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2012年02月29日

春の気色。

都心が雪とか言う愉快な映像を拝見しましたが、こちらのほうは午後から非常に穏やかな天気になりました。
やっぱり天気だと気持ち良い。

お久しぶりです。とりあえず生きてました。1ヶ月ほどの動向を単純に箇条書きすると、

・私の場合、京都に行くと呪いを受けるっぽい
・鳥取雪振り過ぎだろjk
・fedoraさんマジfedora
・Asus神企業伝説
・さようならDropbox有料版
・Evernoteさんこんにちは
・決算めんどくせぇ
・テザリング欲しい

…こんな感じです。

■呪い。
京都行くと、なぜか車に降りかかるんです。
今回はコントロールユニットが死にました。修理代約2万。ふざけるのも大概に…(--#

■雪。
西日本なのに、平野部で胸くらいの高さの雪のところがあるんだぜ。もうやだこのくに(TT)

■Fedora
microSDHCカードにFedoraをインストールしてみました。
目的は持ち歩き…
いまや私の別荘になりつつある父の実家にPCがあるのに、いちいちノートPC持ち歩くのタルい(ぉ
さらに、月1回程度しか行かないのに、そのたびアップデート適用するのもタルい(これはガチで)
どこまで実用に耐えらるかはこれから実証するとして。

USB接続のSDカードリーダーを仲介すればUSBブートで十分使えます。USBメモリでも当然OK。
Linux系列は手軽にこういうことで楽しめるのがうれしいです。
isoファイルをLIVE起動でもいいのですが、デフォのFedoraだとOffice系のソフトがない(KDE版はあるけど)のと、ブラウザがFFしか入ってないのが難点です。あと、Dropboxも大事。
16GBのフラッシュメモリがあれば、OS+Libreoffice+Dropbox、で生きていけます。
当然容量が多いほど楽しみも増えますが、HDDは脆いし、SSDは高い。
さらにオンラインストレージも当たり前の今、大容量HDDが娯楽以外に役立つとは思えない。
手軽に、そしてWindows環境をいじらずに使ってみたい人向きです。

■AsusWebStrageとDropbox
気になる方はググって見てください。
詳細は省きますが、条件付とはいえオンラインストレージが容量無制限で無料とか、
そうそう無い神対応だと思います。EEEPad買って良かった。本当に良かった。
問題があるとすれば、いつまでこの対応が続けられるかというところでしょうか。

■Evernote
今更ですがEvernote使い始めました。
それまではDiigoのPowernoteなどを使用してました。
まぁ単純なメモ機能ではEvernoteより使いやすいと今でも思っています。

切り替えるきっかけは、ノートとタグの利便性といいますか…
とりあえずPowernoteだとメモより上の機能が足りなかった。ただそれだけです。
それだけですが、ノートが増えるとより顕著に実感すると思う。


あとの話は省略。
3月は目玉イベント「震災追悼法要+ボランティア」を予定してたのですが、
多忙によりダメになりました。たぶん今年一番残念な出来事になると思う。

2012年02月27日

K270

ロジクールの無線キーボード『K270』を購入しました。
マウスは早い段階で無線化していたのですが、キーボードの方は動きが鈍く、
昔買ったデルPCのPS2キーボードを流用し続けていました。
最近になってZキーや矢印キーが少し浮いてきた感じがあって、
そろそろ切り替え時かなぁと思っていたところ、
近くのパソコンショップで1480円で出ていたので購入。

店で触った時は、少しキータッチが深いかなとも思いましたが、
実際に使ってみると、それほど違和感はなく、
キーを押している感覚と軽さの両方が味わえ、個人的には良いバランス感です。
Unifyingによって無線化したことで、
キーボードを以前よりも手前に持ってくることが多くなり、
猫背気味で行っていたPC作業でも背筋が伸びることが多くなりました。
これが一番のメリットかも(^^;
本当はK340を考えていたのですが、
K340よりも矢印キーが大きいのがメリットで、
同じぐらい省スペースで低価格と非常に良い感じです。

でも使ってみると、不満がないわけでもなく、
スペースキーの感触がいまひとつなのがネックです。
SHIFTキーのような押し具合というよりも通常のキーに感触が近く、
漢字変換を頻繁に使用する日本語では少し扱いづらいです。
隣の変換キーの方が押しやすいです。
でも長年の癖でスペースキーを押してしまう…
あと矢印キーが大きくなったのはいいんですが、
その関係で右矢印が若干届きにくくなってます。
通常作業は問題ないものの、テキストを打っていると、
地味に使用したりするので、慣れるまでは少し大変かも。
それでも今まで使っていたキーボードよりも利便性は高く、
価格性能比は高いのは間違いないです。


◆ニュースネタ エルピーダメモリが会社更生法を適用
製造業では過去最大の倒産だとか…
2009年に産業活力再生法による公的資金注入をしたにも関わらず、
この結果となってしまったという意味では、
多少の延命にしかならなかったということでしょうか。
バラマキ法案や行政の判断ミスと批判されても仕方ない感じも。
まぁ、でも円高が理由というよりは、それ以前に危うかったわけだから、
国際競争力の無さが主要な原因だったんでしょうね。
分野によって多少差異はあるものの、PC・家電分野を眺めると、
日本のものづくりの崩壊を感じずにはいられませんね。

この件についてはあまり詳しくないので、ほどほどにしておいて、
日本の経済不況において、政治の責任がよく言われますが、
経済界の責任も同等かそれ以上に感じずにはいられません。
「ガラパゴス携帯電話」でも言われたことですが、
日本の製品、とりわけ電化製品は「多機能」や「抱き合わせ販売」を軸とした結果、
安価で提供された海外製品との競争に敗れ、苦しい立場にあります。
要は、「余計な機能や製品はいらないから、その分だけ値段を下げろ」ということなんですが、
護送船団方式から抜け出せずに機能の切捨てができず、
また、多機能を優先するあまりにデザイン性で大きく出遅れてしまうなど、
多機能高性能ブランドに拘ってしまった日本は、
大きな国際的市場となった発展途上国の普及期需要である「低価格路線」に対応できなかったわけです。
勿論、この普及期が終われば、次は高品質・多機能・高い安全性と日本の得意分野が来るわけですが、
先日の日立の再編や今回のエルピーダメモリの例でも分かるように、
日本の企業の体力が持たない事態になりつつあります。

バブル崩壊後の日本は「失われた10年・20年」と言われ、
それは主に日本政治の経済政策が時代遅れの公共投資策から脱却できなかったことが原因でしたが、
それは同時に日本の企業体質も何ら変わらなかったことも意味し、
バブル経済で培った「機能を1つ追加すれば新製品は売れる」的な多機能主義を脱却できず、
そのツケが海外市場への出遅れになって現れ、
それが円高とともに日本経済を直撃しているように思えます。
さらに国内市場で考えれば、非正規雇用の増大等の賃金低下が国内需要を下げる一因ともなり、
そういった低所得者層の増大が多機能高価格の日本製品離れをさらに助長し、
国内でも製品が売れなくなるという悪循環を引き起こしています。

まぁ、だからといって特効薬があるわけではなく、
どこかで身を削ってでも我慢をし、中長期的な視野で戦略を練る必要があるわけですが…
あらゆる意味で、「我慢」が難しい日本社会になってしまっているのが辛いところです。


◆プロ野球ネタ オープン戦開催中
先週末にオープン戦が本格化し、多くの球団が実戦モードに入っています。
個人的に注目しているのは、ソフトバンクとオリックス。

特にソフトバンクは戦力が流出したものの、
しっかりと補強しているだけに、昨年と変わらずに手ごわい存在です。
投手陣では先発3枚が抜けたものの、帆足投手をFA補強し、
新外国人でペニー投手とピント投手を補強、
岩崎投手と山田投手も成長しており、公言している15勝は高すぎるとしても、
二桁勝利は計算できてもおかしくなく、軸はなくとも粒が揃っており、
2005年のロッテのように二桁勝利投手6人という可能性も出てきます。
抑えの馬原投手が手術ということになりましたが、
昨年の日本シリーズのこともあって抑え起用には元々疑問符がありましたし、
スムーズに抑え交代ができるという意味では、チームにとってはプラスかもしれません。
打線の方でも、明石選手が川崎選手の穴を埋めるような活躍をしていますし、
新外国人のベーニャ選手も好調、
まだオープン戦での出番は少ないものの、2年目の柳田選手も成長著しく、
外野のレギュラー争いはかなり激しくなることが予想されます。
戦力は抜けたものの、しっかりと補強し、
昨年の優勝・日本一を糧に若手が成長しているソフトバンクは、
やはりパリーグ優勝候補の一角だと再認識しました。

オリックスは新外国人選手の李大浩選手が注目を集めています。
ある程度やるのは間違いないと思いますが、
それにしては少し期待値が高すぎるのが却って不安な感じがしてきます。
コメントももう少し謙虚であってもいいと思うのですが…
それだけ背負っているものが大きいからなのかもしれませんが、
大口を叩きすぎなのではと思うこともしばしばあります。
まぁ、それを言ったらオリックスのチームスローガンからしてアレですが…
ソフトバンクが黄金時代とか言うなら分かるんですが、
まだ優勝もしていないオリックスがそれを掲げるのには違和感があります。
戦力が増したのは間違いありませんが、
それ以上に雲行きが怪しくなっているような感じも…

…って、話が少し逸れてしまった。
李大浩選手に話を戻しますと、西武との練習試合のデータが各球団に行っているなら、
これからのオープン戦で李大浩選手は打ちまくると予想されます。
初球からガンガン打ちに来る超積極的な打者みたいですから、
苦手を探るよりも、どこが長打が出やすいかを探ってくるかと思われるからです。
それがシーズンに入ってどうなるか、注目したいところですね。
そういう意味では後ろのT-岡田選手の方が重要になるかもしれません。

2012年02月21日

プロ野球・オープン戦が開幕

先週末から早いチームではオープン戦が開始され、
その他のチームも練習試合を行うなど、実戦モードに突入してきました。
今年の開幕は3月30日ですから、まだ1ヶ月以上先なんですがね。
年々実戦が前倒しになっているような感じがします。
一昔前なら、200球・300球超えの投げ込みなんて当たり前のように聞きましたが、
最近はほとんど聞かれなくなり、
考え方の変化もあるでしょうが、実戦の前倒しの影響もあるんでしょうかね。

実戦が始まってみると、巨人の高卒2年目の宮国投手や、
中日の高校生ルーキーの高橋周平選手、
横浜の高校生ルーキーの高城選手といった若い選手の話題がよく聞かれるようになりました。
巨人の宮国投手は昨年まで2軍コーチだった小山コーチが育てた選手で、
素材の素晴らしさは評判どおりですが、昨年の2軍での実戦登板も少ないこともあり、
あまり制球に1軍で使うよりは、もう1年我慢した方がいいんじゃないかと思いますね。
少しブレーキをかけておかないと、将来性を潰しかねないような気がします。
同じことはソフトバンクの155キロ左腕の川原投手にも言えることで、
2軍での実戦登板の少なさがちょっと引っかかりますね。
高橋周平選手も2軍の実戦で使って、来年・再来年が勝負でしょうか。
早い段階で出てきそうな楽しみな選手です。
高城選手は捕手層の薄いチームなだけにチャンスはありそうですが、
捕手は早い段階で抜擢したとしても、競争相手がいないとなかなか育たない面もあるので、
安易にポジションを与えてしまうのはどうかなと。
楽しみな選手であることは間違いありませんが。


◆ライオンズネタ 埼玉西武ライオンズの先発争い
今年のライオンズの先発候補は数が多く、
実績のある涌井投手と岸投手に、ベテランの西口投手と石井一久投手、
先発再転向の牧田投手、3年目の飛躍を目指す菊池雄星投手、
2年目の巻き返しを狙う大石投手、ルーキーの十亀投手と小石投手、
新外国人のゴンザレス投手の10人での争いとなっています。
この中では、大石投手と小石投手は一歩出遅れている感じで、
新戦力の十亀投手とゴンザレス投手がアピールを続けています。

普通に考えれば、涌井・岸・牧田・西口・石井・菊池投手の6人でしょうが、
今年の春先の日程はライオンズだけ余裕があって、
序盤で週6試合となるのはゴールデンウィーク9連戦のみ、
その後、すぐに交流戦に入りますから、交流戦終了までは基本5人で足ります。
先発陣に余裕があるだけに、実績のある投手といえども、
体調不良や不調があれば、先を見据えての再調整になる可能性もあるでしょう。
予想される先発候補が順調に仕上がった場合は、
春先の調子がいまひとつの西口投手と、昨年いまひとつだった石井一久投手の2人を
交互に登録・先発させる可能性が高くなるでしょうね。

これで、涌井・菊池雄星・牧田・岸・西口+石井一久投手の5人になりますが、
ルーキーの十亀投手の評価が思ったよりも高く、
二桁勝利を期待できるほどとなれば、当然、新人王も視野に入ってきますから、
先発が基本線で、長いイニングが無理なら抑えという形になると思われます。
そうなってくると、先発を誰の代わりに入れるのか。
今後はかなりシビアな争いになってきそうです。

新外国人のゴンザレス投手は本人が先発希望とのことですが、
上記のように先発5人に入るのは余程のことがない限りは難しく、
リリーフでの起用、抑え起用の可能性が高いでしょう。
同じ新外国人投手のウィリアムス投手と昨年活躍の岡本篤志投手とともに、
必勝リレーを担ってくれることを期待したいですね。

あと、将来的な面で見てみると、十亀投手と小石投手が加入したことにより、
右本格派の涌井投手と岸投手、アンダースローの牧田投手、
右サイドの十亀投手、左本格派の菊池雄星投手、変則左腕の小石投手と、
タイプの違う若い先発投手が6人揃うことになり、
移籍等がなければ、この6人でこの先5年は戦えそうな雰囲気さえあります。
そうなってくると、右本格派の大石投手は涌井投手らとタイプが被るだけに、
むしろチャンスの少ない先発よりはリリーフに戻した方が良い感じがします。
リリーフは先発に比べて世代交代が完全には進んでいませんし、
次は後ろの方も厚くしていってもらいたいですね。

2012年02月13日

特に

ネタなし。
無くはないのだけれど、タイトルに持ってくると差し障りがあそうなので、
適当にお茶を濁しておいて本文へ突入。


◆政治ネタ 防衛大臣は玄人であるべき?
前大臣の頃から防衛大臣が素人だ素人だと揶揄されていますが、
それでは逆に防衛大臣の玄人ってのは何なんでしょうか?

防衛の専門家という意味では自衛隊員になるのでしょうが、
ご存知のとおり、文民統制(シビリアンコントロール)が適用されるので、
武官である現役自衛隊員は勿論のこと、
元自衛隊の政治家の大臣就任も議論のあるところです(過去に自民・中谷元氏が就任した例がありますが)。
日本においての文民統制は、当然ながら過去の大戦の反省を意識してのもので、
機動的な意思決定や権力との癒着防止というよりは、軍部の暴走を防ぐ狙いになっています。
そういう意味では、防衛大臣の玄人というのは、
国会内部の衆議院の外務委員会と安全保障委員会、参議院の外交防衛委員会の所属者と言え、
大臣就任前から参議院の外交防衛院長だった田中直紀氏は一応条件を満たしています。
…まぁ、防衛大臣就任以後の発言を見ますと、素人よりの玄人と言わざるを得ませんが…
どちらかといえば、農水行政の方を主体にやってきた人ですしね…

話を戻しまして、防衛大臣は本当に玄人であるべきなのでしょうか?
玄人、自衛隊員は無理でも自衛隊が分かる人間ということになるかもしれませんが、
過去に先の大戦は侵略戦争ではないと公言して問題になるなど、
一般人である私達から見て、自衛隊の考え方は少し異質に思えてなりません。
それに通じるということは、いわゆる鷹派と呼ばれる過激思想家に近い考え方で、
そういう人物が防衛大臣を務めることは、果たして文民統制の精神に反さないのでしょうか?

日本の文民統制は、悪く言えば、素人であることによって軍部の機動性を落とすことで、
良く言えば、その機能を平和利用に限定させる要請です。
平和ボケと言われるかもしれませんが、現代は有事よりも平時の方が圧倒的に多いです。
仮に有事が起こったとしても、その判断は防衛大臣に一任されるわけではなく、
内閣総理大臣や官房長官は勿論のこと、
緊急的な判断でない限りは、与党の信認や国会の承認によって国民の意思決定に委ねられるわけで、
防衛大臣が軍事に精通している必要性は必ずしもありません。
それよりは、むしろ日本の専守防衛を任務とする自衛隊を普通の軍隊に切り替えるか否かが、
国民が関心を持つべき事柄であり、その答えが出ていない以上、
自衛隊を敏に扱う玄人よりは、自衛隊を鈍に扱う素人の方が、国民にとって安全だと言えます。

別に田中防衛大臣を擁護するつもりはないのですが、
ただ防衛の素人だからという理由で批判するのは違和感があります。
その批判は鷹派の理論であり、国民を平和ボケだと中傷しているのと同義じゃないっすかね。

民主党、野田政権に関して言いますと、参議院の方が数的に不利であるために、
参議院側の要望を無碍にすることはできず、配慮せざるを得ないところに苦しさがありますよね。
まぁ、それも国民の意思によるところなのですが…


◆プロ野球 キャンプも中盤へ。実戦開始
それよりも気になるのが産経新聞の記事で、
ダルビッシュ投手のポスティング資金が親会社の日本ハムの赤字補填に使われるって本当なんでしょうか?
別に正式決定したわけでもなく、それで赤字が補填されるからラッキーだね的な記事でしたから、
まさかとは思いますが… 早く火消ししとかないとヤバいんじゃないでしょうか?
このままでは球団に見返りのないただの人身売買となりかねず、
ファンや選手の球団に対する不信感が募る結果になっちゃうと思うのですが…
そういう意味でも早くポスティング資金の使い道を示すべだと思います。

ここまではその日ハムのルーキー・大嶋選手が話題になっていますが、
個人的には昨年まで西武に在籍したGG佐藤選手に被る印象があります。
大嶋選手はソフトボール、GG佐藤選手は独立リーグからと経歴は全く違いますがね。
初実戦でホームランを放つなど、驚かされる面もありますが、
今後、変化球攻めに悩まされるでしょうし、守備位置の関係もありますから、
話題性だけで起用していくことはしてもらいたくないです。
良い物を持っているからこそ、しっかりと育ててから使って欲しいです。

ここまでのキャンプ情報で評価を上げているのはソフトバンクですね。
件のブラッド・ペニー投手と正式契約となり、
まだ実戦登板はないため、評価はできませんが、期待の投手なのは間違いありません。
もう一人の新外国人投手・ピント投手は長身で球持ちが良く、クイックも速いなど、
かなり手強い印象を受ける投手で、活躍する可能性が高まってきています。
そうなると、FA移籍の帆足投手を含め、3人の先発投手が加わることになり、
先発転向2年目の摂津投手は勿論、若い山田・岩崎・大場投手らの成長に期待する所も大きく、
大隣投手や新垣投手の復活も考えられるなど、
抜けた3人の先発投手の穴を埋められる可能性が出てきました。
川崎選手の抜けた穴に関してはまだ何とも言えないところですが、
今年もパリーグの優勝争いに絡んでくる戦力を持っていることは間違いなさそうです。

2012年02月06日

プロ野球がキャンプイン

2月1日のキャンプインから1週間ほどが経とうとしていますが、
前半は寒さの強風が、ここ数日は雨に見舞われるなど、
ここまでは天気に恵まれているとは言い難い状況のようです。
これから実践段階の練習に入っていくと思われますから、
この雨を機に天気が良くなってくれればいいですね。

ここまで一番目立っているのはインフルエンザの猛威でしょうか。
横浜DeNAベイスターズの中畑監督が注目を集めていると思ったら、
インフルエンザの感染が発覚し、キャンプ3日目にダウン。
初日は報道の中心にいただけに、中畑監督のインフルエンザ感染は目立ちましたね。
これ以上、感染が拡大しないことを祈りたいです。

そういう自分も多少頭痛がしたり…
早めに寝ることにしましょうか。


◆ニュースネタ 沖縄防衛局長の講話問題
もう本当に防衛大臣は貧乏くじだよね。
まぁ、大臣に全く問題がないとは言わないけれど、誰がやっても苦しい。

地方の片田舎の一郵便局員が選挙ポスターを貼っただけで辞めさせられ、
裁判でもそれが合法と認められてしまう厳格な公務員の中立性を要求する日本では、
沖縄防衛局長の行動は軽率だったと言わざるを得ず、最終的には辞職するしかないと思われます。
過去にも防衛省内で行われていたという話は事実でしょうが、
それが露呈してしまった以上は責任を取らねばならないでしょう。

一方で、民主党が公務員の団体交渉権の緩和を目指しているように、
公務員の労働三権の見直しが行われつつあることも事実です。
そうやって労働三権と公務員の中立性との兼ね合いという原則に立ち返って考えてみるに、
公務員の中立性が要求されるのは、基本的には最終的な行動で判断されるべきで、
例えば、特定個人・団体に便宜を図っただとか、
公務員という立場を利用して作成した名簿を用い、不正投票を行っただとか、
そういった具体的な行動の着手が行われ、国民の損失になるような場合に限定されるべきで、
一個人である以上、公務員の政治性も基本的には認められるべきとも考えられます。
今回のケースに当てはめてみると、名簿の作成という段階が微妙なラインで、
そこが引っかかる可能性はありますが、
講話自体の問題性は日本の厳格過ぎる公務員の中立性の要求故のことだと思われます。
ぶっちゃけ、現時点では公務員に政治的人権はないに等しいので、
今回の行動はアウトということになります。

しかし、沖縄の基地問題は難しいですよね。
プロ野球のキャンプでも分かるように12球団中9球団が沖縄、
そうやって沖縄に球場が多く、プロ球団を誘致できる理由の一端に基地問題もあったりします。
今年、キャンプ前に東京ヤクルトの雨天練習場か何かが増設されたと報道されましたが、
それも基地受け入れの見返りとしての補助金があるからこそとも言えます。
プロ野球の沖縄キャンプレポートとか見ていると、
米軍基地受け入れの功と罪の両面を感じずにはいられないです。


◆プロ野球ネタ 埼玉西武ライオンズのキャンプ
牧田投手がインフルエンザでダウンして第1クールを休んだこと以外は順調なようで。
牧田投手にしても、昨年実績を残しただけに、
最悪でもオープン戦中盤までに実戦の目処が立てばローテ入りは可能なわけですから、
出遅れたことを焦らずにじっくりと調整していって欲しいですね。

注目はやっぱり投手陣で、ここまで木村投手や大石投手、菊池雄星投手ら、
若手の期待株が順調な調整を見せてくれているのが嬉しいです。
菊池雄星投手のオーバースローへのフォーム変更が吉と出るか凶と出るか分かりませんが、
高校時代は少し楽をして投げていた印象もあるだけに、
スライダーの曲がりは少し小さくなるかもしれませんが、キレは却って増す可能性もあり、
個人的には良い方向に作用するのではないかと見ています。

ルーキーの十亀投手と小石投手は今日の室内でのフリー打撃に登板したようですが、
十亀投手はストライク先行で好投を見せ、
小石投手は傾斜がないマウンドに苦労し、半分がボール球と制球に苦しんだ模様です。
そう考えると、十亀投手は先発でもリリーフでも行けそうで、
小石投手は慣れるまでは先発の方がいいのかなとも思えます。まぁ、今日の結果だけですが。
幸いにも、新外国人左腕のウィリアムス投手が使えそうな雰囲気があり、
リリーフ左腕が全滅になるようなことはないですから、
小石投手は先発として競わせた方がいいように思えます。
これで先発右腕は、涌井・岸・牧田・西口投手に、1軍入りを目指す大石投手、
先発左腕は石井一久・菊池雄星投手に、ルーキーの小石投手、8人の争いになるかと。
もう一人の外国人投手であるゴンザレス投手が先発希望という話ですが、
個人的には先発の数はあるだけに、リリーフに回って欲しい感じです。
十亀投手は7・8回のセットアッパーとして勝利の方程式に入ってくれればという印象です。