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2013年08月23日

前橋育英が初出場初優勝

夏の全国高校野球甲子園大会は、決勝戦が行われ、
群馬代表の前橋育英が4-3で宮崎代表の延岡学園を下し、
初出場初優勝を果たしました。
2年生エースの高橋投手を中心に、守り勝つ野球で勝ち進み、
決勝戦はさすがに疲れを見せ、調子は悪かったものの、気力で投げ抜いての勝利、
この暑い中、1人でマウンドを守ったことは立派です。

一方、東北勢の悲願は今回も敵わず、準決勝で日大山形・花巻東が敗退、
決勝戦でも九州で唯一優勝がなかった宮崎県は今回も及ばず、
県勢初優勝を果たすことはできませんでした。

決勝戦で難しいと感じたのは、9回のノーアウト1・2塁の場面です。
1点ビハインドですから、当然、送りバントを考えるところですが、
延岡学園は代打の選手を用意していたこともあって、打たせて凡退、
結果としてランナーを進められず、無得点に終わってしまいました。
毎日試合があるプロ野球ならば、選手の自主性を殺してでも送りますが、
明日のない高校野球、しかもレギュラーでない選手となれば、
自ずと勝負に徹することができず、温情が出てきてしまうものです。
そんな高校野球ならではの難しさを感じる場面でしたね。


●今大会のポイント 「暑さ」
今大会で気になった点は幾つかありますが、1つは大会運営上の問題ですね。
今大会では連投を避けるため、準決勝前に休養日が設けられた代わりに、
分割されていた準々決勝が再び1試合にまとめられました。
これを選手の体調管理を考慮してのことと考えるのは…どうなのかなと。
休養日も土日に絶対にかからないように設置されていましたし、
選手の体調考慮というよりも営業面の問題が大きかった気がします。
結果的に、選手の負担はあまり変わっていないのではないでしょうか。

大会全般を通して、記録的な猛暑がもたらした影響は大きかったと思います。
特に大会前半は暑かっただけに、投手のスタミナを容赦なく奪い、
一時は記録的なペースでホームランが飛び出すなど、派手な試合が続きました。
途中までは接戦も、一度点数が入るとビッグイニングになる、
そういう試合が多かったですね。
その後、暑さが一段落するにつれて、投手戦が増えていったのも、
単なる偶然だと片付けるには無理があります。

また、炎天下の試合で脱水症状を起こす選手が例年よりも多く、
特に浦和学院の小島投手、常総学院の飯田投手は、足が攣ってしまい、
降板後にチームが同点・逆転されて負けてしまう憂き目に遭っています。
野手にも故障者が出ましたし、暑さの影響は非常に大きかったと思います。
根性で体温が上がり下がりするわけでもなく、当然、我慢にも限界があります。
昔の暑さとは違うわけですから、炎天下の試合を避ける工夫も必要です。
さすがに涼しいドーム球場で開催しろとは言わないものの、
3試合日を含めて朝8時開始で統一し、12~2時にインターバルを設ける、
そういった工夫も今後は必要になってくるのではないでしょうか?
近年の甲子園大会は商業主義に走ってる傾向が強いだけに、
選手の体調を考慮した運営をしてもらいたいです。
このままでは下手すると死者が出かねません。出てからじゃ遅いんですよ?


●今大会のポイント 「投手の連投禁止と手抜き」●
これだけ暑いと仕方ない面もあるのですが、県大会では桐光・松井投手が、
本大会では浦和学院・小島投手が、済美・安楽投手が、
それぞれ力を発揮できないままに姿を消すこととなってしまいました。
彼らに共通しているのは「手抜き」、
打たせて捕る投球を意識して、制球重視で投げているためか、
体重が前に乗り切らず、所謂「ボールを置きにいっている状態」で、
本来のストレートの力強さが感じられませんでした。

これは広島の今村投手(清峰高)と西武の菊池雄星投手(花巻東)の頃からで、
ペース配分(力配分)と手抜きを勘違いしている風潮が強いです。
「手抜き」というのは、明らかに投球フォームが違ってしまうことです。
足を上げる高さやリリースポイント、腕の振り、
それらが違えば、ボールは本来のものとは全く異なってしまいます。
逆に、ペース配分ができるというのは、同じ投球フォームでいながらも、
リリース時の力の入れ具合のみ調整できることで、
普段は余計な力を入れずに流れるフォームで伸びのある球を投げ、
ここ一番でアクセルを踏んで球威で押せる、それが投手の理想像です。

同じフォーム、いわば理想の形で投げられれば、
3連投4連投したところで故障しません。
その選手自身に合ったフォームだから、負担が少ないわけで、
逆に余計な力を取ることができ、理想のフォームが固まりやすくなります。
逆にフォームを崩した状態で投げ続けてしまえば、肩の負担が大きくなり、
また、前述のような「手抜き」であれば、アクセルを踏んだ瞬間に、
オーバーヒートを起こしかねず、こちらも故障しかねない事態です。

横浜高校と前橋育英戦で、横浜の渡辺監督が心がけていることに、
投手の体重移動に重点を置いているとのことです。
まさにその通りで、一時甲子園で活躍したとしても、
それを継続できないのは、そこが簡単に失われてしまうからです。
なかなか理想のフォームを固めることは難しくはありますが、
まずはキャッチボールの延長戦上でフォームを模索し、
投げ込みを行うことで素地を固め、理に適ったフォームを見つけて欲しいです。

連投を規制する以前に、根本的な投げ込み不足が懸念される状況で、
このままプロ野球に入ったところで、練習についていけずに故障するのがオチ、
少し過保護になっている印象も受けなくもありません。
一方で春の時点で安楽投手に投げすぎの状態になることもあり、
やや歪な感じもしてしまいます。
個々の選手によって連投の可否も違ってきますし、
一概に規制することはできないと思いますね。

まずは、先を見ずに、一戦必勝、その打者を抑えることに集中して欲しいです。
高校生でペース配分とか考える時期じゃない。
ランナーズハイにも達していないチンタラ走りで結果が残るわけがなく、
まずは一度スパートをかけた先に、投手としての次のステップがあるわけです。
そういう意味では、前橋育英・高橋投手は上手くステップ踏めましたね。


●今大会の話題 花巻東の2番打者・千葉選手に関して●
良くも悪くも波紋を呼んだのが、花巻東の小兵の2番打者・千葉選手でしたね。
済美戦では、済美側が外野手を1人減らし、内野手5人シフトで勝負し、
それを嘲笑うかのようなライトオーバー3ベースヒットを放ち、
その後も「カット打法」という粘り強い打撃で繋ぎの2番として機能するも、
詳細は不明も大会本部から注意され、バントとみなすと言われて波紋を呼び、
さらには、2塁走者で訝しげな動作がサイン伝達ではないかと疑われたり、
話題の中心にはいつも花巻東の千葉選手がいました(^^;

「カット打法」に関して言えば、明らかにシロだと思います。
セーフティバントをしに行っての見せ掛けスイングなら分かりますが、
完全にバスターで戻していますから、何ら問題ありません。
あれがダメならバスターエンドランという作戦は使えないことになります。
そもそも、何が問題で禁止されているのか。姑息だからか、遅延行為だからか。
姑息だと言うなら、送りバントやスクイズも正々堂々じゃないと言えますし、
遅延行為だというなら、ピッチャーは四球で歩かせれば済むこと、
禁止された理由がいまひとつ判然としません。
スリーバント失敗との境界線なら分かるものの、
ファールを打つことがダメだというのは、やはり変でしょう。

サイン伝達に関して言えば、日本で禁止された理由を知ってるのでしょうか?
妬みですよ。1990年前後の西武ライオンズが強すぎたから規制したの。
当時の3塁コーチの伊原コーチを軸に、サイン盗みや情報戦を徹底したため、
それを規制しようというリーグ内の動きに繋がったわけです。
でも、過去には三原監督や黄金時代の巨人など、どこもやっていた野球で、
批判される謂れはありませんでしたが、「妬み」でそうなっちゃったわけです。
セリーグでは2塁走者の伝達は明確に禁止されていないようですが、
パリーグでは未だに規制されており、対西武包囲網の名残を感じます。
公に問題とされたのは90年代後半の福岡ドームでの電光掲示板を用いた
サイン伝達疑惑でしたが、機械がするのと人間がするのとではやはり違います。
そんな姑息な手段で用いられたガラパゴスルールを適用してどうすんの?
国際試合では平然と他は行っているのに、正々堂々とか言うの?
ベンチ以外の人間や機械が行えばアウトですが、
グラウンドにいる選手が行う分には、本来、何も問題ないでしょう。
それを問題にしたのは単なる「妬み」だったんです。
そんなくだらないルールが未だに残っていることが恥ですよ。

そんなわけで、全くもって言いがかりを付けられてしまった、
花巻東の千葉選手は気の毒です。
負けた試合ではそれまでの粘り強い打撃が嘘のように淡白になりましたし、
影響は少なからずあったと言わざるを得ません。
延岡学園と富山商の試合でも微妙なタイム問題もありましたし、
周囲のミスが選手の負担になるようなことはやめてもらいたいですね。


●注目の選手の動向は?●
今大会はドラフト候補という点では目立ちませんでしたね…
昨年活躍した桐光学園・松井投手と、大阪桐蔭の森捕手の1位は固いでしょうが、
それ以外となると将来性を評価しての3位以下での指名が主かなと。
目玉になりそうな候補はいませんでしたね。

それでも大会を通じて評価を上げたのが、常総学院・内田選手で、
強肩強打の捕手としてドラフト3位前後の評価は得られたと思います。
センバツに比べても凄く打撃が良くなりました。
逆に、仙台育英の上林選手は評価を落とした感があり、
現時点では打撃がネックになりかねず、2~3位評価に落ちたでしょう。
他には富山第一の宮本投手が素材として評価されるでしょうし、
花巻東の岸里選手は野手で評価されると思われます。

それ以外では1・2年生の活躍が目立った試合でした。
優勝した前橋育英の高橋投手を始め、済美の安楽投手、浦和学院の小島投手、
明徳義塾の岸投手ら、楽しみな選手が多いです。
野手でも横浜高校はレギュラー8人が2年生で、
特に4番高浜選手は右のスラッガーとして注目を集めそうです。


◆ニュースネタ 戦争の悲惨さから戦争の礼賛へ?
湊さんの日記でも書かれているように、『はだしのゲン』の締め出しがニュースとなり、
集団的自衛権の行使の拡大解釈を司法がNOと言えば、行政が「遺憾だ」と言い、
広島・長崎・終戦記念日が来ても、あまり戦争が語られなくなってきた昨今、
非常に危うさを感じております。

いつしか、戦争の悲惨さから人々は顔を背けるようになり、
その表層だけを持て囃し、戦争の礼賛とも取れるような発言・方向性は危ういです。
それを象徴するのが今回のニュースだったわけで…
いかに表層しか見ていないかを痛感する出来事ですよね。

勿論、それは我々にも責任があるわけで、まだ子どもで終戦の意味も分からなかった頃、
戦争を体験した祖父母を始め、周囲の大人が終戦のサイレンとともに黙祷する、
厳かな様は子どもながらに、過去に大変なことがあったのだと思わされました。
それが世代に引き継がれるという意味で、私達が黙祷をしている姿が、
その下の世代、子ども達が戦争を語り継ぐことに寄与するように思えます。

小さなことですが、一人一人の戦争に対する態度が、
私達より下の世代の戦争に対する態度を決めるのではないかと。
そういう気持ちで、この8月の日を常に感じていられるようにしたいものです。

2013年08月22日

チーム力。

高校野球は前橋育英が見事初出場初優勝の快挙を成し遂げました。
延岡学園は惜しかったのですが…監督の泣きっぷりに色々と感じる方も多いのでは無いのでしょうか。
準々決勝・準決勝でも派手なガッツポーズ等が見られていましたし、まさに選手と一緒に戦っていた、という証でしょう。

あ、ちなみに観戦に行く予定だったのですが、前日に炎天下の中で葬儀の受付をした為に軽い熱中症になってしまったので、大事をとって中止にしました。
テレビですらベスト4見れなかったし、散々な一日だったのぜorz
友人とは来年はベスト4くらいから見に行こうぜーって約束しました。せいぜい鬼に笑われつつ体を鍛えながら一年過ごそうと思います(^^)

今年は本当に目立った選手が少なかったので、タイトルのような言葉で大会をまとめてみました。
地方大会も含めて従来の強豪型の学校が早々に敗れた点も踏まえると、また少し考え方を変えて見るのもいいかもしれませんね。
一戦一戦を本当に懸命に戦ってるところと、そうでないとまでは言えないけれど、どこかで先のことを見てしまってるところとの差が、俗に言う波乱に繋がった…やや無理矢理にですが、こう認識しています。

■はだしのゲン。
他に書くことなかったので無理矢理ローカルニュース。

漫画版「はだしのゲン」が松江市内の小中学校で閲覧禁止となり、今頃になって波紋を読んでいます。
ネット上での論争も意外に多く、事態の収め方がちょっと気になりますね。
それにしても、最初に案が出た時点でまったく騒がれないのに、いざ浸透してから論争になって慌て出すというのはなんとも頂けない話です。無能な警察見てるみたいでなんかヤダ。
ついでに、教育委員会のメディアへの対応がこれまた中途半端な逃げ打ちでなんとも…

問題の焦点は「過激な暴力描写を子供が見てしまうこと」にあるようですが、個人的にはこの施策には反対姿勢を持っています。
マジメな回答をすれば、「道徳教育は痛みを想像することにあり。そのための手法が狭められてばかりでは、ゆとり教育の過ちから抜け出せません」てことですし、
巫山戯た回答をすれば、「図書館で封じたところで、子供らみんなネットでどうにかしてしまうから無駄無駄ムダァ」ってところです。

つかマイルドな暴力描写ってあるの?私なんか原爆の写真見るだけで心がヤバイことになるんですが、そう訴えたら関係事物をすべて排除するのでしょうか?
オエライ方はその辺もうちょっと考えて欲しい…つか、漫画一つにいちいち給料使って長期間議論するくらいなら、高校生以下が持つ携帯電話からネット機能排除するとか、もうちょっとマシなことしろって言いたい。

2013年08月19日

秋の虫のなく頃に

朝方は蝉の大合唱ですが、夜になると秋の虫が鳴いており、
時折肌寒く感じる時があるなど、少しずつ季節の移ろいを感じますね。
暑い(´ヘ`;)


◆高校野球ネタ ベスト4が出揃う
正直言って、この4強は全く予想していませんでした。
ここ数日は私が勝つと思った方が必ず負けてる。それだけ波乱含みの大会です。
花巻東、日大山形、前橋育英、延岡学園、いずれの学校が勝っても初優勝で、
前橋育英以外の3校は県単位でも初優勝となるフレッシュな顔ぶれです。

4校とも派手さはありませんが、守備・走塁がしっかりとしており、
今大会で伸びた投手がいるのが特徴でしょうか。
いやはや、失礼ながら、やっぱり何で勝ち残ったのか、よく分からない(^^;
今日は全て1点差ゲームでしたし、どう転ぶか分からない試合の連続ですね。


●6日目
第4試合の明徳義塾と瀬戸内の試合は好ゲームでした。
明徳義塾の2年生エース岸投手はバランスの良い好投手で完成度が高い。
ただ、逆に荒々しさが少なく、日ハム・武田久・谷元投手のように角度を欠く。
投打二刀流を検討されそうだが、どちらかといえば野手の方が可能性あるかも。
瀬戸内の山岡投手は延長再試合の影響による不調が心配されていましたが、
投球内容自体は悪くなく、切れ味鋭いスライダーは魅力的でした。

第1試合の横浜高校はレギュラー8人が2年生というのだから驚き。
4番の高浜選手を軸に、来年のドラフトでは何人指名されるのでしょうか。
台風の目になる可能性が出てきました。

●7日目
第1試合の富山第一の宮本投手は右の本格派。
140キロを超えるストレートに鋭いスライダーのコンビネーション。
投球フォームのバランスもいいし、将来が楽しみ。
ただ、ランナーを出すとフォームがしっくりいってないのか、制球を乱す傾向、
シュート回転が強くなるだけに、フォームの修正だと思える。

済美の安楽は好投手だが、ボールを置きに行く癖がある。
菊池雄星・今村投手の頃からペース配分の勘違いが多い気がする。
ペース配分=手抜きではない。
無理のないフォームで力を過度に入れないことが大事なわけで、
腕を振らずに小手先でストライクを取りに行くのとは違うのだが…

●8日目
第3試合の常総学院と仙台育英の試合が好ゲームでした。
1回戦で浦和学院に打ち勝った仙台育英でしたが、
常総学院の飯田投手がキレのあるストレートと多彩な変化球で翻弄、
安定感ある素晴らしいピッチングでした。

●9日目
あまり見てなかった。スイマセン。

●10日目
第1試合は済美が花巻東に競り負けました。
注目の安楽投手はあまり状態が良くなかったですね。
ストレートが本来の出来には遠く、苦しいピッチングでした。
桐光学園の松井投手、浦和学院の小島投手にも共通しているんだけど、
3人とも制球を気にしているのか、足の踏み込みが弱くなってしまっている。
前に体重が乗らないからストレートが走らず、ピッチングにならならい。
コントロールとかはプロに行ってから考えろ、という話。

それと話題になったのは、花巻東の小兵2番千葉選手に対し、
内野手5人シフトを引いたことでしょう。
しかし、3打席目にはそれを嘲笑うかのように、無人のライトオーバー3ベース。
結果的に後続を抑えて無失点で凌ぎましたが、
精神的ダメージは大きかったことでしょう。

第2試合は明徳義塾が大阪桐蔭に快勝。夏連覇の夢は断たれました。
この試合は明徳の作戦勝ちだった感じがしますね。
明徳の岸投手はこれまで見た中で一番良かったかも。
角度はないものの、伸びのあるストレートで押し、
カット気味のスライダーやツーシーム系のボールでの揺さ振りは見事でした。

常葉菊川は鳴門に大敗… 初回に守備の乱れで失点したのが全て。
静岡県大会も守りで勝ってきたチームなだけに、致命的でした。

●11日目
第1試合は、常総学院・飯田投手、福井商・長谷川投手ともに、
テークバックが小さく、ボールの出所が見にくいタイプ。
メジャーの上原投手やソフトバンクの攝津投手のように。最近増えたなぁ。

第3試合では前橋育英が横浜に大勝する結果に。正直意外でした。
前橋育英の2年生エース高橋投手はスライダーにかなり自信がありそうですね。
あの球を打ち返さない限りは攻略は難しいでしょう。
ただ、そこまで目玉とは思わなかったり。次の試合でチェックします。

●12日目
第1試合は花巻東が鳴門に勝利。シーソーゲームで熱い戦いでした。
花巻東は絶対的エースはいないものの、出てくる投手がみな好投手ですね。
他のチームならエースを張っていてもおかしくないレベル。
そんな投手が3人も4人もいるのだからスゴイです。
あとは継投次第といったところでしょう。

第2試合は日大山形が明徳義塾に勝利。意外な結果でした。
日大山形のエース庄司投手はよく分からなかったり。
一番適切な感想が「年を取った西口(西武)」なんだけど、
西口投手が既にベテランなので、10年後の西口ということで(苦笑)
フォームに力強さが足りない。足の踏み込み不足なんだよなぁ。
だけどスライダーは切れるから中途半端に打ち取れる。勿体無い。

2013年08月18日

こうこうやきうべすとえいと。

決まったのは決まったのですが…何、この……なに?って感じがすごくたまらないですね(^^)
三回戦は殆ど見ました。これまで接戦だった流れのツケなのか、点差の開いた試合が多くなっちゃいましたが、花巻東-済美の試合は最高でした。私の中では樟南-前橋育英に次ぐ。

古くからのファンは山形・富山・岩手・宮崎の各代表校がこの時期に残ってるとすごくドキドキするのではないでしょうか。この4代表のいずれかで決勝が行われると最高に盛り上がると思う。
8チームともエース級のレベルが結構良いので、今後の予想は例年に無く難しい気がします。
守備力の高さから前橋育英を推したいところですが、明日は連投になるのでその辺どう出るか。

関係ないけど津軽っ子が負けちゃったので県立に切り替えていく(またか)

そしてやっぱり関係ないけど、満塁ホームラン打つとものすごい確率で負けるNPBの球団があるらしいのですが(T_T)
途中までウキウキだったんだけどなぁ…
個人的には13日頃が終戦記念日でした。SB戦は本気で鬱になる。

■近況。
お盆参りは軽く死にました。かつてない暑さで体重2kg減。早く取り戻す。
前回更新から…というか、地元では結局2週間以上、一滴も雨が降ってません。
お天道様にはもうすこしバランス感覚を磨いていただきたいと思うのですが、
断水の心配は全くないらしいので、もうどうでもいい気がしてきました(ぉ
なんだかんだで秋の気配はちゃんとあるし、なるようになる。はず。

あんまり時間ないので後回しにしてましたが、実は先月末からスマフォの挙動が怪しかったので、思い切って機種変更しました。さよならMOTOROLA(T_T) 
そしてこんにちわ、HTC J ONE。
カラーリングが自分の持ってるAcerのノートPCと一緒なので気に入ってます。

一番驚いたのはやはりバッテリー性能の向上でした。省電力モードなら2日間持つ。
2年前の機種じゃ考えられない進歩。安心して出張出来るようになりました。

デュアルフロントスピーカーは確かに良いですね。大容量のmicroSD買ってiPod捨てても良い。
今までのに不満があったわけではないですが、ここまで違うと流石に戻れない。

カメラ400万画素ってナメてんのかって思いましたが、そもそも使わないから良いや。
シャッター速度の速さには好感がもてます。

末永く愛用出来るようにカバーも少し凝ってレザーのものを買ったのですが、やっぱり1年くらいでまた変えちゃう気がします。


友人に甲子園決勝戦見に行かないかと誘われました。
何事もなければ22日は甲子園に居るはずです。

2013年08月12日

暑くたって兵器

40度超えたって、もう驚かないもんね!<それは麻痺しただけだ(苦笑)

しかし、NHKで熱中症への警戒を伝えるニュースを流し、
外での過激な運動を控えるように言いながら、
直後に甲子園で高校野球を流すってのは、説得力がまるでない(^^;
ドーム球場でやれとは言わないけれど、炎天下の場合は考えないといけません。
実際に今大会でも脱水症状に近い症状も見られていますし、
高校生だから大丈夫とするのは管理責任を全うしていないと言わざるを得ません。


◆ニュースネタ 麻生ヒトラー発言 米軍ヘリ墜落事件
いずれも、当初は問題視されたものの、その後は騒がれず。何で?

麻生大臣のナチスを見習え発言は、
ナチスと言う言葉が勝手に走り出した感はあるものの、
かつて総理大臣や外務大臣を務めた人間が、その名前を簡単に口に出してしまうのは、
あまりに国際感覚がないと言わざるを得ないのではないでしょうか。
こういう発言をしてしまうと、ただでさえ領土問題や憲法改正問題で、
韓国や中国との軋轢が生じているのに、
彼らの日本の軍国主義復活の主張に信憑性が出てきてしまうでしょう。
どう考えても軽率だったと思いますし、日本の立ち位置が不透明化してきています。

米軍ヘリ墜落事件も、何が起こったかさえ伝えられない日米地位協定は、
現代における不平等条約と言わざるを得ないでしょう。
これが仮に細菌兵器の事故とかだったらどうすんの? バイオハザードだよ。
憲法改正論者からすれば、日本が軍隊を持たないから日米安保が対等でない、
不平等な日米地位協定を承諾せざるを得ないというのでしょうが、
それは単純に日本の「ひけ目」の問題に過ぎず、
沖縄を利用するというアメリカ軍のメリットを一切考慮していません。
最初から交渉する気がないわけだから、相手の言いなりということですよ。

海軍力を強める中国への対抗手段としても叫ばれていますが…
ぶっちゃけ、日本人全員が軍人になったとしても、
人口比が違うわけだから、軍事競争になった場合に勝ち目あるんでしょうか?
そんな意味のない軍拡競争が米ソの停滞を呼び、
日本の経済大国化を呼んだわけですが、そんなつい最近の歴史さえ忘却の彼方?
「日本を取り戻す」、いつの日本なんだよ? 日清・日露戦争の頃か?


◆高校野球 甲子園大会が開幕
今年は例年になくハイペースでホームランが出ていますね。
昨日・今日と投手戦が多かったので、少し落ち着いた感はありますが、
それでも多い方だと思われます。
打者のレベルが殊更高いわけでもなく、やはり暑さの影響が多そうです。
全般的に失投が多いです。体調管理が難しい甲子園大会になっていますね。

○1日目
大阪桐蔭の森・近田・笠松選手のクリーンナップは脅威、
破壊力で言えば、昨年の光星学院の田村・北条選手を超えるレベルです。
確実性の高い森選手をいかに封じるかが攻略のポイントとなりそうですが、
そう簡単に抑えられる選手じゃないんですよね、スケールでかいです。

○2日目
負けはしたものの、大分商の2年生左腕の笠松投手が光りました。
手足を長く使えるフォームから、130キロ中盤ながらも緩急を生かす投球、
伸び白の大きさが感じられます。
ただ変化球が甘く入ることがあり、そこが敗退の原因になってしまいましたね。

○3日目
浦和学院が仙台育英にサヨナラ負けしたのはショックでした。
小島投手は微妙なフォームのズレがありましたね。
春ではもう一歩踏み出してクロス気味だったのに、今回は普通な感じに。
投げ急いでいた印象もありました。故障でなければ良いのですが…
抜群の安定感を誇っていた投手なだけに、この壁を乗り越え、
また来年、甲子園に戻ってきて欲しいです。
一方の仙台育英の4番上林選手は打撃フォームが独特すぎて、
これは仙台育英の打者全般に言えますが、嫌いじゃないですが、極端すぎ。
あのフォームでは内角高めは絶対に打てない。
真ん中高めの140キロを超える速球も対応できないんじゃないかな。
先を考えるなら、早くフォームは修正しておいた方がいいと思います。

○4日目
初出場の弘前学院聖愛が前評判通りの力を見せてくれました。
光星学園や青森山田といった野球留学校を打ち破っての、地元チーム出場、
初出場ながらも力のある学校であることは間違いありません。
打者は鋭いライナー性の打球を広角に打ち分け、
塁に出れば、常に次の塁を狙うスリリングな走塁を見せ、
投手では右サイド変則で制球が安定しており、一発勝負での攻略は難しい。
よく練られた良いチームだという印象を受けました。
初出場初優勝も夢ではない、そう思わせてくれるチームですね。

○5日目
ごめんなさい、特に感想なし(^^;

盛夏。

暑い。熱過ぎます。
大室家無かったら死んでました。保存用と布教用とKindle用も買わなきゃ。

雨は実家・別荘(仮)ともども大丈夫でした。
お気遣い頂きながらなかなか更新出来なくて申し訳ないですm(__)m
お盆ってことで察していただければ幸いです。

豪雨にあったのは島根でも最西端にあたり、私が住んでるのは最北および最東なのでむしろ雨降れよコノヤロウ状態でした。
特に離島ヤバイ。人生初の節水を経験するかもしれない(超甘い)

ただ、ちょうど雨のピークの時に江津から浜田へ向かうという苦行を味わいました。
ワイパーなんて飾りです、エライ人にはそれがわからんのです、とか思いながら子供たちを水族館へ引率していた記憶があります。
子供って雨好きすぎだろ…車内で大声出すから鼓膜敗れるかと。こっちはヒヤヒヤしながら運転してたのですが。
あ、ちなみに私の子供ではないのであしからず。子供欲しいなチクショウ。
…すんません、ちょっと病気気味ですorz

高校野球は残念ながら少ししか見れず。
しかも食事時はテレビを消すという我が家の謎ルールのおかげで、仙台育英のサヨナラを見事に見逃す痛恨のミス()
聖愛はいいチームだと思います。特にHR打ったバッターが良いですね。ああいうHRjはなかなか見れないと思う。ピッチャーは疲労が溜まると強豪相手には苦しいタイプかもしれませんが。
中国地区が死に体なので、津軽人に切り替えていく。

大会自体は2回戦以降の毎回抽選や休養日の設置等、ちょっとした工夫が見られるのは悪くないのですが、
それより何より初戦をかつての東西分離式の組み合わせ抽選に戻して欲しいですね。
九州潰し合いとかマジ誰得。毛利元就くらいしか喜ばないと思う(違)


お盆終わったら帆船模型でも買って悠々自適に過ごそうかと思いましたが、車検があったためにそれも水泡に帰しました。
海の男(カナヅチ属性付き)としては世界大戦中の戦艦もいいですが、やっぱり魅力では黎明期の帆船には勝てないですね。


暑い日が続くようなのでご自愛ください。

2013年08月05日

夏?真っ盛り

いやー、暑いですねぇ… 暑いんだけど、変ですね。
急に天候が変わって雨が降ってきたり、それも局地的で、隣町は全く降ってなかったり、
たった2~3キロの距離でも降っていたり、降っていなかったりする。
よく分からない天候です。
暑くはあるものの、曇りがちで、暑さ以上に天気の急変が気になっちゃいますね。
中国山陰・北陸では大雨がすごかったようですが、湊さんの方は大丈夫だったのでしょうか?
晴れるならスッキリと晴れて欲し…くはないな、やっぱり(苦笑)


◆高校野球ネタ 夏の甲子園大会がもうすぐ開幕
これを書いている時点では組み合わせは発表されていませんが、
最大の注目点は浦和学院の春夏連覇が達成されるのか、
2年生エース左腕の小島投手は地方大会で完全試合をするなどさらに成長、
大会屈指のサウスポーとして連覇の期待がかかります。
また、昨年優勝の大阪桐蔭の夏連覇の可能性が残っていますし、
センバツ準優勝の済美・安楽投手もおり、その意味では楽しみな大会になりそうです。

唯一、残念なのはドラフト1位確実と言われた桐光学園・松井投手の敗退ですね。
テレビ神奈川のサイトで敗戦となった横浜戦の中継を見ましたが、
状態的には昨年よりも悪くなっているように見えました。
ただ、大会前の浦和学院との練習試合では素晴らしい投球だったそうで、
単純にピークを過ぎただけだったのかもしれませんが、「乗り」が悪かったですね。
昨年はもっと前に体重が乗っていたと思うのですが、
今年は自重気味でその分だけスライダーのキレ・曲がりも落ち、
捉えられやすくなってしまったように見えました。
ぶっちゃけ、現状ではただの高校生左腕に落ちてしまったので、今後どうなるか分かりません。
今年は社会人に即戦力が多いということで、来年の安楽投手らに期待し、
今年は即戦力重視の方針に切り替える球団も出てきそうです。


◆ゲームネタ アイドルマスターシンデレラストーリー他
今日は特に内容に触れませんが、携帯ゲームをやるようになってから、朝早起きになりました。
まぁ、全体的には寝不足ですが(苦笑)
大体のゲームに置いて、ガチャが入れ替えられるのが早朝ということで、
そこを狙ってやることが多かったのですが、人もそう多くなく、手頃に遊べる時間です。

アイドルマスターの方はさすがに限界を感じて、携帯認証をしちゃいました。
ほとんどのゲームが同じシステムなのに、よく持つよなぁ…
実際やっている人間が言うのも何ですが。
有料ガチャは禁じてはいないものの、1回100円のものに限定してます。
時折、セットで1万円とかいうのがあるけれど、どこのバカが買うんでしょうか?(^^;