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2009年03月29日

1000円ポッキリ

高速道路におけるETC利用者の上限額が期間限定で1000円になりましたが、
特にこの週末は問題にはならなかったようで。
本番はゴールデンウィークですかね。
利用する際には路線の乗り降りで1000円が再徴収される可能性もあるだけに、
予め調べてから利用しましょう~

とはいえ、この割り引き政策、かなり最悪のように思っています。
この割引を可能にしている財源は誰が払ってきたものなのか?
日頃から自動車を利用する人、高速道路を利用する人であるはず。
その最たるものがトラック運転手でしょう。
その人達はこの恩恵に全く与れないというのは何なんだろうと。
なにが利用者還元なのか。
恩恵を受けるのは普段高速を利用しないサンデードライバーではないのか。
どちらかと言えば、トラック業界に対する恩恵を厚くし、
結果としてそれが運送料の低下を呼び込む方が建設的だと思うんですけどね。
まぁ、長らく皺寄せを受け続けたトラック業界が正常になって、
運送料に影響をもたらすのはかなり先のようにも思えますが…


◆ゲームの話 『リトルバスターズEX』
そんなこんなで、keyの『リトルバスターズEX』をプレイし終わりました。
EXシナリオの佳奈多も佐々美も沙耶、どれも面白かったです。
上手いことRefrainから繋いだな~と。
上手くシナリオを補完していたように思います。
しかし相変わらず… キャラを立てるのが上手い。
それでいて容赦なく×××するのがkeyのすごい所。
美少女ゲーム業界のトミノか(^^;
まぁ、でも、しっかりと救済要素があるので、その点は安心なのですが。
でも今回ほど途中どうなることかと思ったことはありませんでした(苦笑)
そんなこんなでネタバレなしだと、シナリオは詳しく書けませんが、
物語としては非常に良かったと思います。
楽しめたし、感動できたし、綺麗でした。

ちなみに一番好きなシナリオは、佐々美シナリオですかね。とにかく綺麗。
あとは西園シナリオ、佳奈多シナリオ、沙耶シナリオといった順でしょうか。

ネタバレな感想に入る前に、エクスタシーということで18禁要素にも言及しておこうかと。
いつもどおりHぃは薄いです。あまりエクスタシーじゃない。
むしろ、エロシーンよりもそれ以外がエクスタシー。
例えば、鈴が佐々美に勝利した場合に持ってくる戦利品アイテム、
「佐々美のリップクリーム」「佐々美のオーデコロン」「佐々美の靴」はまだしも、
「佐々美の靴下」とか「佐々美の体操着」とかどうやって取ってくるんだ?
そして、それらのアイテムを主人公はどうせよと(^^;
「佐々美のリップクリーム」「佐々美の靴下」「佐々美の体操着」の3つを
毎回装備しようとする俺はきっと変態です(爆)
「佐々美の飲みかけの牛乳」も惜しいが、消費アイテムなのが残念。
そんな妄想が膨らむ辺りがエクスタシー。

また、追加された佳奈多シナリオ。
ややネタバレになりますが、告白せずに終えると、エンディングで選択肢が一つ追加、
その選択肢を選ぶと妙に姉妹丼っぽい感じが(爆)
エンディング後に妄想膨らむ辺りがエクスタシー。

締めは沙耶シナリオ。
温泉イベントも勿論だけれども、その後の氷上ロープにおける選択肢とか、
その次の次である照れ隠しイベントも想像するとエッチぃ。
氷上ロープでは「服を脱ぐ」「パンツまで脱ぐ」の選択肢が登場。
脱ぎたてほやほや、とか、今ならいい匂いがするかも、とか表現がエロイ。
照れ隠しイベントでは、いきなりパンツを膝まで下ろしたり、
髪でくるまれてモミモミとか、おしっこだとか、本当にありがとうございました(爆)
でも、何故か知らないけれども、馬鹿理樹で終盤のHシーンを回避してバッドエンドを見ると、
「うんこぶりぶり~」になるってのは正直勘弁(苦笑)
それならば、おしっこの方がいいです、そういう性癖です(爆)
ぜひ、パンツと髪でと妄想しちゃう辺りがエクスタシー。
そしてMに目覚める沙耶が一番エクスタシー。


アホな話はここら辺にしておいて、以下は真面目なネタバレ感想です。
↓続き、長文注意

◆『リトルバスターズEX』ネタバレ感想
最初に話を簡単に整理しますと、
1学期終わりの修学旅行中に理樹のクラスのバスが転落事故に遭い、
理樹のクラスのメンバー(鈴・小毬・美魚・クド・来ヶ谷・真人・謙吾)と、
同じバスに乗っていた葉留佳・恭介のリトルバスターズメンバーが意識を失い、
その絶望的な状況から軽傷だった理樹と鈴が絶望せずに生きていけるように
という想いが重なって1学期を繰り返す世界を構築した。
各ヒロインがその世界で抱いていた想いが成就すると、
その世界から脱却していき、世界の有り様が崩れていく、と。
各ヒロインの想いを満たした理樹はRefrainで世界を完全に崩壊させ、
現実へと帰っていく、といった感じでしょうか。

分からない、というか、明確にされていないのが現実と虚構の区別。
美魚シナリオの小説でも触れられているように意図的に暈されてる感があります。
Refrainの現実1度目の回帰、
理樹と鈴の2人しか助からない結末、あれは現実なのか虚構なのか?
現実に見えるのだけれども、現実でもないように思える曖昧な位置にあります。
現実に見える理由は、理樹と鈴以外のリトバスメンバーが死を自覚している点にあり、
虚構に思える理由は、再挑戦選択肢前の「現実もこのとおりにすれば~」の記述。
自分としては虚構だったのかなと。
最初は虚構世界の作成は死者でないとできないのかとも思いましたが、
理樹も鈴も虚構世界を作っているので、それは関係ないわけで、
悲惨な事故を前に自分たちは死んでしまうと思い込んでいただけの可能性も。
もう一つ考えられる理由としては、虚構世界で誰も死なないこと。
これは沙耶との対比になるわけですが、
リトバスメンバーが虚構世界で死ぬことはありません。
葉留佳のバッドエンドで事故に遭うような記述がありますが、
佐々美シナリオにおける虚構世界の退場条件を考えてみれば、
事故に遭う直前に葉留佳は退場していることになり、事故は起きていないはずです。
それじゃその後に聞こえてくる救急車の音が何なのかということになりますが、
これはある意味、現実と虚構の境目なのではないかと考えられます。
つまり、救急車のサイレン音は現実(佳奈多が聞いている状況にある)、
ですからバスが爆発して葉留佳らが死亡するという現実は最初からないわけで、
修学旅行で理樹と鈴だけが助かる結末も虚構ということになるかと思います。
どういう過程を経たかの違いがあるにせよ、
修学旅行の事故は最初から全員助かっていた、というのが前提のように思えます。
勿論、そう解釈しなくともいいのですが、
助からなかったものを助かったとする奇跡よりも、
助かったものをより確実に助ける奇跡の方が楽というか、可能範囲だと思いますので。
ここら辺は運命論と奇跡の考え方次第でしょうか。

リトバスメンバー以外のキャラクターの虚構世界での取り扱いは詳細不明です。
佳奈多シナリオで語られるのかと期待していましたが…全くなし。
佳奈多も佐々美も事故に遭っていないので、リトバスメンバーと同じ取り扱いというわけではなし。
でも佐々美はともかく、佳奈多は明確に虚構世界の繰り返しを記憶していますので、
何らかの関わりを持っていることは確か。
葉留佳による創造人物という可能性もありますが、佳奈多エンドが存在する以上、
葉留佳の仲直りの願いとは別個に佳奈多の願いが存在していたのは間違いないでしょうから、
佳奈多は参加メンバーの一人に準ずると考えられると思います。
バス事故を目撃し、葉留佳の生死不明に悲嘆して気絶し、虚構世界へという感じでしょうか。
葉留佳バッドEDで理樹からも死の臭いを感じているとも取られますし、そう考えるのが自然かなと。
佐々美に関しては虚構世界と現実との接点がほぼないので、完全なゲスト扱いでOKかと。
黒猫とのエピソードは1学期に実際にあったと考えれば、全く問題ないですしね。

沙耶はリトバスメンバーとは異なる見解をする必要があるでしょう。
まず沙耶(現実名:あや)が事故にあった時期、
季節は冬、事故原因はバイパス工事中の土砂崩れですので、
あやの事故は明らかに修学旅行前であり、CGから想定される年齢も精々中学生程度で、
あやは自分の死を明確に理解していることから、
修学旅行前にあやは死んでいると理解する他にないでしょう。
事故現場が同じであったため、
幽霊だったあやがリトバスメンバーの想いに惹かれて迷い込んだと解せます。
で、問題は沙耶エンドの取り扱いですが… それはまた後述。

リトバスメンバーに話を戻しまして、各シナリオを考えてみます。

●美魚シナリオ●
美魚シナリオにおける美鳥のエピソードは現実なのか否か。
佐々美シナリオを考えると、現実だったのでしょう。


●小毬シナリオ●
小毬シナリオ自体は良いとして、それに関連しての古式さんの生死はさっぱり。
ゲーム1回目における取り扱いがどうなのかが分からないので判断しきれないんですよね。
2回目からは自殺未遂で、「死んでいない」わけですから。
でも恭介との勝負で古式の姿に動揺したことを考えれば、
2回目以降の自殺未遂イベントは謙吾の願望と考えられるので、死亡説が有力でしょうか。
でもここらの取り扱いはイマイチ曖昧な感が強いです。


●クドシナリオ●
クドはエンディングが多いので混乱を来たしやすいです。
通常プレイで2つ、Refrain後に1つ追加、
さらにそれを見た後に帰国エンドをもう一度見ると文章が多少変化してたりします。
現実は帰国せず、母親の死をニュースで知ったというのは間違いないでしょう。
ですから、クドの母親は死んでいると考えるのが自然かと思います。
(そう考えると、クドが虚構世界で一番大変な目に遭ってるんだよなぁ。それを繰り返すって…)
やはりクドは涙なしでは語れないです。最初はあんな能天気キャラだったのに。
祖父の生死は不明。自分は生存していると考えてます。


●来ヶ谷シナリオ●
来ヶ谷エンドは修学旅行後、Refrain後なのは間違いないでしょう。
最初はよく分かりませんでしたが。Refrain前だと厳しいよね、アレ。
他のリトバスメンバーは虚構世界での出来事の記憶がぼんやりしているようですが、
来ヶ谷はわりと明確に記憶している模様、それがあのエンディングの意味でしょう。


●鈴シナリオ●
鈴はRefrainの前振りなのでコメントをする必要もないかと。
Refrainにおける「大人が怖い」はRefrain前の鈴バッドエンドを指すと理解。
現実で酷い目にあったとかは強引な解釈かと。


●葉留佳・佳奈多シナリオ●
葉留佳は佳奈多とセットで考える方向で。時間的には葉留佳→佳奈多なのは絶対ですが。
葉留佳シナリオにおける抽象ビラは特定しない方向で。
三枝・二木家ともにかなり恨みを買っている家柄なようなので、
それに乗っかった人物がばらまいたと考えるのが自然でしょう。
そう考えると、現実にあった出来事と考えるのが筋か。
佳奈多シナリオにおける三枝・二木家の来訪をどう理解するかは微妙。
現実にあったようには思えないわけですが…
佳奈多がそういう締めくくりを願っていたと考えるのが良さそうですね。
ちなみに佳奈多に告白せずにHシーンを拝まない場合、
現実の突入作戦決行時に選択肢が登場し、葉留佳にキスすることができます。
なんかそれって姉妹丼っぽくね?
逃避行中にどう考えてもごっつあんです。本当にありがとうございました(爆)


●佐々美シナリオ●
佐々美シナリオは外伝チック、虚構世界の在り様を解説してくれます。
虚構世界は想いの世界、マスターが存在し、その想いが成就することで世界は崩壊すると。
虚構世界を抜ける時の感覚は雪に包まれるようであるというのは、
沙耶エンドを考える上での重要要素なので、敢えて言及しておきます。
虚構世界の取り扱いで一番の問題は、「観測者」の存在。
「マスター」「プレイヤー」「ゲスト」ここら辺はいいと思うんですよ。
問題はその外部と内部の「観測者」。
佐々美シナリオで言えば、マスターは黒猫、プレイヤーは佐々美、ゲストはその他大勢、
内部観測者は理樹、外部観測者は恭介など。
時間の流れは観測者で決まると理解できるものの、それじゃ観測者がどうなると時間が流れるのか。
佐々美シナリオでは内部観測者の理樹が存在し続ける以上、外部の時間は流れていません。
逆に理樹が存在しなくなると、時間が流れてしまい、
存在したはずの笹瀬川佐々美が存在しなくなってしまいます(佐々美バッド)。
でもこれはあくまで理樹に着目したからこうなったわけで、
理樹が佐々美であったとして考えれば、現実における第三者において時間が流れている可能性があります。
こうなるともうタイムマシン論になってきちゃうんですが、
理樹が帰る現実は理樹が時間が流れていないと認識しているだけで、
第三者的には理樹達が存在せずに流れた時間があるのかもしれない、という想像が働きます。
こうなってくると、頭が混乱するだけで不毛になるので、ここらで断念。
まぁ、そういう理由からしても、事故の死亡者がいては困ることになるのですが。
観測者によって人間の生死が変わっちゃうのはやはり変ですからね。
厳密に考え出すと、佐々美バッドは問題があるのですが、
逆にそうであるからこそ、沙耶エンドの取り扱いもまた変化する可能性が出てきます。

(補足)「観測者」について
やや分かりにくくなりましたが、リトルバスターズで説明不足なのはこの点でしょう。
「世界」が存在する上では観測者が存在しなければいけないわけで、
現実ならば内部が自分自身であり、外部が例えるなら神でしょう。
リトバスメンバーの虚構世界ではプレイヤーであり、内部観測者が理樹と鈴、
もしくはプレイヤーが理樹、内部観測者が鈴と理解でき、
この場合の外部観測者は佳奈多になるのかもしれません。
いずれにせよ、観測者については分かりづらいです。
でも観測者を規定しないと、戻る前の世界と戻った後の世界の差異の有無を考える必要が。
明確に規定されていないので、観測者を仮定し、
戻る前の世界と戻った後の世界は基本的に同一であると考えるのが良さそうです。
(例外として、佐々美バッド・沙耶エンド)


●沙耶シナリオ●
そんなわけで、沙耶シナリオです。
沙耶(あや)は時風(恭介)に秘宝として、明確な「死」=理樹との別れを願ったわけですが、
恭介はあやに嘘をついて秘宝としてタイムマシンを用意していた、という感じになるかと思います。
最後の子供の頃のあやのシーンは想像でもなんでもなく、現実と理解していいのではないでしょうか。
佐々美シナリオの例もありますからね。
幼い頃に遊んだ男の子も理樹でしたってのは良いエンディングですね。

…で、問題はその後。
そうなったとしても、あやはいずれ事故に遭って死んじゃうわけで、
観測者としての現在の理樹に会うことはない、となります。
それでいいのか、良くないのか。
もうこうなってくると、想像の域を抜け出しませんが、考えてみようと思います。

まず考える必要があるのは、裏山の開けた場所の取り扱いです。
沙耶が理樹に射撃を教える場所、唯一存在する沙耶のテリトリー。
佐々美シナリオの焼却炉裏の例で考えますと、この場所は何らかの意味を持つことになります。
パっと見で、あやの事故現場と似た環境にあるだけに、
同じではないものの、何らかの空間の一致があると考えるべきでしょうね。
それじゃその場所は現実に存在しているのか否か、そこは難しいところです。
虚構世界の中で生まれた空間の歪みなのか、それとも現実にもそういう場所があるのか。
そういった例外が他にも存在したかと考えますと、基本的には現実の通りです。
その理由は、そういった歪みが存在すれば、虚構世界が崩壊しやすくなるからです。
明らかな虚構は沙耶シナリオの地下迷宮、でもそれも恭介によって封じられます。
(沙耶シナリオや佳奈多シナリオにおける恭介の用事)
けれども、地下迷宮は封じられても、裏山の開けた場所は封じられません。
そう考えていくと、裏山の開けた場所は現実に存在しているとなります。

それを踏まえた上で、沙耶エンド後のエンディングクレジットを考えます。
最初の沙耶が雪の中に埋もれているシーン。
あれは事故にあった山で土砂とか雪が降り積もっていることを表現しているのではなく、
虚構世界からの脱却を表現していると理解するのが相当でしょう。
もし事故後のあやに降り積もる雪であったとするならば、沙耶の後に来るのはあやのはずで、
そこには成長具合の不一致があり、やや説得力に欠けます。
佐々美シナリオも踏まえて考えれば、
やはりあれは虚構世界からの脱却を表現していると理解できます。

次に来るリトバスメンバー(理樹・恭介・真人・謙吾)と遊ぶ楽しげなCGは何か、
これはあやの願望=願いと考えていいでしょう。
そして、最後、雪ではなく緑の地面に横たう沙耶のCGは何を現すのか、です。
あれは単に事故現場の地面を現し、現実に帰ったことを象徴する、とするのが一般的でしょうが、
それならば沙耶からあやに変化させるべきでしょう。
そこは単なる演出の手抜きだった、と言えばそれまでですが、
そこに何らかの意味を持たせるとすれば、
最後の緑の地面は学校の裏山の開けた場所なのではないかと推測できます。
沙耶(あや)の唯一の場所、そこは現実に存在していると先ほど説明しました。
そうなると、沙耶は虚構世界を脱却し、現実の裏山の開けた場所に戻った、となります。
つまり、沙耶(あや)は生きているとなるのでしょうか?

佐々美バッドエンドでは虚構世界から佐々美が戻らなかったことで、
佐々美の存在自体が否定されるという現実世界の変化をもたらしました。
それを逆に考えますと、死ぬはずだった沙耶(あや)の意識が過去に返ることで、
現実があやを歓迎する方向で現実世界が変化することも考えられます。
となれば、沙耶エンドにおける“あや”は理樹の観測する現実に存在する、
理樹と既に出会っている“あや”に変化している可能性があります。
その程度をどう考えるかが難しいところですが、
総合的に考えると、そういう結末も得られるのではないでしょうか。

もちろん、あやは死んだとする解釈が一般的であり、
エンディングクレジットは象徴的なものだとするのが自然かもしれません。
それでも深読みするならば、シナリオとして用意されていない救済が
あのエンディングクレジットに埋め込まれていた、とも考えられます。

個人的にはあやちん可愛いので是非とも生きて欲しいっす。
うんこぶりぶり~…じゃなくて、是非ともパンツと髪の毛で(爆)

2009年03月25日

ようやく

明豊高校の校歌を聞いても驚かなくなりました<南こうせつ氏の
ただ中央スピーカーでの放送とアルプススタンドでは、
どうしても時間差が生じてしまうだけに、
その差が他校の校歌と比べると顕著に出てしまうのがネックかなと。
いやはや、いい校歌です。

甲子園大会は昨日に引き続き注目のカード、花巻東-鵡川高校戦が行われました。
結果は花巻東が5-0で勝利。
花巻東の注目左腕・菊池投手は8回2アウトまでパーフェクトピッチング、
6回終了後に足をやや吊ったものの7回も好投、8回2アウトから四球、
9回に2安打を許してノーヒットノーランこそならなかったものの、
強打の鵡川打線を2安打に封じ、12奪三振で完封勝利をあげました。

広島カープが早々にドラフト1位で名前を出すなど、プロ注目の菊池投手ですが、
それに相応しいピッチングを見せてくれましたよね。
高めのボール球でマークした150キロは参考記録程度としても、
コンスタントに142~143キロを出せる辺りはお見事。
棒球ではなくキレもあり、コントロールもまとまっているのであれば尚更。
変化球もカウントを取るスライダー、空振りを奪うスライダーと2種類を投げ、
右打者の膝元や左打者の外角にスライダーを出し入れする技術は高校生離れしてます。
非常にテンポもいいですし、本格派左腕が出てきたなという感じがしますね。
レベル的には、田中・ダルビッシュ・涌井投手らの高校時に比べると劣りますが、
広島の前田健太投手のPL学園時代と同等の評価は与えられるかと。
左腕では速球の点からヤクルト・赤川投手や楽天・片山投手よりも上、
制球力の点で巨人・辻内投手やヤクルト・高井投手よりも上、といった印象です。
今秋のドラフトは目玉が不在と言われているだけに、人気が集中しそうな投手ですね。


◆ニュースネタ 静岡県知事が辞職へ
本来ならば、静岡空港の開港が延期となった時点で責任を取るべきだったわけですが、
その時は空港開港を見届ける~云々を理由に辞めず、
ここに来て遅すぎる辞職をした模様です。

以前にも触れましたが、静岡空港の開港が延期となった理由である立ち木問題は、
役所側の測量ミスによるもの、
しかもその事実を延々と隠し、問題を先延ばしにしていたことにありました。
さっさと謝罪し、責任を取っておけば、延期をせずに済んだものの、
その誤りを認めなかったために莫大な損失を出したわけで、
今回の辞職は突然のことと言うよりも、ようやくかという感が強いです。

今回の辞職によって、地権者側が問題となった立ち木の伐採に協力する模様で、
これにより静岡空港の滑走路は完全運用になるとのことです。
今回の辞職はそのための辞職だったようですが、
それでは空港延期となり、県財政や県政に与えた損害に対する責任は誰が取るのか、
正直イマイチ釈然としない辞職会見でした。

…しかし大丈夫なんですかね、静岡空港…
唯一、可能性を感じる路線は、石川県の小松空港との便かな。
日本海側と1時間で繋がるってのは自動車や電車では考えられないことです。
直線距離はたいしたことないのに、日本アルプスによって隔たれた境界線、
それが緩和されることを期待したいです。

2009年03月24日

祝! WBC連覇!

大会が始まるまでに監督問題が色々と言われてましたが、
ぶっちゃけ、誰が監督でもこの結果になっていたかもしれませんね(^^;
そう思わされる自作自演(?)気味な決勝戦のように思えました。
上手いこと決勝らしい良い試合に見せたなぁ、と。
日韓の監督が対照的だったからこその決勝戦だったかもしれません。
暗君と名将の対決ぶりが素晴らしかった!、と思わされました。
…暗君だよなぁ、やっぱり…

準決勝の日本の戦いぶりに言及すれば、
苦戦すると思われたアメリカ代表・オズワルド投手の投球が単調になった所を突き、
見事に連打で得点するなど、非常に良い戦いぶりだったと思います。
もっと緩急を付けられると嫌だったんですが、同じ球を続けてくれて助かりましたよね。
そんな快勝の中で気になったのは2つ。、
逆転の5点のきっかけとなった場面での福留選手の打席、
バントのサインが出た際のポカンとした口とその直後のサインを見る表情の変化、
そして最後のダルビッシュ投手投入の2つでした。
福留選手に関しては、バントが十分考えられる場面なのだから、
きっちりと頭に入れておいてもらいたかったです。丸分かり…
ダルビッシュ投手の投入に関しては、決勝戦でのリリーフが予想されていただけに、
プロになってから経験がないであろう連投させる可能性を生むべきではないと思いました。
…まぁ、それに関する危惧は半分当たっちゃったわけですが。

そんな準決勝の戦いぶりを見て、決勝戦のポイントは、
松坂・杉内・ダルビッシュ投手と主力先発投手を投入したことによって、
残る先発の岩隈投手がしっかりと試合を作れるかどうか、
左投手の先発が予想されるも故障離脱となった4番村田選手の不在によって、
対左投手の打線をどう組むのかがポイントであったと思います。

そのうち、先発・岩隈投手の投球は予想以上に素晴らしいピッチングだったと思います。
2点を失ったものの、100球の球数制限の中で8回2アウトまで投げてくれたわけですしね。
もし5~6回までしか持っていなかったなら、厳しい試合展開になっていたように思います。
やはり今日の試合の立役者は岩隈投手でしょう。勝ってたらMVPだったろうに…

打線はスタメンを見たときに、アホかと思いました。
いくら結果が残っているとはいえ、決勝戦の大事な試合で、
マスクを被っている選手を4番に起用しますかね? 伊東は何も言わなかったのか?
私は稲葉選手を変わらず4番に据えるか、内川選手を上げるかと思ったんですが…
結果的に4番城島選手は併殺などでブレーキになっちゃいましたが、
これは起用した監督が悪いというものでしょう。
城島選手はリードや肩で十分貢献してくれたと思います。

それでも片岡・中島選手の西武コンビの活躍で勝ち越し点を挙げ、試合は8回裏へ。
それまで好投の岩隈投手が疲れを見せて1点を失うと、2番手杉内投手にスイッチ。
昨日の準決勝でも2イニングを投げる連投になったことで、
やや危なっかしい投球でしたが、気力で一人を打ち取って3アウト、よく踏ん張りました。
すると9回表、先頭のイチロー選手が2ベースヒットで出塁し、押せ押せモード。
しかし勝ち越しタイムリーを放っている2番中島選手に送りバントを命令…
だから中島選手はバントが下手だと言ってるだろうと…
今までの送りバントも角度を付けず、打球を殺したピッチャー前のものばかり、
角度を付ける必要のある2塁から3塁への送りバントは少々難しかったかと。
結果的に2球バントファール、最後は一二塁間抜くかという打球を放つも、
好プレーに阻まれてアウト、無得点に終わってしまいました。

9回裏、代打を起用された後に杉内投手を代えたことはナイス判断だったと思います。
杉内投手の状態がいまひとつでイニングをまたぐ登板になったことと、
抑えはイニングの頭からの登板にしたいということがありましたからね。
その判断は良かったと思います。
けれど登板したのは藤川投手ではなく、またしてもダルビッシュ投手だったのが…

さて、抑え投手に必要なものって何でしょうか?
ボールの速さ? 決め球? 度胸? コントロール?
色々とあるでしょうが、私は投手の能力自体よりも、ベンチの信頼感だと思ってます。
ベンチが信頼して、試合を託して登板させられる投手、それが抑え投手かと。
試合の流れを止めるセットアッパーはまた違うと思いますが、
9回限定で登板する抑え投手はそうあるべきだと思ってます。
私はロッテのバレンタイン監督の野球は正直好きではありませんが、
彼の野球の中で素晴らしいと思うのは、そういった抑えに対する信頼感です。
小林雅英投手であれ、荻野投手であれ、不安定な時がありました。
それでも揺らぐことなく、打たれたら仕方がないと割り切る信頼感、
それは素晴らしいと思っています。
そういうスタイルであるからこそ、ロッテは守護神が育つのでしょう。

話を戻しまして、日本代表チームの抑えは誰だったでしょうか。
原監督は馬原投手と藤川投手の2ウエイと言っていたはずです。
それがどちらもスルー、抑え経験のないダルビッシュ投手の連投という選択でした。
その結果が韓国の同点劇という結果を生んだように思います。
もちろん藤川投手を投入していても同じ結果だったかもしれませんし、
ひょっとしたらサヨナラ負けだったかもしれません。
それでも貫いた結果ならと納得いったことでしょう。
もしダルビッシュ投手でサヨナラ負けしていたら…ゾッとしますね。
また、ランナー2塁に行ってもレフトを変えない余裕采配。
そのための亀井選手だったんじゃなかったんでしょうか?
一方の韓国は主軸の3・4番に対しても代走を送る思い切りの良さ、
試合を押されながらも、ここまでの接戦に持ち込めたのは、
韓国の監督の思い切りの良さによるものでしょう。素晴らしい博打勘でした。

同点に追いつかれたものの、ダルビッシュ投手はそこで踏ん張り延長戦へ。
勝負に出た韓国に対して、耐え忍んだ分だけ日本の勝利が近くなっていました。
そういう意味では、悪いながらもダルビッシュ投手はよく止まったと言うべきでしょうね。
その10回表、守備交代になたなかった内川選手が期待に応えてヒットで出塁し、
途中出場の稲葉選手が送りバント、岩村選手がレフト前ヒットで繋ぎ、1アウト1・3塁。
さぁ、この場面で当たっている片岡選手。どうするかなと思っていたら代打で川崎選手…
…んー、併殺にならなきゃ誰でも良かったんですかねぇ…
普通に考えれば、福留選手や阿部選手を代打に送る場面でしたが…
スクイズをやろうとでも思っていたのか、それとも川崎選手の気持ちに賭けたのか。
自分なら内川選手に川崎選手を代走、代打に阿部選手でしたけど… よう分からんです。
そんな中で川崎選手が倒れ、イチロー選手に賭けるしかないという展開に。
イチロー選手の意識が集中する中、岩村選手がノーマークの中で2塁盗塁、
この盗塁が実に素晴らしい走塁でした。
そしてイチロー選手が美味しい所を掻っ攫うセンター前タイムリー、
この打球で2塁ランナーの岩村選手も生還、この2点目が大きかったです。
イチロー選手の殊勲打で影に隠れてしまったたものの、
岩村選手の素晴らしい走塁で得た2点目がこの試合を決めたように思います。
イチロー選手に対する勝負も、その後を打つ中島選手が当たっていたからこそですし、
そういう意味では、今回のWBCは岩村・片岡・川崎・中島・青木選手といった
イチロー選手の前後を打つ打者の活躍が目立つ試合だったと思います。

10回裏はさすがに2イニング目は言い訳聞かないということで、
先頭打者を四球で出しながらもダルビッシュ投手が締めてゲームセット。
15安打放ちながらも5得点止まり、5安打に抑えながらも3失点という試合は
正直どうだったんだろうと思わなくもない試合でした。
勝ちゃいいんですけど、勝ちゃ。

そんなこんなでも、勝てば官軍、謎采配の暗君ぶりを露呈するものの、
結果として勝って連覇を果たしたのですから、原監督は名将なのでしょう。
本当に選手がよく頑張ったと思います。
出場は多くなかったものの、
影ながらチームを支えた川崎選手のリーダーシップが光りましたね。
各選手が力を発揮できたという意味では、首脳陣はよくやってくれたと思います。
連覇、おめでとうございます、と言いたいです。


…それでも、優勝しても実感薄いこの感覚は何なんでしょうか。
キューバを破り、アメリカを破り、ライバル・韓国に勝利しての優勝という
前回大会とは違っての文句の付けようのない結果だと言うのに…
それはやっぱりWBCという大会の持つ意味が、
第1回目と全く変わらず、浸透していないことにあるように思えます。
メージャーリーグが本気になる時は果たしてくるのでしょうか?
本気度の高かったアジアの中でも、
台湾が自チームを優先して十分な選手が揃いませんでしたし、
日本でも中日が結果として選手派遣を拒否することになったことを考えると、
将来的にどうなんだろうなと思わざるを得ないです。
連覇の喜びは勿論ありますが、
逆にチームとしての失策を繰り返しながらでも優勝できるWBCという大会の持つ意味が、
何だか空虚な感じを抱かせちゃうわけです。

連覇の喜びに水を差すような言い方をしていますが、
どうしてもそういう想いは消えてくれないです。
WBCに未来はあるんでしょうかね…
オランダの躍進を新たな可能性として考えたいです。
メジャーが本気にならないなら、
せめて五輪予選のようにもっと参加国が増えて底辺が拡大してくればいいのでしょうが…


◆WBCにおける埼玉西武ライオンズ勢の活躍
メンバーは涌井投手と中島選手と片岡選手の3人。
涌井投手は状態が良かったわりには登板機会に恵まれませんでしたね…
アホ采配の餌食になって印象が悪くなってしまった形か。
まぁ、そもそも先頭打者に四球を与えちゃったのがアレですが。
でも内容は良かったと思うので、チームに貢献はできたはず。
長いイニングを投げていないだけに、開幕ローテは微妙な面があるものの、
修正点はほとんどないでしょうから、調整してシーズンを迎えて欲しいです。

中島選手は風邪による欠場があったものの、それ以外の試合では素晴らしい活躍だったと思います。
天然芝や土のグラウンドでの守備をかなり不安視していたんですが、
ミスらしいミスもなく、安定した守備を見せていたのが何よりも驚きでした。
ゴールデングラブ賞が自信になったんでしょうかね。
守備でも一皮剥けたことを感じさせるWBCでした。
打撃の方も素晴らしく、ホームランを捨てれば内川選手並みのアベレージヒッター、
セカンドの頭を越す右中間方向への打球は芸術でした。
慣れないバントも決めましたし、いい繋ぎ役として、いいポイントゲッターとして、
存在感を示す打者になってきたように思います。

ああ、そうだ、走塁だけでは一つマイナス点が。
今日の決勝での城島選手の併殺打時のスライディングはちょっとありえないと思った(苦笑)
足でゲッツー崩しにかかるのは当然としても、手で押すのはないだろうと。
もし1塁がセーフになったとしても、あれはさすがに守備妨害でアウトにされちゃいますよ。
まぁ、空気を読んだのか、審判が上手いこと判定してくれましたが。
ちょっと「おい(汗)」と思った瞬間でした(苦笑)

片岡選手は出番が少ないながらも、キューバ戦や決勝戦で良い活躍を見せてくれましたね。
守ったことのないサードの守備を無難にこなしての活躍は凄いと思いました。
足の方も相変わらずの盗っ人ぶり、
WBCで片岡選手よりも足の速い選手は何人もいたでしょうが、
あの盗塁技術とスライディング、走る勇気は世界一だったように思います。
自分の持ち味を発揮した片岡選手は見事でした。

3人は明日帰国し、休養日の後、
改装工事の終わった西武ドームの試合からチームに合流するとのことです。
先発投手の崩壊からオープン戦の成績が悲惨なことになっているライオンズですが、
3人の世界一メンバーが合流することで、開幕に向けてエンジンをかけていってもらいたいですね。
3人とも素晴らしい活躍でした! 誇りに感じます。


◆センバツ甲子園大会
WBCとの兼ね合いもあり、あまり見ていません。
清峰の今村投手が148キロをマークしたそうですが、
序盤の調子が悪いときしか見てなかったのでよく分からず。2回戦以降に期待。

神宮大会優勝の慶応高校の試合も見られず。敗退したのは意外。
優勝候補なきセンバツ大会、どこが優勝するか分かりませんね。

今のところ目に付いた投手は箕島の森本投手とPL学園の中野投手の2人の左腕。
森本投手は高卒即プロという実力ではないけれども、なんとなく素材の良さを感じる左腕。
スピードが上がってくると面白いな~と思いました。
その森本投手をワンランク上に上げたような投手が中野投手。
スリークォーターで横の角度があり、曲がりの大きいスライダーは左打者に脅威。
コントロールも良いし、度胸もある、実戦型の左腕のように思えました。

試合の中で気になったのは、西条とPL学園戦の西条の攻撃、
ノーアウト2塁で送りバントの場面があったのですが、
左スリークォータで左打者の外角の出し入れが上手い中野投手に対して、
左打者のバントの構えがオープン気味の構えではなく、セーフティの足を交差させる構え。
あの体勢からでは外角のボールはすべてファールになっちゃうよと見てたら、全部ファールに。
人によって送りバントの構えの好き嫌いはあると思いますが、
まずは基本の体勢をしっかり身に付けて欲しいなぁと思いました。
中野投手に対して左打者がバントを決めるには、オープンに構えるしかないです。
それでも三塁線を狙うのは厳しいでしょうが、まだ確率は高かったかと。
WBCではイチロー選手の絶妙なセーフティバントがチャンスを広げていましたし、
バントの技術を今一度見直して欲しいかなと思いました。

2009年03月23日

(m。_ _)/ ハンセイ

ご無沙汰してしまいました。
放置しすぎですね…すんません。
しかしこの顔文字は本当に反省してるのか?

とりあえず普通に生きてます。

近況。
先日、ドキュメントスキャナが届き、早速使いまくっています。
なんというか、マジ速い。
おかげでフラットヘッドスキャナは不要になりましたが、
ケチらずに最初からこっちにしておけばよかったと。
使った感じですが、ボタン一つでPDF化もいいのですが、
今ひとつ容量が削れないくせに、大きさも小さかったりなので、
フリーソフトを経由して、jpg→圧縮→PDFという、少々面倒なことをやっております。
AcrobatでのPDF化も微妙…OCR機能をフルに使うような重要文書のスキャンにのみ使う感じかなー。

とはいえ、Acrobatも使い道が多く、中でも一番気に入ってるのがメールのPDF化。、
意外に面倒なメールのコピーバックアップがボタン一つで、
おまけにインデックスまでつけてくれるので、今後もかなり重宝します。
まぁOutlook意外のメールソフトならバックアップも簡単だったりしますが…

ちなみに時間的な話をしますと、30ページ程度のB5同人誌一冊を、
24bitフルカラー240dpiでスキャンして、面倒な方法を取っても5分程度で作業が完了。
一発変換なら2分程度ですので、本当に頼りになると思います。

辛口なことを言いますと、スキャンデータが斜めになりやすいのが欠点。
一応、ソフト上に自動補正のオプションがあるのですが、これも使えない。
補正を入れると、オフセで使われる程度の厚さの紙が30ページあれば、
1,2枚はヒドイことになります。補正は入れないほうがマシ。
割り切って作業するしかないようです。個人用途だから良いのですが。

■□■
他にやってたことと言えば、Ubuntuでのログイン回数が増えてきたので、
いっそメールチェックもできるようにしてやろうと、方策を練っておりました。
そこで、今まで見向きもしなかったGmailを確認し、IMAPが使えるとわかるや否や、
POP3のプロバイダのメールをサーバーに残さずきれいに転送することにしました。
POP3の場合でも、Webメール機能でそこそこのことができますが、そもそもログインするのが面倒です。

IMAPの場合、あとは簡単です。
Outlookの今までのアカウントは消して、Gmailのアカウントを追加。
Ubuntu付属のEvolution(Outlookみたいなソフト)も同様。
送信メールや下書きの保存先もGmailのボックスに指定すればOK。
某雷鳥じゃなくEvolutionなのは、予定表も同期取りたかったので。
さすがにメモとタスク管理まではOutlook⇔Google⇔Evolutionとはいきませんでしたが、
これでどこにいても全く同じメールボックスの中身を見ることになります。
しかも、複数のアカウントのメールをすべて一つのサーバーで。
あとWillcom03でGmailのアカウントが作成できればほぼ完璧なのですが、
なぜかログインに失敗し、まだ成功しておりません。つか、お手上げ状態。
これに関しては、フリーウェアで別のアプローチを取ろうかと考えています。

サーバーのクラッシュ対策は、Acrobat先生に適度にやってもらいます。
Googleといえど油断はできませんので。
…つか、Googleがないと生きていけないんじゃね?
ってところまで来そうです。ヤバイ。個人的にはもう一つくらい逃げ道がほしい。


あとはもう仕事がらみの話しか。
季節の変わり目は忙しい。古着屋の常識ですね。
ミシンが使えるようになったことには素直に感謝しています。
あとPCのスキルアップとか。ファッションはどうでもいいです(ぇ

2009年03月22日

野球の季節

ワールドベースボールクラシックが世間を賑わす中、センバツ甲子園大会が開幕、
野球一色の季節となってきました。
気候変動が激しく、完全には春が来たという気にはなれませんが、
スポーツを見ていると春の到来を感じます。
…でもマラソンとか見ると、まだ冬みたいに思えちゃいますが(苦笑)


◆ワールドベースボールクラシック
2次ラウンドはキューバに勝利、韓国に敗戦、キューバに勝利で決勝ラウンド進出決定、
順位決定戦で韓国に勝利し、現在はアメリカとの準決勝が決定している段階です。
ここまでの日本代表の戦いぶりを見ていると、
正直言って順調とは言いがたく、内容も微妙だったりしますが、
日本国民の高い関心度と期待の中で、結果として勝利し、
当初の目標であった決勝ラウンド進出を決めたことは高く評価できると思います。
これで最終的にどんな結果になろうとも、
選手・首脳陣は重責を果たしたということになるでしょうね。
…とはいえ、ここまで来ると国民が期待するのは優勝の二文字だけでしょうが(^^;
韓国が先に決勝進出を決めたので、日本もそれに負けじと頑張ってほしいですね。

その準決勝の相手はアメリカですか…
色々と言われているものの、そんな中でも勝ち残ったチームですから、
油断ならないというよりも、厳しい戦いを強いられる可能性が高いでしょうね。
先制点を取れば行けそうですが、リードを許すと… 上位打線の奮起に期待ですね。

と、まぁ、一応、日本代表チームを立ててはいますが、
采配面では疑問に思うことがたくさんあり、純粋に応援しきれてない面もあります。
2次ラウンドで一番疑問に思ったのは、
韓国に負けた試合の継投、ダメ押し点を与えてしまった涌井-岩田投手のリレーです。
涌井投手は先頭打者に対してボール先行で入ってしまい、
そこからファール等でカウントを立て直したもののフルカウントから四球、
この時点で継投を考えるのは分かります。
その後、送りバント・敬遠で1アウト1・2塁、
併殺を期待する場面で、バッテリーはきっちりとした攻めを見せ、
結果としては高いバウンドのゴロとなって併殺にはならなかったものの、
バッテリー、とりわけ投手にとっては「良し、このまま行ける」という場面でした。
そこで当初の予定通りに岩田投手に継投、結果的に雰囲気をぶち壊してしまい、
ダメ押し点を献上する結果となってしまいました。

この場面は続投させるべきだったと思います。
併殺の場面での攻め方が誤っていたのならまだしも、
キッチリとした投球をしていたわけですからね。
先発投手ならば調子に乗ってくる場面でしょう。
もちろん、これがリリーフ投手であれば別に継投は構わなかったと思うのですが、
涌井投手も岩田投手も先発投手タイプですから、
一人一殺的な継投は水を差す以外の何物でもなかったような気がしました。
こういった場面を見ていると、まだ日本代表チームの戦い方が定まってないようにも思えます。
所詮は急造チームなのですから、そうそう上手く行くわけはないんですが…
個々のプレイヤーがきっちりとした仕事を果たし、残りの試合を戦ってくれと願うのみです。


◆プロ野球 埼玉西武のオープン戦
開幕まで2週間を切ったわけですが、どうもWBC強化試合のような勢いがなく…
というか、先発投手陣が完全なる崩壊状態になっちゃってるのが気がかりです。
帆足投手と西口投手は一発病、石井一久投手は論外、岸投手は調整不足なのか四球病、
先発投手陣の半分以上が思うような結果が残っていません。
若手の平野・木村投手は早々に脱落してしまいましたし、
新人の野上投手ぐらいというのが… 先発陣は大丈夫なのかと疑問になってきちゃいます。
結果を残しているのは、一番期待してなかったワズディン投手のみ。
エースの涌井投手はWBCで長いイニングを投げていないので、いきなりは難しいでしょうから、
このままではワズディン投手が開幕投手になるなんてことも…
残りのオープン戦で最低限の結果を残し、
安心して開幕を迎えられるようにしてもらいたいです…

打撃陣の方はやや粗っぽい試合展開が多いものの、競争自体は激化してるので心配なしか。
GG佐藤選手が復帰したことで、4番争い・外野争いが熾烈化しましたし、
やや小粒感のあった打線に厚みが出てきたのは大きいです。
外野は栗山・GG佐藤選手の2人で決まり、
残り1枠を赤田・佐藤友亮・高山・ボカチカ・大崎選手らで争う形で熾烈。
内野の控えも水田・黒瀬・原選手の3人がいずれも結果を残しており、
脱落者が現在のところはいないという嬉しい状況(決めてを欠くとも言いますが)、
野手陣の選手層は順調に厚くなっていることを感じさせてくれます。

とはいえ、ロッテやオリックスを始めとして、
パリーグ各球団は昨年に比べて戦力が整い始めており、
去年と同じでは飲み込まれてしまう可能性が大、
去年よりもさらに強くならなければ連覇は難しいでしょう。
連覇を目指すために若手の更なる奮起を期待したいです。


◆ゲームの話 『リトルバスターズEX』
今更ながら、keyの『リトルバスターズEX』をプレイしています。
プレイし始めた理由は、「野球をやる美少女ゲームを探してたから」だったりします(^^;
今現在、野球ゲームは『プロ野球スピリッツ5』で遊んでいるのですが、
昨年の選手データからいなくなった外国人選手を外したりしていると、
どうしても各チームの戦力が足りなくなってしまいます。
そこでオリジナルキャラを作り、GM感覚で各チームの穴を埋めていくわけですが、
そのオリジナルキャラのネタがどうも足らず、
(『コンチェルトノート』のソフトボール等からオリキャラを作成したぐらい)
何かないかな~と探していて出てきたのがリトルバスターズでした。

発売前も発売後も情報をチェックしていなかったこともあって、
あそこまで真面目に野球をやっていたことに驚きました。
ミニゲームも単純ながらも面白く、妙にはまってしまいました(^^;
プロ野球スピリッツ5はそっちのけで、
リトルバスターズの野球ミニゲームを何度もやるほどでした(苦笑)

でもゲームを進めていくに連れて… 野球のミニゲームがどうでもよく…
今日は詳しく書きませんが、すげーゲームですね。
良い意味でも悪い意味でもすげー。過去作品のような凄いという感じはしないものの、すげー。
コンチェルトノートをプレイした時と同じような感覚がありました。対照的な関係ですが。
良くも悪くもkeyらしいというか、これをやる勇気には感服します。
例え創作だとしても自分にはできないし、したくない。
それを平然とやっちゃうのがすげーと思っちゃいます。

まだ無印シナリオを終えた段階で、エクスタシー追加キャラはこれからという段階ですが、
日記を書くのを忘れちゃうほどに楽しませてもらってます(爆)
(↑忘れちゃダメだろ(^^;)
一通り終えたら、簡単な感想を書く予定っす(未定だけれども)

2009年03月13日

(   ̄ ̄ ̄ ̄  ▽   ̄ ̄ ̄ ̄   ) 。 o 0 ○ 

実家の一大行事も終わり、ようやく一息つけました。

そんなわけでお久しぶりでございます。

今回ばかりは大変疲れましたので、2日続けて12時間寝るという、
一般的な成人男性としてちょっとどうだろう?という行動すら自分的に許されるわけでして、
まぁとにかく11日・12日は仮死状態でした(>_<)

ようやく今日まともな休みだったので、
確定申告に出向いて、e-taxに挑戦してる妹を生暖かく見守ってやったり、
ただでさえ少ない住民税をさらに2000円ほど削減したり、
地元の電器屋に失望したりしてました(ぇ

なかなか自分が必要とするものってないんですよねー。
今回の目的はドキュメントスキャナだったのですが、
極力早く欲しかったので、少々高いのを我慢してヤマダの店員掴まえて在庫状況聞いたら
「お取り寄せ」
他店も玉砕したので、例によってオンラインで注文しました。

用途に関しては...ね。推して知るべしと申しますか。
キーワードはコミケとか例大祭とか。うん、まぁ3D空間は限定的なんですよっと(^^)

例大祭と言えば、めろんの最速神話(勝手に命名)が崩れ去ったわけですが、
これもある意味必然だったので、個人的には無事届けばそれでおk。
なんか入荷自体が遅れてるとか、そんな話もありますし、
一昨日注文した分に関しては相変わらずの神速で先ほど到着したので、
いちいち気にすることもないと思ってます。予約に関してのみ考え直したいですが。

内容物に関してはまた今度ー。冒頭のような状態だったので、全く目を通してません。
今夜からじっくり楽しみます。

□■□Linux的な話。
職場に復帰したら、USB接続の有線LANアダプタがワンコインで置いてあったので、
迷わず買って帰りました(マテ
D4でLinuxディストリビューションを使うのに、デフォだと無線LANが使えないものが多いので、
どうしても有線LAN環境が欲しいですね。

最近は最初から無線も使えるパッケージ(Ubuntu8.04とか)があったりしますが、
やはり起動時間とレスポンスをもっと追究したいので、色々試している段階です。
その中で、Moblinが結構よかったのですが、日本語入力ができず断念中。
今は、最近出てきたクノーピックスの日本語版を使おうとしています。
うまく無線が使えるようになると良いのですが。

速さを無視すれば、一番いいのはやはりUbuntuです。
詳細は省きますが、HDDに余裕がある人はお試しあれ。

デスクトップでは迷うことなくUbuntu8.10を使ってます。
一度LXDEを試したのですが、音楽等の日本語ファイルをうまく認識してくれない傾向が強く、
今のところ断念中です。最新版クノーピックスもベースがLXDEなので不安ですが…

先日から試しているのが、WineというソフトによるWinアプリ起動。
私のマシンだと半分くらいのソフトしか正常起動しないのですが、
噂によるとOfficeも動くとかで期待は少なからず。
個人的にはソフトウェアの関連付けができるともっと便利だと思うのですが。
私が方法を知らないだけかも知れませんし、今後も試行錯誤を繰り返していく予定です。

2009年03月11日

プロ野球スピリッツ5完全版

西武ライオンズのライオンズブルーのユニフォームも見納めということで、
2008年シーズンの野球ゲームである
コナミの「プロ野球スピリッツ5完全版」を購入しました。
野球ゲームというと、ナムコかセガだったわけですが、
セガは言うまでもなく、ナムコもWii等に移っているだけに、
手持ちのPS2でできそうなのはこれだけ、そんなわけで購入しました。

コナミの野球ゲームを敬遠していた理由は「データ」。
野球ファンであればあるほど、選手の能力データに納得いかないのは言うまでもなく、
それを補正する手段が少なかったというのが敬遠の理由。
昔は規制がまだ甘く、ツールが一部出回ってたのでパワプロ等をやってましたが…
以降は選手のデータが改変可能なナムコの野球ゲームを主にやってました。

今回もその傾向は基本的に変わらないわけですが、
覚醒選手の段階処理によって、選手の方向性さえ一致してれば妥協できる範囲ですし、
何よりも支配下選手全員(育成選手は除かれる)が登録されているので、
「若手のホープであるあの選手がいない!?」というケースがなくなったのは大きいです。
これで選手を作成する必要があるのは今年の新入団選手のみ、
支配下選手全員の登録が購入の決め手になりました。

他にも2008年に使用された期間限定ユニフォームも完全収録、
西鉄ライオンズユニフォームも入っているので、
今年のユニフォームと見立てて09年ライオンズvs08年ライオンズということも。
(そういえば、WBCの日韓戦をそんな感じで見てたような気が)
各選手の応援曲も入ってますし、満足度は高い感じです。
データアレンジが可能、もしくはパスワード出力が可能なら最強なのですが…
その点はやっぱり変わらないんだろうなぁ、とか思ったり…

ちなみにスピリッツの沖縄・ハワイのおススメ組み合わせは、
野手なら青木・鳥谷・比賀、投手なら清水直・高橋尚か、川上・牛田。
特殊能力を大量に付けた弱小オリキャラを予め用意しておくと作りやすいかも。
特殊能力を付ける際のスロットで、3つを揃える場合、
2つ揃えた後に最後の1つを揃えるのは難しいけれども、
わざと真ん中を外し、両端を揃えると5~7割ぐらいの確率で真ん中が再スタート、
比較的楽に揃えることができるけれども、運次第なのが辛いところ。
でも特殊能力キャラを作る場合には便利なので、おススメの技かも。


◆ワールドベースボールクラシック1次ラウンド
順位決定戦では韓国に0-1の完封負け…
いろいろと言いたい事はありますが、ストレートに力負けしちゃってますよね…
時期的に野手の仕上がりが追いついていないとはいえ…
今後パワーピッチャーとの対戦が増えるであろう2次ラウンド以降に
大きな不安を残しちゃったのは間違いないようです。
キューバの160キロ左腕を打てるんですかねぇ… 150キロでさえあれなのに。
まぁ、クルーン投手のストレートと藤川投手のストレートとの違いもあるので、
一概に球速=スピード感とはいえないわけですが、脅威なのは間違いないっすね。

そして何よりも驚かされたのがオランダがドミニカを2度下しての2次ラウンド進出でしょう。
一発勝負の怖さというのは勿論ありますが、
WBCに対する所属チームの意向の問題点が浮き彫りになった結果かもしれません。
台湾が中国に負けたのも辞退者が続出したのが理由の一因でしょう。
今回のことで世論に押され、多少なりとも所属チームの考えが変化するといいのですが…
…望み薄ですかねぇ…

2009年03月08日

2人のイチロー

WBCのアジア予選で日本代表チームは、初戦の中国代表戦は4-0と苦戦するものの、
2戦目の韓国代表戦は14-2のコールド勝ちで勝利。
アジアラウンド突破を決め、残すは順位決定戦のみとなりました。

昨日の試合に関してはやっぱり「イチロー」でしたね。
初回に金投手の変化球を打つライト前ヒットを放ってチームを鼓舞すると、
2打席目はノーアウト1・2塁でセーフティバントを決めて得点のチャンスを広げ、
3打席目はセンター前ヒットと盗塁を決め、その後の得点へと繋げてくれました。
大きかったのは2打席目のセーフティバント。
ここはランナーを進めて欲しい場面だけれど、バントのサインは出せないよなぁ、
3塁の動きがあまり良くないしセーフティでもやってくれたらと思ってみてたら、
本当にやってくれてビックリ。
プライドのあるメジャーリーガーだからどうかなと思ってましたが、
チームにとってもっとも必要な行動を取ってくれているイチロー選手は凄いです。
イチロー選手が繋いだことで、後ろを打つ選手も意気に感じたでしょうし、
やや淡白だったチームを見事にまとめあげてくれたように思います。

初戦の中国代表戦に苦戦したことで不安視されていた日本代表チームですが、
韓国代表チームの先発が日本キラーの金投手だったことが逆に幸いしていたように思います。
今まではただ打っているだけの「打線ではなく打点」的な印象でしたが、
昨日の試合に関しては膝元のスライダーの見極め、追い込まれても粘っていく姿勢、
そういった所からチームとしてのまとまり・結束力を感じました。
昨日のような攻撃を今後の初対戦投手に対してもできるかどうかが、
日本代表チームの打線の出来を決めることでしょう。

とはいえ、コールド勝ちに浮かれていることなどできません。
これで1位通過が決定したわけではなく、もう一回勝たなければ1位通過とはなりません。
別に1位通過である必要性は2次ラウンドに比べればないわけですが、
やはり1位通過で気持ちよくといきたいところです。
昨日の韓国代表チームは途中から敗戦を覚悟した野球になっていましたし、
スコアが現すほど内容に差はなかったはず、
次の試合でも勝てるよう気を引き締めなおしてもらいたいですね。

最後に西武勢・元西武勢では中島選手が全打席出塁と大活躍!
打席での内容も非常にいいですし、頼もしいですね。今後の活躍にも期待。
松坂投手はスライダーのコントロールが定まらず、立ち上がりは苦労したものの、
カットボール・シュートのコンビネーションに切り替えてからは好投。
今後のことを考えると、緩急をつけるためにもスライダーは必要になってくるだけに、
不安材料が全くないというわけではありませんが、今回もやってくれそうで何よりです。


◆ニュースネタ 民主党・小沢一郎代表の献金事件
こちらの「イチロー」は苦戦続き、日に日に旗色が悪くなっているようで…
正直、政治資金規正法ってのはよう分からんです。
どこまでがセーフで、どこまでがアウトなのか。
それだけに判断が困るっつーか…
倫理規定っぽい印象もあるだけに、常識とは多少乖離している部分もありますしなぁ…
実際、どこまで政治家がギリセーフと考えているのかが分からないのが困りどころ。
ぶっちゃけ、自民党も同じだろうと見ているわけですが。
あまりにも小沢代表の金額が大きすぎて、霞んじゃってる感じですね…
こう言っては名誉毀損や侮辱罪になる可能性もありますが、
建設業界でこういった政治献金をしていたのが本当に西松建設だけだったのかは大いに怪しいですし、
それより大手の建設会社と自民党議員との関係はどうなんだと思わなくもなし。
まぁ、証拠がないので何とも言えませんが。
それにしても今回は秘書の口も軽いし、証言もポンポン出てくるし、どうなってんだ?
長期間、用意周到に準備していたということなのでしょうか。
整いすぎているのが逆に不可思議感を漂わせちゃいます。

で、話を元に戻して、政治献金を会社が行う場合は政党にするのが基本で、
議員個人に対してはしちゃダメというのが政治資金規正法の中身。
でも政党のお金なので議員個人は簡単に使えないし、
小沢一郎氏のように政党が変わる可能性のある議員の応援をする場合には、
政党に献金したけれど、すぐに離党しちゃったよなんてことにもなりかねず、
そういうわけで政治資金団体ということで個人名義で献金しているようなのですが…
そこのボーダーラインがよくわからにゃかったり。

例えば、個人名義で政治献金があったとします。1万2000円か2万円(苦笑)
せっかく献金してくれたのに、
「ちょっとすいません、これはまともなお金ですか?」と普通は聞けませんよね(^^;
本当にあなたのお金ですか、勤務先の会社のお金ではないですよねと聞けというのか。
…まぁ、そうしろというのが政治資金規正法なのでしょうが…
ゲームソフトを売りにいきました。
売却時に店員さんが「これは盗品じゃないですよね?」とか言ってきたらムカつきますよね。
売りたくないです。誰がこんな店で売るものか、コンチキショウ!
そんな言い方をしたら、献金しようと思う人などいません。
腹積もりのあるよほどの狸ぐらい。応援や好意でしようとする人は敬遠しちゃうでしょう。
でもそれが政治資金規正法… よく分からなかったり。

こうやって献金を政治家が受ける背景には選挙や地位を得るためには
金がかかるというのが大きいのでしょうが…
もうこうなったら選挙活動は一切禁止、ポスターも演説もダメ、国会議事堂と地元の往復もなし、
これからはインターネットで国会を開きます、としたらどうでしょうか。
もうバーチャル国会でいいよ(苦笑)
冗談はさておき、金のかからない政治というのは本当に難しいです。
誰だってお金欲しいですよ。
どうせ消費税上げるんだろうと思いつつも、
目先に掲げられた1万2千円に対しては誰もが手を伸ばしちゃうんです、仕方ないんです。
そりゃ政治にお金がかかるってもんですわな。

2009年03月03日

WBC強化試合・台湾戦

強化試合も今日で最後、埼玉西武ライオンズは台湾代表チームと対戦、
13-2の圧勝で見事に勝利を収めました。
台湾代表チームは守りでは四球・エラー絡みで失点、
攻撃ではライオンズより多い14安打を放つも走塁ミスなどもあって、
ホームランによる2点止まり。
今回は一部チームからの代表辞退があって、ベストメンバーが組めず、
経験の浅い選手が多いそうですが、それがそのまま出ちゃった形でしょうね。
こうなってくると、やはり日本と韓国の一騎打ちという様相になってきそうです。

以下、簡単な試合結果。

石井一久 2回 被安打3 無四球 1奪三振 無失点
帆足 3回 被安打4 無四球 1奪三振 2失点
土肥 1回 被安打1 無四球 2奪三振 無失点
許銘傑 3回 被安打6 無四球 3奪三振 無失点

1(右)大崎、2(中)栗山、3(一)石井義、4(三)中村、5(左)後藤、
6(指)上本、7(遊)黒瀬、8(捕)銀仁朗、9(二)原

大崎 5打数1安打1犠打1盗塁
栗山 3打数2安打1ホームラン2打点1四球
石井義 2打数2安打2四球
中村 3打数1安打1打点1四球
後藤 3打数ノーヒット
上本 3打数ノーヒット
黒瀬 4打数2安打1打点1四球
銀仁朗 3打数ノーヒット3三振
原 2打数1安打3四球1打点
高山 2打数1安打1ホームラン2打点
水田 1打数1安打1四球
清水 3打数ノーヒット
赤田 3打数ノーヒット
野田 2打数1安打


投手陣では石井一久投手や帆足投手と先発ローテ左腕がそれぞれ登板、
結果はそれほど良くないようですが、
ベテラン・中堅投手なだけに、この時期はまだまだ調整段階。
それぞれ課題を持ってマウンドに立ち、その課題をこなせたということなので、
全く問題はないでしょう。
一年間先発ローテを守る活躍を期待したいです。

3番手ではライオンズ復帰の土肥投手が登板、1イニングを無難に抑えたようです。
貴重なリリーフ左腕として期待したいです。
許銘傑投手に関しては… 同胞相手にこれだとちょっと…元気付けようとしたということで。

打者陣では当たりに当たっていた大崎選手が1安打止まりも、
当たり自体はそんなに悪くなかったようですし、盗塁も決めているので良いアピールになったかと。
送りバントも決めるなど小技がしっかりこなせるとなれば、レギュラーに近づくでしょう。
今日一番の活躍は栗山選手。格の違いを見せ付けたといったところでしょうか。
若手では黒瀬選手がタイムリーを含む2安打、原選手が3四球を選び、1本のタイムリー。
二遊間は片岡・中島選手で決まっているだけに、二遊間の1軍控えは狭き門、
水田選手も含め3人とも結果を残しているだけに、まだまだ競争が続きそうです。
また、高山選手がホームランを放ってアピール、あとは確実性ですね。


WBC強化試合はあくまで各国代表チームの調整のための試合でしたが、
オープン戦とはまた違う雰囲気の中で、実戦を想定して戦えたのは大きいと思います。
一流選手を打ったり、打ち取ったりすることで、
若い選手が練習の成果を感じ取れたでしょうから、それを自信へと変えていってもらいたいです。
ライオンズにとっても意味の大きい強化試合だったように思います。

2009年03月02日

WBC強化試合・韓国戦

今日の埼玉西武ライオンズは韓国代表チームと対戦、
善戦するものの、2-4で惜しくも敗戦…
あと一本が出ませんでした…残念無念。

試合展開からすると、1点差に追い上げた直後の3回裏、
2アウトから3番金賢洙選手を内安打で許し、
4番金泰均選手に浴びた2ランホームランが痛かったですね…
1回の失点も含めて、韓国代表チームはこの3・4番が中心なのでしょうね。
子暗黒打線を封じるにはこの2人を抑えることなのでしょう。
それが明らかになったことは日本代表チームにとって収穫だったのではないでしょうか。

攻撃面では5回に大崎選手のタイムリー2ベースで1点差に追い上げた後、
栗山選手のヒットでホームへ生還できなかったことでしょうか。
ここで追いついていたら試合の雰囲気は変わっていたはず。
あとは8回の満塁の好機を生かせず、代打の石井義人選手が併殺に倒れちゃったこと、
同点に追いつく絶好のチャンスだったんですがね… あと一歩及ばずでした。

以下、簡単な試合結果。

木村  4回 被安打7 2四死球 1奪三振 3失点
山岸  2回 被安打3 無四球       1失点
星野  1回 完全        1奪三振 無失点
岡本慎 1回 完全        1奪三振 無失点

スタメン 1(右)大崎、2(左)栗山、3(指)清水、4(三)中村、5(一)後藤、
     6(中)佐藤、7(遊)原、8(捕)銀仁朗、9(二)水田

大崎 5打数4安打2打点1盗塁
栗山 5打数2安打
清水 2打数ノーヒット
細川 2打数1安打
中村 4打数2安打
後藤 3打数ノーヒット1四球
佐藤 3打数1安打
原 2打数ノーヒット
銀仁朗 4打数1安打
水田 3打数1安打1犠打


打者陣でとりわけ目立っているのが、大崎選手。
今日は4安打の大暴れ、しかもそのうち2本がタイムリー、
加えて、今日の対戦投手はいずれも左腕、
左腕エースの金広鉉投手からも2安打してます。
左打者ながらも左投手を全く苦にしないところをアピールできたのは大きいですよね。
まだ開幕までに間があるとはいえ、力のあるチーム相手にこれだけ活躍すると、
期待感が大いに増してきます。
このままレギュラーを取ってしまうのか、大崎選手から目が離せません。
故障明けのGG佐藤選手でさえレギュラーが危ういかも。外野争いが激化してきています。

大崎選手のバットがこれだけ好調だと、打線の組み方が色々できそうですね。
タイプ的には足があまり速くないヤクルト・青木選手、リードオフマンタイプ。
出塁を重視して1番に起用し、片岡選手を2番、3番栗山、4番中島といったジグザグを組んだり、
2番に起用して3番栗山・4番中島・5番中村といった打順も設定可能。
現実的には9番でしょうが、4番中村選手の構想が崩れてしまった場合、
大崎選手を1・2番に起用するのも一つの手かなと思います。
良い選手が出てきてくれましたね。

他には実績のある栗山・中村選手が2安打ずつ。
一線級の相手になると、やはり主力打者が活躍してくれますね。
実力的には日本代表クラスに並ぶ力があると思うので、
今シーズン大爆発して日本の主力選手へと成長を遂げてもらいたいです。


投手陣では期待の木村投手が4回3失点と好結果は出せず。
ただ相手のこともありますからね、今後に期待といったところでしょう。
仮想・松坂投手として投げさせた所があるでしょうから、
今日のデータが本戦に生きればといった感じでしょう。
個人的に評価したいのは4回の四球を出した後のピンチを凌いだ点。
経験の浅い若い投手だとズルズル行っちゃいそうな場面ですが、
木村投手はよく踏ん張ったと思います。
こういう粘りを見せられれば、先発投手としての評価も高まってくることでしょう。

星野・岡本慎也投手は1イニングをパーフェクト。
とりわけ星野投手は中軸3人を抑えただけに評価が高まります。
今年も左殺しとして活躍してくれそうですね。

2009年03月01日

まんじゅう屋

昨日に引き続き、WBC日本代表チームは大苦戦だったようで…
巨人相手に1-1のまま延長戦へ入り、
10回裏2アウト満塁からサヨナラ暴投で辛くも勝利した模様です。
…それにしても打てませんなぁ…
対左投手対策なのか、ようやく入れ替えた打線も十分には機能せず。
散発的にヒットは出るものの、ランナーが進められず得点できない、
そんな展開が続いちゃったようです。
楽天・野村監督ではありませんが、まんじゅう屋日本代表店がオープンしそうな勢い(苦笑)
本番ではまんじゅう屋(0続きのこと)にならないようにしてもらいたいっすね。
しかし、1週間前が懐かしいな。何が打線爆発だ(苦笑)

日本代表チームの収穫としては、
ショートの中島・川崎選手の2人が使えると再確認できたことか。
どちらかをDHで使うのか、川崎選手をサードに回すのか、
いずれにせよ、この2人が欠かせないのは間違いないでしょうね。
…どうなるんだろうなぁ、このチーム…


◆プロ野球 埼玉西武ライオンズの練習試合
今日は中国代表チームと戦い、11-1で勝利。
とはいえ、中盤までは3-1で、併殺等でチャンスを生かしきれない場面もあっただけに、
スコアが表すほど楽勝という感じではなかったのかもと思ったり。
昨年のアジアシリーズもそうでしたが、一発勝負だとそう簡単に点数は入りませんよね。

速報関連を結果にすると、以下のような試合だった模様。

野上  3回 被安打2 無四球 3奪三振 無失点
平野  2回 完全 3奪三振 無失点
岩崎  2回 被安打3 無四球 1奪三振 1失点
大沼  2回 被安打2 1死球 1奪三振 無失点

朱大衛 1回 被安打3 1四球 3失点

スタメン 1(右)大崎、2(左)栗山、3(指)赤田、4(三)中村、5(一)後藤、
     6(中)高山、7(遊)黒瀬、8(捕)野田、9(二)原

大崎 4打数3安打2打点1盗塁
栗山 1打数1安打3四球1犠飛2打点3盗塁
赤田 3打数1安打1四球1打点1盗塁
中村 4打数0安打
後藤 3打数3安打2四死球
高山 5打数1安打1打点
黒瀬 4打数1安打1打点1死球
上本 3打数2安打1打点
原 4打数1安打1四球

投手陣は長打を浴びることがあったものの、その後は落ち着いて抑えて無失点という結果。
ルーキーの野上投手や2年目の平野投手に好結果が残ったのは収穫でしょうね。
1軍当落線上の投手なだけに今後のアピールに期待です。

不安材料は中継ぎとして計算したい岩崎投手の結果が悪いことでしょうか。
リリーフの軸として期待したいだけに、しっかりと結果を残してもらいたいです。
大沼投手も同様。

打線は昨日に引き続き、大崎・原選手の2人が猛アピール。
大崎選手は昨日の死球の影響はなかったようで、盗塁も決めてますし、大丈夫そうですね。
レギュラーは右打者が多いだけに、左の若手2人には期待がかかります。
2人ともしぶとい打撃ができますしね。繋ぎ役としてアピールし続けて欲しいです。

打者の不安材料は4番候補の中村選手がいまひとつ当たってないことでしょうか。
開幕まで1ヶ月あるだけに慌てることはないでしょうが、
打線の核である4番打者が定まらない状況が続くのは好ましくないです。
犠牲フライなどコンスタントに打点を挙げることで、周囲を安心させてもらいたい所です。

明日は韓国代表チームとの練習試合。
アジアシリーズではSKワイバーンズに負けているだけに、
韓国代表チームを破ってその雪辱を晴らしたいところです。
また、ここで韓国代表チームや台湾代表チームに簡単に負けてしまうと、
日本代表チームにも勝てるという変な自信を付けさせかねないので、
勝利することで日本代表チームへのアシストといきたいところです。
明日もガンバレ、ライオンズ!!