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2020年02月24日

厚生労働大臣終了(希望)のお知らせ

どうして、すぐに分かる嘘を吐いたのか…まぁ、それが安倍政権の特徴でもあるのですが…
こちら クルーズ船の下船者からの感染を確認
日を追うごとに感染者が増していたことから、世間的にも大丈夫なの?と心配され、
実際に現場を見た神戸大・岩田教授もYoutubeで批判するもバッシングされ、
陰性と判断された下船者自身も半信半疑、国際的には完全な疑念の目で見つめられながらも、
政府だけは「隔離は完璧だった」と入口だけ違う部屋を隔離の証拠としてアップ…
…もうね、バカだよね(苦笑)

なんで、こんなに穴だらけなのに政府は自信満々だったのか。理解不能です。
多少でも自信なければ、下船者の公共交通機関での帰宅なんてさせないでしょうよ。
桜を見る会とかに使うお金があるなら、彼らの安全な帰宅に金かけた方がいいでしょ?
政党交付金を使ってでも安全性を確保すりゃいいのに。
余計なことばかりに金を使って、大事な所で金を惜しむ意地汚さ…オワットル

はてはて、こんな無能な厚生労働大臣とアホ写真をアップしたバカ副大臣、
岩田教授の批判に反論した政府を全面的に忖度して科学を忘れた専門家共、
そんな奴らが話し合って作った対策法にどうやって信頼を置けというのですかね?
そんなの信頼できるわけないじゃん。甘くて見て杜撰な対策してたんでしょ?
本音を言えば、指揮をした厚生労働省の官僚全員、
対策本部に居た専門家全員が職を辞して責任を取ってもらいたい所ですが、
そうもいかないでしょうから、一番の責任者が責任を取らないと、
国民に対して示しが付かないように思います。
加藤厚生労働大臣と橋下副大臣には即刻辞任していただきたいです。


まぁ、しかし、政府全体の対応も後手後手ですな…
後に記録が改ざんされると困るので、時系列に確認しておきます。
日本で最初の感染者が確認されたのが、1月16日。武漢から帰国した中国人の感染でした。
当時は人から人への感染は公式発表されていませんでしたが、
動物の濃厚接触感染が疑われなかっただけに、人から人への感染を疑わせるものでした
(中国政府から人から人への感染が発表されたのが1月20日)。
この時点で、フィリピンや北朝鮮は中国人観光客お断りの姿勢を打ち出しており、
さすがにそこまではやり過ぎな面もありましたが、結果から言えば成功だったでしょうね…
いや、結果から言えば、この時点でもう手遅れだったんですけど…

それでも国内ムードは『対岸の火事』でしたが、一気に緊迫ムードが増したのが、
1月28日の日本国内初の感染であろう日本人バス運転手の感染でした。
これでインフルエンザ同様の不顕性感染がほぼ確実となり、
パンデミックの可能性が高まったわけですが、
この時点では政府の対策本部さえできてないという危機感の無さ。
対策本部が設置されたのが1月30日ですよ? 笑えますよね…

2月5日には香港で下船した男性が感染していたことから、
ダイヤモンド・プリンセス号の隔離措置を開始。
隔離後も感染者が続出し、船内感染の疑いが生じたものの政府は否定。
2月19日に陰性と判定された乗客の下船を許可したものの、
23日に感染が確認され、船内隔離が失敗した可能性が高まったわけです。

他にも2月16日に政府が国民に不要不急の外出を控えるようにお願いしながら、
その日の対策本部会議を小泉環境大臣らが欠席し、
地元の新年会に出席するという訳の分からない行動を取ったりと、
真剣みが足りていないと言われても弁解のしようのない失態です。
しかも、それを小泉大臣は悪いと思っていない。
自分は特別ということですかね? 上級国民サマ。


本気でやっていれば、ダイヤモンド・プリンセス号の感染拡大は防げたでしょうし、
1月中に国民に対する感染拡大防止の呼びかけや対策基本法の制定、
中国人観光客の来日禁止や武漢関連ツアーの徹底検査等はできたはず。
1月28日の時点で水際対策の失敗が確実視されていたのに、それを怠り、
2月19日の時点で船内隔離の失敗が予見されていたのに、それを怠り…
専門家って何なんでしょうね? 一般国民以下の危機意識しか持ってないんですかね?
それとも、政府に対してそれを口にできない存在なんですかね?
そうでしょうね、ノーベル賞の山中教授の研究でさえ、
和泉補佐官の采配一つで予算削られちゃうんですもん、
政府の対策が甘いなんて口にできるわけがありませんわな。
安倍政権の身から出たさびによって、国民の生命が危機に晒されています。


◆ニュースネタ 黒川東京高検検事長の定年延長問題
こちらも負けず劣らず酷いの一言。
法律を司る法務省が法解釈の変更を口頭で行うという杜撰さ…ありえない。
今の日本は法治国家ではなく、人治国家(好き嫌いで決定)の証拠。
法務省なら法律に則った判断をすべきでしょうに、
解釈変更をするなら、それなりの手続きをするべき。
それがこんな簡単に変えてしまったら、法律の意味が無いわけで、
法務省なんて不要になっちゃうんですよ。

どうして政治家のバカな辻褄合わせのために、自分達の存在意義がなくなることをするのか。
財務省も文部科学省も厚生労働省も法務省も。
全部解体しちゃえばいいじゃん。あっても大臣に何も言えんのだから。

定年延長問題で詳しい記事が出てきたので、こちらもリンク。
こちら
法解釈の話も入るので、少し難しいかもしれませんが、内容的には満点。
一律で定年延長するならまだしも、その人だけ定年延長ですからね。
組織より個人を優遇してると言わざるを得ない。
その人も、上も下も誰も得しない組織を破壊するだけの人事ってことです。

2020年02月19日

東京マラソン(一部)終了のお知らせ

まぁ、完全な中止なわけじゃないから、仕方ない面もありますけど、
来年の出場権を与えるものの、別途料金を支払う必要があるというのは…
それって二重払いですよね。
たぶん運営側からすれば大会協賛費感覚、
つまり寄付なので返す必要がないということなんでしょうけど…なんだかなぁ、と。

今回の判断は、他のスポーツ大会の開催判断にも影響を与えかねず、
今後、東京で感染が広がっていけば東京五輪の中止も現実味を帯びるでしょうね。
少なくとも、今の中国と同じような状況なら、開催は不可能でしょう。
全部無観客試合でやるしかなくなるじゃんよ。


◆ニュースネタ クルーズ船内の新型肺炎対策を神戸大教授が批判
早速、政府側は強硬に反論していますが…
実際に現場を見た人と、ろくに見ていない人と、どちらの声を信じますかね?
加藤厚生労働大臣や副大臣の方は、そのクルーズ船内に足を踏み入れたの?
入ってないんでしょ、どうせ。
実際に内部の状況を見ていない人に言い訳をされても誰も信じませんわ。
百聞は一見にしかず。どちらの声を信じるかは明らかです。
批判返しをするなら、内部の状況を確認してからにしなさいよ…

仮に医師の意見をその都度に取り入れていたとしても、
指揮する奴がアホなら後手後手に回るだけで、対策なんて取れるわけがない。
感染した厚生労働省の職員がマスクを使いまわしていたりと不適切な使用も指摘されており、
慎重な対策を取っているとは思えないのですが。
そもそも船内からの情報では、下船に半日以上かかったりと、
ろくに人が船に近づかない状況では対策も糞もないだろうと思うのですが…
万全に対策を取って素早く行うことが大事なのに、
杜撰な対策でノロノロ後手後手の対策をやってれば、一向に問題が解決するわけがありません。
そりゃ指揮してるトップ、副大臣と大臣の政治責任ですよ。当たり前じゃん。

それでいて政府の見解は、船内での感染は起きてない、だからビックリ。
こちら
今、感染している人は、一番最初に感染した香港で下船した人からの感染だそうです。
だから、その5日から14日後の今日、感染期が終わったという見解みたい…

……
………そんなわけないだろ!?
どう考えても、船内での二次感染・三次感染があったと考えられ、
常に感染期は更新し続けている状態、常に14日間が後ろ倒しになってる状況です。
だから、船への停泊は不可能だったんですよ。全員感染するまで終わりがないから。
2週間前にこの第一報を聞いた時に、
船内の人を見捨てて感染拡大を取ったと思いましたよ。
なんなんですかね、武漢の帰国組と今回の対応の違いは。
前者には安倍総理の『お友達』でもいたんですかね?
逆に今回は『お友達』はいなかったということなのか。
それぐらい手厚い保護とドライな対応の違いを感じました。

受け入れ先の問題があったのは理解できますが、
船なのだから各港に分散して降ろすこともできたはず。
結局、感染拡大を恐れて、ウイルスを船内に封じたと言われても仕方ありません。
やはり見捨てたとしか思えません。

(2月20日追記)
こちら 厚生労働省職員らも感染
2月5日以降は検疫が万全で船内感染は認められていないのならば、
彼らはどこで感染したというのですか?
2月5日以前にタイムスリップでもしたの?(w
一応、防護体制はできていたはずの職員でも感染したのに、
乗客の間で感染がなかったと、どうして言えるのか、言えるわけがありません。
自分達の判断ミスを隠すために嘘ばかり吐きやがる…
2週間以内に下船者から感染者が出た時点で嘘は明らかになるんですよ?


安倍内閣の支持率が下がっているようですが、
やはり今回の新型肺炎対策による影響が大きいと思います。
観光を重視するあまりに、中国人観光客を断れなかったこと、
旧民主党議員を中心に指定感染症への繰り上げを打診するも認めなかったこと、
そもそもの政府の対策本部の設置が遅すぎた上に、
大臣が会議を欠席して地元返りするなど、本気の姿勢が伺えないこと、
武漢からの帰国組の検査・隔離が場当たり的でスムーズに行かなかったこと、
ダイヤモンドプリンセス号内の感染拡大を防げなかったこと、
これら全てが内閣支持率に直結しているように思えます。

政府よりも国民の方が新型肺炎に対する脅威感は大きかったわけですよ。
Youtubeとかで武漢の生の声を聴いている国民と、
官僚から数字しか見せられていない政治家とでは、
意識の差が雲泥に違ったということでしょう。
ネットは選挙の時だけの道具じゃないんですよ…


◆ニュースネタ 国会は相変わらずの『ごはん論法』
『ごはん論法』に関する説明は上の記事を見てください。
簡単に言えば、聞かれていない事には答えない、
聞かれたくないことには言葉を言い換えて誤魔化す、という話。
安倍政権がよくやってる奴です。

安倍政権の特徴は、『ミスをミスとして認めない』ことです。
上のダイヤモンドプリンセス号の船内感染を認めないのは、政府のミスだからです。
全ての問題を『その批判は当たらない』として一蹴してきたので、
一つの間違いを認めると、それが全て嘘だったとなりかねず、
それを政府は最も恐れているからミスを絶対に認めようとしないわけです。
そんなことをするよりも、文書を破棄し、改ざんし、データをでっち上げる。
全てを見解の相違として、ミスを上から塗りたくるように消すんですよ。
それが議論に望む姿勢に最も表れていて、それが『ごはん論法』なんです。

森友問題にしても、加計学園問題にしても、桜を見る会にしても、
どうして、そこまで頑なに判断ミスを認めようとしないのか。
それぞれは大した問題じゃないですよ。総辞職する程の事でもない。
しっかりと調査した上で、問題を改め、今後に生かせばそれで良い話。
だけど、それをやってこなかったツケがここで爆発しちゃった、
それが『新型肺炎対策』、もはや政府が後手後手に回っていることは明らか、
政府が誤魔化しても、国民の目を誤魔化せない所まで来たということでしょうね…

……
………命に関わる問題なだけで、最悪としか言いようがありませんけど…

『不要不急の外出を避けて』とかお願いしている段階ですか。
政府よりも企業の方がテレワークの推進とか積極姿勢じゃないですか。
もう日本は中国に次ぐホットスポットと化そうとしているだけに、
『不要不急の外出を避けられる』状況を作って欲しいです。
取りようのない自己責任にさせられても困るというものです。
ふざけんなと思いますわ。


話を戻しまして、『ごはん論法』を乱用する余りに、
裏を返せば、『ごはん論法』を使う時は隠したい何かがある証拠でもあるわけで、
その疑惑はほぼ確定と見ることもできます。
慣れてしまえば、逆に嘘を吐いていることが丸わかりだったりするんですよねぇ…

2020年02月14日

バレンタイン終了のお知らせ

国内の死者も出始めるなど、新型肺炎の感染が拡大中にバレンタインもないだろう、と。
手作りチョコって、ウイルス入りチョコですか?
今年に関して言えば、マジ怖い…
そう、バレンタインはバーチャルで済ませましょう、うん(正統化)
ゲームキャラにチョコを貰うことこそが至高。


◆ニュースネタ 日本国内でも感染が拡大する新型肺炎
80代の神奈川県の女性が肺炎で病死(後日、検査で新型肺炎陽性と発覚)、
50代の都内のタクシー運転手も感染、千葉の20代、
和歌山では外科医が感染し、同僚や患者にも肺炎の症状が見られるとの報道…
いずれも具体的に中国人と接触した情報はなく、感染経路は分からないだけに、
既に日本国内で感染が広がっている可能性があります。

80代の女性の病死に関して言えば、新型肺炎によるものなのか不透明です。
50代の男性の義母とのことですが、彼らの具体的な関係が分かっていません。
同居していたのか、入院してお見舞いに行ったのか、
その時に接触・飛沫感染が起こった可能性があるのか否か、等々。
どちらが先に感染したのかも分かりませんが、仮に男性が先だった場合、
80代女性が入院した後に感染した可能性があるので、
新型肺炎だけが死因であるとも言えませんし、
また、両者に具体的接点がなかった場合は、
奥さんを介しての三次・四次感染が起こった可能性も考えられます。
いずれにせよ、感染の拡大を示唆する事案で、
特に病院や介護施設など高齢者が多い場所で感染が広がってしまうと、
命に関わる事態になるだけに、より一層の防護意識が必要になったと言えます。

そういう意味で、より深刻なのは和歌山の外科医の感染ケースでしょう。
こちら
同僚医師や患者3人も体調を崩しており、感染の広がりが懸念されます。
外科医とはいえ、医療知識が豊富なはずの医師が感染したということで、
感染拡大を防ぐことがいかに難しいかを示しています。
…とはいえ、マスクは無意味みたいな一部報道はいかがなものか、と。
勿論、マスクをしてさえいれば、感染しない、というわけではなく、
マスクしてもピッタリ貼り付いてなければ隙間から入る可能性がありますし、
船の検疫官のように繰り返し使いまわすなど不適切な使用をしたり、
マスクが完璧でもゴーグルがなければ目を手で擦って感染することもあるので、
マスクで完璧に感染が防げるというわけでもありません。
ただ、くしゃみや咳といった飛沫感染の可能性が高い以上、
それを防ぐという意味では最低限の対策であり、エチケットだと思います。
『マスクをしなくてもいい』というのは極論すぎる所か、
感染を拡大させるだけのデマでしょう。
逮捕しちゃえよ、そんなこと言う医師(w


武漢からの帰国組に関して言えば、無事に第一便の帰国者が帰途につき、
第二便の帰国者も陽性反応が出なかったなど、朗報が続いていますが、
正確に言えば第二便に関する報道は正確ではなかったようで…
こちら 第二便で帰国の埼玉県在住の男性が感染
こちら 埼玉県は保健所に連絡を受けるまで事実を把握せず
つまり、第二便の帰国者のうち、簡易検査で陰性だった家族の一部は、
自宅待機が認められていたようなのですが、
体調が悪化し、検査した結果、陽性となって感染が確認されたとのこと。
しかし、自宅待機だった事実は国から地方公共団体に伝わっておらず、
事実を把握したのが感染後だったというのは… お粗末すぎるかと。
まぁ、あの状況で自宅待機が認められていたことも驚きですけど、
自宅待機の状況確認ができていなかったことに唖然とします…
個人的には帰国者の隔離も既に必要なくなっているとは思うものの、
自宅待機の状況は確実に把握しておかないとダメでしょうに。
国、というか厚生労働省は何をやってんでしょうか?
『漏れ』がないとは思えません。
いや、もう水際対策が崩壊しているので、既に手遅れではあるのですが…

フェリーに関する対応に関して言えば、大失敗だったと思います。
当初から「2週間は船内に滞在」という方針を聞いて、
ダメだろうと思いましたが、予想通り感染拡大…
政府は国内への感染拡大を懸念する余りに、
船の乗員を見捨ててしまったとしか思えません。
武漢からの帰国者と同様の扱いをして、どこかの宿泊施設に移していれば、
今のような感染拡大は起こっていなかったでしょう。
そもそも、全員の検査を渋った辺りも、
技術的に問題があるのか、時間的に問題があるのか、
人員的に問題があるのか、予算的に問題があるのかを明示しておらず、
政府の消極的な対応が目に付きます。
他の船の寄港も断るなど、理解に苦しむ所があります。
臭いものに蓋をした、厄介事は御免だという姿勢にしか見えませんでした…
はっきり言って、ひどい。


いずれにせよ、日本国内での感染は広がっているという認識に立つべきで、
武漢からの帰国者やフェリーの乗員を区別する意味はもうありません。
既に水際対策は失敗してるんです。
そういう前提で、ウイルスを侵入させないことよりも、
重症化しないよう、感染しないような対策を施していくべきです。
私達一人一人も感染しないよう、感染を拡大させないよう配慮すべきでしょう。


◆ニュースネタ マスクが品薄になる真の理由
パニック起こして買い込んだとか、転売ヤーがいるだとか、
在日中国人が本国の家族に大量にマスクを贈っているとか、
原因は色々と言われていましたが、
真の理由はマスクの供給が間に合っていないことにあったようです。

国内に流通するマスクの80%が中国製とのこと、
そりゃ感染が広がっている中国で品不足のマスクを、
日本に輸出する余裕なんてありませんわな…

国内の工場をフル回転させて品薄を解消させるようですが…
同時に転売ヤーの規制の方もして欲しいですねぇ…モラルの問題。


◆ニュースネタ 楽天市場の送料無料化問題
楽天側の言いたいことも分かるんですが、それは楽天側が負担すべき費用でしょ。
何で、それを店側に負担させるのか… そりゃ出店者イジメと言われますよ…

アマゾンと楽天市場の違いは、レジで一括清算するか否か。
アマゾンは巨大なショッピングモールで、共通のレジで精算する感じ、
楽天市場はデパートのテナントの集まりで、独立のレジで精算してる感じ。
それがアマゾンを真似て共通のレジで精算するのであれば、
賞品を供給している店側が費用を負担するのではなく、
精算する側の楽天が費用負担するべき話です。
それを店側が負担して制度を変えないと、未来がないと言われても、
それは楽天の経営に未来がないと言ってるのと同じで、
それを負担する収益力もないと言ってるのと同じことです。

そんなことでは自社にECサイトを持つ企業は楽天市場から撤退するでしょうし、
そうなれば、ユーザーは商品を検索しようとしても、
品揃えの悪さからヒットしなくなり、客がアマゾンに流れるのは当然のこと。

アマゾンに怖さがあるとすれば、変な中国企業に引っかかって、
粗悪な商品が送られてこないかの心配なわけで、
逆に楽天側は出店者の質で勝負すればいいのに、
その大事な出店者が逃げるようなことをして何になるのか。
ちょっと理解に苦しみます。


◆政治ネタ 誠実さを欠く安倍政権
長期政権が続くと閣僚に不祥事が続くことはよくありますが…
自民党・棚橋衆議院予算委員長が「ポチ」と呼ばれて批判されたり、
こちら
勝手に東京高検検事長の定年を延長したり(違法です)、
こちら
懐刀の和泉補佐官と大坪厚労省大臣官房審議官の出張が不適切な上に、
こちら
京大・山中名誉教授を恫喝して予算を減らした疑いが出てきたりと、
政治家や官僚に至るまで不祥事の疑いのオンパレード…
…完全にタカが外れてるとしか思えんのですがねぇ…

安倍総理自身も誠実さを欠いているのは明らかなわけで…
こちら 「ウソつき」発言
確か高級寿司店で有名な銀座・久兵衛の寿司が提供されたのではないかという話だっけ。
結果的には久兵衛側が否定し、誤った見解だったとされていますが、
この話で謝罪するとしたら寿司店にであって、総理に対してではないような…
桜を見る会で出された料理が高級寿司であろうがなかろうが、
予算を超過して行われたことは事実なわけで、
どうしてそのことに対して総理に謝罪しなければならないのか?
大赤字出した社長が批判された中に一つ嘘が混じっていただけで、
全てが免罪されるっておかしいでしょ?
意味がわかんねぇ…

さらには「意味のない質問」と野次を飛ばす始末…
こちら 「意味のない質問」と野次
こちらはさすがに野党国対に謝罪したようですが…
批判ではあるものの、罵詈雑言とまでは言えないでしょ。
これで罵詈雑言なら、私は名誉棄損で逮捕されるレベルですよ(苦笑)
それが議場内で免責される国会議員なら尚更でしょうに。

そもそも、安倍政権は国会の質問が国民の質問であることを理解していない…
与党に対しては丁寧に返答、というか、
大臣の喋りたいことを質問してるから『ヤラセ風味』にしか見えない。
野党に対しては、質問に真正面から答えずに、
噛み合わない議論、否、議論とも討論とも言えない煽り合戦では…
そういう姿勢が閣僚だけではなく、
自民党の政治家や官僚全体を蝕んでいるのは事実でしょう。
あまりにもユルユルすぎる。
そんなことで新型肺炎対策や五輪に向けたサイバーテロ対策ができるんでしょうか…

2020年02月02日

豆まき終了のお知らせ

新型肺炎が世間を賑わせている時分に、豆まきで無闇に人を集めるってのは…
家庭での豆まきでも、最近は蒔いても食べられる落花生を蒔くケースが増えてますが、
食べる時にウイルスが付いている可能性のある外殻を手で触るわけですから、
あまり褒められたものではありません。
豆を蒔くならば、食べることは考えずに煎り豆を蒔くだけにしましょう。

恵方巻もなぁ… 機械か手作りか分からない以上、何とも言えませんわな。
部屋を清潔に保った上で、手洗いをマメにして、手作りするのが一番ですな…


◆ニュースネタ 新型肺炎の脅威
一部メディアで「それほど脅威ではない」とか、「デマに踊らされるな」と綺麗事を言ってますが…
世界中の誰一人として、新型肺炎の感染源・感染経路・感染方法・感染力を知らないのに、
何をもって「安全」と言い、何をもって「デマ」と判断しているのでしょうか?
その無知すぎる全知全能っぷりが最大の脅威ですよ…

そういう楽観論で動いてしまった中国・武漢の人達が中国全体に、
日本を始めとする世界中にウイルスをばら撒いてしまったんじゃないですか。
それと同じことを日本人にしろと言うのですか?
政府からウイルスに対する何の有力情報もない以上、
楽観論を取ることは不可能でしょう。

現時点で日本国内の感染状況から分かっていることを整理しますと、、
①現時点で1ヶ月以内に中国・武漢に関わった人達からの二次感染が主体
②2件目のバスガイドの感染において、バス運転手からの三次感染が疑われ始めている
③潜伏期間が長いのが特徴で、最大2週間以上になる可能性もある
④潜伏期間中に発症・自覚症状がなくても、他社に感染する可能性が指摘されている
⑤潜伏期間が長い関係上、一度ウイルス検査して陰性であっても陽性に転じる可能性がある
⑥一度、軽度の風邪症状を発して回復しても、再度、重度感染する可能性がある(不明)
これ以外のことは、現状、分かっていません。

感染力と症状の程度に関しても、何とも言えないところ。
現状では感染したバス運転手にしても、空気感染ではなく、飛沫感染の可能性が有力。
現状、日本国内の発症においては重度の症状は出ていないようですが、
武漢滞在の日本人が一時重篤との報道(その後の報道はない)があり、
武漢からの帰国希望者の中で新型肺炎を発症したために帰国できなかった方々もいるので、
中国・武漢の人達の生活習慣に問題があったとは言えず、
日本では感染が広がらないとする保証を与えられる状況ではありません。

中国で旧正月を迎え、武漢出身者が日本国内に滞在して2週間程経ちましたので、
その期間に接触感染・飛沫感染した可能性のある人の発症の危険性が、
今から2週間程度、2月中旬ぐらいまで、
そこからの三次感染の可能性が2週間程度、2月下旬までかかることになり、
感染力や症状の程度は2月いっぱい様子を見ないと分からないと言えます。


水際対策は既に失敗しており、中国・武漢からの観光客を断れなかった時点で崩壊してます。
結局、政府も地方公共団体も観光会社も、中国からの観光客激減を恐れて、
対応が後手に回ったと言わざるを得ません。
そんな奴らに楽観論を言われても説得力がないし、
インフルエンザ同様の不顕性感染も当然考慮すべきだったのに、
それが頭になかったと言う輩は単なる責任逃れに過ぎないと断じます。

水際対策が失敗している以上、各人が意識を高く自己防衛するしかありません。
接触感染・飛沫感染が有力視されているので、
適切なマスクの着用と手洗い・歯磨き、適切に水分を取ることによる喉の乾燥防止等、
インフルエンザ予防として行われている行為を確実に行うことが最低限必要です。
症状が出たら、無理な出社をせず、休養並びに医療機関の受診が必要で、
企業側も無理な出社を強要しないことが大事です。
抵抗力を高く持つことこそが、感染症予防対策の最大の対策です。


逆に悲観的過ぎて、中国人観光客をお断りとしたり、
武漢からの帰国者を感染者として警戒する人達もいますが、
そういった水際対策は既に崩壊しているので、全く意味がありません。
既に日本人の不顕性発症者が生じている可能性が高いので、
どこにいるか分からない彼らから感染する可能性よりも、
あなたの隣にいる人から感染する可能性の方が高いと言えます。
誰とも触れ合わない引きこもり以外、誰でも感染するリスクはあります。

発症者はこの病気を知る上で、言い方は悪いですが、重要なサンプルだと言えます。
武漢の帰国者がいたからこそ、具体的な症状が国民に伝わって来たわけですし、
今後の病気の研究・薬の開発に重要な役割を果たすことでしょう。
一部で検査拒否(その後、受診の意向)やチャーター機代を請求する話もありましたが、
今回の措置が単なる人命救助とは言えない側面がある以上、
多少の不自由や国費による保障は必要であると考えます。

今後、感染がさらに広まった場合に問題になるのが武漢以外の中国在留の日本人です。
現状、中国国内の感染状況が伝わらなくなってきたので、
武漢以外の深刻度が分かりません。
もし、既に武漢以外にも感染が広がっているようなら、同様の帰国事業が必要でしょうが、
その人数規模からして、とても今回の武漢の人達と同様に扱うことはできません
その点はサンプルの必要性の有無でドライに判断せざるを得ない気がします。
あとは武漢での発症者に関してですが…
国内研究のためにも何とか帰国して貰うのが良いと思うのですが、
こればかりは二次感染の恐れや中国の国内状況に関わるので無理でしょうね…
現状、できることはなさそうなので、重症化していないことを祈るばかりです…


◆ニュースネタ 引き続き国会を賑わす『桜を見る会』
自民党の世耕参議院幹事長が蓮舫議員が新型肺炎より先に、
桜を見る会について国会で取り上げたことに対して批判ツィートをしたとか何とか。
この人は確か、TV局に対して悪意のある切り取りだと言って、
印象操作を批判してませんでしたっけ?
あなたのやったことも全く同じじゃありませんか?
一部だけを切り取って印象操作しただけ、他人の事を言えんよね。

自分も新型肺炎の国内二次感染発生をきっかけに国会中継を聞いてますが、
実際に蓮舫氏の後に野党も新型肺炎について質問していますし、
とはいえ、まだ詳細が分からない段階だったこともあり、
事実確認程度になったのは、野党としても変に騒ぎたくなく、
変に国民生活に不安をもたらさないよう藪蛇になるのを恐れてる感じがあった気がします。
まぁ、少しずつ不安報道が増えてきているので、
個人的にはもう少し与野党に突っ込んでもらいたい気もしますけどね。

野党が取り上げる『桜を見る会』に関してですが、
はっきり言って、既に野党の勝利で決着が付いている感があります。
ただ、政府が一向に非を認めようとしないために、
ジャパンライフ元会長という刑法犯者に対しても、
「個人のプライバシーを理由にして答弁拒否」、
「募っているが募集はしてない」の珍回答に表すような、
言葉の言い換えや、
出来の悪いグーグル翻訳のように質問を意訳して、
同じ回答を繰り返す時代遅れのAIのような総理大臣と、
ひたすら時間を引き延ばす牛歩戦術に出てる酷い惨状です。
誰が見ても決着付いてるのに、この足掻きようは、
みっともないと言わざるを得ません。
潔さがない。

そもそも、誰を招待したのか分からない、
実際に誰が来たのかも分からない公式行事、ってありますかね?
警備体制とかどうなってたのよ。怖くないんかね。
テロの標的になりかねない杜撰なユルユル行事をよくも続けられたもんです。
おそらく身内の後援会パーティぐらいの感覚しかなかったんでしょう。
ただ、そこに国費が投入されていたのだから、目も当てられない。
経費はかかっただけの使いたい放題、参加者も2倍近くに膨れ上がり、
予算も6倍以上に超過するなど、やりたい放題。
節税意識0、政権中枢の自分達は接待されて当然という
醜い『上級国民』意識の表れだったと言わざるを得ません。
安倍政権の気の緩みの象徴のような公式行事だったように思います。


最初のリンクにも挙げているように、
森友学園・加計学園・桜を見る会とそれぞれの問題は、
国を揺るがすような大事件だとは言えないんですよね。
以前から言っているように、総理大臣が公私混同を認めて、
自分に非があったと謝罪すれば、責任問題になるような話でもありません。
警察沙汰にもならないような口頭の謝罪だけで済む話です。

だけど、安倍政権はそれができません。
なぜなら、少しでも弱みを見せないように、
問題のある事柄を「全く問題ない」として全て一蹴してきたからです。
問題のある事柄を問題ないとスルーしてきたために、
一つ問題を認めてしまうとオセロのように裏表がひっくり返り、
全てが問題のある事柄になってしまうからです。
森友・加計学園問題と桜を見る会も同様に処理したのですが、
さすがにメディアや野党のツッコミの前にスルー出来なくなった、
それがみっともない引き延ばし戦術に繋がっていると言えます。
もうこの戦術は完全に賞味期限切れなんですよ。
スルーしようとしてもスルーできないぐらいに不信感の方が強まってるということ。

昔の昭和自民党なら、派閥による自民党内部の政権交代が起こってますし、
平成の自民党なら党分裂によって政治改革が促される程度に腐ってる状態ですが、
今の自民党はそういう気配も微塵もありません。
せいぜい安倍総理の禅譲を狙って、後継者候補がけん制し合う程度、
はっきり言って志が低いんですよね… 
党を割る勇気も、党を出る勇気もない。
党を出てった二階氏が戻って復権できるのも、
それだけ他の志が低い表れなんでしょうね…

まぁ、以前として自民党の対抗馬になれない野党も情けなくはありますが。
年末年始には立憲民主党と国民民主党の合流話が出たものの、結局はまとまらず。
ただ、これに関しては個人的に賛成しておりません。
それは元の「連合党」に成り下がるだけですから。
旧・民主党がバラバラだったのは、バラバラの組織である連合しか見てなかったから。
連合の支持からの脱却を目指せなければ、意味がありません。
そういう意味では連合が毛嫌いしている共産党の野党連合への参加は、
個人的には連合をけん制するためにも必要かなと思っていますけど、
今年中になんとかなりませんかねぇ、本当に。