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2011年04月29日

F510

PC用のコントローラーとして、Logicoolの「F510」を購入しました。
今までは1000円前後の安価なPC用コントローラーを使っていたのですが、
ドリームキャスト用エミュレータのMakaronが
XBOX360コントローラーを想定して作られていることもあって、
今回は「XBOX360互換」を謳っているこのコントローラーを買いました。

「XBOX360互換」といっても、XBOX360に挿して使えるわけではないようです。
それではどこら辺が互換なのかといえば、「XInput」に対応していることです。
コントローラーのドライバー等はWINDOWS標準で設定されるため、
多くのゲームで敢えてコントローラ設定をする必要がないのは便利です。
期待していたMakaron(NAOMI)の認識にも問題がなく、
PC上でXBOX360コントローラとして振舞うことに成功しています。
期待通りの活躍をしてくれています。

肝心の操作性も良好です。
店頭で見かけた時は十字キーの操作がどうなのかなと思いましたが、
実際に使ってみると上下左右斜めにグリグリ回ります。
感覚的にちょっと回りすぎるんじゃないのと思うほど、
あまりに回るんで耐久性が心配になります(^^;
まぁ、マラソンマウスM705rも似たような印象を持ちながらも、
問題なく使い続けられていることを考えると、大丈夫だと信じています。
駄目だったら1年以内によろしく(^^;<ロジクールの1年保証に期待
4つのボタンを押した感触もよく、タイムラグなくゲームに反映されます。

ちなみに、付属のソフトウェアはXInputのみなら入れる必要はないようです。
便利さを追求したいなら、DirectInputでキー割当が可能なようなので、
そちらを使いたい方はインストールしてもいいかもしれません。
WINDOWS7とVMwareを使っていると、
不要なソフトをホストPCに入れたくない気持ちになるので、私は使っていませんが。

価格は2480円、XBOX360コントローラよりも500円以上安価となりますが、
PC用コントローラとしてどちらを選ぶのかは難しい問題ですが、
こちらを選んでも特に問題はないと思われますので、好みと財布でどうぞ。

敢えて難点を言っておくと、堅牢過ぎる簡易包装が問題です…
マラソンマウスの時は感じなかったのですが、
コントローラの場合は覆われている部分が多いだけにビクともしません。
最初に上部分をハサミで切り取ってみるものの開封できず。
横の部分をハサミで切っていたら、100円ショップの小型ハサミが壊れる(涙)
少し丈夫な大型ハサミで両サイドを半分ほど切って、ようやくパッケージが開きました。
鬼のような簡易包装です(苦笑)
保証シールとかパッケージに付いているだけに、もう少し開け易くして欲しいっす…


◆ニュースネタ 東日本大震災から49日を越えて
ちょうどGW休みに突入したこともあり、ようやく活気が出てきたかなという感じがします。
伊豆へ向かう道は渋滞していましたし、
小田急線のロマンスカーが復活した箱根も盛況になりつつあるようです。
ようやく日本全土を覆っていた自粛ムードも晴れつつあるのかもしれません。

もうこうなった段階ではあまり言う必要もないのかもしれませんが、
福島原発から汚染水が漏れ出しているニュースが流れ出した頃から、やや違和感を感じることがありました。
最初は漁業組合の人が声高に怒っているのを聞いていて、もやっとしたものを感じてたのですが、
それが20キロ圏内の計画的避難区域発表でもやっとしたものを感じ、
今は被災地の知事が声高に賠償を求めているのを見ると、もやっとしたものを感じます。
そのもやっとしたものの正体は、ある種の不公平感なのでしょう。
被災地の方々の生活が大変なのは分かります。
けれど、小規模の災害でも家屋が倒壊したり、死者が出るケースも当然あるわけで、
そういう場合は公的救済や私的救済もほとんどないのに、規模が大きければ出る。
民主主義ですので、数が正義なわけですが、それでも不幸の中の幸とも言いましょうか、
不幸の中で恵まれた対応をされるケースとされないケースもあるわけです。

そういったことを考え出すと、被災地以外の人々も少なからず生活に支障を来たしていますし、
とりわけ外国人離れが顕著となった観光業の落ち込みなども考慮すれば、
日本人の誰もが何らかの我慢をしているわけでして、
その我慢を可能としているのが「被災者のことを思えば」の一心なわけです。
なのに、その被災者の方が声高に「全額賠償を」とか言っていると、
苦しんでるのはあなた達だけじゃないんだよと我慢の緒が切れそうになってしまいます。
特にそれを感じるのは漁業組合に対してで、福島や茨城辺りならそれも分かりますが、
全国レベルの人が出てくると、「うーん…」と思ってしまいます。
前もって排水するといってたら、「うん」と頷いてたんですかね? 頷かねーよ。
福島原発問題から自殺した農家の方がいたようですが、
それじゃ損害賠償額が東京電力の支払い能力を大きく超えてしまい、
利用者や国民全体に及んでしまうような場合に、
そうやって自らの選択で死を選んだ人の賠償金まで背負わなければならんのでしょうか。
それも少しもやっとする部分です。

福島原発問題が人災であることに異論は挟みませんが、
だからといって全て東京電力と政府の責任にするのはいかがなものかとも思います。
原発があることは誰もが知っていたことであり、
普通の人ならばチェルノブイリの事故は知っていたはずです。
事故を起こさない対応は東京電力と政府の責任ですが、
事故が起こった場合の対応はそれだけでなく自治体と住民の責任の部分も当然あります。
おそらく避難のマニュアル等は自治体にあったでしょうが、それがどれだけ通用したのか、
そう考えると全て責任を押し付けてしまうのはどうなのかなと思ったりもします。

被災者の方々にとって幸せなことは、私が今書いた不満が全て政府と東京電力に行っていることでしょう。
こういった心の中の潜在的な不満が、明確な理由もなく政府にぶつけられている感があります。
勿論、政府にも落ち度はありますが、ちょっとそれどうなのと思うことも多いです。
そういう意味では菅政権は貧乏くじを引いている感はあるものの、良いクッションになってくれています。
言論の自由が確保されていることを前提とすれば、お上が悪いと叫ぶのは楽ですからねぇ…
これが小泉純一郎マジックにかかっていた時だったどうだったでしょうか。
自己責任とか言って、少なからず跳ね返っていたんじゃないかなぁ…
まぁ、もしとか仮にとかはありえない話なわけですが。

震災以降、日本は「言葉にできない」ものに覆われていましたが、
それは単に「言葉にしない」ものが多すぎただけではないのか、そう思ったりもします。


そういや、今年から小学校で新聞を使った授業が始まったそうで。
一体、何を教えるんでしょうね。
私だったら「新聞は読むな」と教えますが。
正確には「新聞を一紙しか読まないぐらいなら一切読むな」ですが。
新聞は読むものじゃない、眺めるのが正解。あとは自分で考えてください。
子どもに新聞を読ませると、新聞に引きずられるのが怖い。
酒は飲んでも飲まれるなと一緒で、新聞を読んでも読まれるなということでしょうか。
子どもにはやはり理屈よりも感性を大事にして欲しい。


◆ニュースネタ 児童ポルノのネット遮断開始
別に反対するわけでもないのですが、誰が児童ポルノと判断するのでしょうか。
アダルトサイトとか関係なくて、たまたま撮った夏に裸で子どもが戯れる写真を載せていたら、
アウトと認定されてしまうケースもあるのでしょうか。
(まぁ、むしろこのご時勢だと、載せて探られる方が厄介だからしないでしょうが)

もし、万が一、それが認定されてしまう世の中になってしまうと、
もっとも児童ポルノ映像を垂れ流しているのは放送局なわけでして、
テレビ放送を遮断しろという議論が出てきてもおかしくない気もします。
テレビ局も夏場の映像には気をつけないとダメですね。


◆プロ野球とサッカー
ラジオのニュースとかで海外のサッカー選手からの励ましの一言が流れていますが、
サッカーの選手だと嫌味にならず、
仮にメジャーの選手が同じことをしたら微妙な感じになるだろうと思っちゃうのは何ででしょうか。
答えを言えば、サッカーは日本代表戦が多いから、
海外リーグに移籍したとしても武者修行的なイメージが消えないのに対し、
プロ野球は国際試合が少ないし、メジャーリーグが消極的なこともあって、
メジャーリーグに移籍すると、もう基本的には帰ってこないというのがあるからなのでしょう。
この感覚の差は選手には分かりづらいんでしょうね。
そこがファンと選手の間にあるメジャー移籍に対する大きな溝なのでしょう…

東北楽天とベガルタ仙台が復帰戦を勝利で飾ったようで。良かった、良かった。
は? ライオンズ? もうどん底です。しょぼーん。
佑ちゃんが持っている男なら、牧田投手は持っていない男なのでしょうか。3連勝でもおかしくないのに。
そう思ってくると、「持っている」とか言われるのは癪に障りますなぁ。持ってない人間からすると(苦笑)
なんとか西武ドームに帰る前に、このどん底を抜け切って欲しいです。

そういえば、セリーグでも巨人や阪神がBクラスの方にいるらしく、
何だかんだでホームランに依存していたということなんでしょうかね。
まさかここまで影響が出るとは思いませんでしたなぁ。凄いぜボールの違い。
少ないヒットで勝つ野球を目指さないとダメだわ。
もう両外国人選手を外した方がいいかもしんない<ライオンズ


◆パソコンネタ 新PCの話
仮想化ドライブソフトのDaemonToolsはエラーが多すぎるんで、
バックアップでインストール前の状態に戻してから、MagicDiscを導入しました。
そうすると、CyberLink系のソフトとの衝突も起こらず、
ディスクの管理を行ってもエラー表示はされずと言いこと尽くめ。
本当は使用しないのが一番なんですが、
サターンエミュのSSFでディスクを入れる手間を考えると、仮想化ドライブは必要という感じになる。

あとはVistaの時に色々と入れていた音楽・動画再生ツールも整理しました。
7のWINDOWSメディアプレイヤーではMP4形式に正式対応してくれたので、かなり楽になりました。
LiveムービーメーカーでもMP4は標準対応ですし、作業しやすくなりましたね。
QuickTimeは必要なくなり、様々なCodecも要らなくなりました。
コンバータ系ソフトでは、fre:ac-free audio Converterで音楽の変換を行い、
X Media Recordeで動画変換を行っています。
ちなみに画像変換にはBatchGooを使ってます。

解凍系ソフトでは7-zipがいつの間にか使いやすくなってて驚きました。他のソフトは要らない。
残る悩みのタネはオフィスソフトでしょうか。
使い勝手のいいフリーのIBM LotusSymphonyを使っているのですが、
サービスの常駐とCドライブにログを残したり、フォルダ作成するのが不満。
オンラインオフィスはいつでも自由にとはいかないし、良いのがないかなぁと考え中です。
性能自体は良いだけに、なかなか他を考えづらいです… うーん…

2011年04月23日

私の中に入ってくるな

さすがにプルやクェスのレベルまで行くと、霊能者チックだが(^^;
まぁ、でも少なからず被災地の映像を見て、気分が悪くなった人も多いのではないでしょうか。
自分ではそういった気持ちはなかったものの、どうも最近頭痛気味。
寝不足に起因する風邪かと思いましたが、睡眠をとってもイマイチ改善しない。
心理的ストレスが要因なのかなぁ、と思ったりもします。
来週、4月29日の東北新幹線全線開通予定日が震災から49日になるとのことで、
早いながらも追悼の念を込めて、改めて震災について書いてみようかと思います。

ありがちではありますが、「被災者の気持ちが分かる」というのは偽善だと批判します。
そんなの誰だって分かりませんよ。分かるわけがない。
同じ地震を経験した者同士であっても、津波の被害のなかった内陸部と沿岸部とでは違うでしょう、
津波で全てが流された人とそうでない人、津波で華族を失った人とそうでない人、
同じ家族を亡くした者同士でもその関係性によって、気持ちが異なるのは当然ですし、
仮にそれらが全て同じであっても、その人の人生経験や性格によっても気持ちは異なってきます。
結局は誰もあなたの気持ちは分からない、ドライに言えばそういうことです。
それを「気持ちが分かる」というのは分かった気になっているだけの偽善としか思えません。

それじゃ人間は分かり合えず、思いやりの気持ちも持てないかといえば、そうではありません。
分かり合えないから、少しでも分かろうとする、それが人間だと思います。
分からないのは当たり前、だから分かろうとするその姿勢が大事なのだと思います。
同時に、気持ちが分からないからこそ、ある程度に無神経である故に人は優しくなれます。
泣いている子どもを想像してみれば分かると思いますが、
気持ちが分かるからといって、引きずられて泣いているだけでは何もできません。
(一緒に泣くことも相手と対峙している場合に限り、共感を呼ぶプロセスとして必要ではありますが)
泣いている子ども一歩前へ立って、敢えて冷静になれるだけの心理的な距離を置けるからこそ、
子どもと向き合い、問題解決のために優しく向き合えるわけです。

つまり、被災していない私達は被災者の方々と同じ視線に立ってはダメなわけです。
被災地の映像を見て、気分を害しているようではダメです。
でも辛くて目を逸らしてしまうのも違うわけで、
敢えて「鈍感な気持ち」で受け入れることが必要だと私は思います。
そうしなければ被災者の方々にとってプラスになることは断じてできません。
「気持ちが分かる」そんな安易な言葉は要りません。
気持ちが分からないからこそできる優しさが、今、必要とされているのではないでしょうか。

というのが私の人生哲学。
今の安易さは日本をダメにしかねない気がします。
太平洋戦争後の誤りを再び犯すつもりなのか。忘却が全てではないことを日本人は知るべきです。


◆ニュースネタ 福島原発問題 計画的避難区域により強制退去へ
発表の日のニュースにおいて、何度思い返してもよく分からないことを言っていました。
地元の人へのインタビューで、「これから会社に行くんだけど~」。ん?
20キロ圏内の人が一時帰宅しているニュースは流れていましたが、
まさか仕事を続けているとは…
…なるほど、政府の対応は当然でしょうね。つーか、今までよく我慢してたよな。
俺だったら即効追い出すが(苦笑)

規制の段階は少なくとも3段階あって、
1段階目は自主規制の段階、各個人や各業界団体で内規を作って規制するというもの、
2段階目は勧告の段階、行政からの支持があるものの強制力はなし、行政指導も一応は強制力ないのでこの段階、
3段階目は法による規制の段階、多かれ少なかれ罰則があり、強制力を伴います。
いきなり法による規制の段階に入ることはまずないです。
少なくとも1段階目か2段階目は踏まえています。
当たり前ですが、こうやって段階が進行していくのは、規制が守られないためで、
結果的に、やむを得ず段階を経ることになってしまっているわけです。
…まぁ、児童ポルノ関連の議論はわりとすっ飛ばし気味なところもありますが…

今回の福島原発の対応はこの3段階の通りになっています。
結局、第2段階である政府による勧告が意味をなさなかった、
もっと端的に言えば、住民が勧告に従わなかったために、規制が強化されたということです。
こういってはなんですが、自業自得です。
もう余命も少ないし、先祖代々の土地で過ごしたい、被爆しても構わない、気持ちは分かります。
でもそれであなたが被爆して死んだ結果、その責任は誰が取らされるのでしょうか?
第一には日本国政府であり、必死に説得しにいった行政職員でしょう。
被爆してもいいから動きたくない、それはあなたの我侭です。
その責任は国際的汚名となって日本国民全員が未来永劫負わされる結果となってしまいます。
勿論、東京電力の不始末で避難せざるを得なくなった境遇には同情の念を禁じえませんが、
それ以上のことは我侭というものです。
悲運な状況から視野が狭くなっているのも当然のことだと思いますが、
それならそれで政府や行政の対応に従っていただきたいです。

あと誰も被災者にムチ打つことなんてしたくないので、何も言いませんが、
東京とかの人は半ば呆れも入りつつあると思われます。
そんな人の出入りの多いところではなく、地元を離れたくないという気持ちは想像できなくもないのですが、
引越しなんて一度してしまえば大きな壁でもなんでもありません。
国が代わって言葉が全く通じなくなるわけでもありませんし、昔ほど方言にたいする蔑視もなくなってきています。
新しい生活に不安があることは当たり前ですが、それほど大きな壁ではないことを知っていただきたいです。


…つーか、こういうこと書いてるから、頭痛に襲われるんだな、うん(苦笑)


◆パソコンの話 VMware
WINDOWS7プロフェッショナル以上の売りである「XPモード」ですが、
実際、使ってみると想像以上に使い勝手が悪かったです。
グラフィック性能の悪さは分かっていたことではありますが、
統合機能を有効にするとバカみたいにグラフィック性能が落ちます…
画面は最大で800×640、配色も16ビットが限界というそれ何て98?性能…
(画面サイズは統合機能有効前に1024~サイズに指定しておけば変更されませんが)
SSDに入っていた時は起動も動きもスムーズだったものの、
HDDに移した途端にもっさり動作、統合機能を無効にすればマシになりますが、
統合機能が無効だとファイルのやり取りができず、何のためのXPモードかよく分かりません。
そんな致命的すぎるグラフィック性能の低さに見切りをつけ、
フリーの「VMware Player」を導入しました。

仮想マシン導入の際に最も心配なのは、それに入れるためのOSの存在ですが、
VMwareはXPモードをインポートできます。
やり方は簡単で、丈夫のファイル<仮想マシーンのインポートで終了。
設定は引き継がれず、クリーンインストールとしての開始になってしまいますが、
別途OSを用意せずに済むのは、XPモードからの移行組にとっては嬉しいところです。
VMwareの魅力はグラフィック性能の高さ、
XPモードではDirectDrawや3Dを使えないぐらいに貧弱ですが、
VMwareでは問題なく使えますので、DirectXを使ったゲームも扱えます。
動画再生も普通にこなすので、リアルプレイヤーもスムーズに再生、
一部の動画のためにリアルプレイヤーをインストールするのもなぁと思っている人は、
VMwareに入れておけば問題ないというレベルです。
ゲームの方も比較的軽くはありますが、セガサターンエミュレータの「SSF」を使い、
手元のソフトの中でもスペックを要する「バーチャロン」を動かしてみましたが、
キャラクター選択画面等ではもっさりした動きになってしまうものの、
ゲーム自体は多少のもたつきがある程度で、プレイに支障のないレベルで再生できます。
XPモードの売りであるスタートからの再生も、
仮想マシンを起動してからにはなるもののユニティモードで同じことができます。
さらに呼び出せるアプリケーションは1つではなく、複数であるというのも強みです。
加えて、仮想マシンのスペックもメモリだけでなく、マルチコアにも対応しており、
USB機器も使えるようになっているなど、良いこと尽くめです。

と、ここまではベタ褒めですが、問題もあります。
まず、USB機器に関してなのですが、AMD環境では設定を一部弄らないと対応しないようです。
仮想環境でUSBを使うにはホストPCでの使用を制限する必要があるわけで、
その制限がAMD環境ではストップがかけられているらしく、レジストリを弄る必要がある模様。
その影響かは分かりませんが、キーボードのアルファベット・数字以外のキー、
半角/全角変換やシフトキー等が反応してくれていないです…
加えて、フリー版ではスナップショット機能がないため、
XPモードのディスク復元機能のような実験的試用には向いていません。
勿論、仮想マシンが入っているフォルダごと、丸ごとコピー&ペーストすれば、
データの復旧はできるものの、XPモードのような手軽さはありません。

そう考えていくと、XPモードはアプリケーションのインストールテスト等に向いており、
VMwareはWINDOWS7では動かないアプリケーションや、
レジストリ等を汚されたくないアプリケーションを動かすのに最適ということになるかと思います。
私はとりわけ吉里吉里(XP3ファイル)のゲームはインストーラーを使わずに、
一度仮想マシンにインストールしてからデータだけをコピーしてプレイすることが多いので、
そういう場合はXPモードで仮インストールを行うことにし、
7で動かないようなゲームやアプリケーションはVMwareで動かすということになりそうです。
つーか、2つの同時使用はライセンス的にいけない感じもしますが…
本来はどっちかに絞るべきなのでしょうが、今のところは普通に共存してる状況です。

2011年04月18日

サイキッカー首相待望論

本当は「サイババ首相」とか書こうと思ったんですが、
覚えている人も少なくなってきたと思うのでオーソドックスにいきました。

統一地方選前半戦の結果から、菅首相に対する風当たりが再び強くなってきているようです。
今回の震災対応から、国民が今の首相に望むことを考えてみますと、
第一にどんなに離れていても遠くのことを見渡せる千里眼、というよりも透視能力を備え、
第二に未来の出来事を正確に予測する予知能力を持ち、
第三になんだかよくわからないけれど人を惹きつける魅力=カリスマ性があること、
これらの全ての条件を満たすのは超能力者しかいません。
そんなわけで、新しい首相にはサイキッカーを推したいと思います!

……
………クレイジーだぜ(苦笑)

クレイジーという言葉で思い出されるのが、セガの『クレイジータクシー』というゲームですが、
あのゲームはプレイヤーが操る運転手よりも乗客の方がクレイジーです。
ドリフトを決めたりしてスリリングな運転をするとチップを出して喜ぶし、
タイムオーバーになったらタクシーから飛び降りる猛者どもばかり(^^;
ドライバーよりも客の方がよっぽどクレイジーです。
今の日本人はそんなクレイジータクシーの乗客のように思えてなりません。
震災最初は日本人の精神も死んではいないなと思いましたが、
所詮はジェットコースターの乗客に過ぎないということでしょう。
事故に遭わない神話の中で生きているからこそ、と思えるわけで、
それってなんだか東京電力の今回の対応と同じじゃね?とか思ったりもします。

前にも書きましたが、後から批判することは楽です。
情報は後からやってきますからね。決して事象よりも先には来ない。
情報がない時にする判断とある時にする判断では、判断の正確性が異なるのは当然のことです。
それらの状況でベターな判断をしてきたかどうかを考えますと、
政府は常識的な範囲で対応しているとは思います。
勿論、全面的に支持するわけではありませんが、よくやっているとは思います。
自分だったら情報が錯綜する中で報道陣に尋ねられたら切れますね、間違いなく(苦笑)
さすがに疲れが見えているものの、神経衰弱で倒れないだけマシだと思います。

政治家が一致団結できないのも多分に国民の責任ですね…


◆PC自作の話 イベントログエラー
一応順調に組みあがったものの、幾つかエラーがあって悩みました。
とりあえず、解決したものと未解決のものを混ぜながら、メモしておきます。

その1、AOD Driver4.0エラー
「パスが見つかりません」とイベントログに記載されるケース。
3月29日更新分のCatalystControlCenterが原因の模様。
AMDのドライバーDLページの下にPreviousDriverがあるので、
そこからCCCの2月15日更新分を当て直しておきます。
ちなみにAMDOverDriveソフトは全く関係なかった…色々弄ったのに。
GPUのOCに使うOverDriveに使われるみたいだけど詳細不明。
4月更新分でも直るか未知数なので、Radeonユーザーは注意。

その2、CyberLinkのPower2Goが起動しなくなる
DaemonToolLiteの最新版を当てるとエラー。
先にDaemonToolが入っていると、インストールもできなくなるので注意。
DaemonToolLiteの高度な設定をONにすれば大丈夫です。

その3、eSATAのHDDの再起動がかかるamdsataエラー
解決方法はよく分かりません。
一応、AMDのサイトからマザーボードチップ用のドライバーを入れてみたものの変化なし。
BIOSのAMDSATAの項目は切ってあるし、よく分からない。
でもHDDが再起動かかるだけで、特に実害はなし。
中には実行速度も落ちるエラーもあるそうですが、そういことはないので様子見です。

重大なエラーはこれぐらいか。
あとXPモードのバーチャルマシーンはユーザー名とパスワードを正確に入れれば、
統合機能が再び有効になるようです。
なぜかメインマシンのユーザー名が優先されるので、
デフォルトのユーザー名「XPMUser」に設定したパスワードを打てば、
再インストールした場合でも使えるみたいです。

2011年04月16日

窓辺ななみ

ようやくCドライブの基本構成を終えたところです。
あとはデータを整理しながら、ひたすら移動という作業。
あー、一応クラッシュ時に装着していたHDDのチェックもしておかないとなぁ…
現時点では特に問題は見つかっていませんが。
清掃と保守点検はしっかりとしておかないとダメですね。

WINDOWS7は快適です。
Vistaと操作性は変わらないので、わりとしっくり来ます。
SSDを導入したことやマシンスペックが上がったこともありますが、
起動・終了が速いのは非常に良いです。
ただ、共有設定は相変わらず分かりにくいっす… 一番苦労しました。
新しく導入されたホームグループは設定自体は簡単らしいのですが、
7同士でしか繋がらず、VistaやXPは蚊帳の外。
色々と調べても、Vistaでやっていたようにアカウントを作成して権限を設定しないとダメな模様。
アカウント作るのも面倒くさかったんで、セキュリティの薄いXPには7から入れるから、
それでもういいかなということで打ち切りにしました。
まだ共有設定は敷居が高い感がありますねぇ…

それと新しく買った日立のHDD以外にも、前のPCに繋げていたWD20EARSを装着したので、
「Acronis True Image WD edition」をダウンロードしました。
英語版ではありますが、用語は変わらないのでなんとなく分かります。
一度、OCテストでWDのHDDを外した時に起動してみましたが、エラーできどうせず。
やっぱりWDのHDDが装着されていないと使えないみたいです。
TrueImageのバックアップ力はやはり強力で、
OSバックアップのデータもあっさりとバックアップできました。
CyberLinkのPowerBackupは全くダメ。さすがはTrueImage。
普通に元に戻してもバックアップデータとして認識されていますし、
これならOSバックアップを移動させたくなっても容易というものです。
つーか、それならTrueImageでバックアップした方が早いわけですが(^^;
でも実際、7のバックアップは非常に楽なんですよ。
システムドライブ全体のバックアップに加え、Dドライブ等に移動した個人ドキュメントを網羅するので、
ほとんどの基本データをまとめてバックアップしてくれる設定要らずです。
スピードも速い方だと思いますし、移動できないこと以外は文句なしだったりします。
一応、Cドライブ担当をOSバックアップにして、それ以外をTrueImageで賄うつもり。
WD editionは無料版ということで、一部機能の制限があるようですが、
完全バックアップを取る分には問題ないので、普通に使えます。
以前のマザーはブータブルディスクを認識できず、VistaPEを作ることになりましたが、
今回のASRockマザーはしっかりと認識してくれたので、良かったです。

あとはSSDとHDDのベンチマークを簡単に。
SSD(CrucialのRealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1)は、
CrystalDiskMarkで読み込みが330MB/秒前後、書き込みが70前後、
HDD(日立のDeskstar HDS723020BLA642)は、
CrystalDiskMarkで読み書きともに145~9MB/秒。
SSDは期待通りの速さ、HDDはSATA6対応ということでもう少し期待しましたが、
HDDでは速い方、書き込み速度も安定しているので、
ドキュメントフォルダ等のデータ保存用Dドライブに最適かと思われます。
HD Tune2.55では、SSDの動きが面白く、
最初の10%が250ぐらいを行き来し、そこから35%ぐらいまで150ぐらいに下がり、
再び60%ぐらいまで250ぐらいを行き来し、また150に落ちるというグラブになりました。
日立のHDDの方は150から下がっていって65まで落ち、アクセスタイムは13秒4、
最高速度が少し速いHDDといった結果になりました。

それとASRockの「InstantBoot」は、
一度設定して再起動すれば、2回目以降の再起動は必要ないみたいです。
そう考えると設定する価値はあるかも。
ただ、節電が叫ばれている昨今、コンセントを抜くと当たり前ですが機能しません。
一応、シャットダウン後も機能は生きているようですが、
あまり時間を置かなかったので、いつもそうなのかは分かりません。
とりあえず、今度シャットダウンする時に使ってみようかと。
寝る前は電源スイッチ切っちゃうんで…


◆プロ野球 ライオンズはここまで3勝1敗
昨日はルーキーの牧田投手の完封勝利の期待が高まりましたが、
血豆の影響で途中降板、そして昨年からの悪夢の繰り返しで、
引き分け御の字と思いきや、最後はサヨナラ負け。
またかという感じでしたが、今日は打線が再び奮起、
昨日はさっぱりだった上位打線が大活躍し、プロ初先発の攝津投手をKO、
正直意外な展開になりましたね。
リリーフの時は散々やられてましたからなぁ…
研究の成果か、やはり先発とリリーフは違うのか。
先発の石井一久投手はピリッとしませんでしたが、2番手の許銘傑投手が好投、
あまりのリリーフ陣の惨状に緊急昇格となったグラマン・シコースキー投手も抑えての勝利、
なんとか昨日の試合の挽回をしか感じです。
とはいえ、まだ接戦での怖さは残っていますが…

残念なのはルーキーの大石投手の右肩痛ですね。
昨年の菊池雄星投手のようにならなければいいのですが…
その反省から大事を取ったという形であることを信じています。
あとは菊池雄星投手がどれだけやれるか。
グラマン投手の名前を見た時に降格したのかと思いましたが、
降格したのは同じ左腕の松永投手でした。
となれば、左のワンポイント起用もあるのでしょうか。楽しみです。

東方神霊廟体験版

ようやく手に触れることができました。

1面から今までにない展開。でも考えてみるとそうだよなーって展開。
ぜひぜひ。
続きは追記部分に。システム部分とキャラ性能だけちょっとネタバレします。他はまだ伏せておいてー。

さて、東方神霊廟体験版。
今回も前に突っ込みつつ戦います。
神霊は動いてくれない。でもちょこちょこ動くUFOとどっちがいいかといわれると、
なぜか動かないほうが安心する…
今回の最大の特徴である霊界システムですが、ちょっと使ってみた感じは第二のボム。
もしくは、オート食らいボム。
稼ぎとかにも関係してくるのでしょうが、ただクリアするだけなら、救世主となる存在かもしれません。

操作感覚はいつも通りです。以下キャラ毎の雑感。

■妖夢
低速ショットで「もしや花の時と同じで…」と狂喜し、
敵弾に突っ込んで被弾した人は多分私だけじゃない…と思いたい(^^;
まぁ射程距離がそこそこある時点で気付くのですがorz
もし花と一緒だったら恐ろしいチート性能っすね。
うん、でも妖夢かわいい。
低速ショットの道中での使い勝手が最初はなかなか難しいですが、
敵が出るタイミングを覚えると、凶悪な存在と化します。
高速封印ルナプレイとか楽しそう(違)多分3面で頓挫しますが。

■霊夢
強い紅白が帰ってきたーという感じ。
ホーミングのレスポンスは永夜の時ほどではないですが、それでも安定して使えると思います。
ただ今回は高速と低速でショットが変わるので、ホーミングのみに頼るのは難しいかも。
それでも霊夢が非常に使いやすい気がします。

■早苗
使い勝手は前作同様かなり良い感じ。ショットもボムも標準的。
システムとの相性がいいですね。
何よりも二柱の加護がないことに感動した(^^)
ボム出した瞬間、なんとなく某○京的1945風シューティングを思い出した。
ペンタゴンをつけたフライングパンケーキが境内を蹂躙して行く姿が…いや、なんでもありませんw
分かる人だけ分かってくれれば(ぉ

■魔理沙
いつも通りです。レーザーもマジックミサイルもマスパもすべてがいつも通り。
霊界モードの高速移動が地霊殿の文を彷彿とさせた…こちらは事故らないから安心www
いつもどおりなので他にコメントできませんでした。


ストーリー部分についてはまたいずれ。
絵と一緒に出せると良いなー。

2011年04月15日

ASRock 890GM Pro3 R2.0(発動編)

…別にオーバークロックに失敗してメシア以外全滅とかはなってませんよ(笑)
日にちが空いていることから、順調に行かなかったことは確かですが、
それはむしろ人為的なミスによるところが多かったもので…(汗)

順調に行かなかった理由は、WINDOWS7のバックアップ機能と、
VirtualPCによるXPモードを理解しきれていなかった点でしょうね。
OSのバックアップ機能が使いやすくなったのはVista以降の特徴ではありますが、
今まではAcronisTrueImage10Homeに頼っていたので、使ってませんでした。
それが7ではインストール不可になり(できていてもSSDを認識できたか不明)、
途方に暮れていたところ、OSのバックアップ機能を使ってみようとなったのですが…

実際に使ってみると、使い勝手も悪くないし、バックアップの速度も速い、
イメージファイルとしての記録もされるし、その点は非常にいいのですが、
バックアップファイルが移動できないのが大きな欠点で、
バックアップする場所を誤ると非常に残念な結果(←俺のこと)に終わってしまいます。
Cドライブとマイドキュメントファイルをできるだけ削って、
ディスクに焼くか、外付けのHDDに保存しておく方が無難です。
バックアップの保存が効かなくなったのが再インストールに追い込まれた最大の要因ですね…

もう一つがXPモードとVirtualPC2007との違いに戸惑いました。
大きな違いが「統合機能の有無」と「復元ディスクの扱い」です。
XPモードは統合機能がデフォルトで有効になるものの、
例えば、XPではなくVistaをインストールすると統合機能が有効になりません。
有効にする方法があるのかもしれませんが、私は放棄しちゃいました。
さらに再インストールしてしまうと、XPモードは最初からやり直しに…
本体のバックアップを取っておけば済んだVirtualPCと大きく異なります。
さらに復元ディスクを有効にすると、XPモード終了時にデータ結合がなされるのではなく、
復元ディスクの設定で結合か破棄を選択しないと結合されません。
うっかりディスククリーンアップなんかしちゃうと…結合前のデータが消されてしまいます(苦笑)
使い方を誤らなければ、VirtualPCよりも便利に使えるのですが、
それに気づくまでは色々と大変でした… 3回はやり直した… orz
ちなみにXPモードをインストールすると、VirualPC2007はインストール不可、
排他的使用でどちらか一方しか使えないようなので悪しからず。
体感的に多少速くなった気がするし、USB接続のストレージが使えるのはプラス評価。

OSを再インストールしてから戸惑ったのは、マザーボードのドライバーですね。
まずドライバーCDは使えないっす…
発売直後にしてはバージョンが古いというのもあるのですが、必要のないソフトが邪魔。
SoundBlasterはトライアル版で、
これがあるとRealTechHDDオーディオのツールがインストールされない…
SplashtopConnect(ASRockSmartView)も微妙、
見た目華やかになるものの、サービスを3個使用してるのは邪魔くさい…
加えて、ASRockのサイトからDLしたLANドライバーで更新できず…
デバイスマネージャーから直接ドライバーの更新はできるのですが、
当たり前ですがインストーラーでは表示は同じ、
ならば製造元のAtherosからDLしようとするも見つからず…
検索の結果、多少URLは違うものの、「Atheros Communications」にドライバーはある模様、
そのうちの「AR813x_AR815x_v1.0.2.51_WHQL.rar(3593K)」を入れたら、v1.0.2.43になりました。

こんな感じで迷いながらの作業だったため、計3回はOSの再インストールをしていたり…
まぁ、ちゃんと調べていなかったのが悪いのですが。
今回は結構苦労しながら、基本となるデータを作っています。


さて、タイトルが(発動編)になっていますから、マザーボードの性能の方に話を。
買ってから気づいたのですが、このマザー、サイドポートメモリがありません(^^;
いや、最近はわりと普通に付いているから、当然あるものと思ってましたが…見落としてました。
実際的にはグラフィックカードを装着するし、
メモリも8G積んでるので問題ないっちゃ問題ないのですが、少し損した気分。
UEFIは先日書いたように英語オンリー。

気になるソフトウェアに関しては、「ASRock eXtreme Tuner」が便利です。
CPUのクロック・温度・電圧・ファンの回転数の表示はもちろん、
UEFIで設定するようなファンの回転数の設定、オーバークロック機能、
InteligentEnergySaverの設定と、一粒で3度美味しいです。
オーバークロックは省電力CPUのX2-245eを使っていることもあり、しょぼいもので、
倍率が10.5倍(2.1GHz)から14.5倍(定格2.9GHz)まで、
CPUは200Mhzから227Mhz(3.284GHz)まででした。
むしろ、オーバークロックで驚いたのは、AMDのCool’nQuietの効果ですね。
AMDのソフト「OverDrive」ではコアごとの状態も見られるのですが、
片方のCPUがすぐに800Mhzまで低下します。
そのせいでAMDのコアは十分に生かされていないという批判もありますが、
必要のないコアを使わないで済む分には省電力でいいのではないでしょうか。
エンコードなど、CPUがキツイ時はちゃんと定格フルで働いてくれますしね。
あとは微弱ながらもInteligentEnergySaverは効果あります。
電圧が0.5~1.0Vぐらいは下がります。
僅かではありますが、性能を落とさずに電圧が下がるのは便利です。

起動が速くなるという噂の「InstantBoot」は評価に困ります。
電源ボタンを押してから何秒で起動できるか試しましたが、
セキュリティソフトや常駐ソフトなど一通り入れた実際の環境で、
電源ボタンを押してからデスクトップの表示・常駐ソフトが揃うまでの時間を計測したところ、
通常起動は35秒、InstantBootのFastモードが18秒、
Regularモードが30秒という結果となり、
Fastモードは約半分と使う価値があります。
起動が速いSATA6.0のSSDを使用していますので、その差は大きくないですが、
HDDを使っていたら、もっと大きな差が出ていたかもしれません。
しかし、問題は終了するまでの時間です。
通常の終了作業は10秒もかかりませんが、
InstantBootは終了指示を出した後、
自動的に再起動し、待機状態に入り、それから電源が切れるという感じですので、
電源が切れるまでは1分30秒かかりました…
…まぁ、自動でやってくれるから、席を離れることを前提にして使えば高速化の価値はありますが、
それじゃ17秒程度の差のために、終了時間にそれだけ時間かけるのかと考えると、
なんともまぁ微妙な感想は抜け切らないわけでして…
オフィスならともかく、家庭で使う価値はあまり見出せないです。
オフィスで使うにしても、パスワード設定とかはできなくなっちゃいますので、
セキュリティ面に不安がありますし、
SSDを使う環境においてはありがたみが感じられないソフトのように思えます。
時間があったら、HDDでの効果も試してみようかなと思ってます。

あとはまた後日ですかね。
最後に一つ、もう少し待てばつくもたんグッズが貰えたのに…無念(苦笑)


◆プロ野球開幕 ライオンズは2連勝
開幕戦にダルビッシュ投手を攻略した上で涌井投手が勝つという嬉しい白星を挙げたことで、
なかなか盛り上がっていなかった野球熱も再燃し、野球日記の方を更新しようかなと思ったのですが、
PCの作業の方が思うように進んでいなくて、ちょっと更新は難しそうです。
まぁ、でも更新する必要のないくらいにファンにとっては嬉しい勝ち方でしたね。
リリーフには不安があるものの、強力打線に夢が膨らんだファンも多いのではないでしょうか(*^^*)

この2試合で際立ったのは浅村選手の成長ですね。
浅村選手の存在がチームを変えたといっても過言ではないと思います。
オープン戦序盤はどんなに打っても今の内野陣では故障者がでない限り出場は無理という感じでしたが、
好調を持続していくにつれ、故障していた片岡選手を始め、
鉄板と思われていたレギュラー陣もうかうかしていられないという思いを強め、
さらに片岡選手の復帰以降は慣れないファーストにも挑戦したことで、
途中帰国のフェルナンデス選手がファーストからDHへ、
ブラウン選手がDHからレフトへ回るという玉突き状態になり、
帰ってきても働き場がないかもという危機感が外国人選手をも刺激してくれています。
秋山選手を含め、それに押し出される結果となった高山選手を始めとする外野陣の危機感は一層でしょう。
加えて、この開幕2連戦で20代後半の主力選手である片岡・栗山・中島・中村選手らが、
下位打線の浅村・銀仁朗・秋山選手のことを「若い選手」と呼ぶなど、
今まではともすればお調子者的なヤンチャ坊主のイメージが抜け切らなかった若い主力選手に、
レギュラーの風格、主力選手の風格とも呼べるものが出てきたように思います。
優勝目前での失速を繰り返したことで、長らくキャプテン不在が言われてきましたが、
ついにその課題もクリアされる時が来たなと感じます。
浅村選手の活躍が続く限り、ライオンズ打線は安泰ですね。
あとは浅村選手がどれだけやれるか、予想以上の活躍を続けているだけに、
その留まるところを知らない進化に大注目です。

あとは投手陣の方でもそういう存在が出てきてくれたらなと思います。
ルーキーの牧田投手と大石投手、そして2年目の菊池雄星投手がそうなってくれれば、
昨年のような苦い思いはしなくて済むのではないでしょうか。

2011年04月11日

ASRock 890GM Pro3 R2.0(接触編)

そんなわけで、新しい自作パソコンを組み立てました。
当初はマザーボード・CPU・メモリだけを変える最小限変更に止めるつもりでしたが、
お店の人が割引してくれるということで、さらにOSとSSD、HDDを購入し、
市場価格並みにざっくりと値引いてもらい、6万円ちょっとかかりました。
3点セットなら2万5千円で済んだわけですが…
まぁ、快適、というか贅沢に感じるぐらいですから、お金をかけただけはありました。

一応、今回の購入物、その他のパーツは流用です。
CPU AMD Athlon2 X2-245e ( 5,419)
マザーボード ASRock 890GM Pro3 R2.0 (10,457)
メモリ UMAX Cetus DCDDR3-8GB-1600OC ( 7,409)
SSD Crucial CTFDDAC064MAG-1G1 (10,285)
HDD 日立 Deskstar7K3000 0S03191 ( 8,256)
OS DSP版Windows7 Profesional 64bit (14,571)
マウンタ Ainex AK-HDA-01 ( 933)
ドライブ LG BH10NS30
GPU HIS HD 4670 IceQ Turbo 512MB
ケース Antec NSK2480
電源 Antec TP-650AP
消費税が入って6万円ちょい超えるぐらい。
市場価格並みを目指し、店頭価格からは大幅に引いてもらいました。
お店の人に感謝です。次期CPUを購入する時も使わせていただきます。

そんなこんなで、古いマザーボードやCPUを取り外し、
ついでにケース内の清掃を行って、新しいパーツを検分しながら組み立てを行い、
ケーブル類をまとめながらエアフローにも気を使って、組み立て完了!
よし、電源投入…

……
………反応なし………orz

ひょっとしてマザーボードとCPUが故障したのではなく、
ケース内のコネクタや電源がいかれたのかとも思いましたが、
電源を交換しても反応なし、
古いマザーボードに電源を繋いでも、画面は移らないものの電源ファンは回る。
しかし、新しいASRockのマザーボードに繋ぐと、CPUファンも電源ファンも回らない。
これはもう電源コネクタが外れていると考え、まとめたケーブルを再びばらしながら、
マザーボードを取り出し、一から確認した結果…

システムパネルコネクタの挿し間違えでした…\(^o^)/
後々になってから考えると、恥ずかしすぎ…
いや、でもさ、ASRockの説明書には「PLED+,PLED-」って書いてあるんです。
そんでもって差し間違えていたのが「POWER LED」と書かれた電源LEDコネクター。
いや、挿しちゃうでしょ、これは…(/o\)
本当はその隣の「PW~(以下はよく見えない)」に挿すべきだったわけです。
気づいたのは以前使っていたGIGABYTEのマザーとの対比で、
ASRockの説明書に書かれている「GND」って何かと思えばアース(-)とのこと、
それが分かってようやく間違いに気づけました…
つーか、システムパネルコネクタの並びはどれも一緒なんですよね…恥ずかしい…

繋ぎかえると無事に起動しました。いやはや、焦った焦った。
しかし、今度はBIOSの設定を変更しなかったため、
HDDをIDEモードで認識したままOSをインストール…
その後にSATAのAHCIに切り替えたものの、OSが起動しなくなってやり直し。
まぁ、早い段階で気づいたから打撃は少なかったんですけど…
ちょっとマザーボード関連で手間取ってしまいました。
なるほど、自作初心者には分かりにくいわ(苦笑)
自作2回目だったんで慌てずには済みましたが。

あとBIOSにはUEFIを使っているものの、言語変更はできずに英語のみ。
結局、従来のBIOS同様に調べながらの設定になっちゃいました… 意味ねー。
とりあえず、ASRock 890GM Pro3 R2.0の初期設定から変更した点を挙げておくと…

Advanced設定
CPU Config Enhanced Halt State DisabledをEnabledに変更(アイドル時の省電力機能)
North Bridge PCIE2 Link ASPM DisabledをL1に変更(PCIE2の省電力機能)
Storage SATA MODE IDE ModeをAHCI Modeに変更(SATA2.0以上)
SATA IDE Combine Mode EnabledをDisabledに変更(詳細不明。IDEないので)
Hard Disk S.M.A.R.T DisabledをEnabledに変更
USB Legacy USB 3.0 Support DisabledをEnabledに変更(3.0は使ってないが一応)

H/W Monitor設定
CPU Fan Setting FullOnをAutomatic Modeに変更(CPUファンがフル回転で煩い)
Target Fan Speed Level9をLevel6に変更(リテールクーラーでも十分冷える)

Boot設定
Boot Option Pariorities Boot Option1 AHCI:P0(ブルーレイドライブ)
Boot Option2 AHCI:P1(SSD)

とりあえず、Advanced設定のStorage<SATA MODEを確認し、
Boot設定で変更が適用されているかを確認しておく必要はあります。
それ以外はいつでも変更可能。
あとAdvanced設定の最後にあるASRock Instant Flashは、
クリックしない方が無難です。フリーズします。
BIOSの更新はWINDOWS上でできますので、無理して行わない方がいいっす。
どうしてもという時はUSB機器などを全て外してから、
BIOSの入ったUSBメモリ等を繋げてください。

今日はこんなところ。
明日はウインドウズ7の感想なんかを書ければいいな。


◆ニュースネタ 統一地方選挙前半戦は民主党の惨敗◆
まぁ、震災以前のグダグダがあったんで、負けて当然というところはありますが…
それでも震災以降の対応はわりとまともだったと思うんですがね。
もう何もかも民主党の責任、管総理の責任にしとけという風潮が強まっている印象があります。
東京電力の問題も、原発の問題も、復興支援の問題も、みんな管首相が悪い。
桜が散るのも管首相の責任です。どう責任取ってくれるんですか(笑)

世の中には陛下に直訴状を叩き付けに行こうとした輩から、
収まってもいないタイミングで原発反対を掲げる若者らがいるようですが、
そういうのは違うんじゃないかと思ってしまいます。
震災以後の民主党の対応を批判することは簡単です。
そりゃそうでしょう。
情報がない、情報が入ってこない、情報が錯綜する、
そんな正確な情報のない中で取った対応が後から批判するのは簡単なことです。
限られた情報の中で取らざるを得なかった方針の評価を下すのは変だと思います。
前と後とでは前提が違うわけですよ。そこを安易な批判とするのはアホのすることだと思います。

原発反対も心情的には分かりますし、海外でそういう運動が起こるのも分かりますが、
日本で今それを行うというのはどうなんでしょうか。
現実の問題として原発事故が収束に至っておらず、必死に作業をしている人がいるのに、
その人達を目の前にして「原発反対だ~」って石を投げつけるんですか?
人でなしです。
暖かくなってきたことで計画停電は一時取りやめとなりましたが、
原発事故による電力不足の影響を受けた計画停電によって仕事を中断せざるを得なくなり、
収入が激減した人を目の前にして「原発反対だ~」って石を投げつけるんですか?
人でなしです。
今、安易に原発反対と掲げるのは簡単なことですが、
現実に作業をしている人や電力不足の影響に苦しむ人を前にして、
そんな行動を取るなんて人でなしの所業ですよ。
必要なのは原発事故を収束させるための高度な知識と智慧であり、
原子力に代わるクリーンエネルギーを生み出す知恵とアイディアです。
そういった建設的な意見としての原発反対が必要なわけで、
安易な反対論に耳を貸すのはアホのすることだと思います。

まぁ、しかし、民主党が交代した結果、原発を推進してきた自民党が躍進するとはね…
いやはや、世の中、分からんもんですなぁ… 民意はどっちなんだよ(苦笑)

2011年04月04日

年度末改め新年度。

ちょっと実家と前に住んでた父の実家とを行ったり来たりしてました。
なかなか片付かないんですが、早い話、短期で片づける必要もないので宙ぶらりん。
気持ちも結構宙ぶらりん。

穏健派らしいK氏に代わって過激な発言でもしようかと思ってましたが、
あーいうのはモチベーションがないとどうしようもないっすね(^^;
選挙活動に対してもいろいろと疑念ばかりが浮かぶのですが、
この国は一体いつまで震災と原発にとらわれて時を流していくつもりなのでしょうか。
下手すると、今回選挙通った人間は、任期いっぱいこの話ですべてを水泡に帰しかねない勢い。
挙句舌戦などの選挙活動まで控え目にされては、投票のしようがないのですが、
有権者としてどうみればいいのか、まったく不明な状態です。
今回ほど投票用紙にラクガキしたくなる選挙戦はないよ?ホントに。
原発を持ってる県なので、具体性のある話を聞きたかった人も多いでしょうに…
災害を口実に適当されては困ります。

でも、それ以上突っ込む気力もない…どうしたものかねー。

仕事辞めて早1ヶ月。十分すぎるほどリフレッシュできて次の目標が欲しかったので、
実家の仕事関連で6月に大役を引き受けました。
そちらのほうはそれで修練を積むのみなので、頑張ってみようと思います。


例大祭蒐集物についても何か書こうと思ったのですが、
ぶっちゃげ某魔法少女の某シーンの洗脳がヒド過ぎてヤヴァイ(^^;

2011年04月02日

第二の太陽

地上デジタルテレビを購入した某電気店における
省エネ家電へのエコポイント使用が5月末までと知り、
先延ばしにしていたLED電球の購入に踏み切りました。
今は節電が声高に叫ばれるようになりましたし、
今後の需要も増えてくるでしょうから(供給量は足りてそうですが)、
少し早めに動いてみました。

購入したのは、パナソニックの全方向白色26型485lmと、
東芝の白色17型535lm。
前日に某パソコンショップで蛍光灯を消し、
傘型で3個ほどLED電球を吊るしているのを見てたので、
「明るさには慎重になった方がいいな」と思ったので、
3500円前後のものを選びました。

まぁ、結果から言えば、それは杞憂でした。すげー明るい。
ただ明るいのは光源の方向のみ、懐中電灯で照らしているようなもので、
射光範囲は想像以上に狭いです。
離れたところから見ると、暗く感じるものの、近づけば近づくほど明るくなり、
真下はもはや日中、「あれ? 夜はどこに行った?」というぐらい。
特に暖色系の電球から白色LEDへの交換はその差が大きいだけに強烈でした。
もう風呂は誰かに見られているんじゃないかと…日中に入ってすいません(笑)
でも安い200lm前後のものを買っていたら、感想が逆だったかもしれません。
環境によってかなり明るさにバラつきを感じるので、
実際付けてみないと分からないものですね。

ちなみにほとんどの電球が斜め、というか角度的には60度以上傾いているだけに、
基本的に真下を照らすLED電球には向かない環境でした。
パナソニックの17型には斜め用のものがありますが、26型はないので、
全方向型を使ってみたところ、ちょうど良い塩梅になった感じがします。
洗面所は白色全方向でちょうど良かったです。
密閉型容器内に真横に付ける風呂場は白色よりも暖色系の方が良かったかも。
居間のシャンデリアまではいかないまでも、17型×6の吊るし型照明は、
ちょっと明るすぎると感じるほど、
当初は暖色系を考えてましたが、光源不足を嫌って明るい白色にしたのですが、
窓側の照明分を外し、6個中4個で間に合うことになりました。
今まではそちらは極力使わずに、隣の蛍光灯の方を中心に使っていましたが、
今後は使用頻度が完全に逆転しちゃいそうです。

大型のシーリングライトを除けば、光の量の問題で蛍光灯の効率には追いつきませんが、
一部屋を丸々照らす必要がなく、真下を中心に30~45度照らすだけなら、
環型蛍光灯に代えて、LED電球3つで代用が効く可能性はありそうです。
(環型蛍光灯は5000lm以上、LED電球は850lmなので普通は厳しい)
広い範囲を照らす必要があるお店の場合は、
私が感じた某パソコンショップのような感想になるでしょうけどね。

家庭用のシーリングライトを始め、業務用では蛍光灯に近いものも出てきているようですし、
とりわけ白色のLED電球が普及すると、私たちの生活も変わるかもしれません。
これがあれば太陽がなくても生きていける、大げさではありますが、それも可能かと。
夏場の計画停電を見越した昼夜逆転のための道具として、
LEDを第二の太陽として活用するのも面白いかもしれません。

まぁ、でもトイレは暖色系にしておこう…さすがに白色は落ち着かない(汗)


◆自作パソコンの話
先日、マザーボードとCPUが亡くなったと思われるだけに、
新しいパソコンの構成を考えているのですが、
なんかこう決め手に欠くタイミングなんですよね…
一応、前々からパワーアップの方針は考えてはいたんですが、
本当ならあと半年は持たせたかったんですよね、AMDのBULLDOZER発売まで…
今年の6月頃発売という話もあるものの、
当初は8コアのハイエンドが中心になるでしょうから、
32nプロセスでの省電力高スペックCPUはもう少し先、悩みどころです。

現状のインテルとAMDを比べると、圧倒的にインテル。
SandyBridgeはAMDの得意としていた省電力低価格帯にも切り込み、
AMDを選択するなら6コアCPU以外はありえない状況ですからね…
まぁ、でも現行のSandyBridgeはi5-2400Sが気になるぐらいで、
まだ店頭に並んでいない2500Tや2390Tの方が欲しいわけで…
それらが入手可能になる時期も気になるところです。

まぁ、かといって、インテルにとってはSandyBridgeも通過点の一つで、
来年にはIvyBridgeに主役交代していることを考えると、
ここでインテルに乗っかるのもなぁと思わなくもなかったりします。
そういう意味ではソケットの互換性の高いAMDの方が流用が効きます。
ちょうどAM3+対応を謳うマザーボードも発売されてきたようですしね。
ただ、当初はAM3マザーにAM3+用のCPUは乗っけられないという話が、
ASUSからBIOSの更新で対応できるという話が出てきたりして、
いまひとつこちらも判然としないところがあります。
AM3+対応のマザーでAM3CPUが使えることは違和感ないのですが、
逆も可能なように変更したということなんでしょうかね。
そうなると別にAM3+対応に囚われる必要もないわけで、よく分かりません。
分からないだけに、AM3+対応を買わざるを得ないわけですが。

ということで、基本的な方向性としては、
AM3+CPUを見越した最小限の繋ぎのパソコンに留める予定です。
性能に目を瞑れば、5000円ちょっとの2コアの省電力CPUでもいいわけですし。
これなら現在の横置きのAVラックケース(AntecのNSK2480)でも大丈夫。
最初はX6とか考えてたので、
そうなるとPCケースの買い替えも検討しないといけないわけで、
そこら辺はまた様子を見ながら追々ということにしようかと。

あとはマザーボードをどこのメーカーにするか。
今のところはASRockとGIGABYTEのみ。ASUSはまだか。
ASRockはまだ地方に普及していないんですよねぇ…
ほとんどがASUSとGIGABYTE、ときどきMSIなもので。

ところで、MSIの萌えキャラの名前は決まったんでしょうか。
最初見た時は「メカミミ(by Candyソフト)」のキャラクターかと思った(笑)
PCの萌えキャラシリーズの中では好きな方かも。