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2007年02月28日

麻雀

ぴあ雀に触発されたのか(ぴあ雀は封印しました(^^;)、
久々にねこねこの麻雀をプレイしました。
いやー、いいっすね、このぐらいの温さが(笑)
フリー対戦4人打ちがナイス。
BGMがキャラによって切り替わるので、音楽を楽しみながら打てるのが良さげ。
自分のプレイキャラはもちろんラッテ。
砂銀のBGMバージョンのイントロが非常に良さげなのです。
対戦キャラはやっぱり信長だな、うん、信長だ(苦笑)<国士無双しか狙わない
ねこねこの麻雀は癖のあるプレイヤーが多いのがネックですが、
キャラ数が多いし、普通に麻雀を打つ分には楽しいです。
まぁ、18禁だったもののHぃCG止まりだったってのもありますが、
値段からすればお得感がありますし、ストーリーモードも楽しめたので良かったかなと。
つーか、やっぱりぴあ雀が酷すぎた。アニメは綺麗だったんだけど…それだけじゃなぁ…


◆プロ野球 昨日の西武のオープン戦
福岡での試合だったので、ネットのライブ中継を見ましたが…
オープン戦3試合目とはいえ、さっぱり打てませんなぁ…3安打じゃどうしようもない(苦笑)
まぁ、ホークスの投手が良かったというのもあるんですが。
ライオンズの投手陣も例年にない仕上がりで、
今日も2軍から上がってきた石井貴投手以外は無失点で危なげなかったですが、
ホークスの投手は既に常時140キロをマークするなどある程度仕上がってましたからね。
先発した杉内投手がもう少しかなとは思いましたが、他はあと1週間もあればといった印象。
今日の試合を見た限りでは、ホークスの投手陣に死角なしといった印象が強いです。

でもシーズンではその投手陣を打っていかなければならないわけで…
もう少し頑張ってもらいたいっすね。
野手は全体的にスイングは速いものの、ストライク・ボールの見極めができておらず、
ボール球を振って三振、ボール球を振らされて凡打というケースが多々あり。
まだまだ実戦不足のようです。
まぁ、主力はそれでもいいとはいえ、
昨年の炭谷選手やGG佐藤選手のような下からの突き上げが弱いのは気になります。
開幕スタメンがほぼ決まっているのは、赤田・中島・和田選手ぐらいですし。他は全て競争。
中堅・若手選手の奮起を期待したいっす。

投手陣では先発の松永投手が好投。
スピードは130前半ぐらいと出ていなかったものの、
投球フォーム変更が生きたのか、ストレートは昨年以上の威力がありました。
100前後のスローカーブで簡単にカウントを稼げることができましたし、
高めに時折外れる以外はコントロールも安定、上々の出来でした。
先発ローテ当確の内容あるピッチングでしたね。

2番手の石井貴投手はストレートはまだしも、変化球が全くダメ、調整不足と感じました。
データを取りたい時に多村選手への四球やボークって、ベテランが何やってんだろうと…
今朝のスポーツ紙によると荒木コーチが開幕2軍も示唆だとか。
つーか、昨日の投球を見ていると、そのために呼んだ気がしないでもない(苦笑)
他の若手投手がアピールしているだけに、石井貴投手といえども安泰とは言えないようです。

3番手の三井投手は変化球と制球はもう少しだったものの、
昨年同様に安定したフォームから力強いストレートが投げられていたので、順調といった感じ。
4番手の岡本投手はストレートの威力を感じました。
が、変化球の精度が悪い。スライダー・チェンジアップがコントロールされてないし、キレもイマイチ。
昨日はストレートで抑えられましたが、シーズン入ると変化球の決め球が必要、
もっと変化球を磨いてもらいたいっす。
5番手の大沼投手は…ストレートは146をマークするなど1番速いのに、簡単に打たれるし。
ストレートで押した後のカーブも簡単に打たれちゃうしと結果が伴わないのは相変わらず。どうするべ。

6番手の長田投手は伊東監督の一押しだっただけはあります。
投球フォームが安定し、ストレートの威力が抜群でした。
高めのストレートは阪神・藤川投手のように浮き上がる感じ。140前半ですが素晴らしかったです。
ただ変化球に関してどうかは分からず。
昨日は最初に2球スライダー・カーブを投げてボールになり、あとは直球で押した模様。
スライダー・カーブ・フォークといった変化球でストライクを取れれば、心配はなさそうです。
あのストレートを見ると、期待しちゃいますな~

打線は前述のように、中島・GG佐藤・リーファー選手の3安打のみ。
なかなかレギュラー以外の中堅・若手選手がアピールできずにいます。
ヒットこそ出なかったものの、良かったのが黒瀬選手ですかね、1打席だけでしたが。
藤岡投手の変化球になんとか食らい付いていって、ファールで粘り、
最後に外角のストレートを上手く弾き返して、良い当たりの右中間のセンターフライ。
他の選手がコースの変化球にバットが回っていたのに対して、
それに付いていけていたのが印象に残りました。
ショートには中島選手、セカンドには片岡選手らと厳しい競争になりますが、
打撃でアピールして開幕1軍を勝ち取ってもらいたいっす。

2007年02月25日

もう春

かと思ったら、北風ぴゅーぴゅー。
いきなりの寒さは辛いっすね(^^;

それにしても最近は連日のように殺人事件のニュースが流れてますね。
こう言うのも何ですが、
どの事件もどことなく「悦に入っている」とさえ思えちゃいます。
ヤクザ気分なのか、テロ組織気分なのか知りませんけど、
ある種の世界に酔っているようにさえ思える事件が多いですよね。
んー、自分も何かに酔って迷惑をかけているかもしれないな。気をつけよう。
そんなわけで、美少女ゲームのエロシーントークはほとほどにするべ(爆)

◆プロ野球 オープン戦 西武・岸投手は3回6安打2失点のデビュー
NHKのスポーツニュースを見た限りでは、かなりの雨だったようで。
もっとも、シーズン中でもこういう天候で試合をやる場合もあるでしょうから、
言い訳は聞かないのでしょうが(ちなみに岸投手は言い訳せず)
で、結果の方はというと、3回6安打1四球4奪三振2失点で勝利投手。
勝ちはついたものの、ストレートを連打されるなど、あまり良い結果とは言えないようです。

ただ個人的には四球は1個だけですし、勝負できないという感じではないのは良かったです。
これまでは四球で泣かされてきましたからね(苦笑)
四球出すぐらいなら打たれろよと何度となく思ったことか。
そういうレベルではないことには安心しています。打たれて覚えることもあるでしょうし。
今日の場合は雨の影響なのか分かりませんが、
変化球の制球に自信が見出せなかったことで、ストレート中心の組み立てとなり、
初球ストレートでカウントを取りに行って連打を食らうというパターンでしたから、
そこを変化球で簡単にストライクを取れるならば、心配はないと思います。
自分のストレートがどこを打たれて、どこなら打ち取れるのか分かればそれで良し。
このオープン戦は打たれるのも勉強ということで頑張って欲しいです。
オープン戦の最後の1試合、相手主力選手が出ている最後の試合で結果を残せば、それでいいです。
首脳陣も自滅の内容でなければ、打たれても使い続けるでしょうしね。
失敗を恐れずにガンガン立ち向かってもらいたいです。

試合の方は雨の影響で5回コールド勝ち。
収穫は2番手のギッセル投手が2回パーフェクトと好投。グラマン投手に続きアピール。
もっともギッセル投手の場合は、相手に馴れられたシーズン終盤に課題がありましたから、
パリーグチームとの対戦があるまではまだ様子見。
外国人投手の先発枠争いはまだまだ続きそうです。

打線では、中村剛也選手と高山選手が変則右腕のフェルナンデス投手からホームランを打つ活躍。
打った球はナックルではなく、スライダーとストレートということですが…
いずれも100キロ台前半というのはどう考えればいいんでしょうか(苦笑)
まぁ、一応長打力はアピールしてくれたかな、と(^^;
広島の2番手の青木投手も変則左腕だそうですし、今日の試合は参考になるのか、ならないのか…
中島・リーファー選手と昨日ノーヒットだった選手にも1本出ましたし、
とりあえずは良かったかなという感じですかね。
主力以外では後藤武敏選手がタイムリーヒットを打つなどアピール。
野手の1軍枠も狭き門ですから、頑張ってアピールして欲しいっす。


◆メジャー 松坂投手のジャイロボールとは?
メジャー移籍時から言われていた「ジャイロボール」、
つーか、日本の野球ファンは誰も知らないのに何でこんなに騒いでるんだろうと(^^;
松坂投手本人もどのボールか分かってない感じですし…
まぁ、敢えて煙に巻いてるんでしょうね。
ドカベンプロ野球編の渡辺久信のブルースカイフォークみてぇなもんなのかな(笑)

色々な情報を総合すると、松坂投手のカットボールのことを指しているようにも思えます。
日本で「ジャイロボール」というと、初速と終速の差がなく、
ボールが浮き上がってくるように感じる回転のいいストレートっぽいモノを指すみたいですが、
アメリカで言ってるのはどうもそれとも違うようですし…
松坂投手のカットボールは結構投げる度に軌道が違いますから、該当しそうなのはコレかなぁと。
自分の中では横カットと縦カットとか言ってました。
好調時には145キロ超えてますし、縦スラっぽく打者の手元で落ちますし。
確かに独特だった感じはしたけれど…

しかしいつまで続くんでしょうね、この話(^^;


◆ゲームの話 ぴあ雀
クリアしました。ラスボスのれおなはそんなに強くなかったカモ。
やられた回数で言えば、留美さんの方が上でした。
Hシーンでは唯一某シーンがあるので、他よりはといった感じ。でも他が酷すぎ。
クリア後の特典はやっぱりありませんでした。
終了後にオチがついて終了。つーか、全員に麻雀挑んでHしてたらバレる(苦笑)
エンディングはれおなが走って終了。
クリアしても、「何やってんだろ俺」と虚しさが去来する日々(爆)

フリー対戦モードはもっと虚しさが募る結果に(苦笑)
ストーリーだとザコの香苗が異様に強い。開始早々リーチ・ツモの嵐に何度泣いたことか。
何度も挑戦してようやく突破。
そしてまたしても留美さんに鬼のように負け続け、れおなを先に打破。
最後に留美さんを破って、壁紙コンプリート。む、虚しい…(爆)
…さて、どうしてくれようか、このゲーム…(^^;

TOP絵変えてみた…けど。

…個人的には、前のレミィ様のほうが…いや、なんでもないです(苦笑)

背景にライン入れてみたけど、何も無いほうが明らかに良い気がするのは、多分気のせいじゃないかと。
色の組み合わせの問題かな…
あと、上海人形はデフォで描き忘れ(ぇ

↓背景なしver.

TOPにするかどうか悩んだ時点で敗北だったのかも知れませんね。
ラクガキは勢い重視。つくづくそう思います。

とりあえず、素直に表情に出さない感じのアリス描けて満足(^^;


ほかにも色々描いたのですが、取り込んでから色々狂ってるような気がして、出すのはやめました。
昨日はそんなんばっかりでした。
今日からまた1週間シフトが続くので、もう少しがんばりたかったかな…


他は特に進展無く。
春が近づいてきて、ちょっと憂鬱気味…
どこかで気持ちを入れ替えたいですね。


2007年02月24日

プロ野球オープン戦開幕

西武ライオンズは福岡ソフトバンクホークスと対戦し、
広島との練習試合に続いての連敗、黒星スタートとなったようです。
こちら
相手がライバルのホークスだっただけに、正直勝ちたかったんですけど…
まぁ、王監督の復帰初戦ですし、華を持たせたということで(^^;

打線はまだ紅白戦1試合・練習試合1試合だったこともあり、まだこれからでしょうか。
赤田・片岡・GG佐藤・栗山・中村剛也・大島選手が1安打ずつ。
アピールすべき大島選手が2ベースを放ち、結果を残したのが収穫ですかね。

投手陣では先発のグラマン投手が3回1安打2四球2奪三振無失点と無難な結果。
先発ローテは外国人枠の関係があるので、まだ何とも言えませんね。とりあえずのスタート。
2番手のルーキー岩崎投手は2回パーフェクト2奪三振の上々デビュー。
リリーフで使える目処が立ちそうですね。あとは緊迫する場面でどうか。
3番手の岡本投手は1回1安打2奪三振と無難な結果。
4番手の山本歩投手は打球を頭部に受けたようで途中交代…心配です。
5番手の山崎投手は緊急登板があったとはいえ、予定していたでしょうから論外。1人脱落。
ただ今日好投した投手も、ソフトバンク打線の中軸が多村選手だけで、
昨年よりも落ちる若手中心の打線だったことを考えると、まだまだ分かりません。
投手陣はサバイバルが続きそうですね。

相手のソフトバンクではルーキー森福投手と2年目・柳瀬投手が目立ったようで。
初対戦で打てなかったのは残念。
ソフトバンクは左の中継ぎがこれまで手薄だっただけに、
新外国人投手とともに要警戒となってきそうです。
柳瀬投手はシーズン終盤にえらい痛い目にあいましたからなぁ…なんとか対策を考えないと。


◆ゲームの話 ぴあ雀
昨日届いたF&Cの『ぴあ雀』をプレイしました!
…地雷でした… ひ、酷すぎる(涙)
まず毎回ディスクチェックあり。何度もプレイする麻雀ゲームなのに酷いよ~

…とか思ってたら、そんな繰り返しプレイする必要がないぐらいの内容でした…orz
Hシーンを拝めるストーリーモードはストーリーがほとんどなし。
プロローグ部分があった後は、対戦キャラを選んでいきなり麻雀。
脱衣シーンはアニメでOPムービー程度の画質ではあるものの、
脱いだ後の対戦キャラCGは服を着たまま、音声パターンも一通りしか存在しない感じ。
…もう少し変化を楽しませてくれよ、と(涙)
それじゃ脱衣アニメに期待だと思ってたら、脱衣シーンは揺れないし、恥じらいが足りない。
Hシーンのモザイクは多めで、
美湖の時は局部アップするもんだから、モザイクしか映らない(苦笑)
Hシーンは全てアニメだけど短いので微妙。最後はぼかし気味で終了のソフト調。
特にその後は会話もなく終わるってのは… つか、勝利の余韻もなにも全くないっす(苦笑)

それならばフリー対戦モードに期待~とか思ってたら、
こちらのコンピュータは鬼のように強い…
気軽に遊べるというレベルじゃないため、もはやHシーン・壁紙を得るための作業にしか…
勝ったとしても得られるのはゲスト作家による壁紙のみ…報われない、すごく報われないよ(涙)
2人打ちしかできないし、全然フリーじゃないっす。

システム面でも会話がほとんどない・イベントCGがないのを見越してか、
最初からテキスト回想・ウィンドウ消去が用意されてませんし(苦笑)
脱衣アニメシーンだけでこの値段は高すぎますよぉ。
…遊び方が見つからねぇ、コレ。
せめてそれなりのストーリー・会話を用意しておいてくれるか、
Hシーンをアニメだけでなく、CGでもカバーするだとか、
フリー対戦モードがレベルに合わせて遊べるとか、
このうちの1つでも適えられていたら遊べるんですけど…
いやー、久々にプレイしていて泣きたくなりました。すげーよ、F&C…

ストーリーモードは留美さん(鬼のように強かった)までクリア。
あとはツンデレだけ。全員クリアすると何か…ないよね、やっぱり(苦笑)

2007年02月23日

明日からオープン戦

プロ野球はキャンプも終わり、いよいよオープン戦に突入です。
なんだかスポーツニュースを見ても、メジャーのキャンプ情報ばかりで、
日本の球団のキャンプ情報をあまり目にしていない印象さえ受けますが(苦笑)、
日本の球団も無事にキャンプを終えて、実戦に入る模様です。
今年は主力・ベテラン選手の異動が多かったですし、
彼らの新天地での活躍、そして新戦力の台頭が楽しみです。

◆プロ野球 キャンプ情報 西武・ジョンソン投手が試合想定の投球練習
妄想トレって、何だかなぁ(苦笑)
昨日の文化放送でも言ってましたが、この投球練習は面白いように思います。
松坂投手がメジャーでも実践しているように、
100球・200球と投げ込むことで肩を鍛えることも必要でしょうが、
調整段階になってくると、こういう練習の方がいいのかなと。
現実に投手はぶっ通しで投げているわけではありませんからね。
先発投手は休みながら投げているわけで… 当然、それを想定した肩も必要なわけで。
例えるなら、長距離走でまとめて走るのと、
中距離でインターバルを入れながら走るの違いでしょうか。
実際の試合を想定した投球練習というのも、理に適った練習のように思います。
これでジョンソン投手が活躍すれば、日本でもこういった練習も取り入られるようになるかも?

◆プロ野球 西武・松坂投手の穴は?
そんなわけで、キャンプも終わりとなりましたが、
西武の今季の課題といえば、当然の如く、松坂投手の抜けた穴。
それを埋められるかどうかですが… まぁ、はっきり言えば埋まらないでしょう(^^;
あそこまで絶対的な投手を埋める投手を作るには最低でも3年はかかりますよ。
プレーオフのような短期決戦の切り札になるような存在はそう簡単に作れないと思います。
ただ、長いペナントレースでは話は別。切り札はなくとも、安定して勝てばいいわけですから。
そういった観点から見たとき、松坂投手の穴は埋められるのか考えると…

右先発 西口・涌井・ギッセル・ジョンソン・岸、河原・許銘傑・大沼・宮越、
    (藤原・田沢・木村・朱)
左先発 帆足・松永・グラマン、(松川)
右中継 山岸・石井貴・長田・岡本、正津・東・山本歩・山本淳・岩崎、(田中)
左中継 三井・星野・山崎、(西川)
抑え  小野寺

現在の投手陣はこういった陣容になってます。
とりあえず1軍投手陣12はもう確保できているかなという感じはします。
松坂投手の抜けた先発陣も頭数は揃ってますし、新しくジョンソン・岸投手が加わりました。
それにまだ調整が遅れているものの、昨年故障の影響で交流戦までしか投げられなかった
左腕エースの帆足投手もいます。
先発投手の層自体は昨年よりも厚くなっているように思います。

完投能力のある松坂投手が抜けて負担増が心配されるリリーフ陣は、
昨年の森・豊田投手が抜けた時ほどの不安感はないです。
既に小野寺・三井・星野・山岸・石井貴投手らの開幕1軍は事実上決定済み。
山岸投手は昨年後半のみで1年間働いたことありませんが、
学生時代からタフな投手として有名でしたし、調整を間違えない限りは大丈夫かなと。
三井・山岸投手と左右のタフな投手がリリーフにいるのは心強いです。
ここに復活を期す長田・岡本投手や、2年目のサイド右腕・山本歩投手、
新人のトルネードサイド・岩崎投手、他にも宮越投手など先発から漏れた投手らで競争は激化。
リリーフの方も例年にないくらい層が厚くなってます。
ここ数年は誰を落とすかではなくて、誰を入れるかでしたからね(苦笑)
ソフトバンクのような質の高さはまだありませんが、層自体は厚くなってきたと感じます。

投手陣が失敗するとすれば、エース候補と期待する涌井投手がこけた場合、
西口投手が一昨年のように最多勝争いをするぐらいに活躍すればそれでもなんとかなりそうですが、
そうでない限りはちょっと厳しいですよね。
やはり上位争いをする場合はエース対決が勝負になりますし、
相手投手に名前負けしない存在を作ることが必要です。
今の投手陣だと西口投手の実績、そして涌井投手の若さ、この2つでしかエース対決は戦えないです。
どちらか一方が倒れると途端に厳しくなります。というわけで、涌井投手が最低二桁勝つことが必須。
あとはジョンソン・ギッセル・グラマン・許銘傑投手の外国人投手の働き。
実際はここから2人(多くて3人)しか使えないわけですから、入れ替えが考えられるわけで…
その中で安定した成績を残せるかどうか、そこがポイントでしょう。
まず1人は確実に二桁勝つこと、あとは3人の勝ち星の和が二桁行けば合格点。
これでルーキーの岸投手に過度な期待はせずとも、先発の計算はできるようになります。
昨年の先発投手の勝利数は、
松坂(17)、涌井(12)、西口(9)、ギッセル(6)、グラマン(4)、松永(3)
これで51、帆足(5)もリリーフの勝ち星があるはずなので、およそ55。
この数字をカバーするには、
西口(10)、涌井(10)、ジョンソン(10)、
グラマン+ギッセル+許(10)、帆足+松永(10)、岸+宮越+河原ら(5)でOK。
思った以上には難しくありません。まぁ、あくまで理論上ですけどね(苦笑)

実際はどうなるか分かりませんが、戦える体制ができたことは確か。
オープン戦も故障者なしで調整し、開幕へと備えていって欲しいです。
そうすればシーズンでも結果は自ずと出てくるはず。


◆ゲームの話 ALMAコンプリートエディション
由衣ちゃ~ん、由衣ちゃ~ん、由衣ちゃ~ん… といった感じ(爆)
そんなわけでALMAを開始しました。
原画が的良みらん氏ということで買ったんですが、
何か立ち絵のバランスが微妙に悪いかな~とか思ったり。
あと音声がイマイチ。由衣(声:涼森ちさと)以外はどうかなと。
まぁ、慣れてくると、それなりに思えてくるものですけどね。

そんな理由からか、由衣からプレイしました。
ストーリーは良かったです。
まさかああいうことだったとは!とまでは行かないものの、なかなかに面白い展開でした。
ちょっぴり切ない純愛学園物といった感じですかね。
シナリオは担当してないと思うんですが、話の流れは的良ワールドチックです。
つーか、普通にマンガにしといた方が面白かったんじゃ、とか思ったのは秘密(爆)
普通に一番Hぃのがクリア後に見られるアートギャラリーの由衣マンガですし(苦笑)

ちなみに由衣は実妹です。Hシーンはもちアリ。
最近は実母・実姉が解禁されてきてますが、ALMAが発売された頃ってどうだったかなぁと。
自分がプレイしている範囲では珍しいような。的良マンガだとしょっちゅうですが。
由衣たん、はぁはぁ(爆) 可愛いよ、由衣たん。

つーか、『おまひま』まだ買ってない。早く買ってこないと~

2007年02月21日

明日は。

県条例で言うところの”竹島の日”でございますが。

そんなものはどこ吹く風とばかりに生活しております。
去年も書いたけど、土地より人。これが現在の国の問題という認識に変わりはありません。

ニートって言葉が未だ生きてる自称先進国に活を。

…まぁどーでもいいけど。

■■■手抜き…
というわけでもないですが。
何かとやることがあって、時間押しまくり。
休日なのに…休日なのに…
それでも、「ぶらばん」やってたりするのは何でだろう?

時間を止めて欲しいという願いを込めて、ラクガキ投下。

0220.jpg

個人的に、うどんげと咲夜さんがツートップ…という話を以前書いた気がしますが。
描いてて飽きないのはダントツで咲夜さん。
白黒なんかも多分飽きないと思うのですが、イマイチ思うように描けなくて…
要精進、です。

■■■せっかくなので。
「ぶらばん」の話を少し。
少しずつ進めてるので、エビが終わったばかりですが、
まぁ結論を言うと、もう少しがんばりましょうというところでしょうか。

シナリオそのものはオーソドックスに、ホントにもう無難にまとめてあるかと思いますが、
練習パートの部分が少ないのが残念。
ルート確定後もつければよかったのに…どうして抜いてしまったんだろ?
練習してる感覚が薄く、あれでは最後の力作(?)の演奏シーンなんかもちょっと感動が薄いと感じさせてしまいます。もったいない…かな。
スキップを受け付けないんだったら、それなりの過程を見せないと。
演出・グラフィックにそれなりのものを見たので、あとは工夫をどれだけゲーム内で生かすかだと思います。

辛口評価ですが、須美が可愛いので、とりあえずもう1週はします(^^;


今日はそんなところで。

2007年02月19日

ナツメグ3

ようやくナツメグのネタバレ感想が書けました。
…と言っても、文章が書けただけ(^^;
レビューとともに近々アップする予定でいます。
『ナツメグ』の評価を自分なりに簡単に結論付けますと、
内容的に面白く、シナリオテーマ的にも味があったものの、
全般的に作り込みが甘く不十分だった、といった感じでしょうか。
頑張れ、ルーキーということで、よろ。

◆プロ野球 西武ライオンズのキャンプ
昨日、今季初の実戦である紅白戦が行われたようで、
注目のルーキー・岸投手は、初回に自らのジャッジで内安打を許してしまい、
直後のピッチャーゴロ併殺コースを2アウトと間違えて1塁へ送球してしまって1失点、
ショックを引きずるままに四球を出し、
平尾選手に甘い高めの球をホームランされるなど計4失点、
2・3回はしっかりと抑えたようですが、ほろ苦いデビュー戦となってしまったようです。
インタビューを聞いていると朴訥とした感じで、緊張している感が強かったこともあり、
精神面の不安を感じてましたが… いやー、まさかこんなにやってくれるとは(笑)
ただ四球で試合にならないというピッチングではなかったようなので、
経験さえ積んでいけば大丈夫なのではないかと思ったり。
オープン戦も別に打たれてもいいので、
どんな場面でもしっかりと投げられるようにシーズンのために勉強してもらいたいです。
そういう意味では、デビュー戦でスイスイ行くよりも、
反省点が見つかったことは良かったんじゃないですかね。

それと新外国人のジョンソン投手が上々デビューを見せ、
新人の岩崎投手がコントロールに不安があったものの無難なピッチングを見せたそうです。
ジョンソン投手が計算できれば、松坂投手が抜けた先発陣も大分楽になりますね。
西口・涌井・ジョンソン投手の3本柱に、
ギッセル・グラマン・許投手のうち1人、帆足・松永・山崎投手の左腕3人から1人、
ここにルーキーの岸投手ら若手の台頭を期待すれば、先発は6人で揃います。
オープン戦では、岸投手に経験を、ジョンソン投手には安心材料を期待したいところ(^^;

他の選手の情報はあまり伝わってきませんが、
2ちゃんねるの情報だと、4年目の岡本投手が完全投球、2年目の山本歩投手が好投を見せ、
ルーキーの山本淳投手は毎回ランナーを賑わせるなど2回6安打3失点のほろ苦デビュー、だそうで。
岡本・山本歩投手らは今年が勝負なので期待してます。
ルーキー岩崎投手とともに中継ぎに入ってきてくれれば、厚みが出そう。
野手では栗山・石井義人選手が活躍し、平尾・GG佐藤選手がホームランでアピールしたとか。
逆に和田選手は新フォームがまだしっくり来ず、結果出ず。
先日の文化放送のインタビューでもコメントが弱気だったので、和田選手はちょっと心配です。
でもベテランですし、オープン戦の最後にはモノにしてくれることでしょう。

実戦がこの1試合だけなので、どこまで調整できていて、
誰がアピールしているのかは詳しく分かりませんが、
まず大きな怪我人が出ていないのが幸いですよね。
残るキャンプも順調に過ごし、オープン戦の中で各選手達のアピールを期待したいっす。


◆ナツメグ ネタバレ感想
↓そんなこんなで、ナツメグのネタバレ感想。長文注意。
つーか、見にくい(苦笑) 早めに正式版を起こしますので、それまでご容赦を。
当然の如く、一部シナリオのネタバレが含まれてますので、閲覧には注意のこと~

ほとりシナリオをプレイして、「言いようのない空虚さ」を私は感じました。
それは言わば「現実」とも言えるような感覚で、
プレイ時にはそれが何なのかよく分かりませんでした。
そこで「言いようのない空虚さ」が何なのかを考えてみると…
それは祭りの終わりの感覚、非日常から日常への回帰、落日、
さらに具体的に言うなら、友人関係の変化、友達以上恋人未満の関係の終焉、
輝かしい日への哀愁、そんな変化を認めることのできない姿…
例えるならそれは、輝かしい日々を過ごしたヒーローがくたびれたサラリーマンとなり、
日中一人公園でブランコに乗っているような光景…
例えるならそれは、超一流だったプロ野球選手が怪我をきっかけにレギュラーを外れ、
いつしか年齢を理由に2軍暮らしが続くような光景…
人はそれを「落ちぶれた」と称するのかもしれません(尺度の問題があるので断定しません)。
「落ちぶれた」光景を目の当たりにした時、
「輝かしい日々」の光景にはある種の空虚さを感じえません。
そんなある種の空虚さとは、時間による変化、環境の変化、
世の中に変わらないものなどないということ、無常さに人は哀れを感じるのです。
ナツメグのほとりシナリオにおける主人公の姿・物語にはそんな無常さを感じずにはいられません。
その無常さは一夏の思い出を儚いものとするような、打ち消してしまうような、
ナツメグの世界全般を崩壊させてしまうような、そんな感覚に襲わせるのです。

ただ人生は儚く・無常であるからといって、
人生そのものまでもが悲しくなってしまうかというと…
人類はそう考えてきませんでした。それが言わば宗教・哲学の世界であるのでしょう。
ナツメグの世界で言えば、
その儚さ・無常さを感じさせるのが「由佳子の転校」という事実であり、
また、野島ほとりという存在なのであり、
それらを乗り越える方法が「部活」という行動であり、
また、ほとりの懐古として表現されていたように思います。
別れが前提であるのにも関わらず、仲のいい馬鹿騒ぎをすることは、
現実逃避でしかないのか、それとも別の意味を持たせることができるのか?
当然、プレイヤーは別の意味を持たせたことをナツメグをプレイして知っているわけです。

ではその「別の意味」とは何なのか?
新しい関係の構築(恋人関係)? それも無常ですから、違います。
それは部活を作った目的、「思い出作り」にあると言えるでしょう。
思い出は個人の中の想いですから、脚色されたり、歪曲されたり、消去されたりもしますが、
他の外的要因(関係の希薄化、環境の変化)によって直接的には変化しません。
そんな「不変の思い出」を胸に、辛い現実(別れ)を乗り越えていこうとするのが、
ナツメグのキャラクター達の姿です。
加えて重要なのが、「部活」という形にしたこと。
当初の主人公+由佳子+実梨+シゲオの4人に加えて、円+ほとり+セリスとしたことで、
「思い出の共有化」をすることに成功し、
より強固な思い出、言わば「絆」ができ上がったのです。
「絆」というと一緒にいた時間(幼馴染とか)が問題とされやすいのですが、
ナツメグでは時間の要素は必要ないと考えています(由佳子シナリオ)。
3ヶ月という短い期間でも絆はできるよ(勿論、1日でも半日でも可能です)、
「思い出の共有化」をすることができれば、ということをナツメグは示していたと思います。

ならば、今度は「思い出の共有化」が具体的に何を指すかとなるわけですが、
これに関しては直接的には語られていません。
敢えて言うならば、主人公・由佳子・実梨・シゲオ達4人の中学時代の思い出でしょうか。
昔の思い出を語り合うことで、または思い返すことで、
今を再認識し、仲間であることの偶然・奇跡を感じる、想う、感謝する、
そうすることによって、より強固な仲間意識が生まれる・新しい関係を生む、
それが「思い出の共有化」であると私は考えます。
ストーリー展開からすれば、由佳子シナリオ直後の回想イベントはさほど意味をもちませんが、
シナリオテーマからすれば、非常に重要な意味を持っていたのかもしれません。

ここまでの話を整理しますと、ナツメグというのは、
由佳子との別れ(厳しい現実・無常さを感じさせる事柄)に直面した主人公達が、
仲間達による思い出作り(思い出の共有化)によってそれを乗り越えていく物語と言えます。
仲間の関係は一旦終わりとなったとしても、
その思い出または恋人関係を抱いて生きていくというのがほとりシナリオ以外の流れでしょう。
いや、厳密には、思い出を抱いて生きていくであろう人物は由佳子シナリオ以外の由佳子であり、
主人公を始めとする主人公達がどうであるかに関してはその後のエピソードがないので判別できません。
思い出というよりは、むしろ、新しい関係によって乗り越えていくと捉えるのが自然でしょう。
つまり、思い出作りの意味(思い出の活用方法の面)を知ることができるのは、
その後のエピソードが語られるほとりシナリオのみということになります。

ほとりシナリオをプレイした人は分かるように、ここには新しい関係はありません。
あるのはほとりの喪失のみ、主人公の自己喪失による関係の希薄化のみです。
勿論、そういった観点から主人公を巡る仲間の崩壊を考えることはできますが、
ほとりシナリオがモノローグ主体であることから、思い出という面を中心に考えてみることにします。
ほとりシナリオのエピローグは大きく分けて2つに分けられるのはお分かりでしょう。
1つ目がエピローグ開始から由佳子が結婚するまで、
2つ目が電子レンジの卵爆発によるほとりの思い出回帰後から最後まで。
この前半・後半の2つの違いを考えると、前半はほとりの思い出に縛られていたということができ、
後半はほとりの思い出を活かすことができていたと言うことができます。
前半は思い出が外から内に閉じこもる形となっていて、
後半は逆に内から外へ溢れ出る形となっています。
これが先ほど唐突に出てきた感のある「思い出の共有化」の意味でもあります。

前半部分の思い出に縛られるという意味を説明しますと、
ほとりとの思い出に固執するあまり、それしか見えなくなってしまうこと、
ほとりとの思い出を守るために、周囲を拒絶してしまい、
いつしかそれが絶対的なものとなって、自身の行動を束縛してしまうこと、
それらが思い出に縛られるという意味です。
例としては、ねこねこソフト『朱』におけるラッテが挙げられます。
(これに関しては朱のネタバレ感想にて触れていますので、詳しくはそちらを参照してくださいませ)
言うなれば、後ろ向きな思い出です。あの頃は良かったね的な回顧のようなもの。
そこにあるのは過去だけであり、現在と未来は存在していません。
過去と現在が隔絶された思い出、過去が未来へ繋がっていかない思い出だと言えます。。
まぁ、一般的に言う「思い出」と理解しても、そう間違いはないと思います。
ほとりシナリオにおける主人公は、記録・記憶からほとりが消えていくという特殊な状況ですが、
それは私達が思い出を忘れていってしまうこととそれほど変わりがありません。
ただ違いがあるのは、主人公は何かを忘れたということを漠然と覚えているのに対し、
私達は忘れたということも疑問に思わず忘れてしまう点
(だからこそ生きていける場合もあるのですが)でしょう。
ですから主人公はいつまでもほとりの思い出から脱却できない、
ほとりの不存在をいつまでも認めることができなかったように思います。
つまり、この前半で描かれている主人公の姿は二重の意味を持っていて、
一つはいつまでも思い出に固執する人間の姿(思い出に縛られる人間の姿)であり、
もう一つが大事な思い出を忘れていってしまう私達一人一人の姿でもあるのです。
この文章を書く上で、一番最初に触れた「言いようのない空虚さ」というのは、
私達が思い出を活かせていないことに対する虚しさであり、
過去と現在とが隔絶していることに対して感じる人生の無常さなのだと思います。

これに対して、後半の主人公は前向きに生きようとしています。
ほとりの記憶が戻ることによって、隔絶された現在と過去とが埋まり、
今現在に自分があることの理由・意味を感じ、
過去を懐かしみながらも未来に対して歩いていける、そんな人間へと変わっていきます。
思い出を活かすということは、
過去と現在を繋げることができ、それを未来に対して向けようとする態度を持つこと、
過去の思い出から現在における自分の位置を正しく導き出せること、ではないでしょうか。
一番最初に書いた文章を例に取れば、
過去の「輝かしい日々」と現在の「落ちぶれた日々」とは隔絶しておらず、
同一人の人生なのですから2つは必ず繋がっているのであって、
現在においても過去の「輝かしい日々」の要素は存在しているはずであり、
過去と現在の自分は別人なのではなく、同じ自分であるはずなのです。
また、世の中は無常で、周囲の環境・評価・時代は変わりやすいものですから、
「輝かしい」「落ちぶれた」という形容詞はさほど意味を持ってはいません。
それらはある一時を断片的に取り出した時の形容詞であって、
ある時から見れば、「輝かしい」は「贅沢三昧な」「怠惰な」に思えるかもしれませんし、
ある時から見れば、「落ちぶれた」は「次のステージのための忍耐の期間」に思えるかもしれません。
過去を「輝かしい日々」と現在を「落ちぶれた日々」といったように認識しないこと、
つまりは自分・周囲の評価そのものを取り去り、
ただ現在の自分を認識して未来へ歩んでいこうとすること、
それが思い出を活かすことではないでしょうか。
思い出にあるのは「日々」のみ、確実にあるのは「日々」だけです。
そんな「日々」の流れを感じ取ること、
思い出の積み重ねを流れとして感じること、
それによって過去と現在の繋がりを感じ取り、自分の現在の位置を確認し、
それを今度は未来に向けて流していく… それが思い出を活かすことだと思います。
思い出とは現在を知ること、現在の自分を感じ取ることです。

前半・後半との対比関係で、一般的な意味が置き去りにされてしまいましたが、
もちろん、思い出が定着し、記憶となって、それが経験へと変わること、
経験から自分・他人をよりよく理解し、優しくなれこと、それも思い出を活かすことだと言えます。
ほとりシナリオエピローグ後半において主人公がプリントを拾うシーンは、
自分とほとりとの経験から、誰かのために優しくなれていることを象徴しているように感じられます。

ここまでがほとりシナリオ後半に描かれていることです。
さらに自分なりに補完すれば、ここに「思い出の共有化」が加わります。
思い出を活かすことは、現在を知り、未来へ繋げることだと説明しましたが、
「思い出の共有化」というのはそのうちの未来へ繋げていく作業を指します。
ほとりシナリオで言うならば、文章だけで僅かに触れられている部活仲間の再結集、
そしてほとりとの再会がそれを指しているように思います。
思い出の共有化は、自分の中の現在位置の確認だけでなく、
共有者との過去・現在における自分との位置関係を確認することができます。
自分の中の位置関係がX軸とするなら、Y軸が他人との位置関係だと言えます。
それを測ることができるのが、思い出の共有化作業とも言えるものなのでしょう。
これによって思い出は完全な形で活かされることになります。

抽象的な話が多く、話が分かり辛くなっているとは思いますが…ご容赦を(^^;
ここまでの話の流れをまとめますと、
「思い出」とは、過去に浸ることではなく、
過去と現在を繋げて、現在を再認識することで、未来へその想いを繋げていくことであり、
「思い出作り」とは、現在の一時だけを楽しむことではなく、
未来へとその想いを繋いでいくことであり、
互いに思い出を交換することや再確認することによる「思い出の共有化」によって、
自分と他人の現在位置を再確認したり、共通認識(仲間意識等)を新たにし、
変わらない人々の想いを感じ取ることで、または少し変わった人々の想いを愉しむことで、
変わってゆく現実に対応していくこと、
それが思い出の効用であると考えます。
つまりは、世の中の無常さえも味わうことのできる心、広い視野で変化を楽しむ心、
それこそが思い出を活かすことのできる心なのでしょう。

長ったらしくなりましたが、以上が私自身がナツメグをプレイして感じ取った事柄です。
これらを逆にナツメグに当てはめて解釈しますと…
ナツメグというゲーム自体が関係の破綻を前提とした中での壮大な「思い出」作りであり、
夏祭りのように終わりがあるからこそ輝かしく美しい「非日常」がそこにある。
けれどただ漠然と「思い出」を作るのではなく、
大事なのは、「思い出」に何を込め、そして今後の人生でどう「思い出」を抱くか、である。
それを指し示すのが仲間関係を一時的に破綻させた各シナリオの「恋人関係」であり、
ほとりシナリオにおけるエピローグであると言える。
「恋人関係」の面では、主人公達は楽しい「思い出」と「思い出による縛り」の中で、
色々と悩み、互いにぶつかり合い、そして最後には破綻を恐れずに一歩を踏み込むことによって、
新しい夏の「思い出」をより輝かしく、美しく、強烈な印象を持つものにしている。
一方のほとりシナリオエピローグでは、
由佳子の結婚というナツメグのストーリー開始時点の設定を完全に破綻させることにより、
主人公を中心とする仲間関係の完全な破綻、
強いてはナツメグの世界そのものの破綻を描き、
「非日常」の脆さや人生の無常さといったものをプレイヤーに印象付けさせている。
また、ほとりの喪失によって現実を上手く生きれなくなった主人公の姿の中に、
大人になるにつれて・年齢を重ねるにつれて、「思い出」を忘れていく私達の悲しさ、
「思い出」を活かせなくなる私達の愚かさを感じさせてくれる。
そして、ほとりの思い出の回帰とともに立ち直っていく主人公の姿を描くことで、
「思い出」の重要さと、
「思い出」を活かす方法(世の中にある無常を乗り越えるヒント)を私達に教えてくれている。
「思い出」を巡るストーリー、それが『ナツメグ』なのである。
…といった感じになります。

ただこれらのテーマ、「思い出」とは何かを語っていることを考えたとき、
『ナツメグ』はやはり不十分だったと言わざるを得ません。
各ヒロインシナリオの核となるはずであった過去の「思い出」が十分に描かれていません。
由佳子シナリオにおける主人公の過去(転入前)の姿や、由佳子の転入直後のトラウマ、
円シナリオにおける幼い頃の円と主人公の姿、再会した2人のエピソード、
セリスシナリオにおけるセリスの過去、父親・母親との関係、等々。
文章等で触れられているものもありますが、どれもあっさり気味で、
とてもシナリオの核心部分であるとは言えません。
唯一描けていたと思われるのが実梨シナリオにおける由佳子と実梨の思い出(白い花のエピソード)、
こちらも過去の回想シーンがあればもっと強調されたのでしょうが、
シナリオにおける重要アイテムであることは変わりありませんから、合格点ではあるでしょう。
(アイテムという面ではセリスのノートもそうですね。
 ただし過去の縛りでなく、未来に対しての約束という意味になりますが)
ほとりシナリオのエピローグに関してはよく挑戦したとは思いますが、
十分にプレイヤーに伝わる内容となったかには少々疑問が残ります。
もっと詳細に、じっくりと描いても良かったのではないでしょうか?
個別シナリオがボリューム不足だったことで、
シナリオテーマが掴み辛かった点は反省しなければならないように思います。

もう少し時間をかけて作っていれば、
ほとりシナリオのインパクトもあって良い作品に仕上がっていただろうに… 残念です。
そういった作り込みの甘さはシナリオだけでなく、
CGにおいてもキャラが別人に思えたりするなどの不安定さや、
オマケ要素がおまけH×2とスタッフルームだけだった点にも現れていて、
ねこねこソフト時代に感じられた妥協のない姿勢が感じ取れなかったのは残念です。
コットンソフトとなっての第一作目ということで納期を優先したことや、
二作目の『レコンキスタ』と同時進行であったことが、
作り込みの甘かった理由なのでしょうけど…
やっぱりそれはねこねこを知るユーザーとしては寂しいです。
発売日を延期してもいいから、妥協のない作品を作り上げてくれと、
作っている自分達が本当に愛せる作品を作ってくれと、そう思います。
野球に例えれば、素質のある素材型ルーキーといった感じでしょうか。
あとは経験と情熱です!(^^;
2作目以降に大きく羽ばたけるよう、コットンソフトさんには頑張ってもらいたいです。

2007年02月17日

完全に。

世間様の話は放置しておりました。
本日のラクガキ一番手は、冬が緩々で残念そうな黒幕者ことレティ白石でござます。
やっぱり髪むずい。帽子むずい。
0217.jpg
と、ゆーわけで。
まぁバレンタイン前後の話でございますが、中国地方では、実に3年ぶりの観測となりました。
去年吹いてない気がしたのは気のせいではなかったみたい。


■■■風つながりで。
0217b.jpg

試し描き。
髪の長さが各絵師一定でないので、まぁ好きな感じでやってみました。

話は春一番にもどりますが、あの強風を真正面から受けつつ仕事から帰るのはなかなか辛かったっす。
3日間続いたしね…
日に日に気温が半減するのがまた面白かったのですが、正直、あんまり体験したくない。

■■■実家から。
日本酒が届いたので、しばらく酒には困りません。

酒といえば、サッポロに対してTOBが仕掛けられ、業界外までもが騒然としております。
喧しいのが金融機関。そこまで癒着があるのかどうかは知りませんが、
色々と各社に働きかけてる模様…ビール業界の再編は必至ですね…
正直、スティール何とかの動きは気に入りませんが(某即席めん会社のこともあるし)、
市場が縮小傾向にあって、遅かれ早かれ再編は起きてたと思うので、まぁ勝手にやってくださいってところ。
雪印やカネボウや不二家同様、どういう経緯であれ、ブランドは生き残るだろうし。
よほどのこだわりがある場合を除いて、消費者にはやはりどうでもいいことなんじゃないかと。

…なんて話を、TOBが発覚した日に職場のオーナーと話してました(笑)
三角合併云々の絡みとメーカー側の問題の関連で企業ニュースには事欠きません。
それが日本の大多数の市場の現実なんですが。

ナツメグ2

ほとりシナリオを中心に、ナツメグのテーマを語っていたら、
また例の如く長文になりつつあったり…
無事にまとまるかどうかは不明デス(^^;

まぁ、今日これから載せる内容とそう大差はないのですが。
ただ今日のはプレイ直後に書き殴ったものなので、
上手くまとまっているかは自信がないです。
言葉になりにくい感覚を言葉にしようとするのは、やはり慣れないというか大変です。
つーか、昔はようやったなと感慨深げに。それ散るとか、朱とか。
こういうのも思い出というのでしょうか(笑)


◆ゲームの話 ナツメグ
最後にほとりクリア~ コンプリート完了です。
んー、ほとりシナリオは評価が難しいです。
今までにないってわけじゃないんですけど…
どこに力点を置いて評価すればいいのかが見極め辛いです。
逆算で作っていったのかなぁと思えなくもなし。
後ろの展開先にありきで前を構成したんでしょうか。そう考えると色々と納得できます。
率直に言って、いい話でした。
自分も年食ってきましたから、主人公の気持ちに共感できる部分が出てきましたし。
18歳以上ではなく、25歳以上推奨ってな感じのシナリオかも(^^;
「ナツメグ」というタイトルからすれば、由佳子よりもほとりの方が本命だった気がします。
いやー、良い味を出してくれました。評価はさておき、独特の風味は面白かったです。

(以下、微妙にネタバレ)

ほとりシナリオの雰囲気を簡単に語れば、
「みずいろ・日和」を軸に、
「Kanon・真琴」「SNOW・桜花」+「ONE・それ散る」を合わせて割った感じ(^^;
まさか廃校の設定がここで使われるとは思ってもいませんでした。
一つ評価に困っているのは、ほとりシナリオの重点はどこにあったんだろうな、ということ。
ほとりとの恋愛・別れを描く本編だったのか、その後を描くエピローグだったのか。
他のヒロインは当然の如く本編だったわけですけど…
ほとりに関してはエピローグ部分だったように思えます。
そういう意味で本編の構成は日和・真琴チックであるものの、
全体を見た時はONE・それ散るに近い印象を受けました。


(以下、完全にネタバレ)


そんなエピローグ部分をどう捉えればいいかというと、ある意味でこれが「現実」ですよね。
学生時代と同じ関係を全く同じ形で持続させることはできませんし、
新しいステージに行けば新しい関係が存在するわけで、
ナツメグにおいて行われたような物事もいつかは忘れ去られ、
何事もなかったとさえ思えてしまうのかもしれません。
ナツメグにおいてそれは「転校」という形のキーワードになっており、
いつまでも友達でいようねと言ったところで、
やはり時間とともにその関係は変わっていってしまうわけです。
その関係の変化に耐えられなかったのがナツメグの主人公なのでしょう。
いずれ来る変化に耐えられないから、最初から関係を作ろうとしなかった中学時代、
仲間同士の良い関係の変化に耐えられなかったから、恋人関係になるのを拒んだ学園時代、
ほとりが失われたことに耐えられなかったから、
いつまでも認めらることができなかったエピローグ前半の主人公と、
主人公は変化を受け止められない人間として描かれています。

では最初から関係を構築しなければいいかというと、そうでないのは自明の理でして、
ナツメグでは「思い出を受け止める」ことで別れ・関係の変化を消化しようとしています。
これが最も適切な方法なのかは分かりませんが、
思い出に縛られるのではなく、思い出を抱いて生きることが一つの方法であることは確かでしょう。
良い思い出も悪い思い出もある。忘れたくない思い出もあれば忘れたい思い出もある。
それら全ての思い出が今の自分を構築している姿であり、
現実として「確かに存在するモノ」なのかもしれません。
例え関係が変わったとしても、思い出は変わることなく存在し、
思い出を通じてまた分かり合うことができ、新しい関係・思い出が構築される、
そういった心のやり取りが人生というものなのでしょう。
その気持ちの転換を描いているのが、ほとりシナリオの主人公なのでしょう。
ほとりの思い出に縛られて、大切だったはずの仲間と新たな思い出を作ることができず、
最後には全てを失ってしまいそうになるまでに至って、
ようやく思い出を抱いて生きることに気付く、そんなシナリオだったと思います。
ある意味でバッドエンドっぽいのですが、トゥルーエンドとも言えるそんなシナリオでした。

ただこれらはあくまで私の見解であり、実際にそう読み取れるのかどうかは分かりません(^^;
だから「評価が難しい」わけです。
なんとなく言ってることは分かるんだけれど、
実際に言葉にしてみると分からなくなる、みたいな(苦笑)
普通にほとりシナリオの構成だけでゲーム1本できそうな感じですからね。
それだけテーマ的に深みと味わいがあります。
説明・描写不足と言えばそうですし、コンパクトに上手くとまとめたと言えばそうですし…
美少女ゲームでここまで完全なハッピーでない「その後」に拘る作品はありませんから。
マンガだとそれなりにあるんですけど… それだけに評価を下し辛いです。

個人的な不満点を挙げるとすれば、
廃校という設定は生かされたものの、仲間という設定が生かされなかったことでしょうか。
Kanon・真琴シナリオの美汐や水瀬母娘のような思い出の共有が、
ナツメグにおいてなされなかったのが残念でなりません。
とはいっても、これを入れてしまうとエピローグの構成自体がオシャカになるため、
「敢えてそうしなかった」のでしょうが。
でも主人公が前向きになるのに時間がかかり過ぎるので、
何かハッピーエンド的展開はなかったのかと思っちゃうわけですよ。
半ばナツメグの存在自体を否定しかねない流れになるだけに、
「思い出の共有の大切さ」を伝える展開があっても良かったように思えるのです。
仮にも一度主人公は意図せずとも仲間関係を破綻させちゃってますし。
もっと早く前を見る展開が欲しかったようにも思います。
今回のほとりシナリオがトゥルーエンドとすれば、ハッピーエンドな展開も欲しかったです。
(ハッピーといっても、ほとりが残るとか単純な流れではなく)
そこが不満点といえば不満点なのですが、
今回のほとりシナリオの本旨からすれば除外してもいい要素なだけに、
余計にどう評価すればいいのかが分からなくなってしまいます(^^;
シナリオ単体としては十二分な出来だったものの、
テーマとして評価すると一本足りなかったようにも感じる、そんな風に思っています。

あー、それと最後の再会については… 難しいところですなぁ。
上で書いたように、ハッピーエンドがあったとすれば、迷わず再会させないんですが。
シナリオの主旨としてもそれが適切ですしね。
だけど再会しないままでは、あんまりだとも思えるわけでして…
そう考えると再会できて良かったねと思えた方が良かったのかも。
まぁ、これも複雑な所。不徹底と言えば不徹底だし、救いがあったと言えば救いがあったし。

それにしても主人公が学園の教師になったのは意外でした。
てっきり保父さんになるものとばかりに(^^;

2007年02月16日

ナツメグ

実は既にコンプリート済み。
でも感想はネタバレを含んでいることもあって、小出し気味にする予定(爆)
別に攻略が必要なゲームでもありませんが、一応攻略記事を作ったのでアップする予定でいます。

悩んでいるのはレビュー。
ほとりをプレイし終わると全く印象が変わりますね。
まぁ、全体的な印象(作り込みの甘さ)は由佳子クリア時と大きくは変わらないんですが、
ほとりシナリオの異質さによってシナリオ・音楽の評価をどうすべきか悩まされます。
シナリオに関してはなかなか言葉になってきてくれません。良くも悪くも異質で。
言いようのない空虚さ、それは言わば「現実」であるのですが、
その空虚さが理解できる年になっちゃたんだなぁとしみじみ思ったり。
その空虚さの答えを、ナツメグのBGMの一つ「息吹」を聞きながら考えてます。

以下、ナツメグのプレイ直後の感想が続きます。
本当はセリスを先にプレイしましたが、ネタバレの関係で実梨を先に。
ほとりの分は明日アップ予定~

◆ゲームの話 ナツメグ(実梨)
実梨クリア~
笑いました、ひたすら笑いました。
まさか、あんな展開で来るとは!!
個別シナリオに入った直後のイベントが全て。
すげーよ、なんかいきなりちゃぶ台を引っくり返された気分だよ(笑)
由佳子との関係も描けてましたし、意外性とともに満足いくシナリオ。
抜群の切れ味を持つフォーク、むしろナックルボールが効果的でした。

しかし実梨シナリオの由佳子はホント雪希ですな(^^;
微妙に抜けてるところが素敵。
あー、でも黒さではまだまだか(笑)
まだまだ可愛さが残ってる辺りが由佳子というキャラなんでしょうか(^^;
いずれにせよ、面白かったです。
三角関係だとは予想できていたものの、意表を突く導入が愉快でした。
変わった味を楽しめたのが収穫です。

それにしても実梨の父親の過去って一体… 非常に気になる今日この頃…


◆ゲームの話 ナツメグ(セリス)
続いてセリスクリア~
今までで一番良かったですね。ほぼ不満点はクリアされており、バランスが取れていました。
エンディング部分を他同様の演出をしてくれれば、さらに良かったかもしれませんが。
本編は満足な出来です。本編は(^^;
…ナニ、あのオマケHシーンは… あれだけかよ!と突っ込まずには入られないっす。
もっと弄らせろよ、もっと縛らせろよ、もっとムチとロウソクで(爆)
まぁ、後半は冗談として期待させておいて妄想だけで終了ってのはナシでしょう。
すげー脱力感でした。舐めてんのか~、コラ~とお怒りですよ?

(以下、微妙にネタバレ注意)

シナリオ内容は秋色恋華の香澄お嬢様と同じようなストーリー展開でした。
半同棲生活はいい感じでしたな~、萌え。
終盤に向けての描写がじっくり目で、
由佳子シナリオで物足りなかった「別れ」が上手く表現されていたと思います。
また、由佳子との別れの前日に2人が会話するシーンが組まれており、
まどかシナリオで不満だった由佳子との関係が表現できていたのは良かったです。
何よりも、セリスの視点を入れたことで、
両者に感情移入しやい作りになってたのが良かったと思います。
内容・テーマ的には十分表現できているとは言い難いんですが(セリスの出した結論の過程とか)、
総合的に見ればバランスが取れていたように感じます。

セリスが別れを選んだことは大変宜しい結末だったのではないかと思います。
セリスが由佳子との会話で言っているように、そんなに強くないタイプですから、
主人公に完全に依存してしまう、溺れてしまう危険性が高かったと思いますし。
家族のこともあって、もう一度立ち止って考えられたのはセリスの賢さなのでしょう。
まぁ、新学期の直後の実梨との会話時は「もしかして」という可能性も考えましたが(^^;
一時的にせよ、別れを貫いたのはシナリオ的に良かったと思います。

これまでの中では一番満足のいく内容でした。
この調子で残りも楽しみたいっす(^^;

作業完了。

しましたので、恥ずかしながらTOPのオススメに加えておきました。
オススメからはGalleryではなく、blog直リンクです。
…自分でやっておいてなんですが、何かがいろいろとおかしい気がするのは何でだろう?

最低でも、週1回~10日に1回の更新を維持したいところですが、まぁ力んでもしょうがないので、
サイトポリシーどおりにやっていこうかと思う次第でございます。


更新の報告のみにて。

2007年02月15日

嫡出推定

が問題になっているようで。
こちら
懐胎時に結婚生活を営んでいれば、父親が一般的に夫であることは明らかですが、
懐胎時に結婚していなかった場合、誰の父親であるのかは明確に分かりません。
そこで父子関係を安定させるために設けられたのが嫡出推定と呼ばれるもので、
結婚後200日後~離婚後300日以内に生まれた子は夫の子とする考え方です。
(できちゃった婚等、一般的に結婚後200日というのは考えなくてもよくなってますけど)

今、問題となっているのは離婚後300日以内に生まれた子どもの場合、
具体例を挙げれば、離婚届を出すのが遅れた場合など、手続き上の問題がああった時に、
新しい夫(再婚禁止期間で結婚はできないので内縁の夫)との間で子を懐胎した場合、です。
婚前交渉がないとするなら、こういうケースは出てきませんが、
今はそういう時代でもありませんし(結婚だけでなく内縁も増えてきてますから)、
別居など結婚生活が既に破綻していて、手続きだけが遅れるケースもあることでしょう。
そういった場合に親子関係不存在確認の裁判を起こして、父子関係を改めさせようとするわけですが…
どうして新しい夫の子であるのにも関わらず、
そもそもそんな面倒な争いをしなければならないのか、ということですよね。

そこが問題になっている点なんでしょうが… まぁ、色々と複雑な感じです。
もし面倒だからこれを無くしてしまえとなれば、父親が確定し難くなりますし、
仮に出産時の夫を父親と一律に規定してしまえば、現夫が自分の子ではないと訴えを起こし、
新しい結婚生活自体が破綻しかねない可能性もあります。
明治時代の古い規定ですから、時代にそぐわない面も多々あるでしょうが、
無くせばそれで済むという簡単な話ではありません。
あちらを立てれば、こちらが立たずという面が少なからずあるのは確かかと。
まぁ、出産時の夫を父とした時に実際に発生する不都合が多いとも思いませんが…
問題となるのはそれこそ破綻状態の時ですし、
前夫の子であることが明らかな時に結婚する場合は自分の子にする覚悟があると思われますしね。
とはいえ、遺伝的父親≠法律上の父親の時に、
遺伝的父親の側(前夫)から自分の子であると主張することが少ないでしょうから、
遺伝的父親と法律上の父親が違うというケースを増大させることに繋がりかねないという懸念も。
今の状態ならば、少なくとも裁判で証明することは可能なわけですから(面倒だけど)
実を取るか、科学的・法律上の根拠を取るかという問題も出てきます。
また、逆に離婚後、再婚していない状態で出産した時に、
元夫が出産時の夫ということを盾にして認知をしないケースも出てくるかもしれません。
ならば、出生届時にDNA鑑定の提出を義務付けるとすれば問題は解決するでしょうが、
そうなるとコストが大きくなりすぎますし、プライバシーの問題も出てくるなど実用的ではありません。
他にも女性の再婚禁止期間も考え直す必要があったりと課題は山積。
いずれは変えなければならない事柄でしょうが、検討にはまだ時間を要するように思います。

裁判をしたくないなら、私達一人一人が気をつけるしかないかもしれません。
離婚の意思が決定されたなら、迅速に提出をする。一方に提出を任せたなら、確認をしっかりする。
再婚禁止期間(180日)内には子作りをしない、と。
もし今回問題になっているようなケースに当てはまった場合には、
法律相談をして、嫡出否認・親子関係不存在確認といった手段で父子関係を改めると。
現時点での対応はそれしかないように思います。
あとは政府の対応を促していくのみ、といった所でしょうか。
家族・親子という簡単に答えを出せない問題なだけに、難しさを感じてしまいます。


◆ゲームの話 きみはぐ体験版
いや、なんつーか、勢いに圧倒されるというか(^^;
なぜにペンギン!? なぜに白熊!?
縦ロールと助角もぶっ飛んでますし、勢いだけで押し切られた印象です。
ただ開始直後の過去イベントは味がありましたし、シナリオとしての楽しみも少々。
でも大半はマドカ萌えという具合の悪さ(苦笑)
購入するかどうかは未定。他との兼ね合いを見ながら、ですかね。

それにしても、えみりの声(夏野こおりさん)がナツメグ・由佳子と一緒というのが(^^;
キャラが真逆なんで連続してやるとその落差が凄いです。
真ん中に瑠璃を挟めばちょうど良くなかもと無理矢理に思ってみたり(笑)


◆ゲームの話 ナツメグ
由佳子に続いて、まどかをクリア。
今回は時間を計測、個別シナリオは1時間~1時間半ぐらいでした。
まどかは由佳子よりもシナリオが長い印象(ちょうどいい分量)を受けました。
見せ場のテンポが良かったというか、モノローグ部分が多めで、
主人公・ヒロインに感情移入しやすかったです。
王道路線といえば王道路線ですが、良い感じの王道路線でした。

(以下、微妙にネタバレ注意)

全般的には王道路線だったとはいえ、シナリオ中盤のHシーンには少々意表を突かれました。
おお、ああいう展開もあったのかと(^^;
意外性のある展開がなかなか良かったです。
ラストでのまどかのモノローグでその部分を示唆するものがありましたし、なかなかに味がありました。
贅沢を言えば、直後でも良かったかなと。
主人公の戸惑いの後に、まどかのモノローグを挿入しても良かったのではと思います。

不満点というわけでもありませんが、期待していた主人公の過去については語られませんでした。
中学時代の主人公がスレた理由って結局語られず終いなんでしょうか…
まどかがいなくなっただけでああなるのってもなぁ…
そんな何回も転校した感じでもありませんし… 分からない(^^;
思い返せば、由佳子シナリオでも由佳子の中学時代の話はシナリオ序盤で終了、
伏線としても拾われませんでしたし… んー…中途半端な感あり。
これなら中学時代のエピソードは必要なかったのではないかと思ったり。
みずいろ・ラムネのように最初に全て持ってきた方がスッキリした感じもします
書いてみたら、まどかシナリオの不満点ではなく、
由佳子シナリオの不満点になってしまいましたが、そんなことを思ったデス。

まどかシナリオに話を戻すと、由佳子のパジャマCGが異様に可愛い。
考えてみたら、由佳子は良い子キャラで保護欲をかき立てられるような場面はありませんでしたし。
まどかシナリオをプレイして初めて由佳子の魅力に気付かされたようなもの(^^;
もうシナリオ中盤で由佳子に乗り換えちゃえよと何度思ったことか(苦笑)
あそこから分岐してドロドロな展開を期待した自分がいました(爆)
まぁ、そうなると由佳子が傷つけられてポイ捨てになっちゃうわけですが。俺は鬼か(^^;
それは冗談としても、終盤の由佳子の扱いには若干不満が残るかなと思います。
お別れのシーンぐらいは別パターンで挿入して欲しかったです。
部活の話の意味ないジャンと。一応、メインヒロインなんですから~

ところで、部活の顧問って一体誰なんでしょうか?(^^;

とりあえず。

準備は完了でございます。>東方イラスト館
こちら
結局、画像の管理のしやすさとか、勝手に分類してくれるとか割と便利なので、
自プロバイダさまのblogを使うことにしました。
デザインも好き放題いじれるし、サムネイルも勝手に作ってくれるし(これ結構重要)
この際なので、東方を題材にした絵はすべてこっちでまとめました。

タイトルは気にしないで下さるとちょっとうれしいかも(笑)
もともと、一人でサイトやってたときのイラスト等の整理に使おうかと思ってたので、
あんな名前になってるだけですので~。
変えることも可能ですが、私は気にしないので変えない(きっぱり)

正式公開は後日…
ギャラリーから東方絵を分離する作業が残ってるので。

2007年02月14日

バレンタイン

イベントのある美少女ゲームってホントなくなったよなぁ、とか思ったり。
年間でイベントをこなすゲーム自体がなくなりましたしね。
そんな具合の悪いことを思う今日この頃。
気持ちは冬でもなく春でもなく、真夏に飛んでます。
ということで、ナツメグの感想をば。

◆ゲームの話 ナツメグ
2回目(修正ファイルやり直し)も由佳子でした(^^;
結局、そのままクリア~
感想としては、「うーん、普通かなぁ」と。
全体的にストーリーが学園王道の直球ですからね。
キャラクターが立ってはいるものの、シナリオ全体の起伏が少ないです。
RESによるイベント選択時はコミカルで、テンポも良く、非常に面白かったんですが、
各キャラの固有ルートに入ると展開が思ったよりも早くて面食らうこともありました。
あまりラブラブ~感のあるイベントもなかったですし、
もう少し固有ルートが長くても良かったのではと思います。
まぁ、テキストに違和感はなく、終盤の演出面も良かったんですけど、
全体の構成不足だった感は否めない感じです。
悪くはないけれど、良くもないという微妙な評価でしょうか。

個人的に気になったのは主人公の背景。
おそらくまどか先輩をプレイすれば見えてくるのでしょうけど…
(結果として見えてきませんでした(^^;)
由佳子をプレイした範囲では主人公の過去がほとんど見えてくることがなく、
どうして中学時代にああなってしまったのかが理解できなくて、イマイチ感情移入できませんでした。
そうなってくると、由佳子に対する感謝の念も伝わってこないわけでして、
主人公の由佳子に対する思いもプレイヤーに伝わりずらい…
これは致命的なミスだったと思います
あとは前述の通り。
固有ルートが思っていたよりもあっさり風味だったのはマイナス要素でした。

(以下、微妙にネタバレ注意)

まぁ、なんというか、選んだ題材からして失敗風味だった感じもしますし、
選んだ題材も十二分に料理できていない感じもしますし… つまり微妙ということか(^^;
なんとなく舞台が都会と時点でダメだったような気もします。
井上陽水の歌で有名な『少年時代』も舞台は田舎でしょう?
最後の場面が新幹線ホームというのは締まらないよなぁ、と(苦笑)
もっとも、田舎ではなく都会であることが一つの逆転要素なのかもしれませんが、
それならば夏休み明けに廃校・統合という設定は必要なかったように思います。
一作目ということで無難に行こうとしたんでしょうが、無難すぎて何もなくなってしまった印象。
ねこねこのようなまったり感はあるものの、それだけで終わってしまったのは残念です。
もう少し一癖二癖付けた方が良かったように思います。

由佳子クリア時点でその他の評価をしますと…
CGは綺麗な出来ではあるものの、やや構図に違和感あるCGがあったりと不安定さあり。
とりわけ由佳子はイベントCGによってかなり印象が異なりました。綺麗だっただけに残念。
シナリオは現段階でボリューム不足と断じます。
RESのイベントは面白かったものの、ヒロイン固有ルートが全体的に駆け足気味。
別れを演出するには、むしろ終盤のイベントをじっくり描く必要があったと思います。
テキスト自体は良かったものの、全体的な構成がもう少し足りなかったという感じでしょうか。
音楽はまあまあですが、現時点で印象に残る曲は… ED曲の雰囲気の良さぐらい?
普通のメーカーなら及第点ですが、
元ねこスタッフということを考えると、もう少し頑張れるはずと思ってしまいます。
システム面は問題なし。演出面はラスト部分を中心に◎。

総評としては、無難を狙って無難で終わったといった感じです。
ラムネは未プレイだったりするので、みずいろと比べることになるのですが、
ナツメグとみずいろを比べると「癖」が足りてません。
何も加えていないインスタントカレーと言いますか…まぁ、インスタントカレーも美味いですけど。
美味しくなるか分からないけれど、ぶち込んでしまえ的な冒険要素のあるみずいろと比べると、
味が淡白に思えてなりません。
もっと冒険していいはず。このまま無難を狙えば、ただのメーカーになっちゃいます。
コットンソフトさんにはもっと妥協せずに作り込んでもらいたいです。
…まぁ、今回はねこねこソフトの解散から4~5ヶ月程度ですし、
一作目ということもあって納期優先で作ったのかなという感が無きにしもあらず。
二作目以降に期待したいです。
全体的に辛口の評価ですが、それは期待の裏返し。
元メーカーと比べてしまうのは良くないことだとは思いますが、
良い所は引き継げていけるよう頑張って欲しいです。

…とか言いながら、由佳子以外のシナリオが秀逸だったら、どうしようか(苦笑)
そうなってくれると嬉しいんですけどね。
今日の感想を裏切ってくれることを祈りたいです。

2007年02月12日

先日の

東京・東武東上線ときわ台駅であった踏切事故で重傷を負った巡査部長が亡くなったそうで。
色々な問題を抱えた事件ですが、ここは敢えて多くを語らず、
この事件を忘れずにいようということでコメントをしておこうかと思います。
自由があれば、必ず義務もある。そのことを我々は学ぶ必要があると考えます。


◆プロ野球 キャンプ情報
プロ野球のキャンプも折り返し地点、後半戦に突入です。
キャンプ前半の話題の中心というと、やっぱり東北楽天の田中投手でしょう。
野村監督のベタ褒めとともに、連日スポーツ紙を賑わせています。
個人的に楽しみなピッチャーであることは間違いありませんが、
あまりの仕上がりの早さにちょっと心配する面も。
1年目よりは2年目以降に期待してます(今年ダメだとかじゃなくて)
楽天のチーム事情としても、あと1年あれば完全な形になってくるでしょうしね。

その他にはソフトバンク・セリーグ球団の情報が中心。
西武の情報はほとんどなくてトホホな日々です。
…とはいえ、昨年までも西武情報というより松坂情報でしたから、中身はそんなに変わりませんが(苦笑)
現段階ではルーキーの3投手の評価がまあまあ高いようなのが救いでしょうか。
残りのキャンプ・オープン戦でしっかりアピールして、開幕1軍に残れるよう頑張って欲しいです。
今の西武の戦力を考えると、どうしても新戦力・若い選手が出てきてくれないと優勝争いできません。
若い力の台頭を期待したいです。

その点、ソフトバンクは実績ある選手が多くて羨ましいなぁと(^^;
優勝候補の1番手であることは間違いないでしょうね。
ズレータ選手はいなくなったものの、小久保・多村選手が加入。
投手陣も寺原・吉武投手がいなくなったものの、若くて意気のある投手陣は健在。
選手個々の力ではパリーグぶっちぎりの戦力でしょうなぁ…
ソフトバンクに勝つには、昨年徹底されなかったチームとしての繋ぎの野球、
主力以外の選手による下支え(選手層の厚さ)で勝負するしかないでしょうね。
なんとか選手全体のレベルアップを図り、ソフトバンクの戦力を追い越せで頑張って欲しいっす。

ソフトバンク関連のニュースで一つ気になるのは、新垣投手のシュート取得ですかね。
投球に幅を持たせるのはいいんですけど、それならぶつけないで欲しいなと(^^;
こう言っては何ですが、今のプロ野球界で一番相手打者が危険なのは新垣投手ですし…
それは良い意味でも悪い意味でもということで。あれだけ球が速いわけですから…
当てない程度にということで頼みます。腰から上へのシュートは色々な意味で勘弁して(苦笑)


◆西武・カブレラ選手の来日が遅れる
打線の方の不安要素になりつつあったカブレラ選手の来日が遅れているということで…
ただでさえ昨年終盤の打撃が不安定さで今季の成績が心配されていたのに、
調整不足となってくればますます…
もう脱・カブレラで戦う体制を整えていかなければダメなように感じます。
リーファー選手がそれなりの活躍をしてくれれば、何とかなりそうではあるものの、
もしその当てが外れるとどうなるか分からず。
最悪の場合を想定して、中村ノリ選手を獲得するのも一つの手ではないかと。
少なくとも、もうカブレラ選手に頼ることはできないと思います。
松坂投手が抜けた投だけでなく、打の方でも選手の入替が必要になってきそうですね。


◆ゲームの話 ナツメグ
まゆかキター!! 一瞬だけ…
くっそぉ、非攻略キャラ決定か… 血の涙が出そうです。
システムナビゲート部分でサービスしてくれたものの… いや、もうあれを見ると余計に(爆)
まだクリアもしてませんが、ファンディスク補完よろ(^^;

プロローグ序盤はやや助長気味に、プロローグ後半はやや性急に感じていましたが、
RESシステムによるイベント選択以降はゲームのテンポもちょうど良くなった印象を受けます。
これぐらいのまったりさがちょうどいいですね~

RESのカード選択は12回ある模様。
そのイベントで選んだ選択肢によってヒロインが決定されるみたいです。
1回目は由佳子に決定。メインヒロインだから取っておこうと思ったのに。
なんだかんだと気を使っていたら、由佳子寄りの選択肢が多かった模様。
セリスやほとりにしようと思っていたんだが(^^; まぁ、このまま進めていきます。

…とか言ってたら修正ファイルが配布。前のセーブデータが使えないって…
一応、場所によってはロードできるようですが… あー、やり直すかなぁ(^^;

2007年02月11日

休(略)

タイトル考えるのが少々億劫でございます。
適当にタイトルつけてくれるプログラムとかあったら絶対重宝する…
私の場合、そのタイトルに振り回されて、ロクに日記書けないと思いますが。

休日前の仕事帰り、雨のの合間を縫って帰宅しようと意気込んでたら、チャリがパンクしてました。
この気合はどこにやればいいのやら…後はもう冬眠するしか。

というわけで。
0210.jpg

八雲紫。
むずい。というか、まぁ胡散臭い感じなので、ラクガキも胡散臭く?
とりあえず全キャラ一回りしようと思ってますが、個人的に描きづらいキャラばかりが残ってきました(爆)
虹川姉妹とかどうしよぉ。

■■■明日から。
1週間ほど忙しくなるので、もう一枚。
0210b.jpg

花咲かばぁs…じゃなかった。幽香さま。
アンブレラキャラのダブル掲載なのは、別に天気が悪いからとかそういうわけでは。
花映塚では、うどみょんに続く自機キャラ。ボスアタックが結構好み。

■■■ちょっとだけ。
ニュースネタ。
エディオンとビックカメラが提携とか。
ヤマダに匹敵する規模となり、家電量販は完全な2強構造になるという見方が強いです。
売り上げの規模に反して、営業利益が大きくない業界だけに、再編も早く大詰めを迎えそう…

個人的にはあまり興味の無い話ですが(ネット通販頼みなので)、
テックランドが宝石とかプラモとか扱ってるの見ると…ねぇ?
差別化が難しいんだろうなと、つくづく思います。
ホームセンターにも家電はあるしね。

2007年02月10日

とか何とか言ってたら

夕方に走ったら、鼻水がドバッと(苦笑)
もうそんな時期なんだな~としみじみ思ったり。
この時期は生活サイクルを変えなきゃダメっすかねぇ…
早起きして走るとか、もしくは思い切って夜遅くだとか。
とりあえずは車の通りの激しい車道は避けるつもり。
運動不足にならないよう気をつけるべ。

なんだか久々にカウンターの回りが大変なことになっているようで。
私の経験ではキャッスルファンタジア・エレンシア戦記以来。
でもExtraSSを含めた完全クリアを期待されて来た方には悪いな~と…
「自分もどこか攻略ないかな」と探してたぐらいですから(爆)
そんなわけで、もしExtraSSを見ることができた方がいましたら、
ご報告よろしくお願いしますです(ぺこり)

来客が多いようなので、CGの入手方法一覧を簡単にまとめました。
それ以外の手直しはほとんどないので悪しからず。


◆ゲームの話 ナツメグ
Aleaにばかり気を取られていて放置状態だったコットンソフト『ナツメグ』を開始。
プロローグ部分はちょっと飛ばしすぎかな~と思ったり。
勢いに押され気味でした(^^;
プロローグ後半からようやく落ち着きが出てきた印象。インボイスネタはやり過ぎ(苦笑)

現段階で一番悲しいのが、磯野まゆかがヒロインではないこと…
声といい外見といい、ナツメグの中で一番好きなのに(爆)
シゲオに殺意を覚えました。勧誘させろよ!と(^^;
OPで一応立ち絵だけは出るので、オマケ程度でもいいから活躍があることを密かに期待。
それにしても、ちょい役の大半が韮井さんの声というのが嬉しいようで悲しいっす(苦笑)
まだセリスは登場したばかりで、声をあまり聞いてませんので評価はパス。まゆか超えを期待

そんなこんなでボチボチ進めていくつもりです。

2007年02月09日

複雑な気持ち

静岡のTV局で富士山をモデルにしたマスコットキャラを扱っている放送局があり、
その局のニュース内でマスコットキャラが下駄を投げて天気予報を知らせるコーナーがあるのですが、
春が近づいてきた昨今、多くの天気予報と同じように花粉情報を伝え始めたんです。
花粉情報というと普通は見るのが嫌になるんですけど…
その花粉情報を知らせる絵柄(図・記号)が、マスコットキャラが片手で鼻を押さえている絵でして…
その妙な間抜けさと凄く微妙な可愛さが相まって、毎日見るのが楽しみになってきています。
今は花粉がまだ「少ない」時期なので、それぐらいの間抜けさで済んでますが、
これが「多い」になったら、どんな絵柄になるのだろうと想像するとワクワク感が止まらなく(爆)
ついには早く花粉が多くならないかな~とか思い始める始末です。
…いや、多くの人にとっては迷惑なことなんでしょうが(^^;
そんなわけで花粉情報のマスコットキャラ絵を見たいがために花粉が多くなることを望むという
凄く複雑な気持ちに駆られています。
…まぁ、一回見ればそれで飽きちゃうでしょうけど(爆)

つーか、文章だけでは全く分からない話を振ってすいませんでした(^^;
他にネタないのかよ(苦笑)


◆サイト更新 Alea-アレア-紅い月を遥かに望み 攻略室
そんなわけで、予告どおり、Aleaの攻略を追加しました。
予め、言っておきますが、ExtraSSは見れていないのでご了承くださいませ。
一応、それなりの努力はしたつもりなんですけど…まだ見ていないイベントがあるようで…
自分なりにイベント回収してみましたから、参考程度に見てもらえれば、といった気持ちでいます。
もしExtraSSを見れたという人がいましたら、情報提供をお願いします(ぺこり)

しかし改めてみてみると、昼・夕方・夜と配色を変えたのは失敗だったかなぁと(苦笑)
ページを作った時は見やすくしようという気持ちでやったんですが…
2行部分はまだしも、1行部分が連続する所は派手派手で目が痛くなりそう(爆)
でも直す気力もないしなぁ… ま、今後の反省材料ということで(^^;


レビューは今の所、書くつもりはありませんが、簡単な評価ぐらいはここで書いておこうかと。
学園ダークADVということで暗めのゲームを予想したものの、
ゲーム部分の大半は純愛ADV、ダーク部分はほんの僅かです。
そんなわけで基本的に純愛スキーにオススメします。ダーク部分もそこまで強くありませんし。

CGは◎。特に裸の立ち絵が神。空のイベント絵のみ違和感ありましたが、他は上々。
音楽はまあまあ。全体的に落ち着いた曲調のものが多いです。
あまり印象には残りませんが、かといって作品を損なわせるわけではないといった感じです。
シナリオに関しては、テキスト自体は非常に良かったです。
勢いだけで押し切るような所は全くなく、落ち着いた文章で描写も上手い方でした。
ただシナリオの核心部分がどうにも説明不足。
全てクリアしても消化不良感が残ったのはマイナス要素でしょう。
主人公は翻弄されるがままだっただけに、
自分から謎を解きに行くようなシナリオがあっても良かったように個人的には思います。
システムは全体的に良好。
セーブ数も多めで、バックグラウンドでも操作可能、
繰り返しプレイがしやすい環境になっていたのは良かったです。
これでバックグラウンドでの操作が不可だったら死んでました(苦笑)
不備な点はなく、システムは充実している方だと思います。

総評としては、ゲーム自体は面白かったものの、消化不良感がマイナスという複雑な評価。
メインヒロインの浅尾蓮に萌えたので、その分だけプラスといった感じですかね。
蓮を気に入らなければ、途中で断念していたと思います。
攻略の起爆剤となったのが蓮の存在でした。
そんなわけで、蓮の蓮による蓮のためのゲームだと言えます(^^;
ちょっと素直になれないツンツンお嬢様が嫌いな人はパスした方がいいです。
蓮に比べると他のヒロインの扱いは格段に落ちますから(空が辛うじて程度)、
そこら辺は予め覚悟しておいた方がいいと思います。

2007年02月07日

あー

どうしても最後のCGが埋まらない…<Alea
というか、こんなの無理です(苦笑)
選択肢は全て試しましたが、イベントの掛け合わせだと13の8乗ほどあるわけで…
そんなんいちいち確認できるかと(^^; 心当たりはもうないので諦めます。
シナリオはほぼ埋まっていると思うんだけどなぁ… どうすれば見られるんだろうか…


◆ニュースネタ 柳沢厚労相がまた失言
発言全体としては、可もなく不可もなくなことを言っているんですが…
わざわざ「健全」と入れる必要性は全くなかったですよね。蛇足。
前回の失言もあって、余計に言葉尻を捉えられる結果となったようです。
こうなってくると何言ってもダメな所がありますから、
一度けじめを付けた方がスッキリする気も。
政治の世界は、時間とともに失策が消えていく(簡単に有権者が忘れる)世界ですから、
まさにほとぼりが冷めるのを待てと言うしか。
もっとも、こういうことを有権者には忘れて欲しくありませんがね。


◆ゲームの話 Alea攻略
とりあえずメモは取れました。
最後のCGが埋まってないのでフルコンプではありませんが、あとは記事を作るのみです。
今週中には完成させるつもりですが、もしものこともあるので、
先に難しそうなシナリオだけメモを掲載しておきます。

そんなわけで以下、ネタバレ。

★蓮トゥルーED
空ハッピーED・沙羅ダークEDクリア後、15日の蓮Hイベント後以降に16日が登場。

★彩椰ノーマルED1
2日目   彩椰(中庭)、彩椰(ダンボールハウス)、彩椰(寮廊下) 夜お風呂
3日目 蓮(廊下)、蓮(教室)、夕彩椰イベント1、蓮(寮廊下) 夜阿弥H
4日目 彩椰(廊下)、彩椰(中庭)、夕蓮イベント1、彩椰(ダンボールハウス) 夜彩椰イベント2、夜手紙1
5日目 彩椰(教室)、昼蓮イベント2、彩椰(屋上)、彩椰(屋上) 夜彩椰イベント3
6日目 彩椰(ダンボールハウス)、彩椰(校門前)、彩椰(裏庭)
7日目 彩椰(中庭)、彩椰(談話室)、彩椰(ダンボールハウス)
8日目 彩椰休日イベント、夜手紙2
9日目 彩椰(廊下)、彩椰(寮廊下)、彩椰(談話室)
10日 彩椰(廊下)、彩椰(廊下)「わからない」、彩椰(寮廊下)
11日 彩椰(中庭)、彩椰(校門前)、彩椰(屋上)
12日 彩椰(教室)「彩椰と一緒にいると楽しいから」、彩椰(ダンボールハウス)、彩椰(戒の部屋)
13日 彩椰(教室)、蓮(寮廊下)、蓮(寮廊下)
14日 蓮(教室)、蓮(理事長室)、蓮(寮廊下) 夜彩椰イベント4
15日 夕彩椰Hイベント、ノーマルEDへ

★ハーレムED
2日目 蓮(廊下)、蓮(教室)、蓮(寮廊下) 夜お風呂イベント
3日目 彩椰(中庭)、天邪(廊下)、夕蓮1、彩椰(寮廊下) 夜阿弥H
4日目 天邪(屋上)、昼蓮2、メイ(礼拝堂)、彩椰(ダンボールハウス) (夜彩椰2)、夜メイ1
5日目 天邪(裏庭)、メイ(礼拝堂)、夕彩椰1、メイ(礼拝堂) 夜メイH
6日目 天邪(教室)、メイ(礼拝堂)、メイ(礼拝堂)
7日目 天邪(中庭)、メイ(礼拝堂)、メイ(礼拝堂)
8日目 天邪休日イベント
9日目 彩椰(廊下)、昼天邪イベント「天邪ちゃんは女の子」、彩椰(寮廊下)、メイ(礼拝堂) 夜彩椰3
10日 彩椰(廊下)、メイ(礼拝堂)、天邪(談話室) 夜メイ覚醒
11日 彩椰(中庭)、昼メイイベント、彩椰(廊下)「わからない」、阿弥(談話室)
12日 彩椰(教室)「口説いてることに早く気付けっ!」、彩椰(校門前)、阿弥(談話室)
13日 阿弥(ダンボールハウス)、阿弥(共同浴室)、阿弥(屋上) 夜天邪イベント
14日 空(教室)、空(智慧の部屋)、阿弥(寮廊下)「必要な時は僕の方から先輩を呼びます」 夜彩椰イベント4
15日 夜以降、ハーレムEDへ

※8日に天邪のイベントを起こさないと9日のイベントは発生せず=13日夜のイベントも発生しない。
 8日に天邪のイベントを起こすためには、最低5回会う必要がある。
※問題は前半。まず蓮のイベントを起こして、彩椰攻略のフラグを立てる。
 その後、彩椰×3回、天邪×5回が前半の必須イベントとなる。残りは教会で覚醒の準備。8日は彩椰より天邪が優先される。
 後半は彩椰の夕方のイベントをいかに消化するかがポイント。
 ただし天邪の夜1回目談話室イベントを忘れずに(13日のイベントが起こらなくなってしまうから)
 最後は阿弥のイベントを拾って完成(別に未完でも攻略可能)
※別にここまで日程を詰める必要性はない。
 前半の蘭×3、彩椰×3、天邪×5と、
 前後半合計で彩椰×10(後半夕方の校門イベントまで必須)、メイ×9(首絞めCG時まで)、
 天邪夜談話室イベントらの条件を満たしていればハーレムEDに突入可能。
 さらに日程を詰めれば、2日目夜の蓮イベントを昼に持ってくるなどすれば、阿弥のイベントもコンプできるかも(面倒なのでパス)


ダークシナリオは礼拝堂に7~9回通ってイベントを起こせば突入可能。
それさえ気付けば、あとは一本道ばかりなので大丈夫かと。

休日のパターン化。

というわけで、なんと言うか語るに及ばず…(苦笑)
天気はそこそこなのですが、いまだに喉の調子が回復せず。
よって、おとなしく部屋の片付けなどもしておりました。
声が出なかった日からすでに5日経過してるのですが…
回復力が確実に落ちてるような気がしてなりません。まぁ加齢の影響なんでしょうが。
30過ぎたら、仕事の能力(主に体力的なほうでね)も落ちていくんだろうなー。
経験や洞察だけに頼りきらないように、色々考えておきたいところでもあります。

■■■何事も無かったかのようにラクガキ投下。
0206b.jpg

えーりん。
髪型はまだ把握してるわけではありません(^^;
それを除いても、意外に描き難いキャラでした。

これだけだと少し寂しいので。

■■■ラクガキその2。
0206.jpg

みょん。
割と描きやすい…刀とか除けば(ぉ
花映塚の「全身全霊」が気に入ってます。若い人間はやっぱりこうじゃないと(爆)


他は特に気になることも無く…
ゲーム…は、相変わらず東方ライフワークで。
あと、気分を切り替えるために三国志11を入れました。夏から放置しすぎてたので。
新武将登録してるだけでものすごい時間が経つ謎。
まぁ気長に。

飲酒運転

最近は前日に酒を飲み、翌朝に自動車を運転して逮捕され、
公務員であったために停職・免職となるケースが増えているようで。
一般的な感覚として、飲酒当日は気をつけますが、
就寝後の翌朝となると酒も抜けたと考えがち。
ついつい注意が疎かになってしまうわけですが…
もうこうなってくると、自動車を運転する人は酒を飲まないようにするしかないですね
社会が「脱・自動車」となるか、「脱・飲酒」となるかしなければ、
飲酒運転事故の問題は根本的に解決しないように思います。
…まぁ、現実問題としてはどちらも無理でしょうが。
脱・飲酒は人類の歴史からして不可能、脱・自動車はインフラ面からして無理。
今後は酒と車を巡る社会そのもののあり方をも変えていかなければならないのかもしれません。
多少は同情しますが、ご時世がご時世ですし、
もう酒を飲んだら12時間以上は運転しないと徹底していくしかないでしょうね。


◆ゲームの話 Alea-紅き月を遥かに望み-
なんとかハーレムEDを見ることができ、一通りのエンディングはチェックできた模様。
あとは全シナリオチェック後に出てくるオマケのようなんですが…うー、面倒くさそう(苦笑)

ゲームは面白かったです。なかなかに楽しませていただきました。
お嬢様学校に男子1人というハーレム的環境ながらも、
男が羨むウハウハな生活などではなく、珍獣のごとき扱いの日々(笑)
個性的なヒロイン達との学園生活はなかなかに面白かったです。
シナリオの2/3以上は純愛パート、純愛ゲーム好きには嬉しいシナリオでした。
雰囲気としては明るいという感じでもありませんが、
落ち着きのあるストーリーという印象で心地よいシナリオだったと思います。

ヒロインでは蓮が最高。
『ツンデレ』というほどデレませんが、守ってあげたいツンという雰囲気がよく出ていて、
終始私を萌えさせてくれました(^^;
蓮が気に入ったから、何回も繰り返しプレイする気になったわけで、
まさに「蓮タンを幸せにするため!」だけに最後までプレイしたようなものです(苦笑)
蓮が気に入ってなかったら、速攻で匙投げていたはず(爆)
ヒロイン格ではないものの、阿弥先輩も良い味を出してました。普通にM女だったけど。
意外に良かったのは、同じくサブヒロイン格の天邪。
13日目夜のイベントは破壊力抜群。キュンと来ちゃいます(笑)
そんなこんなで純愛パートは良い出来でした。

問題はシナリオの核心部分を語るダークパート。
はっきり言って描写不足です。
描写があっさりしているので、混乱するということはありませんが、
どうしても情報不足の感は否めず、スッキリとした終わりになりません。
謎が解明されないまま終わってしまったのは正直不味かったかと。
達成感がまるでありませんもん。本当に蓮を救えた達成感しかないです(^^;
なんというか中途半端。
推理小説的な展開ながらも謎解きはされませんし、
ダークシナリオ・陵辱Hと考えると、
家の威光だけで何も考えない主人公がアホすぎて哀れに思えてきますし。
ジャンルを「学園ダークADV」と銘打った割にはダーク要素が弱いです。
普通に「学園ADV」として、ダークシナリオをBadエンド扱いにした方がスッキリしたかと。
こちらをメインにする意味合いが分かりません。メインにするなら、しっかりと情報を提供しろと。
そこが不満点です。結果的に言えば、ダークパートは蛇足にしかならなかったな、と。
面白くないわけじゃないんですけど…やっぱり情報不足。想像だけでは補完しきれないっす。

現時点の評価としてはこんなところ。攻略は一応作る予定。
全文章が回収できてないので、完成するかは分かりませんが(苦笑)
そんなこんなでボチボチ作業していきます。


以下、Alea(とりわけダークパート)のネタバレ感想です。

具体的にAleaで分からなかった点は、宇喜多の家の力とシスターメイの存在です。
おそらく私だけではなく、プレイした人全員が躓いている点じゃないかと(苦笑)

一つ目の宇喜多の家の力に関して言うと、
ダークシナリオの全てが宇喜多の家の力に頼る結果になっており、
その家の力がどれほどのものなのかがプレイヤーに伝わって来ず、
学園を支配したといってもサッパリ伝わってきません。
王になれる、神になれるってのは何なんでしょうか?
人の上に立つ者の才能はあるんでしょうが… ダークシナリオはそうは思えんからなぁ(苦笑)
それこそ蓮シナリオの休日イベントにあるような、引き篭もり世界の王になれと?
泥舟に乗ったバカ王の気分はまさに最低そのものでした。
反面教師にはなりましたけど。まさに王は孤独です(^^;

呪いに関してもイマイチ伝わってきません。
アレア学園が大奥と描写されていることや、空ハッピーEDで妊娠しないことから、
何らかの理由で子どもが出来辛い呪い(燐月と一緒やな)ということは推測されますが…
なんでそうなったのかは全く語られませんし、どうすればそこから開放されるのかも全く語られず、
鍵となりそうな琴浦ミスズ・智慧先生の浄化の能力もほとんどスルー。
分からないことだらけです。
自分の中では「燐月+痕」みたいに考えてますが…
宇喜多の血は被虐性を強くして、畜生道(獣の性行為)に堕ちるということなのか…
蓮トゥルーEDの最後のシーンにおける「輪廻」は畜生道の輪廻、宇喜多の被虐性を指し、
「祓い」はミスズや智慧先生による浄化のことを指し…
うーん…呪いって何?
これを察してくださいというのは荒っぽいように感じます。
あまり語りすぎるのもよくありませんけど、もう少し情報を出して欲しかったです。

その呪いに関連して、二つ目のシスターメイの存在もよく分かりません。
まぁ、こちらは一つ目の点と比べると、随所で語られているので推測できないわけでもありませんが。
それでもその存在の不可解さは拭えません。
メイ(礼拝堂を含む)を感知できているのは、主人公・ジジイ・浅尾親娘・智慧先生のみ。
ハッピーEDで礼拝堂の場所を訪れているはずの空は感知できていませんし、
プロローグの部分で彩椰は森にしか見えてないし、ハーレムEDでは天邪も見えていないご様子。
メイを見ることができる人間が彼女の言う「素質を持つ人間」なのでしょうが、
その素質=神になれる人間の意味も伝わってこないので、どうもしっくり来ません。
メイは宇喜多の家にかかっている呪いの象徴そのものなようですけど…
その呪いも分からない以上、どうやって考えればいいのか… もう勘弁してくれ(苦笑)

蓮トゥルーEDの最後のシーンから推測するに、メイは水子の祟り?
宇喜多の家に女の子が生まれてくる可能性ということなのか…
石を積み上げるCGと最後に呟く「お父さん、お母さん」を考えると、そういう結論にしか行き着きません。
でもそうなると「血の連鎖」の意味が分からなくなってくる。
浅尾沙羅の過去から考えると、主人公の父親は近親婚に苦しんだように思えてきますが、
女の子が生まれてこない状況では近親婚が説明しづらい…
長男のみを本流とし、次男以降は宇喜多の家から下ろされ、呪いもかからないと考えれば、
説明できなくはないんですけど…
それも判断する材料がないので、根拠のない妄想にしかならんです。
やっぱりもう少し説明して欲しかったなぁと思いますね。

それと個人的に疑問なのが、主人公の母親である琴浦ミスズは本当に死んでいるのかという点。
シナリオからすれば、当然死んでいるものとされているんでしょうが…
なんか死んでいると逆に不可解な点が。
察するに、父・忠雄の失踪(もしくは自決)で悲嘆にくれている母・ミスズを見て、
主人公がメイに「一緒の所へ連れて行って」と願い、
主人公の下から母がいなくなったということが分かるのですが、
そもそもメイにミスズを消す力があったのかが激しく疑問で納得いきません。
ジジイや沙羅の話を聞く限りだと、母・ミスズはそれなりの人物のようですから、
その不思議な能力(浄化能力)は智慧先生以上のものと推測され、
智慧の存在を恐れているメイが敵うのだろうかという疑問が当然出てくるわけで、
シナリオ中では物理化以外は何ら能力を見せていないメイがミスズを消すことなどできるのかと…
そう考えた時、母・ミスズが主人公に近寄ってきた時にメイが姿を消したのは、
自分から消したのではなく、ミスズの力によって消されたと捉えることができ、
やはりミスズ>メイの力関係は明らかだと思うのですが。
智慧が邪魔ならメイが先に手を下していれば良かったわけですし、
主人公の力を借りないとできなかったメイは力関係が下としか思えないです。
それでは幼い主人公がメイに力を貸したと考えればいいんですけど…
別に宇喜多の人間が特殊能力を持っているような節はないですし(裸の王様なだけで)、
母・ミスズに対抗できたとは… 思えませんわな。
主人公は母の死を覚えてませんし、ジジイは明言してない、沙羅も伝え聞いただけ、
となると…と考えてしまいます。
まぁ、だからといってシナリオの何が変わるということもないんですがね。
ただそんなことを思いました。

しかし分からないことが多すぎだわなぁ…
情報不足で妄想の域を抜けきらないので、好き勝手に思っておくことにするべ(苦笑)

2007年02月05日

一勝一敗

昨日の地方首長選挙における与野党対決は一勝一敗だったようで。
それでも柳沢氏の発言が影響したのか、与党は苦戦を強いられたとのこと。
まぁ、当然でしょうなぁ… 早く辞めた方がスッキリするのに。
辞めない分だけ政権にダメージを与え続けますから、個人的には構わないのですが。

以前にも書いたように、あの柳沢氏の発言は政治家としての本質を欠いているように思います。
「産む機械」という強烈な言葉はもちろんのこと、
「少子化対策には女性が多く子どもを産めばいい」という発言の本旨も誤りです。
仮に「女性が子どもを多く産めばいい。そのためには~な対策を」と持ってくるとするなら、
それこそ「産む機械」などという珍妙な例示はせずに、あっさりと流せばそれでいいことです。
やはり発言の本旨は「少子化対策には女性が多く子どもを産めばいい」であったと言わざるを得ません。

政治とは何かを考えた時、真っ先に思い浮かぶであろうことが「利害対立の調整」です。
Aという意見とBという意見とがあり、それを政治家が代弁し、
議論をすることによって両者の意見を理解し、その上で政策を決定するということ、です。
政治における多くの役割、政治家の仕事はこれなのでしょうが、ただこれは本質ではありません。
これはあくまで政治の副産物、第二段階の仕事です。
政治の本質は、「個人的な意見を全体の意見として捉えること」にあります。

仮に周囲に公共交通機関がない地域に住んでいるケースを想像してください。
ある人がそれに不満を持っている場合、
多くの人々は「引っ越せばいい」「自家用車を使えばいい」と考え、
その人の意見を受け付けずに、電車・バス等の公共交通機関の導入は見送るでしょう。
けれど不満に思っているのはその「ある人」だけだとは限りません。
ひょっとしたら、その周囲の住民も口に出さないだけで不満は抱えているかもしれない。
また、同じような状況にある地域の誰かも同じような不満を抱えているかもしれません。
一人が不満に思うことは十人、百人、千人、一万人、一億人と、
全国民が不満に思うことであるかもしれません。
そうなった時、多くの人々は個人で解決するよりも、
公共交通機関を作るなどして全体の解決を望むことでしょう。
個々で問題を処理するよりも一括して処理した方が合理的ですから。
それが政治の発生です。
つまり、政治の本質は「個人的な意見を全体の意見として考える力」にあるのです。
個人的な意見の中には、ごくごく個人的な事情や努力不足もあるでしょうが、
同じように多くの人が悩んでいるのなら、政治家としてそれに対応しなければなりません。
個人的な意見が政治の始まりであるのなら、
それを全体の意見として常に考える努力をするのが、政治家としての勤めでしょう。

そういった観点に立つと、柳沢氏の発言はどうにも滑稽です。
少子化問題という今や国民全体の問題となったことを、
個人の手でなんとかしろというわけです。
全体の問題を個人に収束させるというのは、政治の流れとは真逆です。
それはまるで王様が庶民に命令するかのようです。
それならば一人の聖人君子な王が存在すればいいこと。政治家は全くの不要です。
だから柳沢氏の発言は問題なわけです。
言葉尻の問題ではなく、政治家としての姿勢そのものに問題があります。

個人の問題を全体として考えられなくなった人間には、政治を行う資格はありません。
ついつい忘れ去られがちな本質を、政治家の皆様には今一度思い出してもらいたく思います。


◆ゲームの話 Alea-紅き月を遥かに望み-
現在の所、蓮ノーマル・ダーク、彩椰ノーマル、智慧ダーク、沙羅ダーク・ノーマル、
天邪ノーマル、空ハッピーをクリア。
全然謎が解けないし、蓮を救えない(苦笑)
シナリオは埋まっているものの、CGが全く埋まっていないのは何故なんだろう(^^;
しかし空のハッピーぶりは凄まじい。他のヒロインにお裾分けしてあげたいぐらい(笑)
まぁ、ご都合主義で核心部分を省きまくっているのがアレですが。
ただ空EDにヒントが数多く散りばめられており、推測可能な域までは来てます。
あと少しで内容が分かりそうなものなんですけど… んー、どうなりますか。

…とか何とか言ってたら、蓮との別れの後に16日目が開封されました。
開封された理由に何にあるのかはまだ分かりません。
彩椰シナリオの折鶴イベントなのか、沙羅をクリアしたことなのか、空をクリアしたことなのか、
一通りのヒロインをプレイしてイベントをチェックしたことなのか… やり直してみないと。
内容的には空ハッピーと変わらない感じ。ただこちらの方が詳しく描かれてはいます。
もう蓮が最高! お腹いっぱいです。もちっとエロくても良かったけど(笑)
しかし最後のアレはどうにかならないのか(^^;
せっかくのハッピーな気持ちが~
ダークEDのように崩れ去る感はないものの、
終わりではないことが明らかになるだけに、なんとも複雑な気持ちに駆られます。
まぁ、蓮が幸せならそれでいいか、うん。

あとはシナリオの核心に触れるだけなんですが…
埋まっていないCGは彩椰が1枚、天邪のHシーン、阿弥のHシーンとその他CG…
シナリオ達成率は100%になっているように見えるだけに、
どこをどう進めればいいのかが分かりません。
選択肢の意味が分からなかった阿弥とシスターが絡むと推測はされるんですけど…
何度やってもダメ。もう少しヒントないのか、これ(苦笑)
あまりの歯応えの良さに歯の方が先にダメになりそうな勢いです(^^;

2007年02月03日

節分

とはいえ、豆を食べたぐらいで、それらしいことはしてませんが(^^;
店はここ数年で全国区になりつつある恵方巻き等を売りにしているようで。
まぁ、何事も商売なんだな~というか、色々やりますわな~という気持ちです。

プロ野球がキャンプインし、いよいよ球春到来となりました。
今年は松坂・井川・岡島投手、岩村選手らがメジャー移籍し、
FAやその人的補償、トレードなどでベテラン主力選手が国内移籍、
各チームのカラーがガラッと変わりました。
もう昨年の野球ゲームのデータでは移籍が対応しきれないほどです(笑)
そんな中で各チームがどういったチームを作り上げるのかに注目が集まります。
当面は新入団選手・新外国人選手の出来が気になります。
とはいえ、本当の評価はキャンプ後半~オープン戦終盤にならないと分からないわけですがね(^^;
それでもここ数年は中堅主力層のメジャー移籍により、
若手の補強・外国人補強に成功したチームが上位に食い込んでいるだけに、
新戦力の動向はやはり気になるところです。
日本球界を沸かせるような新しいスターの登場を期待したいですね。


◆ゲームの話
『ナツメグ』が到着したものの、
その直前に始めた『Alea-紅き月を遥かに望み-』に苦戦して未開封です(^^;
最近は攻略性の皆無な美少女ゲームが多かっただけに、
歯ごたえがあるというか、クリア方法が分からずに戸惑ってます(爆)
一般的な美少女ゲームはストーカーやってればクリアできる不思議仕様ですが、
どうやらAleaだとそれでは不十分っぽい感じです。
ストーカーでクリア可な蓮ノーマルEDと、教会を絡める蓮ダークEDは見たんですが…
CGが埋まっていないことを考えると、少なくとももう一つEDがあるはず。
でもそれがサッパリ掴めません。
誰か他のキャラを絡めるのかと思い、彩椰を混ぜたものの… 不十分でした。

ゲームシステムは昼・夕・夜の3回を場所移動するタイプで、選択肢は1ヒロイン1~3程度、
イベントの連関は昼・夕・夜の○回目という制御のようなんですが、
一部重要イベントは好感度や他キャラのイベントが関係しているらしく、
ただストーカーするだけでは完全なクリアはできない模様。
他のヒロインのイベントをどう絡めればいいのかで悩んで… 全く進みません(苦笑)

ひょっとしたら、ゲームを進めるたびに新規イベントが追加されるのかもしれませんから、
他ヒロインのシナリオを先にクリアすればいいんでしょうけど…
蓮ノーマルEDとダークEDの後味の悪さを考えると、どうしても救ってあげたくなって(爆)
とりわけダークEDでは主人公の謎が残るものの、それ以外は破綻がないため、
余計にダークEDの後味の悪さが残っちゃうんですよねぇ…
ノーマルEDの方は蓮との関係は大変宜しいのですが、
最後のTheEND部分が不吉な背景絵なため、後味悪い結果に。
誰か喉につっかえた小骨を取り払ってくれ(苦笑)

そんなこんなで攻略に苦労してます。
さてさて、ゲームの出来はというと、なかなか面白いです。ヒロインが個性的で○。
学園ダークADVとはいえ、表ルートは純愛なため、全くそんな印象じゃ受けません。
普通の出来のいい純愛ゲー。ハーレムチックな環境であるものの、そういった展開はごく僅か。
イベント制御が昼・夕・夜で分かれているため、
進め方によってはイベントの整合性が怪しい所も出てきますが、
全体的な描写の流れとしては無理のない納得いく流れになってます。
テキストも良好、ギャグは少なめで真面目路線。学園生活・純愛部分の雰囲気は非常に良好です。
ただ裏ルートは主人公がまさに豹変、鬼畜で純愛部分をぶち壊し(苦笑)
まだその豹変の理由が十分に語られてないので分かりませんが、
伏線がしっかりと用意されているだけに、
納得できないわけではないのが余計に純愛部分を破綻させてしまって悔しい(爆)
「くそぉ、蓮タンを救ってあげねば!」と思って攻略に精を出す時点で、
このゲームの虜となってしまっているんですよね(^^;
まぁ、これはハッピールートがあればの話ですが。少なくとも蓮にはありそうな感じです。

んー、さてどうするかなぁ… 他ヒロインを先に進めるべきか… うーん…
でも蓮シナリオの重要アイテムである折鶴が、
彩椰EDとは関係のないイベントとして存在しているのが気になってるんですよねぇ…
でも両方追っかけるとイベント発生しないしなぁ… やっぱり分からない。
とりあえず先生の話を先に見てみることにしますか。

節分。

でございます。
鬼は外ーと、豆を投げつけるのも良いですが、下手に投げつけるとこういうことにもなりかねない…

Remilia.jpg

というわけで、TOP絵を更新しました。
話がつながりませんが、気にしないでください。
ラクガキ連荘…まぁ毎月更新できるならコレもいいかも知れないと勝手に思い始めた(爆)
前回の、血染め咲夜さんと似たような感じで申し訳ないですが、
レミィから紅を抜いたら何が残る…いや、何も残るまい(反語)

■■■実のところ。
今日は更新の予定ではありませんでした。
ところが、先日侵入した風邪が局地的に大悪化。
声がまったくでないという事態に陥りまして…
当然、接客が出来ないので、シフトを交代してもらい、昨日1日の空白が生まれたのでございます。
のど以外はまったく問題ないので、寝るのも面白くない。
でも、外は雪が積もってて、出る気はまったく無い。
必然的にラクガキに傾倒して以下省略。

…5年間、皆勤だったのに…ちょっと悔しい。

■■■不二家支援。
ヤマザキに決まったそうです。
大株主でもある森永は、フランチャイズと洋菓子部門にまったくノウハウが無く、支援は難しいと見た模様。

…あの自信はなんだったんだろ…株の関係だけが根拠だったのか?
読みの甘さに少し呆れる。

さておき。
とりあえずは技術面での支援のみとのことですが、本当に業績が回復するのかどうか…
頭の片隅にでも入れておこうかと。

2007年02月01日

2月になりました。

や、まぁそれだけですが(苦笑)
やっぱり節分前後に季節は荒れるものなんですね。
今冬は天気がよすぎて物足りないので、ちょうどいい気がします。

38豪雪をも凌いだと言われる前回の冬、人口1万にも満たないS県のとある町では、
前年同時期には除雪費用が十数億円にも上る勢いでございました。
ところが今冬はというと…なんと1千万円にも上らない…という話。それぐらい雪が降らない。
財政難にあえぐ地方の市町村ではうれしい話にも聞こえますが…それにしても、異常気象にも程がある。

下衆な政治家の失言一つをいちいち論ってる場合じゃないと思うのですがね。
もうちょっと建設的な方向に一致した動きを見せて欲しいものです。

■■■それはさておき。
Gallery更新しました。
日記でのっけてった無駄なラクガキをまとめたページを作っただけですけどねー。
ひと月ごとにまとめようと思ったけど、案外数が少ない…気もするので、どうなるかはやっぱり未定です。

あと、なんか良い構成がないかなーと、結構悩んだのですが、結局シンプルに並べただけ。
blogのサイドバーである程度の自由が利くなら、いずれこっちで何とかしようと思ってます。
まぁ最悪、自分のプロバイダのブログ使うって手もあるし。
管理が難しくなってから考えようかと。