せた後に入団していた方が利巧だったように思います。

もうここからは完全に憶測でしかありませんが、
ロッテは西武が木村投手に裏金を渡していた事実を知っていたのではないでしょうか?
今考えると、昨年6・7月頃にあったバレンタイン監督の「裏金は今でもある」発言は、
西武球団に対する牽制、並びに木村投手サイドに対する意思表示だった可能性も…
…まぁ、金額が違いすぎますし、その時点でロッテが木村投手を狙っていたかも定かではありませんし、
単にバレンタイン監督のオーバーアクションであったのかもしれませんが。
それでも東京ガス側が04年6月の時点で裏金の事実を知っていたわけですし、
その後に来た首脳陣、八木沢投手コーチらが知っていたとしてもおかしくはないです。
最近のロッテスカウト陣は情報収集が巧みですし、調べが付いていた可能性もあるかと。
そう考えると西武の獲得断念後、12球団OKとなりながらも、
楽天の希望枠を蹴り、在京パとしてロッテ志望を表明したのは合点がいきます。
ロッテが西武同様に裏金を渡したと考えるよりも、
ロッテが裏金の事実を捕んだと考える方が合理的です。

その後、横浜の指名を拒否したことにロッテが絡んでいたかは…んー、分かりません。
そういう状況なら、木村投手側がロッテから情報が漏れることを恐れて、
その事実を知らなかった横浜を避けると考えるのが当然なのかもしれません。
…まぁ、結果的には発覚しちゃったわけで、元も子もありませんでしたが…
そう考えていくと、木村投手も判断が甘かったとはいえ、
現行のドラフト制度の被害者だったのかもしれません。
裏金と囲い込みに振り回された4年間だったかと… 正直、スマンかった…

この憶測が仮に正しいものだとするなら、
それじゃ朝日にリークしたのはロッテなのではないかと思えてきたり(爆)
まぁ、それはないでしょう。ないと思いたい(^^;
今回の発覚で木村投手とロッテとの関係も疑われる可能性はあるわけですから、
どちらかといえばマイナスイメージ、
今年のドラフトで木村投手を獲得できない可能性も強まりますから、考えられないでしょう。
…いや、まぁ、完全ウェーバー制導入の利の方が大きいと考えたり、
球界再編をもう一度と強く思っているなら話は別ですけど…
そういった節は全くありませんし、
もし仮にそうたとしても、週明けにでも第二、第三の爆弾を投下して、
ドラフト改革を決定付けるでしょう。
…まぁ、そんなことありえませんわな(笑) 同じパリーグの仲間~だし(爆)
球界全体のイメージ低下に繋がってしまったわけですし、
やはり球界内部からのリークではないように思えます。
変な憶測をして正直スイマセンでした、ロッテさん… ネタということでヨロ。


◆プロ野球 西武のオープン戦
4-2でライオンズが勝利。
オープン戦が好調すぎて逆に変な気分ですが、
こういった球場外が騒がしい時は、勝利が何よりもの薬です。ありがたい。

今日の先発はグラマン投手で、5回4安打1失点の好投で開幕ローテ決定。
ランナーを出した2回に連打を浴びるなどバタバタしましたが、
相手の走塁ミスなどもあって最小失点で切り抜けましたし、とりあえず良しでしょう。
ローテ定着のためにはランナーを出してからの投球がポイントですね。
盗塁も一つ決められましたし、開幕までにセットの投球を再確認しておいて欲しいです。
2番手のギッセル投手は、2回3安打1四球で1失点。
6回は3連打で失点するなど内容がイマイチ。
最後は三振ゲッツーで、相手の拙攻に助けられた形でしたし、うーん…といった感じ。
現時点での開幕1軍入りは厳しそうです。
それでも貴重な戦力には変わりありませんから、下でじっくり仕上げて欲しいっす。
3番手の山崎投手は2回無失点だったものの、3安打2四死球と内容はイマイチ。
球速も出てなかったようですし、どうやら1軍入りは厳しめ。潮崎道場でやり直してください。

打線では1番福地選手が3ベースヒットに、ソロホームランと2本の長打でアピール。
しかもホームランは課題だった右打席での一発、良いアピールになったのではないでしょうか。
足には定評がありますから、昨年以上の打撃を見せればレギュラーは確実。
移籍2年目も期待です。
2番片岡選手はチャンスを生かす2本のタイムリーヒットでアピール。
今日は中島選手が首を寝違えて欠場となり、ショートで出場。
打線では繋ぎ役、塁に出れば果敢に盗塁、守備では要の二遊間と、
ライオンズの野球には欠かせない選手になっただけに、さらなる活躍に期待ですね。

他には細川選手が2安打、江藤選手が2ベース、
中村剛也選手が途中出場でタイムリーとそれぞれ好結果。
特に中村剛也選手はしばらくヒットが出てなかっただけにホッとしています。
主軸であるカブレラ・和田選手の長打力が落ちてきているだけに、
新たな和製大砲である中村剛也選手にかかる期待は大きいです。
一昨年の交流戦時のようなホームラン量産を見せてもらいたいです。

心配なのは、赤田・カブレラ・和田選手の主軸の3人。
和田選手はヒット1本放ったものの、まだまだ調子が上がってきているとは言い難く。
打撃フォーム改造中なだけに、仕上がるのかが多少不安になります。
カブレラ選手は未だにノーヒット。まだ出場2試合目ですから、気が早いんでしょうけど…
やはり景気のいい一発を見たいというのが心情です。
赤田選手は選手会長・キャプテンということで、今回の騒動に心を痛めていないか心配です。
高卒入団で高校時代から有名でしたから、裏金騒動に巻き込まれることはないでしょうが、
真面目な選手で、自身の成績も伴ってませんから、追い込まれなければいいんですけど…
グラウンドで元気な姿を見せてくれればそれだけで励まされますから、
周囲の状況に負けないよう頑張ってもらいたいです。

2007年03月10日

戻ってきました。

だんだん適応力が落ちてるのが身に染みた3日間でございました。
あと何回都会を躊躇なく歩けるやら…

■■■行事は。
まぁまぁいいものでした。
付け焼刃の参加者の集まりで足並みをそろえるのは難しいですが、
めったに無い機会なので、参加できると非常に嬉しい。

余った時間は、都内の知人に会ったり、適当にぶらついてみたり。
秋葉原に異様にでかい建物が2つも出来てて、ちょと引いた。
いつもの電気街に、寂れ行く商店街の哀愁を一瞬だけ感じ取った気がしましたが、
多分疲れてただけだろうと(笑)
とりあえず、通販でお世話になってる店は片っ端から覗いてみました。
まぁ書くようなことは特に無く。

■■■気楽にいこうぜ。
0310.jpg
そんな感じの魔理沙。まぁありがちですが、やっぱり外せない(^^;

なんというか、戻ってきてニュースとか見ると、いきなり深刻なことになってて、驚きました。>プロ野球
ビジネスである以上、きな臭いものはどうしたってついて回りますが、
プロスポーツという世界は勝手がまったく違う。
過去からの金銭問題を省みれば十分に理解できる範囲の話ですが、
それはやはり「キレイゴト」なのでしょうか。

とにかく、見守る側としては、相応の沙汰が出るまでは、気を取り直してシーズンを迎えるしかありませんね…

そゆわけで、最初は元気ない表情のルナサ描いたけど、あえて魔理沙をアップしてみました。
ルナサはまた後日、ラクガキのほうにあげるかも。

今日はもう

一日中頭痛かったっすよ。
ニュースを見ると、西武・西武…
オープン戦でもほとんど映らないから球団旗を久々に見た感じさえ(苦笑)
さっさと内部調査して、事態の収拾を図って欲しいです。
開幕まで…ってのは無理あるでしょうが、できるだけ早くして欲しいっす。

問題の所在等は既に書いたから省くとして、今後の対応策ですよね。
球界としては、希望枠の存続は難しくなってくるでしょう。
今回の事件はいわゆる「囲い込み」に関するものですから、
その温床にもなっている選手側の逆指名の存続はこれ以上、不可能です。
ただ希望枠存続を訴えているのが、巨人を中心とする有力所なだけに…どうなりますか。
仮に希望枠が撤廃となり、完全ウェーバー制になっても、
指名拒否が相次げば「囲い込み」は成り立つわけですから、
スカウトと選手・監督・両親との事前接触を完全に断ち切るしか方法はありません。
ドラフトの交渉権を得る前にも接触しているから、こうなるわけで…
どこまでがスカウト活動として認められるのかを明確に定める必要があるでしょう。
もうこうなったら春か6月頃にドラフトを行い、
交渉権獲得球団がじっくり入団交渉するというようにした方がいいのでは?
もうスカウトは現地に足を運ばずに、野球小僧でも読みながらドラフトするということで(笑)
メジャーでも囲い込みは有名無実化していますし、難しい問題の一つです。

ただ同時に、本当に困窮している有望選手がいたら、どうするのかという問題もあります。
野球名門高校ともなると、学費以外の遠征費が大変なことになってしまうでしょうし…
そういった境遇にいる選手を既存の奨学金制度だけで救えるのかという点は無きにしもあらず。
それならば裏金を積むよりも、プロ野球奨学金制度を12球団共同で作って、
各球団の申請を受けた第三者機関が審査をして、資金援助を行うというのはどうでしょう?
それはそれで問題が出てくるとは思いますが…
しかし、まぁ、野球ってのは改めて考えてみても、金のかかるスポーツですよね。

球界の問題から西武の問題に話を戻しますと、内部調査の上で責任者の処分は当然として、
今年のドラフトの不参加はほぼ決定でしょう。
大体、指名しても来てくれませんよ、こんな状況では… 辞退せざるを得ないです。
問題はドラフトに影響が出る年数。
今年だけで済むのか、2年間の参加禁止となるのか、水面下で影響が出続けるのか…
早稲田と東京ガスから選手を獲得できないのは当然としても、
他の大学・社会人の選手にしても、裏金を貰ったと後ろ指をさされる可能性もあり、
西武から指名されても行かせないと考えることが多くなるかもしれません。
そしてそれ以上に大変なのが高野連との関係。
A選手との関係で野球留学を斡旋していたと思われてもおかしくないです。
最悪の場合、プロ側が西武のドラフト復帰を認めたとしても、
高野連を中心とするアマ側が拒否するという可能性は否定できません。
今回の事件が一体どれだけの影響をもたらすのかは現時点で予測不可能です。
新人選手が来なければ、当然戦力的にも人気面でも曲がり角に来るわけで…
黒い霧の再来を思わされます。まぁ、今回は完全に西武側が悪いんですけどね。
いやはや、頭痛いっす…


◆プロ野球 西武のオープン戦
地元でのオープン戦が最悪な形で始まったものの、選手達は奮起して5-2で勝利。
状況はどうあれ、選手はプレーを見せ、ファンはそれを応援することは変わりないですよね。
…もちろん、償いはちゃんとしないとダメですけど…
一ファンとして引き続き応援していく所存であります。

試合の方はジョンソン投手が5回2安打1失点と好投。
1回と4回は少しバタバタしましたが、それ以外はほぼ完璧。問題なしでしょう。
球速は140前半出るか出ないかだったようですが、バットをへし折るなど球威は十分、
変化球もキレていたようで、先発ローテとしては十分な出来でしょう。
新外国人投手に好結果が残ったということで、ホッと一安心しております。
2番手の許銘傑投手はややバタバタして、2回1失点。
なんか同一リーグの対戦だといつも…といった印象が拭えず。外国人枠の関係で1軍は厳しめ。
3番手の大沼投手は2回パーフェクト。逆境に晒されて変身したと信じたい(^^;
これまで期待するも散々裏切られてきましたから、にわかには信じられませんが、
今日のピッチングを次回以降に繋いでいって欲しいです。

打線の方はリーファー選手が2打数2安打1ホームランと相変わらずの大当たり。
もうシーズンにとっておいて欲しい(爆)
それ以外ではベテランの高木浩之・平尾・江藤選手が好結果を残し、存在感をアピール。
高木浩之選手のガッツと平尾選手の明るさ、江藤選手の経験はチームにとって必要不可欠。
こういう状況だからこそ、彼らの存在感はより一層増します。
ベテラン選手を中心に一つにまとまって、今シーズン戦っていって欲しいです。
そういう意味では、逆風の中、良いスタートになったと思います。

あとはカブレラ・和田選手に結果が残ってくれば、打線はほぼ仕上がり。
明日の試合ではチームに喝を入れる一発を期待したいですね。


◆ゲームの話 ALMAコンプリートエディション
カナエクリア~
これがALMAのグランドエンドですかね?
挿入歌もありましたし、他に比べると凝った作りでしたから。
カナエシナリオは香苗シナリオの不満点がほぼクリアされていた印象です。
最後の場面はなかなかに感動的でしたね~
主人公の前にちょこんと座っているカナエのCGが良かったっす。

ただカナエに対する想いが強すぎて、
香苗に対する想いがあまり描かれていなかった感じはありましたが。
でもカナエシナリオですからこれでOKでしょう。
個人的にもカナエの方が好きだし(爆)
つーか、アフターシナリオはこっちで組んで欲しかったよぉ…個人的に残念無念。

西武の「栄養費」問題2

どうやら思ってた以上に大変なことになりそうですなぁ…
今回の件は朝日が嗅ぎ付けた模様。他と比べても詳しい記事のオンパレードです。
 支払い時期は04年春から05年10月
 貰ったとされる早大野球部選手の父親の話
 早大野球部監督の話
以上のことから、報じられた時点で選手は特定されていた模様です。

東京ガスの投手であるB選手は予想通りでした。
04年春からの支払いはこの選手だったんでしょう。
おそらく高校卒業後、社会人入りする際にお金が支払われたのだと思います。
まぁ、「囲い込み」の噂は全くないわけではありませんでしたし。
太田社長が06年夏に知ったとされているのを事実だと考えれば、
春の時点で自由枠候補に名前が挙がりながらも、それ以降は名前が聞かれず、
夏以降は獲得断念に近い形となったことの説明も行きます。
その選手の入団姿勢が、特定球団のみ→12球団OK→某球団のみと変わったのも合点のいく所。
んー、でもそうなるとその後に手を付けた某球団も関係しているのでしょうか…?
今年のオフにまたドラフト指名が可能になるわけですが…
西武は勿論指名できないでしょうが、その某球団は指名するんですかねぇ?
こうなってくると、昨年指名された時点で入団しておけば良かったのに、と思えますね。

A選手は全くの予想外でした。
こちらは既に入団していると思っていましたから…
どうやら早稲田の現役3年生野手の模様です。
加えて、特待制度があることから私学の系列高校出身の選手だと思われます。
また中学時代に目に留まったということから考えて、
発掘したスカウトは昨オフ解雇された有名スカウトで、
おそらく関西からの野球留学者だったのでしょう。
でもって、早稲田に斡旋したということは、葉留彦スカウト部長が関わっている可能性大。
鈴木葉留彦スカウト部長の首が飛ぶのは決定的な感じです。

それにしてもA選手の件は大問題ですよね。
A選手の父親の話から、いわゆる「囲い込み」の実態が明らかにされました。
「囲い込み」というのは、プロ球団が選手を早い段階で目を付け、
その後の進路先の面倒を見て、他球団に邪魔されないように選手を獲得することです。
一番多いのが高校から大学のケース。
高校生の時点で指名候補に名前が挙がる有力選手でも、進学等を理由にすればドラフト指名はできません。
そこでその選手に進学を進め、その世話をすることで(一般的に金銭が絡むかは不明)、
他球団の手出しができないように結びつきを強め、
卒業時に希望枠を始めとするドラフトでその選手を獲得するという手法です。
B選手は社会人でしたが、同様のケースだと考えられます。
(高校時にドラフト1位確約も社会人入り、希望枠候補に名前が挙がるも発覚で断念)
あ、そうそう、昔のプリンスホテルと西武の関係もこれに当てはまりますよね。
高校時にドラフトにかかりそうな有力選手を系列であるプリンスホテル野球部に入れ、
そこから他球団に極力手出しをされないようにして獲得するという手法です。

以前あった「栄養費」問題では、タクシー代・食事代としか言われず、
ドラフトで横行していた所謂「囲い込み」の実態は明らかにされませんでした。
それが今回、「囲い込み」の一例が露見してしまったわけで…
この二選手のみ、西武球団のみの問題として片付けることは不可能になってしまいました。
金銭が絡んだかどうかは別問題としても、
プロ球団が進路先を斡旋しているケースはよく聞きます。
金銭が絡んでるかは分かりませんが、昔のダイエーと九州共立大の関係が一つの例です。
(ソフトバンクが親会社になって以降、共立大からの指名はなくなりましたから、
 関係があったのは根本氏の影響があった頃までと思われます。今はクリーンでしょう)

ここからは完全に憶測となりますが、今回の問題は根深いもののように思います。
A選手の父親が簡単にこう言ったということは、
他にも例があったか、そういうものだという認識があったのでしょう。
金銭が絡んでいるかは定かではないものの、
高校の野球留学の影にはプロ野球球団の「囲い込み」の影響があり、
大学・社会人チームとプロ野球球団との密接な結び付きが明らかになりつつあります。
これを支えているのが、「希望枠」を中心とする現行のドラフト制度なのですが、
仮に完全ウェーバー制を導入したとしても、
指名拒否が相次げばこういった例はなくならないわけで、
プロ野球界とアマチュア野球界との関係に再び大きなヒビを入れかねません。
今回は選手の親へのアプローチでしたが、学校そのものにアプローチすることも可能でしょう。
例えば、その学校のOBが出身校に寄付するだけでも、この関係が成立する余地はあります。
OB等の援助の大きい私大野球部では裏金どころか、堂々と出すことも可能に。
今や中学生どころか、小学生まで目を付け始めているとも聞きますし…
有望な野球選手の斡旋狂想曲は止まることを知らないように思えます。

やや話が逸れてきたので、今回の件に話を戻しますと、
B選手はまだしも、A選手は高校の時点でドラフト1位クラスだったかは疑問が残ります。
その選手に関するスポーツ紙の記事はありますが、
ドラフト指名候補ではあっても、上位候補だったとは正直思えません。
一場投手クラスのバリバリの目玉選手ならまだしも、
A選手に学費として1000万を払うというのは…普通では考えられないことです。
そう考えると、契約金から差し引く契約の話は納得いく話です。
そうなると、奨学金のような形の斡旋がこれだけだとは到底思えなくなります。
希望枠を始めとするドラフト上位選手だけでなく、
下位選手にもこういったことが行われていた可能性が考えられます。
こういった契約で西武に入団した選手がいるでしょうし、
他球団でも同じようなことをした選手がいるのは容易に想像できることです。
…う~、問題が大きくなってきたなぁ…
…ただ、そこまで世間が反応し切るとも思えませんが…

これで今年のドラフトの出入り禁止はほぼ決定的。
スカウト部長を始めとする関わったスカウト陣も辞めなければならないでしょう。
受け取った選手の側は、アマチュア球界の判断次第でしょうか。
あとは内部調査の結果、現役選手に波及するかどうか、
他球団の囲い込みの実態の暴露まで繋がるかどうか、そこを注視していきたいです。
しかし、まぁ、バカやっちゃいましたねぇ…
まさか囲い込みが露見される日が来るとは思いもよりませんでした。

2007年03月09日

西武が「栄養費」

プロ野球・西武ライオンズが、過去に2選手に対して「栄養費」として、
A選手に対して1000万円、B選手に対して270万円を渡していたと発表しました。
こちら
こちら
なお、その2選手はドラフトで獲得していないそうです。
ただ現在の身分等は公表されず、その2選手は高校生ではないとだけ発表されています。

第一報を聞いた時は、「あー、やっちまったなぁ」という感じ(苦笑)
例の事件で裏金がなくなったと思っている人間はプロ野球界に関わる人間にはいないでしょう。
熱心なファンなら、「やっぱりか」程度にしか思わないんじゃないでしょうか。
ただ、どうしてこの時期の発表になったのかを考えると…
まぁ、近いうちに週刊誌にでも記事が掲載されるんでしょうね。
それなら先に発表してしまおうといった形でしょうか。そう考えると、お粗末。
分かっていたのなら、オフの間にでも整理しとけば良かったのに。
ポスティング騒動でタイミングを逸しましたか。いずれにせよ、後手後手ですよね。
…それにしても… そんな金あったなら、現役選手の年俸をその分だけ上げてやれよと(爆)
その選手は経緯がどうあれ、入団しなかったわけですから、ドブに捨てたと同じ。
余裕ないのにそんなお金の使い方、すんなよ、と(苦笑)

大方の問題になるであろう点は、「倫理行動宣言」採択後のA選手への支払い。
どうやらA選手は当時大学生だったようで、学費援助の約束をしていたということで、
裏金をなくすため(手切れ金として)渡したと言っています。
この話がどこまで本当かは分かりませんが、
どんな理由があるにせよ、裏金に疑われるものには変わりありませんから、
何らかの処罰は下されることになるでしょう。
最悪、今年のドラフト指名権剥奪なんてことも…
いやー、ドラフト好きにはいきなり辛い出来事っす(涙)
例え、処罰が下らなかったとしても、今年の希望枠の自主返上ぐらいはしなければならないでしょう。
これはもう発覚した以上、しっかりと責任を取らねばなりません。

さて、大方の注目を集めるであろう事は名前が公表されなかったA選手とB選手が誰なのか…
西武ライオンズの現役選手ではないと言ってますが、
現役プロ野球選手ではないとは言ってません。
…まぁ、そこらが今日の会見で名前を出さなかった理由なんでしょうね。
いずれ出さなければいけない状況になるでしょうが、
その前に他球団の様子見、発表のための準備、そういう計算なんでしょう。
当初、何人かの選手の名前が頭に浮かびましたが、
A選手が大学生であることから全く分からなくなりました。
ここ数年は社会人の選手を狙うことの方が多かったですしねぇ…
ここまで分かっていることを整理すると、
 A選手は2005年ドラフト以降の選手、
 B選手は2004年ドラフト以降の選手、
 A選手は当時、私立大学生であったと思われること、
 B選手は当時、高校生でなかったということ、
 A・Bの少なくとも1人は現役プロ野球選手であると推測されること、
 A・B選手とも西武ライオンズには入団していない、
こんな所でしょうか。
誰かは…候補は挙がるものの、上手く当てはまらないので分かりません。

それと問題になるのは渡したスカウト。
今回の件で一番責任を取らなければいけない人物になります。
今回の会見で言及されなかったことから、
おそらくそのスカウトは既に責任を取らされる形で退団になっているんでしょう。
太田オーナー代行は昨年8月に知ったと言ってますから、
今日まで何の対応も取っていなかったというのは考えづらいです。
現に昨年オフに2人の重鎮スカウトが定年名目で解雇されてますし、
その2人が今回の件に関わっていた可能性は高いのではないでしょうか。
いや、まぁ、全く無関係で、まだ処分が行われていないという可能性は否定できませんが。
仮にそうならば、ホント「怠慢」の一言っすよね(^^;

今回の騒動はファンとしては非常に残念な気持ちです。
もっとも、過去を見ると根元時代やプリンスホテルの囲い込みとかエゲツないことやってるんで、
今回の事件そのものがショックだったというわけではないんですが、
開幕前のこの時期に発表せざるを得なくなったというのが悲しいです。
オフのうちに綺麗にしておきなさいよと。開幕前では後手過ぎます。
球団CMも完成し、さぁ放送だというタイミングでコレですし…
もうCMはお蔵入り決定っすよ(涙)
開幕前の選手のモチベーションにも影響を与えかねませんし、
何よりも優勝争いをしたとしても世間の目は厳しくなるはず、
不祥事という逆風を跳ね返して栄冠を勝ち取るのは余程の頑張りがないと難しいでしょう。
このままでは今年のペナントレースは戦力面だけでなく、精神面でも苦労しそうです。
ファンは戦力面の応援をすることはできないでしょうが、精神面のサポートはできるはず。
今回の騒動に負けないようにファンは選手を応援していかないといけませんね。
対して、西武球団はとにかく内部調査を徹底すること、
膿を全て出し、新しく再スタートを切ってもらいたいです。

ということで、あとは以降の報道を様子見、です。


◆プロ野球 昨日の西武のオープン戦その前に、一昨日の試合で右足甲に打球を受けた山岸投手は骨折だったそうで…
これで完全に開幕絶望。
一昨年前に河原投手が足に打球を受けて骨折した際(あの時は膝付近と上の方でしたが)は、
再び試合で投げられるようになったのが約1年後…最悪今季絶望という可能性も。
当たった直後はそこまで重傷とは思わなかったようですから、
そこまで酷い状況だとは思いませんが、前半戦の復帰は難しそうです。
…今季は右のセットアッパーとして8回を投げることを期待してたんですが…
山岸投手の離脱は痛い、痛すぎます。

昨年の後半と同じように、左の三井投手を8回のセットアッパーに据えて、
右のセットアッパーは復調してきた長田投手を中心として、
ベテランの石井貴・正津投手、ルーキーの岩崎投手、2年目の山本歩投手で補っていかないと。
今年は昨年よりも頭数が揃ってるので、埋められないことはなさそうですが…
ある程度計算できる選手がいなくなるのは痛いです。
他の投手の奮起によって山岸投手の穴を埋めてもらいたいです。

さて、試合の方に話を戻すと、今日は0-0の引き分けだったようです。
打線は7安打止まりで、二桁安打ならず。
リーファー選手がポテンヒットだったものの3安打、
中島選手が2安打、片岡・福地選手が1安打ずつという結果だったようです。
もうこれでリーファー選手の開幕1軍は決定ですね。
外の変化球への対応をまだ見ていないので、スタメン確定とまでは言えませんが、
これだけ結果を残している選手を落とす必要性はないでしょう。
貴重な左のホームランバッターですし、打線のアクセントとなれば幸いです。
中島・片岡選手は順調そのものといった所でしょうかね。
他の選手は本拠地に戻ってから、といったところですかね。
開幕までおよそ2週間、そろそろ個々の選手の仕上げを行い、
チームプレイの確認をしていって欲しいっす。

投手陣では開幕投手候補の西口投手がオープン戦初登板。
3回1安打2奪三振無失点の投球を見せて、順調な調整をアピールしたようです。
まだ高めにいくつか浮く球があったらしく、西口投手本人は不満だったそうですが、
ボールのキレや打者に向かっていく姿勢は相変わらずだったようですから、
2週間後には完璧に仕上がっていることでしょう。
ルーキーの岸投手にとっても今日の西口投手の投球は勉強になったはず。
調整段階でも打者に攻め込む気持ちがあれば、自ずと結果に繋がってくるということです。
次回登板では西口投手のような躍動感ある投球を見せて欲しいですね。

2番手の宮越投手は2回無失点だったものの、先頭打者にヒットを許すなど内容は今ひとつ。
仮にルーキーの岸投手が先発ローテに入れなかった場合、
先発投手が5人となりますから、もう1人必要となってくるはず。
そうなってくると、外国人投手以外では宮越投手の名前が挙がってくるわけで…
もう少し安心させてくれるような投球を見せて欲しいです。
まぁ、打たれながら抑えるのが宮越投手の持ち味でもあるんでしょうけどね。

その後登板した星野・小野寺・長田投手のリリーフ3人は無失点の投球。
順調そうで何よりです。
星野・小野寺投手は勝ちパターン継投で必須の投手、昨年以上の活躍が求められます。
長田投手は故障した山岸投手の穴を埋めるためにも必要な戦力。
この3人に三井投手を加えた4人でリリーフ陣を引っ張っていってもらいたいです。


◆ゲームの話 ALMAコンプリートエディション
鈴クリア~
円カッコ良すぎ(^^;
4つのシナリオの中では一番特異な話でした。
個別シナリオ前半はギャグシーンが満載、キツネがいい味出してます(笑)
逆に終盤はバトルシーンが続く熱い展開、なかなかに面白いシナリオでした。
鈴のインパクトが弱かったのが残念と言えば残念。でもそんな所が鈴ちゃんらしい?

プレイしていて毎回疑問に思うんですが、由衣にはバレても大丈夫なのでは、と。
主人公のことを全て知っているわけですし。
まぁ、でも仮に由衣にバレるのを恐れない話であれば、
終盤の緊張感が失せてシナリオの面白みがなくなってしまうかもしれませんしね。
これで良かったのかなとも。でも由衣シナリオぐらいは…途中経過が可哀想過ぎるので。
つか、由衣シナリオでも鈴ちゃん出てきたらいいのにと鈴をプレイしてて思いました(^^;

2007年03月08日

寒い。

です。
今年に入って、寒いと感じたのはこれで3回目。
なんか雪がちらついてるし…まさか今から冬ですか?と聞きたくなるくらいです。

今日から東京入りですが、関東は暖かいのかね…
まぁ雨模様でなければ気にしませんが。

■■■帰ってから。
更新できるか分からないので、軽くジャブを…といいつつ、幽香さま。
0308.jpg

とりあえず、留守にするという報告がてらの日記。でした。
4年ぶりくらいの東京なんで、素直に楽しんみたいと思います。

ではでは。

2007年03月07日

あー

昨日の夜に月と星が綺麗だな~とか思って走ってたら、微妙に風邪っぽく…
一応警戒はしていたんですけど… いやー、体は正直ですね(爆)
明日も寒いようなので、早めに休みますか。

とはいえ、春はもうすぐそこ。
桜の開花予想が出され、静岡は3月13日だそうで。もう1週間もない(^^;
目覚めつつある自然たちに負けないよう頑張っていきたいっす。


◆プロ野球 西武のオープン戦
今日も二桁安打をマークして5-3で勝利~
これでオープン戦4連勝です。
投打両面で各選手がアピールするなど、個人の力が目立ってますね。
昔からオープン戦はあまり良すぎるとシーズンに入ると良くないと言いますが、
昨年もオープン戦首位でしたが、そんなことはありませんでし、大丈夫でしょう(^^;

今日の先発はルーキー岸投手。
4回を投げて3安打1四球6奪三振2失点という微妙な結果に。
初回に福留選手に内角ストレートをホームランされて1失点。
2回・3回は三者凡退に抑えるものの、
4回に西川選手にヒットを許した後、福留選手に四球、
ウッズ選手を抑えるものの森野選手にタイムリーを許して2失点目、
その後は抑えて降板となったようです。

まぁ、並みの投手ならこのぐらいでも構わないっちゃ構わないんですけど…
涌井投手と並ぶ将来のエース候補ですから、この内容で満足してもらうと困ります。
やはり4回のピッチングがマイナス要因でしょうね。
ホームランを打たれた福留選手に勝負できずに歩かせてしまったのが全て。
ここを打たれてもいいから攻められたら評価も変わってきたんでしょうが…
どうも結果が欲しいあまりにランナーを出すとバタバタしてしまう印象。
まだ映像で見れていないので詳しいことは分かりませんが、
どこか1年目の涌井投手の開幕時のピッチングに近いものを感じます。
結果を求めるあまりに、コーナーを狙いすぎるあまりに窮屈な投球になるというか…
腕を振ったボールなら真ん中でも打たれないと思うんですけど。
プロ野球選手全般を過大評価しすぎているのではないでしょうか(^^;
もっと大胆に攻めても良いのでは? 自信を持てと。
スポーツニュースでちらっと見る限りでは、まだ躍動感が足りないように思いますし、
もっと生きたボールを投げられるはず。
開幕1軍争いをしているとはいえ、オープン戦なんですから、
結果を恐れずにぶつかっていって欲しいです。
攻めて打たれる分にはマイナス評価されませんよ。逃げて打たれるとカンカンだけど(苦笑)

でもウッズ・中村ノリ選手を打ち取ったように、右打者に対してはわりと攻められてる印象も。
前回の横浜戦でも吉村・村田選手といった右の強打者は抑えてますし。
左打者に多少苦手意識があり、それがピンチの場面で出てしまうのかなぁとも思ったり。
まぁ、いずれにせよ、打者に対して攻める姿勢を常に失わずに投げてもらいたいです。
次回登板で先発6番手に食い込めるよう攻めの投球をしてもらいたいです。
…で、そろそろ岸投手と銀仁朗選手のバッテリーで無謀な内角攻めを見たいんですが、
いかがなものなのでしょうか(^^;

他の投手では岩崎・山本歩投手が2イニングを投げて無失点と好投。
2人とも右サイド気味の投手ですが、左打者からも三振を取ってます。
右へのワンポイントだけではないという所も見せられ、良いアピールになったと思います。
岡本投手は中村ノリ選手に一発を打たれたのみ。まぁ、プレゼントということで(爆)
山岸投手は登板直後に右足甲に打球を受けて降板となったようで、ちょっと心配です。
先日の試合で山本歩投手が同じような形で降板となりましたし…(無事、戻ってきました)
ここまで順調に来ているだけに、故障だけは勘弁という感じです。
山本歩投手のように早期復帰となることを祈りたいです。

打線の方は今日も二桁安打を放つなど上昇ムード。
左投手対策で1番に入った佐藤友亮選手が3安打を放ってアピール。
首脳陣の評価も高いようで、これで対左の1番は事実上決定となった模様です。
またリーファー選手が左投手から2本のヒットを放つなど3安打で好調持続中。
イメージ的には左投手相手だと振り回さないので、意外とヒットが出やすい印象が。
ライオンズの場合は良い右打者が揃ってるので、対左投手時への起用は少ないでしょうが、
少なくとも右投手でスタメン起用された時にあっさり代えられるということはなくなるはず。
今年は夏だけでなく、一年を通して活躍することを期待したいですね。
しかしDH候補は多すぎて大変だなぁ…(^^;

他には中島選手がオープン戦1号ホームランを放つなど3打点の活躍、
GG佐藤・中村剛也選手も1安打ずつ放ち結果を残しました。
控え組では対左対策で起用された後藤武敏選手が1安打、
2番セカンドでスタメン起用された黒瀬選手も1安打、
ただ2人とも位置的には1軍枠の当落線上にいる選手ですから、
派手な結果でないとなかなかアピールし切れず。
特に後藤選手は打席によって良かったり悪かったりが激しいだけに、
良い状態が持続されるよう頑張って欲しいっす。

明日は開幕投手候補の西口投手が先発です。
オープン戦初登板ではありますが、首脳陣やファンを安心させる投球を期待したいです。
今日登板した岸投手のお手本となる投球を頼みますよ~

2007年03月06日

ジャイロ騒動

松坂投手の「ジャイロボール」がアメリカで話題になっていましたが、
ようやくそれに終止符が打たれる可能性が出てきたようで。
こちら
正解は予想通りカットボールとのことです。
ただ動画の映像がカットボールと言っただけで、ジャイロがないとは言ってませんので、
ひょっとしたら他にあるのかもしれませんが(^^;
カットボールというと微妙に横に曲げて芯を外す変化球ですから、
松坂投手のカットボールをカットボールと言うのは厳密には違うのかもしれませんが。
まぁ、変化球なんて一人一人曲がり方が違いますし、その時点で「魔球」ですよね。

明日はいよいよメジャーリーガーとの対戦、
調整法に苦慮しているのが心配ですが、オープン戦らしく思い切ってぶつかっていって欲しいです。
松坂投手のストレートがどこまで通用するのかが楽しみです。


◆プロ野球 西武のオープン戦
今日は8-0で中日に勝利~
とはいえ、前半5回までは朝倉・小林両投手の前にパーフェクトピッチングをされてランナー出ず(^^;
そこから鈴木・久本投手を攻め立てて、12安打8得点… 極端すぎです(苦笑)
まぁ、オープン戦ですから、各投手の調整具合でこういった極端な結果になるのでしょうけど…
本音を言えば、良い投手からも点数をしっかり取って欲しいですよね(^^;
でもまだ攻撃は選手任せの所があるので、仕方ないのかなとも。
昨年見せたような卒のない野球がさらに徹底されることを期待したいです。
そういうのは来週から、ですかね?

投手陣は、松永・三井・星野・小野寺・長田投手と無失点リレー。
ただ昨日もロッテにあわやノーヒットノーランを食らいそうになるなど、
中日打線はここの所、元気ありませんから、どこまで結果を信用していいものかという面も…
それでも結果が残らないよりは、残ってくれた方が安心できますよね(^^;
先発の松永投手は緩急を付けたピッチングで4回1安打2四球と好投。
今日の投球で先発ローテは決定したようです。
ドラフト獲得直後はヤクルトに行った松井投手との絡みなどで散々に言われてましたが、
昨シーズンは思ったよりも出番が多く、先発で好投、
プレーオフ第二戦にも先発するなど、一気に首脳陣の信頼を勝ち取りました。
この調子で主力投手の仲間入りをしてもらいたいですね。

三井投手は危なげないピッチング。星野投手はランナーを1人出すものの併殺で無失点。
小野寺投手は2四球出したものの無失点、こちらは内容的にもう少しでしょうか。
長田投手は2回1安打1四球と結果を残したものの、
前回に引き続き変化球の制球は今ひとつだったようで…
ストレートの力は素晴らしいだけに、それを生かせるよう変化球の精度も上げて欲しいっす。

打線はGG佐藤選手が2本塁打するなど猛アピール。
相変わらずこの時期はよく打ちます。シーズンに取っておいて欲しいという気持ちも多少あったり(^^;
…まぁ、GG佐藤選手の場合はこの時期に打たないと1軍に残れなくなってしまうわけですが…
今の状態をシーズンで少しでも長く維持できるよう頑張って欲しいです。
昨年の5月からの失速を筋力不足と結論付けたキャンプ中の記事のことを考えると、
正直大丈夫なんだろうかという不安はあるんですけど…(苦笑)
それもGG佐藤選手らしさだと思っておくことにしますか(^^;

加えて、ここまでノーヒットだった銀仁朗選手がホームランを含む2安打とアピール。
けれど前の2打席は三振、
守備ではウッズ選手に対して盗塁無警戒で試みられ(これは刺す)、
代走の上田選手に2塁盗塁を決められるなど、好アピールとはいかなかったようです。
んー、こうなってくると細川選手に水を空けられてしまいますね…
細川選手に勝つには、まず打撃で越すことが近道なんですが、
守備も最低限こなせるようにならないと、スタメンで使ってもらえなくなってしまいます。
良い素質を持っているだけに、守備にも打撃にも頑張って欲しいです。

他にはオープン戦初出場の和田選手が5打数1安打(1つは福留選手のファインプレーに阻止)、
打撃フォーム改造中だそうですが、ひとまず結果を残し、
本人はなんとかなりそうという手応えを掴んだようです。
ここから開幕まで確かなものとできるよう仕上げていって欲しいですね。
またノーヒットだった石井義人選手も初ヒット、存在感をアピールしています。

控え組では大島選手が4打数2安打と引き続き好結果。
外野争いは本当に激しいですよね。
和田・赤田選手の2人は実績的にスタメンがほぼ決まり。
残り1枠を福地・佐藤友亮・GG佐藤・栗山・大島・高山選手らで争うわけで…
ここまでGG佐藤・栗山・大島選手らがアピール。
この3人の活躍も甲乙付け難いですし、結果の出ていない福地選手も足を考えれば必要な選手、
佐藤友亮選手も対左投手・チームプレイに長けていますし必要な選手、
高山選手は昨年見せた勝負強さが… いやはや、ホント悩みます。
栗山・大島選手の巧打力に、GG佐藤選手のパワーと肩とキャラクター、
福地選手の足に、佐藤友亮選手の守備と頭脳が1つになれば最強野手の誕生なんですがねぇ(笑)
誰か抜け出して欲しいと思う反面、他の選手が見られなくなるのは寂しいですし…な、悩ましい…

明日は注目のルーキー・岸投手が先発。
ここでアピールすれば、先発ローテ入りも見えてきます。
対する中日は今日のプロ野球実行委員会で育成選手のオープン戦出場が可能になったことで、
中村ノリ選手が出場してくる可能性が(^^;
そうなると岸投手には1つの試練ですが、強打者にどう対するのかも1つの注目点、
明日の岸投手のピッチングに注目です。


◆ゲームの話 ALMAコンプリートエディション
香苗クリアしました。
「まさか、そういうことだったとは!!」
…って、発売から大分経ってますので、大体は知ってたんですが(爆)
通常パートが意外なほど普通だったため、
あれ~と思ってたんですけど、終盤に怒涛の如く来ました。
いやー、なかなかに面白い展開だったと思います。
最後の結論が安直といえば安直ですが(^^; 怖いもの知らずのバカ者だわな(笑)
そういった前しか見てない若い恋人達のひたむきさが素敵っす。
個人的には梗シナリオの方が好きですが、
香苗シナリオはメインらしい良い内容だったと思います。


◆ゲームの話 3・4月の購入予定
May-Beソフトの『パドベゼル』のムービーが公開されたようで。
むぅ、あのバカっぽさは惹かれるものがあるなぁ(笑)
昔はH中心(それもダーク系)だったため、さして興味のないメーカーだったんですが、
あかざ氏が原画をやるようになった頃(『へんし~ん』辺り)から
設定がぶっ飛んだエロコメ路線に変わってきて、今や気になるメーカーの一つに。
メカとか見てると、ナデシコ+パトレイバー+マクロス?
あの戦艦はゲーム終盤に変形したりとかしませんよね?(^^;

こうなってくると、3月が余計に悩むわけで…
自分の中で『白銀のソレイユ』が頭一つ抜け出しているかなという感じ。
特典もサントラで個人的には一番ありがたい仕様です。
『クロススクランブル』はゲーム性に心配はないものの、やはりボリューム面が心配、
特典のパッチのありがたみが実際どの程度なのかが判断を悩ましくしている点。
『きみはぐ』は特典の枕カバーが…
家族と同居している身としては、貰ってもどうしようもない物のNo1です(苦笑)
しかし萌えは一番高そうだしなぁ、と相変わらず悩み中(^^;

2007年03月04日

土日は

暖かいを通り越して、暑かったですねぇ。
まだ格好が微妙に冬から抜け出していないため、余計にそう感じます。
もう春の格好にしないとと思いつつも、
また冷える日も来るでしょうし、なかなかに微妙な季節です。
外の雰囲気はもう4月みたいですし、
今年の気候は数字の常識では測りきれない感じっすね。

◆プロ野球 西武のオープン戦の結果
涌井投手関連の記事
今日は打線が13安打を放つなど今季初のお目覚めで、8-5で勝利を収めたようです。
リーファー選手が連日のホームランを放ち、昨日に引き続きアピール。
細川選手が3打数3安打の大当たり、片岡・栗山選手がタイムリーを含む2安打、
それに中島・大島・佐藤友亮・黒瀬・後藤武敏選手が1安打ずつおいう結果のようです。

細川選手のバスター打法からバットに添えていた左手をグリップの位置に戻した新フォームは、
ヤフードームでの試合時には振り遅れがちになっていて、正直不安な感じもしていたのですが、
こうやって結果が出てくると新しい打撃フォームもしっくり来ますね(^^;
結果が伴わないと、どうしても前のフォームの方がと思っちゃいますし。
この調子で打撃の方もアピールしていってもらいたいです。

控え組では大島・黒瀬選手といった1軍当落線上の選手が結果を残しました。
大島選手はここまでコンスタントに打っている印象です。
3~4年前までは若手の成長株で、3割20本以上も期待していましたから、
なんとか復活して欲しい選手の一人です。
同期の高山選手とともにレギュラー陣を脅かすような活躍を見せて欲しいです。
黒瀬選手は打撃がなかなかに良さそうですね。
中島選手の力量は分かっているだけに、黒瀬選手をもっと見たいです。
守備はまだまだのようですが、打撃でアピールし、初の1軍出場を勝ち取って欲しいです。
うーん、指名守備とかないんですかねぇ(笑) 中島選手は守備だけで、打撃のみ黒瀬選手とか(爆)
あ、それはDHをショートに使うようなものか(^^;

投手陣ではエース候補の涌井投手が3回4安打3奪三振1失点(自責は0)と好投。
ヒットのうち3本は内安打で、
失点はショート内安打暴投でランナー2塁で、詰まりながらのライト前タイムリーですから、
失点等は気にするものでもないかと。
本人はかなり不満なようですが… それもエースを目指す自覚故でしょう。
赤田選手もラジオでよく頑張っていると言っていますし、かなり気合が入っているようです。
現状に満足せず、さらなる高みを目指し始めた涌井投手、今季の成長が楽しみです。

2番手のギッセル投手は2イニング無失点も、
3イニング目に連続四球後にタイムリーヒットを打たれ、
3ランホームランを被弾してしまうという最悪の結果に。
ギッセル投手もグラマン投手もランナーを出してからの投球が課題なだけに、
今日のピッチングは外国人枠争い1歩交代といった感じでしょうかね。
ただグラマン投手もここまであまりランナーを出していないだけに、
次回登板を見ないことには結論は出せないでしょうが、今日の投球はやはり不満が残ります。
連続四球はいかんですよ、連続四球は。

3番手の許銘傑投手は2四死球出すもノーヒットで無失点。
紅白戦から好投が続いてます。
ただ許投手の場合は中継ぎでの起用が主ですから、
開幕時の先発投手が揃っていない現状では、開幕1軍入りは難しいかなとも。
それでも5月のGW後は5連戦止まりが多くなって、先発投手が1人要らなくなりますから、
その時にロング可能な中継ぎとして出番は巡ってくるはず。
気持ちを切らさずに頑張って欲しいですね。

4番手の山崎投手は無失点で凌いだものの、前回が前回だけに難しそうです。
貴重な左腕ですから、チャンスは多いと思うんですけど… うーん…これではなぁ…


◆マンガの話 おまもりひまり
ようやく『おまもりひまり』を買いました。
的良みらん氏の初の一般単行本~
成年コミックスの『AngelicalPendulum』は前半面白かったものの、
後半は成年誌ということでHシーンを無理に詰め込みすぎたことで、
話が破綻してしまった所がありましたから、一般単行本は嬉しいっす。
でも一般誌でもエロい。緋鞠がとにかくエロい(笑) 的良キャラばんざーい、なのです。

表紙裏のキャラ設定にもあるように、緋鞠の一人称は「儂」が良かったかも。
ALMAの円とか、あんぺんのヘレネッツアみたいに。
でも的良キャラで一人称が「儂」なのって、実はこの2人だけだったり(^^;
古風なキャラが多かったから、もっといると思ってたんですがね。意外だったっす。
なんか最近、「儂」キャラ萌えです。

ところで緋鞠の水着…
どっかで見たことあるデザインだと思ったら、某ゲームの真由と同じような…
まぁ、似たようなキャラですから、ピッタリですけどね(^^;

実に。

1週間ぶりでございます。
あっという間に2月も終わってしまい、非常に物足りない気でいっぱいでございます。
先月は、初っ端に体調を崩し、職場ではトラブル続きで疲弊し、
立ち直ったころには、かの不二家が菓子生産を開始するとかしないとかいう噂が立ち込めておりました。

悪いことが続いた影で、こっそり2月から給料が上がってたという事実も(昨日になって)判明しましたが、
逆にそのコトで悪い流れが引き寄せられたと考えられなくも無い…(被害妄想)
給料upは正直面食らいました。
個人的には、もう上がるような働きは難しいかと思ってたので(苦笑)

つまらない話はさておき。
今月は、実家の仕事の関係で、8日から東京入りです。
10日には帰りますが、そこで気分を一新したい。
春になって忙しくはなりますが、体調だけは管理を怠らないようにしたいなと…

いじょ、近況と抱負っぽい駄文終了(爆)

■■■春が来ました。
0303.jpg

そんなわけで、自分の手の流れ重視で描いたゆゆさま。
色々おかしいので、ラクガキとしておいておきます(^^;
ホントはリリー描きたかったけど、雨だったのでやめたという謎の経緯。

惰眠の春ですね(ぇ
今年は何時間無駄に過ごすのだろうか。

■■■企業ニュース列挙(メモのため)
★不二家「安全宣言」…菓子生産開始。
中旬~下旬にはデイリーヤマザキをはじめ、FC店にも供給が可能とか。
ウチのCVSはいつからだろ…
ぶっちゃけ、アーモ●ドチョコレートとペ●ちゃん関連とカントリー●ァムとL●OKシリーズ以外に用はn(ry
…まぁ発注担当者の寝言ですが。

★旧カネボウ3事業、社名変更。
この変更が厄介で…化粧品はカネボウブランドのままだけど、シャンプーとかはクラシエ。
男の私には、ちょっと分類しがたい。数ヶ月で慣れると思いたい。
かのフリスクなんかも、クラシエに…タブレット食品を牽引したブランドだけに、ちょっと残念かも。

★三洋電機関連。
粉飾決算疑惑に、レノボPCでのバッテリー回収…
再建再建と騒がれてますが、そのたびに何かが取り付いて来ますね。
もはや業績回復はならないのだろうか…

★サッポロHDがスティールに質問状。
進展遅い。他社が待ちに入ってしまったからかな…


ゲームとかは東京から帰ってから…の予定。
今年は実家関連の行事が多くて少し面倒です。

2007年03月03日

金属泥棒

全国で鉄・銅・ステンレスといった金属製品が盗まれる事件が多発しているようで。
こちら
最初の頃の水道の蛇口部分を盗んだケース等は、
迷惑ではあるものの、まだ「セコいな」というイメージが強かったのですが、
工事現場の鉄骨丸々とか、会社の銅線ケーブル丸ごとだとか、
公園の滑り台やトイレの屋根までもが盗まれたというニュースを聞くと…
「セコい」だとか「情けない」の言葉では済まなくなってきますよね。

会社の備品関係は重機の管理はもちろんのこと、管理体制を厳重にするとしても、
公園のような公共の固定物の管理はどうしようもないです。
地域住民がボランティアで見回りをしてくれるならいいんですが(それも限界ありますが)、
それ以外の方法となると、もはや「公共物」でなくすしかなくなりますからね。
公園にすげー柵を巡らせて、入り口を1つに制限、そこで厳重なチェック体制とかやってたら、
もはやそれは公園じゃないですし(苦笑)
「公共物」というものが成り立たなくなります。
そしてその負担は最終的に住民に来るわけで… 何か対策を練る必要があるように思います。
最悪、公共物の窃盗を通常の窃盗よりも重く処罰することも必要なのかもしれません。
公共のものなら別にいいやという軽く思う気持ちがどこかにあるでしょうから…
(戦中・戦後は金属製品が不足していたので、
 腐りかけの木の防波堤から釘を抜き取って売っていたという話も聞きます。
 しかしそれでも今回のように「まだ使えるもの」ではなかったようで…)
金属製品の高騰がひと段落すれば落ち着くでしょうけど、
それまでの間、こういう事件を許さないとする社会的風潮を作る必要があると考えます。


◆プロ野球 西武のオープン戦の結果
ジョンソン投手の関連記事
岸投手の関連記事
今日のオープン戦は2-1でサヨナラ勝ち。
新外国人投手のジョンソン投手が先発し、
初回に3安打で1点を失ったものの、2回以降は1安打に抑え、
4回4安打2四死球1失点と調子が悪いなりにまとめたようです。
今日の投球ではまだ不安が残りますが、前回の紅白戦で課題だった点はクリアされたようなので、
次回のピッチングでファンを安心させてもらいたいです。
今年は外国人投手の出来がチームの成績に直結しますからね。
ジョンソン投手を始めとして、ギッセル・グラマン・許銘傑投手にかかる期待は大きいです。

2番手のグラマン投手は3回をパーフェクト。
前回のギッセル投手といい、今年はOP戦から2人が好結果を出してくれています。
昨年はどっちを使うかだったのが、今年はどちらも使いたいという状況、嬉しい悲鳴です。
カブレラ選手のモチベーションが心配なので、
現実的に投手3・野手1という配分は取れないでしょうから、
外国人投手は2人しか選ばれないという可能性が高いです。
一体、誰が選ばれるのかというのも1つの注目点ですね。
次回のピッチングにも引き続き注目です。

3番手の岸投手はいきなり先頭打者に2ベースを浴び、
アンラッキーなサード内安打でノーアウト1・2塁、バントで2・3塁のピンチを迎えましたが、
吉村・村田選手という横浜の中軸打者を抑えて無失点、結果を残しました。
それでも変化球でカウントを稼げなかったという課題が出たようで…
これが修正されない限りは、先発ローテ入りは厳しいでしょうから…次回登板で見極めですか。
個人的にはやっぱり岸投手には開幕先発ローテに入ってきてもらいたいです。
涌井・西口・松永・外国人投手2人の計5人の先発は決まりでしょうが、6人目はまだ未定。
ライオンズの試合日程を見ると、5月のGW終了まで6連戦が多く組まれてます。
そうなると6人目の先発投手は4~5回は登板があるはず。
外国人投手以外の先発投手となると、帆足投手と河原投手の2人。
2人とも故障明けなので無理はさせたくない。
となると、やはり岸投手が先発に入ってきてくれないと…
交流戦まで行けば、5人で先発投手を回せますし、その後は帆足投手も帰ってきて大丈夫。
とりあえず、まずは春先だけでいいから、頑張ってくれというのが本音(^^;
GW以降は1軍で経験した課題を胸に2軍で練習に励み、
後半戦で来季以降の主力として期待できるような活躍してくれれば1年目はOKでしょう。
次回登板で首脳陣を安心させる投球を見せてくれることを期待したいです。
あ、それと個人的に銀仁朗選手とのバッテリーが見たいっす。
先輩捕手と組ませて投球に専念させるのも1つの考え方でしょうが、
年下の捕手と組ませて自覚を持たせるのも1つの手であるような気もするです。

4番手の山岸投手は1イニングをピシャリ。
三振がなかったのが残念ですが、今季は中継ぎエースを期待です。

打線の方は相変わらずで5安打のみ。そのうちソロホームラン2本で勝利を収めました(^^;
まぁ、春野でキャンプを3日間行った後での試合でしたから、
体の疲れも考慮して仕方ないのかなと思っておくことに。
明日の試合も様子見で、6日からの中日3連戦で最終的な備えをし、
10日以降の本拠地グッドウィルドームでの試合で期待することにします(^^;

そんな貧打(?)状態の中でアピールしたのがリーファー選手。
サヨナラホームランを含む2安打で結果を残しました。
投手の外国人枠の争いが熾烈ですから、野手のリーファー選手も安心してられません。
三振こそ多いものの、その長打力は魅力的ですから、1軍にいて欲しい選手の1人です。
とりわけカブレラ選手のモチベーションが心配ですし…
(昨年中盤のラモン選手入団でコーチ就任の冗談話、昨年終盤の不振、
 オフのカリビアンリーグの不参加、等々)
最悪の場合は、今季のファーストを任せる機会が多くなることもありえます。
今年のリーファー選手は夏だけでなく、1年を通した活躍をしてもらいたいですね。
打率は分かりませんが、ホームランは30本以上打てるはず。期待してます。


◆ゲームの話 ALMAコンプリートエディション
梗クリア~ ツンデレ萌え~
色々と疑問がないことはなかったものの、
(服を着替える時にどうするのか、ベッドすり抜けないのか等(^^;)
シナリオの方は面白かったです。
逆Kanonみたいな展開、ONE+Kanonのような作風ですかね。
発売当時はこういった作風が多かったですから、埋もれちゃったんでしょうなぁ…
古いVAのシステムとCG等の完成度の低さからB級的雰囲気を感じますが、
なかなかにストーリー展開は面白く、良い味を出していると思います。
まぁ、ONEもKanonも今からすれば、漂う雰囲気はB級なのでしょうが(^^;
梗シナリオの面白さはバレる展開、一度崩れる様の描写が良かったっす。
でも最後のシーンは後ろから抱きつかれるのかと思ったんだけどな~
殴られたのは笑いました。ある意味、梗らしい(^^;

それにしても、泣きゲーブームってのは何だったんだろうなぁ、と今更ながら思ったり。
ねこ麻雀のスタッフルームの片岡ともさんのコメントじゃありませんが、
どんどん過熱していって、泣きに対して鈍感になってしまっているのかもしれません。
物事を評価する上で「比較」というのは切っても切れないものですが、
それ以上に大事なのはそこから「何を自分が純粋に感じ取る」かではないでしょうか。
頭で考えるのも勿論必要ですが、その前に感性を大切にしていきたいものです。
「王道だから」とか、「○○のシナリオに似ている」だとか、
他の人に伝えやすい表現ではありますが、
その前に自身の持った想いを何よりも大切に表現していきたいですね。

2007年03月02日

筋トレ

日頃から音楽を聴きながら、体を動かすことが多いのですが、
最近はねこねこの「麻雀」を聴きながら体を動かすことが多いです(^^;
歌詞とか聞いてると、結構な電波ソングなんですけど、
テンポが1・2となっているため、体を動かすにはちょうど良かったり(笑)

ちなみに、鉄アレイ時には東方の「上海紅茶館」、
ハンドグリッパー時には同じく東方の「ネクロファンタジア」をかけています(^^;


◆ゲームの話 3月の購入予定
『ナツメグ』はともかく、『ぴあ雀』で大失敗をしてしまった2月です、
3月は何を買うかで悩んでいます。
まぁ、4月にメイビーソフトの『パドベゼル』やコットンソフトの『レコンキスタ』が出るので、
(まだ買うかどうかは決めてませんが)
流すという手もあるんですが、気になる作品もありまして…

一つ目がフロントウィングの『きみはぐ』。まぁ、絵買い、ですね。まどか萌え。
ただシナリオに一抹の不安が。体験版では勢いで押していたのが少々気になります。

二つ目がSkyFishの『白銀のソレイユ』。本命と言えば本命。
ストーリーが良さそうですし、CGも綺麗。澪璃萌え。
加えて、音楽をナツメグでも一部音楽を担当していたLittleWingのまにょ氏が担当。
今回は全曲担当みたいなので、曲調が一定になるのを心配していますが、
OP曲も良い感じでしたし、結構期待してたりします。
お、ようやくサイトにCGが掲載されたのか。
…しかし相変わらず重いサイトだ(苦笑)

三つ目が戯画の『クロススクランブル』。
完全にゲーム性を期待して、という感じですかね。
どうやら、ねこキャラも出るみたいですし(シルエットからして小雪?)。
タイムアタックマスターも面白かったし、ゲームとして楽しむならアリかなと。
ただファンディスク的な作りで、お値段が通常というのは迷いが出てしまいます。
一部のストーリー仕立てのものを除けば、
期待しているゲームパートはサバイバルモードが中心のようですから
ねこのバルドねこみたいに遊び通せるかどうか… んー、悩みます。

もう3月に入りましたし、予約するなら早めにしておかないと。
どうすっかなぁ…