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2007年04月28日

明日は

「昭和の日」だそうで…
新人の入団に腹を立てた「みどりの日」は5月4日にFA移籍。
人的補償で「国民の休日」が奪われました(9月に発生する可能性があるようですが)。
国民の休日好きとしては寂しい限り。
祝日に挟まれて休日になるという構図は萌ゑだったのに。
個人的には祝日よりも休日という表現の方が好きです。
祝うよりも寝てたいから~(爆)


◆メジャーリーグ 松坂投手が3勝目
NHKが地上波で放送していたので、ヤンキースとレッドソックスの試合を見ました。
これまでの松坂投手の登板試合でも散々思ってたことですが、
メジャーのストライクゾーンだけは理解できないっすね(苦笑)
4回に松坂投手が4失点した時のストライクゾーン、
5回にレッドソックスが逆転した時のストライクゾーン、
この2イニングだけ急にストライクゾーンが狭くなったもんなぁ…
雰囲気や打者によって取ったり取らなかったりするだけに、
松坂投手もなかなか気持ちの整理ができなかったのではないでしょうか。
なんだかメジャーは審判が試合を支配しているようにさえ感じられます。
間違いなく今の松坂投手の最大の敵は審判…
審判の特徴を早く掴み、それを利用できるようになって欲しいです。

それにはやっぱり結果を積み上げていくしかないんでしょうかね。
メジャーは大変だなぁ…


◆ゲームの話 『XrossScramble』
中古を含めて、4月はゲームを買いまくり・積みまくり(爆)
同時に売りまくりで資金作りの今月。
中古の方は必要に応じておいおい書いていくとして、
今月の新作で買ったのは、
『遊撃警艦パトベセル』『借金姉妹』『魔が堕ちる夜』、
そして『XrossScramble』です。
当面はこれに『白銀のソレイユ』を加えた5本のローテになりそうです(^^;

今やっているのは『XrossScramble』。
お目当ての一つ、『二人の王女』から開始。
物語は一直線で1時間半~2時間ほどの分量、
一度クリアすると選択肢が追加されるショートストーリーです。
1回目は全ロリコンが泣いた、って感じの展開。その涙は血の涙(爆)
クレアとのHシーンが大河の妄想止まり。
終始クレアに振り回されっぱなし、クレアの活躍ばかりが目立ちました。
物語的にはありふれたものであったものの、
コンパクトに上手くまとまっていたかなという印象を受けました。
もう少しゲーム序盤のシャルロッテとの会話が多かった方が感情移入できるのに~と思ったぐらい。
それ以外の内容はなかなか良かったです。

クリア後にCGモードが全く埋まってなかったので、もう一度最初からスタート。
すると前半で選択肢が追加。シャルロッテのストーリーとなりました。
この2回目も全ロリコンが泣いた、って感じの展開。その涙は哀しみの涙。
思わず守りたくなってしまう正統ロリ・シャルロッテが可愛すぎ、そして可哀想すぎ。
中盤はKanon真琴シナリオのような展開になり、これで終わるのは勘弁と思ったものの、
終盤はそんなことを忘れさせてしまう怒涛の展開にびっくり、
明かされるシャルロッテの正体、そしてその結末…涙なしには語れません。
ただシナリオ分量的には多くないこともあって、演出で引っ張り切れずに、
涙はほろり程度に抑えられてしまいましたがね。
それでも心の澄む良い話でした。
…それにしてもシャルロッテは何とかできないものか…
最後に一言でいいから、彼女の存在をもっと輝かしいものにして欲しかった…
その代わりと言いますか、ED後のエピローグは良かったです。
シャルロッテとクレアの絆が感じられたのがせめてもの救いでした。
ちなみにシャルロッテの方はHシーンあり、です(^^;

2007年04月27日

風音さんでダウン

どうやら風邪ではなく、風音病だったようです(爆)
この病気はダメです。安静にしていても全く良くなりません。
むしろ、風音さんの声が頭に残って益々症状が酷く…これは不治の病です(苦笑)

この病のかかり始めは『白銀のソレイユ』の澪璃役に起用されてから。
それまでにもゲームで声を聴いたことはあったものの、
特にこれといって意識はしてませんでした。
その後、『えむぴぃ』の体験版で声をチェック、なかなかイイなと思い、
『白銀のソレイユ』の澪璃に萌え(まだ1章分終了の段階なものの)。
そして、風邪をひいた前夜に、今更ながら『なでしこ~朱色のらせん~』の体験版をプレイ。
神楽坂皐月の出番が来るたびに萌えまくり。
Hシーンでは純情淫乱娘の乱れっぷりに振り回されっぱなし。結果、そのままKO(爆)
風邪が治ってきて、インストールしたばかりの『パトベセル』をプレイ。
体験版プレイ時にはあまり印象に残らなかった七瀬ヒカリにも萌え始めることに。
終いにはインターネットラジオの『ほめられてのびるラジオPP』を聴いて本人萌ゑに。
なに、この素でドジでツン(デレじゃないけど)な人。可愛すぎ、という気持ちに。
今や七瀬ヒカリの理不尽さにも萌ゑまくり。
風音さんの声なら何でもいいんです!、とまでは行かないものの、
抜け出せない状況になりつつあります。
ヤバイ、治らないよ、この病気(苦笑)

まぁ、元々、一色ヒカルさんの声が好きでしたから、
声質が似ている風音さんの声が気に入るのは当然だったのかも、と思ったり。
まだ経験が浅いせいか、低いトーンの声を出した時の区別が付かない状態。
~PPのパープルソフトウェア・ぱれっとの宣伝の声なんかは特に…似てますよね? 
イメージ的な違いは、一色さんの声の方が年上チックな甘えさせてくれる感じで、
風音さんの声は自爆系Sキャラチックな声(対等なのに強がって上に)といった感じでしょうか。
ダメだ、声を思い浮かべただけで萌ゑる(爆)

そんなこんなで、しばらくは『白銀のソレイユ』と『パトベセル』で風音分を補給。
『でるた』も良さげだけれども、澪璃と被る部分があるので、こちらをクリアしてから。
今後のだとイリュージョンの『すくぅ~るメイト』か。
ゲームの出来は非常に不安なのだけれども、声だけで買ってしまいそうな勢い。
これだから声優買いはいけません(苦笑)


◆高校野球 奨学制度の波紋、広がる
センバツ準優勝の大垣日大の名前も出てきました。
閉会式で優勝した常葉菊川は放置で、
大垣日大を始めとする特別枠の学校ばかりを褒めちぎっていた光景を思い出します。
高野連による奨学生狩りはまだまだ続くようで…
次々と有名校の名前が出てくる状況に非常に痛ましい思いにさせられます。

こういった状況を呼んだのは甲子園大会の権威の高さも一因なのですから、
本当に金との縁を断ちたいのならば、毎日・朝日新聞のスポンサー契約を解除し、
NHKの全国放送も中止、メディアを一切排除するべきでしょう。
文部大臣・副大臣の始球式も不要。
そこまでの交通費を税金等を一切使わずの自腹ならば、続けても構いませんけど。
学校・生徒がお金に潔白であれというのなら、
高野連全体・甲子園大会そのものも一切お金の繋がりが見えない潔白な大会にして欲しいです。
高校野球ファンとしてはメディアから高校野球が消えるのは寂しいですけど、
生徒達にこれだけの負担を強いてしまっているのだから、
周りの人間も我慢しなければなりませんよね。
…いい加減にしろよ、高野連。


◆プロ野球 西武不正スカウト問題の最終報告
報道が一気に下火となり、具体的な話が全く入ってこない状況となってしまいました。
不正に関わった球団関係者の名前が出てきましたが、
普通に分かる範囲なので、全く驚きはありませんでした。
私が知りたかったB選手の早稲田への進学の経緯や、
倫理行動宣言後のB選手への支払い等の話も詳しく報道されてないこともあって、
どうにも判断できない状況にあります。
球団として報告書にまとめた後、一般のファンが見ることのできる形としてもらいたいです。
ファンによってはこれ以上蒸し返されたくないという気持ちが強く、
公開という形になるのは賛否両論でしょうが… 私としてはそう思います。
全くスッキリしてませんもん。
責任問題だとか処分だとかはどうでもよく、ただ納得のいく答えを見せてもらいたいだけです。
大事なのは『事の経緯』、そう思っているファンも少なくないのではないでしょうか。


◆プロ野球 選手会がFA短縮を要望
希望枠撤廃の時はFAの話は置いといて構わないようなことを言っていたような…(苦笑)
まぁ、選手会の本音はドラフトよりもこっちですからね。
こう言い出すのは分かりきっていたことです。
結局、誰もドラフトとFAを切り離しては考えていないわけで…
そういう意味では1ヶ月ほど前に散々叩かれた巨人と何ら変わりがありません。
なんだか、巨人の叩かれ損のような感じにも思えたり(^^;
他の団体の立ち回り方を褒めるべきなんですかね(苦笑)

全体的に改革のスピードが遅いだけに、
早い段階で新しいドラフト・FA制度が築けるよう球界首脳の方々には頑張っていただきたいです。

2007年04月25日

ゴールデンウィークって。

どこの世界のコトバでしょう?という冗談はさておき。
とりあえず忙しいと思われる日は全てシフトで埋まっております。
昨日は今月最後の休日でございました。

仕事の話を続けますと、近隣に強豪店舗が出てきたおかげで、ずいぶん楽になってしまいまして…

…それはもう、私の希望以上に(爆)

数年前からやりたくても出来ないで居た作業とか、随分良いペースで仕事が進みます。
統計によれば、客数とかは4年前の水準。
その当時がこんなに楽だったかはともかく、この後再び上昇するかは結構微妙でございます。
日々、発注に頭を悩ませつつ。
パターンが読めたような、読めないような…この靄のかかった状態がたまりません(^^;
うん。

■■■ちびえーりん。
0424.jpg
ファイル名をそのままタイトルに使用(^^;
どーでもいい話ですが、作業中のファイル名は、結構いい加減。
みんなきっとそうだと思う…無論、整理できる範囲で、だけど。

なぜちっちゃくなったかは、描いた本人も分からない。
普通のえーりん描いた後に、構図がいつぞやの人形遣いに近かったのが原因かと…てきとうな推理。

今月、公開したラクガキが少ないのは、紛れも無く「世界樹~」の所為かと。
その世界樹は、B5Fまで行きました。レベル上げすぎたのか、
本来強いはずのFOAだったかFOEだったかが、やたら弱い…EXP稼げるのは良いのですが。

あと、三国志雑記帳見直し中。
Firefox標準でフォントが小さすぎるので、まずそれを修正しようかと…
ついでに文章全体とCSSを見直し。まだまだ先は長いです。

2007年04月24日

風邪でダウン

そんなわけで早寝遅起き中。
明日までにはよくなって…いてもらいたい(^^;

◆ニュースネタ 統一地方選 長崎市長選での無効票の取り扱い
期日前投票が一般化したことで、
前市長が亡くなる前に前市長に投票された分が丸ごと無効になってしまったようです。
選挙結果はともかく、大量の無効票が出てしまったことは完全に制度の不備。
今回は前代未聞なことだっただけに仕方ないにしても、
やはり次回以降は対策を考えなければなりませんよね。
まぁ、こういうケースはあって欲しくないんですが…
それでも考える必要が出てきてしまったことは確かでしょう。
こういうアクシデントがあった場合には、
投票を全てやり直すといった措置を取ってもらいたいです。


◆高校野球 東北高校が春季大会辞退へ
専大北上を発端として、野球の特待生制度に対する取締りが強化され、
5月2日までに申告するよう全国の高校に通達が出されたようです。
今なら5月の対外試合禁止、夏には出れるよという甘言を用いて、
各高校の校長に自己申告を促しているようです。
夏の大会には出れるとは言っても、この大事な時期に試合ができないというのは…
高野連としては上手く丸め込んだつもりなのでしょうが、
大人の世界の都合だけで動いている姿は醜いです。
今回の問題において、生徒がそこまで責任を取らされる必要があるのか、
それがどうしても納得いきません。

大体、具体的には特待制度の廃止ってどうするんでしょうか?
来年以降の生徒に対して廃止されるのは勿論ですが、
在学中の生徒はどうなるのでしょう?
5月以降の授業料負担でいいのか、
それとも入学からの全ての費用を支払わなければならないのか。
支払えない生徒はどうなってしまうのか? 退学となってしまうのでしょうか。
しかし、そもそも高野連には特待制度を禁止する権利があるのでしょうか?
特待制度は学校と生徒(保護者)との契約であって、
そこに高野連が口を挟める余地があるとは思えません。
在学中の生徒に対しても特待制度を廃止させるには、
とりわけ生徒の保護者からの自発的な撤回意思がなければ成り立たないでしょう。
それとも授業料が支払えない場合には、
別のことを理由に無理矢理退学させてしまうのか。
今回の高野連の対応は色々と問題が多いように思います。
まぁ、建前だけで生きている人間に現実など意味はないわな(苦笑)

2007年04月20日

なんか。

アニメの鬼太郎見てました。昨日。
うちのローカルで昨日からようやく始まったのです。
懐かしさ以上に襲い掛かってくる違和感に、微妙な笑みが止まらなかったり。

しかし、これで私も噂を確認できたわけで。
あーマジでねこ娘が萌えキャラになってるなーと(どういう噂なんだかw
ビジュアル的に、ね。一応。
あと鬼太郎の声が…声が…見た目は子供で頭脳は大人…おとな?
うん、まぁイマドキの20代前半の連中よりはよっぽど大人だと思うけど、まぁそんな探偵さんの声。
慣れるのに時間かかる。
というか、あの人はT県と何か縁でもあるのかね。

そんな上辺はともかく、内容そのものは昔の話っぽく、終わり方が非常に好感持てます。
痛い目にあった子供が素直に改心…ではなく、
鬼太郎はじめ周囲の妖怪に脅かされる形で渋々元凶の祠を修復してたり。
悪ガキはこうじゃないと。うん。渋いところで人間味があります。

たぶん来週からも見る…仕事行く前の時間でちょうどいいし、
なんだかんだでちゃんと懐かしさも感じられてるので(^^;

2007年04月19日

今週の推薦曲

夕方5時50分から文化放送ライオンズナイターを聞く関係で、
その直前に放送する「文化放送プラスチューン(要は放送局の推薦曲)」も聞くのですが、
そこで流れたのは水樹奈々の『SECRET AMBITION』。
最近はアニメもラジオも全く見てないので、
ファンだったのにも関わらず今や水樹奈々の曲は全く聴いてないという状況でしたから、
何となく懐かしく感じてみたり(^^;
…でも良い意味でも悪い意味でも変わってないなぁ、と。
ファンだった時の感覚からすれば、もう少し上手くなっていても良いのではと思ったり。
歌唱力自体は惚れた当時同様に素晴らしいんですけど、
まだ魂(?)っていうのも変ですが、心を揺さぶるものが伝わってこない感じ。
曲調の方が先行しているのが個人的には残念。もっと自己主張する歌声希望っす。
そんなことを久々ながら思いましたデス。


◆ニュースネタ 長崎市長銃撃事件等
平和とか何とか言ってたら日本でも銃撃事件が…
第一報を聞いた時はかなりショッキングでした。
日本ではこういった事件はありませんでしたしね…
選挙活動中に襲撃事件が起きるなんて前代未聞、
日本の民主主義の危機とも言われてもおかしくない重大事件です。
それをバカな逆恨みで起こすとは… 信じられない思いです。
スカーレット2章みたいな話ならまだしも… 何なんだろうと。
悲しく悔しい気持ちになると同時に、
こんな自分勝手な発想をも許してしまいかねない今の日本の雰囲気を情けなく思います。
まぁ、それは海の向こうのアメリカでも同じだったようで… 何なんでしょうね。
酷く辛く、痛ましい事件でした。


他の話は省略。まだ体調が悪いですので。
短いですが今日はこれにて終了。

2007年04月18日

地道に。

レベルアップしたりクエスト受けたり<世界樹
しかし、イキナリ強い敵が出てきて、パーティの誰かが死んだりしたら、ちょっと鬱になりますね…
「せっかく描いた地図がぁ~~~!」とか呻きつつ。
……レベルアップしたキャラよりも地図のほうが大事なのか?

うん。
微妙に時間を無駄遣いしております。

昨日は休みでしたが、「はじめの一歩」の既刊を全巻読み直してたら、あっという間に時間が消えました(爆)
でも久々にゆっくりした。後悔はしていない。

グダグダな近況終了。

■■■変な時代です。
0417.jpg
けーね。
久々に描いたこと無いキャラをば。

なんか巷では、便器が発火したりベビーカーで指を切断したりするそうじゃないですか。
真に安全なものなどないと思いつつも、ここまで連鎖が起きると、
もう道具の存在そのものがどうでも良くなったり…はしませんが。

どこの歯車がおかしいのか、けーねセンセにちょっと歴史を除き見てもらいたい。
で、元凶にはとりあえず頭突きをプレゼント。
まぁそんな感じで。

2007年04月16日

平和

昨日のNHK・新シルクロード(やっと再開?)のコーカサス編、
アルメニアとアゼルバイジャンとの紛争の話や、
同時間に洋画で放送されていたブラックホーク・ダウンを見ていると、
戦争のない日本の平和がかけがえのないものであると感じられます。
パソコンの前で「萌え~」とか言ってられるぐらいですから(苦笑)

もっとも、それは「武器」という手段がないだけで、
別の手段によって、互いを傷つけ、憎しみ合い、そして引き裂かれたりしているわけですが。
物理的・心理的イジメであったり、言葉の暴力であったり、権力であったり…
「平和」と言われる日本であっても、
戦争を引き起こしているものと全く変わらない精神構造を抱えているだけに、
自分達の心を常に戒めていかなければなりませんね。
相手を慈しみ、自らを省みる心を失わないで生きたいものです。


◆野球ネタ 専大北上の野球部が解散
早速、高野連という名の権力の横暴によって…
高野連側から除名処分をちらつかされていた以上、こうするしかなかったのでしょう。
仮に今回の解散でこれ以上のお咎めがなしとなれば、
甲子園出場は無理でも対外試合を行うことは可能ですし、
現役の野球部員が転校して甲子園を目指すことも可能
最大限に部員が守られる可能性はあります…が…
…どうやら、高野連は処分する気マンマンっぽいので、それも叶わぬ夢でしょう…

高野連の対応に関しては前回語ったとおりです。
奨学制度を禁止するそもそもの意味が分かりません。
学業優先言うならば、もう甲子園大会など止めてしまえ。
甲子園至上(市場)主義との本音と建前が酷く憎らしい。
もうこれ以上、専大北上の野球部員に追い討ちをかける処分は止めて欲しいです。


◆ゲームの話 体験版色々
発売中のゲームを含めて、ここ1週間でプレイした体験版の感想で穴埋め(爆)

まずはユニゾンシフトの『Chu×Chuアイドる』と、すみっこの『ああっお嬢様』。
感想はどちらも同じ。ヒロインは榊原ゆいさんなのか、と(爆)
別に嫌いなわけじゃないんですが… 通常の演技はむしろ好きですし(^^;
とりわけ、Chu~の方はCGがえっちぃだけに勿体無い感じがしてしまいます。
普通に歌だけでいいんじゃないかとも思ったりも。
そこが購入に踏み込めなかった理由でしょうか。
ああっ~の方は18禁版ハヤテ?
雰囲気は悪くなかったものの、さして強い印象もなく…流しですかね。

次にアトリエかぐやの『でるた』とLiLiMの『女神大戦』をプレイ。
『でるた』はCGと声が魅力的でした。
ただシナリオはあってないようなものですから、どうなりますか(^^;
キャラの魅力をどれだけ引き出せるかがかぐやの課題でしょう。
とりあえず雪那萌え。最近、風音さんのツンデレキャラ多いなぁ~
意外だったのは和佳葉の榎津まおさんの配役。
内気キャラが意外と新鮮。能天気キャラが多い方ですからね(^^;
つーか、和佳葉は実妹? アトリエかぐやもついに解禁なんでしょうか。
『女神大戦』は身も蓋もないストーリー展開というか…(^^;
一人一人仲間を集めるのかと思いきや、一瞬にしてヒロイン全員が覚醒するし。
Hシーンの導入もでるた以上のお約束的展開に笑うしかないです(^^;
しかし凌辱パートはよくあんな気持ち悪いの喰うわなと…ドン引き(苦笑)
面白かったのはヘラ(一色ヒカル)のオバサントーク。
回避不能な猥褻指導が面白いっす。もっと邪魔してくれ(笑)
どうやらHぃ中心のゲームな模様なので、現段階では様子見ですかね。

最後にみなみソフトの『君が主で執事が俺で』の体験版をプレイ。
んー… あまり執事という感じがしないかも。
主従関係が強調されてないので、普通の同居モノのような雰囲気があります。
執事モノというジャンルがあるとすれば、
『ああっお嬢様』の方がイメージに近いかなと。
しかし美鳩は… どうも馴染めなかったり。
最近、朝方になると自分の部屋の前をハトがベランダをうろちょろしてウザイだけに、
ハト・ハト言う美鳩が妙にムカついて来たり(爆)
頑張れ、ペニ公と思ったのは秘密。シスコン気味な主人公がちょっと微妙。
全体的な雰囲気は悪くないのですが… まぁ、こちらも様子見。

ちなみに現段階で購入が決定しているのは、
戯画の『Xross Scramble』とSelenの『借金姉妹』、あとは未定です。

2007年04月15日

なかなか。

落ち着きませんね…野球界のおカネの話。
コレだけ騒動起こして、また5年後とかになんかあったら、それこそどうなるんだろうとか考えたり。
まぁそれでも普通に置きそうな気もするし(苦笑)
まだまだ日本球界のファンでありたい人間としては、いい加減ここらで切り替わって欲しいところ。
旧態依然、というコトバが一番しっくり来てるだけに、
後の世に革命と呼ばれるほどの何かを起こして見せてくれるといいのですが。

ぶっちゃけ、国民投票法案なんぞはどうでもi(ry
本当に5月3日に間に合わせたいなら、来年の5月3日にすればいいと思いますがね。
採決されても投票する気まったく無いですし。

■■■さておき。
某DSなLiteを買いました。同時に、「世界樹の迷宮」も買いました。
というか、世界樹やりたくてDS買っt(ry

家庭用一般ゲーム機を買ったのは、サターン以来…
いまさら馴染めるかどうかは結構微妙なラインでございます。もうかなりいいトシだし(爆)
なぜ世界樹かってーと、ブックマーク先の東方サイトで、結構な高確率で話題に上がってたのが主因です。単純。

話が横道に入りますが、普段テレビを見ないのは、こんな感じで割とアジられ易い性格だからです。
新聞は問題ないけどね。
あ、アジるって意味がわかんない人は、その辺のおっちゃんに聞いてみると良いです。
まぁ意味は雰囲気で察してください。似非閑話休題。

で。
某所で見たブシドーのイラストが決め手で購入したのに、初期パーティーに組み込めない罠(泣
…は、早く貧乳でサラシな娘をギブミー(病
あ、おかっぱブシドーでも問題ないです。ええ。
現在の成果…とりあえず1Fまで。届いたの昨日だし。
バードとメディック(いずれも小さいほう)がかわいいなぁ…(マテ

しかし、名前考えるのメドイ…こういうの苦手っす。

■■■中旬になりました。
何も考えないまま(苦笑)
仕事で考えるコトが少し多すぎました。オーバーワークでもないですが、
なんかこう、体と頭の疲労度のバランスがおかしい。

0414.jpg

とりあえず今回も両方掲載…でございます。
個人的に何が問題かというと、日記も書いてるところで大きいサイズのファイルをアップするのが少々気が引けるわけでして。
もう少し時間等工面して、こちらで東方以外のラクガキを掲載できるようになるといいかなーと思います。
多分、一番自然なのはその形だと思う。


色々書き足りませんが、テンションが地に落ちたのでこの辺で(^^;

2007年04月13日

あー

左耳をやってしまって療養中。
今年に入ってから健康不安ばかり… まぁ、自分の不注意や不養生が原因ですけどね。
何事をするにも健康であってこそ。
日々、健康で過ごせるよう努めていきたいものです。


◆野球ネタ 高野連が専大北上を除名処分へ
処分される理由は「高野連の面子を潰したから」なんでしょうな。

高野連の意図に背く奨学制度を設けていた事実もありますから、
(それを問題にする態度自体がおかしいと思いますけど)
学校に処分を下すのは何となく分かるのですが、
今回の騒動で生徒から野球を奪うのは全く理解できません。
暴力沙汰や部全体での万引きといった生徒の自助努力で何とかなるような不祥事において、
連帯責任を取らせるのは分かります。
けれど今回、学生はどうしてれば良かったというのでしょう?
生徒が襟を正しているだけではどうにもならない問題です。大人の問題でしょうに。
奨学制度などそういった学校の体質を見抜けなかった生徒と親がバカなのかもしれませんが、
それを16歳に満たない生徒に押し付けるのは酷というもの、
社会の裏が見えていない生徒にそれを嗅ぎつけろという方が無理でしょうに。
学校に何らかの責任を取らせるのは分かりますが、
生徒が巻き添えを食らうのは納得がいきません。

一体、高野連はどれほどの存在だというのでしょうか? 神か? 裁判官か?
学校を除名処分にする、甲子園大会には出られない、それはギリギリ許せます。
ならば、対外試合を禁止する理由がどこにあるのか?
高野連加盟校に専大北上との練習試合さえも禁止する理由がどこにあるのか?
高野連加盟校だから内規に背いたということで処分されるのは分かります。
けれど高野連から除名されたなら、対外試合禁止の処分を受ける理由はないでしょう?
それこそ「俺たちに歯向かったら、どうなるか…」、陰湿なイジメに他なりません。
つくづく高野連はバカだと思ってましたが、
自分達のバカさ加減を平気でひけらかすことだけは止めて欲しいです。

大体、高校生が奨学制度も受けてはいけないということは、
今回の不正スカウト騒動が起こるまで私も知りませんでした。
どうして義務教育ではない高校において、奨学金を受け取ることが拒否されるのでしょうか。
それは私立高校の理念自体をぶち壊しているようにも思えます。
つまり、高校野球は金持ちのスポーツということですか?
お金がなければ野球はできないということなんですか?
何が教育ですか、こんなものが教育とは片腹痛い。
今や高野連は「甲子園」という名の下に圧政を敷く恐怖政治屋になり下がり、
商業主義の甲子園大会を開き、自分達の面子だけを世間にひけらかすバカ集団です。

もうこうなったら、高野連とは別の組織を作った方がいいでしょう。
高野連の窮屈な姿勢が、甲子園至上(今は市場)主義の考え方が、
野球界全体のこそこそした体質を生んでしまったように思います。
入団テスト。いいじゃないですか、プロ野球が夢ならば。
学費の援助。いいじゃないですか、プロ野球という仕事を志し、助けてくれる人間がいるのだから。
現状のルールでは、これらは違反行為であるのかもしれません。
しかし、なぜ、そもそも、これらの行動を高野連が邪魔できるというのでしょうか?
高野連が邪魔するから、みんながコソコソやる。表に出てこないんです。
自分達こそが潔白だという高野連の態度は、ひどく憎らしいです。
高野連なんてなくなればいいのに。それでどれだけの人間が幸せになれることか。
プロ野球とアマ野球との関係そのものを考える時期に来ていると思います。

2007年04月12日

超過契約金

横浜ベイスターズの那須野投手が5億3000万の契約金を貰っていたことが明らかになったようです。
こちら
以前も書きましたが、入団時の契約金に関しては、
独占禁止法に抵触するとかの理由で、「目安」でしかなく、
実際に破ったとしても明確な違反行為となるかは分からないわけで…
今後の反省材料になるとはしても、直接処分が下されることは考え難いでしょう。
ただ今回、超過契約金の金額が明らかになったことで、
過去に週刊誌で報道された莫大な契約金に現実味が帯びてきたこととなり、
不正スカウトはまだしも、超過契約金は西武・横浜以外にも
多くの球団がやっていたと推測されるわけでして…
一球団の問題ではなく、球界全体の問題であることが明らかにされたように思います。

しかし那須野投手に5億3000万ですか…
今後の活躍が予想できないので分かりませんが、
現時点ではそれほどの投資をした価値はあったのかが疑問になるわけでして…
ドラフト時の評価を知らない人にとっては、5億という契約金は高すぎるように感じるでしょうね。
一応04年のドラフトでは右の一場投手、左の那須野投手で即戦力評価されていた選手です。
でも5億というと、横浜では大魔神・佐々木投手ぐらいしか貰えない年俸ですよ?
それを何の活躍もしていない新人選手にポンと出すというのは…
いや、勿論、西武を始め、他の球団もやったことなんでしょうが、
本当にそれだけの契約金を払う価値があるのかなと思わなくもないです。
球団側は否定していますが、うち3000万が日大監督に渡ったと言いますし…
これが事実だとすれば、西武の謝礼と全く変わりなくなります。
プロ球界からアマ球界へのお金の流れ方の取り扱いも、
考えていかなければならないことの一つだと思います。
(安易に流れを断つと結論付けるのではなく、アマ球界の実態も考えながらの結論を)

今後のポイントとしては、横浜球団や那須野投手の責任を追及するというよりは、
根本的に新人の入団契約金をどう取り扱うのかが焦点になりそうです。
今回のようなケースが多々あるとすれば、球団が赤字経営になるのは当たり前で、
自由競争となればより悪化することは目に見えています。
希望枠撤廃で今回のようなケースは減るでしょうが、
完全ウェーバーにしたとしても、莫大な契約金を将来約束することで、
他球団の指名を拒否させる「囲い込み」が行われないとは限りません。
スカウト活動のガイドラインをどこまで定められるのか、
プロ野球ファンはチェックしていきたいものです。

2007年04月10日

どうも

最近、パソコンの調子が良くないです。
WINDOWS終了時、シャットダウン中にフリーズ。
そのまま手動で強制的にシャットダウンしているわけですが… ちょっと心配。

データのバックアップをあまり取ってないので、データ整理しとかないと。
ハードディスクを増設しても、結局そこに押し込めるだけになるので、
一時凌ぎにしかならず(苦笑)
ちゃんと日頃から整理しておかないとダメっすね。


◆西武不正スカウト問題 日本野球連盟は「倫理宣言以降を処分」
社会人チームはプロ野球サイドと同じスタンスに立つようです。
まぁ、金銭の授受を倫理宣言前にも明確に禁止していたか、
禁止していなかったのかの違いなのでしょうが…
このまま問題が収束化するのか、それとも学生協会側の要求が通るのか、注目です。

それにしても、この話を聞くと、東京ガス・木村投手が可哀想な気が…
木村投手は04年9月までで、05年6月の倫理宣言以前に当てはまるケース、
今の状況ならば処分されていなかったかもしれません。
以前に木村投手を処分した理由として、
この記事における「悪質」と判断した場合であると説明するのでしょうが…
…しかしねぇ…その時は誰も倫理宣言以前か以降かなんて問題視しなかった癖にさ、
今頃になって「倫理宣言以降を処分」とか言うのは… 正直何なのと。
発端である西武球団が悪いのは勿論ですが、問題の本質を全く見ようとせず、
ただ叩きやすい人間をヒステリックに叩き、
希望枠撤廃という自分達のエゴだけを成し遂げた姿は… 醜いと言わざるを得ず。
今回のことを受けて、木村投手の処分が見直される、ということはないのでしょうか?
まぁ、それこそ組織の無能っぷりを晒すだけですから、
面子だけで成り立ってるような組織には無理なことでしょうけど…
処分撤回は無理としても、せめて木村投手のイメージ回復には努めて欲しいです。

2007年04月09日

優勝おめでとうセール

「優勝おめでとうセール」とだけ、書かれた広告が入ってました。
何のことだろうと、しばし考えた末に出てきた結論は、
「そうか、世界フィギュアの安藤美姫選手の優勝のことか!?」でした。
…えっ? 何を仰っているんですか、高野連さん。
常葉菊川の甲子園センバツ優勝? バカなことを仰らないでください。
そんなお金とは無縁な高校野球を金儲けに使うわけないじゃありませんか。
失礼にも程があるってものですよ?

……
………だから優勝は高校野球のことを指してるんじゃないってば(苦笑)


ニュース関係の話題は特にないです。
西武不正スカウト問題や嫡出推定の問題、統一地方選の結果等の話題はありますが、
同じことの繰り返しになりそうなので、今回はパス(^^;
スポーツでは松坂投手のメジャー初登板が話題になりましたが、
ロイヤルズ戦ということでこちらも様子見。
個人的には次のマリナーズ・ヤンキース戦を見てからだと思ってます。
それでも一先ず結果が残ったことは良かったですね。

そんなこんなで、今日の日記は簡単に終了~

2007年04月08日

ネタなんか無いっ。

…と言ってみる(弱気)
落ち着くまでにはもう少し今の状況への慣れが必要っぽい。
まぁゆっくりゆっくりで…(^^;

高校野球終わってから新たな癒しを探してますが、何か無いかなー。

■■■みすちー。
0407.jpg

妙に赤みが強くなってしまった罠。夜雀の所為に違いない.。

しばらくは両方掲載パターンを踏襲しつつ…
こっそり、キャラ別アーカイブ作成してみたり。
30分ほどで作った簡易版でございます。解析が嫌いな人用に。


簡潔ですが、これで。

2007年04月06日

春なのに

冬のような季節がここ2日間続きましたね。
もはや日本に四季はなくなったのかと思うほどでした(苦笑)
日本人が情緒を忘れたせいで、季節の情緒もなくなってきたんですかねぇ。
静岡の桜は散り始め、既に葉桜になっている昨今、季節を感じる心を大切にしたいです。


◆ニュースネタ 女性の再婚禁止期間の短縮は見送りへ
問題となっていた嫡出推定の話は特例法案など何らかの対処がなされるようですが、
こちらの再婚禁止期間の話は据え置きだそうです。
理由は国民の中で改正の要求がない云々だそうで… 意味分からん。
大体において、女性の180日の再婚禁止期間の認知度がどの程度あって、
どれだけの国民がそれを合理的だと思っているのでしょうか?
国民の大半は再婚禁止期間は知らないか、知っててもその合理性は知りませんよ。
理論的には、子の認定が不確定になるから女性だけ180日の禁止期間が設けられているわけで、
改正の100日にしても、これまでの離婚後300日以内の前夫の子があってこその数字。
今回取り組んでいる嫡出推定の前提が崩れるというならば、
女性の再婚禁止期間はむしろ合理性に欠け、男女同権に違反します。
法律論的に再婚禁止と嫡出推定を切り離すことはできないと思うんですが…どうなんしょ。

もっとも、嫡出推定の方を戸籍実務で受け取るに留めるならば、
再婚禁止期間を改める必然性はないと思いますが。
最初からそれだけで済むと思ってましたし。
しかしそんなに子どもの戸籍にこだわるならば、
離婚の手続きはちゃんと確認しておけと思ったりもするんですけど…
色々と事情はありますからね。
ケースバイケースで対応する余地はいずれにしても必要でしょうな。
杓子定規にいくのが一番いけない。
法律の文に沿うのではなく、精神に則った運用をしてもらいたいです<特に憲法(爆)


◆西武不正スカウト問題 今朝のスポーツ紙の記事等
意外と波紋を呼んでるようで呼んでない微妙な感じ。これから何でしょうか。
○スポニチ 「他球団においても」「アマ側からも要求」
○日刊 同種の内容
○スポーツ報知 とにかく事実のみをまとめた客観的な記事
スポーツ報知だけ他球団関係の話はなし。ひたすら客観的事実に基づいて記事にしてます。
…最初からそうやってればいいのに、と正直に思ったり(苦笑)
今回の西武の暴露は、西武の第一の発表の要旨を適切にまとめず、
誤解を与えるような報道をしたからこそ、起こったことですからね。
今頃、「倫理宣言以前のことは~」とか言われても困ります。
誰も倫理宣言以前か以後か、ドラフト選手獲得目的の金銭供与か、
といった本来の話をしなかったわけですからね。
倫理宣言以前だろうが以後だろうが不正を許さないといった空気になってしまった以上、
西武の報告もそれに順ずるものになるのは当たり前のことです。
外部調査委員会の方針として、必要に応じて倫理宣言以前も調査すると予告していたわけですし、
話をまとめるチャンスはあったと思うんですがねぇ…
太田球団社長を甘く見ていたということなんでしょうか。
バカが付くほどの正直に出してきますよ、太田球団社長なら。

象徴的なのが巨人・渡辺会長のコメント。
こちら
今までの球界の談合的な雰囲気ならば、
「言ったらどうなるか分かってんだろうな」で他球団の件には触れなかったんでしょうけど。
それをしちゃうのが今の西武の球団社長ということですよ。
「自分の襟を正すこと」という指摘に関しては間違ってませんが、
何度も言っているように、その前段階で不正を明らかにする必要があるわけで、
倫理宣言以前だろうが以後だとうが不正を許さないという今の空気からすれば、
倫理宣言以前のことであろうとも不正を報告するのは当然の流れのように思います。
そこからどう再発防止を図るのか、球団の体制を整えるのかに話は進んでいくわけですから、
前段階として不正の問題点を明らかにするのは必要でしょう。
…まぁ、やっぱり正直すぎだとは思いますがね(苦笑)

これだけ騒動を大きくすると、もう周囲はカンカンでしょうなぁ…
西武は球界追放だとか本当に言いかねない雰囲気になってきました。
灰色決着ならまだしも、他のプロ・アマが完全に白を通し続けて、
「西武さんがわけの分からないことを言ってます!」となったら、どうするんでしょ(^^;
他球団の不正の証拠を西武側から出せるとは思いませんし、
昨日も書いたようにアマ側からの暴露を待つしかないわけですから…
もはやライオンズファンとしては、不発弾にならないことを祈るのみです。


○伊東監督が選手名公表を控える配慮を要望
現場の指揮官としては、これ以上の騒動は勘弁して欲しいと思うのは当然なわけで、
公表されればその選手が公式戦出場停止となる確率が高く、
その選手の人生にも、チームの行方にも影響してきますからね。
もはや周囲は敵だらけですから、永久追放処分にまで至る最悪の可能性も否定できず。
それこそ黒い霧事件の再来です。
現場を預かる立場からすれば、そう思うのは当然のことでしょう。

とはいえ、アマ選手2人が処分を受けている現状では、
お咎めなしで済ますことができるとも思いません。
仮に5人の中に現役選手がいるならば、その選手を公表しなければならないでしょう。
そうしなければ、全選手が裏金を貰っていたと疑われることになります。
ファンとしても非常に痛ましいのですが、何らかの形で謝罪する必要はあるように感じます。
どうしても選手を守りたいと言うならば、球団全体として処分を受けるしかないでしょう
チームそのものの公式戦不参加は無理としても、
何らかの形での社会貢献活動、ファンへの還元は必要になってくるように思います。
それこそオフシーズンがなくなるぐらいに奉仕活動をするでないと、
出直しを示すことはできないようにも感じます。
11月から1月にかけて、全国野球伝道の旅とか(^^;
残りの松坂資金全投入で、毎日、野球教室とボランティア活動をやってみるのはどうでしょう?
シーズン中はまだしも、オフシーズンに何もしないで済む現状でないのは確かだと思います。

もっとも「倫理宣言以前のことは不問にする」となれば、そうする必要性もなくなるでしょうが。
やはり爆弾が爆発するかどうかにかかっているということですかね…

2007年04月04日

再び西武不正スカウト問題

倫理行動宣言前は「不問」とはっきり言っておけば良かったのにね<他球団
完全に西武だけを悪者にしたから、こういった切り替えしをされるわけで…
それにしてもマスコミは意外と敏感でした。
これ以上、倫理行動宣言前の話を蒸し返していったら、収拾つかなくなる可能性が。
しかしここまで見事な自爆行動をやるとは思いませんでした。
少なくともこれで西武球団の新人獲得活動は完全に終わりましたな…
もう球界全体が生まれ変わることを期待するしかないんでしょうかね。
どこまで問題が波及していくかに注目です。


◆西武不正スカウト問題 調査委員会の中間報告
まぁ、なんつーか、余計なことを言わんでも…と正直思ったり。
どうして中間報告を当初の予定より延ばしたか分かりました。
センバツ甲子園大会が終わるのを待ったんですね。
でも…これらの新情報はわざわざ報告する必要があったのか疑問です。
バカ世論がそれらを求めているという背景もあるんですけど…
自爆テロでもやるつもりなんですかね、西武球団は。

他球団の皆様、アマチュア野球関係者の方々、
今回の発表はあくまでも「外部」調査委員会の調査によるものです。
今回の件は西武球団が発表したのではないですよ(^^;
倫理行動宣言前のことも言えという世論があったから、仕方なしに発表したんですよ?
別に170人の関係者の中から、今回の騒動で激怒していた人物の名前が出てきたり、
倫理行動宣言前における他球団の不正スカウト活動の暴露されたりして、
球界全体の問題に広がっていくことを期待しているわけではないですよ?
だからマスコミの皆さん、170人の関係者を探ったり、
5人のアマ選手が誰だとか探っちゃダメですよ? ダメなんですからね?

…ってな、感じだったら非常にイヤ(苦笑)
どうして誰も幸せにならないのに暴露するかな。最初の朝日の取材申し込みからして…


○倫理行動宣言前に不正スカウトでアマ5選手に総額6160万円
これは東京ガス・木村投手の件と同様のケースです。
球界的には倫理宣言前でチャラとされているのに、わざわざそれを蒸し返さずとも。
名前や詳細を伏せたとしても、マスコミはどうせ正義面して嗅ぎまわるんですから。
選手に迷惑をかけるだけなんですから、放っときゃいいのに。
さすがは外部調査委員会。正直過ぎます。

倫理宣言前、とりわけ一場投手の事件が発覚する前は、
アマチュア選手側にそこまで悪いことをしているという感覚はなかったでしょうから、
過度な責任追求はいかがなものかと思います。
木村投手や清水選手の処分で何もせずにはいられない状況になったのが痛い。
現在もアマ選手であるならば、これ以上騒ぎ立てないでもらいたいです。
仮にその5選手の中に西武で現役の選手がいた場合は、
このまま処分なしで済むのかという疑問はあります。
最悪、木村投手同様に1年間の出場自粛なんてことも…それは、まぁしゃーないか…
でももし仮に他球団の現役選手が混じってたら、どうなるんですかね。
自爆の材料があるとすれば… 大変かも。


○倫理行動宣言前に入団選手のアマチュア野球関係者170人に謝礼
これで西武はアマチュア球界に出入り禁止っすかね(苦笑)
もうドラフト参加なんで無理だよ(涙)
入団前に金銭を渡すのは不正スカウトとはっきり言えますが、
入団決定後に謝礼を渡す行為はどうなるんでしょう?
そこら辺はよく分かりませんが、噂レベルではよく聞く話ですけどね。
少なくとも選手が「自主的に」契約金の一部を監督等に謝礼として送るという話はよく聞きます。
後の「超過契約金」とも関連してくる話です。
選手が超過契約金から自主的に払うのか、球団が直接謝礼として払うのか、それとも両方なのか。
今までこれが明らかになっても得する人間がいなかったので表沙汰になりませんでしたが…
事実上それらを認めたことになる今回の話、どういった展開になるんでしょうね。

この件はアマ球界を知る横浜ベイスターズの山中球団専務にも聞いてみたいところ…
以前は倫理行動宣言のような協定や、罰則があったわけではないんですから、
普通に考えてアマ指導者とプロ球団が癒着してないとは考えられませんしね…
今回一番の自爆材料。ここからさらに広がっていくのかどうかに注目です。


○入団した15選手に「超過契約金」
そのうち幾らがデビュー間近のあの選手の下に行っているのか…と誰もが思う罠。
ドラフト入団時の最高上限金額の話です。
もっとも新聞報道される契約金はあくまで「推定」であって、確かな数字ではなく、
球界の一部見解ではこの最高上限金額は「紳士協定」であるとも言われぐらい。
ここまで行くと、他球団も気が気でないでしょうね… 専らの週刊誌ネタ。

でも他球団の週刊誌ネタと比べると、思ったよりも少ないなというのが率直な印象です。
この金額からすると、大半はあの選手に思えちゃうんですけど…
他の選手はおよそ1人+5000万以内でしょうかね。
…そんなお金払うなら、現役の活躍した選手に払えよ(^^;


個人的には、もうここらで止めておいたら、というのが正直な気持ちです。
西武球団が悪者でいいですよ、もう。
このまま展開していくと、野球界全体が壊れてしまう可能性もあります。
プロからアマへのお金の循環が優秀な選手を育成しているとも言えるわけですからね。
もちろん、無駄になるお金もあるでしょうが。
このまま追求していくならば、野球界全体が解体的な出直しをしなければダメでしょう。
高野連もすまし顔などしてられませんよ。
甲子園至上主義(最近は市場主義)も危機にさらされる可能性があります。
解体的な出直しをするのも1つの選択しですが、
このままではアマ球界ごとメジャーリーグに飲み込まれてしまうかもしれないので、
できるだけ急激な流れの変化はやめて欲しいという思いがあります。
…もっとも西武球団解散とか言い出したら、迷わず荒療治支持ですが。えぇ(爆)

でも私が危惧するような展開にはならないでしょうね。
西武球団だけが叩かれるように配慮されることでしょう。
さて、ここからどうやって暴露されるのを防ぐのか、関係者とマスコミの連携に注目です。

つーか、西武球団、アマ指導者に迷惑かけすぎですね。マジすいません。
そんなわけで(?)、暴露頼みます(爆)


○追加 関係者のコメント等
なんというか、実に微妙なコメントが多いです(^^;
倫理宣言の前後にこだわるならば、
清水選手の件はまだしも、木村投手の件は擁護しておけば良かったのに。
問題点をはっきりさせなかったために、
倫理宣言前後だろうが、不正は許さないという世論を作ってしまったんですよ。
その結果が今の状況です。
世論を上手く説得してみてください。適当にがんばれ。
西武にはもう発言権はないですから。不正をまとめて報告するのみです。

ぼへ~。

某「プリンセス小夜曲」のカレンさんもまた、結構良いメイドさんだと思う(挨拶

先月末から妹が同居しており、色々ままならないことが続出中でございます。
家事の負担が2倍というのが一番いただけない(苦笑)
職場で家の愚痴を言うようになったら考えないといけないかなー。
まぁどうでもいいけど。

一人の時間が減るというのも少々痛いデス。
そんなわけで、高校野球はすっぽかして、今日も忙しなく…

■■■みこみこ。
04-03.jpg

霊夢。
久しぶりに描いた。下絵を適当にしすぎたことを少し後悔(^^;
せっかくなので、着色で遊んでみました。

で。
上記のような状態がしばらく続くので、
絵を描く時間をいかに確保するかというのも今後の重要課題。
更新のパターンはランダムになるかもしれない…次の土曜日は休日ですが、あまり期待できないっす。
オススメコーナーから外すときが来たか(^^;

あと、こちらでのアップを止めようかということも検討中。
両方にアップするのはちょっとの時間といえど少々勿体無い。
こっちはともかく、DION側がサーバー重くてもたつきますし。
もう一つのきっかけは、東方イラスト側のアクセス解析。
だいたいブックマークとサイトのTOPから飛んできてるので…
でもそれだと、いちいちアップしたことを告知しないとダメなんでしょうかね?
色々考えると、徐々にどうでも良くなって、結局両方でアップしたりするオチが待ち受けてるかもしれない(爆)

まぁ今月中旬には結論出すということで。


■■■センバツ終焉。
思いっきりついでになり失礼ではありますが、常葉菊川、初優勝おめでとうございます。
ほとんど試合が見れませんでしたが、続々と強豪を撃破した勢いが最後まで生きたのではないかと思います。
夏にまた出てこれるといいですね…この優勝をプレッシャーと感じなければ可能性は高まるでしょう。

2007年04月03日

常葉菊川が初優勝

…いやはや、勝ちましたね。優勝か、うん、優勝か… 
うーん…何だか優勝したという感じがしないんですよね。
ニュースで常葉菊川の学校に居残っていた生徒達が狂喜乱舞する姿が、
逆に羨ましく思えます。
勝利の嬉しさという意味では、仙台育英戦>大阪桐蔭戦の順だったり。
優勝か、優勝… 凄いな、うん(^^;

それにしても開幕前は気が乗らずに、
常葉菊川が負けるまではとセンバツ甲子園を見ていたんですが、
まさか最後まで見ることになるとは思ってませんでした。
そうなれば理想的だなとは思いましたがが…ここまで思い通りに行くとは驚きです。
東海代表として、常葉菊川・大垣日大の両チームとも、よく頑張りましたよね。
両校の健闘を称えたいです。
おめでとうございます、常葉菊川の選手・関係者の方々。
よく頑張りました、大垣日大の選手・関係者の方々。

ここ数年の優勝チームを見てみると、
横浜・愛工大名電・済美・広陵・報徳学園・常総学院・東海大相模と、
2000年以降は強豪校ばかり。
(済美は初出場初優勝でしたが、優勝候補の一角に挙げられていましたから、
 強豪校としてカウントしてます)
全国的には無名校で戦前の予想も高くなかった常葉菊川が優勝したことは、
甲子園に新しい風を吹き込んだと言えるでしょう。
他にも準優勝の大垣日大を始め、室戸といった学校が優勝候補の強豪校を破り、
強いチームが必ずしも勝つわけではないということを証明したように思います。
強いチームと勝てるチームはイコールではありません。
とりわけ、春は各チームの完成度が低いため、ミスが頻発します。
強いチームでもミスをしたり、心に隙があれば、
あっさりと敗退してしまうことが今大会で明らかになりました。
野球の技術は勿論、大切です。
速い球を投げることや、遠くに打球を飛ばすことは何よりも魅力的なことです。
でもそれ以上に大切なのが「心」です。
いつでも追いつけると高を括ったり、軽率なプレーをしてみたり、
今大会は一番大事なはずの「全力プレー」を強豪校が怠るケースが多かったです。
準優勝の大垣日大は積極的な攻撃で常に先制点を奪い、
追い上げられながらも野球を楽しむことでピンチを凌ぎ、決勝戦まで勝ち上がりました。
優勝した常葉菊川は終盤までリード許すものの、
打って得点するという自分達のスタイルを最後まで貫き、
最小失点で踏ん張りながら、最後は連打で逆転勝ちを収めました。
精神的に優位に立っているチームが今大会は勝ち上がりました。
(それは余裕という意味ではなく、焦りがないという意味です)
野球強豪校を中心に関係者の方々には、今大会の持つ意味を考えてもらいたいです。
全く内容のない講評はウザイだけです(苦笑)<恒例の「相変わらず多い~」


◆センバツ甲子園決勝戦 常葉菊川 6-5 大垣日大
常葉菊川は甲子園3回目の出場も甲子園初勝利での決勝進出、
大垣日大は春夏通じて初出場で決勝進出、
甲子園経験のない両チームだったこともあって、決勝戦はミスが響く試合となりました。
常葉菊川は先発に戸狩投手を起用するも、本来の投球ができずに2回途中4失点で降板、
与えてはいけない先制点を謙譲してしまうなど、得意の投手起用に失敗してしまいました。
一方の大垣日大も併殺崩れで1点を謙譲したり、エラーのランナーから失点するなど、
これまで堅守を誇っていた守備に綻びが出てしまいました。
両チームのミスが試合を分からないものにしたと思います。
まぁ、そのおかげ(?)か、見ている人間にとっては、大変面白い試合になったわけですがね。
やっている選手たちには大変だったことでしょう。
それでも両チームともに浮き足立つことなく、負けた大垣日大も涙を見せることなく、
最後まで諦めずにプレーする姿勢は素晴らしかったですね。

それでは決勝の試合展開説明です。
●1回表 大垣日大の攻撃 ~先制点~
常葉菊川の先発投手は2年生の戸狩投手。
しかし今日は昨日のようなボールの勢いはなく、コントロールも上擦りがちで厳しい立ち上がり。
先頭の1番小川選手に初球を打たれるヒットを許し、送りバント・ファーストゴロで3塁へ。
ここで4番大林選手が外角高めストレートを叩いて三塁右をしぶとく抜くタイムリーヒットで先制。
さらに5番森田投手のヒット、死球で満塁となり、押し出し死球で2点目。
大垣日大が5試合連続で初回に得点を奪います。
●1回裏 常葉菊川の攻撃 ~ホームラン~
大垣日大の先発投手はここまで一人で投げ抜いてきた森田投手。
3連投となった疲れからか、立ち上がりのボールの走りは今ひとつ。
そこを2番町田選手に叩かれ、打球が思いの外伸びて左中間スタンドに飛び込むソロホームラン。
常葉菊川が早々に1点を返します。
●2回表 大垣日大の攻撃 ~2点追加、継投~
1アウトから1番小川選手がヒットで出塁し、送りバント・四球で2アウト1・2塁。
ここで4番大林選手が外角スライダーを見事に捉えるセンター前タイムリーで1点追加、
続く5番森田投手が一二塁間を抜くタイムリーヒットを放ち、もう1点を追加。
ここで常葉菊川は戸狩投手を諦め、田中投手にスイッチ。
後続を抑えて大垣日大の攻撃を断ち切ります。
●2回裏 常葉菊川の攻撃 ~ホームラン~
先頭の5番中川選手が甘いストレートを完璧に捉えるライトスタンドへのソロホームランを放ち、
再び常葉菊川が1点を返します。
その後、6番酒井選手がヒットで出塁するも、強行でセカンドゴロ併殺、
8番石岡選手がヒットで出塁するも、後続が倒れるという展開でなかなか打線が繋がりません。
●3回表 大垣日大の攻撃
今日の田中投手は昨日と違い、ストレートの勢いは1・2回戦並みで上々のボール。
ストライクゾーンがやや狭かったことや、決勝戦の緊張からか、
ややボールが高めに浮くことはあったものの、投球内容は比較的安定。
2者連続三振を奪った後に、四球を与えるも、2塁盗塁を石岡捕手が刺して3アウトチェンジ。
●3回裏 常葉菊川の攻撃 ~併殺崩れの間に1点を返す~
先頭の1番高野・2番町田選手の連続ヒットでノーアウト1・2塁のチャンス。
3番長谷川選手はサードゴロ併殺コース、
しかしやや足を滑らせて2塁送球アウトのみ1アウト1・3塁。
続く4番相馬選手の当たりもショートゴロ併殺コース、
しかしショートがやや処理を誤って2塁アウトのみで3塁ランナーホームイン。
堅守を誇っていた大垣日大の守備が乱れ、余計な1点を謙譲してしまいます。
けれども直後の2塁盗塁は箕浦選手が刺してアウト。常葉菊川の機動力を封じます。
●4回表 大垣日大の攻撃
先頭の2番平野選手にヒットを許し、送りバントで2塁へ。
ここで当たっている4番・5番を迎えるものの、
田中投手は球威あるストレートで内野フライに打ち取り、無失点。
●4回裏 常葉菊川の攻撃 ~走塁ミス~
2アウトから四球でランナーが出塁し、8番石岡選手のヒットで2アウト1・2塁となるも、
9番田中投手のセーフティの構えで2塁ランナーが飛び出してしまい、
強肩の箕浦捕手から2塁へ素早い送球が送られてタッチアウト。
拙攻で得点のチャンスを逸してしまいます。
●5回表 大垣日大の攻撃
先頭の6番箕浦選手がヒットで出塁し、強攻策に出るも打ち上げてセンターフライ。
8番安井選手がヒットで繋ぐも後続が倒れて、無得点。
●5回裏 常葉菊川の攻撃 ~3番長谷川がブレーキ~
1アウトから1番高野選手の強い打球をショートがトンネルエラーし、
外野の処理が遅れる間に一気に2塁へ。
さらに町田選手が四球を選んで、1アウト1・2塁のチャンスを作るも、
3番長谷川選手が外角スライダーを引っ掛けるサードゴロ併殺打に倒れて無得点。
●6回表 大垣日大の攻撃 ~貴重な追加点~
先頭の2番平野選手がヒットで出塁し、送りバントでランナー2塁へ。
4番大林選手はピッチャーハーフライナーに倒れるものの、
5番森田投手が高めストレートを打って伸びた打球はセンターの頭を越えるタイムリー2ベース!
大垣日大が貴重な追加点を挙げます。
●6回裏 常葉菊川の攻撃
立ち上がりは全体的なコントロール、ストレートの球威に苦しんだ森田投手だったものの、
4回辺りから徐々に状態が上向き、得意のスライダーも外角低めに決まり始め、
本来の投球リズムを取り戻していきます。
この回は5番中川選手に死球を与えるものの、無失点。
●7回表 大垣日大の攻撃
1アウトから8番安井選手の打球をセカンド町田選手が追いつきながらもボールをこぼす
内安打でランナーを出し、送りバントの後に四球を与えて2アウト1・2塁となるも、
当たっている2番平野選手を内角ストレートでセカンドフライに打ちとって無失点。
●7回裏 常葉菊川の攻撃 ~3番長谷川のタイムリー~
2アウトから1番高野選手が四球で出塁し、
2番町田選手の打球をセカンドがトンネルするエラーがあって2アウト1・3塁に。
ここでこれまでブレーキになっていた3番長谷川選手に打席が回り、
キャッチャーはこれまで空振りを奪っていた外角のスライダーボール球を要求するも、
その球が甘く入り、失投を逃さずに捉える左中間へのタイムリー2ベース!
常葉菊川が1点を返し、1点差と追い上げます。
●8回表 大垣日大の攻撃
2アウトから5番森田投手がヒットで出塁するも、後続が倒れて無得点。
●8回裏 常葉菊川の攻撃 ~逆転~
5番中川選手は外角低め一杯のストレートに見逃し三振。
6番酒井選手は外角低めスライダーに空振り三振。
森田投手は絶妙なコントロールを取り戻すなど、連投の疲れを感じさせません。
しかし7番前田選手がレフト線への2ベースヒットで出塁すると、
8番石岡選手の初球にボールにするはずのスライダーが真ん中に入り、
これを逃さずに捉えるレフト前タイムリーヒットを放ち、同点に!
続く9番田中投手の打球はセカンド右への弱いゴロ、
この打球に追いつくものの、弾いてしまい1塁セーフ、2アウト1・2塁に。
すると、1番高野選手が初球の高めストレートボール気味の球を叩いて、
ピッチャー返しでセンター前に抜けるヒット、2塁ランナー本塁へ突っ込み、
バックホームが来るものの、やや送球が逸れて、2塁ランナーホームイン。
ついに常葉菊川が1点を勝ち越します。
●9回表 大垣日大の攻撃 ~常葉菊川の勝利~
7番北上選手は外角低めストレートを捉えるも、
高さが良かった分だけ角度が付かずにショートライナー。
8番安井選手が死球で出塁した所で、大垣日大は代打の中山選手を起用。
しかし中山選手はカウント1-3からの高めストレートを打ち上げてキャッチャーフライ。
2アウト1塁から安井選手が思い切って2塁盗塁を決めて、一打同点のチャンスを作るものの、
1番小川選手は外角低めスライダーを打たされてショート正面のゴロ、
この打球をショート長谷川選手が慎重に処理して1塁送球アウト。
この瞬間、常葉菊川が初優勝を遂げました!

試合の感想ですが、試合前に戸狩投手の先発を聞いた時から若干不安に思ってました。
東海大会では戸狩投手が先発で、田中投手がリリーフという展開もありましたが、
甲子園では全て田中投手が先発してきましたから、奇襲攻撃に失敗しなければいいなと…
おそらく、大垣日大が田中投手と対戦経験のあることや、
好調の戸狩投手でできるだけ行き、最後は田中投手で優勝という計算があったのでしょうが、
結果的にその判断は裏目に出てしまったように思います。
それでも気分的に慌てることなく、初回2失点後も森田投手の状態を見てから、
1回裏にホームランで得点するなど森田投手の状態は予想以上に悪かったので、なんとかなるかなと。
2回の2失点後の継投はやや早いかなとも思いましたが、
その後の森田投手の立ち直りを考えると、あそこでスイッチしておいて良かったですね。
2回終了時には、5回までに同点に追いつければ勝てるかなといった予想。
しかし4回表に9番田中投手で終わっておき、
5回の1番からの好打順にかければ良いものの、走塁ミスでその願いは叶わず。
5回は1アウト2塁の場面で、2番町田選手の四球で大垣日大は逆に儲けたかもと思った瞬間、
3番長谷川選手がサードゴロ併殺で3アウト。
前半の間に同点に追いつけない展開、
追いつきそうで追いつけない大柿日大寄りの展開にやや焦りも感じ始めました。

さらに6回表には5番森田投手が自らのバットで1点をもぎ取る貴重な追加点、
6回裏の森田投手のピッチングも良かったですし、
このままでは負けてしまうかもしれないと正直思いました。
それでも勝てたのは、大垣日大の守備が乱れたからでしょう。
常葉菊川の打球が速かったというのもありますが、
これまで堅い守備を誇っていた内野守備があそこまで乱れたのは驚きでした。
そんなエラー絡みで掴んだチャンスを、それまでブレーキだった3番長谷川選手が活かし、
これで同点に追いつけるなと確信しましたね。
8回裏は9番田中投手に回った時点で、同点止まりと覚悟したものの、
ここでもエラーが飛び出し、最後は思い切った走塁でホームインするタイムリーで勝ち越し。
常葉菊川にとってはおいしい勝ち越し点となりました。

9回表は常葉菊川にとっては打順が良く、好調の4・5・6番を避ける形。
8回裏に勝ち越せたのは本当に大きかったです。
最後はショートゴロでゲームセット。
常葉菊川打線の放つ強い打球と積極的な走塁が、
ここまでエラー1と堅守を誇っていた大垣日大の守備を乱したのかもしれませんね。
春はまだチームの完成度は低いですから、
強い打球やスリリングな走塁は、どんな堅守なチームであろうとも、
ミスを誘発する可能性があるということなのかもしれません。


準優勝の大垣日大は、初回に常に得点を挙げるなど、
序盤に試合の主導権を握るケースが目立ちました。
先頭打者が出塁し、送りバント等でランナーを進め、中軸で返す野球、
とにかく試合運びの上手さが光りましたね。
各打者は大振りをせずに確実にミートする打撃、
補欠校で守備を買われての出場ではありましたが、
レベル的には十分1位・2位校のものでした。
今日は乱れてしまいましたが、バッテリーを中心に内外野の守備は堅く、
エースの森田投手はストレート・スライダー・カーブのコンビネーションで安定感抜群。
3連投で疲れていたはずの今日も、カーブを交えて緩急をつけ、
試合後半には力強いストレートを投げるなど、良いピッチングをしていました。
キャッチャーの箕浦選手も好リード・強肩で支え、
常葉菊川同様にバッテリーを中心としたまとまりのあるチームでしたね。
今大会で一番成長したチームでしょうから、夏での活躍が楽しみです。
岐阜には同じくセンバツ出場した中京らライバルがひしめきますが、
今大会の経験を生かして、チーム一丸となって戦っていってもらいたいですね。

優勝した常葉菊川は、中盤から終盤にかけての集中打が光りました。
「バントをしない野球」が注目を集めましたが、
その理由は「流れが来ている時は打った方が得点する確率が高い」からだそうです。
バントをせずとも得点できるのは、
一振りで局面を変えられる長打力・思い切りの良さ・スイングの速さ、
そして隙あらば次の塁を狙うスリリングな走塁の2つです。
基礎に裏付けられた2つのプレーがバントをせずとも試合の流れを掴み、
終盤の集中打に繋げたのでしょう。
打線の切れ目も少なく、今大会は全選手が活躍しています。
1番高野選手は長打力あるリードオフマンとしてよく出塁し、
2番町田選手は3回戦以降にシュアなバッティングと堅実な守備で貢献、
3番長谷川選手は決勝で追い上げムードを作るタイムリーを放つなど活躍、
4番相馬選手は準決勝で3安打を放つなど勝利に貢献、
5番中川選手は1回戦の佐藤投手から2ベースを放つなど終始長打を量産、
6番酒井選手は1・2回戦を中心に下位の中軸打者として活躍、
7番前田選手は1回戦のタイムリーを始めとしてシュアな打撃と守備で貢献、
8番石岡選手は好リード・強肩、さらにここ一番での長打で勝負強さを発揮、
9番田中投手は3回戦で中田投手から貴重な3ベースヒット、
どの選手も何かしらの試合で活躍し、全選手がヒーローとなりました。
また、準決勝で貴重なタイムリー2ベースを放った浅原選手、
思い切った走塁による得点を演出した3塁コーチなど、控え選手も活躍しました。
選手とベンチが一体化した全員野球が印象的でした。

守りの面では、田中・戸狩の両左腕投手の制球力が光りました。
常葉菊川の佐野心部長はプロ野球の中日ドラゴンズで4年ほど現役だったらしく、
星野監督の「ブルペンではど真ん中に投げろ」という教えを生かし、
基礎を徹底した練習で両投手の制球力を養ったそうです。
このエピソードは他のチームも真似したい練習法の一つになりそうですね。
ピンチでも乱れない抜群の制球力が両投手を支えていたように思います。
そんな抜群の制球力を持つ2投手を内外角に上手く散らすリードで石岡捕手が引っ張り、
バックも準決勝以外はミスがほとんどなく、堅実な守備で両投手を助けました。
内野はショート以外2年生なのですが、
ピンチでも簡単に併殺を取るなど、よく鍛えられているなという印象を受けました。
試合前半・中盤と最小失点で凌ぐ力があったからこそ、
終盤の逆転劇が演出できたのでしょう。
守りのリズムの良さこそが常葉菊川最大の武器だったように思います。

常葉菊川は仙台育英・大阪桐蔭といった強豪を破っての優勝という誇れる結果ですが、
決して強いチームだとは思いません。
三振数の多さといい、打撃陣には粗さがありますし、
田中・戸狩両投手の試合終盤におけるスタミナの不安もあります。
センバツで優勝できたのは常に積極的な姿勢を失わなかったことにありますから、
終われる立場になったことで守りの姿勢になってしまうと脆いかもしれません。
今大会の結果に慢心せず、夏に向けて新たな取り組みをしていってもらいたいです。
静岡県は春夏連覇のチームがほとんどない激戦地区、
センバツ優勝した常葉菊川といえども、簡単には勝ち上がれないでしょう。
それでも外野の中川選手や戸狩投手を中心に、2年生の好素材が多いですから、
まだまだ鍛えれば伸びていくはず、
甲子園での経験を糧に、本当に強いチームへと成長していってもらいたいです。

2007年04月02日

決勝は常葉菊川-大垣日大

…フフフフフ………ハッハッハッハッハ!!
見たか! この高野連の愚民ど…うわなにをするやめr

……
………えー、そんなわけで、決勝は常葉菊川と大垣日大の東海勢対決となりました。
昨日も書いた通り、東海ブロック1枠削減後の東海勢の躍進は凄まじく、
ついにその極みに来たとも言える状況です。
両チームとも戦前の評価はそれほど高くなく、
私自身も両チームがここまで上がってくるとは思いもしませんでした。
常葉菊川は仙台育英に勝てば、ある程度いけると思ってはいましたが、
実際に決勝戦まで勝ち上がったのは嬉しさ半分、驚き半分といったところです。
大垣日大は初戦の戦いぶりを見て、組み合わせ的に帝京だけが問題だと思ってましたが、
その帝京に競り勝ちましたからね、こちらも驚き半分といったところです。
まさか本当に東海勢対決に成功するとは… いやはや、非常に嬉しいです。
見たか! この高野連のぐ…うわなにをするやめr

……
………2校は秋季東海大会の準決勝で対戦し、4-0で常葉菊川が勝利しています。
今日の試合で常葉菊川は田中投手が4イニングのみ、休養十分だった戸狩投手が5イニング、
2人の投手をフルに使える状態にあります。
一方の大垣日大の森田投手はここまで一人で投げきっており、今日も150球を越える熱投、
疲労はピークに達していると思われます。
打線も帝京3番手の垣ヶ原投手に苦戦していることから、
同タイプの田中・戸狩投手への対応に若干の不安が残ります。
普通に考えると、常葉菊川が有利のように思えるのですが…
ただ、今大会はそういった心の隙が試合に大きく影響しています。
もし仮に、常葉菊川の選手たちが勝った気になっているなら、
大垣日大にも勝機は十二分にあるでしょう。
…まぁ、勝った気になっている愚か者は地元メディアぐらいで、
選手たちのコメントからはそんな雰囲気を感じませんがね。

大垣日大の打線はコンパクトで卒がないだけに、
今日の熊本工のように田中・戸狩投手に対して機動力を絡めて粘っこく攻めれば、
得点のチャンスはあるはず。
そうなってくると、エースの森田投手を中心として、
大垣日大がどこまで常葉菊川の機動力と長打力を封じられるか、
試合のポイントはそこになってくると思われます。
田中・戸狩投手の両左腕からの大量点は見込めませんから、
エース森田投手が最小失点に抑えての接戦を期待したいですね。

常葉菊川は佐藤・熊代・中田・隈部投手と試合が進む度に投手のレベルが下がってきただけに、
森田投手の状態が良ければ、熊代投手以上のピッチングはしてくるはず。
油断していると大振りになって、三振の山ということになりかねません。
大垣日大はミスで崩れるということはないでしょうから、
スリリングな走塁でミスを誘発することも難しい、
いかに失投を逃さずに打てるか、集中力勝負ですね。
森田投手からある程度点数を取ることができれば、継投を含めて勝機はあるはず。
あとは守りに入らないこと、常に攻めの姿勢を失わないこと。
常葉菊川が展開してきた積極的な野球、攻めの野球を最後まで貫いて欲しいです。

ここまで甲子園で伸び伸びした野球を展開してきた両チーム、
常葉菊川は仙台育英・大阪桐蔭という優勝候補を、
大垣日大も帝京という優勝候補のチームを破ってきています。
決勝戦でも彼らが見せてきた伸び伸び野球を展開できるかどうか、注目したいですね。
明日は強豪ひしめく東海勢同士の戦いに相応しい接戦に期待です!
そして、高野連本部の愚民どもを…うわなにをするやめr


◆準決勝第1試合 常葉菊川 6-4 熊本工
常葉菊川が9回表に1点差を跳ね返しての逆転勝ち!
今日は常葉菊川にとって厳しい試合展開でしたが、よく勝ちました。
試合前半は併殺を取れる所で悪送球をしたりと守備のミスで失点、
攻撃ではサードゴロ本塁突入や強攻策が裏目に出るなど、流れが悪かったです。
試合中盤に田中投手から戸狩投手にスイッチして、守りのリズムを変えるも、
相手の隈部投手の低めスライダーに手を焼き、打線が繋がらず、
強い打球が飛んでも野手の正面を突くなど、付いていない感がしていました。

8回裏にも振り逃げ・アンラッキーなヒットで1アウト1・3塁のピンチを迎え、
このまま負けてしまうのかと不安になりましたが、
そこを戸狩投手が踏ん張り切り、
9回表には先頭のキャッチャー石岡選手が2ベースヒットで出塁し、
田中投手の代わりにファーストに入っていた途中出場の浅原選手が
隈部投手の外角低めスライダーを捉えるレフトオーバータイムリー2ベースで同点!
ここで熊本工はキャッチャーの藤本選手が投手に入るも、
試合の流れは既に常葉菊川、ピッチャーゴロでランナーを3塁へ進めた後、
2番町田選手がセンターへの勝ち越しタイムリーヒット、
3番長谷川選手のエンドランサードゴロでランナーを2塁へ進め、
4番相馬選手のラッキーなセンター前ポテンタイムリーでもう1点を追加。
常葉菊川が見事な逆転勝利を飾りました。

大きかったのは、3回表の同点打、2番手戸狩投手への交代、8回裏の浅原選手の起用です。
2回裏の3失点は常葉菊川にとって歯がゆい失点でした。
先頭の藤本選手の2ベースは打った相手が上手いとしても、
6番古江選手の送りバントサード内安打、
1アウトからの8番隈部投手のショートゴロ併殺コースを2塁に悪送球して失点した辺りは、
これまで守備のミスがほとんどなかった常葉菊川にとって痛いミスでした。
1番藤村選手に打たれた球も外角高めに浮いてしまったストレート、
狙い通り低めに来ていればアウトにできていたはず、勿体無い感のする失点でした。
直後の3回表にも不運なショートライナー併殺で一度はチャンスを逸しかけましたが、
四球で繋いだ後に、4番相馬選手が見事な右中間突破の同点タイムリー3ベース、
熊本工に傾きかけた流れをなんとか取り戻しました。
相馬選手のバッティングは見事でしたよね。
打撃フォームが西武・佐藤友亮選手のように内から外へ巻き込むように打つ形、
センターから右方向へ強い打球を打てるのが特徴です。
左投手を得意としているわけですね。見事なバッティングでした。
ここまで5番以下の下位打線から1・2番への繋がりで得点してきた常葉菊川でしたが、
ようやく上位打線が機能する形となりましたね。非常に大きな一打でした。

次のポイントは5回からの田中投手から戸狩投手への継投です。
今日の田中投手は大阪桐蔭戦と同様で、ストレートの球威がもう少し。
立ち上がりのコントロールは大阪桐蔭戦よりも良かったのですが、
これまでの疲れや、熊本工の打者は俊足揃いで振り回してこないこともあって、
今までのように打ち取ることはできませんでした。
4回裏には生命線だった左打者への内角ストレートが真ん中に甘く入ってしまい、
1番藤村選手に再びタイムリー3ベースを浴びて失点、立ち直るきっかけを掴み切れませんでした。
それを察してか、5回からスパッと戸狩投手に交代。
打順的にもあと1イニング引っ張るのかと思いましたが、思い切って代えましたね。
戸狩投手は130前半のキレのいいストレートを軸に、
カーブ・スライダー・カットボールと豊富な変化球をコーナーに投げ分けるピッチング、
1回戦で見た時よりもストレートの威力があり、外角低めに制球されるストレートは絶品、
エースの田中投手に勝るとも劣らない素晴らしいピッチングでした。
戸狩投手のテンポのいい投球が試合を作り直したといってもいいでしょう。
8回裏の1アウト1・3塁からの投球は見事の一言、
スクイズを警戒しながらも早いテンポで追い込み、
ショートゴロ併殺に取った投球は実に理想的なものでした。

そして今日の陰のヒーロー・途中出場の浅原選手の活躍です。
起用されたのは8回裏のファースト守備からでした。
戸狩投手の状態が良かったことや、
9回表の攻撃で1塁守備に付いていた田中投手に代打を送る予定だったことや、
7回裏のファースト守備で田中投手がボールを捕り損ないあわやセーフの場面があったこと等、
理由は色々とあったのでしょうが、
守備から入っていたことが、甲子園初打席の緊張感を和らげたように思います。
それと外角の変化球は得意だったんでしょうね。
中盤以降、常葉菊川打線が苦しんでいた外角低めのスライダーを完璧に捉えました。
浅原選手の一打が隈部投手をKOし、その後の逆転劇に繋がったように思います。
勿論、先頭打者で2ベースを放った8番捕手の石岡選手の打撃や、
決勝打を放った2番町田選手の打撃も素晴らしかったです。
でも、それ以上にいきなりの出番で殊勲打を放った浅原選手の打撃を評価したいです。
1回戦の戸狩投手のピッチングにしても、今日の浅原選手の打撃にしても、
それまでベンチを温めていた選手も良い活躍をしています。
常葉菊川の積極的な姿勢が、ナインだけでなく、
ベンチの選手全体にも浸透しているということでしょう。
常葉菊川のベンチ全体が一つになっている証拠ですね。

勝った常葉菊川は、田中・戸狩の両左腕投手を中心に投手力が安定しています。
2人ともコントロールが抜群で、両サイドにしっかりと投げられるストレートは見事。
投球フォームも相手打者に見づらい形で、
ストレートは130前半であるものの威力があります。
そしてその制球抜群の2人をリードする石岡選手のインサイドワーク、
打者の裏をかく巧みなリードは見事、このバッテリーの巧さが光ってます。
野手陣はチーム打率が2割あるかないか、三振も多く、強力打線というわけではありません。
しかし狙い球が絞るのが上手く、各打者が思い切りの良いスイングをすることができます。
中盤から終盤にかけてのここ一番での集中打が常葉菊川打線の強みですね。
また、隙あらば走ってくる積極的な走塁も持ち味の一つ。
タイミングが微妙でも、一か八かで突っ込むスリリングな走塁は相手にプレッシャーをかけます。
守備も2年生の内野手が多いものの、わりと堅実。
バッテリーを中心として守りの安定感があり、積極的な姿勢が目立っています。
決勝でもその積極的な姿勢を崩せずに戦えるかに注目したいですね。

負けた熊本工は1番藤村選手を中心に俊足の打者が揃い、
序盤から常葉菊川バッテリー・守備陣を苦しめましたが、
相手投手を打ち崩すとまではいきませんでした。
中盤にもう1点が取れなかったのが大きかったです。
スクイズのチャンスもあったわけですが… 動く前に終わってしまいましたね。
守りでは隈部投手が悪いながらにも中盤立ち直り、好投してはいたんですが、
今日の試合展開からすれば、継投を考えておくべきだったように思います。
結果から言えば、引っ張りすぎたったのではないかと思ってしまいます。
それでも隈部投手はエースですから、
試合を任せて完投させた判断自体は間違ってなかったでしょう。
熊本工にとっては勝てた試合ではありましたが…
最終回に失点する詰めの甘さを直すことが夏に向けての課題でしょうね。


◆準決勝第2試合 大垣日大 5-4 帝京
いやー、7回以降はヒヤヒヤの連続でした… よく大垣日大の森田投手は粘りましたよ。
9回に死球を与えて、4番中村選手に回った時はもうダメかと思いました。
もう最後は気迫でしたよね。森田投手の気持ちが僅かに勝ったというところでしょう。
逆転劇となった第1試合とはちょうど逆の形で、
大垣日大の逃げ切り勝ちとなりました。

勝敗を分けたのは帝京の継投でしょう。
まず先発したのは甲子園初登板となった2年生右腕の高島投手。
スピードガンで146・147キロをマークするなど、スピードはありました。
けれどボールの角度がなく、キレも今ひとつ。
しかもそれがストライクに入らなければ全く意味なし。
甲子園初登板の緊張もあってか、先頭打者にストレートの四球、
2番打者にノースリーからワンストライク取るも四球で、ワンアウトも取れずに降板。
結果的に高島投手の先発は裏目に出てしまいました。

しかも急遽登板することになった2番手投手は、1回戦で20三振を奪いながらも、
2回戦で右手に死球を受けて打撲、それ以来、登板がなかった太田阿斗里投手。
1回戦同様にストレートは147キロと140後半をマークするものの、
打撲の影響か、急遽登板した影響なのか、コントロールが定まらず、
死球を与えるなどして2アウト満塁となり、
6番箕浦選手に甘く入ったストレートを打たれるライト線へのタイムリー2ベース、
さらにパスボールによる失点を挟み、
7番北上選手に同じく甘く入ったストレートを打たれるレフト前タイムリーで失点。
ならば、変化球で立て直そうと、スライダー・フォークを投じるも、
大垣日大の打者は低めのボール球には手を出さず、変化球も次第に高め高めと抜け始め、
結果、ストレートに頼らざるを得ず、甘く入ったストレートを痛打されて4回にも1失点。
本来の力を出せないまま、アトリ投手はマウンドを降りることになってしまいました。

3番手の垣ヶ原投手は130中盤のストレートとカーブのコンビネーションで、
大垣日大打線に全くバッティングをさせず、
エラーで出したランナー1人のみの、ノーヒットピッチングを見せたことを考えると、
継投ミスだったのではないかと思わずにはいられません。
スクイズ失敗もありましたし、帝京にとっては悔いの残る試合だったのではないでしょうか。
準決勝で初登板の投手を先発起用したり、
ミスがあってもいつでも逆転できるとどこかで心理的余裕を持ってしまったことが、
帝京の敗戦に繋がってしまったように思います。
仙台育英もそう、報徳学園もそうでした。
優勝候補と呼ばれたチームは、皆、余裕のある試合展開をしようとして敗れ去っています。
常葉菊川や大垣日大のように、
謙虚ながらも積極的で自分達のプレーをし続けるチームが勝ち上がっています。
今大会は、強豪校の慢心を戒める大会となっているのは事実でしょう。
帝京も強豪の看板に溺れてしまったように思えます。

勝った大垣日大は、エース森田投手を中心に守備がしっかりしたチームです。
森田投手は130後半のストレートとスライダーのコンビネーション。
本来は制球も安定しているのですが、今日は疲れがあったせいか、9四死球と荒れ模様。
それでも6回にはスクイズを外すなど、最後まで落ち着いていて、
粘り強い、気迫溢れたピッチングを見せてくれました。
キャッチャーの箕浦選手は盗塁を刺すなど帝京の機動力を封じ、
スクイズを2球連続で外して3塁走者をアウトにするなど森田投手を助け、
セカンド平野選手の好守備を筆頭に堅守でバックも守り立てました。
大量失点することは考えづらい守りのチームといった印象です。
一方の攻撃面も派手さはないものの、
各打者の振りがシャープで、どんな投手にも対応できる印象です。
打線の対応力という点では、常葉菊川打線よりも上でしょうね。
阪口監督の下、卒のない攻撃ができる打線は決勝でも力を発揮すると思います。
常葉菊川と同じくまとまりのあるチーム、決勝の戦いぶりにも注目ですね。

負けた帝京は継投策とスクイズ失敗を始めとする攻撃のミスが痛かったです。
それでもこれまでの試合で見せた中軸の長打力と各選手の足の速さは見事。
投手陣も本格右腕のエース太田投手を中心に、
左で安定感のある垣ヶ原投手、荒削りながら球の速い高島投手と、
エース級の投手が3人もいます。
選手の能力ならば、トップクラスの高校でしょう。
今日の敗戦もそうですが、これまでの試合も序盤のビッグイニングで大量リードすると、
その後は追加点を取れないなどと、やや慢心があるのではないかと思える面もありました。
夏までに最後まで妥協せずに戦い抜ける心を養っていってもらいたいです。
今日の敗戦で、他校のお手本となる「真の強豪」へと変わっていって欲しいですね。

◆追加 第2試合の帝京に関する記事
この話を聞いて、03年4月22日の西武・松井稼頭央選手の盗塁失敗を思い出しました。
7-8の1点ビハインド、ランナー1塁に松井稼頭央選手、バッターは4番カブレラ選手、
3塁コーチは伊原監督で、サインは盗塁。
しかし松井稼頭央選手は2塁盗塁失敗で試合終了。
その年、松井稼頭央選手は走ることに躊躇してしまい、盗塁数は13個。
この件によって盗塁のイップスにかかったと言われたものでした。

正直言って、あの状況で走れと言うのは選手に酷です。
確かに盗塁を決めれば得点のチャンスも増えたことでしょう。
でもそれは成功した時の話で、失敗したらそれこそ全てが終わりです。
しかも一発勝負の高校野球、
そんな一か八かの賭けの判断を選手に任せるというのはどうかしてるとしか思えません。
「あれはダメですね」じゃなくて、
そんなサインを出すお前がダメだして選手を責めるお前がダメだろと。
昨日の東尾氏の番組の話ではありませんが、
それこそ監督が勝利のために作戦を取った「振り」をしているだけに思えます。
あの場面では走れなくても選手を責められないですよ。
また、失敗したとしても選手を責めることはできませんよ。
帝京が負けた理由が何となく分かった気がします。
そこが大垣日大との違いだったんでしょうね。

2007年04月01日

ベスト4が出揃う

第1試合は帝京が7-1で広陵に勝利。
第2試合は大垣日大が9-1で関西に勝利。
2試合とも予想以上の大差が付く試合となりました。
実力自体はそれほど差がないと思ったんですがね。
各チームの投手に疲れが見え始め、
制球が甘くなってビッグイニングを作ってしまったのが原因でしょうか。
準決勝・決勝では点差の少ない好ゲームを期待したいところです。

ベスト4の顔ぶれを改めて見ますと、
常葉菊川(静岡)、熊本工(熊本)、帝京(東京)、大垣日大(岐阜)、
なんと東海ブロックのチームが2校もいます。
大垣日大は希望枠での選出(ちなみに準決勝で常葉菊川に敗退)ですが、
センバツの東海ブロック選出枠2校+特別枠の大垣日大の合計3校のうち、
2校が残ったのはかなり優秀な結果といってもいいでしょう。

…さて、そろそろ高野連さん、何か言うことがあるのでは?(爆)
4年前に新設の希望枠・神宮大会枠が作られた際、
中国・四国ブロックの枠が1つ、東海ブロックの枠が1つ減らされました。
確かに東海ブロックは静岡・愛知・岐阜・三重の4県に対して、
3枠というのは多すぎたとも言えますが、2枠は正直厳しいものがあります。
この理不尽な削減によって、東海地域の高校が奮起したのか、
以降の成績は目覚しいものがあります。
愛工大名電の準優勝・優勝を筆頭に、岐阜城北のベスト4、
今年の常葉菊川・大垣日大の2校のベスト4入りと、毎年上位に食い込んでいます。
当然、その陰では出場できなかった東海地域の補欠校がいるわけで、
希望枠で出場した大垣日大もそうなりかけた学校の1つです。
東海地域の人間からすれば、
恩恵としての希望枠で出場させてもらった大垣日大が健闘しているのではなく、
本来実力で出場できたはずの大垣日大が自分達の力を発揮している、という感覚です。

センバツの東海ブロック枠を2つにすることは本当に正解なのか、
他の地域の出場枠も本当に妥当なのか、今一度検証してもらいたいです。
私の感覚としては、関東・関西地域への比重が大きいように思うんですがねぇ…
まぁ、色々と事情があるんでしょう。
昔から選考に関しては色々と言われていますし。
このセンバツにおける不透明な選考はどうにかしてもらいたいです。

ここまで来たのならば、決勝は常葉菊川VS大垣日大の東海ブロック対決を望みたい所。
もう高野連本部へのあてつけです(笑)
戦前の予想では、強豪校の熊本工・帝京の決勝進出が有力と思われるでしょうが、
ここまで優勝候補を破ってきた勢いと東海地域の意地で、勝利を収めてもらいたいです。
明日の準決勝は常葉菊川と大垣日大の2校の戦いぶりに注目です。


◆ゲームの話 『白銀のソレイユ』
金曜日に無事到着しました~ けれどまだ全然進んでません(^^;
夜は大体、高校野球とプロ野球の話を書いていると終わってしまうので…
本格的な進行は高校野球が終わってから、といった所でしょうか。

ゲームを始める前に驚いたのは、インストール容量。5.3Gあります。
DVD2枚とあったので、まさかとは思いましたが…
最近は恋姫無双やプリズムアークなど、大容量美少女ゲームも増えてきましたね。
HDが昔に比べて安価で大容量になったとはいえ、これだけの容量は鬼です(苦笑)

そんなこんなで、ボチボチと進めていくつもりです。

色々あって。

手書きによる日記を、昨年12月で止めていましたが、今日からまた再開することにしました。
…オンラインではまったく関係ない話(苦笑)
日記一つで職場を救うことも出来る…まぁそんな感じですかね。
あと、イベント時の発注の参考にもなる。まぁ多くは語らじ。

■■■テレビが。
壊れやがりましたので、旧式のリモコンすらついてないブラウン管TVを堪能しています。強がり。

…チャンネル変えるのマジメンドイ…

昨日は休日でしたが、大半を家事に費やしたため、高校野球はあまり見てません。
ちょうど、常葉菊川が大阪桐蔭に追いついたところから、勝利の瞬間までしか。

わりとーでもいいことですが、常葉菊川が甲子園に出てくるまで、「常葉を「ジョウヨウ」と勘違いしてました。
や、常緑広葉樹の略かなーと(笑)
しかし、ちゃんと「トコハ」で変換できるんですね…自分のボキャブラリの無さが恨めしい。
一応文系だったですが、実際あった人間は誰一人信じてくれません。
なんとなく、今回のことで納得しました。

どーでもいい話終了。

応援曲云々の話が前日ありましたが、個人的に「21世紀枠-希望枠」の対決は興味深かったです。
最初にこの2つの枠が始まったとき、いつか(勝ち進んだ結果で)こういうカードが生まれると良いなーと思ったものです。
近年の様子から考えれば、割と早く実現したと言えるかもしれません。
大垣日大に関して言えば、希望枠というのが少々勿体無いチームかと思いますが…
常葉菊川同様、面白い存在かと。

■■■うどん練習。

横にでかいので、サムネイル。

時間無さすぎ(^^;
通販で東方関連の同人誌購入。
駄メイd…じゃなくて、さっちゃん分を補給しまくったので、ウドンゲ分は自分で補給。
ホントは輝夜も描きたかったけど、次の休みにでも。