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2009年12月31日

トラトラトラ

なんか寅年は荒れるらしい。いきなり荒れた天気からスタートですね、幸先いいかも。

なんとなくJALが鳩山政権を潰す雰囲気が出てきました。
日本政策投資銀行が融資拡大に応じたとのこと。
私も詳しいことは知りませんが、政府系金融機関から民営化となるも、
見直し論が強まり、政府の株式売却は一時ストップとなっていますから、
JALの再建が失敗すれば、結果的に国に帰ってくる可能性が。
普天間や贈与税云々は大きな政治問題ではなく、本当の問題はJAL。
もう少しこちらの報道を増やして欲しいところです。
つーか、もっと世論の圧力かけないとダメじゃなかろうか、JALは。


◆TVネタ 紅白歌合戦
祝、水樹奈々ちゃん、紅白出場おめでとう~
でも、なんか出番は一瞬で終わっちゃった感じがした… まぁ、しゃーないか。
出番が来るまでは何だかこちらの方がドキドキしてしまうぐらい。
親心みたいな感じで、失敗しないようにと凄く不安な気持ちでした(^^;
まぁ、終わってみれば、堂々としたステージでしたから、
初めての夢舞台にしては良かったんじゃないでしょうか。
淡い水色のドレスも綺麗だったし。夢が叶って本当に良かったですね。

全部を見ていたわけではないので、分かりませんが、
他に出番があったのは坂本冬美さんの時ぐらいでしょうか。
しかし、この場面はなぁ… カメラマンが奈々ちゃんを映したのは失敗だったかと。
そういう指示だったのか、自発的だったのか分かりませんが、
リズムに乗るように首を左右に傾けていたのは…
いや、他の曲なら何ら問題はなかったんですが。
歌ってたのが『また君に恋してる』、ビリー・バンバンのカバー曲だったのが…
昔の曲を知らない人でも、つい最近、CMソングで使われていたので、
聴いたことのある人は多いかと思います。
検索すると、YouTubeでもすぐに出てくるし。
曲調は単調なんだけれども、それだけに味が必要になるというか、
技術ではない何か、味付けがすごく大事な曲という感じを受けます。
あの歌の上手い坂本冬美さんでも、その味面では7~8割ぐらいしか出てない感じもします。
リズムに乗る曲ではなく、味わう歌だけに、あれだけ派手に首を左右に傾けてたのは、
歌のイメージと合っていたのかなぁと思わなくもなりません。
まぁ、他の人がどう思っていたか知りませんが。
嬉しいイけど、カメラマン、そんなに映すなと思ってた(苦笑)

そういう意味では、今回の紅白出場は夢が叶ったと同時に、
新たな課題を見つけることになったのではないでしょうか。
足りないと感じていたものが、ズバリこれなんですよね。
歌う技術とかではない“何か”、心の奥底に染み渡る情感のようなものが足りない。
『深愛』は演歌調が入り、今までよりは情感が入っている方ですが、まだ足りない。
その“何か”を今回の紅白出場から身につけ、
さらにアーティストとして一回り大きくなって欲しいです。


しかし、今回の紅白は非常に全体的にアレだったな。
美川憲一・小林幸子のアレはなんだ。ふざけんなよ、おい、ってのが本音。
美川憲一のアレはマーラか。小林幸子のアレは大仏か。
せんとくんがユルキャラで結果的に許されたのもアレだけれども、
それ以上に2人の衣装とパフォーマンスはアレだろうに。侮辱してんのか、オラ。
手塚治虫の『ブッダ』に感銘を受けた自分にとっては目の毒以外の何物でもありませんでした。
あれはタブーだろうに。心の中にある何かをズタズタに引き裂こうとするアレはもう…
そういったタブーも分からなくなりつつある日本はもうダメぽと思った大晦日の夜でした。
やっぱり寅年は前途多難だな…


そんなこんなで、いきなり不安を煽る今年最後の日記でしたが、
皆さん、良いお年を~ たくましくイキロ。

(-_-)zzz

今年最後の日だというのに、午前中はまるまる寝て終わりました。
昨日が仕事納めでそのまま忘年会だったのですが、ちょっと食べすぎた。
大掃除も自分の部屋だけ残った状態…新年休み中になんとかしないとね。

午後の時間は弟を迎えに行ったら終わりました。
雪で車の流れが悪いのなんの。

今年は10月以降ちょとgdgdだったので、来年はもう少ししっかりしたいです。
ほかはそれほど振り返るほどのこともなく。
年明けからは普通にタイトル書いていきます。顔文字は今日で終わり。

忌があるので年始の挨拶は省略させていただきます。
それではよいお年をー。

2009年12月30日

今年も

終わりだというのに、まだそんな気がしていない自分は末期…
なんとなくタイミングが悪いというか区切りが悪いというか、
そんな感じで掃除のタイミングも逃しちゃってるのが微妙。
正月明けにPCを含めた整備をしようかなぁと思ってます。


◆プロ野球 ライオンズネタ 新外国人選手を獲得
ロッテを自由契約となったシコースキー投手とブラウン外野手の入団が決まった模様です。
ブラウン外野手の獲得によりラフォレスト選手の獲得はなくなった模様。
ブラウン外野手がどれだけやれるのか。
まぁ、例え外れたとしても今年以下になることはないから、底上げにはなるでしょうが。
左の長距離砲が不可欠なだけに当たることを期待したいです。

シコースキー投手は獲得を希望していただけに朗報となりました。
速球派のリリーフがもう1枚欲しかったですしね。
グラマン投手の回復具合も分かりませんし、良い補強になったのではないでしょうか。
とはいえ、日本人のリリーフ投手にもっとしっかりしてもらいたいところ。

契約更改は涌井投手と中島選手がサインしたものの、片岡・GG佐藤・細川選手はまだ。
選手の気持ちも分かりますが、ライオンズにとってBクラスはやっぱ屈辱なわけで、
大幅昇給とはやっぱいかないよなぁと。
特に片岡選手と細川選手は戦犯と言ってもいいようなシーズンでしたし…
折れるしかないのかなぁと思ったりもします。
ただ、細川選手の場合は公傷が微妙なだけに、折り合いが難しい面も。
昨年の日本シリーズでの故障が長引き、WBCに備えて調整するも上手くいかず、
開幕直後に少し無理をした結果、故障が長引く結果に。
最終的には行けると判断した本人の問題なのでしょうが、
状況が無理をさせたとも言えるわけで、多少無理してでも止めるべきだったのかなとも。
少なくとも開幕直後から4月にかけての間で止めるチャンスはあったはず。
そう考えると、公傷の考慮も必要なのかなぁとも思いますが微妙ですよね。


◆ゲームの話 機動戦士ガンダムCLIMAX U.C.
何度となくプレイして、ようやくゲームを進めるコツを掴みました。
そんなわけで、攻略…というわけでもないけれど、プレイリポートみたいなものを。

ゲームを始めてチュートリアルを行い、操作性を覚えたら、まずはクロニクルモードへ。
練習をするにしてもチュートリアルの上級編では物足りないし、
フリープレイするにはクロニクルモードのステージクリアが前提なので、
とりあえずカミーユ編の1面ぐらいはクリアしておいて、
そこでマシンテスト等を行って練習するといい感じ。
カミーユ1面は格闘戦を含めた良い練習になるんで。

クロニクルモードを全てクリアしたら、いよいよプログレスモードへ。
開始直後のプレイヤーエディットは、カードのダブり具合で初期能力が+1されるけれど、
この時点ではカードはそれほど溜まっておらず、多くて100~299ぐらいだろうから、
ボーナスポイントは+1あるかないか程度、気にすることはなし。
階級は曹長か少尉か。ボーナスポイントが増えてくると、中尉も出てくるが。
良いMSに乗りたいならば、少尉がいいけれど、慣れてる人はあまり関係ないので気にしなくても可。
ジオン1面でシャアザクや連邦3面でフルバーニアンが使いたいなら、少尉以上で。
特殊能力の取得はランダムで、熱血が気合、冷静が索敵、温厚が底力。
一番楽なのは冷静・索敵持ちで、連邦・連邦・ティターンズ・エゥーゴ・ネオジオン・連邦コース。
ちなみに、直前にクリアしたキャラ1人が使用したMSは最初から使用可能になります。
ですので、シャア専用ザクやジムⅡ連邦軍仕様はできるだけ使い続けたい所。

そんな感じで、ボーナスポイントなしの1回目の私の戦歴。
1面 ジオン  ザクⅡF  Aランク65P
2面 ジオン  シャアザク Aランク65P
3面 連邦   ジム    Aランク60P
4面 エゥーゴ ジムⅡ  Sランク70P
5面 エゥーゴ ジム    Aランク60P
6面 エゥーゴ ジム    Aランク65P
7面 連邦   リガズィ  Sランク70P
8面 新連邦  リガズィ Sランク70P
9面 新連邦  F90V  Sランク70P
10面?    F91    Sランク65P

ザクⅡFはマルチロック武器がないものの、ジムよりも攻撃力があるので使えます。
R1クラッカーで相手の動きを抑え、マシンガンやバズーカで削るのが基本。
ガンダムやジムに対してはマシンガンが有効なので、それほど苦労は無いはず。
1面のコツはバズーカで固定砲台を破壊してカードをゲットしつつ、
ジムを掃討しながら中央上の大型固定砲台を目指す。
するとガンダムが登場するので、クラッカーで動きを抑え、マシンガンで迎撃。
倒した後、大型固定砲台は無視し、周りの固定砲台を倒し、カードをゲット。
残りのジムを倒した時点でガウが1機も撃墜されてないと増援登場。
ガンキャノンを潰し、南側の固定砲台を潰してカードをゲットし、
大型固定砲台を倒せば高いポイントを稼げるはず。
ガウの落下は固定砲台をできるだけ倒す以外はランダム要素が強いので、
序盤で撃墜されるようなら、リトライすべき。

シャア専用ザクは「高速戦闘」のスキルを持っているので、1度は使うべき。
連邦側ならGP01フルバーニアンが使えるけれども、ポイントを考えるとシャアザク。
まぁ、格闘能力やニュータイプ能力を気にしないなら、フルバーニアンの方がいいけれど。
LV2射撃でマルチロック射撃可能だし。
2面のコツはサラミスをさっさと潰し、ジムをマルチロック射撃で撃墜。
バニングのジムが出てきたら追尾して射撃で倒す。
サラミスを全部倒すとクリアとなるので、3つぐらい倒したら、ジムを掃討。
タイムが3分を超えたら、残りのサラミスを倒してクリア。
ザクⅡF等でサラミスを倒すコツは後ろからエンジン付近を攻撃すること、比較的落ち易い。

3面のケンプファーは動きが速く、慣れていないとジムでは厳しいかもしんない。
スナイプショットが当たってくれれば、比較的楽に倒せるけれど、
自分より上にいると当たらないので注意。斬ってきたときなど同じ高さにいる時に使うべき。
最初はかなり厳しいけれども、慣れてくると攻撃のために動きが止まる瞬間があるので、
そこで一気にライフル攻撃で相手の行動を抑えるようにすれば比較的楽に倒せる。
ジムカスタムやフルバーニアンならば楽に倒せるかと思う。

4面は最初に空中にいるハイザック隊をLV2以上の射撃で4体ぐらい倒した後、
シャトル付近にハイザックが降下してくるので、シャトル前の敵はサーベルで斬り、
3台以上まとまっているハイザックはLV3のマルチロック射撃でまとめて倒す。
この間は上空のハイザックは無視していていい。
アッシマーは射撃のパターンが単調なんで、慣れれば楽勝。慣れないと鬼だが。
バーニア移動左2秒、バーニア移動右2秒、逆に1秒ずつが回避の基本。
ジムⅡはかなりの高性能。たぶんMk-2や百式よりも扱いやすいんじゃなかろうか。
LV2射撃ジャストショットは5連射、LV3射撃は10連射以上で強い。
スキル「幸運」も手に入れることができるので、1度は使っておきたいMS。
ジムでダメならジムⅡを使うのが基本戦略。
エゥーゴ仕様よりも連邦軍ジムⅡがいいので(格闘が1減、CP1増)、使い続けるならばそちらで。

5面は難しい。Sランクはかなり厳しい。
フルバーニアンでもダメだった。F90Vでようやく取れたぐらい。なに、この鬼仕様。
サクセスボーナス条件がよく分からない。
1つはコロニーレーザー発射前にジオを撤退させること(これがかなり厳しい)、
他にも条件があるみたい、たぶんジオ登場前に敵の一定数撃破だと思う。
敵戦艦を落としたほうがいいのかはよく分からない。余裕があれば。
Sランクの条件が厳しいので、ジオは無視しておいてOK。他の敵を倒してポイント稼ぎ。
ただ、ジオの隠し武器?メガ粒子砲や近接格闘は鬼のような強さなので、
(クロニクルモードの時は最弱なのに…)
できるだけ視界に入れて回避しつつ回りの敵を倒すのがコツ。
百式など火力のあるMSなら突っ込んできてもらった方が楽だけど。たぶん一発KO。

6面で百式は絶対に使っちゃいけない。ビーチャが出撃してくれなくなるんで。
コツはネェルアーガマ出現後は敵がそこへ集中し出すので、周囲の敵を排除。
あまり火力のあるMSで戦うと、ネェルアーガマまでダメージを与えちゃうので、
ジムやジムⅡといったMSの方が楽に戦えるかもしれない。
ザクⅢやキュベレイ量産型はは多少のダメージに目を瞑り、近接格闘でさっさと倒すべき。
Sランクは厳しいけれど、不可能ではないはず。
ネェルアーガマのダメージが少なければ、サクセスボーナスも増えるはず。

7面はリガズィなら楽勝。
スキル「意識拡大」が取得可能だし、射撃・機動性が大幅アップなので、
格闘・防御が無視な人はジムⅡよりもリガズィの方がいいと思う。BWSはさっさと解除。
リガズィはマルチロック武器はないのだけれど、L1射撃で3連射、
L3射撃で10連射放つので、下手なマルチロック武器よりも強い。
ヤクトドーガもL3射撃が比較的当たるので、特に問題はないかと。
問題はその次のギラドーガの山。逃げてL3射撃の繰り返しで対処。

8面はF90Vを使えばいいと思うけれど、ポイント欲しければリガズィで。
ただし、ベルガダラスにはL3射撃が当たり難いので、意識拡大は必須。
ないなら、おとなしくF90Vを使っておこう。
ザコはLV1射撃ジャストショットのマルチロック攻撃で、
ボスはLV3射撃のヴェスバーで。
9面はベルガダラス・ベルガギロスが出てくるので、F90Vがベター。
10面は1~9面の平均Aランク以上の追加ステージ。とにかくガンバル。
X3が当然強いけれど、ポイントを考えると、
射撃重視のX2やF91の方がいいかもしれない。


そんなこんなで、1回目はこんな感じのキャラクターが完成しました。
射撃50、格闘25、防御40、機動性50、CP41、NT36。
「底力」「ハイチャージ」「高速戦闘」「判断力」「幸運」「意識拡大」
「ハイチャージ」は1面クリア後にでも取ったほうがいい。
高速戦闘や判断力・幸運はお任せ。個人的には4面クリア後ぐらいでいいと思う。
キャラは女・水樹奈々声。「必殺なんとかかんとか~」

そんでもって、プログレスモードで作ったキャラを使い、エキストラモードへ挑戦。
エキストラ中級の「鋼鉄の要塞」がカードを稼ぎやすいので、
νガンダムやF91でダブりを貯めると良い感じ。
500枚ぐらいは楽に貯まると思うので、
そうなればプログレスモードでボーナスポイント+3が付き、
今度はそれを利用して、プログレスモードでカード稼ぎ専用キャラを作成します。

以下は追記へ。

2回目はダブり数が500枚以上1000枚未満なので、ボーナス+3からスタート。
冷静・索敵持ちで始め、目標は「パワーカスタム」「幸運」の取得と射撃・CP・NT値50。
1面 連邦     ジム   Sランク70P
2面 連邦     ジム   Sランク70P
3面 連邦     ジム   Sランク70P
4面 ティターンズ ジムⅡ Sランク70P
5面 ティターンズ ジム  Sランク65P
6面 アクシズ   ジムⅡ Sランク70P
7面 ネオジオン  ジム  Sランク70P
8面 新連邦    ジムⅡ Sランク70P
9面 新連邦    リガズィ Aランク65P
10面?      F91  Sランク70P

連邦1面はガウを潰しておくのがコツ。右アナログスティックのカメラ切り替えを利用する。
敵はマルチロックで倒せば、カードもがっぽがっぽで美味しい展開に。

連邦2面のサクセスボーナス条件は正直よく分からない。たぶんタイム。
ジオングは無理して倒さなくてもいいらしい。
エゥーゴ5面同様に視界へ入れながらマルチロックで周囲の敵を掃討すると良い。

連邦3面は前述の通り。2面クリア時に「直撃」のスキルを取得すておくと楽。
ケンプファーが止まっているところを狙い、直撃+ライフル連射でかなり削れるはず。

ティターンズ4面は簡単だけれども、カード集めが大変なのでポイントを得にくい。
ジムⅡはできるだけ無視して、ガンダムMk-Ⅱを倒すこと。
どうしても邪魔になるなら、単体で倒すよりもマルチロックで2台以上で倒すこと。
Mk-Ⅱ撤退後はジムⅡが密集している箇所があるので、
そこへマルチロック攻撃をかけて一気に倒せば、カードが手に入り、
5枚手に入れることもできるかと。
普通にやると2~3枚しか手に入らないので注意。とにかくガンバル。
「直撃」があると、Mk-Ⅱを速く倒せるのでおススメ。

ティターンズ5面は楽勝だけど、戦艦倒した後に出てくる敵の掃討を忘れないこと。
味方戦艦がダメージ受けるとダメなんで。

アクシズ6面はエゥーゴ6面と同じく、あまり火力のあるMSを使っちゃいけない。
ザクⅢなんかを使うと、味方戦艦を沈めてしまう(苦笑)
やっぱりジムⅡ辺りがジャストフィットする。
ビグザムが大変だと思うけれども、「直撃」があればそんなに苦労しないはず。

ネオジオン7面はジェガンが大量に出てくるだけなんで楽。
あとは上記の通り。「直撃」のスキルを使いまくってボスを倒すと時間短縮になる。

そうして完成したのが以下のキャラクター。
射撃50、格闘24、防御45、機動性50、CP50、NT50。
「索敵」「ハイチャージ」「パワーカスタム」「搭乗+アクシズ」「幸運」「直撃」
索敵はゲーム開始時に、ハイチャージは1面クリア後、幸運は4面クリア後、
パワーカスタムは6面クリア後ぐらいでいいと思う。
直撃はできるだけ早く、2面クリア後にでも。ジムの攻撃力の弱さを補える。
ちなみに、搭乗+アクシズは別にアクシズのMSに乗る必要はないみたい。
その軍に属したことがあれば、取得可能になる模様。


そうして完成したキャラクターを使い(作成キャラは一番最後の12番目にすべき)、
「鋼鉄の要塞」でクインマンサ使用でサイコミュ強化でカードを稼ぐ。
まずは左前方の山の陰に隠れ、L3射撃のファンネル一斉発射を使い、
すぐにサイコミュ強化を使用・使用・使用… CPが回復して6以上になったらまた使用。
そうするとファンネルが敵を全て倒してくれるはず。
でも索敵範囲しか機敏に動かないので、敵を半分以上倒し、周囲が安全になったら、
山を越えて、左前方の山の陰に入るように移動すると、奥の砲台まで見渡せるので、
ファンネルが届きやすくなる。
ちなみに、サイコミュ強化は連続使用しても持続時間は蓄積されるので、
一定時間ごとに発動してもしなくても持続時間は変わらないみたい。
それなら一気に使ってしまった方がその後の行動もしやすくなるので推奨。
これでボーっとしながらでもカードを大量に稼げるので、ダブり数は一気に増えていくはず。

(*_*)

ノートPC届きました。
仕事とか自治会で少々寝不足気味ながら、ちまちまと設定いじったり。
最初にやることがmsconfigなあたりがcoreシリーズと比較して非力な状態を物語っておりますが、
この程度のものでも大体のことはできるという証明は取れました。
リモートマシンじゃなくても大丈夫かな。

というか、HPは結構変わったなぁ…
前にノート買った時はOS初期状態以外何もないシンプルさが気に入っていたのですが、
最近はヘルプ関連とドック機能だけメーカーの独自ソフトも入ってきてますね。
それ以外は何もなし。やっぱりメーカー品ではここが一番好きです。
ただ、その独自ソフトについては負荷などを考えたときに切り捨てる可能性もあります。
今はノートンの体験版だけど、McAfeeに変えたときに多分ちょっと変わってくるはず。

その辺はまた明日明後日にでも。

2009年12月24日

( ゚Д゚)<パルパルパルパル

…なんてこともなく。
ぱるぱるが分からない?ググれば分かるかも。

とりあえずメリクリ。普通に仕事してましたが、なんか去年よりクリスマスぽくなかった。なんでだろ?

どうでもいいけど、しっとマスク面白いよね。
分からない?ググれb(ry

プレゼントはないなぁ…年明けにいっぱい何かが届くと思うけど(違
あ、C77の予約分は注文し終えました。
今回はかなり財力がない状態なので、代金引換になる予約分は苦悩しつつ絞りました。
まぁ夏の反省を踏まえてるともいえます。今度は遅延しないといいな。

■□■最近買った東方関連。
CHANNEL†NODE2(t-NODE)
このサークルさん冬はどうするんだろうと思ってサイト行ったら、別の情報があってびっくり。
DL販売のみだったので、まったく気付かなかったよ…

前作ILLUSION SKYが個人的にはイマイチだったのですが、これはサンプル聞いて即決でした。
初代CHANNEL†NODEはジャケ買いで大当たり。
今回も流れを踏襲しつつ、永夜アレンジというまさに私好み。久々にいい曲に会えました。
ピアノがいいなーバイオリンがいいなー。
好き補正で「Truth of Insanity-永遠の狂気-」のシンデレラケージ部分がたまらない。
部屋暗めにしてそこそこ大音量で聞きたいですね。

2009年12月23日

クリスマス・プレゼント

枕元に1500円置いておいたら、翌朝、ゲームソフト5本のプレゼントが!?
中身を見ると、『スーパーロボット大戦IMPACT』『スーパーロボット大戦MX』
『スーパーロボット大戦スクランブルコマンダー』『A.C.E2』
『機動戦士ガンダムCLIMAX U.C』でした。
…どんだけロボット好きなんだよ、サンタさん(笑)

そんなこんなで、PS2ゲームソフトの古いものは叩き売り状態。
懐かしさがあれば別だけど、さすがに今の時代にファミコンのゲームはできないけれど、
PS2ぐらいのレベルならば十分に遊べるものが300円とかで買えちゃうわけで、
安くなってた1000円未満のゲームを選んだらこんな感じになってた(^^;
ほぼ売却のみで溜まってたポイントを使って1500円ちょっと。満足、満足。

とりあえずスパロボ系は置いておいて、今は『CLIMAX U.C』をやってます。
コンセプトとしてはカプコン開発の連邦VSジオンシリーズと似てるんだけれども、
UCの方が難しいです。最初、鬼かと思った(苦笑)
でも慣れてくると、ロックオンの切り替えや意図的なロックオン外し、
ベストショットのタイミング、レーダーの見方を覚えてくるんで、
いつの間にか連邦VSジオンシリーズよりも楽に戦えてたりします。
まぁ、コンピュータの動きが単純と言えば単純だからかもしれんけど。
期待していたプログレスモードはなかなかに面白いけれども、ちょっと勿体無い印象。
オリジナルキャラクターを育てられるのは非常にいい感じ。
ただ最初の男主人公が完全な捨てキャラ(継承キャラ)になっちゃうのはどうかと。
親子2代で戦えるのなら、親の方も使えるようにして欲しかったかと。
名前変更できたりとか、すればさらに愛着が沸くんだが。面白いだけに勿体無い。
ストーリーモードは分量の関係か、時間の流れがやや飛び飛び。
ストーリーをじっくり楽しむなら、連邦VSジオンシリーズの方がいいかなぁ。
カード集めのやや作業チックな感じがしちゃう。

プログレスモードは、結婚相手になるオペレーターの声が堀江由衣、
パイロットの方の声が能登麻美子と微妙に豪華。
最初はオペレーターだったけれど、パイロットのクーデレ萌え。
ちなみに第二世代のパイロットの一人の声が水樹奈々。もうどうせよと。


◆政治ネタ 鳩山首相が決断、暫定税率は暫定維持、子ども手当は所得制限なし
極めて常識的な判断ではないでしょうか。
子ども手当の所得制限なしは制度の趣旨が何にあるのかですよね。
私のイメージでは「子ども」に対して、子どもを養育することに対する支援と考えれば、
子どものいる家庭に等しく支援するというのは制度趣旨に適ってるのではないでしょうか。
当初の試算では所得制限されるのは1%だって話だったし、
面倒な手間かけるよりは良かったんじゃないでしょうかね。
まぁ、財源の問題だとか、所得再分配の問題もあるので、
私は来年後半にも所得税の累進税率の引き上げをすべきだと考えますが、どうしますか。

暫定税率はとりあえず維持、将来的に廃止で環境税へ切り替えというのも無難な判断。
ガソリンが高値の時ならいざ知らず、現状で下げるメリットは思いつきません。
鳩山政権は環境に対する意識が高いですし、ガソリンに対する課税はある意味当然。
廃止にすると、地方財源分とかも考慮せざるを得なくなりますし、
あまりにも仕事が増えすぎちゃうなら、そのまんまが無難かなぁと思います。
付け加えるなら、新しいエネルギーへの支援策、
例えばガソリンスタンドに代わる電気スタンドや水素スタンドへの優遇措置、
財政出動が難しいというならば、電気・水素燃料への課税は当面なし、
消費税も取らないとかすれば、エネルギー転換も進んでいくのではないかと。
まだ電気自動車や水素自動車が普及価格帯になってませんが、
インフラがないと広まらないし、ぼちぼちインフラ整備も必要かと思います。

あと自民党ウザイ。
暫定税率の廃止で文句言うなら分かるけれど、
継続で文句言うのが意味ワカラン。
公約違反か知らんが、暫定税率を始めて暫定に税金を取り続け、
国民がガソリン高値で苦しんでる時にも血も涙も無く維持した奴らに言われたくない。
もはや過去のことを水に流すがごとくにアホな批判を繰り返すのが見苦しすぎる。
前政権は選挙内閣ですぐに選挙するための内閣って話じゃなかったっけ?
契約と考えても定期約款が変わるのなんてよくあることだし、
問題の無い範囲ならいいんじゃねーのとか思うが。
そこまで深刻に考えてる人間が実際にどれだけいるんだろうか。

鳩山内閣の閣内不一致の状況は今日も変わってないみたいだけれども、
でも考えてみると、今までは水面下で官僚が言い争っていて、
まるで大臣は首相の犬が如くに仲良し内閣やってた方が異常なんだよね。
各省庁の行政トップは大臣であって、総理大臣ではないのだから、
大臣が省庁を代表して発言をするのは、政治家主導であると言えるし、
また、国民にとっても省庁の対立構造が見えて、分かりやすいと思うのだが。
だって議院内閣制ってのはそういうものでしょ?
そういう所が頭が凝り固まってる報道してんなと思う理由ですかね。
今までの自民党政治が普通だったんじゃない。異常だったんだよ。


◆政治ネタっぽい何か 景気対策
よく「貧乏人がお金を使うのも、金持ちが使うのも一緒」ということで、
所得税の累進課税を止めて、お金のある人にお金を使わせて景気浮揚を図る、
みたいなことが言われますが、私はそれって何か違うんじゃないかと思います。
200年前ならそれでもいいんでしょうが… 今の時代は当てはまらないよなぁと。

例えば、宝くじが当たって3億円を手にしたら、あなたはどう使いますか?
おそらく、3億円を丸々使う人は少ないでしょう。
まぁ、あぶく銭だから最初からないものとしてパーッと使うのもありでしょうが、
半分以上の人は一部のお金を貯金か投資に回すのではないでしょうか。
そういう考えの時、全ての人が持てる資金を貯金か投資に回し、
消費を最低限に切り詰めたとするなら、市場は投資で活気を得るものの、
商品を作ってもみんな投資に目が行って物が売れないので供給過多となり、
企業倒産、投資もパー、お金がなくなったよ~となっちゃいます。

それは極端な話としても、投資をしようと考えたとき、
慣れていないとリスクが高くて躊躇しますが、投資が上手ければ、
日本の企業に投資するよりも経済成長率の高い新興国へ投資しますよね。
そうやって儲けたとしても、その人はウハウハでしょうが、
日本国内では投資が循環しないので投資の効果は限定的に終わっちゃいます。

お金持ちは最初から金持ちの人はいざ知らず、
一般にお金儲けの上手い人達でしょうから、儲かったお金は新たな投資に回すわけで、
その投資先はもちろん利回りのいい海外市場へ目が向くんじゃないでしょうか。
つまり、お金持ちがお金を儲けても、あまり国内市場で消費行動として反映されないから、
国内景気は向上しないと。せいぜい儲かった企業の設備投資程度。
だから景気浮揚は一定期間ごとにしかならず、不況感から抜け出せないんじゃないかと。

本気で景気対策するなら、金持ちから金を奪って貧乏人に配る方が効果ある気がします。
そう考えると、麻生内閣の定額給付金の発想は悪くなかったのかなぁとも。
まぁ、金持ちから奪ってないんで、財政赤字が拡大するだけになっちゃいましたが。
結局、いくら投資によって企業に体力が出たところで、
消費が活発化しなければ景気への影響力は少ないわけですし。
でもお金を配るだけじゃ使い道を特定できないから、海外旅行に使うかもしれないし、
貯金や投資に回しちゃうかもしれない。
となると、商品券のようなものになるけれど、その発行自体が手間。
つーことで、エコポイントみたいな制度とくっつけて、
金持ちから横取りした現金を配って、国内の協賛店で消費したらポイントを付与、
そのポイントを協賛店で使用できる形にすれば、効果あるんじゃないかなぁと。
日本人はポイントに弱いし。
それを毎年やれば景気も良くなるんじゃないだろうか。まぁ、金持ちが反対するだろうが。

それは無理だとしても、累進課税のような所得を再分配することの効果は、
再検討される必要があるんじゃないかと思います。

2009年12月22日

(-.-)

バタバタしてたら、ノロウィルスの話も雪が降って寒いとかいう話ももはや時機を逸した話題に…
今や雪は消え失せて、今日はまた12月にしてはやたら暖かい空気が。
なにこの極端な天気。

今日が冬至だというのはスーパーでカボチャを見るまで気が付きませんでした。
まぁ別にカボチャ食べなくても風邪はひかない。
というわけで、サクっと無視してチキンカツを購入したり。
風邪は…何年引いてないんだろう。
病気のことを考えると、割と思い当たるフシがないのが幸いですが、
別に気を使ってるとかでもなく…特に今年はアルコール消費量がちょっと多かったのが反省点。
ちょっと気をつけないといけないかもしれない。
仕事辞めれば確実に減る。今その下準備中。


久々にノートPC買うことにしました。というか、注文しました。28日納品予定。
基本性能抑え目なので、おもに仕事用になるかと思います。
あとはルーターを変えるだけ…

2009年12月18日

伊東沖で地震

伊東市では大きな被害が出てしまったようですが、
震源地との距離がさほど変わらないこちらではあまり揺れませんでした。
夜は震度3ぐらいは揺れましたが… 今朝方の地震は全く感じず。
さらに地震は続くとのことですが… 不安な年末になっちゃってますね…

鳩山政権の支持率が50%を割ったとか。
当初の支持率が70%台と高すぎたんで、あまり気にしてはいませんでしたが、
50%を切っちゃうと、やや人気が落ちてきたのかなと思っちゃいますね。
まだ個人的には評価保留的な感じでありますが、
印象的には低く評価されがちなのかなと見てます。
どうもマスコミ側が今までの自民党政権の評価と同じ評価方法してる気がする。
表層的な政策で騒ぎ立て、中身を評価しないようにも思えます。
まぁ、表層面で問題を抱えてるのはその通りだとは思うけれど。
でも個人的にはこの3ヶ月で評価が下がったのは、
民主党よりも自民党じゃないかと思うんだけれど、他の人はどう見てるんかな。


◆政治ネタ 民主党・鳩山政権発足から3ヶ月
ここまでの評価は… 可もなく不可もなくといった感じでしょうか。
鳩山首相の決断力の無さというか、カラーがないことで、
政権内から色々な意見が噴出し、
当初の予想通りに決定力不足の日本代表みたいになってますが、
政権目標自体はともかく、その中身は概ね達成されているように思えます。

鳩山政権の政策はわりとオーソドックスで、ヨーロッパ型の政策に思えます。
小泉政権を始め、自民党政権はアメリカの方ばかり見てましたから、
社会保障最低国のアメリカを手本とした大量生産大量消費の格差社会構築は
どう考えても将来の日本とは合わないことが目に見えてますからね。
21世紀の世界の潮流が「持続可能な社会」なので、
ヨーロッパ型に舵を切るのは至極当然の政策ではあります。
けれど、それは政権交代なしではできなかった、
いかに自民党が怠けていたのかを痛感する3ヶ月となっています。

この3ヶ月で最も大きな衝撃を受けたのは、
八ツ場ダム中止に代表される公共事業の見直しと事業仕分けですね。
個々の公共事業の中止や事業の見直しの是非はともかくとして、
官僚が地図を広げてここら辺にダムや道路を作ろうと線引きして計画され、
何十年経ってもそれが貫徹されるというワケの分からんシステムが見直され、
一般会計から特別会計へ、特別会計から天下り企業へという資金の流れにストップをかけ、
予算編成システムの抜本的改革に乗り出した意気は高く買います。
ウチの父親がダム建設を行っていたこともあり、公共事業の全てが悪いと思いませんが、
地方の声やニーズを無視した公共事業計画なんて認められるわけがありません。
地方分権促進のためにも、公共事業の中央決定システムに切り込んだことは評価できます。
まぁ、でも根回しがなかったせいか、県知事にも誤解されてるのがアレですが。
知事がアホなのか、マスコミがアホなのか、根回しが下手なのかまでは知らんけど。
歳出削減には特別会計以降の資金の流れを見直さなければならないので、
これまでとは全く異なる表層だけで終わらない事業仕分けの取り組みは高く評価できます。
まぁ、でも審議時間が足りなさ過ぎる気もするけれど。
じっくりと時間をかけて無駄を洗い出す作業が必要な感じです。
その第一弾としては悪くなかったんじゃないでしょうか。
こちらもマスコミの報道が偏ってたりして微妙な感じだった。
たぶん事業仕分けの意味を理解していないマスコミがアホ。

あとはどうでもいいといえばどうでもいい気もするけれど、
国債発行の多さはやっぱり気になっちゃう。
景気対策の中身がどうなのか。効果あんのかなぁ…
財政支出による景気刺激策よりも、持続可能な信頼できる国家財政再建をした方が、
景気回復に結びつくような気もするんだけれども、亀井さんは納得しないだろうな(苦笑)
子ども手当は教育・住宅保障が手薄い日本では導入すべき政策の一つなのは明らか、
今まで導入しなかった自民党を糾弾すべき、
所得制限はなくてもいいけれど、高所得者層の課税方法は考える必要があると思う。
普天間問題は正解だとは思わないものの、決定延期は妥当な判断だったと思う。
年内決着の場合はアメリカの要求を呑まざるを得なかっただろうし。
活路を見出すには時間稼ぎをして、反論の道具を集める必要があるかと。

最終的に鳩山政権の評価が決まるのは来年の参議院選以降の増税議論が出てからかな。
もう増税の議論はせざるを得ない感じでしょう。
やっとかっと節約して補正予算や子ども手当のお金をかき集めたはいいけれど、
景気停滞で税収減で国債発行では増税に踏み切るしかないかと。
このままだと来年の参議院選の揺り戻しも起こらないだろうから、
(自民党の存在感がゼロと化しちゃってるし)
やっぱりその後のことでしょう。
増税議論の開始のタイミングがいつになるのか、それに対して国民はどう反応するのか、
そこが来年の政治の見所でしょうか。


◆プロ野球 埼玉西武ライオンズの契約更改
岸投手と中村剛也選手は大幅増となりましたね。
中村選手の2倍以上8000万円増を考えると、
中島選手のアップ額が少ないようにも思えますが、ベースが2億なので、
5000万円増は十分な評価かなと思います。
この金額でのサインが基本線になってくるでしょうね。

片岡選手と涌井投手は自重しろとしか。
片岡選手の成績は連覇を逃した一因でもありますからね。
盗塁数は素晴らしいけれども、出塁率があまりにも…
このままでは一時の中日・荒木選手のようになっちゃう。
今の出塁率だと1番に置いておけないだけに、球団の評価は正当かと。
ファンの気持ちは減俸もの。でもWBCや盗塁王もあるから恩赦という感じ。
せいぜいあっても500万円の上積み程度でしょう。
チームの主力の自覚、1億円プレーヤーの自覚を持って欲しい。

涌井投手は上を見過ぎ。
ベースが低かったんだからダル・岩隈・杉内投手のようには出せない。
沢村賞を取ったといっても、昨年の岩隈投手のように圧倒的な数字で、
MVPまで持って行かれるほど活躍したわけでもない。
素晴らしい活躍だったことは認めるけれども、
8000万円増の2億到達は十分な評価じゃないでしょうか。
昨年の成績を変更して年俸を上げられるわけじゃないし、
ダル投手らに追いつきたいなら、もう1回沢村賞を取る勢いでないと。
そう考えると、最低希望額は2億4000万円ぐらいなんですかね。
それぐらいならば活躍次第で年俸追いつくことできますし…(出来高とかあるけど)
まぁ、でもチーム内の均衡もあるし、無理なものは無理。
大幅増を狙うなら、3億円の5年契約のように、
球団にとってもメリットが生まれない限り厳しいかと。

つーか、子どもに夢を与えるとはいえ、あんまり金金言うと、
巨額の財政赤字と経済不況に悩む日本だと、複雑な思いも出てきちゃいます。
もう年収1億円以上は累進率45~50%ぐらいに所得税値上げでいいんじゃねとか。
(現行は1800万円以上は一律40%)
消費税値上げの時の議論でそう言われちゃわないように、
年俸に見合う活躍をしてもらいたいですね。

2009年12月13日

呪いのウィルス

昨年か一昨年前に流行したノロウィルスに感染したっぽいです。
父の嘔吐物の処理をしてから2日後、
嘔吐感に見舞われ、嘔吐後には39度まで熱が出てダウンといった感じ。
まぁ、あまり話をしても気持ちのいいものでもありませんから、症状は簡潔めに。

後から調べてみて驚いたことは、
ノロウィルスの場合は消毒にエタノールを使っても無意味だったということです。
塩素系洗剤で消毒を行うのが正しい方法のようです。

感染しちゃったら、我慢せずに吐いた方がマシ。
回復してもしばらくは胃が小さくなっちゃうので、食べ過ぎに注意。
腎臓等の機能も落ちるっぽいので、背中を暖めると良さげです。

忘年会・新年会シーズンですし、正しい消毒を行って、
病気になることを防いでいかなければなりませんね。


◆祝、水樹奈々さん紅白歌合戦出場
最近は紅白もアニメ情報も全くチェックしてなかったんで、
うたわれのネットラジオを聴くまで紅白出場を知りませんでした(^^;
そんなわけで、紅白歌合戦出場おめでとうございます~
まさか本当に紅白出場の夢が叶うとは…もう驚きで一杯です。
長い道のりでしたが、ここまで来れたというのは凄いですよね。

私がファンだった期間はキングレコード移籍直後から
リリカルなのは放送開始前後ぐらいまでなので、
最近の歌がどうなのかさっぱり分からなかったり(^^;
当時足りないと思っていたものが埋まっているか、
紅白歌合戦を見ながら確認したいと思います。
大晦日の夜は晴れの舞台での水樹奈々さんの活躍を見守りたいです。


◆プロ野球 埼玉西武ライオンズの入団会見
菊池雄星投手は背番号17、美沢将選手は背番号4、
岩尾利弘投手は背番号12、石川貢選手は背番号53、
松下建太投手は背番号35、岡本洋介投手は背番号30。
全体的に良い背番号をもらっているなという印象を受けました。
52が空いているなら石川選手は52でも良かったんじゃないかなとも思いますが、
まぁ、それはそれでということで。

一番驚いたのは美沢選手にいきなり4を渡したことですかね。
昔はわりとポンと一桁台の番号を出していた印象がありますが、
玉野選手や高山選手などで失敗したこともあり、慎重になっていましたからね。
近年では片岡選手に背番号7をあげたぐらい。
片岡選手に近い期待をかけているということなんでしょうかね。
ショートのポジションは不動の3番・中島選手がいて、
さらに2軍には若手のホープ・浅村選手もいるだけに、
厳しい競争を勝ち上がって、一流選手へ育つことを期待したいです。

投手陣は即戦力の期待が高いのか、良い番号ばかりです。
菊池雄星投手はもちろんのこと、
岩尾投手に松下投手、岡本洋介投手と期待は大きそうです。
新人自主トレ次第では、1軍キャンプ参加の可能性も高いのではないでしょうか。
リリーフ陣が固まっていないだけに、数多くの救世主の登場が期待されます。

それにしても菊池雄星投手はインタビュー記事を見る度に驚かされますよね。
18歳であそこまで読書家ってのも珍しいのではないでしょうか。正直凄いと思う(^^;
1年目はどういう結果になるか分かりませんが、いずれは結果を残してくれることでしょう。
1年目は勝利云々よりもある程度の試合数は登板して欲しいかな。
先発で10試合以上投げてくれればといった気持ちでいます。
来シーズンが楽しみですね~


あー、横浜がまたトレードか… どんどんロッテ化していくなぁ…
もう少しバランスよく集められないものだろうか。あまりにも偏りが…

2009年12月08日

(;O;)

今日は休みでしたが。

車運転してたら休みが終わってた。あと念仏。

何を言ってるのかわからねーと思うが、自分でも何を(ry

…さておき。
開戦記念日ですね。
特に思うことはないというわけでもありませんが、よく思い出すのが、
子供の時は「トラトラトラ」が開戦の合図だと勘違いしてたなーと…
ニイタカヤマを知ったのは中学生になってから。
今も昔も中学時代は痛い時代なんじゃないかと思います。あらゆる意味でねー。
だからこそ学生時代が楽しかったの言えるのでは…

■□■不安定
つまらない近況をあえて書くと、HDDが逝っちゃって死にそうになったり、
データ復旧できたと思ったのが実はフェイクだったりで一喜一憂してました。
バックアップ云々以前に、とりあえずPCは最低2台欲しいですね。やっぱり。
ゲーム出来なくなるのは別にいいけど、復旧に手間かかって仕事に影響出るのはヒドスギル。
資料なしで即興でできる書類すら作れないってなんなの?

まぁそんな感じで。
UMPCは却下。Atomはダメだわ、やっぱ。リモート操作用としてすら割り切れない自分がいる。

■□■ミスチカ
あと、いまさらですがMystical Chainをやってたりしました。
キーボードで指攣りそうになりながら。
しかし、ひそーてんなんかも常にキーボード。コントローラーではもはやできない体質になってます。
もともと苦手な分野なので、ある程度楽しめればいいのです。
不真面目に感想を一言で言うなら、アリスのごっすんが面白いゲームwww
真面目に感想を一言で言うなら、BGMとグラフィック演出が最高に良いゲームです。オススメ。

■□■PCケース
ウチのPCケースもほぼ高さ50cm…フルタワーは置き場所が確かに大変です。
不器用な私にとっては、メンテナンス性が優れているのが最大の利点。
私の場合、置き場所は諦められていて、CPUラック使用で机の横に鎮座しております。
程よい高さで、ついつい小物置き場に…

2009年12月06日

でかすぎ

ZALMANのPCケース『GS1000』シリーズがいいなぁと思ったものの、
でかすぎて自分のPC机じゃ入りそうにない(苦笑)
高さ50センチ以上は無理なんだよなぁ。外国製ケースはでかいのが多いのがネック。
CorsairやZALMANはもうちょい手頃なケースを出して欲しいっす。
つーか、そろそろ各社ともホットスワップ対応HDD搭載のケースが欲しい。
あとはSilverStoneか。あちらはでかいか小さいかだしなぁ…
そんな感じで、大きいケースを買うか、大容量の内臓HDDを買うか、
外付けのファンレスHDDを買うかで悩んでる今日この頃です。

一昨日・昨日とフィギュアスケート女子を見ましたが、
4年前と比べると、印象と得点が結びつかなくて困惑しております。
浅田真央・キムヨナ両選手が得点を荒稼ぎするようになってから、
分からないんですよねぇ、素人目にはサッパリ。
笑ったのは一昨日の鈴木選手の演技後の得点表示時の「え~」ですよね。
日本でやっていたからというのもあるでしょうが、
観客と得点の乖離が大きすぎるような印象を受けちゃいます。
どうなんでしょ、本当のところは…


◆ライオンズネタ 契約更改交渉
今シーズン4位に終わったこともあり、厳冬更改が予想されましたが、
個人成績はきっちりと評価すると報道されながらも、
蓋を開けてみれば評価トップの中島選手でさえも5千万円増(保留)、
なんだ、やっぱり厳冬更改じゃねーのかという厳しい状況になっています。

12月3日分までの契約更改で異論があるのは…
もう少し  野上(1500万↑)木村(800万↑)藤田(1500万↑)
      大崎(1400万↑)原(1400万↑)松永(1200万→)
気持ち程度 宮田(500万→)武隈(600万→)山岸(1300万↓)
      高山(800万↓)星(560万↓)
      山本淳(800万↓)黒瀬(650万↓)
保留組   中島・銀仁朗・小野寺・星野

全体的に若手の評価が辛いなぁと。
勿論、2軍の成績は基本的に考慮される必要はないと思いますし、
1軍で結果を残せなかった場合もまた評価されないわけですが、
気持ち程度には評価してあげて欲しいなと。
これでは年俸が全く上がらないです。
宮田投手は一応1軍登板があっただけに、元が低いので50万増、
星選手は現状維持が妥当なところかと。
まぁ、西武は育成選手制度が存在せず、支配下からの降格はないので、
最低年俸480万は維持されるわけですが、それでもなぁと。
個人的には600万円未満は来季解雇候補者と見ているだけに、
1軍出場があったにも関わらず、そこから抜け出せないのは辛いです。

あとは1軍半の選手の年俸ラインはどこにするかということ。
昔は1500万かなと思っていましたが、
今はちょっと下がって1300万ないし1000万ラインになってる感じです。
ドラフト1位の最高条件が1500万であることを考えると、
1軍半の選手のラインがそれを下回るのはいかがなものかと…
1500万円のラインを基準に考えてもらいたい気持ちがあります。
そういう観点からすると、木村投手は1000万は無理でも900万、
大崎選手と原選手は1500万、野上投手と藤田投手はもう少し上でしょうか。

保留した中島選手の金額自体は、チームの順位を考えれば致し方ないのかなと。
最多安打・最高出塁率は他のタイトルに比べると評価が低いだけに、
(個人的には最高出塁率はもっと評価されるべきだと思うが)
タイトルを加味してもこのラインなのかなとは思います。
ただ、選手会長に就任することとなり、球団側への要望を伝えなければなりませんし、
他の選手への影響も考えねばならない立場になりましたから、
仮に金額が妥協の範囲内であったとしても、軽々しく判は押せないでしょう。
少なくとも、中村剛也選手のサインが終わってからでなければ、
中島選手のサインは難しいかと。
同じく野手の中ではトップ評価でしょうからね。

銀仁朗選手は打撃がやはり足を引っ張っているかなと。
フォームが固まったシーズン後半はわりと安定して良かったんですがね。
前半の打撃が少々足を引っ張った印象です。
捕手は守備面の比重が高いだけに評価が難しいですよねぇ…
チーム成績次第というところもあるから、妥協の範囲内なんですかねぇ…
中継ぎと守備の人の評価はもっと上げてもらいたいです。
チームに必要不可欠な存在ですからね。

小野寺投手と星野投手は減俸已む無しでしょうか。
登板数の多さなど、必要不可欠な存在だったとはいえ、
内容があまりにも不安定でしたからね…
他に任せる投手がいなかったというのが正直なところ。
活躍したとは言い切れないだけに、よくて現状維持にしかならないでしょう…


◆淫辱心療クラブ ネタバレ感想

上手くやってれば、高嶺君のハーレムだったのに。残念。
でもそんな器用に立ち回れないところが高嶺君の魅力。高嶺君ハァハァ(爆)

そんな感じで、結局、成羽菫の銀化は防げず、日生の陰謀は防げずに終わってしまうため、
クライミライ(クライミライZero)的な印象を抱かせる作品でしたが、
実際の所はどうだったんでしょうね?
冒頭の文章を改めて吟味してみることにします。

「もしも運命というものがあるならば、こういう事を言うのだろうか?
 本来あるべき場所から隔離され、事象を彷徨い続けた。
 『模倣』の中で『競争』を強いられ、その結果はいつも決まっていた。」
→これはミライシリーズのループ世界のことを指している。
 ループ世界という模倣世界の中で、競争=?の結果、クライミライに至っていた。

「道筋を正そうとしても『目眩』という見えざる力によって結末がねじ曲げられる。
 すべては神によって遊ばれていたのだ。」
→クライミライ3における頭痛が象徴的。
 まぁ、ぶっちゃけ、売り上げのために製作側がねじ曲げていたわけですがぁ(爆)

「この世界はもう終わるはずだった。
 いや、既に終わっていた。
 しかし、ならばなぜ今この場所にいるのだ?」
→ここら辺はどちらかというとシナリオライターの独白に近い印象を受ける。
 まぁ、この文章の意味は二重の意味を持っていて、
 一つはミライシリーズの主人公・英田征であり、もう1つはライターの独り言みたいな面あり。
 なにせ生贄の教室ではライター自身をゲームに出し、
 ヒロインとHさせた暴挙があったらしいし(苦笑)

「目の前に拡がる道は、まさに終極へと繋がる道。
 世界を構築していたひとつひとつの因子が今一度結集していく。
 やがてそれは失われていた我々の未来を再生させる。
 これもまた神による戯れだと言うのならばそれでもいい。
 与えたもう『運』によって、再び世界が動き出すのならば。」
→ミライシリーズの再スタートを想起させる文章。
 つまり、淫辱心療クラブからは『運』によって再構成された作品ということになる。

以上から、淫辱心療クラブはクライミライZeroではなく、
アカルイミライ2の序章に当たると考えられます。

さらに、その続きの文章が淫辱心療クラブのテーマだと思われます。

「いわゆる文明への道とは、
 イリンクス(Ilinx)とミミクリ(Mimicry)との組み合わせの優位をすこしずつ除去し、
 代わってアゴン(Agon)=アレア(Alea)の対。
 すなわち競争と運の対を社会関係において上位に置くことである」
→Aleaは「Alea jacta est!(賽は投げられた)」を意味するので、
 アゴンとアレアは『運』を意味すると考えられます。
 となると、イリンクスとミミクリとの組み合わせは『競争』を意味することになります。
 『競争』が何を指すかは不明な点もありますが、前述の引用を元に考えると、
 これはクライミライ等で行われた心療クラブ・写真部の活動等を指すと思われます。

つまり、淫辱心療クラブのテーマというのは、
実栗を心療クラブの活動から少しずつ除去し、
Alea=『運』である新見高嶺とくっ付けさせることが本題なわけです。
えぇ、自分でも信じられませんとも。そんなバカなって感じです。
でも冒頭の文章を読むと、そうとしか読めないのが不思議でしかありません。
ピンクドリルと揶揄されて邪魔者扱いされた実栗がキーパーソンだなんて誰が思うか。
どう考えても百合同様のエロ要員じゃねーか。ビックリです。
ちなみにイリンクスって何? まだ結論は出ていません。
最初、実栗のメガネかと思ったよ(笑) 意味もなくメガネ着脱選択肢があったし(^^;

以上の観点から『クライミライ3』で語られた成羽菫の過去話と、
今回の淫辱心療クラブでの出来事の対比を行っておきます。
 (過去話の菫)               (淫辱心療クラブの菫)
気が強く野暮ったい子       →気が弱く可憐な子(神目楓よりも閑谷紫苑に近いタイプ)
恋した相手は幼馴染の彼氏     →彼氏じゃないけれども、つばきに近い存在
相手への接し方はツンデレ     →むしろ素直デレ
友達よりも恋を選ぶ        →高嶺に告白はしなかったものの恋優先
幸せな恋人生活          →一応、同様
崩壊理由は彼氏の二股       →悪意的に見れば高嶺の二股とも言える
親友との罵りあい         →つばきが陵辱の結果、言葉を失ったため、喋れず
彼氏と関係は継続         →継続していない
学校での言葉によるイジメ     →心療クラブによる性的イジメ
彼氏に他の男に抱かれろと命令される→関係が切れているので命令は存在しない
彼氏の本命は親友         →一応、同様(つーか、責任感からなので不明)
屋上に二人を呼び出す       →呼び出してはいない。教室で遭遇し屋上へ至る
相手は泣いて許しを乞う      →その剣幕に押さえれいたものの毅然と立ち向かう
結局、二人を殺せず        →同様
屋上から飛び降りる        →同様
身も心も捧げられる人との出会い  →汚い手で触んじゃねーよ、日生(俺の生の感情)

全体的な構図は似ていますが、細部はかなり異なります。
まず菫像が大きくことなります。
過去話の菫は神目楓タイプなのに対して、淫辱心療クラブの菫は紫苑タイプです。
これは過去話の相手だった神目楓に合わせたものとも考えることができるので、
あまり重要ではないでしょう。
もう1つ大きく異なるのが、菫が好きになった相手です。
伊吹に唆されて、つばきや高嶺を悪意的に捉えるようになったとしても、
彼氏との関係の継続や他の男に抱かされるという事実は淫辱心療クラブではありません。
そういうことをしていたのは、むしろ実栗の彼氏の方であり、
ここにクライミライ3の菫の過去話と淫辱心療クラブの話の大きな違いがあります。

つまり、ミライシリーズの世界において、「新見高嶺」という存在は異質な存在なわけです。
高嶺が英田征や小笠原茅花のように存在しない人間なのかは分かりませんが、
ミライシリーズにおいて新しい展開をもたらすキーパーソンの1人、
Alea=『運』の要素であることは間違いないと思われます。
淫辱心療クラブは新見高嶺という『運』の参加により変化するミライを描いたものだと言えます。
変化前の世界におけるつばきの彼氏が誰なのかは分からないし、
そもそも菫の親友がつばきであるか否かも分かりません。
自分の予想では、心療クラブの人間が実栗に対してしたように菫へ取り込み、
二人の不和を誘い、破局へと導いたのではないでしょうか。まぁ、どうでもいいことだけど。

淫辱心療クラブをプレイした人なら、
「それならば高嶺が菫を救ってやれよ」と思っちゃうでしょうが、
これは2つの理由からできなかったと思われます。
1つは単純に製作側の理由、ここで菫に銀化(仮にねーちん化と命名しよう)しないと、
ミライシリーズへと繋がらないからです。次回作への布石という理由。
2つ目は大きな変化は全く違う大きな変化を呼び込むということです。
『アカルイミライ』において美甘櫻は15年前に死ななかったものの、
『クライミライ1』では英田征が早々に死に、悲劇を防ぐことはできませんでした。
「何かを得るには何かを犠牲にしなければならない」という言葉に象徴されるように、
大きな変化はまた違う大きな変化を生んでしまうということです。
それじゃ悲劇を防げないではないかということですが、
…えーっと、アレなんて言うんでしたっけ…
…積み重なったブロックの真ん中から一本ずつ崩れないように抜いていくゲーム…
まぁ、言いたいことは分かって貰えると思いますが、
そうやって積み重なったブロックから取るに足らない要素を
一本ずつ崩れないように抜いていくことで、新しい展開にするのがアカルイミライ2なわけです。
「イリンクス(Ilinx)とミミクリ(Mimicry)との組み合わせの優位をすこしずつ除去」の
作業をすることが淫辱心療クラブからスタートするアカルイミライ2の方向性みたいです。

それじゃ今回抜いたブロックは何なのかと言えば、
1つは成羽菫の過去の痛みが軽減されたことでしょう。
高嶺に振られ、心療クラブの毒牙にかかり、それを高嶺とつばきの差し金と思い込まされたものの、
高嶺のことを好きだった気持ちは持っており、
『クライミライ1・3』のような非常さが発揮される可能性は少なくなったと思われます。
日生は盲目的な人形が欲しかったわけで、現にそれを手に入れたとも言えますが、
クライミライのような菫を手に入れたのかというと、首をかしげる面もあります。
まぁ、ここら辺はよく分からんです。そうであって欲しいという希望込みですかね。
2つ目は実栗を心療クラブから引き離したことでしょう。
ミライシリーズに実栗はいないので、意味があるとも思えませんが、
冒頭のミミクリと実栗の言葉遊びに意図がないわけはありませんから、
新見高嶺という存在が実栗を心療クラブから引き離し、
その規模を本来の世界のそれよりも縮小させたことは地味に意味を持ってくると思われます。
勿論、それは今後の展開次第のところはありますがね。
現時点では全く無関係に思えても、後々に伏線として拾われる、と俺は信じている(爆)

こうやって何度考えてみても、ピンクドリルの実栗が重要人物だとは思えないわけですが、
でもシナリオ全体を通して見てみると、三角関係が存在しない等の状況こそ違っているものの、
実栗とその彼氏との関係は『クライミライ3』の菫の過去話そのものだし、
トゥルーエンドでは必ず要所で実栗が登場していることを考えれば、
(ちなみに、エンドは3種類。他はつばき救出エンド、百合の話が中心のバッドエンド)
プレイヤー側が思っている以上に重要なキャラなのかなという感じを受けます。
新見高嶺の存在によって、受け持っていた負の要素が開放され、
ヤンデレ気味ではあるものの正の要素に変換された実栗という存在は、
今後のシリーズの方向性を象徴するものとなるかもしれません。

結論、淫辱心療クラブはアカルイミライ2の序章である。
ポイントは成羽菫のねーちん化と、新見高嶺の参加による世界の変化に注目です。
次回作はいよいよ英田征が登場するアカルイミライ2でいくのか、
それとも英田征が存在しない本来の世界、クライミライZeroでいくのか、
Liquid-Shineの次回作に期待という感じですね。
え? 面白いか否か? 菫ちんはジャスティスが全て。菫可愛いよ、菫。
大体、Aleaと同じ評価だけど、分量が少ない分だけマイナスという感じ。
プレイ前は期待してませんでしたが、次回作に対する期待感が膨らみました。

2009年12月04日

いや~

ここ最近のニュースというと、鳩山家の政治資金の大きさに驚かされるばかりですね。
小沢一郎氏の疑惑と異なり、現在の所は企業献金等はなく、
母親からのお金ということで、世間的には大きな問題になっていませんが…
なんつーか、それだけ選挙にはお金がかかるのか、と。
大物政治家となれば自分の選挙だけでなく、他の選挙区の応援にもいかねばなりませんし、
実際、どのぐらいのお金が必要となるのか考えたくもない話です。
鳩山家だけが特別というわけでもないでしょうし、
大物政治家となれば、どれだけ政治資金が必要となるのでしょうか。

昔の中選挙区制から小選挙区制となり、選挙区は小さくなったと言われるものの、
それでも選挙区分は人口等で決まるわけですから、
北海道1区と東京1区では移動範囲も違いますし、
沖縄のように島が多い場所ではその負担も違ってくることでしょう。
金のかからない選挙のためには、ネット選挙を解禁し、街頭演説等を廃止する方法もありますが、
それではネットワークに繋げられる環境にいない人はどうするんだという話になりますし、
選挙がなければ僻地に候補者が実際に足を運ぶ機会も少なくなるでしょうから、
政治が中央・中央へと流れる傾向が強まることが懸念されます。
選挙区をなくし、比例代表のみにすると、候補者の顔が見えなくなりますし…
選挙制度改革は難しいですねぇ…


◆ゲームの話 『淫辱心療クラブ』
これってFlyingShineの『ミライシリーズ』の続編だったんですね。
メーカーがLiquidに変わったから、新作なのかと思っていました。
菫の印象もミライシリーズのものとは全く違いますし。
ミライシリーズの舞台よりも1年前、菫の過去を描いた作品だと言えます。

今回の『淫辱心療クラブ』はLiquid系ということでプレイしたわけで、
『ミライシリーズ(アカルイミライ、クライミライ1~4)』は理解していない面があったので、
今回を機に改めて全体のシナリオを読んでみることにしました。
吉里吉里システムはこういう時に便利です。テキスト抽出できるのが楽。
なにせミライシリーズは輪姦が邪魔なだけに、読み飛ばしができますからね(^^;
ざっとではありますが、一通り目を通したことで、ようやくミライシリーズが何か理解できました。

淫辱心療クラブを含めた『ミライシリーズ』は、ダーク版リトルバスターズなのかなと(苦笑)
所謂、ループものです。
アカルイミライ、クライミライ1・2はパラレル的な説明ができますが、
クライミライ3とクライミライ4では完全なループものの説明になっています。
今回の淫辱心療クラブの冒頭もループものを匂わせる文章が使われていますから、
ミライシリーズの主人公「英田征」を中心としたループものと理解するのが妥当でしょう。

ミライシリーズと淫辱心療クラブの位置付けは非常に難しいのですが、
アカルイミライが始まりであり最後であり、
クライミライ1・2・3・4はそれぞれループ+1回数分のクライミライの繰り返し。
そして淫辱心療クラブからがミライシリーズ第2部、
アカルイミライ2の序章の位置づけと私は見ています。

ただ、淫辱心療クラブが単なる成羽菫の過去の話なのか、
それともアカルイミライ2のスタートの話なのかは、まだ評価することができません。
単純に考えれば菫の過去の話なのでしょうが、
クライミライ3における菫の過去の話とは相当程度に異なっています。
大雑把な構図は変わらないのですが、クライミライ3の菫の過去話とは異なり、
つばきと菫の直接的な修羅場は淫辱心療クラブでは存在しませんし、
2人の対立の原因となった男子の印象も淫辱心療クラブのそれとは全く異なります。
淫辱心療クラブの主人公「新見高嶺(ちなみにAleaの新見彩椰の弟らしい)」は、
姉と同じようなサッパリした性格で、陰険さは一切なく、
恋愛には疎い朴念仁的性格が悲劇を生んではしまうものの、むしろ良い奴です。
それに対し、クライミライ3において菫が語った男子は、
淫辱心療クラブにおけるピンクドリルの彼氏みたいな奴であり、
女を利用だけ利用して掃き捨てる最低男、という違いがあります。
加えて、菫の過去像にしても大きな違いがあります。
クライミライ3における菫の過去話は、素直になれない楓に対して、
同じように素直になれなかった野暮ったい女の子の話として語るわけですが、
淫辱心療クラブにおける菫は、素直な恋愛下手早とちりお嬢様、
ミライシリーズで語られる楓のような性格というよりは紫苑の性格に近いです。
立場は同じなのですが、人物像がつばき=楓、菫=紫苑という逆転現象になってます。
これは単に菫が楓寄りに話を入れ替えただけとも考えられますが、
少なくとも結ばれてからの後の転落展開を変更する必要性は全くないですから、
やはりクライミライ3の菫の過去話と淫辱診療クラブの話が異なっているのは明らかです。

この違いが意図的なものなのか、単なる製作側のミスなのかは判断しかねます。
淫辱心療クラブのライターは、ミライシリーズと同じ三宅蒼色氏なのですが、
『アカルイミライ』はまだしも、『クライミライ1~4』は複数ライターですから、
『クライミライ3』における菫の過去話は別のライターによるもので、
細部が異なってしまった可能性は十分に考えられます。
しかし、淫辱心療クラブの冒頭の文章、
「世界を終わらせるための一歩が、始まる……。」は、
クライミライシリーズとは異なる別の展開を予想されるもですし、
何よりもその直後の文章、
『《いわゆる文明への道とは、イリンクス(Ilinx)とミミクリ(Mimicry)との組み合わせの優位を
すこしずつ除去し、代わってアゴン(Agon)=アレア(Alea)の対》
《すなわち競争と運の対を社会関係において上位に置くことである》』(引用文)
この文章の正確な意味を把握するのは現時点で不可能ではありますが、
新たな展開の可能性を感じさせる文章ではあります。

上記文章の単語のうち、「ミミクリ」と「アレア」は馴染みのある言葉です。
「ミミクリ」はピンクドリルの名前が「実栗(みくり)」というのと関係があるのか。
「アレア」は明らかにCALIGULAの『Alea-紅き月を遥かに望み-』を指してます。
(Alea~のシナリオライターは三宅蒼色氏)
つまり、淫辱心療クラブは成羽菫の過去話という体裁を取りながら、
その実は実栗と新見高嶺の関係のスタートによるミライ変化を描いたシナリオのようです。
…つーか、一通りプレイした時はピンクドリルはうざい女としか思わなかったよ(苦笑)
自分で書いておきながら、実栗が実は重要人物だというのは今でも信じられねぇ(爆)

結論。淫辱心療クラブはミライシリーズ完結編(アカルイミライ2)の序章です。
Aleaとミライシリーズ好きにはおススメの作品です。
HシーンはLiquidの他作品に比べれば薄いと言わざるを得ないし、
ミライシリーズほど充実の輪姦というわけじゃないし、ダークな展開でもない。
ミライシリーズよりも純愛寄り、菫がとにかく可愛い萌えHではあるものの、
Hシーンに関しては期待しない方がいいかもしれません。
ミライシリーズというよりはAleaの方がHシーンの系統は近いかもしんない。
菫、かわいいよ、菫。
まぁ、いずれにせよ、主体はシナリオ。
ミライシリーズを知らなくともプレイできるけれども、
ミライシリーズが何かを捉えておかないと話が理解できないかもしれません。

つーことで、淫辱心療クラブを初めてプレイする人のために、
自分なりのミライシリーズの壮大なネタバレを展開します。

以下、続きを読むにて(アカルイミライ、クライミライ1~4、Aleaの完全ネタバレ注意)
◆『淫辱心療クラブ』プロローグ アカルイミライ・クライミライ1~4、Alea

ミライシリーズはループものです。
その第1作目である『アカルイミライ』が全ての始まりです。

●『アカルイミライ』
主な物語はFlyingShineのサイトか、
どこかのレビューサイトでご覧になってください。ここでは解釈のみ提示。
アカルイミライは主人公・「英田征」の世界と、
15年前の世界であるヒロイン・「美甘櫻」との心の交流を描いた話です。
『アカルイミライ』は面白い作品ですから、
淫辱心療クラブに興味がある人はプレイすべき作品なので、
事件の犯人等のストーリーのネタバレはほどほどにしときましょう。

『アカルイミライ』の解釈ですが、
英田征の世界をオリジナル(ループ世界ではない)と考えるかは難しい所です。
私はあの世界もループ世界であると思ってます。
『アカルイミライ』はループ世界の始まりと解決法の一例を提示した作品と見てます。
ループ世界の始まりというのは、15年前に美甘櫻が当時2歳の英田征を助けたこと、
正確に言えばループ世界の始まりというよりも変化の始まりですね。
ループ世界の始まりは美甘櫻の死にあると見るのが適切でしょう。
つまり、15年後の英田征は本来は存在しないはずの人間で、あれはループ1回目です。
(1回目とか限らない。クライミライ1~4の後かもしれないし、最後かもしれない)

分かり辛いので整理すると、本来の世界はこうなります。
15年前に2歳の英田征が交通事故により死亡、その後、美甘櫻が何者かに殺される。
ループ世界がどうして生じたのかは今後語られることになるでしょうが、
おそらく、15年前の事件関係者の後悔と、
15年後に行われる輪姦の悲劇、とりわけ閑谷紫苑の助けを求める声の産物、でしょう。
アカルイミライに至る鍵はいくつか存在すると思われますが、
1つ目の鍵は英田征の生存、2つ目の鍵が美甘櫻の生存ということになります。
真のアカルイミライに至るための鍵が2つ繋がれたという意味で『アカルイミライ』なのです。

●『クライミライ1』
まぁ、基本的にどうでもいい作品ですが、『アカルイミライ』の意味を考えるには重要な作品。
でもプレイしなくてもいいです。体験版とかで登場キャラ等を知っていれば十分。
ただラストはクライミライシリーズの中で一番最悪なんで、
ダークな作品が好きな人はプレイしてもいいかと。
そういうのが嫌いな人はやる必要はないです。俺とか。

『クライミライ1』の世界は『アカルイミライ』による世界変化後と見るのが妥当でしょう。
美甘櫻が教師として登場するのがその証拠です。
だけど『クライミライ1』の世界では早々に英田征が殺されちゃいます。
英田征が欠けたことによって修正されないまま終わるのが『クライミライ1』です。

『クライミライ1』では英田征・美甘櫻に続く第3のキーパーソン「小笠原茅花」が登場します。
小笠原茅花は酷く微妙な存在です。
おそらく、本来の世界には存在しない人間だと思われます(明確に判断できない)。
アカルイミライによる修正で恩原は死亡、その後に琴浦椿の妊娠が発覚、
そうして生まれてきたのが茅花。
出産後にその事実の隠蔽を図るために施設に預けられ、その後は日生の手で踊らされると。
『アカルイミライ』の修正前の世界ではどうだったかというと、
恩原と琴浦椿は結婚しており、子どもがいるらしいということまでは分かっているものの、
それが茅花なのかは明らかにされていません。
普通に考えればそうなのですが、『クライミライ4』における「カリンノミライ」において、
英田征と小笠原茅花の邂逅が描かれており、
そこにおいて「存在してはならない者同士」「世界の異端。欠陥」と語っていることから、
英田征と同様に考えるのが妥当、つまり本来の世界に存在していない可能性が大です。
茅花に関しては謎な面が多いだけに『クライミライ3・4』で後述します。

●『クライミライ2』
どうでもいい話。スルー推奨。
エロ重視で評価が高いようなので、お好きならどうぞ。
英田征が存在しており、死ぬわけでもないけれど、
美甘櫻が稲穂の問題で飛ばされており不在、征が何もしないのでデッドエンドな話。

ストーリーの存在価値はないので、早々にネタばらし。
事件の主犯格は茶屋町水蘭が率いる写真部と水蘭の異母兄妹の佐伯綾目。
気に入ったから、気に入らないから、レイプという頭の悪い話。
最後は陵辱対象だった閑谷紫苑は日本の裏組織の娘でしたとかいう超展開になり、
関係者全員抹殺(英田征を含む)で終了。
ほら、プレイする価値ないでしょ?(苦笑)

つーか、英田征を最初から出さなきゃ評価できたのに。
いないものと考えた方がシナリオの考察としては面白かったはず。
つまり、本来の世界では英田征が存在しないので紫苑は必ず酷い目に会っちゃうということ。
まぁ、いても酷い目に逢っちゃうというのが『クライミライ2』の最大の欠点。

●『クライミライ3』
ここら辺からループものであることを匂わせる文章が続いてくる。
美甘櫻も稲穂もいないということから、たぶん外伝的な『イナホノミライ』と同事象、
つーか、新聞部の顧問が登場しないよね、どうなってんの?
そういう意味では作り込みは甘いし、2同様に見るべきところはないので、
プレイする必要はない作品だと言える。
黒幕の存在もいないし説得力皆無、あまりにヒロイン達が簡単に堕ちるし、
単体作品としての意味合いを全く持たないエロだけ作品と化しちゃっている。
ただ、キーパーソンである「英田征」と「小笠原茅花」を考える材料にはなるので、
それだけ抑えておけばスルーで無問題。

今まではそういった素振りは一切なかったものの、
『クライミライ3』では主人公の英田征が何度となく謎の頭痛に悩まされ、
行動不能にまで陥ってしまい、悲劇的な結末を迎えてしまうことになる。
この話における英田征は過去のフラッシュバックを何度も経験し、
漠然とながらも世界のループを感じている点に特徴がある。
要はプレイヤーにループものなんだよと知らしめるだけの作品だと言える。
まぁ、でも楓・紫苑の個別エンドは味があって好きかも。
一見ハッピーそうな生活に見えながら、そこに存在する虚構間が上手く醸し出さている。
わりとホラーちっく。どんどん増える紫苑の花とか、楓に似てくる娘とか。
それらは全てこの世界が虚構、ループ世界の一端であることの証明なわけです。

ストーリーは2同様に中身がないのでネタばらし。
神目楓の嫉妬心を利用して、成羽菫が心療クラブを使って閑谷紫苑をレイプ。
閑谷紫苑に嫉妬した佐伯綾目が、写真部を使って神目楓をレイプ、
その後に紫苑らを突き落とすって話。
黒幕が不在で、楓と紫苑も簡単に堕ちてしまい、違和感バリバリ。
自分の解釈ではクライミライのループで精神的に疲弊しており、
堕ちやすくなっていると見ますが、それにしてもと思うぐらいに無茶苦茶。
刃物を振り回すぐらいはやって欲しい。やる方もやられる方も小者な駄作。
ラストは前述のように、征と楓が結婚するも庭は紫苑の花で一杯で呪うぞラストと、
征と紫苑が結婚するも娘が楓にうり二つで呪うぞラストと、
楓と紫苑が色情魔になっちゃって頭おかしくなりましたなラスト(801もあるが)。
ほら、どうしようもない話でしょ?(苦笑)

一連の展開として注目すべきは英田征と小笠原茅花の境遇がループごとに変化している点。
『アカルイミライ』における英田征の家族関係は、両親が離婚、父親は蒸発なのに対し、
『クライミライ3』のキャラクター解説においては両親とは別居としか書いてない。
『クライミライ1』における茅花は琴浦椿の娘であり、
奄美花梨は椿の先輩(お姉さま・レズ)の娘なので、2人は姉妹ではない。
けれど『クライミライ3』からは茅花と花梨は姉妹ということになってます。
この変化の理由は『クライミライ4』で語られることになるので、3はスルーで十分。
クライミライの世界はループしているんだなということだけ押さえておいてください。

●『クライミライ4』
クライミライシリーズの最終作、なんだけれども、全く解決しません。
メインのストーリーは無価値。価値があるのはサブ的な「カリンノミライ」のみです。
気が向いたらプレイしてみてもいいかなという程度の作品です。

メインのストーリーは、英田征のことを気に入った佐伯綾目が、
異母兄の茶屋町水蘭をそそのかし、新聞部の部費を止めさせ、
いかがわしいバイトをさせて陵辱輪姦というどうしようもない話。
やっぱり1のように黒幕が存在せず、輪をかけてダメな話になってます。
これだけ聞くと、クライミライ4もどうしょうもない話に思えますが…

真の価値は「カリンノミライ」にあります。
これはメインのストーリーのif(メインのストーリーのループ後)の話で、
英田征が佐伯綾目に話しかけず、綾目が英田征のことを気に入らなかった場合の話です。
同じように新聞部員はバイトをするわけですが、花梨の誕生日祝いのためというホットな内容。
Hシーンも陵辱要素は一切なし、英田征と花梨の和姦のみ。
純愛ってわけじゃないけれど、普通の話です。
まぁ、これだけ聞くと取るに足らない話なわけですが…

注目すべきはカリンノミライにおける英田征と小笠原茅花の邂逅です。
『クライミライ1』における茅花の説明の箇所でも書いたように、
2人は本来の世界にとって「存在してはならない者」「世界の異端・欠陥」であると
茅花は英田征に告げています。
カリンノミライにおける茅花は、世界のループ構造等を理解しているわけではなく、
クライミライ3における英田征の既視感・頭痛と同様に、本能的に察している程度のようですが、
ミライシリーズの全貌をプレイヤーに提示する最重要の場面だと言えます。

茅花の家族関係をもう一度整理すると、
『クライミライ1』『クライミライ3』『クライミライ4』と微妙に異なっています。
『クライミライ1』は恩原と琴浦椿の娘であり、孤児。
『クライミライ3』では奄美花梨と姉妹関係(両親は不明)になり、
『クライミライ4』では同じく花梨と姉妹関係なものの、長女の椿を含めた3姉妹になってます。
4における長女の椿が誰なのかは分かりませんが、
茅花が本来の世界において存在しない人間だと考えれば、
家族関係に共通性は一切ないと考えられるので、
おそらく4の長女・椿というのは琴浦椿(花梨の15歳上の姉?)なのでしょう。
(なんか長女・椿は登場していないという話もあるので、確かなことは分からないけれど。
 それとも、淫辱心療クラブの早島つばきという設定?)
いずれにせよ、少なくとも花梨と茅花の関係は1と3・4とでは明らかな相違があります。

この理由は上述の茅花と征との会話でも語られることですが、
『クライミライ1』において花梨が茅花に素直に接することができなかったために、
茅花に悲劇をもたらしてしまった後悔の念が、
ループする世界の中で修正を呼び込み、
姉として花梨が茅花を守る世界へと変更させたと考えるべきでしょう。
茅花同様に、奄美花梨が現実に存在しているか否かは分かりませんが、
おそらく花梨は存在しており、茅花が存在しない流動的な存在であると考えれば、
花梨の家族に茅花がくっついていると考えるべきでしょう。
『クライミライ4』における茅花は琴浦三姉妹の三女となってますが、
花梨が次女であるか否かは明確に語られていません。
どういう形で花梨と茅花が姉妹になっているのかは定かではないので、
花梨の存在がどうなのかはよう分からんです。

これは完全に邪推なんですが、『アカルイミライ』における英田征の家族に関する独り言で、
生き別れの妹がいたらなぁ(可愛さMAXのツインテール)と言っていたので、
奄美花梨もしくは佐伯綾目は英田征の実妹なのかなとか思ったりもしました。
『アカルイミライ』では英田征の両親は遊び人で離婚という設定ですから、
『クライミライ1』における花梨の母親と共通する面がないわけではない。
佐伯綾目の母親とも共通する面はあるけれども、こちらは父親が決まってるので、
英田征は里子に出されたと考えなければならないものの、水蘭との関係は説明しやすい。
まぁ、でも花梨が無難かな~とか思ったりもしますが、
クライミライ3以降の展開でよく分からなくなった感じもします。
何となくアカルイミライ最終章で茅花がツインテールにして妹役で出てくる気がする…
『クライミライ3』で英田征の母親の旧姓が小笠原ってことになってたから、
ツインテール茅花が妹役になる可能性は比較的高いかも。

●Alea-紅き月を遥かに望み-
こちらはミライシリーズとは直接関係ありませんが、
淫辱心療クラブから、密接に関わってくる可能性が高いので、簡単に解説しておきます。

ストーリーはCALIGURAのサイト等を見てください。わりと面白いです。
純愛ストーリーとダークストーリーが共存しており、結構やり応えがあると思います。
まぁ、でもミライシリーズとは直接関係ないので過度には勧めませんが。

Aleaのネタバレをしちゃいますと、Alea学園というのは大奥です。
Aleaの主人公、宇喜多の家の者は何らかの呪いによって子どもができにくく、
比較的血の濃い血縁者を囲い込んで子作りさせる空間がAlea学園。
シスターメイの存在の謎だとか色々と未解決要素はあるものの、
今後の展開に影響するかは不明なので必要最小限に。

まず、淫辱心療クラブの主人公・「新見高嶺」の姉は、
Aleaに登場する「新見彩椰」のことです。
彩椰の家は裕福だったものの没落、一家離散となり、
姉の彩椰は学園に通い続けるものの宿舎に入らずダンボールハウス生活という設定。
主な対立要因はメインヒロインの蓮との確執にわるわけですが、それは割愛。
トゥルーじゃないエンドで登場する「草ヶ部」はAleaの主人公のSPだったっけ?
男はよう知らん(苦笑)
あと関係するのは主人公の母親の名前が「琴浦ミスズ」といい、
浄化の能力というものを持っている一族らしいということ。
主人公の父親はAlea学園で行われる血の連鎖に嫌気がさし、
琴浦ミスズとともに逃亡、逃亡先で生まれたのがAleaの主人公。
その後、主人公の父親は死に、琴浦ミスズは悲嘆に暮れてしまい、
幼い子どもだった主人公が父親と一緒に連れて行ってと願い、消滅(生死不明)。
琴浦ミスズがミライシリーズに関わりを持ってくる可能性はあるかと。


これぐらい理解しておけば、『淫辱心療クラブ』をプレイするには十分じゃないでしょうか。
今後のことも考えて、『アカルイミライ』は最低限プレイしておいた方がいいです。
『クライミライ1』はダークな話が好きなら、『クライミライ2・3』はスルー推奨、
『クライミライ4』は「カリンノミライ」はプレイしておいた方がいいけれども、
ミライシリーズの内容が分かっているのならばスルーでも可。
『Alea』は現在の所、必要ない感じではあるものの、
淫辱心療クラブをプレイして、三宅蒼色氏のシナリオに興味があるなら推奨。
ストーリーの不明要素は残るものの、内容は面白いです。
ミライシリーズに関してはこんな所ですかね。

そして最後に『淫辱心療クラブ』のネタバレ感想をば。
それに関してはまた明日。