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2011年09月22日

だいびんぐ中。

の前に。

>かめさん
PCに関して、いろいろとアドバイスありがとうございました。
Vistaも何かと細かい対策が不十分だったんですね。
とりあえずマルチブートという手段でOSを渡り歩くのはやめにしました。知識が足りなさすぐる…

あと、オタクの宿命には全面的に同意します(笑)

■本題の前の雑談
PCはあの後もまたやらかしまして。
もうめんどいので結論から言うと、Vistaが無期限休止となり
デスクトップ(Ubuntu)、ノート(win7)という役割に落ち着きました。
ついうっかりMeeGoに手を出したために、ブートローダーがマジで復旧できなくなった。

ついでだったので、64bitだったノートのOSを32bitにしてみましたが、
デフォでのCドライブのフォルダの少なさに吃驚。
いやまさかここまでとは…

割り切ってからはオンラインストレージの件に取り組んでます。
課題としては、このままDropboxで良いのか。
中間報告としては、自宅サーバー考えてもいいんじゃね?
そしておそらく結論はやはり現状維持またはSugarsync兼用になるんじゃないかと予測してます。
まぁこの件は年末までに。

■東方地底ダイブ
ようやく入手できましたので、ひたすらもぐり続けてます。
あ、「ままにょにょ」の東方版だと思ってください。何気に超熱望してました(^^)
ただ、前述のPCの件で一度データが死んだので、また最初からやり直してますが、
割とキャラと流れがつかめたのでメモ書き程度に。

1回目は非常にスムーズでした。2回目は苦戦中。
当然ですが、酒樽からのキャラゲットの当たり外れが結構大きいですね。
特に異界が賢慮。遠隔攻撃キャラが豊富になると楽に進められます。

楽しいのが「便乗」。
てゐが高確率ですが、隣接キャラ攻撃にさらに追撃をかけるという攻撃。射程は無視。
攻撃力の低い射撃型のキャラで十字陣を組むと無類の強さを発揮します。
再行動率が高い咲夜さんと組むと、みるみる敵が減るのですが。
きたないさすがてゐきたない(^^;

あとは椛の防御と反撃率が反則級に高いので、ついつい突出して盾にしてしまします。
色々なランキングが見れますが、1回目は被弾回数と反撃回数が他キャラの10倍でした。
途中まで便乗の便利さに気付かなかったのも大きいのですが。

盾の椛が力尽きたら、便乗部隊で…というローテで進めています。
2回目の現在は射程3以上のキャラが2人しかいなくて苦戦してますが。

以下キャラ雑感。
その前に。今日初めて気が付いたのですが、OfficeIME2010がヤバイ。
何をトチ狂ったか、東方作品固有名詞がある程度(旧作除く)デフォで変換される。
MSに何が起きたのだろう…

タイプとしては、近接攻撃型・中距離型・長距離砲の3タイプです。
近接が物理、中距離が魔法、長距離が物理で大体おk
あえて加えるとしたら「盾」と「便乗」の二つですかね。
原作雑魚になるほど差別化が難しいので、好みで使うのが一番です。

■近接攻撃型
みょん・原作1ボス群(レティ除く)・えーこま・ゆうかりん・etc

素質的な攻撃力では
ゆうかりん・えーきさま>勇儀・小町・ヤマメ>みょん>その他 という感覚
基本的にここで列挙した方々で運用に差はないはずです。

コスト比ではヤマメが非常に優秀なのでぜひ。
ハイコストハイスペックという点ではやはりゆうかりんとえーきさま。
勇儀・小町は便乗や必殺も高いので結構使い勝手が良いです。
ゆうかりんは拡大攻撃もあるので、射程増やすと楽しいかも。

■中距離型
・射程2の方々
素質Sの霊夢は完全に別格。回避も高く、前線でも長持ちします。
寅丸さんは高い便乗を生かしつつ、十字に陣を組んだ中央からも攻撃ができるので
アイテムなどで育てるとチート性能になる可能性大。コスト高いけど。
キスメは高い体力を生かせれば…

・射程3・4の方々
拡大攻撃の確率が高いので、便乗も高い魔理沙を中心にすると楽しいことになります。
素質面では、早苗さん>パチュマリ>アリス・さとり>その他の面々

早苗さんはコスト2が魅力的。また、同じコスト2のアリスが物理属性なので、
活躍の場は魔法属性の早苗さんのが気持ち上になります。
序盤は魔理沙しかいないのがつらいところ。酒樽の引きが良いと助かるのですが。

■長距離型
初期メンバーには存在しないタイプですが異界戦で一人は入れておきたい。
全体的にも数が少なく、貴重品扱い間違いなし。
デメリットは何と言ってもコストがかさみまくる事。
運用上、てゐをはじめとする便乗組との相性は抜群です。

攻撃力は、紫>さっちゃん>えーりん
命中は、えーりん>紫>>(かなり高い壁)>>咲夜
再行動率で、咲夜>>>(越えられない壁)>>>他

個人的には咲夜さんの命中率を底上げして、再行動を楽しむのが好きなのですが、
まぁ好みでわかれる程度の差ですね。

■便乗組
汚いさすがてゐきたない。そんな能力。
てゐ以外には魔理沙・リリー・寅丸・こまっちゃん・勇儀…くらいかな。
てゐ一押しなのは能力上どうしても他のキャラと見劣りするから。
2、3回の攻撃でリタイヤするし命中もけっして高くないので、どうしても便乗任せになります。
リリーも同様ですが、コストと発動率の両面でどうしてもてゐに軍配が…
あと、なんとなく便乗のほうが攻撃力が高い気がする。
軌道に乗ると椛の存在を忘れる。そんなチート能力。

■盾
椛と美鈴(あと慧音もらしいけど)が原作に忠実に盾として働いてれます。
いずれも反撃率が高く、群がる敵を一方的にボコることも夢ではない…かも。
反撃は外れることがない気がするので、命中低い椛も安心。


そんな感じで楽しませていただいております。
ネットブックより少しましな程度のモバイルなので動作が遅いですが、まぁまったりと今後も楽しみます。

2011年09月19日

オタクの宿命(サガ)

第一に、お金がかかる。これは異論のないところでしょう。
自分の興味を持ったものに邁進し、その分、興味の無いものへの投資を削る、
そうやってオタクは生きています。

第二に、常に学ばなければならない。オタクは博識でなければなりません。
最近のアニメでは、昔のアニメを元ネタにしたパロディを入れてみたり、
昔のお笑い番組で使われたギャグを用いたりと、
ネタの二重三重の用い方がされていますから、
オタクがそれらのアニメを楽しむためには過去のアニメやギャグを知っていなければなりません。
同様に、人間の創作物たるものは、あらゆるものから影響を受けているので、
古典文学と呼ばれる名著や哲学・宗教、伝記モノでは歴史や民俗学、
SFでは物理学や天文学、現代の問題を扱ったものでは今日的な政治観や倫理観、数多くのものが要求されます。
当然、それら全てのものをオタクが最初から身につけているわけでもありませんので、
常に自分の興味分野を愉しむために、知識を取り入れていかなければならないわけです。

オタクの道を極めることは、もはや哲学です(苦笑)


◆ゲームレビュー 『猫撫ディストーション』
そんなわけで、全てプレイし終わりましたが、最後の方は少々難しかったですね。
詳しくは後述しますが、柚と琴子のシナリオに関してはもう少し解説が欲しかったです。
前回は「シュレディンガーの猫」の簡単な解説をしておきましたが、
それだけでは足りない、物理学の浅く広い知識が必要な感じです。
つーわけで、上にも書いたように、オタクであるためには学ばねばならないのです(苦笑)

一応、色々と参考資料を探している最中ですが、私が今読んでるのは、
講談社ブルーバックスの『マクスウェルの悪魔』と、
『別冊ニュートン ニュートン力学VS量子力学』の2冊、とりあえずこれで戦えるはず。
特に後者は世界の決定論と非決定論をメインに編集されているので、
『猫撫ディストーション』のテーマとピッタリ一致していると思います。
ゲームの内容がよく分からなかったという人は、
図書館等で上記の本を探してみてください。
私は前者はほぼ読み終わり、後者はパラパラと見てチェックした段階、
数日中に図書館に出かけて読んでみようかと思っています。

話を戻しまして、『猫撫ディストーション』に関してですが、
話の内容はともかくとしても、世界観の説明を抜きにして語ることはほぼ不可能です。
性質上、どうしてもネタばれが必要になってきてしまいますので、
そういうのを一切見たくないという人はご覧にならないでください。
今日は普通にレビューなので、できるだけ濁して書きます。

まず、全てを終えてみると、シナリオの最後の部分が人によって理解の差が出てしまったように思います。
残念ながら、必ずしも適切な説明がなされていませんでした。
人によっては単なる「夢オチ」と解釈した人もいるかもしれません。
でも、私はそれは正確な理解ではないように思えます。
理由は明らかで、あくまで最後の部分はオマケに過ぎないからです。
メインのシナリオはきちんとあり、それと連関する形で最後の部分が描かれているのですから、
最後の部分を敢えて切り離す必要はなく、メインシナリオを通して理解するべきでしょう。
そう考えると、最後の部分は「主人公=プレイヤー」と置き換えるべきで、
実世界への活かし方を説いたに過ぎないと考えます。

改めて『猫撫ディストーション』の世界観を簡単に説明すれば、
何枚もの紙(世界)が平行に並んでいたとして(平行世界)、
それを主人公という「観測者」を中心にホッチキスで止めた世界、と言えば分かりやすいでしょうか。
その世界ではある役割を与えられた人間がいて、
姉の結衣は「ニュートン物理学の象徴」であり、「絶対零度の悪魔」として存在し、
母の式子は「生物学の象徴」であり、「母なる自然」として存在し、
妹の琴子は「量子力学の象徴」として存在しています。
姉の結衣の「悪魔」という表現が日本人的には悪い印象で聞こえてしまいますが、
数学・物理学での「~の悪魔」というと、不可能を可能にする存在という意味で使われますので、
正しい日本語訳は「神の所業」が相応しいと思われます
(おそらく一神教と多神教の違いでしょう。神は1人なれど、悪魔は複数いますからね)。

ニュートン物理学を突き詰めると、世界は既に決定されている(決定論)となり、
最終的には熱的終焉を迎えて世界は滅びると解釈されます。
一方で量子力学では、「シュレディンガーの猫」に代表されるように世界は決定されていない(非決定論)であり、
可能性は複数存在すると解釈されます。
結衣と式子のシナリオをプレイする上では、上記のことを理解しておかねばならず、
最終的には式子の視点、世界の非決定論を中軸に据えて、物語を通しながら、
世界の見方を考えていくのが『猫撫ディストーション』という作品です。

こうやって説明すると、非常に堅く、難解なシナリオのように思えますが、
基本は家族を中心に据えたアットホームな日常を描いているので、
小難しい感じや悲壮感などはありません。
ただ、日常をこなしながら、キャラクターとの会話を通じ、
世界のありようを学んでいくというのがこの作品の流れです。
物理学の知識が多少は要求されるものの、数式とかは出てきませんし、
どちらかといえば哲学的世界観に近いものですから、それほど構えることはないと思います。
ただ、終盤が多少分かりにくいので、知識はないにこしたことはありません。
上記の知識があれば、ある程度は理解できると思われます。

最近は萌え系教養マンガも出てきたりしていますが、
やはりそういう読み物では説明が中心になりすぎていたり、
逆にキャラが前に出すぎていて何を言っているか分からないものになったりして、
結局は身にならないケースもあります。
あくまで『猫撫ディストーション』はフィクションの世界ではありますが、
現代の科学的分析や哲学を元にしながら、上手く作品の世界を構築しています。
物語を通して、現代の認識論を身につける上では非常に有用な作品のように思います。
考えさせられる作品をプレイしたい人にはおススメの一作ですね。


◆プロ野球ネタ 日ハム・梨田監督が退任、ロッテの瀬戸山球団社長らが退任
日本ハムの梨田監督は自発的な「勇退」という形を取っていますが…
ヒルマン元監督とは違い、母国に帰るわけでもなく、
他に監督としての引き受け先が決まっているわけでもないですから、
結果を残している監督が、特に大きな理由もなく辞めるのは不自然な感じがします。
それほど長期政権になっているわけでもありませんし…
…となると、以前スポーツ紙で話題になった時は梨田監督側からのアドバルーンで、
その結果、球団側の反応が芳しくなく、そのまま退任が決定してしまったということでしょうか。
退任発表以降、首位ソフトバンクとの差は広がるばかりで、
ここに来ての7.5ゲーム差は絶望的な数字のように思えます。
あとはクライマックスシリーズでの巻き返しに賭けることになりますが…

ロッテの瀬戸山球団社長と石川球団運営本部長の退団に関しては、
サブロー選手の巨人へのトレードが痛手になったように思います。
球団の赤字削減を目指し、経費削減のためにFAでの主力引止めを積極的に行わず、
清水直行投手やサブロー選手ら高年俸の主力選手をトレードで放出する一方、
若手の手本となる井口選手を獲得したり、スピードのある選手を集めて、
若い選手を育てながら勝つという球団スタイルへの変更を目指していました。
その過程で主力選手の放出はやむをえないわけですが、
メジャー志望を表明していた清水直行選手の放出はまだしも、
こういう言い方は変ですが、千葉ロッテに忠義を尽くしていたサブロー選手を、
同じ外野手の工藤選手と交換するという釣り合いの取れないトレードが、
ファンや球団トップの反感を買ってしまったように思います。
特に千葉ロッテ側に旨みがあったわけでもなく、
サブロー選手の放出は士気を下げるだけの大失敗だった気がします。
それが今回の退団劇の理由なのでしょう。

2011年09月12日

猫撫ディストーション

WHITESOFTから今年の2月25日に発売された『猫撫ディストーション』をプレイ中です。
何で、今更プレイしているのかと言えば、
WHITESOFTの最新作『ラブライド・イヴ』の発想がなかなかに面白かったからです。
別に最新作を貶すわけではありませんが、『ラブライド・イヴ』は普通の美少女ゲームです。
ただ、違っているのは、メインヒロイン(彼女になるヒロイン)は幼なじみと最初から決まっていて、
他のヒロインはシナリオ分岐によって、主人公・ヒロインとの3P等をしたりするという内容で、
メインヒロイン以外のヒロインが彼女になるシナリオは一切ありません。
3P展開も多少ご都合主義な印象はあるものの、
真面目さは変わっていないので、ハーレム展開のようなバカらしさがなく、リアリティがあり、
かといって、乱交モノのようなアンモラルな雰囲気もない、ちょうどいい塩梅が光っています。
内容的にはそれだけの特に見るべきところもないゲームなのですが、
最近の美少女ゲームでは珍しいその着想点の良さから、過去作をプレイしてみたくなったわけです。

そんなわけで、WHITESOFT2作目の『猫撫ディストーション』に関してです。
現在のところ、結衣・式子・ギズモ・柚の4人をクリアした段階ですが、
このゲームは素晴らしいです、久々の神ゲーです。
私の中ではONE、Kanon、スカーレットに続く高い評価をして良いほどの作品です。
一言で言えば、現象学のテキストみたいな作品で、かといって小難しくもせずに、
端的にストーリーでシンプルに表現した作品です。
現象学的な考えというと、アニメでは『新世紀エヴァンゲリオン』のTV25・26話、
ゲームでは『ONE~輝く季節へ~』のえいえんの世界がその典型で、
シュレディンガーの猫のような考え方は多くの現代SFゲームに採用されていますが、
前者は小難しくなりすぎて物語を破綻させてしまったり、
後者は逆に世界観だけに採用されるだけで、中身としての重要性を失うものがほとんどです。
現象学的世界観をストーリーとしても破綻させず、
作品のメッセージ性としても失わないように表現することは、並大抵のことではありません。
そんな難しいことをやってのけたのが『猫撫ディストーション』という作品です。


『猫撫ディストーション』をプレイする前に知っておかなければならないのが、
「シュレディンガーの猫」のパラドックスとそれに連なる「認識論」です。
量子力学的な見解とかを抜きに、哲学面だけを抜き取って説明すると、
毒ガスが充満するように作られたダンボール箱の中に、一匹の猫を入れ、
毒ガスを注入して、小一時間経った場合に、猫は生きてるか・死んでるかという話です。
普通に考えれば、猫は死んでいるように思えますが、
その結果はダンボール箱を開けて、猫がどうなっているか確認するまで分からないので、
ダンボールを開けていない状態では、猫が生きている可能性と死んでいる可能性の両方が存在します。
それを観察者がダンボールを開けて確認することで、可能性が確定するわけです。

現実的で分かりやすい例を挙げれば、行方不明者の生死と同じことです。
行方不明者は生きているのか死んでいるのか分かりません。
法律的には行方不明でも失踪宣告を受ければ死亡として扱われるわけですが、
それ以外に行方不明者の生死を確定するには、「誰か」が行方不明者の生死を確認する必要があります。
例えば、どこかの国で生きていることが明らかになったとなれば、生存となりますし、
遺体が発見されてしまえば、死亡と確定します。
それまでは行方不明者の生死は確定せず、生きている可能性と死んでいる可能性が重なり合っています。

生死不明という両方の可能性を含む事象が、ある観察者の判断によって事象が確定する、
逆に言えば、ある観察者が判断するまで事象は確定しない、
それが「シュレディンガーの猫」の哲学的側面です。


『猫撫ディストーション』はまさに「シュレディンガーの猫」の箱の中の物語です。
まぁ、だからといって、ダンボールの中で死にそうな運命に遭うとかそういうのではありませんが(^^;
不確定な世界の中で、まったりとした日常を過ごす物語が描かれています。
簡単に物語を説明すると、
とある実験(現進行段階ではまだ未確認)によって、
現在の意識を持っている主人公、3年前に死んだはずの妹、3年前の人格を持つ姉、
結婚する前(25年前?)の人格を持つ父と母、
そんな本来は重なり合わない可能性の家族5人が家族として過ごす日常を描いた物語です。

家族との会話の中で、物事の見方、認識論を難しくなりすぎない程度に分かりやすく説明してくれます。
認識論は形而上学的な議論で、どうしても言葉遊びになりがちなのですが、
『猫撫ディストーション』ではそんな言葉遊びにならない程度で説明を散逸させ、
その中で家族のふれあいを描きながら、気持ちの良い形で表現してくれます。
このゲームをプレイするだけで、現象学が分かるんじゃね、というぐらいの分かりやすさ、
ストーリーとしても両立しており、その絶妙な匙加減の上手さが名作たる理由でしょう。


あらかじめ注意しておきたいのは、そんな家族を中心とした物語なので、
これが美少女ゲームである以上、攻略対象キャラも家族が中心になってくるわけで、
幼なじみの柚や猫が人間化したギズモ以外の3人のヒロインはいずれも家族、
母・姉・妹との近親相姦の描写があります。
そういう表現が嫌いな方は避けざるを得ないかと思います。
まぁ、Hシーンも濃い方ですし。お母さんは処女でロリってどうなんだろうと思った(^^;

今回は紹介に留めて、ネタばれを含む感想はまた今度に。
『ONE~輝く季節へ~』等をプレイして認識論に興味のある人には、
ぜひともプレイしてもらいたい名作です。


◆「認識論」の説明とその必要性
本当は上記の解説に挟み込もうと思ったんですが、長く小難しくなったので後述という形にしました。
『猫撫ディストーション』等で扱われている「認識論」は簡単に言えば以下のようなものです。
(以下、追記へ)

通常、私達は世界がまず存在し、それを私達が知覚していると考えます。
もし、自分が五感を完全に断ち切ってしまったとしても、世界は存在し続けますし、
自分の認識の及ばない地球の裏側においても世界が存在し続けることを当たり前のように知っています。
でも、そうではなく、逆に私という観測者がいるからこそ、世界は存在するのではないか、
そう考えることもできるかもしれません。
後者の考えでは観測者同士(個人)が言葉によって繋がり合う、そうやって世界を共有していると考えます。

言うなれば、鶏が先か、卵が先かという議論と同じようなものです。
より適切に言うなら、客観が先か、主観が先か、ということです。
どうしてこういう考え方が出てきたかといえば、正確な所は私も理解していませんが、
おおよそ以下のような理由だと思われます。
哲学の世界で長く議論となっていったのか「主観」と「客観」です。
「客観」を突き詰めたものが物理科学でしょう。現代の私たちの常識的世界観です。
けれども、「客観」だけでは説明できないものもあります。
それは心理学や社会科学などが扱う「主観」に関わるものです。

具体的な例を挙げるなら、私達は幸せかどうかをどう判断しますか?
お金持ちなら幸せ? 名誉があれば幸せ? そうとは限りません。
飢えた時代に私達は裕福になれば幸せになれると信じて「客観」を突き詰めましたが、
そこに待っていたのは格差や精神的疎外といった問題でした。
財産をたくさん持っていたとしても、それが会社だったり家・土地だったりして、
自由に処分することができなければ、幸せだと感じられないかもしれませんし、
もし自由に処分できたとしても、周りには誰もおらず、
一人ぼっちだとしたら、幸せだと感じられないかもしれません。
結局、「客観」のみで個人の幸福度を判断することはできず、
その個人が客観的事実をどう捉えているか、そういう「主観」が主な判断材料となります。

では、「主観」を計測する上で、地球の裏側に存在する人の生死は重要でしょうか?
身近な人の生死は個人に影響を与えても、遠く離れた誰かの生死は直接的に影響はしません。
自分が株を持っている会社のトップが死んだ事実は財産に間接的な影響を与えるかもしれませんが、
あくまで間接的な影響に留まるだけです。
そうやって、物理科学でいうところの観測に必要な「理想状態」を作っていたとしたら、
その観測者が認識できる範囲以外は考慮する必要がないということになります。
つまり、それが認識論を導入する意味合いです。

美少女ゲームをプレイする人なら、「モブキャラ」は分かるでしょう。
立ち絵のない脇役キャラクターが、主人公やヒロインの動向に影響を与えるでしょうか?
…まぁ、中には立ち絵が面倒くさくて、手抜きで描いていないだけというケースもありますが、
ほとんどの場合はモブキャラの動向なんて注目する必要性はありません。
あのモブキャラが頑張ったから、主人公とヒロインの運命は変わったのだとは思わないでしょう。
つまりはそういうことで、主観を捉える上では画面外の動向なんて関係はなく、
画面内の動向だけに気を配ればいいわけです。

世界が先にあるのか、認識が先にあるのか、なんてことは、ぶっちゃけどうでもいいことです。
けれど、物理的な客観的事実だけでは語れないものもあるのは事実です。
物理的に神様が存在するとは言うことはできませんが、
少なくとも私達が神様と表現する概念が存在し、それが人々に影響を与えている事実は存在します。
物理的に幽霊が存在するとは言うことはできませんが、
少なくとも私達が幽霊と表現する概念が存在し、それが人々に影響を与えている事実は存在します。
かつて、それらは物理科学偏重の風潮から「非科学的なもの」や「時代遅れの因習」として退けられましたが、
どんなに必死に否定したところで、人間の信仰心や憧憬、尊敬といったものを消し去ることはできず、
それらが人間の社会性を支えている一側面であることは間違いありません。
そこに「主観」を軸とした認識論を用いる必要性があるわけです。

2011年09月11日

婉曲的な表現

クイズ番組とかを見ていると、
若い芸能人とかが簡単なことわざの問題を間違えて笑っちゃうことがありますが、
だからといって自分が日常会話の中でことわざや故事成語を使っているかと考えてみると、
そういうわけでもなかったりするので、他人のことは笑えないな~と思ってしまいます。
人の振り見て我が振り直せ、といったところでしょうか。

そんな感じで、どうも今日の言語感覚として、婉曲的な表現が嫌われ、
直接的な表現が好まれているように思います。
まぁ、必ずしもそうとも言い切れず、一昔前の女子高生の変な略称だとか、
ネットスラングだとか、その分野・年代層に特異な言い換え表現はあるものの、
全体としてみると、婉曲的な例え表現よりも、直接的な表現が好まれている節があります。
「美味しい」とか、「かわいい」とか、
もっと他に表現があるだろうと思いつつも、この一言で済ませてしまう風潮があります。

今回の鉢呂経済産業大臣の「死の町」発言は、少なからずこの言語感覚が影響してるように思えます。
文字通りに「死」の町と取るか、「町の死」と婉曲的に取るかで衝撃度は異なります。
たぶん、現在の人の言語感覚からすれば、前者に受け取ると予想され、
文字通りにペンペン草の一つも生えていない荒野をイメージしてしまうのでしょう。
しかし、古来の日本人の言語感覚、「死(レ点)町」のような漢文調の思考からするなら、
「町の機能が失われた町」と受け取ることになります。
まぁ、それでも原発事故が政府の責任だとするならば、
その原因を作った者の発言としては不穏当ということには変わりないのですが、
誰の責任かと言われれば非常に難しく、第一には東京電力の責任ですし、
第二には震災対応を提言しながら黙殺した自民党政権ですから、ちと微妙な所ではあります。
それはひとまず置いておくとして、適当な発言でないことは否定しないものの、
不適切な発言だとそこまで騒ぐほどのことかと考えると、そうでもないように思えます。
これはやっぱり文字通りに受け取ってしまった現代日本の貧しい言語感覚故でしょう。

まぁ、でも前述のように、婉曲的な表現感覚が完全に死んだとも言い切れません。
私達が意識していないで使っているその典型は「あだ名」でしょう。
名前を直接呼ぶのではなく、名前の一部だけを強調して取り上げたり、
時には名前以外の身体的な特徴等を使って呼んでみたり…
それらのあだ名自体の良し悪しは別にして、
頭の中で名前とあだ名が頭の中で連関して表現されています。
つまり、頭の中で思考の飛びともいうものがあって、それが婉曲的な感覚に繋がってきます。

私はことわざや故事成語を日常会話で使うことはほとんどないものの、
家族や親しい友人との会話では、直接的に表現したいものの名前をわざと避け、
そこから第一にイメージしたものをわざと言ってみたりと、
言い換え表現とは違いますが、言葉の連関を利用した思考は行っています。
現代の感覚からすると、これらの婉曲的な思考や言い回しはまわりくどく思われるでしょうが、
直接的な表現ばかりだと、文字通りに受け取ってしまい、いざこざが絶えかねません。
ある種の奥ゆかしさ、悪く言えば風刺的な嫌味もあった、
婉曲的な表現を取り戻す必要があるように思えますね。


◆ニュースネタ 鉢呂経済産業大臣が辞任
上の文章を書いているうちに、鉢呂経済産業大臣が辞任したとのことで…
そういや、某ニュース番組が「福島再生プロジェクト」と銘打って特集を組んでいました。
…ん? 再生ということは現在は…?
みんな心の中では「死の町」とか思っているのに、他人が言うと文句を言うということなのか。
言語能力の貧しさに加え、他人に厳しくなディスコミュニケーション(むしろデスか?)に辟易しますな。


◆神ゲーの話 『猫撫ディストーション』
WHITESOFTから今年の2月25日に発売された『猫撫ディストーション』をプレイ中です。
何で、今更プレイしているのかと言えば、
WHITESOFTの最新作『ラブライド・イヴ』の発想がなかなかに面白かったからです。
別に最新作を貶すわけではありませんが、『ラブライド・イヴ』は普通の美少女ゲームです。
ただ、違っているのは、メインヒロイン(彼女になるヒロイン)は幼なじみと最初から決まっていて、
他のヒロインはシナリオ分岐によって、主人公・ヒロインとの3P等をしたりするという内容で、
メインヒロイン以外のヒロインが彼女になるシナリオは一切ありません。
3P展開も多少ご都合主義な印象はあるものの、
真面目さは変わっていないので、ハーレム展開のようなバカらしさがなく、リアリティがあり、
かといって、乱交モノのようなアンモラルな雰囲気もない、ちょうどいい塩梅が光っています。
内容的にはそれだけの特に見るべきところもないゲームなのですが、
最近の美少女ゲームでは珍しいその着想点の良さから、過去作をプレイしてみたくなったわけです。

そんなわけで、WHITESOFT2作目の『猫撫ディストーション』に関してです。
現在のところ、結衣・式子・ギズモの3人をクリアした段階ですが、
このゲームは素晴らしいです、久々の神ゲーです。
私の中ではONE、Kanon、スカーレットに続く高い評価をして良いほどの作品です。
一言で言えば、現象学のテキストみたいな作品で、かといって小難しくもせずに、
端的にストーリーでシンプルに表現した作品です。
現象学的な考えというと、アニメでは『新世紀エヴァンゲリオン』のTV25・26話、
ゲームでは『ONE~輝く季節へ~』のえいえんの世界がその典型で、
シュレディンガーの猫のような考え方は多くの現代SFゲームに採用されていますが、
前者は小難しくなりすぎて物語を破綻させてしまったり、
後者は逆に世界観だけに採用されるだけで、中身としての重要性を失うものがほとんどです。
現象学的世界観をストーリーとしても破綻させず、
作品のメッセージ性としても失わないように表現することは、並大抵のことではありません。
そんな難しいことをやってのけたのが『猫撫ディストーション』という作品です。

ここから「シュレディンガーの猫」や「認識論」の話になって、やや長文となってしまうので、
詳しい話はタイトルを変えて、また明日アップしておくことにします。
今日はこれにて。

2011年09月10日

敗戦。

いろいろ足掻きましたが、結局ブートマネージャーをどうにかすることはできませんでした。
もう白旗上げるぜ。

bcdeditの結果、ブートマネージャーの所在が"unknown"だったのでどうしようもない。
むしろ後ろにX付けて非想天則にしたいwww
どうやって起動してるんだコイツは…

一応、最近まで使ってたVistaを起動するところまではいったのですが。
スタートメニューがぶっ壊れたままだと何かと不便だと気付いたので、
年末までの設定でやり直すことにしました。
物理的に別のHDDにブートマネージャーが入っているのはある意味セキュリティになる。
留守中は片方隠せば、90%くらいの人は手も足も出ないわけですしね(強がり)
まぁシステムまるごとのバックアップがあると思えば。うん。
せっかくなのでパーティション構成なども見直して整理しました。

半日費やして疲れたので、Ubuntuとかはまた後日。
unetbootinでローカル指定するとどうなるのかしら。
予想はある程度つくけど割と楽しみ。

ところでDropbox上で最近ファイルが破壊されまくってるのですが。
雑誌などで広まり過ぎてる気がするので、そろそろ潮時かな…

2011年09月09日

なんか。

エントリーがブログのトップに反映されないことがあるみたいですね。
月別・ユーザー別では出るのですが。なんでだろう?
応急処置で一応対処しましたが、こういうことが続くようだと少し困るかも。
(前にも下書き状態から別の人が新規投稿すると、どちらかがトップにでないということが。)

さておき。
個人的な話ですが、PC周りで謎現象がこれ以外のも起きてます。

Ubuntuインスコ

しばらく問題なかったのに、今日突然Vistaが起動できなくなる

ブートローダー弄るも今度はVista自体が認識されない

ダメ元でななまど32bitCDの修復オプションを使用

Ubuntuで再びMBR構築

なぜか昨年末まで使ってた旧HDDのVistaが修復される(もともとのVistaはダメ)

今まで使ってたVistaは放り投げて、ヤケクソで使用中←今ここ
アプリケーションに関しては、年末まで使ってたそのままの状態で使えるのがちょっと救いかな…

再インストール時に、windows.oldとかいうフォルダができたり、
ちゃんと物理的にHDD分けたりしてるのに、
もう要らないやというノリで3つくらい前のOSユーザーデータ消すと、
スタートアップメニューが消滅したりする時点でちょっと待てと言いたくもなる…愛い奴め(ぇ

とりあえず窓とLinuxのマルチブートは危険なんじゃないかといまさら思い始めてきた(ぉ

Ubuntuもかなり便利なので、Windowsは要らないと言えるようになりたいのですが。
久々にローゼン見ようと思ったら、DVDビデオが再生できないでござる。
とりあえずこの問題が解決するまでは…
あ、あと東方ゲームもか。


以下ちょっとしたメモ。

ググれば出る程度のメモですが。
LinuxからwinOSのMBRを構築するには、端末立ち上げて

sudo install-mbr /dev/(winOSが入ってるHDD(大抵はsdaかhda))

でおk

install-mbrが入ってない場合は、
sudo apt-get install mbr
で、まずinstall-mbrをげと。
いずれにしてもそうそう難しいことではないっぽい…が。
なんかWin7でやるとエラいことになるらしいけど、未確認。Vistaは良かったのか?

2011年09月06日

災害の年

1月には鹿児島県霧島連山の新燃岳の噴火、
3月には東日本大震災、
7月には新潟・福島県豪雨による大雨被害、
そして9月のゾウガメの如く大きくノロい台風による豪雨被害…
5月に何か自然災害があったか考えてみましたが、特に思いつかず。
暑かったのは6月末でしたっけ。5月末の記憶がねぇな…

それにしても今回の台風はひどく大きく、動きが遅かったですね…
最初はこちらの方を直撃するような予報だったので戦々恐々としていましたが、
最終的には瀬戸内を縦断するような形となり、
東側に位置する和歌山・奈良の山間部に豪雨が集中してしまったようです…
山奥という言葉では片付けられないほどの山奥ですから、救助活動も難航しそうです…
本当に今年は想定外の災害が起きますね。
抜本的な安全基準の強化をなさないといけないような感じになってきました。


◆ニュースネタ 野田政権が発足。支持率は60%超えで上々スタート
まぁ、別に野田政権に対する期待が高いというわけではないと思いますが。
どちらかというと、民主党が国民の期待する最低限の仕事をこなした結果がこの数字かと。
まずは民主党代表選、世論調査では前原氏の人気が高かったようですが、
それは代表選挙の告示前で、前原氏の人となりや情勢が伝わる前でしたから、
相変わらず続く外国人献金問題と高飛車な政治姿勢から人気が落ちていたと思いますし、
海江田氏は悔し涙が心情的には分かるものの、トップとしてのイメージは落としましたし、
消去法で考えていくと、やっぱり野田首相に落ち着いたんだろうなと思います。
次に国民が最低限望んだのは挙党体制の構築、
あーだこーだと政争する前に、復旧・復興や経済対策をやれということでしたが、
組閣は党内勢力に配慮した表向きの挙党体制は構築され(悪く言えば派閥均衡ですが)、
最低限の体制は整えられたように見えます。
まぁ、個人的には小沢氏を外しながらも、小沢勢力に配慮した形に見えますが。
あとは自民党を含めた野党との関係でしょう。
ここで鳩山政権や菅政権のように失敗してしまうと、支持率が政治不信に繋がりかねませんから。

それと財政健全化の話は増税議論を抜きには語れませんので、
支持率が低下することは目に見えているわけで…
まぁ、それでもこの支持率の高さは一時的な復興増税な我慢するぐらいの数字なんでしょうかね。
でも財政健全化を目指すなら、恒久的な増税は避けられんと思いますが。
増税するにしても、少し上げただけでは財政健全化に全く影響しません。
消費税が3%から5%に上がったぐらいでは、社会保障費の増大に対抗できずに財政は悪化しましたから。
大増税を掲げて国民の反対でポシャって、小幅な増税に留まり、
結局、焼け石に水で小幅な恒久的な増税で終わりました、なんてことにならないようにして欲しいです。

菅政権に対する評価は、震災・原発対応が今後どう評価されるか分からないので何とも言えませんが、
露骨な小沢外しや菅首相の突発的な思いつき発言で、
党内融和は失敗し、野党との関係も全く落ち着かず、政権の安定感がなかったのはマイナスでした。
廃案になった法案の中には、社民党が主張していた派遣労働の製造業派遣の原則禁止や、
公務員の争議権緩和といった労働法的に重要な改正案もあったのですが、
どれも日の目を見ることなく消えていってしまいました。
現段階ではそれら細かい政策を審議している余裕はなく、
震災復旧・復興や金融緩和・経済対策、財政再建と大きな政策に取り組むことになりそうなので、
これらの政策はそのまま消えていきそうな雰囲気です。
次回の衆議院選挙が行われれば、バランス感から自民党政権への回帰が起こりそうなので、
自民党政権がこれらの政策に手をつけるわけがないので、このまま露と消え去ってしまうのでしょう。
労働環境が変わらないと、経済の根本的変化はありえないと思うんですがねぇ…
そういう長い目でみないといけない政策は政治家は興味ないんでしょう。
なんといっても政権が1年ちょっとで終わってしまうので、10年単位の政策なんて考えられませんよ、うん。
まさにその場しのぎ政策。ここまで増税してこなかったことがまさにその場しのぎ。


◆PCネタ AMDの次世代CPUのラインナップが明らかに
当初は7・8月頃に発売と聞いていましたが、順調に遅れているようで…
本当に出るのか?と思っていたら、一応ラインナップがギガバイト経由で出てきたようです。

パッと見だと、思っていたよりも動作クロックは低かったなと。
もう少し高いと思ってました。定格4000MHzは無理でも3800MHzは行くのかなと。
そういう意味では第一陣のラインナップはちょっと肩透かしを食らった感じもします。
これでインテルに対応できるとは正直思えないような…
ただ、FXシリーズは倍率フリーなので、オーバークロックでどこまで上がるのか、
それ次第といったところでしょうか。

この中で興味が湧くのは、FX-8120の95Wバージョンでしょうか。
4モジュール8コアで95W、3100MHzなら、なかなか。
あとは価格次第といったところで、Core iシリーズよりも安値で来ないと、
正直言って選ぶ価値が生まれないようにも思えたり…
あとは続報を待ちたいです。


◆プロ野球ネタ セリーグは公式戦試合打ち切りも検討か?
数日前の記事に阪神タイガースが台風の影響で雨天中止が続いたせいで、
10月のクライマックスシリーズ前の予備日で試合を全て消化できるか微妙で、
これ以上、中止が発生してしまうと日程的に厳しくなってしまうようです。
ダブルヘッダーも検討しているようですが…

まぁ、でも、パリーグから見ると、今更何言ってるのという感じがしてしまいます。
もちろん、パリーグの方がドーム球場4つとセリーグよりも日程を消化しやすいのですが、
パリーグは交流戦明けから日程を消化する努力をしています。
例えば、今日、月曜日、セリーグは試合を全く行っていないのに対し、
パリーグはソフトバンクと日ハムの試合が組まれるなど、
雨天中止の分を月曜日に持ってきて、
9連戦どころか13連戦も辞さない姿勢で、順次試合を消化してきました。
なんでセリーグは月曜日に試合をやらないんだろうと不思議に思ったものです。
セリーグが試合を行ったのは、オールスタ前の月曜日と、今月の敬老の日ぐらいで、
全くもってやる気が感じられませんでした。

そんなわけで、案の定というか、なんというか…
努力すべき方が怠ってしまったために、大変な事態を迎えそうな感じです。
ぶっちゃけセリーグの怠慢でしたね。どうすんだろ。

2011年09月04日

いろいろと。

あったはずなのですが、日が経ちすぎて記憶が曖昧なので適当に。
ちょっと妙なテンションで文面が荒れまくりですが、今更なので気にしないでいただけると幸いです。

■お盆。
いつも通りでした。
いやむしろ実家に帰ってからは、炎天下の中で毎日草抜きなど外での作業に従事してたので、
暑いのにそこそこ慣れて、ここ数年で一番体力的にも楽でした。
やっぱクーラーに頼るのはよくないわ。

■沖縄。
8月28日から3泊4日で会のついでに旅行してきました。本島のみですが。

泡盛うめぇ海ぶどううめぇゴーヤうめぇ…とそこそこ満喫。
アロエなんざ地元民は誰も食ってねぇってよ。メディアに騙されちゃダメだ。つかメディアふざけるな。

観光では、勝連城跡と水族館が印象的でした。
首里は正直、勝連の後だと霞む…

会は沖縄の話が中心で、職業的な事は蚊帳の外だったのですが、
真面目な話、沖縄の平和への思いを舐めてました。
さすがに上陸戦が行われた上に、長期間占領下にあって未だにど真ん中に基地があるだけに、
なんかもう潜在意識レベルで我々とは桁が違う。
都会化が顕著ですが、どこまでこの意識を保てるかが、今後その思いを受け継いでいく鍵なのかも。

ある種ゴリ押しとも思える平和への思いの裏には、募り募った不信感がかなり見え隠れしていました。
この際、はっきり言ってやればいいと思うんです。
中央の連中なんて、小せぇ利権争いにかまけてるksばかりだと。
都心に至っては、きっと空襲で焼野原になったことなんてもう忘れてると。
戦争があったことなんて、何一つ語り継がれていないんじゃないかと。

…なんて外の人間が偉そうな事書きましたが(^^;
総括すると大変いい旅行でした。
何度でも行きたい。そんな沖縄。

■C80。
幽香さまに踏まれたい。
以下割愛。

■Ubuntu
Vistaのサポートが云々という話が流れてきましたので、またちょっとLinuxに手を出してみました。
Ubuntuもver11からデスクトップがかなり変わって面白い感じになってますね。
起動と終了が鬼速い。5400rpmHDDとは思えない。
液タブも何か認識してくれました。うれしい。

まぁ当然いいことばかりでもなく。
まだ少ししか触っていませんが、見かけに捕らわれすぎて操作感がちょっと微妙。
慣れてないだけかも知れませんがー。
特にプログラム探すのが少し大変。うん頑張ろう。たぶんすぐ飽きるけど(ぇ

さて、ブートローダーを移す方法を探す作業に戻ろうか…

■野球。
夏の決勝戦レ○プ事件は置いといて。
意外に開星が善戦(?)しててお盆参りどころじゃないと何度お経を噛みそうになったことか。
こう、そっとTVの電源を切るくらいの善意が欲しいですね。お前は何を(ry
はい。煩悩まみれです。
しかし関西の堅田投手はある意味何かを持ってたんですかね…
打ち込んだチームが100%優勝するとか、まずないと思うのですが。

プロの方だと、西口投手の珍記録が途絶えたのがすごくうれしかったです。
記録のことを知ったのは、wikiで西口投手の項を見た時だったのですが、
年齢から見ても、もう無理なんじゃないかと半分思ってたところがありまして。
僅差での完封を成し遂げたことに驚きも強かったです。
あとは岩瀬投手の300S。400行くかどうかはさておき、ベテラン選手が頑張ると何か嬉しいですね。
700試合以上の登板とか、いろいろと桁違い過ぎる…