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2021年08月31日

今からワクチン接種をしても無意味な理由

幅広い世代へのワクチン接種が解禁され、
渋谷の接種センターでは混乱が起こっている話も聞きますが…
はっきり言って、今から1回目のワクチン接種を行っても意味がありません。
できることならば、もう少し様子を見ることをお勧めします。

その理由は、第一に「2回目の接種終了後には感染が終息している可能性が高い」ことです。
9月1日に1回目の接種が行われたとして、2回目の接種は10月、
効果が発揮されるのは2週間後の10月半ば、その頃には今回の感染は終わっています。
ワクチン接種が進まなかったインドやインドネシアでも、感染が終息に向かっており、
どの国でもおよそ2~3ヶ月程度で単一株の感染期は終わりを迎えています。
日本も長くて2カ月程度で収まっていますから、
7月中旬に始まった感染は9月中旬には収まる可能性が高いです。
ワクチン接種率に関係なく、今からワクチンを打つ人が効果が出る頃には、
既に感染は収まっている可能性が高いです。

第二に「次の感染期は冬前である」ことです。
日本の感染は季節の変わり目に多く起きていて、昨年より波の揺れ幅が大きいものの、
波の発生時期は大きく変わっていません。
昨年の秋は悪名高いGotoキャンペーンが行われるなど、
感染が一時的に収束していた時期であり、10月は比較的安全な時期と予想できます。
つまり、今からワクチンを打った結果、最もワクチンが効果を発揮する時期は、
一年の中で最もコロナの影響力が薄い時期と重なってしまうわけです。
次の感染期は11月後半から年末にかけてと予想されるので、
そこに合せてワクチン接種をするなら、10月中旬に1回目の接種を行うのがベストです。

第三に「次の変異株はワクチンに耐性のあるラムダ株相当である」ことです。
南米地域で感染が広がったラムダ株が日本にも入り始めています。
ラムダ株に関してはまだ詳細が分かっていませんが、
一部ではワクチンが効きにくいとも言われています。
そう考えると、最も怖いのが「1回目のワクチン接種を終えた人の感染」です。
デルタ株はワクチンを2回接種すれば安全というデータはありますが、
1回目の接種だけでは半分程度の効果しかないというデータがあります。
実際に1回目の接種を終えた人の感染例が多く報告されています。
そうなると怖いのが、その人の中でワクチン耐性のあるウイルスに変異する可能性です。
完全に不可抗力ではありますが、
結果的にワクチン耐性のあるウイルスの発生を早めてしまう可能性も考えられます。
リスクのある時期に1回目のワクチン接種を行うことは避けた方が良いと思われます。

これだけ感染が広がってしまうと、一律なワクチン接種を行うことができません。
コロナ回復者のワクチン接種は抗体が残っている場合もあり、慎重を期さなければならないからです。
また、年齢や性別、個々の個体差によって、抗体量も全く違いますから、
今の「1回目の1か月後に2回目の接種」という一律的な体制は意味がなくなるでしょう。
3回目も視野に入れるのであれば、ワクチン抗体量の検査は必要不可欠であり、
副反応防止の観点からしても、最終的にはワクチン抗体量の検査もセット化しなければなりません。
一律的なワクチン接種から個々の体に合せたワクチン接種に切り替える必要があります。
勿論、そのためには感染が落ち着かなければ意味がないわけですが…

いずれにせよ、現時点で早急にワクチン接種をした所で、
今回のデルタ株の感染においては間に合わない可能性が高く、
リスクしか存在しないので、冷静に対処することをお勧めします。

自分としては論理的に考えていると思うんですが、
こういう考え方さえ、ワクチン論者の人には「デマの拡散」に映るんですかね…
もう少し自分の頭で考えた方が良いのでは?


◆ニュースネタ コロナウイルスに関して情報を再整理してみる
若者へのワクチン接種も積極的に行われる一方、
改めてコロナウイルスとワクチンに対する不理解を感じる今日この頃なので、
確定的情報と理論的推測をしっかりと分けた上で、
コロナとワクチンの情報を整理してみようと思います。

【確定情報】
①新型コロナの感染経路は主に飛沫感染であり、マスク・消毒である程度は防げる。
②症状は個人差が大きいものの、初期治療はほぼ確立しており、
 早期の段階で適切な治療が行われれば、重症化・生命のリスクは下げられる。
③軽症でも味覚障害等の後遺症が報告されている例がある。
④変異株であっても、コロナワクチンを2回接種すれば、高確率で重症化を防げる。
⑤ワクチンの効果期間は個人差が大きい。そもそもワクチン抗体が作られない人や、
 1カ月程度しか持たない人もいれば、半年~1年以上保有しているケースも報告されている。
⑥ワクチンの副反応は接種後の痛みや発熱等が報告されており、無理は禁物。
 2回目の接種後の方が副反応が大きいと言われている。
⑦政府はワクチン接種7割を目標に掲げ、「集団免疫」を目指している。
⑧2回目のワクチン接種後でも重症化は防げても、感染するリスクは存在するので、
 マスク等の感染症対策を引き続き行う必要がある。

【推測情報】
①変異株からはエアロゾル感染が増えており、換気の徹底が求められている。
(マスクをしていても、喋ることで隙間から飛沫が蒸気状に拡散する可能性がある)
②感染の早期発見が大切なものの、感染者が急激に増加すると病院がパンクし、
 適切な治療が受けられず、重症化に至ってしまうリスクがある。
③現時点で正確なデータが揃っておらず、後遺症に対する統一見解は見られない。
④コロナワクチンは感染を防ぐものではないけれど、重症化リスクは下げられる。
 それでもワクチン効果は個人差が大きいため、2回接種後のブレイクスルー感染が起こり、
 3回目のブースター接種も検討されているが、そこまでいくと際限がなくなる。
⑤そもそも、感染を防ぐのに必要なワクチン抗体量が明らかにされていない。
 現時点では2回目の接種から2週間後がピークと推測されるが、
 そこからどの程度落ちると感染リスクがあるのか等は分かっていない。
⑥ワクチン抗体量は自然減少していくので、副反応は短期的である可能性が高く、
 懸念されている胎児への影響や長期的障害が残る可能性は低いと考えられる。
 副反応は若い女性であるほど多く、実際に高齢男性と比べると2倍の抗体量が報告されており、
 原因はワクチン抗体量の過剰反応ではないかと推測できる。
 1回目で副反応が出る場合は、抗体量検査を行うなど2回目の接種は慎重になるべき。
 また、微量ながらも簡易感染して抗体を保有している可能性もあったり、
 ワクチン未接種で感染後に回復した場合も抗体が残っている可能性もあるので、
 ワクチン接種に関しては慎重を期して医師と要相談すべき
(まぁ、医師も知らんと思うけど、相談することで万が一の保険にもなるので)。
⑦ワクチン接種が進もうが進むまいが、単一株のコロナの流行は1~2ヶ月程度。
 期間中に接種が進んだ欧米や、全く進まなかったインドやインドネシアもそれは同じ。
 もっとも未接種の国は別の変異株が流行する可能性があり、
 接種後の国もワクチンが効きにくい変異株に襲われる可能性もある。
 今回のコロナは自覚症状のないままに感染させる例が多く、
 そもそも誰が感染しているかは事実上特定不可能なので、
 隔離治療を基本とする集団免疫の前提が崩れており、
 接種7割で集団免疫が完成する可能性は極めて低いと予想できる。
⑧実際にマスクを外した欧米ではデルタ株の感染が拡大し、マスク着用が義務付けられた。
 ①のエアロゾル感染の危険性も指摘されていて、
 マスクをしていても密な状態で大声で喋ればマスクの隙間から飛沫が拡散する可能性が高い。
 また、ワクチン接種をしていても感染はするので、その人が感染症対策を怠れば、
 未接種の人に感染を媒介するなどウイルスの運び屋化してしまう可能性がある。

こんな所ですかね。
あとは冒頭に書いた個人的な結論と合わせて考えてみてください。


●「重症化するまで患者を放置するのはおかしい」現役医師が"コロナ専門家"に憤る理由
個人的にはここまで楽観的には思えないものの、
抗体カクテル療法など、一定の治療法は確立しつつあるので、
マニュアル化はできているように思えます。
そうなると、一部の専門病院・専門病棟で行う必要もないと考えることができ、
病院の感染症対策は必須ではあるものの、広く診察と治療を行うことができますね。

現時点で感染症レベルの引き下げは、国民に大きな誤解を与える可能性もあり、
個人的には反対の立場ではありましたが、
政府がそれ以上の最大の悪手である「治療の放置」を行ってしまったため、
むしろ国民に「病院に行っても無駄」と思われる方がヤバい状況です。
ワクチンに関わらず、「病院に行けば治るんだ」という安心感を与えることが、
コロナを乗り越える最大の力になることは間違いありません。

決してコロナが脅威ではないとは思いませんが、
コロナが不治の病ではないことも確かだと思います。
それだけに今の治療放棄状態はいかんともしがたいですね…


●ワクチン“交差接種”政府内で検討 河野太郎行革相「加速化」
まさかあの報道に騙される馬鹿がいるとは…あなた元・外務大臣でしょ?
まぁ、知っていながら敢えてそう言って期待感を煽っている可能性もありますが…
それはもう詐欺師の所業で、性質が悪いとしか言いようがありません。

アストラゼネカ製のワクチンは従来のワクチン構造と同じで、1回しか効きません。
1回目の接種で抗体が作られたのであれば、2回目を打っても排出されるので無意味です。
ですから、オックスフォード大学の研究は、「当たり前のこと」を言ってるに過ぎません。
1回目にアストラゼネカを打って、
2回目にファイザー製を打った方が効果があるのは当然です。馬鹿でも分かります。
時期的にもワクチンの2回接種が必要なことが常識になりつつあった頃の話で、
それ以前から血栓の可能性が指摘されており(おそらくコロナの症状の一種)、
アストラゼネカ製のワクチンは回避される傾向にありましたから、
そうならないように、そういうデータを出したのでしょう。
つまり、ただのイギリスの外交戦略に過ぎません。

さすがにそんな見え見えの煽りに煽られる馬鹿などいないと思いましたが…
溺れる者は藁をもつかむということなのか。完全に思い付きなのか。
深く検討しない河野氏の悪い所がモロに出ています。軽いんだよね、全ての発言が。


●「不織布マスクNG」ルールの音楽イベントにネット上で批判の声
一番危ない奴。「生兵法は大怪我の基」って奴です。
そんな通常株の頃に定めた感染症対策を今頃やってどうすんの?
変異株になって対策も変わってきてるんですよ。
古い情報を元に「対策をしています」と言っても、何の対策にもなってないんですよ。
なぜ対策が変わったのか。そこをよく考えて見なよ?
政府が敢えて「言ってない」ことが沢山あるんですよ。

例えば、どうして都市部から感染が広がっていくのか? 答えは地下鉄網です。
自分の住んでいる静岡県を始め、地方では地下鉄網が発達していません。
逆に都市部は地下鉄網が密集しています。
換気が十分に行えない地下鉄で感染が広がってしまうのは自明の理です。
しかし、地下鉄を止めてしまえば、経済が全く動かなくなってしまうので、
それを言うことができないんですよ。

エアロゾル感染にしても然り。
以前と比べて換気の徹底が強調されるようになりましたが、
それはやはりエアロゾル感染の脅威が一定程度あるからでしょう。
三密を避けて室内に留まったところで、換気を行わなければ意味がないんです。
会食をしなければ大丈夫だと言って、マスク越しに会話をした所で、
換気をこまめに行わなければ、マスクの隙間から飛沫が拡散してしまうんです。

そういう細かい対策の変化に気付くことが感染症対策であるのに、
三密を守っておけばいんだろ的ないい加減な対応では、感染を拡大させるだけです。
それなら「止めた方がいい」としか言えません。


●新たなデルタ株を初確認=アルファ株の類似変異も―東京医科歯科大
●南アで新たなコロナ変異株、感染力など調査中 WHOに報告
新しい変異株の情報が出ています。まだ終わりは見えません。
ここら辺が自然物ではなく、人工物だと疑われる理由なのでしょうか…
やはりコロナが撲滅するよりも、治療法や特効薬を開発し、
コロナの脅威を下げることを目標にすべきでしょうね。


◆ニュースネタ こんな時に政局やってる場合か
●自民総裁選「派閥の論理」が何か変だぞ あるか菅首相「破れかぶれ解散」
●菅首相、二階幹事長を交代へ 衆院選前に党役員刷新か
これって、むしろ下村氏の方に言ってませんか?
空手形を切られただけじゃん。アホだと思ったけど、やっぱアホだろ。

そもそも政調会長の椅子で満足できるなら、出馬なんて考えるんじゃないよ。
自分がトップになればいいだけじゃないですか。
選挙に出て負けても政調会長を続けられる世界線なんて、どこにも存在しませんよ。
出馬するなら、それぐらいの覚悟は当然するべきです。
こんなことで腰砕けになるなら、最初から出るとか言うなよ、アホ(笑)

以前にも書きましたが、岸田氏は前回の敗北でもう後がなくなっています。
処遇が注目されましたが、やはり岸田派は党内野党として冷遇されましたからね。
同じ派閥で有力議員の林氏が参議院から衆議院への鞍替えを目指していますし、
岸田氏としてはもう今回しか総理総裁を狙うチャンスがないということでしょう。
一対一の構図に持ち込めば、党員票による逆転勝利はあるかもしれません。

逆に言えば、菅総理としては一対一の構図は避けたいと思うのですが…
下村氏に圧力をかけたように、何を考えているんだか…
まだ自分の人気を過信してるんでしょうね、この人…
習近平気取りで反対派の炙り出しでも狙っているんでしょう。そんな余裕ねーよ?

前回は勝ち馬に乗った一部の地方票も、今度は自分の首がかかっていることなので、
国民へのアピール力を期待するでしょうし、そう簡単な話でもないと思いますが…
逆に言えば、一年前はみんなして菅総理を押したわけですから、
安倍氏のように義理堅く貫くか、厚顔無恥に変節するのか、いずれなのか。
どっちにしろ待ってるのは国民の審判という地獄ですけどね。

2021年08月26日

医療崩壊~コロナワクチンの限界と可能性~

先週に引き続き、コロナ変異種のデルタ株による感染が止まりません。
●感染爆発の東京、入院率9・5%どまり 迫る医療の限界
●都内の陽性者 1000人近く搬送できず 搬送に23時間かかったケースも
●コロナ感染の妊婦が自宅療養中に早産、赤ちゃんは死亡 搬送先が見つからず
政府の方針転換で危惧された自宅療養者が悪化した場合の入院も全く進まず、
多くの自宅療養者は病院難民化しています…
そんな中で、政府はこんなことを言いだしており…
●コロナ指標見直し巡り深まる溝 新規感染者数の比重下げたい政府 「時期尚早」専門家は警鐘
既に「見た目」と「現実」が乖離しているのに、
病院が負担軽減されたからハードルを下げると言うのは問題があります。
言い方は悪いですが、市井でどんなに感染していたとしても、
病院から感染者を追い出せば負担ゼロは容易に到達され、「危機は去った」となりかねません…

こうなると、何が起こるかと言えば、「受診控え」です。
だって検査して陽性判定されたとしても、
病院に入れない所か、まともな治療を受けられないわけですから。
医者にかかっても治療の期待が全くできないのに、誰が医者にかかろうと思いますか。
万が一でも陽性判定されてしまえば、仕事も何もできずの自主隔離生活になるだけで、
悪化しても何の治療も施してくれないとなれば、診察するだけ無駄です。
結果として、「受診控え」が横行し、数字的には感染者数は下がったように見えても、
実際は未調査の感染者が大量に横行することになりかねません。
そうなれば、未調査の感染者がスプレッダーとなり、
連鎖的に大規模感染が続くことになり、コロナの終息は見えなくなってしまうでしょう。
全てが裏目に出てしまっています。

一方で感染爆発が伝えられたインドやインドネシアでは感染者が減少しているという報告も。
●感染激減インドから日本へ「絶対参考にしないで…」
例えは悪いですが、イナゴが作物を食い尽くしたのと一緒…
多くの人に感染したため、エサとなる新規感染者が減ったということでしょう。
まぁ、だけどこれで万々歳ということには当然ならず、
昨年から変異株が出る度に同じことを繰り返している人類ですから、
再びインドやインドネシアで猛威を奮う変異株が出てくる可能性は高いです。
これで「終わった」と思わないことが大切ですね。

そんな状況でパラリンピックが開催となりましたが…
●小池百合子知事、コロナ感染状況は「災害級」もパラリンピック開催意義を強調
●組織委 40人歓迎会の質問に「意図がまったく理解できない」実施は「適切な対応」
これでは、とても危機感が伝わりません。
為政者側がこれでは国民も真剣に受け止めないでしょう。身近に危機が迫っているというのに。
歓迎会も平時なら慣習として認められますが、災害時にやる馬鹿はいないでしょ?
津波が迫ってるのに、歓迎会も糞もないだろ?
そういう所が為政者側の危機意識が伝わらない最大の理由ですよ…


政府や医療業界が期待するワクチン接種ですが、これも限界が見えてきています。
●ブレイクスルー感染多く・・・ワクチンの“抗体に差”なぜ?
2回接種してもワクチン抗体が作られない人がいるのはショックでしたね…
元となった感染復帰者の自然抗体もかなり個人差が大きいというデータが出ていたので、
ワクチンの方はどうなのかなと思っていましたが… まぁ、そのままの結果でしたね…
それぞれの割合がどの程度になるのかは分からず、
ワクチン抗体のピークがいつで、いつから減り出し、いつ防御効果を下回るのか、
未だに分からないことだらけで、より詳細なデータが求められます。
まぁ、一番問題なのは、こういうワクチン効果を試すデータが個人レベルでしかなく、
国家レベルで調べた形跡が全くないことなんですよね…
よくそれで国民を説得できると思ったもんだよなぁ…

あくまで個人的推測でしかありませんが、ワクチンの接種効果が期待できるのは、
総合的に見て「2週間~1カ月程度」だと予測しています。
少なくとも2回の接種でワクチン抗体ができるまで1カ月半を要し、
そこから半月~1カ月程度しか持たない可能性が…
接種から3カ月目には3回目の注射が必要となり、そこから毎月ブースター注射ですよ…
国民全員がそれを行うなんて、とても無理な話です。
ワクチンでコロナを乗り切るのは、かなり難しい話のように思えてなりません。
ワクチン接種をするなら、移動を制限した上で、当該住民全員に一斉に注射をして、
その地域からコロナウイルスを撲滅するしか方法がありません。
でも、それも非現実的な政策ですし、完全に行き詰った感があります。

●3回目接種は根拠なしとWHO コロナワクチンで
WHOは世界的なワクチン偏在を危惧して3回目の効果を否定する。
ワクチン製造の製薬会社を抱える先進国は、3回目の接種で有効性は担保されると言う。
つまり、ここから導き出される答えは、「ワクチンの効果は微々たるもの」になりませんか?

2回のワクチン接種で対応できなくなってきたから、3回目が必要と言い、
一方でWHOは3回目の科学的根拠はないと言う。
だけど2回で不十分なことも明らか。
それは、つまり、デルタ株以降のワクチンの効果が微々たるものの証明じゃありませんか?

結局、何を露呈しているかと言えば、
ワクチンで問題が解決するという目標そのものが破綻しているということです。
誰もがそれを認めようとせずに、ワクチン接種にひた走る。
リスクだけを負担させ、一時的な気休めのために打つワクチンに何の意味があるのか?
ワクチンを打って生活が変わるのか?
変わらなかったことが証明されてるじゃないですか。
もうワクチン接種政策は失敗したと認めましょうよ。見苦しいです。


限界が見えてきたワクチン政策ではありますが、明るいニュースもあります。
●半導体に次ぐ世界輸出を目指す台湾の国産ワクチンとそれを阻止しようする野党・中国国民党
●塩野義製薬のコロナワクチン、1回目投与後の安全を確認…初期臨床試験
台湾はいつからワクチン開発を始めていたんでしょうね?
感染初期からコロナの封じ込めに成功し、世界的優等生と称えられた台湾でしたが、
今年になって変異株で感染爆発が起こり、ワクチンの緊急輸入を検討するも、
中国政府の公然とした邪魔が入るなどして入手に大幅に出遅れてしまい、
日本がアストラゼネカ製のワクチンを送って話題になりましたが…
アメリカの協力があったとはいえ、半年ほどで仕上げるとは凄いとしか言いようがありません。

日本の負けじと塩野義製薬が前々からワクチン開発をしていたニュースはありましたが、
まだ臨床試験の段階で、実践投入には至らず…
結局、日本の治験制度が仇になっている感じでしょうか…
でも台湾同様、海外産ワクチンよりも国内産ワクチンを打ちたいって人は多いと思います。
万が一、副反応が出たとしても、国内産ならそのデータは残りますからね…
今は一応副反応が出ても政府が補償してくれる手はずにはなっているものの、
実際は副反応と認められることが圧倒的に少なく、事実上のデータ隠し状態ですから。
逆に海外に売り込むためにはデータ・実績が必要となり、
それは良いデータも悪いデータもオープンにすることに価値があるわけで、
悪いデータを隠していては、中国製ワクチンのように不審がられるだけです。
そういう意味でも副反応が仮に出たとしても、
そのデータを活かせるのは国産ワクチンであることは間違いなく、
同じようにリスクがあるならば、国産ワクチンを打ちたいと言う人は多いでしょう。

現時点では双方とも良い結果を出しているように見えますし、
ワクチンの選択肢が増え、より低リスクかつ供給量が十分確保されるようになれば、
先のような一斉ワクチン接種も可能となり、コロナウイルス撲滅も可能になるかもしれません。
台湾と日本の新たな動きに注目したいです。


◆ニュースネタ 東京パラリンピック開催も波紋を呼ぶ「学校観戦」
●パラ学校観戦、17万人超が対象 緊急宣言下、参加者減少も
●都のパラ学校観戦、参加者にコロナ検査…小池知事がIPC会長と感染防止連携を確認
うーん… 出場者に感染させるリスクも当然ありますが、
それ以上に観戦帰宅後の生徒が家庭内感染を引き起こすリスクの方が高いような…
PCR検査をするなら、「行った後」も行うべきでしょうね。
もっとも、政府は今回の感染爆発が五輪開催とは無関係という立場ですから、
生徒が行ったとしても感染は拡大しないのでしょう。
そえが本当なのか試してみてはどうですか?
行かされる側の学生・教師・保護者はたまったものじゃありませんけど…

ただ、行ったとしても、「何を教えるか?」が問題ですよね。
教えられる教師がどれだけいるんですかね?
「障害者(※敢えての表記です)なのに、頑張って偉いね。みんなも頑張らないと」
とか教えようものなら、人生をやり直すことをお勧めします。
障がい者として転生手続してはいかがでしょう?

●東京パラ開催中止の声はなぜ聞こえなかった? 乙武洋匡が分析する「障害者を特別視する気持ち」
個人的にはあまり意見が合わない人なんですけど(苦笑)
なんと今回に関してはピタリと意見が合ったので紹介しときます。

障がい者教育において大事なのは、①健常者も障がい者も同じ人間であること、
②不幸かどうかは主観でしかなく、客観で決められないこと、です。
いや、本当に当たり前のことしか言ってないわけですけど、かなり忘れられがち。
①に関して言えば、障碍は「異常=アブノーマル」ではなく「特徴」だということです。
異常って何だ。普通って何だ。人間に普通も異常もありません。あるのは特徴だけ。
それぞれ一人一人の能力や特徴が違うように、障がい者も特徴があるに過ぎません。
障がい者も同じように心があり、考えることがある。
そんな当たり前の事実に気付き、自分とは違う人間だという考えを捨てることです。

②で陥りがちなのが「障がい者はかわいそう」という考え方。
自分としては立派に生きているつもりなのに、
他人に自分の人生を話して「かわいそう」と言われたら、どう思いますか?
「え、全然そんなつもりないのに。勝手に憐れまれてるし、下に見られてないか?」
勿論、中には自分の人生を不幸だと思っていて、同情を買いたい人もいますが、
自分が幸福か否かを決めるのは結局は自分自身しかいないわけですから、
自分のことをかわいそうだと思っていない人にとっては、失礼千万な物言いです。
大なり小なり、人間はあらゆる物事に「折り合い」を付けてますから、
そこを殊更に評価することは失礼なことです。
だから、殊更に特別視してお世話することも違うわけです。

最初の陥りがちなミステイクを思い出してみてください。
「障害者(※敢えての表記です)なのに、頑張って偉いね。みんなも頑張らないと」
この文には2つの明らかな認識違いがあります。
一つは「障害者なのに」「みんなも頑張らないと」です。
自分と障がい者を別個の人間として考えているだけでなく、障がい者を下に見ています。
障がい者ができるのだから健常者もできる、そういう理屈です。
これは先に芸能界で問題となったDAIGO氏の優勢思想と全く同じです。
障がい者がいることは認めつつも、心の中では疎ましく思っていませんか?
それはあなたが障がい者を下に見ているからです。
もう一つが「頑張って偉いね」です。
不幸な境遇にも負けず頑張って偉いね。主観でしかありません。
他人の人生をお前が評価するなよ。
オリンピック選手を「頑張って偉いね」と言いますか? お前は選手の親か何かか?
やはり、これも選手を不当に低く評価しているが故の発言でしかありません。

陥りがちな「健常者の驕り」、それを捨て去るために行われるのがパラリンピックです。
障がい者も健常者と同じくスポーツを楽しむことができる、
それを知らしめるのがパラリンピックの意義です。
彼らは可哀そうな存在でも、特別な存在でもありません。同じ人間です。
それを知ることこそがパラリンピックの意義です。
およそ教師はこれぐらいのことを語れなければならないわけですが…大丈夫ですか?
もっとも主催者側の政治家はもっと危うそうですけどね…
天皇陛下以外、誰も分かってなさそう…


◆ニュースネタ 日本の入国管理の根本的な問題点
●「手や足を引っ張り、まるで動物のように…」30代女性に名古屋入管職員が行っていた"許されざる行為"
自分の記憶が確かなら、少なくとも20年ぐらいは同じことしてますよ…
根底に何があるかと言えば、「不法滞在者=犯罪者」という意識です。
犯罪者だと思ってるから、こういう非人間的な行いができるんですよ…

心の奥底では外国人も自分とは違う存在だと日本人は思っているわけです。
だから外国人を見ると何もしてないのに「怖い」と思っちゃう。
それはもうコロナウイルスとか全く関係ないです。昔からそう。
他者への排他意識が強いのが島国の特徴であり、日本人の「内と外」の意識の特徴です。
外国人は「外」の人だから怖い。
話題となった「おもてなし」も怖さの反動です。
怖くて何もして欲しくないから、自分達で制御できる範囲に留めようとする。
そのために、「おもてなし」と称して一か所に隔離するんですよ。それだけのこと。

外国人と付き合いのある人なら分かるでしょう。
文化の差異こそあれ、同じ人間であるという当たり前の事実に。
国籍の議論も不毛。出自や国籍が問題なのではない。
同じ人間としてどう接するかが問題なんです。

日本人のそういった「認識違い」がこの問題が放置され続ける理由であり、
外国人を迫害し続けていることの理由なわけです。


◆ニュースネタ 混迷するアフガニスタン問題
●アフガニスタンを制圧した謎の武装集団「タリバン」の正体
アメリカの統治が失敗した理由は、「国家意識」を作れなかったからに尽きます。
「アフガニスタン」という国家の形を国民が共有できていたかどうか。
ぶっちゃけ、アメリカの統治方法はアフリカの多くの国で失敗していますし、
何もアフガニスタンだけが失敗しているわけではありません。
結局、日本のように「日本」という国の形が描けているならば問題ないものの、
欧米の植民地や遊牧民国家など国境があやふやだった地域において、
国家という意識を根付かせるのは大変だということです。
部族間の対立を煽るだけに終わっちゃうわけです。

もしも、それが非近代的な「宗教」という枠で統一されるならば、
それはそれで国民にとって幸せに繋がることはあるかもしれません。
それはもうそこに住む住民が決めることで、
イランのような国家の在り方もまた一つの選択だと思います。

今の国際情勢でタリバン政権と協力するのは、あり得ない話だとは思いますが、
パレスチナ問題のように穏健派が存在するなら、
協力もやぶさかではない話だと個人的には考えます。
…まぁ、最終的にはタリバン政権内で闘争が激化し、
また分裂するんだと思いますけど…
穏健派が主導権を握ると見せかけて、それに不満な過激派が武力掌握するのは、
フランス革命で見た歴史と同じ。
穏健派と過激派で揺れながら、落し所を見つけていくのは、
ある種の歴史の道理でもあるので、個人的には穏健派を邪険にする必要はないと見ています。
最終的に過激派が内部崩壊していくのも道理ですからね…

まぁ、ただ、国家として軽々しく動ける状況ではないことも確か。
連絡チャンネルは確保しつつ、表向きには様子見が正解ですかね…
少なくとも、敵対してもいいことは全くないと思っています。
アメリカが再度派遣したとしても、結果はまた同じでしょうし。


◆ニュースネタ 中田翔の移籍初本塁打もなぜ美談に? 巨人にノーと言えないプロ球界の体質を重鎮2人が痛烈批判
トレードしたから球団処分がなくなるって何なんだろうね。
協約違反が明らか何だから、球団裁定ではなく、コミッショナーが裁定するべきでしょうに。
甘い判断してるから、こんなおかしな事態になるんだよ。
プロ野球を見なくなって2年になりますが、戻ることはないと思います。
アホくさ。

2021年08月17日

猛威を奮い続ける新型コロナ

どうやら静岡県にも緊急事態宣言が出るようで…
蔓延防止措置が取られても、感染者は増え続けるだけでしたから、
当然のことだとは思いますが、だからといって何か変わるものでもなし…
昨年6月のような大規模な自粛や休業要請、協力金等の支給を行えば話は別ですが、
それらのどれも行わないわけですから、まさに絵に描いた餅ですよ…

ここに来て言われてきているのが、ワクチン2回接種後の感染です。
以前から自分も「発症」するか否かは別としても、「感染」はするから、
ワクチン接種後でもマスク等の感染症対策は続けるべきと言ってきましたが、
それを超えて重症化、さらには死亡する例も出てきているようです。
うーん…こればかりは分かりませんが、自分はどちらかと言えば、
ワクチンの打ち方に問題があったのではないかと見ています。
特にファイザー製は振動でさえ壊れちゃいますしね…
管理不十分だった可能性は十分あり得ることだと思っています。
あとは単純にウイルスとの接触回数が増えている、とか。
処理しきれなければ当然感染しちゃうでしょうし、
個人差のあることなので一概には言えないです。
いずれにせよ、ワクチン接種前は副作用防止の観点から抗体長のチェックが必要で、
ワクチン接種後も十分な抗体量があるかどうかのチェックも必要になるわけで、
まぁ、はっきりいってワクチン防衛策は限界に来ているように思えます。

ワクチン論者の信じる『集団免疫』も否定的見解が強まってきましたし、
昔に戻れるみたいな夢物語を騙るのはもう止めにしませんか。
コロナ前に戻るのではなく、コロナ後の生活を作っていかなきゃいけないんですよ。
もう諦めて感染症対策が普通な生活にしましょう。
時代は変わったんですよ。

感染症対策をするには、やっぱり物理的に移動を制限するしかないでしょう。
公共交通機関を止めればいいんですよ。
電車やバスが動かなければ、遠距離通勤自体がなくなる。
だけど、それが全く議論されないのはそうされると都合の悪い人達がいるから。
政治家や官僚でしょうけど…もう諦めろや、いい加減に。


◆ニュースネタ 菅氏も加害責任に触れず 8.15式辞「安倍色」を踏襲
まだ『積極的平和主義』とか言ってるのか…
安倍政権時にも批判しましたが、平和学には『積極的平和』というものがあり、
とりあえず戦争のない状態≒東西冷戦・核抑止論・パレスチナ和平が『消極的平和』であって、
貧困や国家間の不和など戦争の構造原因を取り除こうとするのが『積極的平和』です。
つまり、平和の『質』を重視する考え方です。

一方の安倍政権が掲げた『積極的平和主義』は平和の『質』ではなく『量』を重視してます。
日本に関係のある国家が平和であればそれでいいという考え方です。
だから核抑止論を否定せず、核兵器禁止条約には加わらず、
アメリカの核の傘の元に居続けますし、
ミャンマーで軍事政権がクーデターを起こしても、日本の商社が無事なら静観し続けます。
平和の『質』ではなく、『量』を重視しているからです。

そう考えていくと、これは戦前の『大東亜共栄圏』の焼き直しでしかありません。
日本が平和であるために、他の国を犠牲にしても構わないということです。
貧困の根絶等の手段は同じであったとしても、最終的な着地点が違うのは明らか。
言葉で誤魔化して戦前の行為の肯定をしているに過ぎません。

結局、日本の政治家は加害責任を認める所か、
戦前と思考回路は全く変わっていないことに気付きます。


◆ニュースネタ 「無責任に撤退した」 米国の大きな挫折と注目する中国
いやー、中国は同じことをウイグル統治に対して感じてるはずでしょ?
中央アジアは遊牧民国家が多かったから、近代国家的な統一概念が存在しません。
アフガニスタンの独立の歴史も浅く、国家としての意思統一ができているのかどうか。
日本なら占領されても日本という形を共有できていたはずですが、
アフガニスタンではアフガニスタンは何かという形を共有できていたのか否か。
結局、国家がバラバラの方向を向いていては、まとまるものもまとまりません。
アメリカは日本を研究して『薔薇と菊』という日本人以上の日本人分析を行いましたが、
アフガニスタンを統治する上で、そこまでの研究ができていたのか否か?
当初からアフガニスタン統治は難しいと目されていましたが、
失敗の理由はやはりそれでしょう。


◆ニュースネタ 「尾身が嫌いだから」尾身茂氏が理事長務める医療機構のガラス壊した男逮捕
一つだけ言う。そういうことを「好き嫌い」という主観でやってはいけません。
それは「私情」。やりたいからやっただけのお前の勝手に過ぎん。
世直しは「立場」で行うもの。
コロナ責任者だから恨んで襲うのは分かるが、個人的に嫌いだから襲うのは違う。
プライドも糞もねぇ、単なる犯罪よ(天誅も犯罪ですけど)。


◆テレビネタ 関口宏「私も会話の途中でも間違いを正せばよかった」張本氏の女性とボクシングを揶揄するような発言に
いやー… 今更でしょ?(笑)
張本さんが「嫁入り前の娘さんが~」的なことを言うのは今に始まったことじゃないでしょ。
遡っていけば何度も言ってますよ。何を今更、問題にしているのか不思議でなりません。

そもそも、『サンデーモーニング』における張本氏のスポーツコーナーは、
大沢親分がいた時から「伝統的価値観に基づいて『あっぱれ』『喝』を入れるコーナー」であり、
時代の先端を行くのではなく、敢えて伝統的な見方をするコーナーです。
そもそも、彼らが文句を言いだしたのは、『野村ID野球』といった、
数字を基準にしたスポーツ科学の流れに敢えて歯向かうことがウケたのであり、
敢えて時代遅れな根性論的スポーツ論を聞きたがっている層がいたからです。
それを今更、「時代遅れ」と批判するお前の方が時代遅れ。そういうコーナーだろ?
だから張本氏は自分の見解を述べただけで、文句を言われる筋合いはないでしょう。

あとはそれを番組側がどう活かすかでしょう。
やはり、それを止めるべきは司会者である関口氏しかいないでしょう。
番組スタッフに関口氏や張本氏より年上の人間がいるとも思えません。
そこはさすがに時代にそぐわないので、両論併記になるよう努めるべきだったでしょう。

こんなことが問題になるなら、もっと前にメジャー嫌い発言等で飛んでますよ(苦笑)
実際にメジャー嫌いだったり、女性の格闘技に対して違和感のある人が、
年配の人には実際に多いということでしょう。
それはそれで個人の思いとして尊重すべきですし、張本氏の意見も尊重すべきです。
ただ、番組の作りとしては、一方に傾かないように努めるべきだったとは思います。

まぁ、はっきり言って、「くだらねー」よ(苦笑)
コロナ禍とはいえ、平和だな、日本。


◆スマホゲームネタ グラブル炎上、『ウマ娘』と『Idoly Pride』始めました
テレビ付けると流れてくるのはスマホゲームのCMばかり…
いや、もういい加減にしろよと正直思いますけど…

一応、現段階でプレイ時間と課金額が圧倒的に多い『グランブルーファンタジー』ですが、
昨年の石油武器(SSR武器が重複した際に貰えるゴールドムーンでしか交換できない武器なので、
大量課金者の証として「石油武器」と称される)のパワーアップで大幅にやる気減退、
今年の十天衆の限界超越の導入で、全員が限界超越されるとガチャする必要がなくなるという、
ゲームの終わりが見えてきたことで、非常に微妙な気分になっていましたが、
『サマーフォーチュンキャンペーン』で追い打ちをかけられた感じです。
えぇ、私は4等民でしたよ… 4等3つ。
どうせサンダルフォンの災厄で島が沈む方に住んでいた人間ですよ…

このキャンペーンはログインするだけで、ランダムに宝くじが貰えるもので、
その当選発表があったわけですが、
賞品の内訳が1等シェロチケ(何でも交換)や石油武器MAXから自由に1個交換可能、
2等が季節限定武器やガチャ300連分の石等を自由に1個交換可能、
3等がリミテッドキャラやレアな召喚石等と自由に1個交換可能、
4等がゲーム内アイテムと自由に1個交換可能、というものでした。
要するに、4等以外はサプライズチケットのようなもので、
ある程度自由にキャラや召喚石を選べるという大盤振る舞いです。
それも確率50%で3等以上なんですから勝ったも当然ですね! まぁ、負けましたけど。

問題なのは3等以上に複数の当選が発生したことです。
4等しか出なかった人もいれば、2等が2つ当たった人もいるわけで、
それも単純な運しか関係しないため、当選商品の格差が大きくなり過ぎました。
他のゲームでもこういう企画をやったりしますが、そもそも当選者が少なかったり、
好きなものが選べなかったりして、結果的に意味がなかったりする場合もあり、
実際的な格差は少ないのですが、今回のグラブルの懸賞結果では、
好きに商品が選べるためメリットしかなく、
それも当たりが1本だけとは限らないために、貧富の格差が大きくなりすぎてしまいました。

当たっている人が少なければ、不満に思う人も少なかったでしょうが、
それが結構な当たりが出てしまったため、「俺だけ不運だった?」という思いが多発。
結果的に炎上してしまったということです。

元から期待していませんでしたが、さすがに今回は「やり過ぎ」。
任意に選べることが問題ですよ。無料でサプチケを配ってるようなものですからね。
それなのに、自分には配布されなかった。そりゃ怒ります。怒ってますよ。
それもある人には2個3個と配っておきながら、自分には配られない。
そりゃ怒りますよ、怒ってますよ。
やる気が無くなってしまうのも無理ないという話です。
今回買ったサプチケ代、返金してくれませんかね? もうこんなゲームどうでもいいから。
毎日運営に文句を言いまくって、BANされる日を待ちたいと思います。

(PS.その後、運営が全員に3等くじを配って事を収めました。
 まぁ、全員に配っているから格差是正にはならないけれども、
 満足感を得て矛を収める感じですかね…)


同じくサイゲが運営する『ウマ娘』はリリースからそろそろ半年。
今の所、1回の無料ガチャぐらいで特に旨みもなさそうですが…
自分はここまでほとんどプレーしてませんでした。
スマートファルコンが実装された時にガチャしただけでした(笑)
だけどメイショウドトウが実装されたこともあって、
久々にガチャってみたら、幸運にもゲットできたので、細々と始めて見ました。
メジロマックイーンのアニメ衣装バージョンも一緒に出て、
交換チケでオグリキャップもゲットできましたし、
好きなキャラが揃っただけで幸せです。
課金をどの程度するかは分かりませんが、細々とやっていくつもり。


それとアニメがわりと失敗気味だった『Idoly Pride』も始めました。
こちらは時系列的にアニメ後の話で、キャラの説明も詳しくはされないので、
アニメを見ていることが前提というのが評価の難しい所…
いやー、アニメもそんな面白くありませんでしたしね…どうなんだろ…
でもゲーム自体はわりと面白いです。
空気を読まずにメールしてきたり、電話をかけてくるのが好き(笑)
本当に空気を読まない。
別に翌日に反応してもメッセージが変化するわけではないので、
プレイヤーの自由にメッセージを見ればいいのですが、
心理的には一刻も早く読みたいですよね(笑)
面倒な彼女と接している感があって、個人的には嫌いじゃないけど、
さすがに5+5+3+4=17人の同時進行は辛い(苦笑)
おそらくランダムではなく、好感度進行だと思うので、
反応がない時は全く反応がありませんし、重なる時は3つ4つ平気で重なる。
もう少し、コンスタントに発生時刻を安定させて欲しいなぁという気もします。

ゲーム自体は音ゲー要素のないデレマスです。
単純にキャラを育成して、3Dライブして終わり。
ダンス的にはデレマス以上ウマ娘未満といった感じですが、
楽曲が非常に素晴らしいので、音楽は一番好きです。
音ゲー要素もないので、気楽にできますしね。
ただ、今はレベルを上げるのが大変なので何とかなっていますが、
普通に全キャラレベルMAXにした後はどうするんだろうなぁ、と。
キャラ縛りはシャニマスのようなグループボーナス要素など、
LVMAXにした後にどう競っていくかがこのゲームの課題だと思います。

個人的にはゲーム開始直後から、アニメ版では他事務所のライバルキャラであった、
「トリニティエイル」と「リズノワール」もプレイキャラなのが高評価。
トリニティエイルが使えてなかったら、ゲームを始めてませんでした。
天動瑠依(CV雨宮天)サイコー。
アニメでは目立たなかったけど、優とすみれも良いキャラしてます。
まぁ、そんな感じで水着ガチャ時に瑠依さんゲットして、
★5確定チケですみれが出たのでボチボチと進めています。
★4ではあるものの、SPスキル持ちの優も手に入ったし、上々のスタート。
こちらは月3000円の投資で16000円分の石が手に入るので、
非常にコスパが良い感じです(いつまで続けるのか分かりませんけど)。
自分の計算だと2~3ヶ月真面目にやれば、ガチャ天井分は確保できそうな印象です。
やっぱりコスパ良いですね。

興味持った人はYoutubeで「恋と花火」で検索すれば、
わりと違法気味にアップされているであろうゲーム動画が見られるので、
クオリティの確認にしてみてください。
衣装はガチャやイベントでしか入手できないのがネック。
将来的には衣装セットとか販売すれば、普通に売れそうな気がしますけどね。
ライブ中の写真撮影機能もあるので、衣装を集めたい欲求に駆られるゲームです。

2021年08月11日

再考のオリンピックと再興のパラリンピック

選手・関係者に感染者を出しつつも、なんとか終わった東京オリンピックですが…
やはり、前も書いたように、自分は一切見ませんでしたし、
ニュースを見ても何も感じる所はありませんでした。
まぁ、いわゆる『スポーツの力』なんてものは最初からなかったんだな、と。
贔屓チームが勝とうが、優勝しようが、誰かが金メダルを取ろうが、
自分の人生に影響することは一切なく、何も関係してきません。
ただ、それだけの事実に過ぎません。

そんな『スポーツの力』が崩壊した理由は3つ考えられます。
一つは「模倣不可能性」=単純にコロナ禍で庶民はスポーツができないこと、
二つ目は「庶民ヒーロー像の崩壊」=近年のスポーツエリート化のこと、
三つ目が「スポーツの持つ先進性の崩壊」=コロナ禍でスポーツ自体が行き詰まっていること、です。

最初に「模倣不可能性」です。
まず、前提として、自分はスポーツは「するもの」だと考えています。
「見るもの」ではありません。
自分のしたことがないスポーツを見る時も、体の動きなど参考になるものはないか、
自分がそのスポーツをした時にどんな動きをするのか、そういうことを考えながら見ます。
ただ、中にはイケメンだからとか、股間アップの映像ばかりを撮る人もいるなど、
「見る」こと自体を愉しむ人もいます。
後者を否定するつもりはありませんが、本人に迷惑かけないようにして欲しい所ではあります。
その上でスポーツを「するもの」という観点から言えば、魅力的な競技を見たとすれば、
それを「やってみたい」と思うのが自然なことではあるのですが、
現在はコロナ禍でスポーツが百害あって一利なしと考えられており、自粛状態です。
つまり、庶民はやりたくてもスポーツができない。
一方で五輪選手やプロ選手はスポーツを堂々とすることができる。このギャップです。
スポーツが環境的にすることができないのに、スポーツを見る意味があるのか否か?
これがスポーツ観戦する上での根本的な問いです。

次に「庶民ヒーロー像の崩壊」です。
かつて日本のスポーツと言えば、小学校のクラブや子供会から始まり、
底辺の広いスポーツ人口が支えられ、「おらが村のヒーロー」みたいな所がありました。
しかし、スポーツ界が一定の地位を占めるようになると、エリート化が進み、
幼少期からそのスポーツに集中するなど、トップアスリートの低年齢化が進んでいます。
テニスやボード競技などが典型的な例でしょう。
親が子どもに集中的に取り組める環境を与えないと、
トップアスリートになれないわけです。
ですから、かつてあったような母子家庭のサクセスストーリーは崩れ去り、
経済的裕福さがスポーツの成功を決めてしまう状況になってしまっているわけです。
そうなると、どうしても同胞意識が薄くなってしまいます。
同じ競技をやっていてライバルチームに居たとかなら親近感も湧きますが、
海外でガンガン大会に出ている選手に同じ思いを抱くのは不可能です。
つまり、スポーツ界そのものがエリート化しており、
庶民のスポーツと隔絶され、同胞意識が保てなくなっていると言えます。

最後に「スポーツの持つ先進性の崩壊」です。
昨年なんかはマスクをして柔道をするなど、コロナ禍に対応した動きもありましたが、
蓋を開けてみれば、コロナ前となんら変わらない光景がそこにありました。
スポーツ中の感染について確かな情報が何もないのにもかかわらず、
試合中の感染症対策はまるでないという状況でした。
接触プレーを禁じるなど、色々とやり方はあったはずです。
でも、何もしなかった。スポーツはコロナ禍に対応できなかったわけです。
スポーツはやはり「先を行くこと=先進性が重要です。
それにも関わらず、従来のやり方に固執し、スポーツの可能性を狭める様は、
それとは真逆の伝統的価値観にしがみつく「みっともなさ」が現れていました。
例えば、コロナ禍ということで接触プレーを禁じることができたならば、
体格差を考慮する必要がなくなり、男女の壁を取っ払うことができるだけでなく、
障がいのある・なしに関わらず同じグラウンドに立てる日が来たかもしれません。
結局、体を鍛えたもの勝ち、体の大きさで勝負するパワー五輪を貫いたことで、
スポーツの可能性を大きく狭めたような気がしてなりません。

以上の3つが「スポーツの力」が失われた理由です。
誰でもでき、庶民的で、常に上を目指す「従来のスポーツ像」はもはや存在しません。
残されたのはただのエゴイスティック。
感染者が出ようが出まいがスポーツを続ける利己的な感情そのものです。
コロナ禍で不満の多い国民がスポーツを見れば元気づけられる?
そんなものは勝手な思い込みです。スポーツでコロナは治りません。
それはもう単なる「宗教」ですよ。そう信じているだけ。
「スポーツ」という「宗教」が崩壊する様を見たのが今回の東京五輪だったように思います。


でも、自分は逆にパラリンピックには期待しているんです。
そもそも上記の3つの理由がパラリンピックには存在してませんからね。
障がい者が車椅子等の現代技術を使って競技を行い、
自分一人ではできなくて、介在者や器機の支援者が必ず必要であり、
障がい毎に競技を行えるようにルールを変更する柔軟さ、何一つ当てはまりません。
まさに従来のスポーツ像の真逆とも言える状況です。
障がい者スポーツは健常者からすれば、「するもの」ではなく「見るもの」でしょうし、
そこに従来のスポーツ像に囚われない新しい可能性を見い出せるのではないかと期待しています。

もっとも、それは障がい者スポーツからすれば、良いことではないかもしれません。
障がい者スポーツが最終的に目指すべき場所は「ノーマライゼーション」、
健常者と一緒にスポーツを行うことでしょうから、
障がい者が見世物のように取り扱われかねないことは、一長一短でもあります。
関わる人が健常者のスポーツよりも多いということで、
コロナ禍で開催するのはより難しい面もあるとは思いますが、
できることなら、この1~2週間で感染が終息に向かい、
無事にパラリンピックが開催されることを期待したいです。


◆ニュースネタ 東京五輪関係のニュース
●丸川五輪相「感染拡大の原因にはなっていない」五輪との因果関係を否定
だから静岡県内の第4波と今回の感染状況の違いを説明してみてくださいよ。
どう考えても伊豆で自転車競技の有観客試合を行ったためでしょう。
他に理由がありません。誰がそんな嘘を信じるんですか?

●《東京五輪閉会式直前》「これがおもてなしです」 関係者による“バブル崩壊”の現場をルポ!
まぁ、そもそも今回の「バブル」はアスリートを守るためのものではなく、
日本国民への説得材料としての「バブル」でしかありませんでしたから、
関係者にせがまれれば容易に「バブル」は破られていたのだろうと推察します。
外形だけですからね。中身はスカスカよ。それにしては本当によく持ったねぇ…

●【五輪検証2】穴はあった「バブル」それでも何となく無事に閉幕
本当に「何となく無事に」という表現がピッタリでしたね。
感染者がワクチン接種済みだったか否かは明らかになっておらず、
仮に接種済みだったとすれば、結構な確率のようにも思えますが…
アメリカ選手団でも1割程度は未接種だったそうですし、ラッキーだったというのが適切ですかね。
それでも陽性になったり、健康上の問題で競技を断念した選手がいるのも間違いないわけで、
無事だったかどうかは評価の分かれる所だと思います。

五輪とは関係ありませんが、中日・木下投手がワクチン接種後に死亡した例など、
IOCがワクチン接種と運動の研究をしっかりしておけば防げたとも言えるわけで、
ワクチン接種を推奨していたIOCがどこまで事態を把握していたのかは気になる所です。
アスリートにワクチン接種後の死亡例が出なかったのも単なるラッキーなんですかね?

●アメリカは東京五輪をどう総括したか。主要メディアはIOCを「非民主的」「詐欺以上」と批判
IOCとしてはテレビ放映権に問題が生じなかったことで万々歳なんでしょうが、
日本はチケットの払い戻しを始めとして、莫大な赤字を抱えることになるわけで…
各国の選手団の帰国後の感染状況も気になります。
予想された「東京ウイルス」と揶揄されるような事態になるのかどうか。
これは注視していかなければなりません。
アメリカが中国に責任転嫁したように、
自国の感染悪化を東京五輪のせいにする国は必ず出てくるでしょうからね…
本当なのか、そうでないのか、それは気になるところです。

●東京五輪の関係者が「殺人的暑さでもアスリートなら大丈夫」と考えてしまう根本原因
スポーツになると根性主義になるところは確かにあります。
それも完全にゼロ戦特攻の自滅主義でしかないんですけどね…
心のどこかで「死に場所を探している」的な風潮が、
常にスポーツを非合理的なものに押し下げているように思えてなりません。
甲子園大会も勝つことよりも、いかに華々しく負けるかに注意が行き過ぎてる気がします。

まぁ、しかし、せっかく時期を遅らせたのなら、お盆明けの開幕で良かったのでは?
例年、15日以降に涼しくなることが多く、お盆明けなら十分対策できる暑さです。
まぁ、お盆を挟んで梅雨に舞い戻る天気になるようなので、
順延を重ねた結果、盆明け以降になる可能性は十分にありますが。
最近は8月後半に豪雨になることも多いだけに、天候はやはり心配ですね…


【8月13日追記分】
◆ニュースネタ メンタリストDaiGo“差別”発言「命は平等っていうけど優劣はある」
テレビで見ている限りだと、あまり良い印象を持ったことはないです…
まぁ、そういうことを言いそうだなぁと思わなくもないです(←失礼)

別に「主観」として、見知らぬ他人よりも知っている家族を優先するのは分かります。
そうやって生きることは誰も否定しません。
弁明内容自体は誰にでも分かりますし、もうそれは生き方の問題です。

ただ、それを「客観」としてしまえば、差別にしかなりません。
つまり、「みんな思わない? どちらかといえば、いない方が良くない?」がアウトです。
同意を求めていますから、それは「主観」に留まらず「客観」にしちゃっています。
これは完全にアウトですね。
同意を求められ、「ああそうだな差別して良いんだな」と思わせてしまえば扇動に外なりません。
加えて、それを『メンタリスト』という心に携わる職業の人がやってしまえば、
もはやそれは「洗脳」以外のなにものでもありません。
そんな「洗脳」まがいのことをする人がテレビに出ても拒否反応を示すのは当たり前。
自分の過ちを早急に認め、謝罪しないことには、この問題は尾を引くように思えます。

そもそも、『メンタリスト』って何ぞや?と思わなくもないのですが、
ただでさえグレーゾーンで怪しかったものが、
これで完全なる怪しい人物に成り下がってしまったのは残念でなりません。
まぁ、本質はそっちなんでしょうし、化けの皮が剥がれただけなんでしょうけど…
職業として確立しているのかどうか知りませんが、
これで『メンタリスト』なる者は駆逐されかねない、それだけの発言でしょうね。
何を吹き込まれるのか分かったものじゃない、ってことになっちゃいますよ…

2021年08月07日

五輪とコロナ感染

●【図解】デルタ株、勢い止められず=まん延防止13道府県に―菅首相「経験ない感染拡大」
●首相会見 五輪開催と“感染拡大”関係ない
もはや誰もそんな言葉は信じていませんけどね…
既に「菅総理が言った」⇒「嘘に違いない」が国民の総意でしょうよ。

静岡県民の立場から言えば、五輪とコロナが関係がないわけがありません。
イギリス株が猛威を振るった4・5月には感染者が低く抑えられていたものの、
7月になって五輪キャンプ地として利用されるようになると県内の感染者は徐々に増加、
五輪が始まると、県東部は自転車競技が有観客開催されることもあって大幅に増加、
ついには県初の蔓延防止措置適用が決まるなど、コロナ感染拡大が止まりません。
7月中旬に県東部での感染が拡大するようになり、今は西に動き始め、
県中部の静岡市や県西部の浜松市の方が数的には大きくなっています。
それでも発端が県東部にあったのかは明らかです。

もっとも、外国人がウイルスを持ち込んだなどと言うつもりはありません。
どちらかと言えば、東京を脱出した観光客が近郊に感染を広げていると思ってます。
東京の状況は知りませんが、「人流が抑えられている」というならば、
それは「違うどこかに行った」に過ぎないんですよ。
だから東京を中心に周辺県への感染状況が悪化しているんです。
夏休みに入ったこともあり、明らかに県外ナンバーを多く見るようになりました。
勿論、県外ナンバーだからといって観光客であるわけではないのですが、
それでも普段よりも倍以上の比率で見かけるので、影響は明らかです。

また、五輪が開催されるようになると、直接競技が行われるわけでないものの、
伊豆修善寺方面への交通の要所である我が町にも、
五輪ボランティアらしき人が常駐しています。
彼らが地元のボランティアなのか、それとも都内から来ているバイトなのか知りません。
でも、仮に後者だとすれば、感染を広げてるのは五輪ボランティアに扮した、
高給アルバイト組の可能性もあるかもしれません。

わりと田舎に位置する競技開催地よりも、交通の要所となる周辺地域の感染状況が悪いのは何故か?
これはまともな統計があるわけではないので、分かりません。
観客が都内から来ていれば、彼らは静岡県内の保健所で観測されず、
都内に帰宅後にコロナ感染者として観測されるわけですから、データとして当てになりません。
あくまでそこを本拠地にしている人のデータがメインですからね。

ただ、実感としては県東部に偏りなく感染者が出ていることもあって、
五輪の影響がなかったとは全く考えることはできません。
これまでも病院クラスターで県東部の病床率が悪化することはあったものの、
これだけ継続的に感染者を出すことはありませんでしたからね…
五輪とは関係ないと言う人間は残念ながら物を知らないと言わざるを得ません。
「嘘も大概にしろよ」というのが静岡県東部に住んでいる者の実感です。


◆ニュースネタ コロナ関連ニュース
●「自宅療養」政府方針、与党も自治体も批判 公明「中等症ケアを」
●「自宅療養」への政府方針変更に潜む、本当の「問題点」
与野党を問わず批判を浴びていますが…
批判を受けて厚生労働省は中等症患者の入院を認めるような発言をしていますが、
正式には訂正されておらず、実態がどうなっているのかサッパリ分かりません。

まぁ、重症者を優先的に見るのは当たり前のことなんですが、
だからといって中等症患者を放っておけば、事態が急変して死にかねないだけに、
国民の反発を喰らうのも当然のことだと思います。
なんですかね、こういう言い方を見ると、
これまで政治家やら上級国民が軽症でも入院していたように聞こえてくるんですが…
まさか、そこまで腐っちゃいませんよね?
万が一、そういう意味だったら、もう笑いが止まりませんわ…

国民の心配はやはり急変した際の対応にあり、
面倒を見てくれる家族がいる人と単身者ではやはり対応が違ってくるでしょうし、
家庭への負担も考慮せざるを得なくなってきます。
既に救急搬送が手一杯という状況で、果たして病院への搬送が間に合うのか?
そもそも、なんで政府は病床拡大の予算を半分以上余らせてるのに着手しないのか?
問題はそこじゃないだろ感を強く感じてしまいます。
政府の見込みが甘かったと土下座謝罪してからがスタートじゃないの?
上から目線の高飛車な態度だから、「入院拒否」という印象しか与えないんですよ…
アホだろ。

●中日・木下雄介投手死去 27歳 7月6日練習中に倒れ意識不明に 育成からはい上がった5年目右腕
最初に報道を見た時は目を疑いました…
状況を見るに、コロナワクチン1回目接種後に亡くなったようです。
これがワクチンの副作用なのか、接種後にコロナ感染したのか分かりません。
五輪選手にもワクチン接種が行われてましたし、
ワクチン接種と運動の面でのデータもあったように思えますが、どうなんでしょうね?
結局、IOCも何の確証もなしにアスリートへのワクチン接種を進めていたのでしょうか?
ワクチンの運動能力への影響、そんな基本的な研究もなしに、
このような最悪な事態を招いたことは、人災としか言いようがありません。

●ラムダ株を空港検疫で初めて確認 感染力などは不明
ワクチンが効かないと評判のラムダ株が来ましたよ…
もっとも南米地域では効果が疑問視されている中国製が多いので、
実態はどうなのかはまだ分かっていませんが…
日本政府も「3回目」の接種を考え始めましたし、
ワクチンが万能ではないことは明らかになりつつあるように思えます。
もはやワクチンとその恩恵が釣り合ってませんよ…リスクしかありません。
この調子だと、「毎月ワクチン接種してください」、
「接種後1週間は絶対安静にしてください」=月3週間しか動けない、ことになりそう…
もうワクチンの副反応の原因が「抗体過剰」にあることが明らかになりつつありますし、
接種前に抗体量検査をするしか方法ないでしょう?

●塩野義社長、コロナ飲み薬「年内に承認申請」 供給体制も整備
こちらは良いニュース。
風邪のように感染しても、死に至ることが少なくなれば、脅威はなくなります。
コロナのワクチン予防よりも治療薬の方が重要になっているのは間違いないでしょう。
こういう流れがもっと加速していくことを期待したいですね。
政府は「ワクチンしかない」と言わずに、
こういった治療薬の分野を重点支援していって欲しいです。


◆ニュースネタ 五輪関連ニュース
相変わらず五輪中継は一切見ていないので、何がどうなってるのか知りません。
でも、8月7日時点で金メダル1位は中国だとか…やはり五輪開催派は親中派だったか…

●虚しく響く「アスリートファースト」の言葉 “コロナ五輪”記者が見た舞台裏
飲み物1本300円。これが日本の「おもてなし」(意地悪)です。

●海外メディア記者から見た東京五輪「日本の報道はあまりに『内向き』」
いつものことです。メダル取れる競技しかピックアップしません。
有力日本人が出てない競技はそもそも存在さえ知りません。
それが日本のスポーツ報道。日本のスポーツ文化なんて、この程度ですよ?

●五輪独占放映権のNBC、期待外れの視聴率低迷で一部広告主へ補償策提案も
●五輪=アスリートでもSNSへの動画投稿はNG、IOCが見解
もはやテレビの独占放映権というあり方が時代遅れなんですよ…
選手が自由にネットに動画投稿したり、みんなで応援実況したりと、
テレビの枠に囚われないスポーツ中継の在り方に変わっているのに、
相変わらずIOCは昔ながらのテレビ放映権で物事を決めちゃってる。
しかも、10年単位の巨額契約だから、五輪開催地も前倒して決まっていく…
10年後、施設の状況がどうなってるのかなんて誰にも分からんでしょうに。
こういう所から見ても、既に五輪ビジネスは崩壊しています。

●東京オリンピック「食」の問題、弁当廃棄だけではなかった 選手の健康と結果に影響?
欧米人に言わせれば、「ウサギ小屋」と揶揄される狭い住居に人間が住んでいるのに、
いわんや家畜に広々とした住居が提供されるわけないだろ…
そういうなら、先に人間に広い家を下さい。
言いたいことは分からないでもないが、限度というものがあるでしょ。
家畜を広々と育てるので、国土ください、お願いします。


◆ニュースネタ 東京五輪選手への誹謗中傷 それ、面と向かって言えんのか? カンニング竹山
いや、まぁ…この人も好き勝手言ってるなぁと思うわけですが(苦笑)
問題なのは「誹謗中傷」のライン。
それが発信する人によって全然違うし、受信する人によっても全然変わるから。
昔の「2ちゃんねる」とかの時代ならまだしも、
今はもう特定しようと思えば特定できる時代なのですから、
そういう「匿名性」の問題ではないと思いますよ。
今はもう旧2ちゃんねる⇒5ちゃんねるの方がマイナーでしょ?
「匿名」だから好き勝手言えてるというわけじゃないですよ。
これは自分が芸能人で言われる側だからそう感じてるだけです。
言ってる側にそういう意識は皆無だと思いますよ、今の時代。

考えるに、全く知らない第三者が「誹謗中傷」することの方が少なくなってるかと。
テレビの視聴者とかだと具体性が伴いませんから、そこまで的確な批判になりませんし。
一番あり得るのが事情を知ってる知り合いが匿名を良いことにリークしてるパターン。
話に信憑性がありますし、一番厄介なパターンがこちらでしょう。
火のない所に煙は立たぬと言いますが、素人が妄想で火を起こすのは難しいのよ?

報道関係の煽りはもう被害妄想としか言いようがない。
勿論、そういう面がないとは言いませんが、
公益性の観点は名誉棄損に当たらない理由になるので、正当性があります。
公益性と名誉棄損で相殺した結果、国民にとって価値ある情報はどっちなのよ?
そりゃ過去の過ちの方が重責が高くなっちゃうんじゃないですかね、一般的に。
感情的になりすぎて論理性がなくなっちゃいますよ。

小池都知事批判も良いですけど、きっちり論理的にやってください。
私から見れば感情的にやり過ぎて、逆に反発を喰らい、
却って小池都知事を擁護しているようにしか見えませんけどね。自演乙。

2021年08月02日

コロナと五輪

東京の1日の新規感染者数が連日の3000人超え、
ついには4000人超えとなるなど、過去最高に悪化しています。
地元の静岡県東部もこの1週間に感染者が続出しており、
下田市や沼津市では飲食店クラスターが発生するなど、
感染者が二桁を記録することも珍しくなくなってきました。

感染拡大の原因は明らかに五輪開幕に伴う気の緩みでしょう。
五輪開幕前後からマスクを付けていない人をよく見かけるようになりました。
これまで日本が感染者数が少なかったのは、人々の自粛効果が高かったためで、
それがなくなってしまえば、感染者が増えることは自明の理です。
加えて、一方で自粛要請しておきながら、一方で五輪を強硬開催と、
矛盾する2つの政策を推し進めていることで、自粛要請の説得力を欠きます。
自律的な自粛効果減少に加え、他律的な自粛圧力もなくなってしまえば、
気の緩みが一気に表面化してしまうことは当たり前のことです。

もう一つ大きいのは、中途半端なワクチン接種の進み具合です。
ワクチンが効果を発揮するためには、2回の接種が必要なことは知られるようになりました。
…まぁ、中には1回の接種でも50%に減らせると豪語した大臣がいましたけど…
その数字は1回のコロナ感染リスクに対して、どれだけの人が感染を防げたかの数字です。
50人感染して、50人感染しなかったというだけ。
これを個人に戻して考えれば、1回の感染機会に1/2の確率で防げるけれども、
実際は感染機会は無限に存在するので、個人の感染確率は(1/2)n乗になります。
そのうち1回でも感染すればアウトですから、防げない時は防げないわけです。
1/2で当たるクジを失敗したら終了のルールで100回当たりを引き続けろと言われて、
できると思う人はいないでしょう…
勿論、全ての人が完全に1/2ではなく、個人の体質に影響するものなので、
そこまで極端に偏るわけではないでしょうが…防げるときは防げ、防げない時は防げません。

加えて、2回のワクチン接種済みだったとしても、「発症」を防げるだけで、
「感染」という言い方は適切ではないかもしれませんが、「保菌」する可能性はあるので、
家庭内にワクチン未接種の家族がいれば、
その人に感染を広げてしまう可能性はあります。
自分の感染は防げても、他人への感染を防げるわけではありません。

まだ日本は関係ありませんが、冬にかけて問題になるのがワクチンの効果期間です。
中国製ワクチンが6カ月程で効果が落ちるも、ブースター注射で補える旨の報道がありましたが、
ファイザー製ワクチンを用いてるイスラエルもブースター注射を行っていることを考えれば、
中国製だけでなく、ファイザー製等も半年ほどで効果が落ちることが予想できます。
日本で接種が進みだしたのが5月からなので、
今年の冬にはブースター注射の議論が必ず出てくるでしょう。
ワクチン論者が語る『集団免疫』はもはや妄想の類にしか思えてなりません。
3カ月ごとに国民全員が一斉にワクチン接種を続けられるのですか? 無理でしょ?
これがワクチン接種を場所限定でいいから、一斉に大量に行わなければならなかった理由です。
それだけのワクチンと人員を確保するなんて、最初から無理だったんですよ。
ワクチンでコロナを鎮めるのは限界があります。


また、コロナ感染は五輪にも直接的な影響を与え始めているようです。
●感染拡大と五輪“無関係”…IOC「選手村は別世界」
●東京五輪 大会関連の新型コロナ感染者2日続けて1日あたり最多更新で累計225人に
IOCはこう言っているものの、実際は選手村からも感染者が出ています
具体的に競技に影響する形まで広がってはいませんが、
選手村でクラスターが発生するのも時間の問題だと言えましょう。
感染報告があるということは、まだ正しい報告がなされている証拠でもありますが、
今後、大会が進むにつれて大会に出場するために虚偽報告する可能性もあります。
アメリカ選手団でさえ、ワクチン未接種が100人程(20%)いるとの報道もあり、
ワクチン接種が進んでいない他の国はさらに状況が悪いことが予想できます。
来週には選手村の感染が東京都の感染者数をさらに悪化させるのは間違いないでしょう。


◆ニュースネタ 無関心の五輪
他の人はどうか知りませんが、自分は五輪を一切見てません。
元々、テレビを天気予報とニュースぐらいしか見てませんでしたが、
今は五輪中継がそれらを圧迫して放送しない時間帯も多いので、
テレビさえ付けなくなりました。
電気代節約させてくれて、ありがとうございます。

五輪を見てないので話題もありませんし、語ることも何もありません。
無関心って怖いね、全く心が動きませんもん。
どんな素晴らしい結果だったとしても、「それが何か?」で終わり。
どこぞの宇宙人がメダルを取った所で、自分の人生に何ら影響するわけでもありません。
ただ、それだけのことで、感慨は全くありません。


特に何も考えていないであろう選手を責めるのも酷ではありますが、
今大会で痛感するのは、「スポーツの力」が崩壊しているということです。
まず、大前提として、スポーツにコロナを鎮める力があるとは誰も思ってません。
誰もがスポーツはむしろコロナにとってリスクではないと考えています。
●【記者の目】戦わずして夢破れた選手たちの無念…コロナ禍で柔軟ルール必要
これが現実です。
スポーツをすることがコロナに影響しないと考えているなら、
こんな措置は取らないでしょう。
コロナ禍のスポーツにはリスクがあるから、こういう事態になっているわけです。

「スポーツの力」で人々を元気にと言いますが、コロナは現在進行中の話です。
阪神大震災や東日本大震災からの復興とは訳が違います。
競技をしている数キロ先の病院で、コロナで苦しんでいる人がいるかもしれないのです。
地震や津波の最中に試合を続けることが「スポーツの力」なのですか?
そんなものは幻想でしかありません。
五輪でのプレーを見た子ども達に対してすぐにスポーツをさせられますか?
一般の人々はコロナ感染症対策として自粛している中で、
あなた達が特別にスポーツをしているのは何故ですか?
それをもっと考えてもらいたいです。

何度も言いますが、スポーツ界がやるべきだったのは、五輪ではなく、
コロナ禍でも安心してスポーツをしてもらえる環境づくりですよ。
コロナを恐れずに、安全にスポーツをするためにどうするべきか、
どうルール改変し、実績としてデータを積み上げていくか、問題はそこです。
例えば、野球。本来はこれほど「疎」なスポーツは他にありませんよ。
投手と打者の距離、守っている野手の距離、どれも「密」ではありません。
接触プレーの多いサッカーやバスケと比べれば一目瞭然です。
その中で「密」になりがちなのが、ベンチ・球審・各ベース付近です。
これを対策として、盗塁禁止としてソフトボールのように走者はベース貼り付きにすれば、
野手と走者が交錯することを防ぐことができ、
球審も今の時代ならカメラで幾らでも判定することができますし、
ベンチに関して言えば、前時代的な声出しを禁止すればそれで対応できることです。
それだけのことで感染を防ぐことができるのに、
集団行動を重んじるせいか、野球界から感染者が断つことはありません。
明らかに怠慢、努力不足でしょう。

スポーツは、本来、「高みを目指すもの」。上を目指して競技をするものです。
でも、今のスポーツ界がやっていることは、
今までのやり方に固執するやり方、石にしがみつく行為に他なりません。
そういったスポーツの本来の在り方とは異なる「ギャップ」、
五輪にたたただしがみつく「みっともなさ」が、
スポーツに失望した、無関心になった最大の理由です。
みんながコロナ前に囚われすぎていて、コロナ禍に全く対応できていません。
そういった矛盾をひたすらに感じる五輪になってしまっています。
自分達は特別で、今まで通りのルールで競技ができると考えているならば、
それはスポーツ界の驕りと言わずに何と言いましょうか。
頭の古い政治家とやっていることが一緒なんですよ…
これこそが「人類の敗北の証」です…


●「見たくないのに」選手涙 相次ぐSNS中傷、どう防ぐ 東京五輪
う~ん…はっきり言って、「甘え」てますね。
あなたが代表選手になるために、涙を流した選手は何万人といるのでは?
自分は他人を負かせて傷付けておきながら、自分は傷つきたくないと仰る?
負けた人の「悔しい」という気持ちを拒否して否定するのですか?
「応援だけで十分、批判は要らない」なんて虫が良過ぎますよ…
どうか負けた選手の気持ちも分かってあげられる選手になってください。

それとTwitterに関して言えば、「見るな」としか言いようがありません。
これは個人のモラルの問題ではなく、Twitterに宿命づけられた「仕様」です。
Twitterは「短文投稿サイト」、短文に特化しているため、具体性に欠けます。
例えば、「メダル取れなかったか。残念すぎる」と投稿した場合でも、
言外の意味が「惜しかった」「よく頑張った」「相手が悪かった」
「集中力を欠いていた」「他の選手の方がマシ」「やる気あんの?」と様々。
それを見ている人の心理状態によって言葉の印象が変わるのはよくあることです。
文章が短いからこそ、意図が十分に伝わらず、
悪い方に想像を働かせがちになるのは、短文ならではの短所でしょう。

また、Twitterは基本的に話題が一定せず、双方向性がありません。
どういう会話の脈絡で書きこんだのかは本人でないと分かりません。
前後のつぶやきを見ている人かもしれないし、そもそも見ていないかもしれない。
スポーツに理解のある人や全く理解できてない人まで、
関連性や反応性がない「つぶやき」を集めたものがTwitterである以上、
どうしても勘違いや意図が伝わらないことは起こり得ます。
それは短文かつ脈絡のないつぶやきが続くTwitterの特徴です。
使用者の問題ではありません。Twitterの仕様の問題です。
それが嫌なら、Twitterを使わないしか方法はありませんよ。
それがTwitterとの正しい付き合い方ですよ?

まぁ、だからこそ自分はTwitter使わないんですけどね。
本当にゲーム登録用ぐらいにしか使ってません(苦笑)


◆五輪ネタ 開会式関連のニュースから
●ドラクエ、FF、モンハン日本生まれのゲーム音楽で選手入場/使用曲一覧
一つ問いたい。五輪とゲーム音楽はどう関係があるのでしょうか?
今大会からeスポーツが追加されたんですか? それなら分かります。
日本がゲーム大国だからですか?
いえいえ、今のゲーム業界は据え置き型ゲームから
アプリを中心とするソーシャルゲームに収益構造が変わっていて、
それも韓国や中国に押されてしまっている現状をご存じないのですか?
…ゲーム音楽を使う脈絡が全くないんですよ…

自分が一番腹が立つのは、ゲーム音楽が評価されて使われたわけではないということです。
おそらく、著作権の問題でしょう。
TV番組でもアニメやゲームのBGMが使われることがありますが、
それもやっぱり著作権使用料の問題。
ましてや演奏権となれば、そこまで細かく定めている方が少ないと思います。
要するに、使用料が安いから既存のゲーム音楽を使った、それだけのことでしょう。
この悲しさが分かりますか? ただ、だた、バカにされてるだけですよ、こんなの…

全く五輪と関係のないゲーム音楽を使う… 実に安易な手法だと思います。
どうしてこうなった… 二重にバカにされたような気がして悲しいです。
お、悪い意味で五輪に心が動かされたわ…(苦笑)

●天皇陛下の開会宣言開始時に首相、知事が着席 「殿様気分」とSNSで批判
理解不能。礼儀の問題でしょ、これ。
安倍政権時代の代変わりの儀式もそう。
今年の宮内庁長官の発言の受け止めにしてもそう。
政治家から皇族に対する敬意が全く感じられません。
安倍氏ら日本会議は天皇中心の政治に回帰しようとしてるんじゃないの?
これでは単なる「虎の威を借りる狐」ですよ…

●橋本会長「開会式目前、深くおわび」 小林賢太郎氏を解任
●五輪組織委、またも演出担当の過去の不適切言動を見抜けず
●東京五輪はなぜ「呪われたオリンピック」になったのか
●〈東京五輪開会式の闇〉「このやり方を繰り返す怖さ」「日本は終わってしまう…」 女性演出家MIKIKO氏を“排除” した「電通五輪」
●萬斎さん「判断に時間かかる」 五輪開閉会式チーム解散
結局、昨年末にオールジャパンのプロジェクトチームが解散され、
電通出身の佐々木宏氏が中心となったチームでプロジェクトが進められたわけですが…
その佐々木宏氏が今年3月に渡辺直美氏の容姿を揶揄して辞任。
その後、元のプロジェクトチームには戻されず、そのままチームが続行した結果、
小山田圭吾氏の障がい者イジメ発言問題が発覚、
そして小林賢太郎氏の「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」コントが発覚したわけです。

どうしてプロジェクトチームを解散して電通に丸投げしたのか?
どうして新しい責任者が辞任したのにチームが続行されたのか?
疑問は付きませんが、少なくとも言えることは、全て「電通」が関わっていることです。
「呪われた五輪」ならぬ「呪われた電通案件」ですよ。
どうして大会直前になって、不祥事がこれだけポロポロと出てくるのか?
それはやはり先のチーム解散の一件が不審な目で見られたことで、
詳しく調べた人がいるということでしょう。
電通はまたしてもヘイトを買い、世界に恥を晒してくれました。
過労死自殺問題といい、悪い意味で世界的企業ですね…

しかし、こうまでして五輪を庇い続ける猪瀬直樹氏や茂木健一郎氏は何なのか…
もう論理性は破綻していて、意固地になっている感じですよね…
仮に間違った意見をしてしまったとしても、ああはなりたくないなぁと思います…

●「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」五輪開会式ディレクターの小林賢太郎氏、芸人時代にホロコーストを笑いのネタに
日本人はこんな差別的意識の強い人間ばかりなのかよorz
誰か「大量の紙」と「ユダヤ人大量虐殺」がどう結びつくのか解説してくれませんか?

●太田光、小林賢太郎氏解任のネタを解説「『できるかな』の“偽善性”を茶化す
すると、ノッポさんを平然とユダヤ人大量虐殺ごっこで妄想にふけるサイコパスに描くのが面白いと?
いやいや、全く面白くないでしょ。もはや人格権侵害。名誉棄損で普通に訴えられるレベル。
全くもって理解できません。
他人を殊更に傷付けて面白がるのがお笑いだというのなら、そんなもの不要でしょ?
まぁ、自分がテレビのバラエティを見なくなった理由もそれですけどね。
まだそんな低俗な笑いで満足しているということですか…
笑いと嘲笑の差もまだ理解できないのか…


◆五輪ネタ スポーツを巡る環境の問題
●五輪、放送から性的映像を排除 アスリートの被害に対応
●五輪に初のトランスジェンダー選手 制度も理解も道半ば
「性的」「性別」に「国籍」の問題、
これが今のオリンピックに限らず、スポーツ界の3つの問題だと思ってます。

「性的映像」に関しては、何が「性的」なのかがそもそも分かりません。
局部アップ写真や胸チラ・パンチラ写真を喜んでいる人がいるのは知っていますが、
自分は何も感じませんし、そういう目で見る意味が分かりません。
まぁ、そりゃ二次元のブルマとか女子フィギュアのひらひらスカートとか
嫌いじゃないので胸を張って言えることでもありませんが(苦笑)
難しいのは女子フィギュアや新体操といった採点競技ですよね…
性的とは言わないまでも、女性のしなやかさを見せるために、
体のラインが分かるものを着用するなど、「女性的」を排除できない競技もあります。
最終的にはそういう芸術性を競う採点競技と別個にするしかないでしょ。
「男性的」「女性的」を売りにしている競技なのですから、
それはもう五輪の考え方とマッチしていません。
女子の体操総合やフィギュア競技はそもそも廃止すべきでしょう。

「性別」の問題に関して言えば、体重差や体格はどうしようもないでしょう。
体重別に競技が行われる柔道やレスリング等で、
トランスジェンダーが出場する余地はありません。
ですが、一般人のスポーツはともかくとして、
他の競技が男女別に行う必要性はもはやないでしょう。
体重差のあるレスリングでさえ、練習時には男女でやる場合もあるのですから、
ほぼプロスポーツ選手と言って構わない立派な体をしている男女であれば、
身体への危険性等を考える必要はないと思います。
でも、そうすると男性優位の結果になることが予想されてしまい、
男女平等に競技を行った結果が、男女差別に繋がることにもなりかねません。
まぁ、でも結果の平等よりも機会の均等の方が重要な問題ですから、
もはや男女別に競技を行う必要性はないんじゃないでしょうか。
ただ、子どもの場合は体格差や鍛え具合が違いますから、男女別に行うべきでしょう。

最後に「国籍」の問題です。
女子ゴルフでは先日の全米オープンで優勝した笹生優花選手がフィリピン代表で出場、
聖火の最後のランナーになった大坂なおみ選手も日米の国籍で悩みました。
他にも卓球の中国の選手がシンガポールを始め、他国の国籍で出場したりと、
五輪における「国籍」の要件がどんどん不明瞭になってきています。
国際結婚も多い時代なので、もはや「国籍」そのものが意味がなく、
国別対抗戦という意識自体が時代遅れ甚だしいとさえ言えます。
個人で戦えばいい話で、国の代表とかはもう不要でしょう。
だから団体競技も排除すべきです。もう個人競技だけでいいんですよ。
それで勘違い国威発揚野郎も排除されるわけですから。

結局、今のスポーツ界と既存のルールがマッチしていないんですよ。
アスリートの男女格差が減っていて、
国際結婚や活躍の場を海外に求める選手も幾らでもいる。
よりよい環境を目指してプレーしているのに、性別や国で縛るのは時代遅れです。
そこが五輪が限界を迎えている理由、時代遅れになっている最大の理由でしょう。


◆ニュースネタ コロナを巡る問題
●米ワクチン接種者も“マスク着用”指針変更
やっぱり「ダメ」でした…
けど一度着用しなくて良いと言っておいて、やっぱマスクを付けては通るんですかね?
国民に理解してもらうことは難しいように思えるのですが…
●7割接種でも「集団免疫」は困難 尾身会長
「集団免疫」の前提が、感染=発症の既存の感染症を前提とした考えですから…
感染していても発症するとは限らないけれども、他者に感染させるかもしれない、
新型コロナを前提にしていないのは明らか。
当てはめる方がそもそも無理。
●コロナワクチン、日本人の副反応の要因を医師が分析 「量」か「体質」か
私見ですが、コロナワクチンの効果が出る抗体量が決まっていて、
変異株が出るにつれてそのラインが上がっているのではないでしょうか。
それが通常株だったら対処できる抗体量だったものが、
変異株でライン超えで処理できない、と。
今回のコロナワクチンはかなり脆弱、低温・振動にも弱いと弱点だらけ。

そういう特徴からすれば、ワクチンに長期的な副反応が出ることはほぼないでしょう。
生殖や出産にも影響する可能性は少ないと思われます。
問題は初期の副反応だけですが、これだけ防衛ラインが上がっていると、
そもそも接種する必要性があるのかさえ疑わしくなっています。
ワクチンのおかげで軽い感染で済んでいるのか、
ウイルスそのものが弱毒化しているかも分かりませんしね…
どうせ感染する時は感染するのだろう?では接種する意味がありません。

既に体内の抗体量は検査することができるのですから、
コロナワクチン接種前や定期的な検査を行えば、
十分な抗体量が確保されているか、ワクチン接種が必要かどうかは判断できます。
それらを行うだけで、ワクチン接種による副反応や接種後の感染を大幅に防げるでしょう。
ただ、現状では保険不適用でまだまだマイナー。
一刻も早く保険適用し、接種とセットで無料で行えば、
ワクチンの効果を大幅に伸ばせるはずです。
今後は量よりも質、きめ細かい接種体制が必要になってくると思います。