因縁。
直接的なものが「因」で間接的なものが「縁」。
だから、縁果応報という言葉がなければ、因戚関係という言葉もない。
因縁果報という言葉はありますが、まぁできるだけ使いたくはないですね。
この世に生を受けた以上は、直接間接問わずあらゆる影響を受けあらゆる影響を与えていくので、
事実上は因果応報よりも因縁果報のほうがふさわしい場面は多々あります。
もっとも、因縁の比重を自分自身で勘違いしない限りは、違えることなどないのですが。
そもそも実際問題、なんとなく使ってはいるけど、日本語の意味とかちゃんと考えないよね。
…うん、何が言いたいかとかは特にないんだ。
書き出しにいつも悩むのですが、今回は結婚式に出席した友人が
ボソっと因縁の意味をつぶやいてたのが妙に印象に残ったので、タイトルにしてみたり。
さて。
25日に福井入りして、26日午前に友人の結婚式。
終了後すぐに京都へ向かい、午後5時から別の友人の披露宴という、
たぶん人生最初で最初だと思う結婚式ハシゴをやってきました。
そして折角だったので、同じ披露宴に誘われて京都に来てた友人たち数名と
某宗派京都本山観光を満喫してきました。ぶっちゃけこれが一番楽しかった。
思い出話に花咲きまくり。
合計9~12週間に渡り、修行という名目の軟禁生活で苦楽を共にした仲間なので、
心やすいとかそういうレベル以上のものがありますね。恥じることなく永年無形財産と言っていい。
…話が逸れましたが。
福井の方は特に何事もなく。
あえて言うなら、新郎の兄夫婦の娘がもうね。
微笑ましすぎて言うことない。あえて何か言うはずなのに言うことない。どういうことなの。
仏前婚もいいよー。一度見てみ?
対して京都での披露宴がなかなか圧巻で、参加者がざっと300人。
宗のトップや本山関係者も多々で、私どもは場違いもはなはだしい存在だったのですが、
友人が結婚できたのがそれらの方々の縁あっての物だったってのが何より驚いた。
しかしその驚きもやがて苛立ち(嫉妬的な意味ではなく)へと変わるもので、
とにかく話がクソ長ェ。思わずアクセラ語になるほどクソ長ェ。
新郎新婦紹介だけで40分。その他祝辞などなどで、乾杯に入ったのが披露宴開始から2時間後。
とりあえず肩が凝りました。
こういう場で人の話が長く感じるのは、普段私が知りたいのが基本的に「因」の部分であって、
「縁」の部分は本能的に軽視してるからなんじゃないかと…
スピーチに飽きたころに達した結論がこれだった(^^;
縁の部分は、後で風のうわさででも耳に入れて、その時に納得するなり2828するなりすればいい。
人の縁に好き好んで割り込むのは、政治家とマスゴミだけで十分(それでも御免ですが)。
こんな考えだから冷たいとか言われるのだろうか。
総括すると楽しい2泊3日の旅だったのに、文章にするといろいろ楽しくないな…なぜだ(^^;
福井ではまったくゆっくりできなかったので、機会があればまた行きたいです。
今回も車で行きましたが、まさか福井にスクランブル交差点があるなんて(- -)
田舎者の天敵ですねアレは。
あと、高速の料金所で「遠いところからようこそ」とか言われた。マジ嬉しい。
いい加減ETCにしようかと思ってたけど、もうちょっと待つ。
長時間運転した後、SAや料金所で挨拶するのが意外に楽しいんですよね。
こんな考えだからお人好しとか言われるのだろうか。
結局どっちなんだろう。
しかし早いもので今月も終わりですね。
来月は県外に出る予定がない(広島があったけど、行けなくなった)ので、すこし残念。
8月は沖縄に行く…かもしれない。