ONE
〜輝く季節へ〜
<どんなゲーム?> |
オーソドックスな選択肢分岐形式の学園物恋愛アドベンチャーゲームです。 ただ学園物恋愛部分は前半だけで、後半はずいぶんと哲学的な内容になります。 「永遠」とは何なのか、生きるとはどういうことなのか… …そんな大切なことを自然と描いた作品だと思います。 このゲームはなんといってもシナリオの斬新さにつきます。 初めはシナリオの意図が掴めないほどです。 ただ繰り返しプレイすれば、シナリオの理解が深まって感情移入しやすくなります。 そしてそのシナリオの意味が分かった時、新たな感動を得られる…といった作りになっています。 文章の一字一句にも主人公やヒロインの思いがつめこめられており、見逃すことはできません。 終盤では口で説明できないほどのストーリー展開です。 こればかりは実際にプレイした方がいいかもしれませんね。 シナリオは記憶に残る素晴らしい出来だったように思います。 シナリオ以外には音楽が優れていて、場面ごと効果的に使われていました。 音楽単体で聴いてもすばらしく、シナリオが思い出され感慨深くなります。 CGはイマイチかもしれません。敬遠されそうな絵です。現に私もそうでした(苦笑) ある程度はガマンです、ガマン(^^; システム面はなかなかでしょうか。 セーブ数が30もあるのが嬉しいところです。 ただ一昔前のゲームなので、やや難があるのは否めない感じがあります。 このゲームはぜひともプレイしてもらいたい作品です。 一見分かりにくく、理解しづらいかもしれませんが、プレイすればするほど内容が分かって行きます。 ぜひ一度クリアした人も、もう一度内容を吟味しながら、色々なことを考えてプレイしてほしいですね。 私のオススメの一作であります。 |
<ゲーム評価> |
CG | 5点 | CGは…好き好きで賞 |
シナリオ | 10点 | シナリオが神の領域で賞 |
音楽 | 10点 | 音楽がすばらしいで賞 |
システム | 6点 | 運動場黄色で賞 |
総合 | 10点 | 雨が効果的に使われてるで賞 |
合計 | 41点 | 涙腺がゆるむで賞 |
<プレイした感想> |
<キャラクター紹介の部屋> |
<ONE攻略館> |