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2011年06月28日

因縁。

直接的なものが「因」で間接的なものが「縁」。
だから、縁果応報という言葉がなければ、因戚関係という言葉もない。
因縁果報という言葉はありますが、まぁできるだけ使いたくはないですね。
この世に生を受けた以上は、直接間接問わずあらゆる影響を受けあらゆる影響を与えていくので、
事実上は因果応報よりも因縁果報のほうがふさわしい場面は多々あります。
もっとも、因縁の比重を自分自身で勘違いしない限りは、違えることなどないのですが。
そもそも実際問題、なんとなく使ってはいるけど、日本語の意味とかちゃんと考えないよね。

…うん、何が言いたいかとかは特にないんだ。
書き出しにいつも悩むのですが、今回は結婚式に出席した友人が
ボソっと因縁の意味をつぶやいてたのが妙に印象に残ったので、タイトルにしてみたり。

さて。
25日に福井入りして、26日午前に友人の結婚式。
終了後すぐに京都へ向かい、午後5時から別の友人の披露宴という、
たぶん人生最初で最初だと思う結婚式ハシゴをやってきました。

そして折角だったので、同じ披露宴に誘われて京都に来てた友人たち数名と
某宗派京都本山観光を満喫してきました。ぶっちゃけこれが一番楽しかった。
思い出話に花咲きまくり。
合計9~12週間に渡り、修行という名目の軟禁生活で苦楽を共にした仲間なので、
心やすいとかそういうレベル以上のものがありますね。恥じることなく永年無形財産と言っていい。

…話が逸れましたが。
福井の方は特に何事もなく。
あえて言うなら、新郎の兄夫婦の娘がもうね。
微笑ましすぎて言うことない。あえて何か言うはずなのに言うことない。どういうことなの。
仏前婚もいいよー。一度見てみ?

対して京都での披露宴がなかなか圧巻で、参加者がざっと300人。
宗のトップや本山関係者も多々で、私どもは場違いもはなはだしい存在だったのですが、
友人が結婚できたのがそれらの方々の縁あっての物だったってのが何より驚いた。

しかしその驚きもやがて苛立ち(嫉妬的な意味ではなく)へと変わるもので、
とにかく話がクソ長ェ。思わずアクセラ語になるほどクソ長ェ。
新郎新婦紹介だけで40分。その他祝辞などなどで、乾杯に入ったのが披露宴開始から2時間後。
とりあえず肩が凝りました。

こういう場で人の話が長く感じるのは、普段私が知りたいのが基本的に「因」の部分であって、
「縁」の部分は本能的に軽視してるからなんじゃないかと…
スピーチに飽きたころに達した結論がこれだった(^^;
縁の部分は、後で風のうわさででも耳に入れて、その時に納得するなり2828するなりすればいい。
人の縁に好き好んで割り込むのは、政治家とマスゴミだけで十分(それでも御免ですが)。
こんな考えだから冷たいとか言われるのだろうか。

総括すると楽しい2泊3日の旅だったのに、文章にするといろいろ楽しくないな…なぜだ(^^;
福井ではまったくゆっくりできなかったので、機会があればまた行きたいです。
今回も車で行きましたが、まさか福井にスクランブル交差点があるなんて(- -)
田舎者の天敵ですねアレは。
あと、高速の料金所で「遠いところからようこそ」とか言われた。マジ嬉しい。
いい加減ETCにしようかと思ってたけど、もうちょっと待つ。
長時間運転した後、SAや料金所で挨拶するのが意外に楽しいんですよね。
こんな考えだからお人好しとか言われるのだろうか。

結局どっちなんだろう。


しかし早いもので今月も終わりですね。
来月は県外に出る予定がない(広島があったけど、行けなくなった)ので、すこし残念。
8月は沖縄に行く…かもしれない。

2011年06月23日

冠婚葬祭ウィーク。

です。
大役終えてひと段落したと思ったら、まぁいろいろあって26日まですべて何かしらの用件で埋まりました。
すべてタイトル通り冠婚葬祭。慶弔費がすげぇ…泣きそう。
26日は県外で結婚式が2つ。
同級生が結婚すると、そろそろ何かしらの感情を抱く年になってきましたが、めでたいものはめでたい。
どうでもいいけど、本業に力入れ始めた途端に呑む機会ばかりで普通に死ねる。

オレ、この戦いが終わったら、初春にひざまくらしてもらいつつ、
絹旗とアニェーゼとあわきんに踏まれながらミサカ妹達に冷ややかな目で蔑まれてくるんだ…

…とまぁ勢いだけで禁書での好きなキャラを羅列してみましたが、
よく考えなくてもこれキーワード「パンツ」だよね。死ぬがよい。
まぁ絹旗とアニェーゼにステレオでお兄ちゃんて呼ばれたら、それだけで死んでもいいのですが(ぉ

東方的に言い換えると、ウドンゲにひざまくらしてもらいつつ、
レミ咲ゆうかりんに踏まれながら、みなみっちゃんと早苗さんに冷ややかな目で(ry
…キャラに全然共通点がないのは許してorz


さておき。
スマホでのDropboxがかなり軌道に乗ったので、思い切って容量増やしました。
月額約10ドルの価値はある。50GBつったらiTuneのフォルダ入れてもたぶん大丈夫なはず。
バッテリー食いまくりのスマホで音楽聞くとかはたぶん考えられないけど、
PC間同期での用途と割り切ってもいいかな。
これでAndroidアプリとOfficeとの互換範囲がある程度つかめれば、
スレートPCという手段も、視野にかすめるほどにはなってきていると思います。あくまでも個人的に。
Dropbox以外は、どのジャンルでも割とまだ手探りのアプリが多くてねー。
あとの問題としては、バッテリーの持ちの悪さをカバーする方法を自分なりに整えるだけ…かも。
そして、よくわからんガラケー機能にこだわる困った風潮が広まらないことを祈りたい…


あと一つだけニュースネタ。
ななじゅうにちのえんきだかえんちょうだかしりませんがしょうじきあのようすだとなにもきたいできない。
「まぁ何も変わらねーと思いやすが、せいぜいてめぇの首でもきれいに洗って待ってやがれですね」
口の悪い娘が好き。というか、アニェーゼが好きすぎて生きてるのが辛い。
いじょ。

2011年06月22日

お茶どうぞ2


    _, ._
  ( ゚ Д゚)   イタダキマス
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ ◎゚)   ズズ…
  ( ゙ノ ヾ
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   …………
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __
  と_)_) (__()、;.o:。
          ゚*・:.。

シズオカケンサン ノ オチャナンテ ノメナイヨ。シルブプレ?(←適当)

チェルノブイリの恐怖に曝され、
今はO-104騒動(結局、原因は豆もやしだったの?)にあって、
食品の安全性に過敏になっているヨーロッパに対して、これはマズイことしました。
静岡県産の玄米茶(と発表されたが、静岡県は一番茶だと言い張っている)から基準値を超える
放射性物質が検出されたとフランスの当局が発表し、
実際に静岡県の検査でも基準値を超えたために、出荷停止や自主回収を命じたとのことです。
これでもう日本の食の安全性は完全に崩壊したと言えましょう。
少なくとも、静岡県産の作物は全てダメとみなされるし、
普通の外国人にとっては静岡県=日本になるでしょうから、これは危機的状況です。
だから、安全神話は崩壊したのだから、出荷する全部の農作物を放射能検査して、
安全を勝ち取らなければならなかったのに… もう日本の農業、オワタ。

この期に及んでも、県は生産農家等の集荷停止は当然としても、
その他の地域の工場等は「異常があれば」検査するとしかしていない。
もう異常が出たら、それは終わりを意味するのに…
今度は輸入停止になっちゃいますよ。もうなるかもしれんが。

全国のニュースではあまり報道されていない印象を受けますが、
これは日本の農業にとって大きな痛手になっちゃいます。
安全神話の中でいつまでぬくぬくしていれば気が済むのか。
政府も当事者意識が足りてません。
福島原発から放出された放射性物質がジェット気流に乗って、
太平洋を横断していったと考えられるとするニュースも報道されてましたし、
3・4月は強風の日も多かったですから、日本全土に放射性物質が拡散している可能性は高いです。
全国一律で同じ基準で検査しなければなりません。
どんなに費用と手間がかかろうとも、全ての出荷農産物・漁獲類・家畜に対して検査をしなければなりません。
そうしないと、誰も買ってくれません。センチメンタリズムだけでは物は売れませんよ。
それ以外に日本の第一次産業が生き残る道があろうか。
損害賠償も生活保障がされても、生産物が売れなければ全く意味がないし、
センチメンタリズムで商品を買ってもそれは長続きせず、
黙ったままで崩壊した安全が再構築されることはまずありません。
安全を勝ち取るには全ての出荷物を検査せざるを得ないんですよ。

アメリカ産牛肉で狂牛病が起こった時に我々は何を要求したのか。
それが逆の立場となっているのですから、答えは自ずと出るでしょうに。
自治体任せでは出荷停止が怖くて検査してくれないですよ。
国が動かないといけない事態に発展しつつあるように思います。


◆ライオンズネタ 牧田投手が抑え転向へ
牧田投手が完封目前で降板し、逆転負けを喰らった中日戦の日の日記で、
「もう牧田投手を抑えにするしかない」と書きましたが、本当になっちゃいました。
まぁ、でも個人的にはベストが岸投手であって、ベターが牧田投手という順だっただけに、
嬉しさ半分残念さ半分といったところでしょうか。
一番は岸投手が候補だというのは今も変わってないです。
やっぱり80~100球辺りになると、突如として四球を出したりして、
崩れていく傾向がなくならないだけに、今シーズンは短いイニングの方がいいと思うんですがね。
入団からの連続二桁勝利記録に配慮せざるを得なかったということか。
まぁ、スタミナがそろそろ戻るという見込みなら、先発のままの方がいいわけですけど…
抑え転向で牧田投手の新人王の可能性は薄らぎはするものの、
セーブという目に見える記録を手に入れることが可能なだけに、新人王の可能性が消えたわけではないですからね。
現状、先発陣の勝ち星が延びてないだけに、今から抑えで活躍すればチャンスは十分あると言えましょう。

で、まぁ、実際、牧田投手が抑えに転向してどうなのかというと、
普通は球の速い本格派投手が務めることが多いポジションなだけに、少し異例な感じがします。
近いところで鹿取氏か潮崎氏といったところでしょうか。
抑えには色々な要素が要求されると思いますが、
一番重要なのは失敗があってもめげずに毎日マウンドに上がる準備ができる精神的タフさと、
打者に打ちにくいと思わせる武器があるかの2点に尽きるかと思います。
マウンド度胸の良さ、そしてアンダースローの速球派で変幻自在の投球ができるという意味では、
牧田投手はその条件を満たしてくれているように思います。
あとは当然、研究されるでしょうから、相手が慣れてきたときにどうするか、
失敗が続いた後にその壁をどう乗り越えてくれるかがポイントになってくるでしょうが、
牧田投手は抑えでも変わらぬ活躍をしてくれると思っています。

これで先発陣は、涌井・岸・帆足・石井一久・西口投手と5人になりますが、
許銘傑投手はリリーフから外せない感じですし、
平野投手も先発が崩れたロング要員として連戦には必要になってくると思いますが、
当面は平野投手が6人目の先発になると思われます。
大型連戦が続くだけに、7人目として野上投手と菊池雄星投手、
8人目として大石投手・木村投手・岩尾投手の名前が挙がってきそうです。
この5人の投手から牧田投手の代わりを務められる存在が出てきてくれればいいのですが…
そうすれば、投手陣はかなり厚くなってくるように思います。


打線の方は単純に打順を一つずらすだけで対応できるかと思われます。
調子が戻った浅村選手を1番に起用し、出塁率の低い片岡選手を2番にして、
出塁率と得点圏打率の高い栗山選手を3番、
打率はまだ低いものの得点圏打率はわりと高い中島選手を4番、
得点圏打率の低いものの一発のある中村選手を5番、
6番に2軍漬けにしていたブラウン選手を使ってみて、フェルナンデス選手と競争、
7番にレフトで坂田・後藤武敏・高山・GG佐藤選手らの競争、
8番に銀仁朗選手、9番ライトで秋山選手と熊代選手の競争で。
結果が残っていない以上、1~4番は崩さざるを得ないでしょう。
どうせ来季は再編確定ですし、今からオプションを増やしておいていいかと思います。

つーか、もう少し早く手を打って欲しかった…

2011年06月17日

お茶どうぞ


|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o旦o
|―u'

セシウムが検出された静岡の一番茶ですが…(苦笑)
そんなこんなで、静岡のお茶からも放射性セシウムが微量ながら検出されました。
最初の検査では発表がなく、業界の自主調査で工場が一箇所引っかかり、
再検査で1ヶ所、さらに2ヶ所、加えて3ヶ所の工場から検出されたとのことです。
飲んだとしても健康に害はなく、茶葉を食べたりしなければ大丈夫だそうですが…
出荷制限がかかる以上はあまり関係ないでしょうね。

こうなってくると、放射性物質がどこまで飛散して、影響をもたらしているのか気になるところです。
風に乗っていけば、陸続きでどこまでも飛んでいってしまいそうですし…
例えば、長野の高原野菜は大丈夫なのか、
さらに西の愛知や岐阜、関西方面に影響は本当にないのか、
まだ検査していないところもあるでしょうし、しっかりと調査をしてもらいたいです。
静岡県としては放射性物質は検出されないという自信の元で調査したわけなんですが… 残念…
こうなってくると「調査を敢えてしない」県も出てきちゃいそうですが、
全国全ての都道府県で実施するぐらいに徹底しないと、日本の農業は終わってしまうかもしれません。


原発問題といえば、自民党の石原幹事長が原発反対運動をヒステリーと言って問題になったとか。
言い過ぎの感はあるものの、言いたいことは分かります。要はプロセスをどうするかの問題でしょう。
既に「脱原発」は国民のキーワードになっていますが、
電力の需要と供給の問題と合わせながら、どう折り合いをつけていくのか、そのプロセスが問題なわけです。
そういうことを一切無視して脱原発・反原発を掲げるのは、感情的なヒステリックな面は否めません。
以前から反原発の姿勢を明確にしていたのなら分かるのですが、
例えば昨年末にクリスマスイルミネーションを見て「綺麗だね」とかほざいておきながら、
今になって「反原発だ~」とか叫んでいたとしたら、後ろから頭をどつきたくなります。
自然エネルギーの転換だとすぐに言うけれども、自然エネルギーが万能なら苦労しません。
…あなたは雨の日にはテレビを見ないのですか?
…あなたは風が吹かない日には扇風機やエアコンを付けないのですか? ありえませんね。
建設計画がある地域や建設中(中断中)の場所なら分かりますが、
東京で闇雲に反原発を唱えているのは失笑しか出てきません。

自然エネルギーの普及を進めるには、まず電力の完全な自由化を図らねばならず、
なぜならば、大規模な半ば公的企業が大多数の顧客に電力を供給している場合には、
大多数に大量の電力を供給するという効率性から脱却し得ないからです。
安定性はとりあえず置いておいて、少数の顧客にクリーンなエネルギーを提供し、
問題が発生したら素早いサポートをする、
そういう体制でないと現在の自然エネルギーは普及できないでしょう。
言わばそこは国民の選択になってくるところでしょうし、
そこが原発問題で抱えなければならない国民の痛みじゃないでしょうか。
まぁ、それに加えて50Hzと60Hzの統一もしないと。


◆ニュースネタ 消費税増税問題
IMFの再三に渡る増税勧告を始め、外から消費税増税が要求されるようになってきましたが、
そりゃ特にEUからすれば、ギリシャやポルトガル、スペイン、イタリアといった財政赤字を抱える国々に対して、
財政赤字解消を強く迫っているのにも関わらず、赤字の額が一桁多い日本が無策では面目立ちませんわな。
しかもヨーロッパは消費税20%以上(低率減税を除く)が当たり前なのに、日本は5%、
そら何の努力もしていないと思われますわ。
そういう意味では当然の要求でしょうな。当たり前です。

総じて、日本人はどうも財政赤字の問題に疎いというか、考えないようにしているのか分かりませんが、
真剣味が足らないような気がするわけです。
なんですかね、小泉政権でようやく外形標準課税が導入されるようになったわけですが、
農林物件だけ買い漁って、貧乏神付いて赤字が膨らんでも総資産は無問題という昔の桃鉄みたいな、
赤字は節税だみたいな考えの名残でも残っているんでしょうか。
まぁ、日本の財政が破綻しているか否かで言えばNOかもしれないけれど、
それは福の神やエンジェルも付かないし、貧乏神がキングボンビーにならない平和な桃鉄の継続が条件であって、
今回のような大震災で被る損失が出てきてしまうと、果たしてNOと言えるのかどうかという不安もあります。

あと復興債の話で平気で日銀の債務引き受けを主張するのもどうなんだろうと思っちゃいます。
日銀の国債引き受けはタコが自分の足を食べているようなものだとよく言われます。
そういう話を聞いていると、ぶっちゃけ財政赤字の問題なんてどうでもいんだろうなぁ、と。

勿論、現時点で消費税を引き上げることは、被災者の生活再建を妨げることに繋がりますので、
ありえない話だとは思いますが、いつまでもタブー視して、
消費税発言をすると支持率が下がるという状況にはそろそろ終止符を打たなアカンと思いはします。


◆プロ野球 交流戦優勝はソフトバンクに決定
まだ2試合ほど残していますが、今年もパリーグが圧勝の雰囲気で、
もはや対戦成績も語られなくなり、早々にソフトバンクが交流戦の優勝を決めてしまいました。
まぁ、細かいことは終わってからするとして、パリーグの強い理由は挙げられますが、
単純にセリーグが世代交代の時期に来ているだけの過渡期に過ぎないように思います。

現にパリーグも90年代後半から2000年前半は弱かったですしね…
オールスターでどれだけ負け続けたことか…
FA制度によるパリーグからセリーグへの移籍活性化、
逆指名導入によるセリーグの人気球団への人気集中、
メジャー挑戦という選択肢が増えて主力選手の早期流出等々… 苦しい時期でした。
そんな中で、そういった過渡期を潜り抜けながら、早期の世代交代システムを作り上げ、
さらにそこに戦力差がなくなったことによる競争意識が強まったことで、
今の強いパリーグが生まれたんじゃないでしょうか。
セリーグでは広島やヤクルトがパリーグ的選手育成に近い印象を受けますが、
問題だったのは、これまでそういった球団が優勝争いをできなかったことにあり、
(ヤクルトはわりと安定している方ですが)
巨人・中日・阪神といった主力選手にFA適齢期の中堅選手が多く集中して強かったことで、
リーグの世代交代のチャンスを潰してしまい、
彼らが衰えてきた今、その弊害に直面しているということではないでしょうか。

そういう意味では今のセリーグは辛いところではあるものの、
世代交代を一番阻んできた巨人が育成重視に切り替えたこともあって、
発展のチャンスに来ていることは間違いないように思います。

2011年06月05日

読書の梅雨。

謎の速さで梅雨入りしましたが、6月に入ってからはいつも通りの山陰の梅雨になったので、
再び晴耕雨読の生活です。
「読」の内容は、漫画からラノベから普通の専門書まで様々ですが、
今は専門書と禁書目録のネットSSが非常に楽しいです。
専門書は多分に宗教的なことになるのでここでは何も言えませんが、
禁書はあの厨二っぷりが好きすぎてもう…ね。アニメⅠ期第2話のステイルとか何あれおもしろすぎる。
息抜きにだらだらと楽しんでいます。


先週は講習会で初めて高松入りしました。
講義の内容が非常によく、大変満足して帰路についたわけですが、
帰りの高速でアウディと張り合った挙句切符切られるという、なかなかに痛い目も見たりしました。
ちなみにアウディは不問www
いろいろ言いたいことはありましたが、やさしーおにーさんがゴニョゴニョしてくれたので何も言えやしない。
覆面に気付いた時は、民事レベルで済まない数値をメーターがさしてて、マジ終わったと思った…
田舎に比べると山陽道とか瀬戸中央あたりは車線ごとの幅が広すぎていけませんね…感覚狂う。
中旬に愛媛入りするので、そのときはいろいろと気をつけたいです。

2011年06月02日

本当の「茶番劇」

菅内閣に対する不信任決議案は、
午前中に菅首相が震災対応の目処が立ったら退陣することを表明したことで、
鳩山前首相らが軟化して反対に転じ、小沢氏のグループも大半が棄権に留まったことで、
不信任決議案は否決されたとのことです。
…まぁ、しかし、なんだったんでしょうなぁ…
そりゃ誰だっていつかは辞めるわけで、その時期を明言しなければ効果はないに等しく、
一体、何に納得して賛成するつもりだった議員が方針を変更したのかよく分からないです。
鳩山元首相の6月中に退陣の見解を信じたのでしょうか… 不思議です。
前日には(正確には今日の午前中も)首筋に刀を突きつけておきながら、
午後には仲良くなろうねとはさすがに行くわけもなく、
賛成した議員の除名は当然として、棄権した議員にも何らかの処罰は及ぶことでしょう。

野党の狙いも正直分からないところが多いです。
不信任決議を出す背景は一般的に解散総選挙を睨んで行うものなんですが、
被災地で選挙を行うのは、3ヶ月の住所要件と行政の情報把握、行政の仕事のさらなる過重化から、
とてもではありませんが選挙ができるわけもなく、
だからといって内閣総辞職になったところで、頭が変わるだけで枠組みに変化も起こらず、
菅首相よりも新しい首相の方が人気が出るのは間違いなく、効果は期待できません。
そうやって考えていくと、民主党を分裂させるための揺さぶりだったのかなと思えてきます。
小沢氏らのグループを民主党から切り離し、連携を模索するつもりだったのかと。
結果的にその思惑は鳩山元首相の取り計らいで防がれたわけですが…
でも、その狙いってのはまさに「政局」ではありませんか。不信任決議を出す目的が不純です。
結局、さらなる政情不安が広がっただけで、
野党も被災者のことなんかどうでもよいのね、ということを広めただけになった気がします。
相手の内部分裂を強めた結果、国民の信を犠牲にしたという感じか。元も子もねぇな。

それにしても、国民の誰もがこんな展開を望んでいないのに、何故こんな事態になってしまうのでしょうか?
政治家の判断材料は、地元の有権者の声も勿論ありますが、マスコミの情報を多いと予想できます。
そのマスコミは、記事になる出来事を好む、静よりも動、褒めるより貶す傾向にありますから、
政治の安定化よりも混乱する方向に自然と傾いてしまいます。
そうすると、世論調査の質問の形も、望んだ答えが出るような質問の仕方になってしまい、
さらに分類という形でマスコミの主観の入った形で統計処理され、報道されます。
それが政治家の権力欲に働きかけ、政局になると予想できます。
では、マスコミがそういった静よりも動を好む、混乱の方向へ傾くのがなぜかと言えば、
それが記事になるから、国民の関心がそっちにあるから、としか言えません。
私達が退屈な「日常」に飽き飽きし、「非日常」ばかりを追い求める心が、
画面の向こうにある自分のことなのに他人事に歪曲された政治の混乱っぷりを、
一視聴者として楽しんでしまっているということです。
東日本大震災はそれだけで「非日常」であったはずなのに、
もはや被災地以外の大半の人にとっては「日常」の一部分に過ぎず、
そんな「非日常」を「日常」に戻す気持ちを失いつつあるのかもしれません。
国民個人個人のレベルでは、勿論、そんなことはないでしょうが、
少なくともマスコミや政治家から「大衆」という集合体を見たときに、
そう思われてしまっているということなのかもしれません。
こんな政治の茶番劇さえも我々は楽しみとしているのか、楽しみにしていると思われているのか。
情けなさや怒りでおかしくなりそうです。
そんな日本全体の姿が完全なる茶番劇です。さぞかし不愉快な番組でしょうな(苦笑)
国民は今回の不信任決議にもっと怒っていいかと思います。

そう考えていくと、アメリカの国民性が羨ましくなることもあります。
福島原発で作業をする人々をヒーローに例えたり、そういった姿勢、
ともすればそれはイラク戦争やテロとの戦いの正当化に利用されたりと、
行き過ぎた善悪思想の弊害の面も目立ちますが、
批判(というよりも非難)ばかりする日本人にとって、
褒めるところは褒めるという姿勢は見習うべきところが多いようにも思います。
菅政権は四面楚歌で批判ばかりされている中、よくぶっ倒れずに続けていますよ。
その点だけは間違いなく評価して良いかと。まぁ、それももう青息吐息なわけですが。

具体的な菅首相の退陣時期がいつなのかは分かりませんが、
個人的な見解でいえば、被災者が全て仮設住宅に入った時点を区切りとするのが普通かと思われます。
ただ、仮設住宅は作ってはいるものの、被災者が多いために間に合わず、
夏を過ぎてもどうかという感じですので、そこが目安とはならないのかもしれませんが、
震災対応という点からすれば、そこが区切りであるべきだと思うのですが…


(追記)
◆ニュースネタ 菅首相の表明した退陣時期は来年の1月以降?
菅首相が表明した退陣時期は福島原発が冷温停止になった時点、来年の1月頃だそうです。
国際的公約からすれば、そうなってくるのかもしれませんが、
さすがにそこまで政権は持たない気が…
その発言を受けて、鳩山元首相は「ペテン師」と発言したとか…
…いや、なんつーか、昨日の時点で「新生民主党のスタートだ」に眉唾物だっただけに、
一日明けて「やっぱりな」ぐらいにしか思わず、
それで「騙された~」とか言っても、「はいはい、勉強代勉強代」ぐらいにしか…

結局、菅首相が嘘を付いたのか細かいことは分かりませんが、
昨日の流れを予想するとこんな感じだったのでしょうか?

関ヶ原の戦い勃発前に、小早川秀秋が毛利輝元の軍勢を脅しに使って、石田三成に対して
「アンタには付いていけない。戦いの後に退かないとと裏切るよ」と宣言し、
石田三成が「それじゃ禅譲することもやぶさかではない」と渋々応じたものの、
終わってみれば、東軍に徳川家康だと思ったものが実はタダの狸だったために圧勝、
やっぱり豊臣家には私が支えないとってことで、
「秀頼公が成人するまでは」と約束を反故にした。めでたくねぇ、めでたくねぇ。

適当に当てはめただけですが、わりと良いキャスティングじゃね?
自分がなく、風見鶏のようにフラフラして「方便だった」な小早川秀秋。
自分が頭が良いと思っていて、出世欲が強く、根回しが下手で不評を買う石田三成。
やっぱり徳川家康はいない。ただの狸ばかりか。

菅首相の退陣時期ですが、さすがに6月中というのは無理があったと思います。
補正予算の枠組みだけ決めたところで、首相が変わったら政策の継続性が疑問になりますし、
少なくとも補正予算成立の時期までは続投とならざるを得ず、
その頃には夏場の電力問題も話題になってくるでしょうから、
夏を抜けて9月後半までは続投の形にならざるを得ない気もします。
でも、原発問題は続きますから、後任は閣内で事情を知る人物が適当ということになり、
若い世代となると、枝野官房長官か細野原発担当らが候補になるのでしょうか。
もし、菅首相の思い浮かべる後任候補が閣内にいないなら、
内閣改造をして重要ポストに当てるぐらいのことはしておかないと。
自分が総理を辞めたら、後はどうでもいいやじゃ困ります。
政策の継続性が担保されるようにはしてもらいたいところ。
震災から1年以上経てば、今回の検証も本格的にできるでしょうから、
その頃には民主党内の勢力図変更や政権交代の頃合になるかと思われます。
それまでは何でもいいから、協力し合ってやれよと思うものの…

少なくとも、今回の騒動で参議院は硬化するでしょうから、
補正予算は通るでしょうが、その他の震災対応の細目の部分や、
その他の重要法案は参議院を通過しない可能性が高く、政治の停滞が予想されます。
そして国民の誰もが期待していない政局に再び突入、ということになっちゃうのでしょうか。
世論調査で菅内閣の支持が上がったのは、
政治のゴタゴタは結構だという与野党に対する批判の裏返しのように思えるのですが…


◆ニュースネタ 大阪府の君が代斉唱問題
どうも橋本知事が弁護士だっていうのが私には信じられません。
…まぁ、色々な考え方をする弁護士がいるってことなんでしょうが…
私の持つ弁護士像とはかけ離れた人間であることは間違いないです。

一般的な感覚から言って、それを法律で規制するようなことなのか、という感じがします。
規制の狙いがよく分からないです。規制したからといって何になるの、と。
そこが理解できれば、考え方も違ってくるのかもしれませんが…
仮に規制する必要があったとしても、規制の目的よりも大きい範囲を規制してしまい、
自由を不当に規制する結果になってはいけません。
白い紙が自由であったとしたら、中に書いた●が規制範囲、
現実の規制範囲がその●よりも小さければ、それは効果がなかった、
もしくは現実にそぐわずに守られなかったことを意味し、
逆に、現実の規制範囲がその●よりも大きければ、他の自由をも規制する結果になり、
規則だらけの窮屈な社会になってしまいます。
規制するに当たっては、そこを細心の注意で考えなければならないわけで、
今回の規制はそこまで練っているのかなと疑問になってきます。

細かい内容を知らないので、あまり批判はできませんが、
単純に考えて外国人教師や在日朝鮮人の取り扱いはがどうなっているのかは気になります。
もし、日本が「日本人」のみで、民族も単一民族で、皆が同じ文化を持っており、
異人の混血が一切ない、まさに「純血の日本人こそ優れた民族である」と仰るのなら、
君が代を強制するのは分かるのですが、現実はそうじゃないわけで、
歴史的に戦争の苦い思い出を抱えた君が代を罰則付きで強制するのはどうなのかなと思っちゃいます。
そこは思想良心の自由を侵さないように、現場レベルで「お願い」するしかないと思うんですが…
よう分からんです。


◆PCネタ 女体盛り
殺伐とした世の中に一服の清涼剤を(嘘)
女体盛りは吹きました。すげー利用法だ(^^;

PC関連の話だと、COMPUTEX TAIPEIが行われており、
今後に向けての新情報も多く出てきたようで。
インテルのSandy-bridgeが今後も続きそうなのは驚いたかなぁ。
どういう展開をするのかはまだ分かりませんが。
AMDの方はまだ情報が少ない…FusionAPUは注目しているけれど、メインではちょっと。